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Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング

Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング

概要

舞台 — 第二異聞帯・北欧(スカンジナビア)。汎人類史では神代北欧の終焉期にあたる約3000年前に分岐し、「神代が終わっていない」まま継続している世界である。ゴルドルフは「ここでは恐らく神代が終わっていないのだからな」と、コヤンスカヤは「かの大神の死と共に、水曜日のままで固定されたかのよう」と、この世界の停滞を表現する。人類は成長を止められ、巨人種と共に女王の統治下に置かれている。

何が起きたか — 異聞帯の王は女神スカサハ=スカディ。ナポレオンは彼女を「実体を失い自然へと溶けた神霊ではなく、神! 神代から連綿と続く時間の中を生きてきた実在の神」と説明する。担当クリプターはオフェリア・ファムルソローネで、英霊シグルドを従えるが、その霊基には「汎人類史の英霊シグルドの魂と霊核の陰に潜んだ、異聞帯の真なるセイバー」が潜んでいた。さらに北欧異聞帯には「終末装置」として炎の巨人王スルトが隠されており、キリシュタリアはこれを諫めるために大令呪を消費することになる。

主要人物 — ナポレオンが本章の主役級として全編を牽引する。ブリュンヒルデは「汎人類史の英霊として力をお貸しいたします」とカルデアに与し、シトナイは「汎人類史側からの、異聞帯に対する抵抗のひとつがアインツベルンの娘」と自らを位置づける。ワルキューレのスルーズ・ヒルド・オルトリンデ、少女ゲルダ、そしてスカサハ=スカディが物語の核を成す。スカディは最終的に「己が人理を救わんとするならば、殺せ! 我らを踏み散らしてゆけ――汎人類史のモノども!」と、自らの世界の終わりを受け入れる形でカルデアに道を譲る。

明かされた設定 — ホームズが「私にも不明な要素が二つある。『空想樹』と『大令呪(シリウスライト)』だ」と述べる通り、この二つの概念が本章で本格的に掘り下げられる。オフェリアは「たとえ『樹』を育てきったとしても維持がせいぜい。更に大令呪を用いねば、この世界が変化する可能性は低い」と、空想樹と大令呪の関係を説明する。またキリシュタリアは自らの異聞帯(大西洋)の空想樹の根が「地球の表層、その八割を覆い尽くしている」ことを明かし、他の異聞帯を切除しても「アトラスの世界樹があるかぎり汎人類史の復権はない」と宣言する。虚数潜航艇シャドウ・ボーダーによる移動というカルデアの新たな行動基盤も確立された。

世界観上の重要シーン(lore抽出)

以下は lore スコア上位 15 シーンです。

シーン1 【スコア: 20】 [キリシュタリア, オフェリア, シグルド, ???]

場所: 61100

キリシュタリア: オフェリア。
君の懸念(けねん)通りの結果となってしまった。

キリシュタリア: ロシアの異聞帯(ロストベルト)は切除された。
今はまだ残ってはいるが、ほどなくして消え去るだろう。

キリシュタリア: あの世界は新しい神を降臨させる土壌にはなれなかった。
強い歴史であっただけに、残念だよ。

キリシュタリア: 会議で既に述べた以上、
カドックについては言葉を重ねるつもりはない。

キリシュタリア: だが、君の抱いた懸念(けねん)が正鵠(せいこく)を得ていた事については、
言葉を掛ける必要があるだろう。

オフェリア: そのような事は……
あまりに過分なお言葉です、キリシュタリア様。

キリシュタリア: オフェリア。
君は、君の心のままに異聞帯(ロストベルト)を管理してほしい。

キリシュタリア: 空想樹が根付いた後、その世界を発展させるのは
異聞帯(ロストベルト)の王ではない。私たちクリプターだ。

キリシュタリア: 最終的に、これは我々が責任を持つ事業なのだからね。
人任せにはできない。

キリシュタリア: 氷雪の女王は寛大さと冷酷さを兼ね備える存在だ。
彼女と肩を並べるのはたいへんな重圧だろう。

キリシュタリア: だが、君にはそれを乗り越えてほしい。
それだけの才能が君にはある。

キリシュタリア: その身に炎を抱えながらも、氷の如く冷静であれと
自らを律する君だからこそ、北欧を任せられる。

…… (他80ターン)

シーン2 【スコア: 19】 [ムニエル, ゴルドルフ, マシュ, ホームズ, ほか]

場所: 53800

ムニエル: 大気成分の分析、完了です。
窒素、酸素、アルゴン、二酸化炭素、基準値クリア。

ムニエル: 大気中の魔力(マナ)も21世紀のものと
ほぼ同じ濃度。人体に有害な物質は検知されません。

ゴルドルフ: ふうむ。どこを見ても真っ白の世界で気味が
悪かったが、空気はまっとうにあるらしいな。

ゴルドルフ: であれば、ボーダーをいったん停車させ、
外の様子を見に行く事もできるワケだ。

ゴルドルフ: そうだろう、マスター?
この殺風景な景色に興味があるのではないかな? ん?

ゴルドルフ: はっはっは、まったく同感だ若造!
まずは外の空気を吸い、しかるのち食料を―――
?!

ゴルドルフ: ………………(意味の薄い沈黙)。

ゴルドルフ: ………………(意味のない笑い)。
?!

ゴルドルフ: しし知ってるわバーカ!
だがよく知らんものを訳知(わけし)り顔で言う私ではない!

ゴルドルフ: 魔術協会といっても一枚岩ではないのだ!
私が活躍していたのはロンドンの時計塔であって、

ゴルドルフ: 北海で彷徨(さまよ)い続ける“生きた海”、
彷徨海なんぞ行った事もないのだからな!

ムニエル: 噂だけ知ってるレベルかよ。
おっさん、ほんとに名門の出なのか?

…… (他135ターン)

シーン3 【スコア: 18】 [カドック, ゴルドルフ, ???, 神父, ほか]

場所: 60604

カドック: ……チッ。アンタか。
まあ、追ってくるよな。

カドック: 少しは顔色が良くなったか?
持ち前の暢気(のんき)さが戻ったようで何よりだよ。

カドック: そうかい。無理をしているのはお互い様ってコトか。
……まあ、へこたれるよな、実際。

カドック: 前から重荷だと思っていたものが、
無くしてから余計に重く感じる。いや……

カドック: これらに比べたら、
以前の重さなんて羽みたいなものだったよ。

カドック: 僕もアンタも、“何をしたかったのか”を
知っていながら、理解してはいなかったワケだ。

カドック: そうか。
……あのヤガには、やられたよ。

カドック: 彼さえいなければ僕の勝ちだった。
けど―――あの言葉には、僕は勝てなかっただろうさ。

カドック: 忌々しいが大したヤツだ。
負け犬の遠吠えを、二度と馬鹿にできない。
?!

