ククルカン
1. 概要
ORTの心臓を持つマヤの神。
神話における出自 ―― マヤの「羽毛ある蛇」
ククルカンとは、ユカテク・マヤ語で『羽毛ある蛇』『翼ある蛇』を意味する、中南米マヤ神話の善神にして創造神。人類を庇護する善なる神であり、風と豊穣を司る。キチェ・マヤ語では同じ意味を持つグクマツの名で呼ばれ、アステカ神話におけるケツァル・コアトル神とは同一の存在であるとされる。
マヤ神話体系の最高存在の一つとされ、マヤパン、チチェン・イツァー、ウシュマル等ユカタン半島の各都市には巨大な神殿が建造され、大きな信仰を集めていた。世界と人類の創造にまつわる神であり、グクマツ神として呼ばれる場合は破壊をもたらす暴風雨(ハリケーン)を司るとも言われる。汎人類史のククルカンが持つ宝具『風、天より降り来たる(カクルハ・フラカン・ククルカン)』の「カクルハ・フラカン」はハリケーンの語源となったマヤの神の名であり、フラカン神はククルカンと共に世界創造に関わった暴風の神で、創世神話の中で一度、先行人類を絶滅させるほどの大災害を引き起こしたという。
正体 ―― 「ORTの心臓」オルト・ククルカン
しかし、FGOに実装されたこのククルカンは汎人類史の神ではない。公式プロフィールの出典欄には「マヤ神話、異聞帯ミクトラン」とあり、彼女は南米異聞帯ナウイ・ミクトランの王であり、その正体は「ORTの心臓」である。
FGO世界において、中南米の神のルーツは「地球に落下した隕石に付着していた繊維型情報記憶体が地球の植物と融合したもの」とされる(スキル『アーキタイプ:ORT』)。植物は大きく広く成長し、やがて地球の大地の7割をカバーする一大ネットワークになった。このククルカンはその情報記憶体の最新タイプであり、南米異聞帯を存続させるために使われたORTの心臓と、星間外来種が融合することで制作(デザイン)された生命体である。『領域外の生命』としての特色と『大地の頭脳体』の特色を併せ持つ、極めて特異な存在だ。
宝具『星、宙より落ち来たる』は、ORTの心臓として輝く時は「ラストサン・シバルバー」、マヤの創造神として輝く時は「キニチ・アハウ・インパクト」あるいは「エル・カスティージョ・ククルカン」と呼ばれる対界宝具。南米中に張り巡らされた植物根のネットワーク ―― 一つの大陸すべての霊脈に走る魔力を集結させ、『ククルカン』として出力した姿であり、公式は「とある真祖の露出状態である『光体』と同じもの」と説明する。ただしこちらは地球外から落ちてきたものが『地球の守護者』を志しているだけなので、事象収納等、星の内海に関する能力は発揮できない。なお、クラススキル『領域外の生命』については「もう地球が故郷のため、弔われている」という一行だけがある。
異聞帯のククルカンには汎人類史版のスキルの多くが欠けている ―― 神性を含む『善神の神核』も、水を通じて生命の起源を操る『生命の水』も、最高ランクの『陣地作成』も具わっていない。本人も「神様ってなにすればいいのー?」と首をかしげており、人類における『神』の概念を正しく理解しているかすら怪しい、と公式は評する。その代わり、原生生物たちに最適な『生活』を助言する『文明作成:EX』を持つ。
人格 ―― 「なんかおかしい」女神
公式プロフィールは、彼女の説明のあとにわざわざこう書き添えている ―― 「『なるほど、分かりました! とにかく偉い神様なんですね! では、そのように振る舞いまーす!』……このククルカン、なんかおかしくない?」。
性格は外交的・行動的。一言にすると『清廉潔白、非の打ち所のない女神』。めっちゃフランク、なのに上品、距離感が近くて博愛主義。そこにいるだけでキラキラしている(物理的に)。悩みを聞き、励まし、体調を整えてくれて運気が上がる ―― けれど最後には「では、戦うしかありませんね!」と、どれほど過酷な戦場だろうと戦って勝つことを強要してくるハチャメチャな女神である。「あ、こいつ基本的に人間の心が分かってないな」と誰もが即座に理解するだろう、と公式は身も蓋もなく言う。
その根にあるのは、頑張る生命が大好きで、可能性のある生命を護りたくて、そんな生命たちと一緒に戦うことを夢見ていた、ある意味箱入りお嬢様という性質。戦闘時は「やった、バトルですね!」と突進していく巡航ミサイルである。
