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スペース・イシュタル

1. 概要

原始宇宙の女神。

「サーヴァント・ユニヴァース」——スペースシリーズの舞台となる並行宇宙に属する神霊サーヴァント。汎人類史のイシュタル(アーチャー/ライダー)とは同一存在ではなく、公式プロフィールによれば、原始宇宙で信仰された女神アシュタレト——のちにイシュタル、アスタルテ、アナトなど数多くの女神へ派生していく「古き豊穣と戦の女神」の原型——が、新しい経験を得るために自ら切り分けた頭脳体が、サーヴァントとして転生したものである。

ここでいう原始宇宙とは、現行の蒼輝銀河(エーテル宇宙)よりさらに古い「人間が、人間としていた宇宙」を指す。地球に哺乳類が生まれるより前、宇宙の先史古代文明において信仰されたのがアシュタレトであり、当時「女神」とは信仰対象ではなく端的に「生命が生きていける宙域」を意味する言葉だった。その概念が形を得た結果、原始宇宙のイシュタル・アシュタレトは「ヒトのカタチをした銀河」となったとされる。地球人から見れば女神というよりエイリアンそのもの、というのが本人の立ち位置である。

彼女がアヴェンジャーのクラスで現界するのは、この出自に由来する。旧約聖書において「アシュタレト」は豊穣の女神・異邦の女神たちの総称とされたが、その名は後の西欧で悪魔アスタロトへと貶められた。大女神が悪魔にまで堕とされた怒りと苦しみ、そして「振り返ってみれば言い訳のしようもないわね私……」という哀しみが混ざったものが、スキル『復讐者:EX』の正体である。もっとも本人はアーチャークラスを気取っており、正義の側に立ちながら自らを悪と認めるため、復讐者としてはやや失格気味だと公式に評されている。属性の「悪」も悪党という意味ではなく、『人類の脅威』であることの自覚を示すものにすぎない。

性格は汎人類史のイシュタルとほぼ同じ自由奔放さを持つが、遊び半分で他人を弄ぶことはしない。善行を誇らしげに認め、悪行には堂々と罵声を浴びせ、悪党相手なら資産も生命も運命も容赦なく搾り取る——アウトローでありながら結果的に人々のためになる、正義のヒロインめいた不思議な立場にある。この方向性は育ちに由来する。彼女の霊核を偶然発見したトキオミ教授が、彼女を「善の半身」として育て、自分の死後は信頼できる助手に娘の行く末を委ねたのである。教科書通りの善を教えれば賢いこの子はすぐ偽善を見抜いて悪に転じるだろうが、根っからの善人で裏表のないジェーンを見て「善悪は必ずしも表裏一体とは限らない」と悟れば単純な悪には堕ちまい——という読みは的中し、Sイシュタルは優秀なツッコミ役として鍛え抜かれ、弱きを助け強きに噛みつく(そろばん勘定にはうるさい)バウンティ・ハンターへと育った。なおジェーンの方はびっくりするほど全く変わらなかったという。

FGOにおける彼女の主戦場はセイバーウォーズ系列のイベントである。ローカルのシナリオコンコーダンスで確認できる最大の出演は『蒼輝銀河番組 セイバーウォーズ4.8』で、同イベント中の発言だけで3,700行を超え、ジェーンとコンビを組む賞金稼ぎとして物語を牽引する。「テキサス・ビヨンド」「ビッグ・ブルー・タンク」「アビス・サルガッソー」「クイーンズ・ハイスクール」「ダーク・マアンナ」「プリミティヴ・レッドローズ」といった各節を横断し、終盤では別霊基たる「イシュタル・アシュタレト」と直接対峙する。「だいたい悪事がセコすぎるのよ、悪事が!」「『女神の復活』なんて時代遅れもいいところ!」といった台詞は、汎人類史のイシュタルがイシュタルカップで行った所業への痛烈な自己批判にもなっている。ほかに『バトル・イン・ニューヨーク 2019』『クリスマス2017』『秋葉原塔イベント』『古代埴輪時空 邪馬台国』および終章に登場が確認できる。なお、初出イベントは2019年の『セイバーウォーズⅡ ~始まりの宇宙へ~』とされるが【要検証】、本Wikiのシナリオコンコーダンスには当該イベントのスクリプトが収録されておらず、ローカル一次ソースでは裏付けが取れていない。

