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絆礼装ロア:アヴェンジャー

FGOの絆礼装(内部フラグ svtEquipFriendShip)のうち、アヴェンジャーのサーヴァントが所有するものを収録する。いずれもサーヴァントとの絆レベルが最大付近に達したときに授与される専用礼装で、そのサーヴァントの内面・出典伝承・作中での立ち位置を語る一次テキストとして扱える。

  • 収録: 21件(本文掲載 20件 / 巻末の簡易一覧 1件)
  • プロフィールは引用ブロック内にゲーム内テキストを改行込みで全文掲載している。\[#漢字:よみ\] のような角括弧はゲーム内のルビ・色指定タグをそのまま残したもの。
  • 「読み取れる設定」は編者による整理。本文から確実に読み取れない解釈には 【推測】 を付す。
  • 一覧・他クラス: 絆礼装ロア 総目次

巌窟王

所有サーヴァント: 巌窟王

シャトー・ディフ(No.317 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

生きて出た者は一人もいない、監獄塔。 其の名はシャトー・ディフ。 この世に在りながら「地獄」とさえ称されしイフの塔。許されざる大罪を犯した者どもを収監する、死の牢獄。 人は言う。地上の苦しみのすべてが其処に集う、と。 人は言う。怒り、嘆き、哀しむ声が絶えず響く、と。 人は言う。囚われたが最後、脱出など不可能だ、と。

故に、此処を生きて出た者がもしもあれば─── その者は、無限の怨嗟を背負う事になろう。 ヒトでありながらヒトではないモノになるだろう。 人間性のことごとくを超克した、 暗黒の鬼が如き者が顕れてしまうに違いない。

「そうだ! それこそがオレだ!  地獄に堕ちて、地獄を喰らって生き延びた者!  他の誰でもないオレだけが!  恩讐の彼方より顕れ出でて!  復讐を───この手で、成し遂げるのだ───」

読み取れる設定

  • 『モンテ・クリスト伯』の舞台であるシャトー・ディフ(イフ城)からの生還という、原作小説に忠実な出自を描く。
  • 復讐者としての人物像の再確認に留まる。

関連


ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕

所有サーヴァント: ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕

焔刑の地獄(No.350 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

燃える、燃える、何もかもが燃えて倒壊していく。 肉の焼けるにおい、おぞましい絶叫、呼吸をする度、 臓腑がひどく痛めつけられる。

そしてそれを思い出す度に、振り返る度に、 私の頬は歪んで笑みを形作る。

だってほら、この炎が私を形作ったのだ。 これは私にとっての墓場であり、ゆりかごだ。

―――さあ、地獄で叫べ。 生誕の喜びを、生誕の憎しみを、生誕の絶望を 吼え立てろ!

読み取れる設定

  • 自身を形作った炎を「墓場でありゆりかご」と呼び、火刑の絶望と憎悪こそが自分の生誕であると語る。
  • オルタ化したサーヴァントの人格形成に関わる自己認識を描く内容。

関連


アンリマユ

所有サーヴァント: アンリマユ

最後の欠片(No.359 / ★4)

登場作品: Fate/stay night / FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

曰く、悪心は彼方にありて、人の世を呪い続ける。

それは人類悪を嗤う必要悪。 ささやかな平和を築くための安全機構。 無記名の礎を覚えている者はいない。

過ぎ去った日常。 崩れ落ちた自我。 焼き付いた憎悪。 そのすべてを看取った最期の欠片。

―――彼を愛した、境界に咲くオルテンシア。

読み取れる設定

  • アンリマユが「人類悪を嗤う必要悪」であり「ささやかな平和を築くための安全機構」であるという解釈が示される。
  • 境界に咲く花=オルテンシアが「彼を看取った」存在として描かれる。
  • 無実の罪を着せられた一人の人間が人類の悪意の受け皿とされたという本質と、それを悼む者の存在を示す、根源的な内容。

関連


ゴルゴーン

所有サーヴァント: ゴルゴーン

クリューサーオール(No.408 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

怪物は、英雄に斃された。

恐るべきゴルゴーン─── 或いはゴルゴンの怪物として猛威を振るった存在は 数多くの人間を殺戮してみせたが、 遂に、最期の刻を迎えた。

怪物の死骸を、人々と神はさまざまに利用した。 血管からは致死の毒と死者再生の霊薬が作られた。 砂漠に落ちた血は毒蛇へと変じた。 首は無二の武器となった。 毛髪は、三度かざせば軍勢を潰走させるであろうと かの大英雄ヘラクレスは告げた。 後世、征服王イスカンダルは自らの肖像に ゴルゴーンの首を象った記章を懸けさせたという。 怪物の死骸は無二の力であり、 ある種の象徴としても長きに渡って扱われ続けた。

ならば、英雄ペルセウスの一撃にて 引き裂かれた傷口よりこぼれた血から生まれた 二体の神秘とは何か。 ペガサス。 クリューサーオール。 伝説にある通り、海神からの贈り物の顕れなのか?