ゴルドルフ: ええい、何を悠長に話しているか!
カドック・ゼムルプス!

ゴルドルフ: おとなしくボーダー内に戻れ!
今なら国際条約に基づいた扱いをしてやろう!

ゴルドルフ: いいか、意固地になったりやけっぱちになったりして、
飛び降りなんぞしてくれるなよ?

…… (他44ターン)

シーン4 【スコア: 18】 [スカサハ=スカディ, マシュ, ナポレオン, オフェリア, ほか]

場所: 61000

スカサハ=スカディ: 平伏せよ、神なる力をその身に受けるは光悦の極み。
平伏せよ、是(これ)こそは大神より受け継ぎしルーンの光。

スカサハ=スカディ: 痛みもない。魔力も奪わぬ。
ただ、その五体はひとまず抜け殻が如きモノと化した。

スカサハ=スカディ: 停止せよ。
暫(しばら)く、我が神威(しんい)と愛の程を味わっておればよい。

マシュ: くっ……!
せん……ぱい……!

ナポレオン: ………成る程な、こいつは流石に……!

ナポレオン: なかなかやるもんだ、神ってのは……!
何とも、こいつは不自由な……指一本、動かんか……!

オフェリア: ――――――――。

スカサハ=スカディ: 汎人類史のものども。
新たなる我が子。

スカサハ=スカディ: ヒトも英霊も、このようなものとは少々拍子抜けよな?

スカサハ=スカディ: 東欧の異聞帯(ロストベルト)を統べる氷河の王を滅ぼしたというから
どれ程のものかと想わなくもなかったが、

スカサハ=スカディ: 神を殺すには少々力不足であろうな。
身の程を知り、母の膝で休め。

戦士の声: 気が合うなァ女王サマ―――

…… (他146ターン)

シーン5 【スコア: 14】 [ゴルドルフ, ムニエル, フォウ, マシュ, ほか]

場所: 51600

ゴルドルフ: とりあえず、だ。

ゴルドルフ: 休息よりもまずは報告という私の命令の意図は、
おそらく十二分に理解してもらえていると思う。

ゴルドルフ: そう、緊急事態は!
今なお継続しているからだ!

ゴルドルフ: 肝心のペーパームーンがなくては、
我々は虚数潜航による移動が不可能なままなのだ!

ゴルドルフ: ゆえに、約一週間にも及ぶ強行軍の中で
疲労の極みにある諸君に報告書作成を強いたのは、

ゴルドルフ: 私にとってもたいへん心苦しい選択であった事は
理解してほしいところなのだよ。

ムニエル: そういう前置きが長いんですけどね……。
ともかく、お疲れさまだったな二人とも!

フォウ: フォウ! フォウ!

マシュ: ありがとうございます。

マシュ: ですが、レポート作成と提出については
早々に行いたかったので特に問題はありません。

マシュ: ですよね、先輩?

マシュ: そうなんですね。

…… (他103ターン)

シーン6 【スコア: 14】 [マシュ, オフェリア, フォウ, ゴルドルフ, ほか]

場所: 61601

マシュ: オフェリアさん!?

マシュ: そ、その……
実は……たった今、ナポレオンさん、が……―――

オフェリア: 視ていたわ。
それに、聞こえもした。

オフェリア: ……だから、まっすぐに貫かれてしまった。私。

フォウ: フォウゥゥ……

マシュ: オフェリア、さん……

オフェリア: 美しい虹だった。

オフェリア: 凄いのね。彼。
私に、こうも可能性を視せてくるだなんて。

オフェリア: 視ないようにしてきたものが、
今は視える。自分自身が何を為すべきなのかも。

オフェリア: シャドウ・ボーダーにいるカルデアの皆さん。
それに英霊たち。

オフェリア: マシュ。
それと……ええと、それと……
?!

オフェリア: 知っています。知っていますとも。
……マスター、ですね。

…… (他69ターン)

シーン7 【スコア: 13】 [マシュ, ナポレオン, フォウ, シトナイ]

場所: 61300

?!

マシュ: 先輩!

ナポレオン: おお、起きたか新兵!

フォウ: フォウ! フォウフォウ!

シトナイ: …………ごめんね。
わたしが、無理に乱暴な繋ぎ方をしちゃったせいね。

シトナイ: でも、もう大丈夫。
自我も魂もちゃんと繋がってるから、心配いらない。
?!

シトナイ: そうよ?
ふふ。わたしの声、聞こえてる?

シトナイ: 本物の声と言葉で話すのは久しぶりだから、
喉から音が出るっていうの、なんだかヘンな感じ―――

シトナイ: わたし、ちゃんと話せてる?

ナポレオン: おう。ばっちり話せてるぜ、小さなお嬢さん(マドモワゼル)。

ナポレオン: オレ以外にも人理のサーヴァントがいたとはな!
しかも、同じく地下牢に囚われの身と来た!
?!

マシュ: は、はい。そうなんです!

…… (他119ターン)

シーン8 【スコア: 13】 [シグルド, オフェリア]

場所: 61000

シグルド: ―――成る程、これがサーヴァントというものか。

オフェリア: エーテルの肉体よ。
慣れないかもしれないけれど、我慢して。

オフェリア: アナタが召喚に応じてくれて嬉しく思います、
竜殺しの大英雄。魔剣使い。

オフェリア: 特殊な召喚式を利用しているとはいえ、
聖遺物のない召喚でアナタを引き当てた私は、幸運ね。

オフェリア: やはり、私の北欧の……
古ノルド語族の系譜にある母の血筋のせいかしら。

オフェリア: まさか、リヒャルト・ワーグナーを愛好していた
父の影響ではないでしょうけど。

シグルド: ワーグナー?

オフェリア: いえ。失礼。
魔術の世界に於ける人類史にあっては……

オフェリア: 英雄シグルドと英雄ジークフリートは別個の存在ね。
だとすれば、やはり母方の血のせいかしら。

オフェリア: ともかく。
改めてよろしく、セイバー。

オフェリア: 私はオフェリア・ファムルソローネ。
まさかアナタがこの異聞帯(ロストベルト)に存在しているなんて、

オフェリア: 思いも寄らなかったわ。
てっきり私―――

…… (他64ターン)

シーン9 【スコア: 13】 [ゲルダ, 巨いなる番人, シトナイ, オルトリンデ, ほか]

場所: 61601

ゲルダ: え……?

