オルトリンデ
1. 概要
前提 ―― この霊基は「夏のワルキューレ」
本項が扱うアサシンクラスのオルトリンデは、通常霊基であるランサー・ワルキューレの夏霊基である。公式は「水着霊基と呼ぶよりは夏霊基とでも呼ぶべきだろうか。隠密行動に長けた高機動の霊基である」と説明する。属性は〔秩序・夏〕。
出自 ―― 大神の娘たち
ワルキューレは鎧に身を包んだ戦乙女であり、北欧神話における最高存在大神オーディンによって数多く製造された「大神の娘たち」である。数多の戦場の空を舞い、戦死した勇者の中でも資格あるものを選定し、大神の宮殿たる輝ける黄金のヴァルハラへとその魂を連れて行く ―― 北欧神代の終末、神々の黄昏(ラグナロク)にて巨人たちを屠る大神の軍の列へと加えるためである。神霊に近い存在(半神)であるため高ランクの神性スキルを有し、ある種の自動機械として機能し作動する。
ワルキューレは英雄シグルドと出逢った長姉ブリュンヒルデが強烈な感情と個性を得て零落した瞬間を転換点として、徐々に個体数を減らしていった。ラグナロクの開始時点では既に「当初の半数」にまで落ち込んでいたのではないか、というレポートが1980年代中頃に時計塔呪詛科のロードへ提出され、魔術の世界で一時的に話題となった、という設定も付されている。
カルデアで確認される個体はスルーズ・ヒルド・オルトリンデの三騎。魔力の多寡はあれど存在の本質はほぼ同等であるため、いずれも真名「ワルキューレ」として現界し、彼女たちは「それぞれ別個体である」という扱いを断固として拒絶する ―― 「ワルキューレに、本質的な差異はありません」「あたしたちはみんな根っこでは一つのようなものだもの」「はい。ブリュンヒルデお姉さまがおかしいのです……」。
六姉妹への拡張
夏霊基においては、さまざまな経緯の果てに、スルーズ・ヒルド・オルトリンデの三姉妹だけでなくリンド・エルン・イルスの新三姉妹が加わり、ワルキューレが六騎に増えた。オルトリンデは同時期製造個体であるイルスと霊基を同じくしており、霊衣によって「オルトリンデ/イルス」の切り替えが可能となっている。
この経緯は『北極魔園観光アークティック・サマーワールド』の顛末に関わる。北極圏の騒動が終結するにあたりレディ・アヴァロンによる介入があり、新三姉妹の霊基を既にカルデアに存在している三姉妹の霊基へ紐付けたことで、新三姉妹は退去することなくカルデアに留まることとなった。ただしマスターと正式に契約を結べるのは最大三騎で、残りはサポートに回り「宝具の一種のような扱い」となるらしい。なお新三姉妹の現界について、当初は暴走したスカサハ=スカディが召喚したものと思われていたが、本当は大神オーディンの干渉があったのではないかという疑惑が存在する、と公式は付言している。
夏霊基のスキルと宝具
- 〔気配遮断〕:アサシンへの霊基変更にあたり全ワルキューレが獲得。夏の戦乙女たちは音もなく忍び寄って任務を遂行する。
- 〔SMG/SAM66〕:「最先端の火器でルーンが行使できたらどうなるだろう? こうなる」―― 北欧の魔術刻印ルーン(大神に由来する原初のもの)が霊基変更に伴って変化したスキルにして、宝具『偽・大神宣言』が変化した武具。ワルキューレ自身にもスカサハ=スカディにも、どうして銃の形になっているのか分からないシロモノであり、大神オーディンの悪乗りによってもたらされた可能性がある。
- 〔ワルキューレ式集団戦闘〕:自らを「同一個体」とさえ言い切る彼女たちの連携は、もはや神秘の域にある。この霊基そのものは六姉妹のいずれかであるが、その戦闘行動には必ず追加二騎がサポートに回り、宝具の真名解放時でなくとも集団戦闘の状況を成立させる。この追加二騎は常時発動型の宝具の一種という扱いらしい。
- 〔戦乙女たちの語らい〕:久方ぶりに再会した姉妹たちの語らい。かつての北欧世界にあったであろう穏やかな一時であり、「今はもう見ることのないはずの、儚げな神秘の一幕」と記される。
- 宝具『最終攻撃・天槍光輪(フュルギア・ワルキューレ)』:上空からの集中射撃の後、三騎による銃剣突撃を経て、総勢八騎のワルキューレが円状に整列して「光の輪」を形成。最終的にはその輪を照準として、大神の槍を思わせる巨大な魔力光帯が天空より一直線に降り注ぐ。通常霊基の十騎同期攻撃『終末幻想・少女降臨』より二騎少ないが、結界効果を伴わないぶん純粋な打撃力では勝る。
