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絆礼装ロア:バーサーカー

FGOの絆礼装(内部フラグ svtEquipFriendShip)のうち、バーサーカーのサーヴァントが所有するものを収録する。いずれもサーヴァントとの絆レベルが最大付近に達したときに授与される専用礼装で、そのサーヴァントの内面・出典伝承・作中での立ち位置を語る一次テキストとして扱える。

  • 収録: 46件(本文掲載 40件 / 巻末の簡易一覧 6件)
  • プロフィールは引用ブロック内にゲーム内テキストを改行込みで全文掲載している。\[#漢字:よみ\] のような角括弧はゲーム内のルビ・色指定タグをそのまま残したもの。
  • 「読み取れる設定」は編者による整理。本文から確実に読み取れない解釈には 【推測】 を付す。
  • 一覧・他クラス: 絆礼装ロア 総目次

ヴラド三世

所有サーヴァント: ヴラド三世

串刺し公の凱旋(No.193 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

―――どんな人間も私は恐れまい。  だが、悪魔(ドラクル)だけは別だ。

憎悪ではなく、享楽からでもなく、 必要な犠牲として、敵に恐怖を与えるために。 串刺し公は彼らを蹂躙する。

読み取れる設定

  • 「悪魔(ドラクル)だけは別だ」という台詞から、恐怖政治を敷きながらも一族の悪名高い呼称には複雑な感情を抱いていることが読み取れる。
  • 新規設定はなく、既存のキャラクター性の掘り下げ。

関連


ヘラクレス

所有サーヴァント: ヘラクレス

雪の城(No.197 / ★4)

登場作品: Fate/stay night

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

――― 一時の剣の置き場。

弱くとも誇り高い、 ある少女がいた冬の記憶。

読み取れる設定

  • 「弱くとも誇り高い、ある少女がいた冬の記憶」という一文が置かれる。
  • 【推測】これは『Fate/stay night』で冬木の少女イリヤスフィールのサーヴァントを務めた記憶を指すと読める。
  • 剣(得物)の一時の置き場、という表現でその関係の儚さが示される。

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清姫

所有サーヴァント: 清姫

灼熱の抱擁(No.199 / ★4)

イラスト: 慎悟

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ああ、愛してます、愛してます、愛してます! 本当に、心の底から愛していたのです。 この心を偽物と呼ぶのなら、世界に真実は ありません。 だから―――燃やしたのです。愛で、悲しみで、 ただ燃やしたのです。

読み取れる設定

  • 安珍・清姫伝説(道成寺)そのままに、裏切られた恋情の果てに炎と化して愛した男を追い詰める姿を描く。
  • 既存の伝承と性格を改めて言語化したもので、新規性はない。

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ダレイオス三世

所有サーヴァント: ダレイオス三世

バビロンへの扉(No.223 / ★4)

イラスト: はよせな

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

地上すべての財宝を集めし蔵。 或いは“神の門”。 すなわちは伝説に語られしバビロンの宝物庫。

アッシリアの女王ニトクリスの眠る墓碑には かの宝物庫へと続く「扉」が隠されているという。 歴代バビロン王はこれに決して触れなかったが、 偉大なる王が「扉」を堂々と開いた。

ヘロドトスは「墓には何もなかった」と綴ったが、 王は「扉」から莫大な富を得てはいなかったか? 善政によってのみ、王は国を豊かにしたのか?

