千利休
1. 概要
茶聖。 侘び寂びの極致として、黒い茶室(結界)で相手を圧殺する。 駒姫と霊基を共有している。
千利休は、戦国時代から安土桃山時代にかけて広く名を知られた商人であり茶人。幼名を田中与四郎、のちに法名を千宗易、抛筌斎(ほうせんさい)と号した。広く知られた「利休」の名は居士号である。侘び茶の完成者として知られ、名物を尊ぶ既成の価値観を否定して画期的な変革と新たな価値観を己の茶として世に放った。また時の天下人・豊臣秀吉の側近として、諸大名にも隠然たる影響力を持っていた。
史実と、その最期
堺の豪商であった利休は、まず織田信長に茶堂として召し抱えられ、茶の湯のみならず鉄砲などの調達にも手腕を振るった。本能寺の変の後は羽柴秀吉に仕え、諸大名との仲を取り持つなど、茶の湯を通して政に多大な影響力を持つ。名物に捕らわれない新たな価値観ともいえる侘び茶を完成させ、利休七哲に代表される数々の弟子を抱えて己の茶の湯を世に広く知らしめた。だが、その大きすぎる影響力は秀吉との軋轢を生み、豊臣政権内外における利休の立場は次第に孤立していく。「頭を下げて守れるものもあれば、頭を下げた故に守れぬものもございます」という台詞が、その袋小路を示す。
己の価値観を世に広める事に対して一切の妥協を許さない、その傲岸ともいえる態度はついに天下人・秀吉の怒りに触れ、切腹を命じられることとなった。プロフィールには彼の遺偈が引かれている——「人生七十、力囲希咄、吾這寶剣、祖佛共殺、提る我得具足の一太刀、今此時ぞ、天に抛」。
霊基の正体 — 出羽の駒姫
FGOにおける最大の仕掛けは、この霊基が纏う「儚き形」が出羽の駒姫のものであるという点にある。プロフィール7が語るところによれば——東国一の美しさと謳われた駒姫は、秀吉の甥である時の関白豊臣秀次に見初められ側室として嫁ぐことになった。齢15にして故郷を離れ、京へと上り、関白の側室となる……はずであった。京に到着して間もない駒姫に届いたのは、秀次の謀反の罪に連座するとした処刑の知らせであった。正式な側室になる前にもかかわらずである。この仕打ちには各方面から処刑中止を訴える嘆願が相次ぎ、秀吉もついにこれを無視できず処刑中止を命じたが時すでに遅く、駒姫の命は三条河原の露と消えた。遺体は遺族への引き渡しも許されず、河原に掘られた穴に投げ込まれたという。
彼女の魂は彷徨い続け、やがてとある地にて利休との融合を果たし、英霊としての霊基を得ることとなった。プロフィールは断じる——これは利休の秀吉への意趣返しであり、処刑された駒姫の身体を取っているのも秀吉への強烈な当てつけである、と。無辜の罪で殺されていった弱き者たちの恨みを晴らさんと現界した利休であるが、己自身がその妄執に囚われている事には気づけなかった。心優しき駒姫はそんな利休の憤怒と妄執を憐れみつつも共にあらんと願い、利休と駒姫は混然一体の霊基となり——「今ここに、あるがままにある」。バーサーカークラスに配置されている所以である。
キャラクター造形にはこの二重性が滲む。ステータス上は身長132cm・体重132kgという異様な数値で、一見して華奢な体躯でありながら人並外れた膂力を持ち、見た目からは想像もつかない重さを備える。「見た目や形など些細な事。あるがままにある、それ故、利休にございますれば」と嘯く一方、「はて? なにか良からぬものでもご覧になりましたか? はあ、手のようなものが私の後ろに? これは異な事を……、利休、困惑」と、背後に憑くものの存在をとぼけてみせる。締めくくりの一言は「それはそれとして、抹茶は苦いので少し苦手と申しますかなんと申しますか……」。
FGOでの登場
主戦場はイベント**「幻邪馬台時空サカイ」で、発言の大半がこの章に集中する。彼女は「GO庵」**なる茶室を「境界(さかい)の地」に展開し、「関白殿下の金茶室はこのGO庵のいわばプロトタイプ。何を隠そうあの金茶室を案じたのも私にございます」と語る。GO庵は「私の概念から生まれた宝具。ですので、私が欲するものが動力となりまする」と説明され、彼女の妄執そのものが動力源であることが示唆される。第七服「獣の剣」では「天下万民のため、石田治部少輔三成様、この地にてその罪を贖って頂きたくございます」と石田三成に断罪を迫り、最終盤の第十服では「カルデアのマスター様、結局は此度、私の癇癪にお付き合いさせただけにございました」と自らの行いを振り返る。ほかに「幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド」「戦国暴走高道・MAKAI」「ポホヨラのクリスマス・イブ」などにも登場する。