宝具『原始宇宙に輝く王冠(エディン・シュグラ・クエーサー)』は種別「対星宝具」。原始宇宙で女神の証とされた古代神殿ベル・マアンナ(アナトが建てたとされるバアル神殿)を呼び寄せ、神殿を構成する高次元の魂=霊基銀河を解放して宙域ごと焼き払う対異星侵略宝具である。汎人類史のイシュタルと違って常時舟に乗っているわけではないのが特徴。名の由来は、シュメル・アッカド語で草原・空野を意味し旧約聖書のエデンの語源ともされる「エディン」、そのエディンでイシュタルに与えられた王冠「シュグラ」、そして準恒星状天体を指す現代天文用語「クエーサー」の組み合わせ。

絆礼装『再会の宇宙へ』は、人理を守り抜いたカルデアが閉館し、元マスターが社会人生活を始める前夜——人気のない天文台に隕石とともに「マアンナちゃんと届いた!? ……あーもうお願い、助けにきてマスターーーー!」というメッセージが落ちてくる場面を描く。ユニヴァース暦第6.5シーズン、『宇宙三女神同盟』事件の解決が、とある辺境宇宙の地球人に委ねられた瞬間である。

出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル、tools/data/pure_nice/1100900.json)/シナリオコンコーダンス(tools/data/concordance/lines.jsonl、話者「Sイシュタル」「イシュタル・アシュタレト」)/絆礼装『再会の宇宙へ』(tools/data/ce_lore/ce_lore.jsonl

2. 別クラス/バリエーション

(関連するサーヴァントへのリンク)

3. ステータス

  • クラス: Avenger
  • 真名: スペース・イシュタル
  • 性別: 女性
  • 出典: 古代メソポタミア神話、旧約聖書、ウガリット神話、フェニキア神話など
  • 地域: サーヴァント・ユニヴァース
  • 属性: 秩序・悪
  • 身長/体重: 154cm・??kg
  • 設定作成: (設定作成者)
  • キャラクターデザイン: 森井しづき
  • CV: 植田佳奈
パラメータランク
筋力B
耐久EX
敏捷B
魔力EX
幸運C+
宝具EX

4. 宝具

原始宇宙に輝く王冠 (エディン・シュグラ・クエーサー)

  • ランク: EX
  • 種別: 対星宝具
  • レンジ: -
  • 最大捕捉: -

自身の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> + 敵全体に強力な攻撃 + 自身のExtra Attackカードの威力をアップ(1ターン)

原始宇宙に輝く王冠 (エディン・シュグラ・クエーサー)

  • ランク: EX
  • 種別: 対星宝具
  • レンジ: -
  • 最大捕捉: -

自身の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> + 敵全体に強力な攻撃 + 自身のExtra Attackカードの威力をアップ(1ターン)

原始宇宙に輝く王冠 (エディン・シュグラ・クエーサー)

  • ランク: EX
  • 種別: 対星宝具
  • レンジ: -
  • 最大捕捉: -

自身の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> + 敵全体に強力な攻撃 + 自身のExtra Attackカードの威力をアップ(1ターン)

5. プロフィール

キャラクター詳細

サーヴァント・ユニヴァースからやってきた、 自由奔放、生きる事にパワフルな神霊サーヴァント。 本人はアーチャークラスを気取っているものの、 なぜかクラスはアヴェンジャーである。 何の因果かジェーンとコンビで悪党を追う、 その日暮らしの賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)。