そして『すべての生命体に向けられる愛』から生まれた彼女は愛情いっぱいだが、その判定が世界規模であるため『人間的な愛情』にはなりえなかった ―― はずだった。「他の人間と同じく守護・観察対象なのですけど……」「優先順位、すっごく上にしていいですか?」。特別な存在、人生に影響を与えるパートナーというものを知らなかったククルカンは、はじめて得た"共に助け合う存在"にドキドキしている。もっと知りたい、もっと話したい、もっと触れたい、そしてもっと味わいたい ―― それが『自分とは違う生命』に対する恋であることを、ククルカンはまだ知らない。知ってしまうともう待ったなしである、と公式は締める。
FGOでの役割 ―― Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
第七異聞帯の王として登場。カルデア一行の前に現れ「わかりやすく言うと、このミクトランの創造主。貴方たちの言う、『南米異聞帯』の王さまデース!」と名乗り、「じゃ、ちょっと肉体言語で語り合おっか!」といきなり殴りかかってくる ―― のだが、「ごめんなさい、貴方を壊す気はないんです。そこで、しばらく気絶していてね」と加減する。異聞帯の王でありながらカルデアと敵対しないという異例の立場を取り、むしろ同じ異聞帯の神テスカトリポカを「あの人間を放置してはミクトランが滅びる。なので、そうなる前に抹殺しに来たのです」と自ら討ちに向かう。その理由づけも「汎人類史だと、ケツァル・コアトルとテスカトリポカはライバルなんでしょう? なら私もそれに倣うまで、なのです。ふふふ。神話的背景を理由にして、もうメッタクソにぶちのめして泣かせマース♡」と、神話をノリで参照する彼女らしいものだった。
章を通じてカルデアの同行者・協力者として振る舞い、地球外からの侵略者ORTという最大の脅威と、自らがその心臓であるという事実に向き合っていく。彼女の物語はLostbelt No.7全体の主軸のひとつであり、スキル『黄金樹海紀行:EX』の説明 ―― 「無窮の空と不滅の太陽、そして虚空への憧れに満ちた、樹海に生きたすべての生命たちの夢」―― が、閉じられた異聞帯の生命たちの代表としての彼女を端的に表している。
ほかに「オービット・ラディアンス・シング」「スペース・ファンタズムーン アナザー・クリスマス」などにも登場する。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル、tools/data/pure_nice/2501100.json)/シナリオ本文コンコーダンス(Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン)
2. 別クラス/バリエーション
- 汎人類史における同一神格: ケツァル・コアトル(アステカ神話。ククルカン=グクマツ=ケツァル・コアトルは同一とされる)
- 南米異聞帯の関係者: テノチティトラン(プリテンダー)/テスカトリポカ/ORT
3. ステータス
- クラス: Foreigner
- 真名: ククルカン
- 性別: 女性
- 出典: マヤ神話、異聞帯ミクトラン
- 地域: ???
- 属性: 秩序・善
- 身長/体重: 176cm・??kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: 広江礼威
- CV: 諏訪彩花
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | C |
| 耐久 | C |
| 敏捷 | B |
| 魔力 | EX |
| 幸運 | A |
| 宝具 | B++ |
4. 宝具
星、宙より落ち来たる (キニチ・アハウ・インパクト)
- ランク: EX
- 種別: 対界宝具
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
自身に〔人類の脅威〕特攻状態を付与(1ターン) + 敵全体に強力な〔地の力を持つ敵〕特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ>&スキル封印状態を付与(1ターン) + スターを大量獲得
5. プロフィール
キャラクター詳細
中南米、マヤ神話における善神にして創造神。 人類を庇護する善なる神であり、風と豊穣を司る。 ククルカンとはユカテク・マヤ語で『羽毛ある蛇』『翼ある蛇』を意味する。キチェ・マヤ語では同じ意味を持つグクマツの名で呼ばれる。
「なるほど、分かりました! とにかく偉い神様なんですね! では、そのように振る舞いまーす!」
……このククルカン、なんかおかしくない?