少なくとも、王の裔は何らかの財を有してはいた。 であるが故に幾度もの戦いを成し得たのだ―――

読み取れる設定

  • 「地上すべての財宝を集めし蔵」「神の門」という表現が、ギルガメッシュの宝物庫(No.216『王律鍵』)と同一の存在を指している。
  • ヘロドトスが伝えるアッシリアの女王ニトクリスの墓碑伝説(扉を開けた王が財を得たという逸話)が絡められる。
  • バビロンの秘宝がペルシア・ダレイオス三世の代まで巡り影響を与えていた可能性が示唆され、複数の礼装をまたいだ世界観の繋がりを示す一枚。

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エイリーク・ブラッドアクス

所有サーヴァント: エイリーク・ブラッドアクス

血を啜る斧(No.224 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

王位を強奪し、兄弟を鏖殺し、 それでもこの魔斧には血が足りぬ。

材質は魔獣。鍛え上げたのは魔女。 あらゆる魔的な性質が、血斧王を蝕んでいく。 「それがどうした」 そのようなことは百も承知。王として力を指し示す ためならば、あらゆるものに未練はない。

さあ、血を啜ろう!

読み取れる設定

  • 王位簒奪のため兄弟を殺したという史実の逸話と、魔獣の材質・魔女の鍛造による魔斧という設定を語る。
  • 血を求め続ける血斧王としての在り方を描くが、既存設定の掘り下げに留まる。

関連


スパルタクス

所有サーヴァント: スパルタクス

叛逆せよ(No.225 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

陰鬱な瞬間が始まる。 熱狂的な観衆、罵声、激励、黄色い悲鳴。 それらを無視して、眼前の“同胞”に集中する。 餓えた獅子が、牙を剥いている。 空腹で兇暴になり、既に三人を食い殺していると聞く。 殺さなければ殺されるのは彼も自分も同じ。 だから、この獣の死は確定していた。 ――なんて哀れな。 人と獣の命を弄ぶ圧制者ども。今に見ているがいい。 このスパルタクスが、必ず致命的な一撃を加えてやる!

読み取れる設定

  • 剣闘士として飢えた獅子と殺し合わされる境遇から、圧制者への反逆を誓う決意を描く。
  • 史実の剣闘士見世物と反乱の物語を結びつけた、既存設定の再確認。

関連


ランスロット

所有サーヴァント: ランスロット

黒騎士の兜(No.232 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

もはや、我が道に光は無く。 口は三日月の如く割れ、 眼光は血に飢えた獣の如し。

鍛えた武勲こそ衰えぬが、 我が魂は汚泥に沈み、 我が手足は凶刃と化した。

友よ、我が顔を見る事能わじ。 今やこの兜のみが、騎士だったものの残骸故。

読み取れる設定

  • 光を失い、獣の如き狂気に堕ちた黒騎士としての姿を描く。
  • バーサーカーとしての在り方に関する既存設定の再確認で、新規の開示はない。

関連


アステリオス

所有サーヴァント: アステリオス

アリアドネの糸(No.257 / ★4)

イラスト: 秋田犬

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

この糸の行き着く先に、天性の魔が存在する。 人を喰らうけだもの。牛頭の怪物がいる。 男は怯えを心の底に押し込め、正義の心を抱いて、 絶望的な迷宮を進み、進み、進んでいく。

男は死ぬかもしれない、と考えている。 迷宮を彷徨い朽ち果てるかもしれないと思っている。 牛頭の怪物に食われるかもしれないと思っている。

けれど、牛頭の怪物が――ただの人間だったという覚悟までは、していなかった。 必死になって怪物であろうとする、罰を受けたがっている少年だとは、思いも寄らなかった。

互いの終焉は、間近に迫っている。

読み取れる設定

  • 牛頭の怪物を恐れながら迷宮に挑む男(テセウス)の視点から語られ、実際には「怪物」が罰を欲する哀れな少年に過ぎなかったという真相が示される。
  • 人間性を捨てきれない悲劇の存在という、アステリオスの既存設定を再確認する一枚。

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呂布奉先

所有サーヴァント: 呂布奉先

方天画戟(No.272 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

では私が今さらながら解説いたしましょう!

