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絆礼装ロア:フォーリナー

FGOの絆礼装(内部フラグ svtEquipFriendShip)のうち、フォーリナーのサーヴァントが所有するものを収録する。いずれもサーヴァントとの絆レベルが最大付近に達したときに授与される専用礼装で、そのサーヴァントの内面・出典伝承・作中での立ち位置を語る一次テキストとして扱える。

  • 収録: 15件(本文掲載 15件 / 巻末の簡易一覧 0件)
  • プロフィールは引用ブロック内にゲーム内テキストを改行込みで全文掲載している。\[#漢字:よみ\] のような角括弧はゲーム内のルビ・色指定タグをそのまま残したもの。
  • 「読み取れる設定」は編者による整理。本文から確実に読み取れない解釈には 【推測】 を付す。
  • 一覧・他クラス: 絆礼装ロア 総目次

アビゲイル・ウィリアムズ

所有サーヴァント: アビゲイル・ウィリアムズ

銀鍵のロザリオ(No.695 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

その“鍵”は一時、マサチューセッツ州セイレムに存在していたと云う。時間にして数十年間だが、鍵自身の過ごした悠久の世紀と比べれば、瞬きほどの間でしかない。鍵は英国に祖を持つ一人の“魔道士”によって几帳面に保管されていた。大きな羊皮紙に包まれ、馥郁たる香りを放つ香木製の箱におさめられていた。鍵は持つ者に特別な力を贈り与えた。誰でもよいというわけではない。使用には確たる条件があった。魔術の素養を備えた、無垢なる者、おさなごころを失わぬ者であることがその条件だった。なぜならば鍵は夢の世界へと繋がっていたからだ。そもそも“鍵”は恐るべき古代、極寒の氷河期に沈んだ北方の大陸の魔道士によって造られたものであると“象牙の書”“死者の掟の書”といった幾冊かの魔道書の記述を辿り知ることが出来る。ローマ遺跡の発掘品を彷彿とさせるその外見から確かに鍵と呼ばれるに至ったが、対となる錠が現実に存在するわけではない。実際には概念としての鍵であり、本来であれば魔道士の振るう“杖”と称すべきなのだろう。やがて魔女裁判の致命的な災禍がセイレムを襲った際に、鍵はまた偽りと迷信のベールに包まれ失われる筈であったが、受け継ぐべき者が現れた。その少女の名はアビゲイル・ウィリアムズ―――魔神柱に手渡された鍵を、少女は日没の時刻、絞首刑の丘が薔薇色に染まる星辰の刻に正しく用いた。いあ! いあ! 魔女と疑われた女たちが悪魔の書物に記した赤き印、その九つの印と同じ数のひねりを、それぞれの印にふさわしき動作で繰り、少女は“境界”へとつながる扉を開放したのだ。いあ、いあ、いぐああ、いいがい、がい! 虚構の深淵よりこちらを臨む者よ。夢の回廊の彼方におわす、窮極の門たる神よ。“全にして一、一にして全なる者”よ。少女に触れる者に警告をせねばならない。少女の存在は世界を不確かなものとするだろう、しかし、おお、おお、

―――手記はここで途切れている。

読み取れる設定

  • 「銀鍵」という魔道具が、極寒の氷河期に沈んだ北方の大陸の魔道士によって作られたと詳述される。
  • それがセイレムの魔女裁判の混乱のなかでアビゲイルに受け継がれ、彼女がそれを用いて「境界」へ通じる扉を開いたとされる。
  • 「全にして一、一にして全なる者」という形容や「いあ、いあ」という呪文はクトゥルフ神話大系を思わせ、セイレム関連の魔神柱設定と地続きの深いオカルト背景を示す。

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葛飾北斎

所有サーヴァント: 葛飾北斎

富士越龍図(No.709 / ★4)