或いは。 死骸を貪られる事を拒まんとする 怪物の、最期の想いか。

読み取れる設定

  • ペルセウスに討たれたゴルゴーンの血から、ペガサスとクリューサーオールが生まれたという神話を紹介する。
  • 怪物の死骸が持つ力と、その死を悼むかもしれない怪物自身の想いが示唆される。

関連


ヘシアン・ロボ

所有サーヴァント: ヘシアン・ロボ

彼方の荒野(No.548 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

―――瞼を開けば、そこは遥か彼方の荒野だった。

懐かしい土の感触、 耳をくすぐるそよ風、 踊るように跳ねる、愛しき存在。

今はもうない、失ってしまった遠い思い出。 奪われたのではなく、捨ててしまったはずのもの。

連れてきてくれた何者かに、感謝を。 人と獣は分かり合えず、相対すれば殺し合う運命だ。 その運命を理解していながら、それでもなお。 それを良しとしなかった君へ伝えよう。

ここがわたしの、生きた場所なのだと。

読み取れる設定

  • 人と獣は分かり合えず殺し合う運命にあるとしながら、それを良しとしなかったマスターへの感謝を綴る。
  • 人と獣の狭間で生きるという設定と孤独な過去を反映したフレーバー。

関連


アントニオ・サリエリ

所有サーヴァント: アントニオ・サリエリ

燎原の刃(No.790 / ★4)

イラスト: たつよ | 登場作品: Apocrypha

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

暗い部屋の中。 机の上に、漆黒のナイフが…… 焼け焦げた一本のナイフが突き立っている。

生前のサリエリに対して向けられた市井の人々による中傷と嘲りは、心を灼く燎原の火であり、胸を抉る刃でもあった。 アヴェンジャー・サリエリはこれを武器として振るう。 一見すれば剣のような外観をしているが、 本質は、このようなものだ。

すなわち──────燎原の刃。

読み取れる設定

  • 生前受けた市井の中傷・嘲りが、宝具「燎原の刃」の本質であると明言される。
  • アヴェンジャーとしての怨恨に基づく宝具設定を補強する内容。

関連


織田信長

所有サーヴァント: 織田信長

無劫の彼方(No.1032 / ★4)

イラスト: サクマミツロ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

遥か彼方の大地にて今も劫火に焼かれ続ける魔王の剣。

数々の刀剣を所持した信長であるが、魔王に変生した信長が手にする剣はそのどれとも違う異形の魔剣であった。あらゆる信長の可能性の集まりである魔王信長同様、その剣も信長の所持したあらゆる刀剣の集まりであったのだ。

無劫の大地にて今も焼かれるその剣は魔王の帰りを待ち続け、無尽の時を立ち続けているという。

「名前? 聞いて驚くが良い、魔王が手による塵滅の魔剣、是即ち、―――『魔王剣』よ!」

……あ、剣がずっこけた。

読み取れる設定

  • 魔王に変生した信長が手にした「あらゆる刀剣の集まり」である魔剣が、無劫の大地で今も魔王の帰りを待ち続けているという設定が語られる。
  • オチはギャグだが、魔王信長という霊基の特異性を示すエピソード。

関連


スペース・イシュタル

所有サーヴァント: スペース・イシュタル

再会の宇宙へ(No.1119 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

かくして地球人類は(何度めかの)危機をクリアし、 我々の知る人理継続保障機関カルデアは人々に 祝福され、そして惜しまれながらも閉館した。 平凡なマスターは日常に戻り、 留守にしていた間の帳尻合わせに奔走しながらも、 なんとか社会人としての一歩(内定ゲット)を 踏み出したのである。 (心の中の三大スキル……応急手当、瞬間強化、緊急回避のおかげです、と後に本人は語る)