ゲルダ: おひさま?
ううん、もっと眩(まぶ)しい……あれは……なに……?

ゲルダ: 綺麗―――

「『太陽を超えて耀け、炎の剣(ロ   プ   ト   ル   ・   レ   ー   ギ   ャ   ル   ン)』」

巨いなる番人: ―――!

シトナイ: バーサーカー!
いいわ、そのまま魔力ごと受け止めなさい!

巨いなる番人: ―――!

シトナイ: ありがと! バーサーカー!

シトナイ: くっ……この……!
術式の反動(フ ィ ー ド バ ッ ク)が重いったら! そう長くは保(も)たないわ!

シトナイ: 危ないところでぎりぎり間に合った、
なんて、これじゃあ口が裂けても言えないわ!

シトナイ: どんどん援護お願いね、お義母さん!
オルトリンデ!

オルトリンデ: 了解、白鳥礼装を緊急起動。
人理の英霊からもたらされた影を補助します。

…… (他42ターン)

シーン10 【スコア: 12】 [シトナイ, フォウ, マシュ, ナポレオン]

場所: 61300

シトナイ: …………ふぅ。とってもたくさん笑っちゃったわ!

シトナイ: 笑いすぎて涙が出て来そうなくらい。
ふふ、笑ったのなんて、ここに現界してはじめて!

フォウ: フォ……

マシュ: 大人しく、です。フォウさん。

シトナイ: ごめんね、フォウ。お話ぜんぶ終わってからね?

フォウ: フォウ!

シトナイ: あ、そうだ。フォウはもこもこだから平気だろうけど、
あなたたち、そのままで寒くない?

シトナイ: お城の中はどこも氷か雪でできてるから、
魔術的な防御が切れたりしたら寒くて死んじゃうよ。

シトナイ: 気を付けてね?
暖気の魔術くらいは掛けてあげられるけど……

シトナイ: じゃあ、あげる!

シトナイ: すぐ暖かくなるわ。
氷と雪のベッドでも、これで安眠確実よ!

マシュ: (詠唱なしでの魔術発動!
 いかに小規模な魔術とはいえ……)

…… (他92ターン)

シーン11 【スコア: 12】 [マシュ, ナポレオン, ブリュンヒルデ, オルトリンデ, ほか]

場所: 60900

マシュ: ……!

マシュ: 強い―――
ですが、決して戦えない相手ではありません!

マシュ: 外骨骼の出力安定。自動調律機能に加えて、
ブリュンヒルデさんとナポレオンさんの援護があります。

マシュ: 戦闘状態を維持できます!
もう、魔剣を前に機能停止はしません!
?!

ナポレオン: おう! 確かに手応えは段違いだ!
ただな、少しばかり気になる事もなくはない!

ナポレオン: 戦乙女ブリュンヒルデ!
アンタはどうだい、このまま続けて押しきれると思うか!

ブリュンヒルデ: ……些(いささ)か、難しいでしょう。

ブリュンヒルデ: 戦時の英雄としてのシグルドがこれ程とは。
多くを分かっていたつもりでも、私、未熟なのですね。

ブリュンヒルデ: 私が知っていたのは平時の彼、
冒険ならざる平穏の中で生きる彼の顔ばかり。

ブリュンヒルデ: 敵に魔剣を振るう彼が、こうも……

ブリュンヒルデ: 嗚呼、逞(たくま)しい英雄。
嗚呼、恐ろしい男。

ブリュンヒルデ: 困ります……
そんなにも強く、迷いない戦士であるとすれば……

…… (他87ターン)

シーン12 【スコア: 12】 [オフェリア, キリシュタリア]

場所: 54000

オフェリア: …………以上です。

キリシュタリア: 成る程。よく話してくれた、オフェリア。

オフェリア: いえ。

オフェリア: 緊急を要する事態と捉え、
キリシュタリア様のご判断を仰ぐべきと考えました。

私は魔術師だ。
人のようには想いを抱かない。

私が抱くのは、
恋ではなく、愛ではなく。

自らよりも巨大な知性に対する絶対の忠誠である。

キリシュタリア・ヴォーダイム。
恐れるものなど何ひとつもなく、輝ける人。

彼であれば―――

私に、道を示してくれる。
私はきっと踏み出せる。

キリシュタリア: オフェリア・ファムルソローネ。

オフェリア: はい。

…… (他14ターン)

シーン13 【スコア: 12】 [スカサハ=スカディ, オルトリンデ, マシュ, ホームズ, ほか]

場所: 61000

スカサハ=スカディ: ……酷いものだった。

スカサハ=スカディ: スルトの暴虐によって大地の多くは焼け落ち……

スカサハ=スカディ: 神々の刃によって傷付けられた奴の血は、
炎となり……

スカサハ=スカディ: 大地の多くに残り続けていた。
多くの命が、奴の炎に灼(や)かれていった。

スカサハ=スカディ: 僅かに残った命を、私は、守らねばならなかった。

スカサハ=スカディ: 真にラグナロクの幕を下ろし、
ヒトの時代を導くにも、まずはヒトが生存しなければ。

スカサハ=スカディ: 大地と生命を蝕(むしば)む炎を止めるため、
私は、力の多くを割いた。

スカサハ=スカディ: まず、魔力の氷雪によって大地を覆い……

スカサハ=スカディ: 巨人の生き残りが手を出せない保護地を作り出し、
ヒトの限定的存続を試みた。

スカサハ=スカディ: 巨人には我が魔力を込めた仮面を被せ、
父スィアチに由来する上位命令権の支配下とした。

スカサハ=スカディ: 三騎のみ生き残った戦乙女を用いて
総数百数十騎の“御使い”を生み出す事もした。

オルトリンデ: ……。
……。

…… (他54ターン)

シーン14 【スコア: 12】 [ナポレオン, シグルド, ブリュンヒルデ, マシュ, ほか]

場所: 61000

?!

ナポレオン: 何だ何だ! ここまで数がいる生き物なのか!
撃ち応えはそこそこあるが―――

シグルド: 醜悪な。

シグルド: およそまっとうな生物ではあるまいな。
命を散らす事に躊躇いがない。

ブリュンヒルデ: はい。あれらは多くの魔力を秘めています。
恐らく、尋常な生態系の中にある命ではありません。

マシュ: 天井部に空いた穴から正確に飛来しています!
二体目、三体目……!