宝具・スキル
宝具は**『一期一会(いちごいちえ)』(ランクC・結界宝具、レンジ1/最大捕捉1人)。利休が設ける一客一亭の茶席であり、その生涯の全てをかけて完成させた茶の湯の極致——草庵茶室という極狭の空間として展開される固有結界である。相対したものはその茶に込められた利休の黒**に心を穿たれ、感服し、魂を屈する事となる。この宝具に取り込まれたものは本来の能力を制限され、強制的に利休の茶の湯の理に従わされる。貧弱な霊基であれば磨り潰されてもおかしくないほどの強烈な圧こそは、侘びの怪物・利休の魂が持つ超重力である。「——これこそが利休の『黒』にてございます」。なお最大捕捉は1人となっているが、多人数を同時にもてなす事も可能な「幽玄にして夢幻なる境界」とされる。
スキルは「侘びの極み」(A−/利休が生涯をかけ追い求め、いまだ到達しえぬ侘び茶の極み。侘びの怪物である利休の深淵より汲み上げられし黒けき茶の湯)、「一輪の花」(B/世に花は一輪あれば良い。己が見いだす価値以外を一顧だにせぬ利休の傲岸な意志の発露)、「幽玄たる黒」(A/利休が至高とした黒。この世の全てを塗り込み黒けき世をもたらさんとする利休の妄執と狂気)、「融通無碍」(B/茶の湯に作法なしとした利休の自由な創意。己の価値が全てとする傲慢さと闊達さを併せ持つ。「すなわち茶の湯とは、ただ湯をわかし、茶を点て、ただ飲むばかりにございますれば」)。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル/pure_nice ID 704400)、FGOイベントシナリオ(幻邪馬台時空サカイ ほか、ローカル全文コンコーダンス)
2. 別クラス/バリエーション
(現在、別クラスの霊基は実装されていない)
3. ステータス
- クラス: Berserker
- 真名: 千利休
- 性別: 女性
- 出典: 史実
- 地域: 日本
- 属性: 混沌・悪
- 身長/体重: 132cm・132kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: 色素
- CV: 園崎未恵
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | C+ |
| 耐久 | C |
| 敏捷 | C |
| 魔力 | B |
| 幸運 | B- |
| 宝具 | C |
4. 宝具
一期一会 (いちごいちえ)
- ランク: C
- 種別: 結界宝具
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
敵全体に強力な〔人の力を持つ敵〕特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ>&宝具封印状態を付与(1ターン)&呪い状態を付与(5ターン)
5. プロフィール
キャラクター詳細
戦国時代から安土桃山時代にかけて広く名を知られた商人であり、茶人。 幼名を田中与四郎、のちに法名を千宗易、抛筌斎(ほうせんさい)と号した。広く知られた利休の名は居士号。 侘び茶の完成者としても知られ、名物を尊ぶ既成の価値観を否定し、画期的な変革と新たな価値観を己の茶として世に放った。また時の天下人である豊臣秀吉の側近として諸大名にも隠然たる影響力を持っていた。
プロフィール2
堺の豪商であった利休は、織田信長に茶堂として召し抱えられ、茶の湯のみならず、鉄砲などの調達にもその手腕を振るった。 本能寺の変の後は羽柴秀吉に仕え、諸大名との仲を取り持つなど、茶の湯を通して政に多大な影響力を持った。 名物に捕らわれない、新たな価値観ともいえる侘び茶を完成させ、利休七哲に代表される数々の弟子を抱えるなど、己の茶の湯を世に広く知らしめた。 だがその大きすぎる影響力は秀吉との軋轢を生み、豊臣政権内外における利休の立場は次第に孤立していく事となる。
「頭を下げて守れるものもあれば、頭を下げた故に守れ ぬものもございます」
プロフィール3
伝統や格式に捕らわれない、まったく新しい価値観による利休の茶を世に知らしめた。
己の価値観を世に広める事に対しては一切の妥協を許さず、その傲岸ともいえる利休の態度は、天下人である秀吉の怒りに触れ、ついには切腹を命じられる事となる。
「人生七十、力囲希咄、吾這寶剣、祖佛共殺、 提る我得具足の一太刀、今此時ぞ、天に抛」
プロフィール4
○侘びの極み:A- 利休が生涯をかけ追い求め、いまだ到達しえぬ侘び茶の極み。侘びの怪物である利休の深淵より汲み上げられし黒けき茶の湯。