プロフィール2
○汎人類史におけるククルカン マヤ神話体系の最高存在の一つとされ、マヤパン、チチェン・イツァー、ウシュマル等のユカタン半島の各都市では巨大な神殿が建造され、大きな信仰を集めていた。 世界と人類の創造にまつわる神であり、グクマツ神として呼ばれる場合は破壊をもたらす暴風雨(ハリケーン)を司るとも言われる。 アステカ神話におけるケツァル・コアトル神とは同一の存在であるとされる。
○汎人類史における宝具 『風、天より降り来たる』 ランク:EX 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人/500人
カクルハ・フラカン・ククルカン。 風の神としてのククルカンが用いる破壊の風。 大いなる自然の諸力の一つであり、 抗うこと敵わざる神の暴威。 カクルハ・フラカンとはハリケーンの語源であるマヤの神の名。フラカン神はククルカンと共に世界創造に関わった暴風の神であり、創世神話の中で一度、先行人類を絶滅させる程の大災害を引き起こしたという。 ククルカンは、自らの名と共にフラカンの名を宝具として叫ぶことで、自らの裡にも存在する破壊的な風の権能の一部を呼び覚ます。
プロフィール3
○性格 外交的・行動的。 一言にすると『清廉潔白、非の打ち所のない女神』。 めっちゃフランク、なのに上品、距離感近くて、博愛主義。そこにいるだけでキラキラしてる。 色々悩みを聞いてくれたり、励ましてくれたり、体調を整えてくれたりして、もりもり運気が上がってくる。 黙っていてもキラキラしてる。宇宙的(オーバーロード的)な慈愛さえ感じる。というか物理的にキラキラしてる。 けど、最後には 「では、戦うしかありませんね!」と、 どれほど過酷な戦場だろうと、戦いに出て勝利する事を強要してくるハチャメチャな女神。 「あ、こいつ基本的に人間の心が分かってないな」と 誰もが即座に理解するだろう。
頑張る生命が大好きで、可能性のある生命を護りたくて、そして、そんな生命たちと一緒に戦うことを夢見ていた、ある意味箱入りお嬢様。 戦闘時は「やった、バトルですね!」と突進していく巡航ミサイル。
○動機・マスターへの態度 『すべての生命体に向けられる愛』から生まれたククルカンは、愛情いっぱいである。 とはいえ、その判定が世界規模であるため、『人間的な愛情』にはなりえなかった。しかし。
「他の人間と同じく守護・観察対象なのですけど……」 「優先順位、すっごく上にしていいですか?」
特別な存在、人生に影響を与えるパートナー、というものを知らなかったククルカンは、はじめて得た“共に助け合う存在”にドキドキしている。 もっと知りたい。もっと話したい。もっと触れたい。そして、もっと味わいたい。 それが『自分とは違う生命』に対する恋である事を、ククルカンはまだ知らない。
知ってしまうともう待ったなしである。
プロフィール4
○陣地作成:- 汎人類史におけるククルカンは風と文化の神であり、マヤ神話における最高神イツァムナーと同一視されることもある。イツァムナー(イグアナの家)の名が示す通り、イツァムナーは世界の創造神とされるため、同一視されるククルカンにも最高ランクの陣地作成スキルが具わっている。 だがそれは汎人類史のククルカンの話。異聞帯のククルカンにはそのようなスキルは具わっていない。
○文明作成:EX 汎人類史のククルカンは最高ランクの『道具作成』を持つが、異聞帯のククルカンは細かな指先の制御が得意ではないらしく、道具作成は苦手のようだ。 その代わりといってはなんだが、『文明作成』という、原生生物たちに最適な『生活』を助言する才能が具わっている。
○善神の神核:- 神性を含む複合スキル。 汎人類史のククルカンであれば最高ランクだが、 異聞帯のククルカンに神性は具わっていない。 本人も「神様ってなにすればいいのー?」と首をかしげている程なので、人類における『神』の概念を正しく理解しているかすら怪しい。
○生命の水:- 汎人類史のククルカンが持つスキル。 水を通じて生命の起源および原理を操る。天空と水(海)から世界を創造した伝説から、水を領域の一つとする。 フィールドが水辺の時に多くの能力向上が望めるが、異聞帯のククルカンには具わっていない。
プロフィール5
○翡翠のカリスマ:A+ 汎人類史のククルカンが持つ『水』と『風』の属性を一つにまとめたスキル。 カリスマの亜種スキル。ククルカンいるところ、クリティカルによる事故死は無くなる。