ホームズ: 通常の生物では有り得ない形態。幻想種?
タイミングから見るにスルトの眷属(けんぞく)と化した植物か?

ホームズ: いや、これは……
恐らく……

フォウ: フォフォウ! フォウ!

スカサハ=スカディ: 無礼者……!

スカサハ=スカディ: 空想樹と接続したこの私の! 居城に!
如何なる理由を以て種子如きが飛来しようか!

ダ・ヴィンチ: そうか! 種子!

…… (他93ターン)

シーン15 【スコア: 12】 [シトナイ, ゲルダ, スカサハ=スカディ, マシュ, ほか]

場所: 61602

シトナイ: そして北欧の異聞帯(ロストベルト)は救われて―――

シトナイ: シャドウ・ボーダーは旅立ってゆきました。
めでたし、めでたし。

シトナイ: ……なんて都合のいい事には、
どうしたって、なってくれないのね。悔しいけれど。

ゲルダ: ねえ、ねえ。
あなた、ここの集落の子じゃないわよね?

ゲルダ: えっと、はじめまして?

シトナイ: ええ、はじめまして。
わたしはそうよ、あの大扉の外から来たの。

シトナイ: でも安心していいわ。
巨人は絶対に入って来られないから。

ゲルダ: ええ。巨人、入って来てないわ!

ゲルダ: あなたってもしかして、
マシュさまとお兄さんと……

ゲルダ: おじさんと綺麗な御使いのお友達?
それなら、あたしとはお友達のお友達ね!

シトナイ: そういう事になるのかな。
ええ、じゃあ、お友達のお友達。

シトナイ: そんな風に言ってくれてありがとう。
でも、危ないから少し下がった方がいいわ。

…… (他92ターン)

キャラクター別 セリフ・行動

コヤンスカヤ

すべては『異星の神』が降臨するまでの暇つぶし。 なら、好きに楽しまなくってはね?

個人的なコレクションも充実させていただきましたし、 そろそろ次の異聞帯(ロストベルト)に向かう頃合いではあります。

だからこそ剪定(せんてい)された。自分が駆除される側である 事にさえ気付かない、憐れな虫のようにね?

この異聞帯(ロストベルト)の美しさは薄氷の上のもの。 アナタの甘さで、それを知らしめてあげなさい。

永遠の水曜日。北欧異聞帯(ロストベルト)。 かの大神の死と共に、水曜日のままで固定されたかのよう。

キリシュタリア

魔術王は魔術―――人による人理焼却を目論んだが、 私は違う。神による人理編纂(へんさん)を選択する。

じき『異星の神』の使徒がくる。 彼らの手で、担当する異聞帯(ロストベルト)に向かってくれ。

ベリルの異聞帯(ロストベルト)はそもそも消えかけている。 彼にはあの異聞帯(ロストベルト)を維持するのが精一杯だろう。

他の異聞帯(ロストベルト)の空想樹を切除したところで、 アトラスの世界樹があるかぎり汎人類史の復権はない。

ペペロンチーノの異聞帯(ロストベルト)にはアルターエゴが付いている。 彼の耳にはいずれ届くだろうが……

関連する地の文:

  • レフ・ライノールによる破壊工作と 人理焼却をもたらす炎を前に、私は無力だった。
  • ベリルのように笑い飛ばす事も、 カドックのように思い詰める事もなかった。
  • キリシュタリア・ヴォーダイム。 彼は違った。私たちとは初めから違ったのだ。

ベリル

でかすぎる話は手に余るんだがね、 断れば死ぬってんだから、ノーは言えないよなぁ?

おうとも。 あんな話をされて乗らないヤツはいないだろう?

関連する地の文:

  • ベリルのように笑い飛ばす事も、 カドックのように思い詰める事もなかった。
  • キリシュタリア・ヴォーダイム。 彼は違った。私たちとは初めから違ったのだ。
  • ……そうだ。私が仕えるべき王、 崇拝するべき神は『異星の神』なんかじゃない。

オフェリア

神霊カイニス。 キリシュタリア様に仕える異聞帯サーヴァントです。

まだ留まっていたのですね、コヤンスカヤ。 とっくに他の異聞帯(ロストベルト)へ移動しているものと思ったけれど。

ペペロンチーノもまた優秀なクリプターであり、 管轄とする異聞帯(ロストベルト)も優れたものではありますが……

キリシュタリア様は、北欧こそが最後に残る 異聞帯(ロストベルト)かもしれないとさえ仰ってくださった……

我々クリプターはキリシュタリア様の主導によって、 既に新たなる人理編纂(へんさん)へと着手しています。

関連する地の文:

  • ベリルのように笑い飛ばす事も、 カドックのように思い詰める事もなかった。
  • キリシュタリア・ヴォーダイム。 彼は違った。私たちとは初めから違ったのだ。
  • ……そうだ。私が仕えるべき王、 崇拝するべき神は『異星の神』なんかじゃない。

オルトリンデ

了解、白鳥礼装を緊急起動。 人理の英霊からもたらされた影を補助します。

……だから、私たちは現界した貴女を目にして、 歓喜に震えました。異聞帯(ロストベルト)のお姉様でなくても、貴女は、

ずっと眠っている筈です。 汎人類史のお姉様は、ずっと安全な場所にいて……

汎人類史という、炎熱なき世界に刻まれたお姉様。

封印より覚醒したブリュンヒルデをはじめとする カルデア残党の性能、出力、装備は……

関連する地の文:

  • 「 儚き汎人類史のものどもよ 」

カイニス

……チッ。もういい、この異聞帯(ロストベルト)の結末は見えた。 オレは神殿に戻る。テメェはどうなんだ、女狐?

ロシアはシンプルだったが、こっちは グチャグチャじゃねえか。面白いな、北欧の異聞帯(ロストベルト)!

異聞帯(ロストベルト)のすべてがテメェの味方だとは思わない事だな、 『愛玩』のケモノさんよ。

ああ、まっすぐに帰ってやるさ。 おまえより一足先に、愛しのキリシュタリア様の元にな?

カルデアのマスターだ! ハハ! おまえだおまえ、ロシアの王を殺ったって!?

