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奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

概要

舞台 — 表層は現代日本・東京を模した「見知った街に似て」いる場所と、そこに接続する慟哭城塞・冥獄天秤・監獄塔といった異界。だがその実体はマスター自身の精神の最深部であり、サリエリはこれを「精神の廃棄孔」と看破する。地の文は「どこまでも続くかの如き暗黒、精神の廃棄孔へと続く螺旋」「あれの精神に穿たれた廃棄孔そのものだ」と繰り返し、章題「不可逆廃棄孔 イド」がマスターの内面そのものを指すことを示す。

何が起きたか — 新たな異星の使徒『伯爵』の出現が確認され、ダ・ヴィンチは「異星の使徒、その最新の一騎」としてこれを調査対象に挙げる。巌窟王は「伯爵――新たな異星の使徒。聞く限り、カリオストロの性質に当てはまる」と推測し、実際に敵はカリオストロであった。しかしカリオストロは「私が、伯爵のコードネームを持つ異星の使徒でした」と名乗りながら、同時に「何もかもが裏切り! 異星の使徒としての振る舞いすらも、嘘偽り!」と自らを否定する。彼はプリテンダーの特性を最大限に行使し、使徒であることそのものを偽装していた。

主要人物と役割 — 全編を通じてマスターに同行するのはジャンヌ・オルタで、本章最大の発話量を持つ主役級の相棒として機能する。アントニオ・サリエリが観測役・解説役を担い、霊基の性能差から敵の出自を分析する。物語の核にあるのは二人の巌窟王――「監獄塔の巌窟王」と「カルデアの巌窟王」――の対峙であり、地の文は「片や、特異点の主たる“監獄塔の巌窟王”。片や、既に物言わぬ影と化した“カルデアの巌窟王”」とその構図を示す。他にマリー・オルタ、マリー、ハサン、平景清、カリオストロ・オルタ/ヘッド、ニトクリス・オルタ、ブリトマート・オルタ、テオドリック・オルタらが登場し、学園めいた日常パートでは天塚先輩・姫子・フーカ先生・教頭といった「この世界に生きる一人の人間」としての姿が描かれる。

明かされた設定・伏線 — 本章は「異霊(オルタ)」という概念を正面から扱う。ブリトマート・オルタ、ニトクリス・オルタ、テオドリック・オルタらはいずれもアヴェンジャーとして「異霊なりし〜」と名乗り、カリオストロは「英霊・巌窟王とかつて敵対せし魂! 恩讐の炎によって紐付けられし、異霊の霊基」とその成立条件を説明する。ニトクリス・オルタについては、異聞帯攻略で遭遇した異霊化ニトクリスとの関係が明示的に参照される。また巌窟王モンテ・クリストは「地球白紙化とはすなわち、魔神王の目論んだ人理焼却と同じく」と述べ、奏章時点の危機を人理焼却と同列に位置づける。

位置づけ — 奏章シリーズ第二作。前章ペーパームーンがマスターの外部=システムを舞台にしたのに対し、本章はマスターの内面=イド(精神の廃棄孔)を舞台とし、「人類最後のマスターは人理を託すに値するか」(ハサン)という問いを直接突きつける。異星の使徒との抗争という縦糸と、巌窟王の復讐譚という横糸が交差する構成になっている。

世界観上の重要シーン(lore抽出)

以下は lore スコア上位 15 シーンです。

シーン1 【スコア: 15】 [マシュ, ゴルドルフ, フォウ, シオン, ほか]

場所: 132900

マシュ: 先輩!

ゴルドルフ: 来たか、マスター!

フォウ: フォーウ!
?!

フォウ: フォウゥ……

シオン: 通信終了からきっかり1分で到着ですね。
流石はカルデアのマスター、やることが早い。

シオン: 現在、状況はグリーンへ移行。
戦闘が予測される警戒態勢でこそありませんが、

シオン: 状況は予断を許しません。
……ですね。技術顧問。

ダ・ヴィンチ: うん。まずは来てくれてありがとう、
マスター君、カドック。

カドック: アラートが鳴った以上、
管制室での待機が規定のスキームだろう。

カドック: 礼を言われることじゃない。

ダ・ヴィンチ: 不測の事態ってやつさ。
流石の私も、ちょっぴり驚かされたよ。

カドック: ……。
……。
?!

…… (他75ターン)

シーン2 【スコア: 15】 [ジャンヌ・オルタ, サリエリ, 女子生徒]

場所: 211200

ジャンヌ・オルタ: ……は?

ジャンヌ・オルタ: 景清いないの!?
?!

ジャンヌ・オルタ: げええええマジかあああああ。
ってことは何、カルデアから来られたのは結局、

ジャンヌ・オルタ: 音楽の先生(サ リ エ リ)と私の二人だけかぁー。

サリエリ: そのようだ。
戦力確保、ならずか。

ジャンヌ・オルタ: ……待って待って待ちなさい。
諦めるの早すぎでしょうが!

ジャンヌ・オルタ: カルデアのサーヴァント連中、
あの調子でもっと喚(よ)べるんじゃないの?

ジャンヌ・オルタ: ほらあの、マスターちゃんと巌窟王(ア イ ツ)が
やってた変な召喚方法があるでしょ。ぐわーって!