だが。社会人生活開始一日前の夜。 人気のない天文台で星を見ていた元マスターの目の前に 落ちてくる謎の隕石&メッセージ。

『マアンナ号ちゃんと届いた!?  オッケー、ならすぐに飛び乗ってエンジン回して!  ちょっといま本気でヤバ、あ、痛、ダメダメダメ~!  あーもうお願い、助けにきてマスターーーー!』

目を点にして、しばらく思考停止した後、元マスターは やれやれと口元をほころばせながら宇宙船に乗り込んだ。

時にユニヴァース暦 第6.5シーズン。 『宇宙三女神同盟』事件の解決は、 とある辺境宇宙の地球人の手に委ねられたのである。

読み取れる設定

  • 人理継続保障機関カルデアが人々に祝福されながら閉館し、元マスターが社会人としての一歩を踏み出した後日談が描かれる。
  • そこへスペース・イシュタルからの隕石メッセージが届き、再び宇宙船に乗り込むというイベント導入部を兼ねる。
  • カルデア閉館という本編後の状況に踏み込んでいる点が注目される。

関連


平景清

所有サーヴァント: 平景清

痣丸(No.1345 / ★4)

イラスト: サクマミツロ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

英霊・平景清の愛刀。宝具。 元は、平家重代の太刀。 平時には仮の姿、二刀痣丸としての形態を取るが、宝具の真名解放時には本来の姿である一本の太刀の姿へと立ち返る。

怨念を力とするモノであり、 怨念の凝集そのもの。

命ある霊長が触れて無事でいられはしない。 景清がこれを取り出した際には、細心注意して、距離を取るべきだろう。

……もっとも。 義経としての存在がある限り、 マスターに危害が及ぶことはあるまい。 近頃は、景清自身も、 比較的に大人しくしているというし―――

読み取れる設定

  • 宝具「痣丸」が怨念の凝集体であり、命ある者が触れて無事でいられない代物であることが説明される。
  • ただし義経(牛若丸)の存在がある限りマスターへの危害はないと示唆される。
  • 景清と牛若丸の間の信頼関係が、宝具の危険性を抑えているという構図が示される。

関連


謎の蘭丸X

所有サーヴァント: 謎の蘭丸X

願いよ星を結べ(No.1502 / ★4)

イラスト: たつよ

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ところで蘭丸は数多の蘭丸の中でも最も優れた蘭丸なのでありますが、ここまでの蘭丸になるまで、それはそれは大変な努力と蘭丸の日々だったのであります。

蘭丸星に生まれた蘭丸は、物心ついた時から蘭丸としての心構えを蘭丸スクールにて学び、星間飛行剣技の塾に週3で通い、帰りの買い食いを我慢し、苦いピーマンも我慢して食べたりと、それはそれは蘭丸苦難の日々だったのでありますよ。

ですが、それももはや遠き日々の事。今、蘭丸はかつての蘭丸達が願いつつも叶う事の無かった夢である終生の主を得る事が出来たのであります。

謎の蘭丸Xの称号を持つ蘭丸でありますが、その謎は蘭丸にもずっとわかりませんでした。ですが、今ならそれが蘭丸にもわかる気がします。

―――そう、それは探していた大切な何か。

とても遠いところから、とても懐かしい声と、とても長い旅路の果てに、星を結ぶ願いを乗せて。

ずっとお傍に置いてくださいね、主様!

読み取れる設定

  • 無数に存在する『蘭丸』のなかで、謎の蘭丸Xが終生の主を得るまでの半生をギャグ調で語る。
  • 蘭丸星、蘭丸スクールといった設定が喜劇的に補強されるが、内容はほぼ持ちネタの範囲。

関連


宇津見エリセ

所有サーヴァント: 宇津見エリセ

エリーゼラント公式ぬい(No.1684 / ★4)

イラスト: yume32ki | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

“シュワップ・エリーゼラント”公式ぬいぐるみ。 おすわり・スタンド両用タイプ。ねそべりタイプ。 海のロマンが満載のエリーゼラントの仲間たち。 一緒に冒険の旅へ出発しよう! ぼん・ぼやーじ!