カドック

カルデアに殺されるか、 ヴォーダイムに殺されるかの違いだけだろ。

……ふん。言われなくても大人しくするさ。 脱出艇の一つでもあると思ったんだが、何もない。

僕もアンタも、“何をしたかったのか”を 知っていながら、理解してはいなかったワケだ。

彼さえいなければ僕の勝ちだった。 けど―――あの言葉には、僕は勝てなかっただろうさ。

つくづく後ろからの不意打ちが好きなヤツだ。 心臓、止まっていたんじゃないか、本気で。

関連する地の文:

  • ベリルのように笑い飛ばす事も、 カドックのように思い詰める事もなかった。
  • キリシュタリア・ヴォーダイム。 彼は違った。私たちとは初めから違ったのだ。
  • ……そうだ。私が仕えるべき王、 崇拝するべき神は『異星の神』なんかじゃない。

ゲルダ

『私はカルデアの者だ。気にする必要はない』 と言って……それから、えっと……

えっと。ええと、あの、分からないわ。マシュさま? マスターさま?

マスターと、 マシュ・キリエライトね。ええ、ええ。覚えたわ!

ねえねえマシュさま! フォウ! それにマスターさまも!

ゴルドルフ

異聞帯サーヴァントは強力な存在なんだろう――― カルデア壊滅の折に私は嫌というほどそれを知った。

少なくとも不確定要素がひとつ! 謎のサーヴァント―――おそらく異聞帯サーヴァント、

我々の人類史とは異(こと)なった歴史を歩んだ異聞帯(ロストベルト)。 それがどのような人外魔境(じんがいまきょう)かは予測もつかないが、

神性のひとつでも出現して説明してくれれば 早いのだがな。まったく、不親切の極みだな北欧異聞帯(ロストベルト)は!

なんであれ、あの『空想樹』とやらを切除すれば 異聞帯(ロストベルト)は本来のものに戻り、嵐の壁もなくなる。

シグルド

クク。汎人類史の魔術師は知らなかったか? 炎の国とは、火炎領域とは、ムスペルたちの故郷とは、

貴殿は仮初めのマスターとして、 人理のため、我らを存分に振るわれるがよい。 ?!

契約は為された! おまえが異聞帯(ロストベルト)で得たサーヴァントとは、俺だ!

小癪(こしゃく)なる令呪によって自害を封じられた、俺は!

関連する地の文:

  • マスターの命は断ち割られていたはず。 しかし。
  • 「 儚き汎人類史のものどもよ 」
  • 「 人理ごと、クク、道連れとして――― 」

シトナイ

聖杯とは切っても切り離せない関係だったから…… こうして、汎人類史側のサーヴァントになっちゃった。

汎人類史側からの、異聞帯(ロストベルト)に対する抵抗のひとつが アインツベルンの娘ってこと。わかった?

少なくともあの霊基は“汎人類史のシグルド”のもの! そう、わたしの中でフレイヤが叫んでる。

わたしの中の神々と同じで、汎人類史側の存在。 人理による最後の抵抗。

わたしは人間の体を依り代にした疑似サーヴァント。 この異聞帯(ロストベルト)と共に消える事はできないけど……

関連する地の文:

  • 「 儚き汎人類史のものどもよ 」

スカサハ=スカディ

己が人理を救わんとするならば、殺せ! 我らを踏み散らしてゆけ―――汎人類史のモノども! ?!

そうは思わんか? 汎人類史より来たりしカルデアの者たち。

おまえたちと同じだよ、カルデア。汎人類史。 私は―――

人理は、神と人が歩まんとする北欧を処断したのだよ。 炎から生き延びて共に歩く我らの歩みとは、つまるところ、

関連する地の文:

  • 「 儚き汎人類史のものどもよ 」
  • 異聞帯(ロストベルト)に終わりが訪れる。 けれど、その光景を見る者はいない。

スルーズ

この北欧より汎人類史の人間たちを良しとするのなら、 その羽ばたきを諫(いさ)めなければならないのですから―――

汎人類史のお姉様でも、同じなんですね…… すべて、すべて、お見通し。いつだって、そう……

貴女は汎人類史の存在。 狂えるラグナロクの炎熱をご存知ではない、幸福なる魂。

私たちは! この異聞帯(ロストベルト)で、ヒトと世界を守ってきた戦乙女!

ええ。すぐにでも。 汎人類史のお姉様であろうと、私たちのお姉様です。

ダ・ヴィンチ

とても言い難い事なんだけど、 この異聞帯(ロストベルト)ではサーヴァントを常時召喚できないんだ。

特異点での作戦も、 異聞帯(ロストベルト)での戦いもそれは変わらない。

世界を覆う現実(テクスチャ)ごと、神代北欧は地上から 消え去った……ってのが汎人類史の魔術師たちの推測だ。

幸い、この異聞帯(ロストベルト)における魔力濃度はロシアより高い。 ボーダーへの燃料充電も順調だ。

彼がこの北欧異聞帯(ロストベルト)におけるサーヴァントであれば、 これは有り得ない行動だ。

関連する地の文:

  • 「 儚き汎人類史のものどもよ 」

ナポレオン

はじめまして(ア ン シ ャ ン テ)だ! クリプター! オレは汎人類史サーヴァント、北欧唯一の人理の英雄!

忘れたか? オレは、北欧異聞帯(ロストベルト)に於ける唯一の人理の英雄だ。

オレも最初から最後まで砲兵士官って訳じゃあなし、 霊基やら宝具やら後付けみたいなもんだしなァ―――

オレ以外にも人理のサーヴァントがいたとはな! しかも、同じく地下牢に囚われの身と来た! ?!

同時に何騎も英霊召喚するなんざどういう理屈だ? 常時維持ができる訳じゃあなさそうだが……

ヒルド

何もかも! 貴女は異聞帯(こちら)のお姉様と同じなんだから!

有り得ないよ、ヒトじゃあるまいし! あたしたちはそんな不確定要素を抱えたりしない!

あなたはあなたの好きにするといい。 オルトリンデ。その胸の奥に、きっとある……

もう少しくらいは戦えると思ったけど、 ううん。これがあたしたちの限界なんだ。

でも、そうならなかった。 定められた順に死はもたらされず、運命は変わり、

フォウ

フォフォ、フォ……フォウぅ? (特別意訳:なに言い出してるのこのボナパルドン?)

フォウ、フォウフォウ、フォウ! キャウキャーゥ!

フォウフォウフォウ。フォフォフォウフォ、フォウ!

フォ……フォフォ……フォ…… フォォォゥ……

フォウ! フォフォウ! キャウ、キャーウ!