人物像と本編での役割
性格は基本的にランサー時と同一 ―― 戦いの何たるかを熟知し、勇猛の尊さに寄り添い、洞察に優れる。個体ごとに表面的な傾向は異なるため「性格が違う」ように見えるが、根本的な性質と行動原理は全姉妹ともに「同一個体」と呼べる程に共通する。彼女たち曰く「本質的な差異はない」とのことだが、少なくとも表向きには「オルトリンデにはやや控えめな傾向を感じる」「イルスには生真面目で個人主義的な傾向を感じる」というカルデア職員の報告があることは事実である。
**Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』**では、北欧異聞帯の戦乙女として登場する。「まるで、春の日向のような」と題された一連の節で、想定を超えた出来事に「…………有り得ない、です」「どうして……私、私、分からない……」と動揺を露わにし、自動機械であるはずの戦乙女が感情に揺らぐ。「理解不能とは言いません。私も少しくらいは壊れているから……」という台詞は、長姉ブリュンヒルデの零落を知る彼女たちならではの一言である。
夏霊基としての主戦場は『北極魔園観光アークティック・サマーワールド』であり、新三姉妹との合流や、リンドとの情報同期(「リンド、リンド。いつでも情報同期してくれて構いませんからね」)といった、六姉妹体制ならではの描写が見られる。控えめな性格らしく「そ、そうですよマスター」「は、はい!」と一歩引いた相槌が多い一方、「船と所長さんのことはお任せください」と職務には忠実である。そのほか『納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク』『永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0』『カルデア・サマーアドベンチャー!』などに登場する。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル、オルトリンデ(アサシン)およびワルキューレ(ランサー)の各プロフィール)、ゲーム内シナリオ(Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』「まるで、春の日向のような」各編、『北極魔園観光アークティック・サマーワールド』各節ほか)
2. 別クラス/バリエーション
(関連するサーヴァントへのリンク)
3. ステータス
- クラス: Assassin
- 真名: オルトリンデ
- 性別: 女性
- 出典: 北欧神話、その他
- 地域: 欧州
- 属性: 秩序・夏
- 身長/体重: 159cm・46kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: 武内崇
- CV: 田中美海
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | D |
| 耐久 | C |
| 敏捷 | A |
| 魔力 | A+ |
| 幸運 | B |
| 宝具 | B |
4. 宝具
最終攻撃・天槍光輪 (フュルギア・ワルキューレ)
- ランク: B
- 種別: 対軍宝具
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
敵全体に強力な〔地の力を持つ敵〕特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ>&〔魔性〕特性の相手に対して低確率で即死
5. プロフィール
キャラクター詳細
別霊基に変わったワルキューレ、大神の娘たち。 水着霊基と呼ぶよりは夏霊基とでも呼ぶべきだろうか。隠密行動に長けた高機動の霊基である。
なお、さまざまな経緯の果てに、 スルーズ、ヒルド、オルトリンデの三姉妹だけでなく、 リンド、エルン、イルスの新三姉妹が加わった。
つまり――― ワルキューレが六騎に増えたのである!