「ふぇえ? いつの間にこんなグッズが製品化!?  ちょっと、き、聞いてない、聞いてなーい!!  いやその、駄目とはまあ申しませんが……。  待って、そのサンプルは残しておいてくれるかな。  私が責任をもって処分する、ので。うん」

読み取れる設定

  • 夏霊基「シュワップ・エリーゼラント」が公式グッズ化されたことに、本人がうろたえる様子を描く。
  • キャラクターの人となりを掘り下げる日常寄りの一枚。

関連


ニトクリス〔オルタ〕

所有サーヴァント: ニトクリス〔オルタ〕

アメミット(No.1742 / ★4)

イラスト: 壬生田晃宏 | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

古代エジプトの神獣。 ニトクリス・オルタが戦闘時に召喚・行使する。 生物というより法則や現象に近く、冥界を住処とする。ワニに似た頭部を有する。 最大級のサイズになると、スフィンクスを遥かに超える 体躯になるという。

「契約者、契約者。  ファラオ・オジマンディアスに伝えてあげなさい。  私のアメミットは、彼のラムセウム・テンティリス  基部に格納されている超大型個体とは別物なのです。  まったく、勘違いなどされて、甚だ迷惑というもの。

 はい?  直接言えばいいのに……ですか?

 いいですか契約者。  私はあれです、ちょっぴり忙しいのです。  ちょっぴりですが忙しいことに変わりはなく。  このような些事にかかずらっている暇はなし。  というわけで伝えておくように。  頼みましたよ。  頼みましたからね?」

読み取れる設定

  • 戦闘時に召喚する古代エジプトの神獣アメミットの設定が語られる。
  • オジマンディアスのラムセウム・テンティリス基部に格納された超大型個体とは別物だ、と契約者に念押しするくだりがあり、サーヴァント同士の細かい関係性も描かれる。

関連


クロエ・フォン・アインツベルン

所有サーヴァント: クロエ・フォン・アインツベルン

今だけは、ただ友として(No.1905 / ★4)

イラスト: 壬生田晃宏

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

あれは確か、〆切りの前日。

連日の追い込み作業で肉体は疲れ果てていたけれど、 逆に精神は研ぎ澄まされていた。 まるで時間が際限なく圧縮されていくような感覚。 疲労感はやがて万能感にすり替わって、 ああもう今ならなんだってできる気がする! ……そう、あれがいわゆる、 修羅場ハイってやつだったのね。

気がついたら、わたしたちはナイトプールにいた。 いや、どう考えても遊んでいい状況じゃないし、 1分1秒だって惜しい、 ギリギリの修羅場だったはずなんだけど。

2人で部屋を抜け出して。 スマホの電源も切って。

ただただ意味もなく、 水を掛け合って遊んだあの時間が―――

すごく、楽しかったよ。

読み取れる設定

  • 締切前日の修羅場ハイの最中、誰かとナイトプールへ抜け出し、何も考えず水を掛け合って遊んだという回想。
  • 多忙な日常の合間に生まれた他愛ない友情の時間を大切に思う人物描写。

関連


源頼光/丑御前

所有サーヴァント: 源頼光/丑御前

牛王大神使(No.1970 / ★4)

イラスト: 壬生田晃宏

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

丑御前の奥の手である大宝具。 天を衝く、巨大きわまる大神使である。

知られざる事実として――― 過去、一度だけ大神使は地上にその姿を見せている。 関東は鈴ヶ森にて顕現した後に丑御前と合一し、 源頼光率いる討伐軍に対し無尽の破壊をもたらした。

最後には兄弟たる頼光の手で丑御前共々討たれたとも、丑御前と分離後に暴走を続けて関東平野を蹂躙するも相模国は足柄山にて主馬佑坂田金時に討たれたとも(カルデアの記録によれば丑御前と頼光は同一人物の別側面と解釈されるため、前者の可能性は低い)。

読み取れる設定

  • 丑御前の奥の手たる大宝具『大神使』が、かつて関東の鈴ヶ森で顕現し丑御前と合一したという知られざる事実が明かされる。
  • 兄弟である源頼光率いる討伐軍に無尽の破壊をもたらし、最期は頼光に討たれたとも、分離後に相模国足柄山で坂田金時に討たれたとも語られる。
  • 頼光と丑御前が同一人物の別側面であるとカルデアが解釈している旨まで踏み込む、霊基の根幹に関わる重要な設定。

関連


マリー・アントワネット〔オルタ〕

所有サーヴァント: マリー・アントワネット〔オルタ〕

嘲りの断頭台(No.2035 / ★4)