ブリュンヒルデ

この異聞帯(ロストベルト)におけるシグルドは、 汎人類史のサーヴァントではないかもしれません。

けれど、貴方は異聞帯(ロストベルト)の側に立っている。 人理の敵としての道を選んだ。

貴方は異聞帯(ロストベルト)のサーヴァントであるとでも? 瞳の色が違う程度で、私は、私の獲物を違(たが)えない。

私は、なぜ現界したのかを理解していませんでした。 状況を分からぬままに異聞帯(ロストベルト)を彷徨って、

貴女たちは忘れてしまったのですね。 幾星霜を経て、地上に、勇士のいないこの異聞帯(ロストベルト)で。

関連する地の文:

  • 「 儚き汎人類史のものどもよ 」
  • 「 人理ごと、クク、道連れとして――― 」
  • ―――剪定(せんてい)を待つ世界で燻(くすぶ)りつづけるこの俺に。

ペペロンチーノ

つまりは異聞帯(ロストベルト)の王との関係が良好ってコト。 よくやってるわ。オフェリア。

アナタの異聞帯(ロストベルト)の『樹』は大したものよ。 もう種子を吐き出したんだから。

異聞帯(ロストベルト)の王は? アナタのところは比較的優しいって話よね?

コヤンスカヤちゃん…… は、あんまりアテになるタイプじゃないしねえ。

……ま。カルデアが現れた状況で連絡がないのなら、 そういう結果(コト)なんでしょうけどねぇ……

ホームズ

(あれが異聞帯(ロストベルト)のサーヴァント……?  いや、しかし、あの霊基から感じる禍々しさは……!?)

汎人類史に含まれない有り得ざる歴史。 剪定(せんてい)事象。異聞史を、彼女はどこかで視ていたのさ。

“私は不可能だが、 コヤンスカヤは異聞帯(ロストベルト)を自由に移動できる”と。

まあ、大令呪(シリウスライト)に関してはカドックが口にしただけの 単語だからね、そう大きな意味は持たな―――

原初のルーンによる神鉄の同時多数召喚。 異聞帯(ロストベルト)のスカサハ=スカディ、凄まじい魔術の冴えだ。

マシュ

異聞帯(ロストベルト)の魔力に依るものではなく、 きっと、汎人類史の人理に刻まれた英霊のはずです!

(汎人類史では起こり得ないことが起きているのが  異聞帯(ロストベルト)、2018年まで続いてしまった剪定(せんてい)事象なら……)

魔力の性質も異聞帯(ロストベルト)特有のものではありません。 汎人類史の英霊、ブリュンヒルデかと。

………雪や氷、炎だけでなく…… 異聞帯(ロストベルト)は、多くの事柄が汎人類史とはかけ離れている……

それにしてもナポレオンさん…… 汎人類史も異聞帯(ロストベルト)にも、北欧にとても詳しいんですね。

関連する地の文:

  • フィンランド語にせよスウェーデン語にせよ、 マスターには読めない。
  • ―――じき、シャドウ・ボーダーは 第2の異聞帯(ロストベルト)に突入する。
  • マスターの命は断ち割られていたはず。 しかし。

ムニエル

いや、霊基の構造パターンはカルデアのものと同じだけど、 フレームの色が微妙に違うというか……

まるで魔力炉心だ! ロンドンで見た大聖杯、 アングルボダに匹敵する怪物だぞ……!

戦闘は避けられない。どのみち戦うしかないなら、 この異聞帯(ロストベルト)を根付かせている空想樹を倒せ、ってコトか。

こんな気持ちになるくらいなら、異聞帯(ロストベルト)の住民とは 関わらない方がいいのかもだ。 ?!

魔力反応、増大! いや、いやこれは、 直接掴まれてるんだ、ボーダーがサーヴァントに!

二騎の戦乙女

お姉様――――――――― わあああああああああああああああああああああ――!!

仮面の英霊

何故おまえは其処(そこ)に立っている。 堅牢の盾を翻して、全力で逃げ出している頃合いだろうに。

ああ、いや。どちらも純正の英霊という訳ではないな。 余計なモノが混ざっているようだ。

俺は、俺自身は、おまえたちの道行きに興味はない。 ただ己が目的のために進むまで。

不運だったと諦めろ、娘。そこの小僧も。 互いの道が交差してしまった以上は……

―――ほう。 その不細工な板が入り口だったのか。

(オレは人理の英霊で、人理を守る英霊だが……  オマエの声(ねがい)に応えると決めたのさ)

(最後まで振られちまったがね。  なんでせめて、その呪詛(じゅそ)はオレが持っていくとしよう)

(オマエさんの男は、オマエさんにとっちゃあ  素晴らしい人間のようだが、一つ欠点があった)

(新兵にいい感じで言葉を述べ……  ああ、駄目だ。そろそろ全部消えちまうぞこれ!)

(で、棒立ちでもなんでもいい。  その美しさのまま、前でも後ろでも横でもいいから)

大人

ゲルダのしたことは良いことだから、 神さまや御使いも許してくださる。罰もなかったろう?

大きな鉄の塊を持った彼は、そんな事を言っていたね。 本当かどうかはわからないが―――

ああ、定めの日でなければ開かない。 ゲルダがまた、外に出てしまったりしなければね。

正直、僕たちも困惑しているよ。 こんな事になるなんて少しも思っていなかったから、

定めの日にしか御使いは来ない。 それ以外の降臨は、神さまに定められていない。

大人たち

大丈夫よ! 御使いは神さまのしもべなんだから、 消えたりしても他の御使いが来てくださるわ、ほら―――

雪原や山を彷徨(ほうこう)する個体はいても、 集落に寄ってくるなんて事はない筈なのに!

私たちが先に行っても、皆仲良くね。 いつかあなたたちが同じところへ来るのを待ってる。

ありがとうございます、御使い。 神さまとあなた方のくださる恩恵に感謝を捧げましょう。

あ、ああ……なんてことだ……! ヴァルハラへ俺たちを導いてくださる御使いが消えた!