イラスト: サクマミツロ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

“天我をして  五年の命を保たしめハ  真正の画工となるを得へし”          ~葛飾北斎の最期の言葉~

『富士越龍図(ふじごしりゅうず)』は、嘉永2年(西暦1849年)に没した北斎の、ほぼ絶筆画と称される。享年90。 70歳を超えて連作『冨嶽三十六景』を完成させた北斎は、その後も情熱的に絵を描き続けた。それ以前に描いたものはまったく取るに足りないものばかりであった、とまで語っている。73歳にて鳥獣虫魚の骨格や草木の何たるかをいくらかは悟り、80歳で向上し、90歳で奥意をきわめ、百歳では正に神妙の域を超える。そして百何十歳となれば、1点1格が生きているようになるだろうと―――。 富士を越えて天に昇る龍は、出世を意味するめでたい図様とされるが、ここに北斎の飽くなき執念をみてとることも出来る。自身の寿命を感じ取っても尚、それを受け入れず、誰も達したことのない高みを目指そうとした北斎の意志を感じはしないだろうか。

読み取れる設定

  • 史実の北斎最晩年の作品「富士越龍図」と、辞世の言葉とされる有名な述懐(73歳・80歳・90歳での境地の変化)を引用する。
  • 90歳を超えてなお高みを目指し続けた執念を描く史実準拠の人物像描写で、FGO側の新規設定はない。

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謎のヒロインXX

所有サーヴァント: 謎のヒロインXX

地球の思い出(No.892 / ★4)

イラスト: ゆずしお | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

今日もエーテル宇宙に幾つもの流星が飛んでいます。 星団アイドルユニット結成だの、 ダーク・ラウンズ再結成だの、 悪しき古代文明の女神が復活しただの、 銀河の秩序を乱す事件に事欠かない毎日ですが、私は元気です。

いえすみません、嘘です、嘘をつきました。 連日働き尽くめでちょっと辛いです。 でも、そんな時はこの写真を見ては、 ついつい口元を緩ませてしまう私なのでした。 あの騒々しくも華やかで、 終わりのないループだったクセに終わる時は一瞬で、 私が最高にカッコ良かった南国のバカンスは一生の思い出です。

今は長い任務の途中でなかなか地球には立ち寄れませんが、 私がそちらに戻れる頃にはすべてが元通りに なっているのでしょう。なってなかったら私が 力技で解決しますので、それはそれで安心してください。 それでは、また。 キミの勇気がみんなを救うと信じて!

          親愛なる地球のマスターくんへ。

追伸. そういえば三度目のピンチなんですってね。 何度目だ人理崩壊。

読み取れる設定

  • エーテル宇宙での冒険を手紙形式で報告する構成。
  • 星団アイドルユニット結成、ダーク・ラウンズ再結成、古代文明の女神復活など、EXTRA系スピンオフを想起させる出来事が列挙される。
  • 末尾の「三度目のピンチ、何度目だ人理崩壊」は、繰り返す危機をメタ的に自虐するギャグ。

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楊貴妃

所有サーヴァント: 楊貴妃

紫玉の笛(No.1145 / ★4)

イラスト: サクマミツロ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

紫色の玉(ぎょく)で作られた優美なる龍笛。 琵琶と並び楊貴妃の愛用していた楽器のひとつ。 月の仙女“嫦娥”より楊貴妃に贈られた品と伝わる。

「この一本の笛をふたりで一緒に吹いてみたり……  そんな戯れもまた愉しげな調べとなるものです」

読み取れる設定

  • 琵琶と並ぶ愛用の楽器である紫玉の龍笛が、月の仙女・嫦娥から贈られた品と伝わることを紹介する。
  • 月という主題を通じて、楊貴妃の霊基に神仙的な色を添える一枚。

関連


ボイジャー

所有サーヴァント: ボイジャー

タイタンⅢEロケット(No.1219 / ★4)

イラスト: たつよ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ろけっとだ。ぼくのろけっとだ。 ふろりだは、まだ、なつだった。 うみはまっさおで、なみしぶきがきらきらしてた。 どんどんちいさくなっていく、ぼくのほーむ。 ちきゅうのまぢかでみた、さいごのけしきだ。

ぼくを、そらへはこんでくれた、かれは、 もとはね、あいしーびーえむ、というみさいるだった。 たいりくかんだんどうみさいるが、 わくせいかんろけっと、になったんだ。 ふふっ、ちょっといいでしょう?