イラスト: サクマミツロ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

夢を見た。

ヴェルサイユ宮殿の庭に突き立った、重い刃。 かつて王家の人々の命を断ったという、 ギロチンの刃によく似て。

台座の姿は何処にもない。 黒く、重い、刃だけが其処にある―――

台座がない。 そういえば、台座は何処にあるのだろう? 不思議に思って周囲を見渡していると、 ふと、誰かが言った。

「そんなものいらないの」

「だって」

「この庭の、この国の、この世界のすべてが」

「あなたたちの首を落とすための、台座なのだから!」

読み取れる設定

  • ヴェルサイユ宮殿の庭に、台座なきギロチンの刃が突き立つ夢が描かれる。
  • 「この世界のすべてが、あなたたちの首を落とすための台座」と告げられ、復讐者としての人格と世界観が象徴的に示される。
  • ただし既存設定の範囲内に留まる。

関連


巌窟王 モンテ・クリスト

所有サーヴァント: 巌窟王 モンテ・クリスト

十四の石(No.2037 / ★4)

イラスト: yume32ki | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

巌窟王と呼ばれた男が、かつて、 ファリア神父から譲り受けた第三の宝。 (第一は知識、第二は財宝)

モンテ・クリスト島の巌窟に隠された秘宝であり、 第八秘蹟会の求めた有り得ざる聖遺物。 ファリア神父の遺した言葉に依れば、 神秘隠秘の究極のわざのうちのひとつであり、火の王として人を造り替えるのだという。人が有するはずのない幻想の内臓とも。 特異な魔術刻印の一種であるとも考えられるが、 その詳細は不明。

読み取れる設定

  • ファリア神父から譲り受けた「第三の宝」(第一は知識、第二は財宝)として、モンテ・クリスト島の巌窟に隠された秘宝が語られる。
  • それが「第八秘蹟会」の求めた聖遺物であるという設定が示される。
  • 「火の王として人を造り替える」「人が有するはずのない幻想の内臓」など、モンテ・クリストの正体に関わる魔術的設定が本文で明言されており、世界観の深掘り要素として大きい。

関連


徐福

所有サーヴァント: 徐福

夕焼け空に私はぐるぐる(No.2118 / ★4)

イラスト: 都筑禰己 | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

あーーー……。 楽しい楽しい夏も終わりだーーー……。

という訳でこのチェーンソーもそろそろお役御免か。 折角だし昔の映画みたいに、これ持ってはしゃいで、 ぐるぐると回ってみようよ。 マスターさんが。

ダメか。そうか。じゃあ私がやるか。

そーれー。ぐーるーぐーるーぐーるーぐーるー。 わたた、目が回った! 酔う、酔う!

ふひー。ねえマスターさん。 夏、楽しかったよねー? そうそう。それならいいんだ。

いつかマスターさんがベッドで目を閉じて、 色んな人に囲まれてお亡くなりになる時さ。

この風景を思い出せるよう、 目に焼き付けておきたまえー。

……まあ、今から死ぬのを考えるのは早いか! 百年後くらいに思い出してねー!

読み取れる設定

  • 夏の終わりにチェーンソーを回して戯れながら、マスターがいつか大勢に囲まれて亡くなる時にこの光景を思い出してほしい、と語る。
  • 不老不死の探求者という立場を踏まえた、生死観のにじむブラックユーモア。

関連


藤堂平助

所有サーヴァント: 藤堂平助

からくり義肢(No.2466 / ★4)

イラスト: 東山雄勢 | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

許さない……、絶対に許さない……!

若者は怒りと憎しみにその身を引き裂かれ、時代の片隅に無残な屍を晒した。そうして誰にも顧みられることなく、歴史の狭間に埋もれて消えていく。あの頃は特別珍しい話でもないよくある話。

だが、その怒りか、憎しみ故か、若者は引き裂かれた身体を拾い集め、恨みの泥濘から這い出して来た。無残な姿をかつての仲間に晒し、濁りよどんだ想念を叩きつけるために。

そうして若者は復讐を果たした。

……はずだった。

なにも感じなかった。なにも遂げなかった。なにも、なにもなかった。だって、若者には最初からなにもなかったのだから。

そのなにかが欲しくて、剣を修め、書に学び、仲間のため、国のためと語るあの人達と同じ場所に立ちたくて。

そのためだったら命なんて惜しくない。誰より先に飛び出し、誰より先に戦いにその身を投じた。

たとえその先に無残な屍を晒したとしても。

あの北辰のように、たとえ、ひと時でも輝けるなら、誰かが若者を見てくれるだろうから。

―――誰かが見てくれるだろうから。

読み取れる設定

  • かつての仲間に引き裂かれ歴史に埋もれた若者が、怒りと憎しみで身体を拾い集めて蘇り、復讐を果たすも何も得られなかったと語る。
  • 本当に欲しかったのは仲間と同じ場所に立ち「誰かに見てもらう」ことだった、という内面の吐露が中心。
  • 【推測】油小路の変での横死は本文に明示されないが、からくり義肢の異形として現界したFGO版平助の背景と符合する。
  • 【推測】「あの北辰」は北辰一刀流と北極星を掛けた表現とみられる。