女の声

古来、ヒトはあらゆるものに神を見出したが…… 我が世界、我が北欧異聞帯(ロストベルト)に於いては唯一のものである。

汎人類史にあっては神は消え失せ、神霊となり果てて、 およそヒトはその姿を見る事はないのだと聞く。

是(これ)なる氷雪の城は我が魔力を以て編み上げたものであり、 言わば、私の胎(はら)の中におまえたちは立っているのだ。

そら、隣に立つサーヴァントの気配なるものも 感じられまい? 北欧に降り積もる雪を固めたもの故な。

森羅万象(しんらばんしょう)こそが神であるならば、私がそうだ。 高次の力こそが神であるならば、私がそうだ。

女の子

だめ、だめだめだめだめ! だめよ! 山の巨人(ベ ル グ リ シ)に見付かったら、見付かった子は助からない!

襲われてる子を見たならすぐに逃げなきゃだめよ! なのに……な、なにしてるの!? 逃げて、逃げなさい! ?!

きゃあああああああああああああああああああっ!! ばか! これじゃ、一緒にぺしゃんこにされちゃう……!

山の巨人(ベ ル グ リ シ)、山の巨人(ベ ル グ リ シ)、山の巨人(ベ ル グ リ シ)……

どうか、巨人にぺしゃんこにされても 安らかなまま、皆(みんな)のところへ行けますように……

子供たち

神さまの決まりをぜんぶ守って、僕たちを育ててくれた! 育てられなくても14歳までは一緒に遊んでくれた!

おかえりなさいお姉ちゃん。すごい、ほんとに ちゃんと扉から戻ってきた! 昔話の薬草採って来たの?

髪の毛すごくきれい、お顔もきれい…… まるで御使いみたいね! あっもしかして御使いなの?

ちゃんと全員今日まで無事でよかったね。 それから、今までありがと! 神さまのおかげだね!

ばかって言ったらいけないんだぞー。 今日は、きたない言葉は使っちゃいけない日なんだぞー。

登場用語(ルビ・注釈)