ジャンヌ・オルタ: 私たちのレイシフトを成功させたのだって、
アイツの仕業みたいだし。

サリエリ: さて。どうかな。

サリエリ: 我々二騎に加えて、平景清。
アヴェンジャークラスを呼び寄せるようではあるが、

サリエリ: 召喚と呼べるかどうか。

…… (他65ターン)

シーン3 【スコア: 11】 [ジャンヌ・オルタ, サリエリ, キリエ]

場所: 211200

ジャンヌ・オルタ: ハンバーグ?

ジャンヌ・オルタ: いいわねハンバーグ。
じゃなくて、まー、キリエは大丈夫ってことね。

ジャンヌ・オルタ: しっかし……
ここ、豊かよね。

ジャンヌ・オルタ: ……深夜にさ。
コンビニってのに行ってみたんだけど。

ジャンヌ・オルタ: なに、あの品揃え!?
生鮮食品とかめっちゃあるし! 果物まで!

ジャンヌ・オルタ: 嗜好品もあれこれと……
煙草にお菓子に、まーあるわあるわ。
?!

ジャンヌ・オルタ: 折田の記憶があるからわかってるんだけど、
この時代(2 0 1 5 年)って―――

ジャンヌ・オルタ: 豊かなのね。
呆れるくらいに豊かで、平和だわ。

ジャンヌ・オルタ: あー。まあ、平和なのは地域性?
それでも……

ジャンヌ・オルタ: ……。
……。

ジャンヌ・オルタ: あのさ。
…………マスターちゃんの家って、本当の家?

ジャンヌ・オルタ: ここが、アンタの故郷ってコトで……
いいのかなって。

…… (他53ターン)

シーン4 【スコア: 11】 [サリエリ, ジャンヌ・オルタ, 平景清, カリオストロ, ほか]

場所: 211102

サリエリ: ―――周囲に気配はないな。

ジャンヌ・オルタ: そりゃあさ……
消えたしね……

ジャンヌ・オルタ: 霊体化されたんじゃ追えっこないわよ。
魔力も気配も、綺麗さっぱりどこにもないし。

ジャンヌ・オルタ: ……。
……。

ジャンヌ・オルタ: いや……
いやいやいや、ねえ……?

ジャンヌ・オルタ: アイツ、マジで?

ジャンヌ・オルタ: 本気で……
訳わかんないこと言うだけ言ってさ?

ジャンヌ・オルタ: 霊体化して消えてくとか……
マジかー……。

平景清: ふうむ。

平景清: 奴め、儂はまともにやり合うのは初めてだが、
なかなか見所がある悪党とみたぞ。

平景清: 強敵を仕留めたばかりの頃合いに顔を見せたかと
思えば、何とも。フフフ! 鮮やかなる転進!

平景清: 挑発としてはなかなかのもの。
ああまでされては兵の足並みは怒りに乱れ、

…… (他183ターン)

シーン5 【スコア: 10】 [ジャンヌ・オルタ, ダ・ヴィンチ, ジャンヌ, マシュ, ほか]

場所: 158100

ジャンヌ・オルタ: 『伯爵』?

ジャンヌ・オルタ: さっき聞かされた音声データのアイツでしょ?
ええっとほら、アレよ。

ジャンヌ・オルタ: 趣味の良くないアレを撒(ま)いた―――

ダ・ヴィンチ: うん。その通り。

ダ・ヴィンチ: U-オルガマリーの『遺分體(エ レ メ ン ツ)』を鋳造して、
私たちに宣戦布告(せんせんふこく)してきた存在だ。

ダ・ヴィンチ: 異星の使徒、その最新の一騎と目される。

ジャンヌ・オルタ: はいはい。
……リンボだかと被ってるのよね、微妙に。

ダ・ヴィンチ: あはは。陰謀家じみた言動ではあったよね。
でも、果たしてキャスター・リンボのように、

ダ・ヴィンチ: 過分に享楽的な存在なのかは分からない。
用意周到(よういしゅうとう)な性格なのかもだ。

ダ・ヴィンチ: 現在のところ真名は不明だから、できれば
正体の候補は絞っておきたい。

ダ・ヴィンチ: トリスメギストスⅡで演算できればいいんだけど、
地上のデータ観測をしなきゃだから……

ダ・ヴィンチ: こうして、昔ながらの会議に
落ち着いてしまう訳なんだよねー。

…… (他176ターン)

シーン6 【スコア: 10】 [ジャンヌ・オルタ, サリエリ, 平景清]

場所: 211701

ジャンヌ・オルタ: ……。
……。

ジャンヌ・オルタ: ……キリエや姫子たちは撒(ま)いた?
?!

ジャンヌ・オルタ: OK。
転校生のハサンはいない、と。

ジャンヌ・オルタ: 付き合い悪いわねー。人理側のはぐれ英霊なら、
さっさと戦力になればいいものを。

ジャンヌ・オルタ: ま、いないものはいないとして。
このあたりって、生徒や教師は来ないわよね?

サリエリ: なんとも言えん。授業中はともかく、
現在は放課後だからな。

サリエリ: 部活棟への近道を通ろうとする
生徒たちは、いてもおかしくないだろう。

ジャンヌ・オルタ: となると、ガチでやるのは駄目かー。

サリエリ: 当然だ。
?!

ジャンヌ・オルタ: はいはい。

ジャンヌ・オルタ: 景清(アイツ)に果たし状を出して、
校舎裏に呼び出して私たちで取り囲む―――

ジャンヌ・オルタ: そういう作戦な訳だけど……
こー、だいぶ雰囲気と外聞は悪いわね!

