メタトロン・ジャンヌ
1. 概要
メタトロンとは
メタトロンとは、アダムから数えて七代目の子孫にあたる義人エノクが変えられたという高位の天使である。名称の起源にはっきりしたものはないが、一説にはギリシャ語の「背後」と「玉座」を組み合わせ、「玉座に侍る者」または「栄光の玉座の隣にある玉座を占める者」を意味する「メタトロニオス」に由来するとされる。ユダヤの民間伝承では玉座に侍る神の代行者とされ、聖書の外典には「元々は人間であったが、神と共に歩み、神の御前に永遠に立つように告げられたことで、天使の姿を与えられた」という記述がある。モーセの案内人を務め、『出エジプト記』で最も有名な「海が分かれ乾いた道が出現した」という奇跡をプロデュースしたのも一説によればこのメタトロンだという。
型月世界における「天使」
公式プロフィールは、魔術世界において天使は「力の器としての存在でしかない」と明言する。積み重なった天使神話はメタトロンという強力無比な存在を生み出すに至ったが、それは一種の「概念礼装」としてであった――もっとも、あまりに強力なために礼装としては失敗作であった、と付記される。
それを着装した形となったジャンヌ・ダルクはメタトロンとして覚醒し、人間性の大部分を喪失した。本来なら「機械的に人類を裁定する完全なる天使」として顕現するはずのメタトロンは、とある理由で「怠惰に人類を適当に裁定する大天使」としても認識されるようになってしまい、カルデアに召喚されるのは前者と後者が合体した姿である。ゆえに再臨ごとに人格が変化する。第一再臨は生真面目でしっかり者の委員長(少女ジャンヌの部分が表に出た姿)、第三再臨は超越的で完璧・完全であることを誇る神霊サーヴァント、そして第二再臨は怠惰・堕落・不精者――「理由は不明である」と、マテリアルはとぼける。
奏章Ⅳでの経緯
「奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス」の中心人物。フィレンツェにおいてダンテ・アリギエーリが特異点を形成し、ベアトリーチェを召喚しようとして失敗、その代理としてジャンヌ・ダルクの外殻とメタトロンの中身を持つメタトロン・ジャンヌが召喚された。
だが人間であるジャンヌ・ダルクの外殻によって、彼女はこの特異点の特徴である七つの大罪を体感として理解してしまう。それによって生じた人間への怒りから、目的を「新たな霊長への祝福」「汎人類史の罪の裁定」と定め、その能力を行使した。その際、怠惰の罪は不要として切り捨ててしまい、別たれた部分が第二再臨のメタトロン・ジャンヌ=【怠惰】のメタトロンとして誕生する。こうして奏章Ⅳでの対立が明示化し、同時にカルデアが特異点修正のため南極へ赴く資格を得てレイシフトすることになった。
なお、汎人類史が復活することを彼女が知らなかったのは言峰綺礼の巧みな誘導によるもので、「彼女が最大のメンタルダメージを叩き込まれる瞬間を推し量っていた模様」とプロフィールは記す。
作中では「ましてここは煉獄、罪の浄化を促す世界。罪は何度も何度も、貴方たちを苛んだはず」(『一ヶ月後のあなたたちへ』)と煉獄の管理者として振る舞う一方、「なんだよその言い草は。管理人だぞ、敬え、崇拝しろ、温州蜜柑持ってこい」(『かくして長き贖罪の旅へ』)と怠惰側の口調も見せ、複数の人格が並立する構成が徹底されている。
スキルと宝具
クラススキルは『単独顕現(天使)』EX(獣のスキルとは厳密には異なり、天使の概念が生じた場所であればどこであろうと出現する)、『玉座作成』EX、『大天使の神核』B(悪性「怠惰」によってランクダウン)、『七罪付与(怠惰)』A。保有スキルは『真名七十二』A(七十二の異名により、真名看破のデメリットを防ぐだけでなく令呪による束縛を含めたあらゆる呪詛・魔術・追尾宝具を自動回避する)、『契約天使』B+(誰かと契約を交わし、その契約を守るためならばあらゆる奇跡を行使可能。ただし契約が破られると弱体化する)、『絶対の代行者』EX。
宝具は二つ持ち込んでいる。『かの焔はここにありき(サンテュモン・ピリエ)』は真名の一つである『炎の柱』が具現化した指向性レーザー。『司るは全知全能なりて(ユニヴェール・イモルテル・メタトロン)』は「小さき神」と呼ばれるほどの権力を与えられたメタトロンの本気モードで、10の恩寵、136万5000の祝福、72の翼、36万5000の輝く眼、49の宝石、そして王冠を持つ「人間が想像し得るもっとも高貴な天使の姿」に変じての一斉攻撃と一斉回復を行う。