○一輪の花:B 世に花は一輪あれば良い。己が見いだす価値以外を一顧だにせぬ利休の傲岸な意志の発露。
○幽玄たる黒:A 利休が至高とした黒。この世の全てを塗り込み黒けき世をもたらさんとする利休の妄執と狂気。
○融通無碍:B 茶の湯に作法なしとした利休の自由な創意。己の価値が全てとする傲慢さと闊達さを併せ持つ。
「すなわち茶の湯とは、ただ湯をわかし、茶を点て、 ただ飲むばかりにございますれば」
プロフィール5
『一期一会』 ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
いちごいちえ。 利休が設ける一客一亭の茶席。その生涯の全てをかけて 完成させた茶の湯の極致であり、草庵茶室という極狭の 空間として展開される固有結界。相対したものはその茶 に込められた利休の黒に心を穿たれ、感服し、魂を屈す る事となる。
この宝具に取り込まれたものは、その本来の能力を制限 され、強制的に利休の茶の湯の理に従わされる。貧弱な 霊基であれば磨り潰されてもおかしくない程の強烈な圧 こそは、侘びの怪物、利休の魂が持つ超重力。
「―――これこそが利休の『黒』にてございます」
ちなみに最大捕捉が1人となっているが、多人数を同時 にもてなす事も可能。幽玄にして夢幻なる境界。
プロフィール6
その儚き形(なり)は出羽の駒姫にて。
東国一の美しさと謳われた駒姫は、秀吉の甥である時の関白豊臣秀次に見初められ側室として嫁ぐ事になった。齢15にして故郷を離れ、京へと上り、関白の側室となる。
―――はずであった。
京に到着して間もない駒姫に届いたのは、秀次の謀反の罪に連座するとした処刑の知らせであった。正式な側室になる前にもかかわらずである。 この仕打ちには各方面から処刑の中止を訴える嘆願が相次ぎ、秀吉もついにはこれを無視できず、処刑の中止を命じたが時すでに遅く、駒姫の命は三条河原の露と消えたのであった。
「罪なき身を世の曇りにさへられて 友に冥途に赴(か)ば 五常のつみもはらひなんと思ひて 罪をきる弥陀の剣にかかる身の なにか五つの障りあるべき」
遺体は遺族への引き渡しも許されず、河原に掘られた穴に投げ込まれたという。
彼女の魂は彷徨い続け、やがてとある地にて利休との融合を果たし英霊としての霊基を得る事となった。
これは利休の秀吉への意趣返しであり、処刑された駒姫の身体を取っているのも秀吉への強烈な当てつけ。
無辜の罪で殺されていった弱き者たちの恨みを晴らさんと現界した利休であるが、己自身がその妄執に囚われている事には気づけなかった。
心優しき駒姫はそんな利休の憤怒と妄執を憐れみつつも共にあらんと願い、利休と駒姫は混然一体の霊基となり、
―――今ここに、あるがままにある。
「それはそれとして、抹茶は苦いので少し苦手と申しま すかなんと申しますか……」
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
登場する章
- 幻邪馬台時空サカイ — この章で 1089 行の発言
関連する概念礼装
- 絆礼装『水の如く花の如く』 — 本人の絆礼装
- 概念礼装『野に咲く花』 — プロフィールが本人に言及
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- EX章 屍の帝都
- ミスティックアイズ・シンフォニー
- ポホヨラのクリスマス・イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形
8.3 イベント
- 幻邪馬台時空サカイ
- 戦国暴走高道・MAKAI
- 幸福累計都市 ドバイ
- 幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- Ⅱ号機
- おき茶オルタ
- お拾
- お捨
- お竜さん
- お茶のマシュ博士
- お茶ノッブ
- ちびノブ隊長
- アイリスフィール
- アシュヴァッターマン
- アステリオス
- アストライア
- アストルフォ
- アビゲイル
- アビゲイル・サンタ
- アルテラサンタ
- アーサー
- アーラシュ
- イスカンダル
- イプシロン
- エミヤ
- エミヤ・オルタ
- エリザベート
- エリザベート(シンデレラ)
- エリザベート(ハロウィン)
- エリザベート(ブレイブ)
- エリセ
- エルメロイⅡ世
- エレシュキガル
- オジマンディアス
- (他 160 キャラ)
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