…… (他70ターン)

シーン7 【スコア: 10】 [ハサン, 平景清, ジャンヌ・オルタ, サリエリ, ほか]

場所: 212502

ハサン: …………撒(ま)いた、か?

平景清: そのようだ。
魔力にせよ殺気にせよ、敵の気配はない。

ジャンヌ・オルタ: ……あー。
ちょっとごめん、霊基戻すわ。

ジャンヌ・オルタ: ふうぅぅぅぅ……

ジャンヌ・オルタ: はふ、やっと息が吐(つ)けたわ。
流石に大物(デカブツ)の連続じゃ疲れてくるっての。

サリエリ: ただでさえ我らは万全の霊基ではない。
しかし、おまえにそこまで言わせる相手とは。

ジャンヌ・オルタ: おとぎ話の《嵐の王(ワイルドハント)》でしょう?
そりゃあ、魔獣をやるのとは訳が違って当然。

ジャンヌ・オルタ: ……と、一応は言っておくけど。

ジャンヌ・オルタ: 実際のトコ悔しいです。
本気でやってんのに、刃も炎も届かない!

ジャンヌ・オルタ: 精霊種って!
ンなもん、ポンポン喚(よ)ぶな!

平景清: 然り。問題は眷属(けんぞく)どもだ。

平景清: 我ら復讐者、一度殺した敵に遅れを取ることなし。
大怪鳥めの霊核には最早太刀が届く、ものの……

…… (他35ターン)

シーン8 【スコア: 9】 [キリエ, サリエリ, ジャンヌ・オルタ, 黒い影, ほか]

場所: 213000

キリエ: ?!

キリエ: ぷはあっ……!

キリエ: ぜえ、はあ……はあっ……!
途中から……息が、できなくて……こわ、かっ……

キリエ: ……はあ……。
い、息が……でき、ますね……

キリエ: ええと……
な、何が……起きた、ん、ですか……?
?!

キリエ: ……?

キリエ: こ、ここって、もしかして―――

サリエリ: 数ブロック先にあるビル屋上だ。
いったん距離を取った。

サリエリ: 敵サーヴァント及び敵性存在はいずれも
防御力に優れてはいるが、機動力には欠けている。

サリエリ: 炎状の敵性存在については、
防御力はさほどでもないが、やはり鈍い。

サリエリ: 何にせよここまで離れれば、
しばらくは時間が稼げる筈だ。

サリエリ: (これ以上離れることもできるが、
 流石に、マスターと彼女(キリエ)の息が保つまい)

…… (他103ターン)

シーン9 【スコア: 9】 [ブーディカ?, ハサン, 平景清, ジャンヌ・オルタ, ほか]

場所: 211201

ブーディカ?: うああああッ!

ハサン: ……チッ。守りが厚い!

平景清: 殺すなと云われればこうもなる。
だが、何。カルデアの霊基よりは脆いとも。

平景清: 勝利の女王、その盾の護り。
こんなものではないぞ―――オルタ!

ジャンヌ・オルタ: オルタ呼び流行らすな!

ブーディカ?: ああもう、次から次へと湧いてくる……!
これだから……これだから、ローマの連中は!

ブーディカ?: 根こそぎ殺してやらないと!
あたしたちが……―――

ブーディカ?: 静かに暮らすことさえままならないッ!
死ね! 死ね! 死ねえ!

ジャンヌ・オルタ: 攻撃が緩(ぬる)いったらない!
アンタ、バーサーカー霊基でも混ざってる?

ジャンヌ・オルタ: そもそもねえ見なさいよ、
ハサンと景清のどこがローマだっての!

ブーディカ?: 黙れ女ァ!

ジャンヌ・オルタ: アンタも女だ!
アッハハハハハハハハ!

…… (他44ターン)

シーン10 【スコア: 9】 [天塚先輩, サリエリ, ジャンヌ・オルタ, 平景清]

場所: 211501

天塚先輩: ?!

――――――言葉らしい言葉はなかった。

ただ、炎は、それ以上あなたを焼いたりはせずに。

長い雨が突然上がるように、
曇り空が突然晴れるように、

どこまでも続く暗がりの中で
ほんの僅か、一条の光を見出したように。

ある光景が、あなた/わたしの胸を充たしていた。
?!

それは―――

あの日、抱いた想いのひとしずく。

澄んだ色の瞳をした少女と、
あなたとの、想いの欠片。

軋(きし)みかけていた魂と精神を駆け巡り、
令呪越しに魔術回路が躍動する。

天塚先輩: おや、はっきり見えたって感じだ。
それじゃあ改めてもう一度。

天塚先輩: マスター。
僕に教えてくれないか。

…… (他69ターン)

シーン11 【スコア: 9】 [シオン, ダ・ヴィンチ, ゴルドルフ, ムニエル]

場所: 132900

シオン: ―――実に、興味深い事態と言えますね。

シオン: 人理定礎盤の観測を開始してからというもの、
大規模な特異点の発生はないという認識でしたが、

シオン: まさか精神の内部とは。

シオン: 肉体的には健康そのものではありますが、
マスターの魔力消耗は著しく、

シオン: 令呪三画を使い切った状態に陥っていた。
本特異点、相当の激戦地だったと予想できます。

シオン: それにやはり……
特筆すべきは……

ダ・ヴィンチ: 人理定礎盤が変動していること、だね!