ありがとう―――あとは、まかせて。 ちゃんと、とどけてみせるから―――。

読み取れる設定

  • ひらがな中心の幼い語り口で、自身がICBM(大陸間弾道ミサイル)を改造した惑星間ロケットだったと明かす。
  • 軍事技術から転用された探査機という、ボイジャーの出自を確認する内容。

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アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕

所有サーヴァント: アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕

バルーンの偃月刀(No.1292 / ★4)

イラスト: たつよ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

“大いなる門と鍵の神の御名に於いて  力を与えよ。力を与えよ。力を与えよ。”

本来は夢の国の賢者の名を冠した半月形の刀。 その製法は死霊秘法として知られる魔道書断章に まで遡る。様々な儀式に用いる祭具。 取り扱いには厳重な注意を要するこのアイテムを、 携行にも便利な夏の行楽向けにアレンジしてみたのが このバルーンの偃月刀である。 使用の際は術者自身が息吹を注ぎ膨らませること。 その間は何者も手を貸してはならない。

「ここに夏を喚びましょう?  繰り返し寄せる波の音。秘めやかなる日蔭で。  ほんの束の間の、忘れ難い二人きりの夏を……」

読み取れる設定

  • 「大いなる門と鍵の神の御名に於いて」という詠唱と、製法が『死霊秘法』(ネクロノミコン)にまで遡るという記述が置かれる。
  • 「門と鍵の神」はクトゥルフ神話のヨグ=ソトースを直接指す固有名詞であり、アビゲイルがアウターゴッド/クトゥルフ神話体系と結びついた存在であるという設定を裏付ける。

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ヴァン・ゴッホ

所有サーヴァント: ヴァン・ゴッホ

自画像、カルデアにて(No.1313 / ★4)

イラスト: きばどりリュー&にたまめ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

親愛なるマスター

友誼の証にと自画像を贈ることの気恥ずかしさについて ずっと考えていた。それでもこれを選んだ理由は、きみなら分かってくれるだろうと信じている。 これが、わたしだ。これが、きみの示してくれた、わたしが愛するわたしの顔だ。 クリュティエ的感覚でいえばアルル時代の画風と色合いが気に入っているのでそれに合わせた。例の何万だか何億だかで売れたというひまわりの一枚にも近い雰囲気だろう。きみのルームの殺風景な右側の壁にぴたりと合うはずだ。不幸にして将来きみが困窮したなら売り払ってくれて一向にかまわないが、その時はぜひ、「得体の知れない怪物娘を描いたゴッホの真筆」がいくらで売れたかを土産話に、コーヒーの1杯でもおごってくれたら幸いだ。 画才だけでなく手紙文体もヴィンセントから拝借してみるという高度なゴッホジョークもそろそろ限界らしい。不遜さに押しつぶされそうだし、絵の試行錯誤に費やした大量の画材の件で激しく扉を叩いているジョコンダ顔のダ・ヴィンチ氏(画家としては何度聞いても首をひねる存在だ)に釈明をせねばならない。幸いホクサイも一緒なので加勢してくれるだろう。この1文を書いている間に、ああ、彼女は黒い小さなホクサイを残して逃走してしまったので、雄弁さに関しては自分以外に頼れるものがいなくなったみたいだ! 黒い小さなホクサイに、手紙とこの絵を託す。廊下でたんこぶを抱えているわたしを見かけたなら、回復や慰めなど、手厚い支援をお願いしたい。

変わらぬ忠節と友情とともに、心の中で握手を送る。

読み取れる設定

  • 自画像を贈る手紙形式の一枚で、アルル時代の画風やひまわりへの言及が含まれる。
  • 「ジョコンダ顔のダ・ヴィンチ氏」「黒い小さなホクサイ」という表現で、カルデア内の画家サーヴァント同士の交流が描かれる。
  • 既存のキャラクター性を踏まえた掘り下げで、新規の世界観設定はない。