用語読み文脈
大令呪シリウスライトだが、そんな私にも不明な要素が二つある。 『空想樹』と『大令呪(シリウスライト)』だ。
剪定せんていないことが起きているのが 異聞帯(ロストベルト)、2018年まで続いてしまった剪定(せんてい)事象なら……)
編纂へんさん魔術王は魔術―――人による人理焼却を目論んだが、 私は違う。神による人理編纂(へんさん)を選択する。
マスターメートルおうさ、汎人類史から来たってカルデアのマスター(メ ー ト ル)! ―――そういや自己紹介がまだだった!
霊基外骨骼オルテナウス霊基外骨骼(オ ル テ ナ ウ ス)、規定値をクリア。 内部加圧調整、燃焼機関、兵装、問題
霊基かたち『霊基(かたち)を与えられた自我と魂の欠片』
異聞帯ロストベルト嵐の壁ってアレだろ、その先は 異聞帯(ロストベルト)ってことですよねぇ!?
汎人類史あちらそうか、貴様。汎人類史(あ ち ら)の知恵者か。
はじめましてアンシャンテはじめまして(ア ン シ ャ ン テ)だ! クリプター! オレは汎人類史サーヴァント、北欧唯
魔力投射ビーム強靭な五体。私の魔力投射(ビ ー ム)を難なく躱(かわ)すだけの 反射と、知惠。キミは知っていたんだろう
魔力マナ大気中の魔力(マナ)も21世紀のものと ほぼ同じ濃度。人体に有害な物質は検知されません。
跋扈ばっこ失われた巨人種が跋扈(ばっこ)する北欧異聞帯(ロストベルト)? いいや、それだけではあるまい。
いさこの北欧より汎人類史の人間たちを良しとするのなら、 その羽ばたきを諫(いさ)めなければならないのですから―――
見紛みまご凍り付き、降雪し、山と見紛(みまご)う状態の領域って奴だ。 北欧異聞帯(ロストベルト)じゃあそう珍しくもないぜ。
かなめ「 貴様が、要(かなめ)だ……カルデアの……マスター! 」
英雄シグルド少なくとも北欧異聞帯(ロストベルト)じゃあ英雄(シグルド)は生まれず、 倒すべき悪竜もなく、英雄にも成り得る筈がない!
まと氷雪そのものが微弱な魔力を纏(まと)っている。 相当の魔術師でもなければ判別できない微小な単位でね!
こと我々の人類史とは異(こと)なった歴史を歩んだ異聞帯(ロストベルト)。 それがどのような人外魔境(じんがいま
狼藉ろうぜきよろしいのです? 彼らの、あなたの異聞帯(ロストベルト)での狼藉(ろうぜき)の数々。
くすぶ―――剪定(せんてい)を待つ世界で燻(くすぶ)りつづけるこの俺に。
炎の国ムスペルヘイムこの異聞帯(ロストベルト)に取り残された炎の国(ムスペルヘイム)を、 俺は取り戻さねばならん。
ニョルズまあ、汎人類史では海(ニョルズ)と結ばれた女だ。 器の底が知れていたか。
なが愛らしい我が妹たち。 異聞帯(ロストベルト)に於いては、ずっと命永(なが)らえていたのですね。
死人デッドマンまあ、その真名を持つ魂は身を潜(ひそ)め、 その霊基を預かっただけの死人(デッドマン)だがね。
スカンジナビア半島はオスロ・フィヨルド北部、 汎人類史旧オスロの“城”に棲(す)まう一柱の女神。
枯死こしの異聞帯(ロストベルト)の土壌が良かっただけよ。 私の功績じゃないわ。それに……枯死(こし)してしまった。
時計塔クロックタワーこれが後に、魔術世界において最大勢力となる ロンドンの時計塔(クロックタワー)。
ねがい(オレは人理の英霊で、人理を守る英霊だが…… オマエの声(ねがい)に応えると決めたのさ)
はべ百騎を超す御使いを侍(はべ)らせて 巨人種と人類の双方を管理する北欧異聞帯(ロストベルト)の支配者さ。
人外魔境じんがいまきょう人類史とは異(こと)なった歴史を歩んだ異聞帯(ロストベルト)。 それがどのような人外魔境(じんがいまきょう)かは予測もつかないが、
アーチャーナポレオン……アーチャー(ナポレオン)の言葉には意味がない。 亡霊もどき、人理の影法師が莫迦(ばか)にしたもの。
にく魔力の類は相変わらず感じ難(にく)かろうが、 大気に乗った独特の癖みたいなモノは分かるか?
かんぬきサーヴァントの膂力(りょりょく)で押せば、閂(かんぬき)ごと砕いて 開けるだろうが……そいつの方がまずかろうしなあ。
きし魔力が、さらに増大していくのが分かります! 触れてもいないのに外骨骼が軋(きし)む……
かわ強靭な五体。私の魔力投射(ビ ー ム)を難なく躱(かわ)すだけの 反射と、知惠。キミは知っていたんだろう?
贈呈ぞうてい贈呈(ぞうてい)された特級魔術礼装が 虚数観測機(きょすうかんそくき)・ペーパームーンとなります
要石かなめいし王の召喚なぞをヒトが行うことはできぬ。 虚ろなるモノを現世に強く留めておくための要石(かなめいし)が、
西暦初頭せいれきしょとう魔術協会は西暦初頭(せいれきしょとう)に成立した組織ですが、 その始まりからして三つの部門に分かれたと。
虚数観測機きょすうかんそくき贈呈(ぞうてい)された特級魔術礼装が 虚数観測機(きょすうかんそくき)・ペーパームーンとなります。
英霊の似姿デミ・サーヴァント英霊の似姿(デミ・サーヴァント)となりながらも、 今はこうして、私の敵として立っている。
はら是(これ)なる氷雪の城は我が魔力を以て編み上げたものであり、 言わば、私の胎(はら)の中におまえたちは立っているのだ。
聖槍ロンゴミニアド聖槍(ロンゴミニアド)にさえ比肩する宝具……
考古学科メルアステアな、何が悪い! 多くの権威が支持した学説だ! 時計塔考古学科(メルアステア)では常識らしいのだぞ!
結果コト……ま。カルデアが現れた状況で連絡がないのなら、 そういう結果(コト)なんでしょうけどねぇ……
わたし了解です! マスター、盾(わたし)の後ろに!
殲滅せんめつサーヴァントなるものは神の支配を揺るがすモノであり、 その存在は愛ではなく殲滅(せんめつ)の対象である。
正真正銘しょうしんしょうめいサーヴァントじゃあない。 正真正銘(しょうしんしょうめい)の神。
概要がいようこちらはカルデアの資料にも概要(がいよう)しか 記されていませんでした。
かせ女王よりもたらされた支配の枷(かせ)、 顔を覆っていた無貌の仮面礼装がたちまち砕け散る。
ンドンに拠点をおいた魔術師たちは時代に適応し、 人類史と共に魔術を積みあげる事を是(ぜ)とした。
微睡まどろ微睡(まどろ)みの夢の中に在りながら、 己が英霊どもを召喚するすべを見出したな。
従僕サーヴァントさて…… 従僕(サーヴァント)らしく遣いを果たしてきた訳だが、
わきまそれ以上の接触を私は求めた覚えはないし、 求めるつもりもない。弁(わきま)えなさい、サーヴァント。
天然自然てんねんしぜん神代から力を維持してきた神、天然自然(てんねんしぜん)の具現だ。 魔力を感じ取るのも面倒なレベルで、手強い。
呪詛じゅそなにしろ、こちらに向けられている魔力に 強い呪詛(じゅそ)が込められているからな!
いにしえ連結記録を同じくする私の姉妹たち。 女王の魔力に依らず、古(いにしえ)から続く本物の姉妹たち。
千客万来せんきゃくばんらいはは、極東あたりじゃ千客万来(せんきゃくばんらい)っていうのかね! 城の魔力で気配は読み取り難いが、ああ、こいつは―――
前人未踏ぜんじんみとう準備はいいかな、マスター君。 この後はまた、前人未踏(ぜんじんみとう)の世界だけど?
制動ブレーキ急制動(ブレーキ)! マスター、掴まってください……!
そこに在るのが自然であるかのように、 穏やかで、一定の魔力の値のままで凪(な)いでいます。
あの男ナポレオンカルデアの一行なるもの、 やはりあの男(ナポレオン)と合流を果たしたぞ、オフェリア?
麺麭パンとっておきの蜂蜜酒をお出しするわ。 麺麭(パン)も焼き立てのものを用意するし、お魚も!
魔術棟まじゅつとうそして―――北海(ほっかい)に隠された神代(しんだい)の島、 最古の魔術棟(まじゅつとう)、彷徨海……!
魔女の遺産プロイキッシャー現代では、魔女の遺産(プロイキッシャー)だけが 持つとされる、神秘の中の神秘だよ。
魔剣グラム彼は一度も魔剣(グラム)を振り抜いてはいない。 我々は、その真価をまだ目にしてはいないという訳だ!
ひげ髭(ひげ)剃って死ね!
むくろ既に斃(たお)れた仲間の骸(むくろ)を盾にしたか! その勇猛、その冷徹! 実にオレ好みだぞ!
首級しゅきゅうあとはまあ少々事情がな。 首級(しゅきゅう)も何も挙げられなかったが、色々得るものはあった。
かえり我が身の事もたまには顧(かえり)みよ、 ヒトの娘。オフェリア・ファムルソローネ。
顛末てんまつ私もそろそろ撤退と参りますわ。 オフェリアちゃんの顛末(てんまつ)を見届けてから、ね。
あらわ火炎領域ムスペルヘイムから炎の巨人種ムスペルが顕(あらわ)れる。 カトラ山の大規模噴火の正体というのが、これだ。
こうべ頭(こうべ)を垂れて瞼を閉じて、数をかぞえる。 ええと、十をみっつだったかしら。
音声翻訳トランスレート(彼女が喋っているのはスウェーデン語? 音声翻訳(トランスレート)の護符の力で会話そのものは問題ないですが)
ブルーどうなってんだ、前方300メートルに空間断層! マップパターン青(ブルー)! これは―――
露呈ろてい不甲斐なさを露呈(ろてい)した。 かつても今も、当方はおまえの英雄たりえぬ男だな。
霜の巨人王ユーミル―――我が氷血に流るる、霜の巨人王(ユ ー ミ ル)の高貴によって!
霜の巨人ヨトゥンそして、ユーミルの肉体から発生した数多(あまた)の巨人種が 霜の巨人(ヨ ト ゥ ン)と呼ばれる。
しも氷凍領域ニヴルヘイムと火炎領域ムスペルヘイム、 これらの衝突で溶け出した霜(しも)が、在ったという。
雷鳴トール鎚(つち)なる雷鳴(トール)の日―――木曜日―――を終えて。 愛なる豊穣(フレイヤ)の日―――金曜日―――を
雪の女神スカディ「ならばおまえは雪の女神(ス カ デ ィ)か」

メモ・ネタバレ要素

(このセクションは手動で補完してください)


このページはシナリオデータ(novel_text)から自動生成されました。 総シーン数: 252 / lore重要シーン: 108