ゴルドルフ: またー!?

ダ・ヴィンチ: まだ変動中だけど、
これはCマイナス、いや、Cまで行くかもだ!

ダ・ヴィンチ: まだ変動中だけど、
これはBマイナス、いや、Bまで行くかもだ!

ゴルドルフ: ああもうまた!
定礎盤がひとりでに変動したりとか!

ゴルドルフ: し、しかも……
一度ならず二度までも?

…… (他24ターン)

シーン12 【スコア: 8】 [ジャンヌ・オルタ, サリエリ]

場所: 213300

ジャンヌ・オルタ: ……ひとまず距離は取れたか。
接近する魔力反応、なし。

ジャンヌ・オルタ: 連中、西新宿にすっかり陣取ってるみたい。
前回といい今回といい、本当、物量には参るわね……。

ジャンヌ・オルタ: で、ここどこ?
西新宿の近くにこんな森は―――あ、御苑(ぎょえん)?

サリエリ: 新宿中央公園だ。
おまえにも依代の記憶があるだろう。

ジャンヌ・オルタ: んー、この子(折 田)、あんまり新宿は詳しくないみたい。
地元中心だわ。あと芝公園とか?

サリエリ: 地元も都内だろうに。
……まあいい。

サリエリ: 時間が惜しい。
速やかに作戦会議といこう、マスター。
?!

ジャンヌ・オルタ: じゃ、敵の戦力からいくわ。
武器持った骨の歩兵が多数に、魔術系の亡霊が多数。

ジャンヌ・オルタ: 大型の複合型亡霊が見たところ数体。
多数の歩兵と、大型敵性体から成る軍勢ね。

ジャンヌ・オルタ: 数が多いのは前回と同じだけど、
今回イヤなのは、召喚でガンガン数が増えてるところ。

ジャンヌ・オルタ: あの高魔力で後から後から召喚されてるんじゃ、
本当にキリがないわ。

ジャンヌ・オルタ: あと厄介なのは、神獣スフィンクスの変種!

…… (他7ターン)

シーン13 【スコア: 8】 [ジャンヌ・オルタ, サリエリ, 巌窟王, 平景清]

場所: 214900

ジャンヌ・オルタ: …………見えてきた。

ジャンヌ・オルタ: けど、何よあれ……―――

――――――巨(おお)いなる歪(ゆが)みの白亜、大巨柱。

際限なく広がる精神の果てへと届き、貫き、
破いてしまいそうな程に高く高く聳(そび)え立つもの。

数多の特異点の数々、
数多の異聞帯の数々、

これまでにマスターの乗り越えた
絶望、悪夢……

数多の敵の未練、怨み、想い―――
その残滓(ざんし)が積み重なり、

融(と)け合い、喰い合い、歪(ゆが)みきって、
獲得せしめた新たなかたち。

巨大な異形の柱。
その姿は、まるで―――

ジャンヌ・オルタ: 魔神柱……!?

サリエリ: 記録上の、空想樹のようにも感じられる。
何だ、あれは……!

巌窟王: あれこそは絶望の残滓(ざんし)!

…… (他8ターン)

シーン14 【スコア: 7】 [平景清, ジャンヌ・オルタ, サリエリ]

場所: 212900

平景清: …………ふむ、見事也。

平景清: 鎧の亀裂へとねじ込んだ掌より、
炎熱と無数の棘を生じ、黒金剛の騎士を爆裂させる。

平景清: 実に佳きものを見た。
霊基霊核、跡形も残らぬわ。

ジャンヌ・オルタ: ……それはどうも。

ジャンヌ・オルタ: はぁ……
痛(いった)……

ジャンヌ・オルタ: そりゃ考えたことはあったけど、
やっぱり滅茶苦茶痛いですこれ、泣きそう。

ジャンヌ・オルタ: うー。
?!

ジャンヌ・オルタ: アンタにそう呼ばれたの、久しぶり。
もう……

ジャンヌ・オルタ: オルタ、呼びだと……

ジャンヌ・オルタ: 誰のことか……
すぐ、わかんないでしょうが……

ジャンヌ・オルタ: ……まあ、今は、私だけ、なんだけどね……
?!

ジャンヌ・オルタ: ……うん、正直助かる。

…… (他16ターン)

シーン15 【スコア: 7】 [平景清, ジャンヌ・オルタ, サリエリ, キリエの声, ほか]

場所: 211701

平景清: ―――とな。

ジャンヌ・オルタ: えーと。七騎の敵を倒しきらないと
この特異点は解消されない、とかそういうことね?

サリエリ: 或いは、南極への道か。だ。

ジャンヌ・オルタ: ああ、人理のどうこう言うアレ―――

キリエの声: あの!
そこまでです、皆さん……!

キリエ: ここで喧嘩をしていると聞きました!
や、やめてください!

キリエ: 暴力はいけないことです!
いけませんっ!

キリエ: 具体的には……
せ、先輩を巻き込むのはやめて、ください!

ジャンヌ・オルタ: け、喧嘩―――っちゃまあ喧嘩かー。
って、キリエ?

キリエ: はっ。折田先輩……

キリエ: 先輩、ご無事ですかっ。

キリエ: せ、先輩!
よかった……
?!