絆礼装『神に侍る者』(奏章Ⅳクリアで開放)は第二再臨の怠惰なメタトロンが玉座の多機能ぶりを自慢する軽妙な一篇で、最後は三体が「一緒に座りたい、って言えば良かったんじゃない?」と噛み合わない様子で締めくくられる。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル)/シナリオ本文(奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス)/絆礼装『神に侍る者』
2. 別クラス/バリエーション
(関連するサーヴァントへのリンク)
3. ステータス
- クラス: Ruler
- 真名: メタトロン・ジャンヌ
- 性別: 女性
- 出典: 史実、エノク書等
- 地域: ヨーロッパ全域
- 属性: 秩序・善
- 身長/体重: 153cm・42kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: 近衛乙嗣
- CV: 坂本真綾
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | A |
| 耐久 | A |
| 敏捷 | E |
| 魔力 | EX |
| 幸運 | EX |
| 宝具 | EX |
4. 宝具
司るは全知全能なりて (ユニヴェール・イモルテル・メタトロン)
- ランク: EX
- 種別: 対人宝具(自身)
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
自身に〔善〕特攻状態を付与(1ターン)&〔悪〕特攻状態を付与(1ターン)&宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> + 敵全体に強力な攻撃 + 味方全体のHPを回復&NPを少し増やす
5. プロフィール
キャラクター詳細
メタトロンとはアダムから数えて七代目の子孫にあたる 義人エノクが変えられたという高位の天使である。
名称の起源にはっきりとしたものはないが、 一説にはギリシャ語の「μετὰ(背後)」と 「θρóνος(玉座)」を組み合わせ、 「玉座に侍る者」または 「栄光の玉座の隣にある玉座を占める者」を意味する 「メタトロニオス」に由来するとされる。 (その他の有力説もあり、決め手はない)
ジャンヌ・ダルクはフランスの聖女であるが、 今回は外殻(そとがわ)をジャンヌ・ダルク、 内側をメタトロン―――この大天使が占めている。
ただし、天使とは力そのものであり、 人格や感情などはない。
プロフィール2
○性格 第一再臨、第二再臨、第三再臨で、それぞれ 性格が異なっている。
第一再臨においては生真面目、しっかり者の委員長。 やや人間的な傾向があり、快活な少女らしさも 垣間見える。
少女ジャンヌの生真面目な部分が表に出ていると いえよう。
第三再臨においては超越的、神に近い立場としての 神霊サーヴァント。完璧、完全であることを誇り、 その言動に相応しい威厳を見せる。
これは大天使メタトロンとしての在り方が強く 反映されたと考えられる。
第二再臨においては怠惰、堕落、不精者。 ……理由は不明である。
プロフィール3
【クラススキル】 ○単独顕現(天使):EX 厳密には獣のスキルである単独顕現ではない。 この天使は天使の概念が生じた場所であれば、 どこであろうと出現する。 メタトロンは更に破格の力を保持することが可能。
○玉座作成:EX メタトロンはギリシャ語で 「メタトロニオス(玉座に侍る者)」を語源に持つ とも言われている。 神の代行を許されているメタトロンはその玉座に 座ることもでき、座り続ける限り強力無比な力を 行使する。
○大天使の神核:B 神性の亜種スキル。生まれながらにして完全無欠。 ただし、彼女の持つ悪性である「■■」によって ランクダウンしている。
■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 精神耐性が向上するのと引き換えに、 睡眠に対しての耐性が低下している。