「私はイシュタル。女神イシュタル。  え? 混乱するからスペースを付けろ?  お断りよ、スペースとか可愛くないじゃん!」

プロフィール2

アウトローでありながら正義のヒロイン。 悪役ムーブをしているが、やることなすこと人々の為になっている不思議な立ち位置。 『人類の脅威』を自覚しているので属性も『悪』となっているが、これは悪党・悪者、という意味ではない。 汎人類史のイシュタルとほぼ同じ性格だが、遊び気分で他人を弄ぶような事はしない。

個人が行う善行を『正しいこと』と誇らしげに認め、人知れず喜び、 個人が行う悪行を『醜いこと』と敵意をこめて睨み、堂々と罵る。 (そして相手が悪党であるなら容赦なしで資産も生命も運命も搾り取る)

Sイシュタルはイシュタル同様、自由奔放な性格で、 人間社会の残酷さ・浅はかさを見下しているが、それはそれとして、人々の生活をそれなりに考慮し、 善良な人間はそれなりに気にかけて、最終的には自分への報酬よりみんなの勝利を優先する……という、 イシュタルにあるまじき方向性を持っている。

たとえばサマーレースの時のように、イシュタルの復権の為に周りを犠牲にしてグガランナを復活させようとした場合、Sイシュタルなら最後に反省してグガランナを自分の手で破壊し、そのリソースを参加者たちに分け与えるだろう。 「そりゃあ暴れたくなるほど勿体ないけど、そうするべきだと感じちゃったの! ほら、自分にウソはつけないじゃない?」 このように、基本的にはイシュタルそのものだが、最後の局面では決して人類の敵には回らない…… 要するに、Sイシュタルは『イシュタルとして悪い』女神なのである。

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○動機・マスターへの態度 人間のクセにサーヴァントと契約してこれを使役する、という『マスター』という存在そのものに興味津々。 「え、そっちの世界だとそういう役職があるの!? 人間なのに凄くない!?」 と、人間を『弱き者』と認識した上で、それがサーヴァントと通じ合えている事を素直に感心している。 マスターを敬いはしないが『大切なもの』と捉え、 「私の気の向く範囲でなら言うコトをきいてあげる♡」 と小悪魔的に微笑む。 違う宇宙・違う世界の生命なので、マスターには必要以上に感情移入しないように努めているが、心のガード(恋愛フラグ)が弱いので何かの拍子で道を踏み外すのもお約束。 通常イシュタルは距離感が近い為『隣の家のお姉さん味』があるが、こちらは他人行儀な分、隣の家のお姉さん味は減っている。そのかわり『ちょっと高嶺の花だけど、すぐ近くにいて輝いている』感が強い。

○単独行動:C 女神として生まれ、ヒトとして育てられ、サーヴァントとして覚醒したSイシュタルは、マスターと契約しなくても現界そのものには魔力を消費しない。

○女神の神核:A++ イシュタルと類似した多くの女神……イシュタル、アスタルテ、アナト……の原型である『古き豊穣と戦の女神』の神核を継承した為、ランクはほぼ最高位となっている。

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○復讐者:EX かつて大女神であったものが何の因果か最後には悪魔にまで貶められた怒り、苦しみ、そして「……振り返ってみれば言い訳のしようもないわね私……」という哀しみがまぜこぜになったもの。 正義(秩序)側に立ちながら自らを悪と認めるこの女神は、復讐者としてはやや失格気味である。 ※旧約聖書ではこの女神は「アシュタレト」と呼ばれ、豊穣の女神、異邦の女神たちの総称とされたが、旧約聖書から生まれたこの名前が後の西欧では悪魔(アスタロト)に堕とされてしまった。

○デビルズ・シュガー:A 悪魔堕ちした事を気に病みながらも『魅惑と興奮』の力を十全に使いこなす、まさに真の悪魔。 Sイシュタルの微笑みと投げキッスは味方の士気を向上させ、肉体にかかる負荷を無視して限界以上の力を引き出させる。味方に使うチャーム(呪い)そのもので、既に魅了されている為、敵からの魅了を無効にする。 勝利の女神の側面と、人を破滅させる悪魔としての側面が複合した、悪魔のカリスマと言ってもいい。