方天画戟こそ呂将軍のシンボルにして无二の相棒。 友も要らず、共も要らずとした将軍が唯一、 心のよりどころにした武具の名作でございます。 切斬、刺突、打撃、薙ぎ、払い。 大型両手武器の特徴すべて活かした、 まさに万能武器と言えましょう。 将軍は大雑把故、戦局に合わせた武具の使い分けを したがらなかっただけでは? などと言うのは将軍の武を妬んだ者の穿った見方。 真相は、武器を持ち替える手間があれば十人の敵を 蹴散らせるから、という単純な理由でございます。 まさに飛将軍の名に相応しい武勇ではありませんか。

まあ、実際には北宋時代の武器であり、 呂布殿が活躍した頃は存在していない訳ですが。 そこはそれ、私が時代を先駆けてこっそり 開発としたという次第です。

読み取れる設定

  • 方天画戟が実際には宋代の武器であり呂布の時代には存在しなかった、という時代錯誤ネタを扱う。
  • 「時代を先駆けてこっそり開発した」という洒落たフォローで回収する構成。

関連


フランケンシュタイン

所有サーヴァント: フランケンシュタイン

人間への道程(No.284 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

あらゆる生物は、全て奇跡の産物である。 それ故に、生命を生み出す行為は神聖であり、 他ならぬ神の代理でもある。 そしてそれが、複雑極まりない人間ならば、 まさに最高峰の神聖行為であると言えよう。

今から行うことは、それを蹂躙するものである。 私は、知恵と、科学と、幾許かの魔術を以て、 世界に奇跡をもたらすのだ!

……愚か者が一つ忘れていることがある。 その奇跡は、決して素晴らしいものではない。

読み取れる設定

  • 生命を生み出す行為を神聖な業と位置づけつつ、自らの創造(怪物)が決して素晴らしいものではなかったと自嘲する。
  • メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』の創造と拒絶という主題をそのまま踏襲した内容。

関連


ベオウルフ

所有サーヴァント: ベオウルフ

最後の戦い(No.302 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

―――部下は散り散りになって逃げ、 残されたのは痩せ衰えた己と、 震えながらも踏み留まった若騎士が一人。

この大盾で、はたして竜の吐息を防げるものか。 防げたとして、どうやって倒すべきか。弱点は どこにあって、それを突くためにどれほどの困難を 潜り抜けなければならないのか。 時間がやけにのろい。だから思考の猶予がある。 何故、俺は戦っているのか。戦おうと思ったのか。 若かりし頃の情熱はとうに失せて、 あるのはただ平穏の望みだったはずなのに。 「……いや、そうか」 消えたはずの闘志が、再び点り始める。 死に場所は此処、己が終わるには相応しい地獄。

老いて、グレンデルを打ち破ったときの情熱はない。 だけど、己の背後には平穏があった。 無数の人々が慎ましい幸福を享受し、 厳しくも絶望のない生活を必死になって営んでいる。

「たまには、王様らしくなくてはな」

己の為でもなく、名誉の為でも、富貴の為でもない。 王として、その義務を全うする。 蘇れ―――ベオウルフ。お前の力は全盛期からは 程遠いのだけれど。 決して、ゼロではないのだから。

読み取れる設定

  • 老いてなお竜との最後の戦いに挑む姿を描く、叙事詩『ベオウルフ』のクライマックスそのものの一枚。
  • 若い頃の情熱ではなく、王として守るべき民の平穏のために戦うという核心的な主題を再確認する。

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カリギュラ

所有サーヴァント: カリギュラ

愛、此処にはなく(No.308 / ★4)

イラスト: 屑星ひかる

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ローマにはすべてが在る。 偉大なる建国王によって生み出された我らの帝国は、 まごうことなく人類の大きな歩みそのものであろう。 富み、栄え、満ち足りよ。 輝くばかりの尊きものこそローマには相応しい。

けれど同時に─── おぞましくも恐ろしき負の想念、悪の格率とも 呼べるモノまでもがローマには集ってしまう。

ならば、余が狂気へと落ちた真の理由とは? 自ら暴力を、鮮血を、悪逆を求めたか。 否。そうではない。

月の女神は、狂気によって余を救いたもうた。 帝国の暗部に蠢く悪しき格率をはね除けられぬまま 権謀術数の渦に呑み込まれんとした我が身を、 女神は、その無様な在り方ごと反転させたのだ。