…… (他27ターン)

キャラクター別 セリフ・行動

ひび割れた男

あれは恩讐なき復讐者ならざる贋作(がんさく)霊基、 しかして真なりし復讐者として成立せし女王ニトクリス。

第二の試練は最もか弱き復讐者なれど、 最も魂なく、最も心なく、最も愛なく、一箇の炎なれば。

その怒り、その嘆き、その叫び、 悉(ことごと)く敵を打ち破るもの。屈辱の果てを知るもの。

金城鉄壁(きんじょうてっぺき)にして堅牢無比なる異霊(オ ル タ)。 果たして……

第一から第六までの試練こそは、 魂なく、心なく、愛なく、燃え盛るのみの炎なれば。

アビゲイル

マスターはよく、夢を歩いてしまうでしょう? 私が来る前にもそういうことがあったって、おじ様が。

マスターの夢の何処かで、嗅いだことが…… あるような気がして……―――

おじ様が言うには、 マスターの夢の話だから……

道満さん(あ な た)にも訊(き)いた方がいいって。 私には、よく分からないのだけど。

(びくっ)……え、ええ。 悪ふざけをしているつもりは、ないのですけれど……

アマデウス

さっき見た時はなかったんだけどね。 ふと、気付いたらそこにあったのさ。

やあ僕のマリア、ご覧。 そこのテーブルに面白いものを見つけたんだ。

エデ

彼の霊基の片隅から…… ――――――あなたを、見つめていました。 ?!

彼の炎を遣(つか)ってきた、あなたに。 彼の炎に打ち克(か)った、あなたに。

今は、もう、ほんの僅かな残響です。 彼が離れてしまったから。

彼と同じようには歩むことはないと、 そう、決めたあなたは……

カドック

そんなことが……有り得るのか? 英霊召喚には莫大な魔力が消費されるんだぞ。

現状、霊基グラフにある英霊たちの維持だけでも 相当のコストを支払い続けている筈だ。

僕はせいぜい小言を投げる役だ。 おまえがカルデア最後のマスターなんだ。

未来の特異点でコイツと会った、ってことか!

カリオストロ

人理漂白を成し遂げた異星の神――― その配下たる数多の使徒どもを前に、この私(わたくし)は、

我が真の正体こそは! 希望がために送り出された“人理のサーヴァント”!

カルデアのマスターからもたらされる、 妙に効率的な魔力供給は―――

もしや、身に着けた小癪(こしゃく)な礼装の効果ですか。 流石は人類最後のマスターだけあって備えも万全と?

アレこそは英霊・巌窟王とかつて敵対せし魂! 恩讐の炎によって紐付けられし、異霊(オルタ)の霊基!

関連する地の文:

  • 魔力もなく。 気配もなく。
  • 礼装の防御効果は容易く貫かれ、 耀星のハサンの反応は間に合わない。

カリオストロ・オルタ

万全の魔力を以て霊基を維持している二騎には、 暫く、大人しくしていただきましょう。

見事、見事ですカルデアのマスターとその従僕たち! 儚き仮初めの勝利に言祝(ことほ)ぎを!

我が幻炎、霊基にどこまでも纏(まと)わりつき! その自由を縛りましょう!

通称をカリオストロ伯爵。 我が霊基、アヴェンジャーにあらず。

我らサーヴァントの本質こそは仮初めの客。 現実に対して、彼方の座から訪れた魂なれば、

カリオストロ・ヘッド

私(わたくし)こそが霊基本体! 私(わたくし)こそがマスター絶命作戦における主体―――

自己の魔術回路を完全掌握する芸当など、 未熟な、カルデアのマスター(魔 術 師 も ど き)なぞにできる訳が――― ?!

成る程、正しき道のための濾過(ろ か)行為とは、 なかなか人理も小憎(こにく)らしいことをするものですが、

光輝たる異星の恩寵(おんちょう)を受けしこの霊基(私)が! 断罪してこそ、道理でありましょうとも!

疑似天体運行と同一化した我が霊基、 今や、人体の小宇宙(ミクロコスモス)そのものである!

関連する地の文:

  • 一度はひとつの霊基として合わさったものを。 疑似東京であなたがやったのと同じに……

キリエ

今日は本当に、本当の本当に残念なことに、 帰りに少し遠出しなくてはいけなくて…… ?!

わたし、丸の内口近くの大きな書店にいたんです。 ミステリ研の資料を買うために…… ?!

どうして折田先輩とサリエリ先生が、とか…… どうしてビルの屋上まで跳べるのか、とか……

大人用の中辛はまだストックがあるのですが、 甘口のルゥは切れてしまっていましたから。

関連する地の文:

  • こういった異常事態、 マスター単独の状況での対応について
  • カルデアでは――― ?!
  • 術式による英霊たちを召喚しても、 彼らの刃が届かない……

キリエの声

クラスメイト女子A

ちょっと怖いけど景清くん格好いい! 竹刀怖いけど!

クラスメイト女子B

クラスメイト男子A

あれやっぱ竹刀だよな。 な、なんで袋とかに入れてないんだ??

クラスメイト男子B

武闘派ってことなのか……? でもなんか、こう、いいな牛若……。

ゴルゴーン

とうに霊基の軛(くびき)から解き放たれる頃合いだろう。 ……違うか、貴様ら。

思うがままに荒ぶることも出来ず、 真名解放なくば、宝具さえまともに扱えぬか――――

あのマスターは愚かな変わり者だが、 とことんまでも愚かを極めてはいるようだ。

――――――『強制封印・万魔神殿(パ ン デ モ ニ ウ ム ・ ケ ト ゥ ス)』! はははははははははははははははははははは!