【保有スキル】 ○真名七十二:A メタトロンは一説によると七十二の異名を持つ、 とされている。 真名看破によるデメリットを防ぐだけでなく、 令呪による束縛を含めたあらゆる呪詛、魔術、 更には標的を追尾する宝具などを自動回避する。
○契約天使:B+ メタトロンの天使権限の一つ。 誰かと契約を交わすことができ、 その契約を守るためならば、あらゆる奇跡を行使可能。 ただし、契約が破られると弱体化する。
○絶対の代行者:EX メタトロンは神の代行者、ともされている。 図抜けた巨躯を持ち、足を地につけながら、 頭は天に届いたとも。 圧倒的な巨大化とそれに伴う剛力は、 魔獣の怪力を遙かに上回る力となる。
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【クラススキル】 ○単独顕現(天使):EX 厳密には獣のスキルである単独顕現ではない。 この天使は天使の概念が生じた場所であれば、 どこであろうと出現する。 メタトロンは更に破格の力を保持することが可能。
○玉座作成:EX メタトロンはギリシャ語で 「メタトロニオス(玉座に侍る者)」を語源に持つ とも言われている。 神の代行を許されているメタトロンはその玉座に 座ることもでき、座り続ける限り強力無比な力を 行使する。
○大天使の神核:B 神性の亜種スキル。生まれながらにして完全無欠。 ただし、彼女の持つ悪性である「怠惰」によって ランクダウンしている。
○七罪付与(怠惰):A ジャンヌ・ダルクに降臨した際に残った悪性の一つ。 精神耐性が向上するのと引き換えに、 睡眠に対しての耐性が低下している。
【保有スキル】 ○真名七十二:A メタトロンは一説によると七十二の異名を持つ、 とされている。 真名看破によるデメリットを防ぐだけでなく、 令呪による束縛を含めたあらゆる呪詛、魔術、 更には標的を追尾する宝具などを自動回避する。
○契約天使:B+ メタトロンの天使権限の一つ。 誰かと契約を交わすことができ、 その契約を守るためならば、あらゆる奇跡を行使可能。 ただし、契約が破られると弱体化する。
○絶対の代行者:EX メタトロンは神の代行者、ともされている。 図抜けた巨躯を持ち、足を地につけながら、 頭は天に届いたとも。 圧倒的な巨大化とそれに伴う剛力は、 魔獣の怪力を遙かに上回る力となる。
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『かの焔はここにありき』 ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:500人
サンテュモン・ピリエ。 メタトロンの真名の一つである『炎の柱』が具現化した もの。指向性を持った強力無比なレーザー光線。 最果ての塔のように繋ぎ止める力はないが、 それに匹敵する破壊力を誇る。 今回持ち込んできた宝具の一つ。
『司るは全知全能なりて』 ランク:EX 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
ユニヴェール・イモルテル・メタトロン。 小さき神、と呼ばれるほどの権力を与えられた メタトロンの本気モード。 10の恩寵、136万5000の祝福、 72の翼、36万5000の輝く眼、 49の宝石、そして王冠を持つ。 「人間が想像し得るもっとも高貴な天使の姿」 に姿を変えての一斉攻撃と一斉回復。 今回持ち込んできた宝具の一つ。
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■史上の実像・人物像 メタトロンはユダヤの民間伝承などにおいて、 玉座に侍る神の代行者とされる。
幾つかの聖書の外典(アポクリファ)には、 「元々は人間であったが、神と共に歩み、神の御前に 永遠に立つように告げられたことで、 天使の姿を与えられた」―――という記述がある。
モーセの案内人を務め、「出エジプト記」で 最も有名な伝説である「海の水が神の力によって 分けられ、乾いた道が出現した」という奇跡を プロデュースしたのも、一説によれば このメタトロンだと言われている。