……ゆえに余は狂い、余は怒る。 あらゆるものへと吠え猛る。穿つ。砕く。 喰らい、費やし、愛なき身に欲望を詰め込む。

 ◆

嗚呼、ネロ─── 我が妹アグリッピナの生き写したる愛し子よ。 ささやかでも構わぬ、おまえだけは幸福であれ。 光と愛だけを浴びておくれ。 闇と悪は、狂気と怒りと共に余が連れてゆく。 だから、どうか、 おまえの道が祝福の薔薇で埋め尽くされん事を。

読み取れる設定

  • 自ら望んで狂気に落ちたのではなく、「月の女神」が権謀術数に呑まれかけた我が身を、その無様な在り方ごと反転させて狂気によって救ったのだ、と語られる。
  • 暴君ではなく月の女神に狂気を与えられた存在である、というFGOのカリギュラ像の中心設定が明示される。
  • 末尾で「妹アグリッピナの生き写したる愛し子」であるネロへ祝福を送っており、血縁関係も明確に語られる。

関連


ナイチンゲール

所有サーヴァント: ナイチンゲール

不撓不屈(No.334 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

彼女は抗い続け、戦い続けた。 戦場でも。 英国でも。 クリミアの地で既に偉業を成したのだという評に甘んじる事なく、ただひたすらに世界に立ち向かった。

誰も手を差し伸べずに、 何もせず黙っていれば、 こんなにも簡単に命が失われていく世界。 不衛生、無関心と無知、さまざまな病源─── 世界とは、彼女の敵すべてを内包するモノだった。

彼女は抗い続け、戦い続ける。 その闘争は現代に於いても終わる事がない。 今この瞬間にさえも、彼女の想いと誓いを継いで 数多の「看護師」たちが戦っているのだから。

読み取れる設定

  • クリミア戦争での献身と、現代に続く「看護師」たちへの想いの継承を描く。
  • 世界観の伏線要素はなく、彼女個人の信念を補強する内容。

関連


クー・フーリン〔オルタ〕

所有サーヴァント: クー・フーリン〔オルタ〕

たった一人の戦争(No.335 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

万軍を相手取り、万物と向き合い、万人を駆逐する。 そこに余人が入り込む猶予はなく、 恋人も、戦友も、子供も、王すらも、全てが不要。 常に孤高、常に最強、常に勝利を奪い去る。

殺して、殺して、殺し続けて。 行き着く果ては、積み上げられた死体の丘。 最強を謳え、最強を誇れ、最強を轟かせよ。 誰が認めずとも、俺が認めよう。

彼の名はクー・フーリン。 アルスター最強の戦士である。

読み取れる設定

  • 最強であることに固執し、あらゆる関係を切り捨てるという孤高の戦士像を描く。
  • 新設定はなく、内面描写に留まるフレーバー。

関連


源頼光

所有サーヴァント: 源頼光

童子切安綱(No.368 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

───誅伐執行。

是は、そのための武器です。 由来も何も必要はありません。

ええ、ええ。 はい、そうです。よくお分かりですね。 源氏の棟梁である私にとって無二の友ではあるけれど、母である私にとっては不要なもので……

そんな事より、母ともっとお話をしましょう? ああ、その前に。夜も更けてきましたから お夜食など用意しなくてはなりませんね。

そうだ! 折角ですから金時も呼びましょう。きっと喜びます。 貴方もそう思いますか? ふふ、そうですね───

 ◆

童子切安綱。 天下五剣の一口として知られる太刀である。

酒呑童子の首を切った刀とされる事もあるが、 少なくともカルデアに召喚された源頼光は 大江山での詳細を語らない。 或いは「四天王の一人」が頼光に代わって 童子を討ち取ったという可能性もあるが……

読み取れる設定

  • 天下五剣の一つ『童子切安綱』が酒呑童子の首を切った刀とされる逸話に触れる。
  • ただし頼光自身は大江山の詳細を語らず、「四天王の一人」が代わりに討ち取った可能性を示唆する。
  • 頼光サーヴァントの正体や討伐譚の解釈に幅を持たせる、含みのある内容。

関連


茨木童子

所有サーヴァント: 茨木童子

骨刀(無銘)(No.370 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

何だ。吾の刀がどうしたというのだ。

……珍しい? はっ。それはそうであろうな、人の子には 吾が刀が如何なる意味と価値を持つか分かるまい!