関連


謎のアイドルX〔オルタ〕

所有サーヴァント: 謎のアイドルX〔オルタ〕

デモテープ あなたの銀河(No.1404 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

音の素粒子 ころばせはずませ 浮かびあがる 淡い想い つま弾きながら問いかけたい またたく星々 私の銀河に 行ったり来たり さみしさのアポジーとペリジー 明日はもっと加速して あなたのもとへ届きますように―――

読み取れる設定

  • 軌道用語(アポジー/ペリジー)を織り込んだラブソング調の歌詞で綴られる、マスターへの想い。
  • 宇宙モチーフとアイドルとしての表現が同居する一枚。

関連


ジャック・ド・モレー

所有サーヴァント: ジャック・ド・モレー

昏き森淵の護符(No.1492 / ★4)

イラスト: 壬生田晃宏 | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

白羊の宮に太陽宿りし夜 列石の北門に護符を掲げ高らかに唱えん。

ざりあとなとみくす やんな えてぃなむす はいらす ふぁべれろん ふべんとろんてぃ

然為れば見ゆ 森の王と千の角あるものども再び地を闊歩し この世すべての快楽を汝は識らむ。

読み取れる設定

  • 「白羊の宮」下で唱えられる呪文と、「森の王と千の角あるものども」という記述が置かれる。
  • 【推測】テンプル騎士団最後の総長ジャック・ド・モレーが異端審問で告発された、偶像バフォメット崇拝の伝承を踏まえたものと読める。
  • 彼の異端・冒涜イメージを補強する内容。

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闇のコヤンスカヤ

所有サーヴァント: 闇のコヤンスカヤ

コヤンスカヤの野望~ユーラシア版~(No.1523 / ★4)

イラスト: Zap.(LASENGLE) | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

「NFFサービスの企業理念?  それはもちろん、  人類の皆さんへの先鋭的な奉仕です。  衣食住だけでなく、夢、希望、愛情、欲望。  それら愛すべきニーズにお応えするため、  NFFは創られたのです」

奉仕とは支配であり、 提供とは管理である。 商品化された『理想のサービス』はやがて 人々の生活の一部になり、 その飴なしでは立ち行かない社会を形成する。 彼女が目指すものは 人種、思想による国家ではなく、 企業、経済による支配圏。

「種の限界による衰退などもってのほか。  怒り、妬み、恨み、辛み。  そういった“悪いもの”は我々がすべて  買い取ってさしあげます。  私がいる以上、滅亡など許しません。  皆さんはただ、  与えられる商品を求め続ければよいのです」

帽子にしか見えない巨大工場では、 今も沢山の商品が作られている。 家庭。成功。幸福。未来。 ただ一つ。『自由』という名の商品だけは、 永遠に品切れだが。 この星すべての動物を手玉に取りながら、 愛玩の美女はほくそ笑む。

「とはいえ、思い上がる事のないように。  人類の皆さんの可能性など、  しょせん私の帽子に包まれる程度のもの。  不快になればひっくり返して森に捨てるだけ。  くれぐれも、自分たちはできる子だ―――  などと、調子に乗らないでくださいね?」

読み取れる設定

  • NFFサービスによる「奉仕という名の支配」「企業・経済による支配圏」という壮大な野望が語られる。
  • 「種の限界による衰退などもってのほか」「私がいる以上、滅亡など許しません」という発言から、人類(あるいは抑止力)の存続そのものを賭けた存在であることが読み取れる。
  • 異星の神・抑止力といったFGOの根幹に関わる主題と直結する重要な描写。

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ククルカン

所有サーヴァント: ククルカン

最初のおくりもの(No.1751 / ★4)

イラスト: yume32ki | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ではでは。楽しい事だけ思い出してほしいので、 武器より日常的なものを。 いつか消え去る時が来ても、これくらいは残るはず。 お気に入りのジャケットと、いちばん最初の贈り物。

  ◆

自分にも似合うだろうか、とか、 もっと派手に着飾りたい、とか、 そういう利己的な考えじゃなく。

『明るくて、軽やかで、優しい色。  ああいうモノが似合う神さまに倣えるよう、  私は心と体を形成したんだ』

とはいえ、神さまたるもの、人類社会の娯楽品を 欲しがるのは卑しいというものです。 その行為自体が神さま落第と考えて、我慢して、我慢して、結局我慢しきれずに買いに行ったら買えなくて。 わりと本気で落ち込んでいる時に、

「良かったらどうぞ。これが似合いそうな、  貴女に似た人を知っているので」

髪飾りはもちろんだけど、嬉しかったのはその言葉。 『似合いそうな人』がどんな人物であるのかは、 親愛に満ちた瞳で分かりました。 自信も自覚もなかった自称・神さまは、その時、お願い・頃合い・やり甲斐などを手に入れたのです!