○我ら、翼ある蛇:EX 汎人類史のククルカン神はグクマツ神であり、そしてケツァル・コアトル神である。 いずれの神もそれぞれの地域の言語で『羽毛ある蛇』『翼ある蛇』を意味し、神性の由来、及びその性質はすべて同じものだった。 地域が近いとはいえ神話体系を越えて語られる神であるククルカンは、他の神話における『翼ある蛇』の能力を一時的に使用できる。 これはそんな権能を想像力で真似たものである。
○黄金樹海紀行:EX 無窮の空と不滅の太陽、そして虚空への憧れに満ちた、樹海に生きたすべての生命たちの夢。 閉じられていたとはいえ、一つの世界の 生命の代表であり頂点であるように設計された、 ククルカンの戦闘モード。
ようは『すごくやる気出た!』というモチベーションアップだが、ククルカンレベルになると精神論ではなく、彼女のいる空間ごとエネルギー加速効率がアップする。『時間と空間さんもやる気出てきたみたい!』とか本気で言う。
プロフィール6
『星、宙より落ち来たる』 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
ORTの心臓として輝く時はラストサン・シバルバー。 マヤの創造神として輝く時はキニチ・アハウ・インパクト。あるいはエル・カスティージョ・ククルカン。
異聞帯の王であり、ORTの心臓であるオルト・ククルカンの宝具。 もともとは繊維型情報記憶体(菌類による情報伝達をする極小生命)であった『彼の者』たち。 南米中に張り巡らされた植物根のネットワーク。 一つの大陸すべての霊脈に走る魔力を集結させ、『ククルカン』として出力した姿。 とある真祖の露出状態である『光体』と同じもの。 とはいえこちらはあくまで地球外から落ちてきたものが『地球の守護者』を志しているだけなので、事象収納等、星の内海に関する能力は発揮できない。
○領域外の生命:- もう地球が故郷のため、弔われている。
○アーキタイプ:ORT FGO世界において、中南米の神のルーツは『地球に落下した隕石に付着していた繊維型情報記憶体が地球の植物と融合したもの』とされている。 植物は大きく広く成長し、やがて地球の大地の7割をカバーする一大ネットワークになった。 このククルカンはその情報記憶体の最新タイプ。 南米異聞帯を存続させるために使われたORTの心臓と、星間外来種が融合する事で制作(デザイン)された生命体である。
『領域外の生命』としての特色と『大地の頭脳体』の特色を併せ持つ。
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
登場する章
- Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン — この章で 475 行の発言
- スペース・ファンタズムーン アナザー・クリスマス — この章で 53 行の発言
関連する設定概念
- アーキタイプ — このページに本人の発話引用が 5 件
関連する概念礼装
- 絆礼装『最初のおくりもの』 — 本人の絆礼装
- 概念礼装『オービット・ラディアンス・シング』 — プロフィールが本人に言及
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- 第二部九章
- EX章 屍の帝都
- スペース・ファンタズムーン アナザー・クリスマス
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- 『太陽の教え』
- あごをさするディノス
- うなずいていたディノス
- うなずくディノス
- イシュキック
- イスカリ
- ウィツィロポチトリ
- エレシュキガル・オルタ
- オセロトル
- オセロトルたち
- カドック
- カドック&ゴルドルフ
- キングサンタ
- キングサンタ108
- キングプロテア・オルタ
- クアウトリ
- ケツァル・コアトル
- コメント
- コヤンスカヤ
- コロンブス?
- ゴルドルフ
- サンタズムーン
- シオン
- ジャガーの戦士たち
- ジャガーマン
- ジーク
- ジーク&ククルカン
- スターシエル
- ダ・ヴィンチ
- ダ・ヴィンチ&マシュ&ハベトロット
- (他 64 キャラ)
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