ゴルドルフ

この期に及んでまた特異点が来るぅ! ま、また大規模特異点とかじゃなかろうね!?

『ああっ人理定礎盤が』と言われるたびに、 私の心臓がどれほどキュッッとするか!

一度目の定礎盤変動はまったくの原因不明! 二度目も、こう、知らんうちに変動しちゃってる!

週一で定期検診は受けている! コレステロール値だって最近は下がっている!

サリエリ

ここがまっとうな特異点なら、人理に召喚された はぐれサーヴァントがいてもいいところだが…… ?! ?!

ことサーヴァントであれば、常に、 特異点ないし異聞帯に於(お)ける異常事態の要だ。

(魔力リソースとしての令呪を失った状態では、  たとえここを乗り越えたとしても……)

景清の際には、マスターが令呪一画を使用していた ことから、話に聞く令呪使用法―――

(この東京における初めての、  カルデアに霊基情報のない敵サーヴァント、か)

関連する地の文:

  • 軋(きし)みかけていた魂と精神を駆け巡り、 令呪越しに魔術回路が躍動する。
  • 魔力もなく。 気配もなく。
  • 片や、特異点の主たる“監獄塔の巌窟王”。 片や、既に物言わぬ影と化した“カルデアの巌窟王”。

サリエリ先生

折田君、真白君! マスター君! 私の後ろに! ?! ?!

…………教師としては首肯し難(がた)い。 だが、一個人として、きみの発言に説得力を感じている。

有り得ない。平日夕刻の銀座から東京駅まで、 無人にするために、一体どれだけの費用が掛かるか。

人々の消失、不気味な鎧と炎の跋扈(ばっこ)。 そして恐らくだが……あらゆる時計類の一斉不調。

関連する地の文:

  • あなたの簡易召喚でどれ程戦えるか。 二秒、であれば保つかもしれない。
  • わかるのは、なるべく、 傷を負わず、一秒でも長く召喚を維持して、戦って、
  • マスター!

サリエリ先生?

カルデアとは通信不能。 まあ、これは予想の範疇ではある。

そのようだ。 ……成る程、同位体のようなものに憑依した形か。

サリエリ?

シオン

令呪三画を使い切った状態に陥っていた。 本特異点、相当の激戦地だったと予想できます。

人理定礎盤の観測を開始してからというもの、 大規模な特異点の発生はないという認識でしたが、

マスターくんそのものが、 特異点と化している可能性がある……?

通信終了からきっかり1分で到着ですね。 流石はカルデアのマスター、やることが早い。

肉体的には健康そのものではありますが、 マスターの魔力消耗は著しく、

ジャンヌ

オルタって、ビックリ系のアトラクションは苦手? しょうがないですね、もう。

いいですね。皆で通ってみたいです。 私も、学校には通ったことがなくて……

駄目よオルタ。そのツッコミ、 マシュさんが言おうとしていたのに……

何も言わずに行かれたら、 私はさめざめと泣いてしまうところでした。

大丈夫ですか? 具合が悪いようでしたら、医務室に―――

ジャンヌ・オルタ

あの霊基、前にアナタは異聞帯攻略で出逢ってるでしょう? 英霊ニトクリスが異霊化した存在として。

ふふん、素直に認めなさい。 伊達に特異点や異聞帯を攻略してきてないわよ。

特異点と同じ霊基なんて、 私以外、誰もいなくないです?

霊基が頑丈過ぎるわよ、アレ。 並のサーヴァント一騎で当たったら潰されるレベル。

……って、今ここで訊(き)けばいいじゃない。 令呪使ってた本人がいるんだし。

関連する地の文:

  • 軋(きし)みかけていた魂と精神を駆け巡り、 令呪越しに魔術回路が躍動する。
  • 魔力もなく。 気配もなく。
  • 多くの特異点(と こ ろ)を巡ったけれど、 東京のお台場でデートだなんて。

ジャンヌ・オルタ?

ジャンヌってどっから出てきたのよ! ……折田(おるた)の方は合ってるけど。 ?! ?!

ダ・ヴィンチ

U-オルガマリーの『遺分體(エ レ メ ン ツ)』を鋳造して、 私たちに宣戦布告(せんせんふこく)してきた存在だ。

実はね――― ここの英霊召喚システムがひとりでに稼動したんだ。 ?!

そうかもしれない。けど、物理的なサイズと 人理への影響度に因果関係があるかは議論があるよ。

……英霊の座には、基底現実における 時間経過の概念が通用しないという説があるよね。

霊基グラフに登録されてた、とかじゃなくて ボーダー内にしっかり現界してるんだ。

テオドリック・オルタ

制することのできぬ際限なき炎だけが! 恩讐の果てに、おまえ自身を薪(まき)として燃え盛る!

破滅は誰も彼もに等しく訪れ、希望はない。 喪失は誰も彼もに等しく訪れ、すべてが終わる。

凡(およ)そ多くの人がそうであるように おまえもまた、避け得ぬ嵐を前にすべてを諦める。

復讐者。 異霊(オルタ)なりし大嵐成す二騎(ワ イ ル ド ハ ン ト)である。

勇気であれば、儚き尊さに浸りながら。 無謀であれば、己が愚かしさのままに。

ディオスクロイ・カストロ

ディオスクロイ・ポルクス

ナイチンゲール

幻覚作用のある薬剤を投与した旨の報告は、 ネモ・ナースから受けていませんが…… ?!