―――その後の紀行については、またいつか。 もらった信頼に応えようと努めていたら、あっという間に終わったけれど。 私、最後まで太陽のような笑顔だったでしょ?

読み取れる設定

  • 神さまとして人類社会の娯楽品を欲しがることを恥じつつ、それでも欲しがってしまうククルカンが描かれる。
  • 誰かが「似合いそうな人」の話と共に贈った髪飾りが、彼女の自信のきっかけになったという構成。

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ノクナレア・ヤラアーンドゥ

所有サーヴァント: ノクナレア・ヤラアーンドゥ

ソールズベリーでもう一度(No.1911 / ★4)

イラスト: 東山雄勢 | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

えー、こほん。 一度しか言わないので、意識を集中して、目もバッチリ見開いて、この宣誓を聞くように。

「宣誓。私、王の氏族ノクナレアは  あなたの誠意と忠誠を認め、  これに最大の親愛をもって相応しい証を授与します。  生涯変わりない友情と、  生涯離さない愛情を誓って。  我が心とも言うべき王冠(ティアラ)を、  その頭に載せましょう―――」

どう、綺麗でしょう? 今までずっと、妖精である私を信頼してくれてありがとう。 調子のいい戦いの時も、全滅寸前の戦いの時も、私を少しも疑わなかったあなたの心に感謝します。 あなたとはなんていうか、前世? 妖精國での事が前世になるなら、前世から縁があったっていうか、気になってたっていうか、一目惚れだったっていうか…… とにかく! ここまで親密になったんだから、観念して王冠を受け取ること。 ……む。なによ気後れしちゃって。王冠といっても結婚指輪みたいなものなんだから、さして重くは―――

「え? 物理的に重い、というか、大きい?  そりゃあ大妖精の王冠だもの。大きいわよ?  妖精國にあった王冠は持ってこれなかったから、  こっちの王冠で我慢してね、私のマスター(ハート)」

えー、こほん。 一度しか言わないので、意識を集中して、目もバッチリ見開いて、この宣誓を聞くように。

「宣誓。私、王の氏族ノクナレアは  あなたの誠意と忠誠を認め、  これに最大の親愛をもって相応しい証を授与します。  生涯変わりない友情と、  生涯離さない愛情を誓って。  我が心とも言うべき王冠(ティアラ)を、  その頭に載せましょう―――」

どう、綺麗でしょう? 今までずっと、妖精である私を信頼してくれてありがとう。 調子のいい戦いの時も、全滅寸前の戦いの時も、私を少しも疑わなかったあなたの心に感謝します。 あなたとはなんていうか、前世? 妖精國での事が前世になるなら、前世から縁があったっていうか、気になってたっていうか、一目惚れだったっていうか…… とにかく! ここまで親密になったんだから、観念して王冠を受け取ること。 ……む。なによ気後れしちゃって。王冠といっても結婚指輪みたいなものなんだから、さして重くは―――

「え? 物理的に重い、というか、大きい?  そりゃあ大妖精の王冠だもの。大きいわよ?  妖精國にあった王冠は持ってこれなかったから、  こっちの王冠で我慢してね、私のマスター♡」

読み取れる設定

  • 妖精国の大妖精ノクナレアが、誠意と忠誠に応えるべく自らの王冠(ティアラ)をマスターへ授ける、求婚めいた宣誓を描く。
  • 「ソールズベリー」という地名が円卓の最終決戦地(カムランの丘)を想起させ、異聞帯第六部の縁で結ばれた絆を示す。