なお、マスターと正式な契約を交わした状態の、 戦闘可能な霊基としては一騎のみ(霊衣による切り替えを踏まえれば二騎)が登録される、 という仕様だったが……
何らかの奇跡的な巡り合わせによって、 最大三騎との契約が可能となった模様。
プロフィール2
○気配遮断:B アサシンへの霊基変更にあたり、全ワルキューレは気配遮断スキルを獲得した。 夏の戦乙女たちは音もなく忍び寄って任務を遂行する。
○SMG/SAM66:B 最先端の火器でルーンが行使できたらどうなるだろう? こうなる。 北欧の魔術刻印であるルーン、大神に由来する原初のそれが霊基の変更に伴って変化したスキルにして、宝具『偽・大神宣言』が変化した武具。 ワルキューレ自身にもスカサハ=スカディにもどうしてこう(銃の形に)なっているのか分からないモノであり、高次元の彼方で見守るのみであるはずの神霊―――大神オーディンの悪乗りによってもたらされたモノ、という可能性がある。
プロフィール3
○ワルキューレ式集団戦闘:B+ 複数騎のワルキューレで行う本格的集団戦闘、その高度な技術。 自らを「同一個体」とさえ言い切る彼女たちの連携は、もはや神秘の域にある。 今回の霊基そのものは六姉妹のいずれかであるが、その戦闘行動には必ず、追加二騎のワルキューレがサポート役に回ることで集団戦闘の状況を成立させる。宝具の真名解放時でなくても、である。 この追加二騎のワルキューレたちは、常時発動型の宝具の一種という扱いらしい。
○戦乙女たちの語らい:EX 久方ぶりに再会した姉妹たちの語らい。 かつての北欧世界にあったであろう、穏やかな一時。 今はもう見ることのないはずの、儚げな神秘の一幕。
プロフィール4
○性格 基本的にはランサー時と同一。 戦いの何たるかを熟知し、勇猛の尊さに寄り添い、洞察に優れる。 個体ごとに表面的な傾向は異なるため「性格が違う」ように見えるが、上記の根本的な性質、行動原理については全姉妹ともに「同一個体」と呼べる程に共通する。 彼女たち曰く「本質的な差異はない」とのことだが……
それでも、少なくとも表向きには、
「オルトリンデにはやや控えめな傾向を感じる」 「イルスには生真面目で個人主義的な傾向を感じる」
という、カルデア職員の報告があることは事実である。
プロフィール5
『最終攻撃・天槍光輪』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~40 最大捕捉:100人
フュルギア・ワルキューレ。 支援要請によって顕れた戦乙女の一団による多段攻撃。 上空からの集中射撃の後、三騎による銃剣突撃を経て、総勢八騎のワルキューレが円状に整列して「光の輪」を形成。
最終的には「光の輪」を照準として、大神の槍を思わせる巨大な魔力光帯が天空より一直線に降り注ぎ、敵対勢力を殲滅する。 通常霊基での十騎同期攻撃である『終末幻想・少女降臨』に比べると二騎ほど数が少ないものの、本宝具は結界効果を伴わないため、純粋な打撃力では勝る。
プロフィール6
北極圏におけるアークティック・サマーワールド騒動の間、六騎が現界していたワルキューレたちだが、騒動が終結するにあたってレディ・アヴァロンによる介入があった。 新三姉妹の霊基を、既にカルデアに存在している三姉妹の霊基に紐付けたのである。 これにより、新三姉妹は退去することなくカルデアに留まることとなった。
ただし、マスターと正式に契約を結べるのは最大三騎であり、残りはサポートに回る形となる。曰く、宝具の一種のような扱いとなるらしい。
◆
なお、夏の北極圏特異点で新たに現界した形の リンド、エルン、イルスの新三姉妹について。 当初は暴走したスカサハ=スカディが召喚したものだと 思われていたのだが…… 本当は、大神オーディンの干渉があったのではないか、 という疑惑が存在する。
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
登場する章
- 北極魔園観光アークティック・サマーワールド — この章で 570 行の発言
- Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング — この章で 138 行の発言
- 納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク — この章で 74 行の発言
- 永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0 — この章で 49 行の発言
関連する概念礼装
- 絆礼装『戦乙女の糧食』 — 本人の絆礼装
- 概念礼装『チョコ・ミサイル』 — プロフィールが本人に言及
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- 第二部二章 ゲッテルデメルング
- EX章 屍の帝都
- バレンタイン2019
- ペンテシレイアイベント
- 秋葉原塔イベント
- 風雲からくりイリヤ城 ~果心居士のささやかな野望~
- アフタータイム・バレンタイン2026 ~お母さんチョコの謎~
8.2 幕間の物語
- 幕間の物語に登場
8.3 イベント
- 週末北方遊園 ONI♡LAND
- 星屑盤上冥路 アステロ・アキハバラ
- 納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク
- カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~
- 北極魔園観光アークティック・サマーワールド
- 永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- ればのん
- アキレウス
- アサシン・パライソ(望月千代女)
- アスクレピオス
- アストルフォ
- アタランテ
- アネト号
- アビゲイル
- アマゾネスCEO
- アマデウス
- アルテラサンタ
- アルトリア・キャスター
- アレキサンダー
- アン
- アンデルセン
- アン&メアリー
- アーサー
- アーラシュ
- イアソン
- イシュタル
- イリヤ
- イリヤ&クロエ
- イルス
- エウロペ
- エジソン
- エミヤ・オルタ
- エリっさ
- エリセ
- エルメロイⅡ世
- エルン
- (他 240 キャラ)
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