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■史上の実像・人物像 メタトロンはユダヤの民間伝承などにおいて、 玉座に侍る神の代行者とされる。
幾つかの聖書の外典(アポクリファ)には、 「元々は人間であったが、神と共に歩み、神の御前に 永遠に立つように告げられたことで、 天使の姿を与えられた」―――という記述がある。
モーセの案内人を務め、「出エジプト記」で 最も有名な伝説である「海の水が神の力によって 分けられ、乾いた道が出現した」という奇跡を プロデュースしたのも、一説によれば このメタトロンだと言われている。
■『FGO』における人物像 メタトロンに限らず、魔術世界において天使は 力の器としての存在でしかない。 積み重なった天使神話はメタトロンという強力無比な 存在を生み出すに至ったが、それは一種の「概念礼装」 としてであった。 (もっとも、あまりに強力なために礼装としては 失敗作であったが) それを着装した形となったジャンヌ・ダルクは メタトロンとして覚醒。 人間性の大部分を喪失する一方で、 本来なら「機械的に人類を裁定する完全なる天使」 として顕現するはずのメタトロンは、とある理由で 「怠惰に人類を適当に裁定する大天使」としても 認識されるようになってしまった。 カルデアに召喚されるのは前者と後者が合体した姿 であり、再臨によって状態を変化させる。
ものぐさで玉座から一歩も動かず、 怠惰に過ごすダメ天使。
プロフィール8
○奏章Ⅳにおいて 奏章Ⅳ、フィレンツェにおいて ダンテ・アリギエーリが特異点を形成。 その際、ダンテはベアトリーチェを召喚しようとして 失敗。
彼女の代理としてジャンヌ・ダルクの外殻と メタトロンの中身を持つメタトロン・ジャンヌが 召喚される。
だが、人間であるジャンヌ・ダルクの外殻に よって、メタトロン・ジャンヌはこの特異点の 特徴である七つの大罪を体感として理解してしまう。
それによって生じた人間への怒りにより、 メタトロン・ジャンヌは自身の目的を 「新たな霊長への祝福」 「汎人類史の罪の裁定」 と定め、その能力を行使した。
だがその際、怠惰の罪は不要として切り捨ててしまう。 別たれた部分が第二再臨のメタトロン・ジャンヌ、 即ち【怠惰】のメタトロンとして誕生。
こうして、奏章Ⅳでの対立が明示化。 同時にカルデアが特異点修正、南極へと赴く 資格を得るため、レイシフトするのであった。
なお、汎人類史が復活することを知らなかったのは、 言峰綺礼の巧みな誘導のため。 彼女が最大のメンタルダメージを叩き込まれる 瞬間を推し量っていた模様。
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
登場する章
- 奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス — この章で 906 行の発言
関連する設定概念
- ルーラー — このページに本人の発話引用が 6 件
関連する概念礼装
- 絆礼装『神に侍る者』 — 本人の絆礼装
- 礼装ロア/キャラクター掘り下げ(ま行〜わ行・その他) — 『奏演の輪舞曲』/『トリニティ・メタトロンチョコ』 が本人に言及
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- EX章 永遠氷上島國
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- Dr.ロマン
- 【怠惰】
- アイリーン
- アイン
- アショカ王
- アスクレピオス
- アストライア
- アレキサンダー
- エウリュアレ
- オデュッセウス
- カエサル
- カドック
- カレン
- ギャラハッド
- クラス・セイバー
- クレオパトラ
- ケイローン
- ゲーリュオーン
- ジャンヌ
- スタルジオ
- スタルジオ&セリエナ
- ステンノ
- セリエナ
- ダンテ
- ダ・ヴィンチ
- ツヴァイ
- テペウ
- ドライ
- ナウクラテー
- ハベトロット
- (他 37 キャラ)
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