○ヴィナス・ドライバー:B 金星を動かすもの。あるいは、美を駆るもの。 金星の加護により宝具の威力を向上し、また、その属性を自在に変化させる。やがて様々な女神に派生する『原始の女神』に相応しいスキル。

○マルチプル・スターリング:EX ただ一つの大王冠。 イシュタルの元になった女神から派生する、様々な『天の女王』たる女神たちの王冠が重なり、完全なる形に戻ったもの。

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『原始宇宙に輝く王冠』 ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:10000~気分 最大捕捉:気分(精神高揚により変化)

エディン・シュグラ・クエーサー。 原始宇宙において『女神の証』とされた古代神殿ベル・マアンナを呼び寄せ、神殿を構成する高次元の魂―――霊基銀河を開放、これをエネルギーに変換して宙域を焼き尽くす対異星侵略宝具。 Sイシュタルはイシュタルのように『常時、舟に乗っている』事はない。 Sイシュタルが呼び起こすものは神殿であり(アナトが建てたとされるバアル神殿)、その姿は禍々しく、攻撃的なフォルムをしている……と言われていたが……。

また、シュメル・アッカド語でエディンは草原、空野。旧約聖書でいうところのエデンの語源とされる。 シュグラはそのエディンにある王冠。イシュタルがエディンに入った時に与えられたもの。 クエーサーは現代の天体用語。準恒星状の意味を持つ。 地球から遙かに離れた宙域にあって、強く光を放っている事から『最も明るい天体』と言われている。

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『原始の女神』が自ら切り分けた頭脳体。 蒼輝銀河で新しい経験をする為、サーヴァントとして転生した神霊サーヴァント。 スペース・イシュタルはサーヴァント・ユニヴァースにおける、『実在する女神』の最新型である。 『地球人が見た(観測した)金星の、金星を司る女神』ではなく、 『金星の古代文明に発生した、金星の女神』なので、 地球人から見るとエイリアンそのものとも言える。

原始宇宙は蒼輝銀河(エーテル宇宙。今のユニヴァース世界)よりもっと前の、『人間が、人間としていた宇宙』を指し、 その旧い宇宙の中でもさらに昔―――地球に哺乳類が誕生する以前、宇宙の先史古代文明で信仰された女神がアシュタレトである。 この頃、ヒトに信仰の概念はなく、女神とはすなわち『生命が生きていける宙域』を指す言葉だった。 その概念がカタチになったのか、そのあり方を概念にしたのかは定かではないが、原始宇宙におけるイシュタル・アシュタレトは『ヒトのカタチをした銀河』となった。本来ならヒトの手に負えるものではなく、またサーヴァントになるものではない。

そんな女神の霊核を偶然発見してしまったトキオミ教授は、彼女を『善の半身』として育てた。自分の死後も信頼できる助手に娘の行く末を委ねた。 「自分には教科書通りの善を教えこむことはできても(Sイシュタルは賢い子なので)すぐにその偽善性を見抜き、自分がそばにいる間はともかく、いずれ善に倦んで本来の悪に転じてしまうかも知れない。 しかし根っからの善人で裏表がなく、直線距離で真相にたどり着くもののその代償として周囲に破壊と混乱をもたらすこともままあるジェーンを見て善悪は必ずしも表裏一体とは限らないことを悟ってくれれば、少なくとも単純な悪に堕ちることはなくなるだろう」 そんな教授の読み通り、Sイシュタルは悪に堕すことなく優秀なツッコミとして鍛え抜かれ、多少キレやすくそろばん勘定にはうるさいが弱きを助け強きにかみつく猛犬バウンティハンターへと健全に(?)成長したのだった。 なお、ジェーンの方はびっくりするほど全く変わらなかった。

6. 登場作品と役柄

6.1 Fate/Grand Order

(ゲーム内での役割)

7. 人間関係

(他サーヴァントや人物との関わり)

13. リンク

関連ページ