見るがいい! 是こそは吾ら鬼のみが持つ大骨刀、 鉄刀なぞとは比べものにならぬ怨と呪のカタマリよ!

地獄の炎もかくやの業火で鍛えしは鋼ならず、 地上に在りて最も堅牢強固なる吾が鬼の骨。 幾百日を超えて鍛え上げられたソレは、 そら、妖気漂う大業物として月夜を揺らすのだ。

────ふふん。よいぞ。許してやろう。 存分に、恐れおののくがよい!

読み取れる設定

  • 鬼のみが持つという大骨刀――鬼の骨で鍛えた業物――を誇示する人物描写。
  • 鬼という種族固有の武装という設定に触れる。

関連


謎のヒロインX〔オルタ〕

所有サーヴァント: 謎のヒロインX〔オルタ〕

黒騎士くん(No.429 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

【情報ファイル:HG74M403B】

彼の正式名称は、 サーヴァントAUXヴォロイド“K6-X4”。 戦闘・航行の補助を目的としたサーヴァント支援用の 高機能ロボットだ。 X・オルタとは物心ついて以来の相棒で、 「黒騎士くん」と名付けられた。

性格は悪く、口も悪い。そも人前に現れない。 人間を完全に見下し、命令されてもまず無視するが、 X・オルタにだけは忠実に尽くす。

頭脳には微少なオルタニウム結晶が埋め込まれ、 X・オルタと同調している。 ちなみに、古代のヘルムを思わせるボディは、 過去、一惑星を焦土と化した暴虐の機械巨人の 頭部パーツが流用されているらしい。

「そうだったのか……可哀相。  ひどい仕打ちする人がいるものだね……」 「――――――」

読み取れる設定

  • 相棒ロボット『黒騎士くん』が、かつて一惑星を焦土と化した『暴虐の機械巨人』の頭部パーツを流用した機体であることが明かされる。
  • X・オルタの近未来的・SF的な出自を補強する設定要素。

関連


土方歳三

所有サーヴァント: 土方歳三

誓いの羽織(No.567 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

―――もう纏う事のない浅葱の羽織。

幕末最強の人斬り集団『新選組』が纏ったと いわれる羽織。

共に時代を駆けた仲間達、ある者は戦に斃れ、ある者は病に斃れ、またある者は絶望に斃れた。もはや誰一人として彼の傍らに立つことはない。

彼こそが始まりの一人にして最後の新選組。 誓いは彼方に誠はここに。

読み取れる設定

  • 「幕末最強の人斬り集団・新選組」の仲間たちが戦・病・絶望でそれぞれ斃れ、土方だけが残ったと語られる。
  • 「始まりの一人にして最後の新選組」という自己規定が明記され、新選組の結末を彼の視点から総括する。

関連


茶々

所有サーヴァント: 茶々

小豆のお手玉(No.568 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

「茶々は一番綺麗なこれ!」

「それではわたくしはこちらを」

「わ、わたしはこれを……」

遠いあの日、皆と過ごしたたわいのないひと時。全てが炎に包まれ滅び去ろうとするいまこの時に気付く。あのひと時こそがかけがえのないひと時だったのだと。

―――それは時代の波に翻弄され、儚くも強くあり続けた三人の姉妹の物語。

読み取れる設定

  • 「茶々は一番綺麗なこれ!」という台詞と共に、姉妹で過ごした他愛のない時間が回想される。
  • 「全てが炎に包まれ滅び去ろうとするいま」それが何よりかけがえのないものだったと気づく構成。
  • 妹たちの固有名は明記されないが、浅井三姉妹の運命を背景に持つ悲劇性が補強される。