多くの方々の姿が不思議と見えない…… そういった期間であることは把握しています。

ですが今は、感じたままを伝えます。 復讐者と名乗る方々が、消えています。 ?!

此処(こ こ)は、船です。 どれだけ巨大であろうと船には違いありません。

関連する地の文:

  • 慣れた気配。 いつの間にか背後に立っている、彼の魔力。

ニトクリス

ですからもしも、英霊ニトクリスが アヴェンジャー霊基として召喚された場合には、

命ある生者でありながら、 死の昏(くら)がりを力として神々へと撃ち込んだ者。

登場用語(ルビ・注釈)

用語読み文脈
霊基状態特にオルタ。 その霊基(状 態)で魔力消費を抑える必要がある以上……
ことサーヴァントであれば、常に、 特異点ないし異聞帯に於(お)ける異常事態の要だ。
特異点ところ多くの特異点(と こ ろ)を巡ったけれど、 東京のお台場でデートだなんて。
戦闘可能な霊基いつもの状態ずっと、戦闘可能な霊基(い つ も の 状 態)を維持するのは無理みたいなのよね。
カルデアのマスター魔術師もどき自己の魔術回路を完全掌握する芸当など、 未熟な、カルデアのマスター(魔 術 師 も ど き)なぞにできる訳が―――
遺分體エレメンツU-オルガマリーの『遺分體(エ レ メ ン ツ)』を鋳造して、 私たちに宣戦布告(せんせんふこく)してきた
きし軋(きし)みかけていた魂と精神を駆け巡り、 令呪越しに魔術回路が躍動する。
宣戦布告せんせんふこくU-オルガマリーの『遺分體(エ レ メ ン ツ)』を鋳造して、 私たちに宣戦布告(せんせんふこく)してきた存在だ。
魔力マナ……大気中の魔力(マ ナ)をすべて奪われたも同じ、 というあたりでしょう。
贋作がんさくあれは恩讐なき復讐者ならざる贋作(がんさく)霊基、 しかして真なりし復讐者として成立せし女王ニトクリス。
言祝ことほ見事、見事ですカルデアのマスターとその従僕たち! 儚き仮初めの勝利に言祝(ことほ)ぎを!
まと我が幻炎、霊基にどこまでも纏(まと)わりつき! その自由を縛りましょう!
ぬる攻撃が緩(ぬる)いったらない! アンタ、バーサーカー霊基でも混ざってる?
編纂へんさん編纂(へんさん)と剪定。 現実と夢幻。
無辜むこ我が身はアヴェンジャー、復讐者。 無辜(む こ)の怪物として成立した有り得ざる霊基である。
ゆが奴の受け売りだが聞け。 歪(ゆが)みとは、特異点に程近いが……
なす無辜(む こ)の罪を擦(なす)り付けられることには、 生憎とこの霊基は慣れている。
恩寵おんちょう光輝たる異星の恩寵(おんちょう)を受けしこの霊基(私)が! 断罪してこそ、道理でありましょうとも!
小癪こしゃくもしや、身に着けた小癪(こしゃく)な礼装の効果ですか。 流石は人類最後のマスターだけあって備えも万全と?
はらあれなる霊基こそはニトクリス・オルタ! 愚かにも狂気を孕(はら)む不完全なるアヴェンジャーに過ぎぬ!
カルデアのサーヴァント連中、 あの調子でもっと喚(よ)べるんじゃないの?
不倶戴天ふぐたいてん人類を不倶戴天(ふぐたいてん)の敵と定めた霊基であれ、 たったひとつの怨みを秘めた霊基であれ、
コイツスフィンクスへえ、やるじゃない! 霊基ガリガリ削れてるわよ、コイツ(スフィンクス)!!
黒い影巌窟王マスターがその反応ということは、 やはり黒い影(巌 窟 王)の主導、か。
にく自身の宝具が把握できていない、か。 考え難(にく)いな。
くびきその手の話に詳しくはないが、 彼の宝具は、時空の軛(くびき)をさえ脱するとも聞く。
うずくまおまえの足元に蹲(うずくま)る影は、 魔力の殆どを失った抜け殻にすぎず、
すがマスターの精神と魂を求め、 縋(すが)り、喰らい尽くさんとして蠢く内なる敵!
精神こころマスターの精神(こころ)の底の底? そんなトコにアイツがもう一人いたってこと!?
秩序に死を、遍く世界に混沌をレベリオン・ウ・モンド我が宝具――― 『秩序に死を、遍く世界に混沌を(レ ベ リ オ ン ・ ウ ・ モ ン ド)』。
目眩めまい目眩(めまい)でもした? 魔力不足、とかじゃないわよね。
くすぶその胸に燻(くすぶ)る火と共に、 マスター。
残滓ざんし簡易召喚された英霊たちのうち、 僅かに残滓(ざんし)のあった者による援護。
本分メイン一応、女子高生でありつつも 本分(メイン)はアナタのサーヴァントですし?
ひる何が起きてるのか分からないが――― 怯(ひる)んだぞ! カルデアの!
待て、しかして希望せよアトンドリ・エスペリエ回復宝具『待て、しかして希望せよ(ア ト ン ド リ ・ エ ス ペ リ エ)』――― 仮面
学校ここ……そこまでする理由があるということか? 学校(こ こ)にカルデア側の戦力を集める必要がある、と。