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ワンジナ

所有サーヴァント: ワンジナ

ワンジナメット(No.1927 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ワンジナが被っている、透明なヘルメット状のモノ。 実は宝具である。

大気中の水、雨の概念が凝集した常時発動型宝具であり ワンジナはこれを「雫」と呼んでいる。 常人が被ると、水の中に頭を突っ込んだように、 びしょ濡れになってしまうものの…… 不思議と窒息はしない。 ワンジナは命を祝福する精霊だ。 その装備に人が触れても、傷付くことはない。 むしろ元気になる―――生命力が賦活されるのだ。

でも、どうか気を付けて。 この「雫」、権能から一、二歩手前の宝具である。 もしもワンジナから奪おうとしようものなら、 まず間違いなく大変なことになるだろう。 ワンジナが怒らなかったとしても、 他の精霊や妖精、或いは神霊が激怒する可能性が高い。

たとえ、そのへんにポイッと置いてあったとしても、 扱いには注意しよう……!

読み取れる設定

  • 透明なヘルメット状の宝具『雫』について、大気中の水・雨の概念が凝集した常時発動型の宝具であり、権能に近い高位の神秘であると解説される。
  • オーストラリア先住民アボリジニ神話における創造神ワンジナの神格的背景を反映した設定。

関連


蒼崎青子

所有サーヴァント: 蒼崎青子

waiting in the sky(No.2048 / ★4)

イラスト: yume32ki | 登場作品: 月姫

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

いちばんはじめに、自分のお金で買ったギター。 もう使う事はないが、今でも彼女の心の深いところを支えている。

「はい、行き詰まった時はおもむろに、  お気に入りの音を出す! 何も解決はしないけど、  気持ちはゼロに戻ってるでしょ?」

ゴールに辿り着く事より、スタート地点から走り出す事のほうがワクワクする、と魔法使いはうそぶいた。 何度でも、何度でも。新しい出会いが、貴方の人生にありますように。

「そういうワケでこれ、あげるわ。  いらなくなったら私のところに返しに来てね」

それは『あげる』ではなく『預ける』では? と返しかけた言葉を飲んで、貴方は得意げに頷いた。 無理難題は魔法使いの専売特許だ。この先抱える数々の宿題の中に、ひとつ途方もないものが加わった。

読み取れる設定

  • 自分の金で初めて買ったギターにまつわるエピソードが語られる。
  • 「ゴールへ辿り着くより走り出す方がワクワクする」という人生観が示される。
  • ギターを「あげる」ではなく「預ける」形でマスターに託す様子が描かれ、気まぐれで気前のいい魔法使いという既存像を補強する。

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謎のヒロインXX〔オルタ〕

所有サーヴァント: 謎のヒロインXX〔オルタ〕

トリックマスター(No.2121 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

■■■■■■■LOOPSEEKERS■■■■■■■ SERVANT UNIVERSE VILLAINS ■■CODE NAME:TRICKMASTER■■

派手なトリックを決めろ! “トリックマスター”! 潜入捜査ならお手のもの! “テラー・ドローン”! そしてヒューマノイド・ヴォロイド          “マイクロ・ブラックナイト”!

そいつはヨーヨー/ドローン/人型ヴォロイドの 三形態にチェンジする最高のトリプルチェンジャーだ! 邪魔な敵を倒せ! ヴィラン軍を指揮するのはきみだ!

「―――というオモチャが、惑星マンハッタンの  古びたトイショップの片隅に埋もれていてですね?  妙な目ぢからで、買え~って迫ってきまして。  まあユニヴァースの製品なので、  玩具と言いますか、ほぼ本物なんですけれど……。  性格も口も最悪な部類で、  そもそもヨーヨーとしてだって遊ばせてくれないし。  困ったヤツなんです。ええ」

読み取れる設定

  • 「Servant Universe」というおもちゃブランドの三段変形トイ「トリックマスター」を巡る、メタ的な寸劇。
  • 自身が「ほぼ本物」のおもちゃとして惑星マンハッタンの玩具店に置かれていた、という設定が語られる。
  • 虚構的・多元宇宙的な存在という彼女の位置づけを反映した内容。

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