関連


終わりのエリザベート

所有サーヴァント: 終わりのエリザベート

恐るべき教団マニュアル(No.2478 / ★4)

イラスト: たつよ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ああ、これですか。教団を設立するにあたって、 キングエリザの教えという形で色々と悪巧みをする ことになったため、作成したマニュアルですね。

内容は他愛ないものですよ。せいぜい、サーヴァント 相手でも簡単お手軽にやれる洗脳方法とか。 強い賞金稼ぎが出てきた時に逃亡する方法とか。 身近な人間の困りごとを解決しつつ、 こちらが付け込んでいく方法とか―――

そういうものを集めたマニュアルです。 お陰で随分と信徒集めは捗りました。

……一応、彼女とのコミュニケーションの取り方も 載せておいたのですが、無駄でしたね。

え、欲しいのですか? どうして……。

―――今度、またキングエリザと遭遇したときに、 コミュニケーションを取りたいから、と。

……。 ……ふふっ。

そうですね、いつか交流できる日が来ることを 夢見て。このマニュアル、お渡ししましょう。

あ、ですが。教団作りに使っちゃダメですからね?

読み取れる設定

  • 自らの教団運営マニュアルについて語る一枚。
  • 文中の「彼女」はもう一人のエリザベート・バートリーを指すとみられ、意思疎通の難しさを乗り越えたいという本音がにじむ。
  • カルト・洗脳といった過激な語が並ぶが、内容は喜劇的なキャラクター描写に留まる。

関連


ジョン・ラックランド

所有サーヴァント: ジョン・ラックランド(キャラクター記事は未作成)

死因に非ず(No.2606 / ★4)

イラスト: たつよ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

「なんだ? 目を丸くして? 余が桃を食べているのが  そんなにおかしいか?」

「……ああ、そうか。余の……俺の死因に関する噂話を  知っているのか? なんでまた、そんなどうでもいい  事を頭に叩き込んでるんだ。世界を救うにしろ、その  後を生きるにしろ、他に重要な事があるだろうに」

「そもそも、そんな説は学者どもがでっち上げた話だ。  稀代の愚王たる俺の死は、当時の連中にとっては、  よほど美味い娯楽の種だったんだろうな。中には俺の  事を狼人間だったなんて言い出す輩も居たそうだが、  獅子の弟が狼では笑い話にもならん。もっとも、流石  に俺が伝説の怪物のような格好のつくものだとは広ま  りはしなかったようだが。  無辜の怪物とやらの影響でウェアウルフとして顕現し  た方が、お前の戦力にはなったかもしれないがな」

「それにしても……、『毒のある桃を賤しく食べ過ぎて  死んだ』……か。チーズが直撃して死んだ女王の方が  インパクトがあるな。偽りの死に様すらどうしようも  なく下らないな、僕は……。今の俺が認識している  実際の死因は別だが、好きに語らせればいい。  俺にはそんなマヌケな死に方がお似合いだろ?」

「マスターも食べるか? 安心しろ。毒なんて入れちゃ  いない。お前らへの復讐は、いつか真正面からやらな  いと意味がないからな」

「美味いか? ……そうか、俺もだ」

読み取れる設定

  • 失地王ジョンの死因にまつわる俗説――毒桃の食べ過ぎ、人狼だったという説など――を自ら一笑に付す。
  • 「今の俺が認識している実際の死因は別だが、好きに語らせればいい」と示唆し、サーヴァント本人が真実を知る立場にあることが仄めかされる。

掲載を簡易化した礼装

以下は注釈段階で「設定的な重要度: なし(significance = none)」と判定されたもの。日常的なやり取り・ギャグ・既出情報の反復が中心で、新規のロアを含まないため一覧のみに留める。

No.礼装名所有サーヴァント
1480夏の堕落セットカーマ