夢見の姫アビゲイルそこは問題ないでしょう。 魔力の気配から察するに、夢見の姫(ア ビ ゲ イ ル)と……
冤罪えんざい冤罪(えんざい)! 張り切って冤罪(えんざい)を主張するわマスターちゃん!
一騎ひとり構えろ、マスター。 流石にオレ一騎(ひとり)で勝てる相手じゃなさそうだ。
そこマスターの影しっかりしなさいよ巌窟王! 今も、そこ(マスターの影)にいるんでしょうが!
この姿折田さんでも、こっちは霊体化ができないみたい。 代わりに、この姿(折 田 さ ん)だと殆ど魔力消費がないの。
ここカルデア伯爵と言えば、ここ(カルデア)で思い浮かぶのはあの英霊だ。
おまえオルタここ30分以内で感じ取れた魔力は、 おまえ(オ ル タ)のものだけだった。
かた犯人たちがマリー王妃の名を騙(かた)ったことから、 当時は王妃を非難する声が市井(しせい)に溢(あふ)れたそうです。
はなむけ貴様の絶望を以て、 南極行の希望への餞(はなむけ)としてくれよう!
飛羽野とわのええ、マリーよ。 飛羽野(と わ の)マリー。ええと……
あらわ或いは、哄笑(こうしょう)を響かせて顕(あらわ)れる。 無言のまま佇(たたず)むというのは……
あぎと―――騎士の刃。並びに、魔蛇の顎(あぎと)!
音楽教師サリエリおまえの作戦じゃないだろうし、 音楽教師(サ リ エ リ)にできるとも思えない。
音楽の先生サリエリ音楽の先生(サ リ エ リ)と私の二人だけかぁー。
韃靼山嶺だったんさんれい―――我が復讐を阻む者。 ―――第三に、韃靼山嶺(だったんさんれい)に座した欺瞞(ぎまん)の王子。
さやそれだけだ。つまらん。 鞘(さや)に納められた太刀の刃文(はもん)なぞ分かるものか。
面子メンツでも、軍師連中とかの方がいいんじゃない? 今回どういう面子(メンツ)なのこれ。
静謐せいひつ外界から隔絶された静謐(せいひつ)の室にして、 あらゆる感知を遮断する場でもある。
もや頭の奥に、砂嵐めいた靄(もや)が掛かっていて 肝心な部分を思い出せない。
電光石火でんこうせっかオルタ! サリエリ! 疾風迅雷(しっぷうじんらい)、電光石火(でんこうせっか)にて為済(しす)ませる!
いかずち雷(いかずち)が、化生に変じた!?
こぼ命が零(こぼ)れていく。
難攻不落なんこうふらくおよそ不可能を可能とする激烈なる行動の源であり! およそ難攻不落(な ん こ う ふ ら く)と言える敵を撃滅せしめる力であり!
隠形おんぎょう隠形(おんぎょう)しつつ、サリエリの様子を窺(うかが)おう。
隈取くまどもう、隈取(くまど)り塗ってるのかと思ったわよ。 あんまり寝てないんでしょう、アンタ。
長時間戦闘一〇分以上けれど長時間戦闘(一 〇 分 以 上)は、どう? そこまで保てば、あの三人は逃げ切れる?
鏖殺おうさつははははははははは! ――――――景清が、鏖殺(おうさつ)してしんぜよう。
錫木すずき日直は、作馬(さくま)と錫木(すずき)…… ってこれ今日の消し忘れよね。
銀色の髪の彼女ジャンヌ・オルタあなたの足元に潜む黒い影を。 銀色の髪の彼女(ジ ャ ン ヌ ・ オ ル タ)がやったのと同じに……
金城鉄壁きんじょうてっぺき金城鉄壁(きんじょうてっぺき)にして堅牢無比なる異霊(オ ル タ)。 果たして……
邁進まいしん絶望と悲嘆の果てに湧き上がる、魂の炎! 障害すべてを破壊して邁進(まいしん)せしめる決意の大断行!
つか彼の炎を遣(つか)ってきた、あなたに。 彼の炎に打ち克(か)った、あなたに。
道満さんあなた道満さん(あ な た)にも訊(き)いた方がいいって。 私には、よく分からないのだけど。
運命―――おまえは! ―――現実という名の運命(嵐)さえ、超えて!
はやようやく、大将が餌に食い付いて…… 逸(はや)って守備戦力を割いてきたんだから!
こ……んな……ッ! 莫(ば)、迦(か)な……!
はやうむ。紫電の迅(はや)さで迫る気配が あった故、そこに合わせたまでのこと。
つら貴方は……辛(つら)いことが あったばかり、なのですからね。
転校生ハサンだから今、転校生(ハ サ ン)に交渉中。 アイツ霊体化できるし。
躊躇ためらあなたは身構える。 堅牢なる重装騎士を相手に、僅かたりとも躊躇(ためら)わず。
蹂躙じゅうりん『蹂躙(じゅうりん)して』
跋扈ばっこ人々の消失、不気味な鎧と炎の跋扈(ばっこ)。 そして恐らくだが……あらゆる時計類の一斉不調。
おもむき……それはそーですけど。 趣(おもむき)がないわねーサリエリ先生は。

メモ・ネタバレ要素

(このセクションは手動で補完してください)


このページはシナリオデータ(novel_text)から自動生成されました。 総シーン数: 353 / lore重要シーン: 66