関連


ペンテシレイア

所有サーヴァント: ペンテシレイア

戦神の軍帯(No.588 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

猛れ、軍神の子らよ。 哮れ、軍神の子らよ――

アマゾネス(アマゾーン)部族の血脈の祖、軍神アレスの力を宿していると言われる帯。 軍神に最も近き力を有す者、即ち部族を率いる女王がそれを身に着けるは必然。 ただし彼女の持つこの帯が、姉・ヒッポリュテの所持していたものと同一品かどうかは定かではない。

「何を見ている。よもや貴様も――この帯が欲しい、などと抜かすのではないだろうな?(溢れ出す殺気)」

読み取れる設定

  • アマゾネス部族の祖・軍神アレスの力を宿すとされる帯について語られる。
  • 姉ヒッポリュテの帯と同一かは定かでないと明言されており、アマゾン女王としての血脈と立場を示すフレーバー。

関連


ポール・バニヤン

所有サーヴァント: ポール・バニヤン

フロンティア(No.641 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

かつて新天地と呼ばれた場所は そう呼んだ者たちによって蹂躙され 今はもう失われた。 そこにはただ国がひとつあるのみ。

読み取れる設定

  • 「新天地と呼ばれた場所は、そう呼んだ者たちによって蹂躙され、今はもう失われた」という一節が置かれる。
  • アメリカの開拓神話とネイティブアメリカンの土地収奪という史実の影を、開拓伝説の巨人自身の口から語らせる構成。
  • ポール・バニヤンの抱える喪失感を裏づける背景描写。

関連


アタランテ〔オルタ〕

所有サーヴァント: アタランテ〔オルタ〕

カリュドーンの毛皮(No.788 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

宝具として手にしたものとはいえ、 これを使う必要性も、使う手段もわからなかった。 相手を呪うために必要なのかと考えたくらいだ。

……今なら理解できる。 真に憎い相手と相対したとき、相手にどうしても 勝たなくてはならないとき。 憎悪に身を焦がすことを選んだときに、 この毛皮は宝具として成立するのだ、と。

獣になりたい。 何も感じない、ただ相手を殺すだけの獣になりたい。 この胸が焼け付くような哀しみを感じない、 ただの獣に―――

読み取れる設定

  • カリュドーンの猪狩りで得た毛皮を宝具として使う理由が語られる。
  • 憎悪に身を焦がし「ただの獣になりたい」という心情として説明され、オルタ化した彼女の内面を示す。

関連


ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕

所有サーヴァント: ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕

積み重ねた時間の結晶(No.889 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

もちろんバカンスを楽しむことはできたけど、 ほとんどの記憶は、大変で不安で必死、そんな感じの 思い出ばかりだ。

……なのに、どうしてかそれを語るときの私は、 口元が自然と緩んでしまう。 ねえ、アンタもそうでしょ?

これも多分、輝かしい夏の思い出。 恥ずかしくも誇らしい、悪戦苦闘の宝物。

というところで、ちょっと付き合いなさい。 何逃げようとしてるのよ、読むのよ。読むわよ。 奇声を発しそうになったら、 私の口元を押さえてちょうだい目一杯!

読み取れる設定

  • 大変だった思い出をどこか誇らしげに振り返るという、照れ隠しの気質を見せる人物描写。
  • 既存のキャラクター性の範囲に留まる。

関連


項羽

所有サーヴァント: 項羽

会稽零式設計図(No.916 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ここに私の起点がある。かつて一人の殿上人が夢見た理想への地図。そのようにして描かれたのが私であった。 遠く、あまりにも遠く過ぎ去ってしまった夢だ。拡張に拡張を重ねた今の私の躯体からは偲ぶべくもない。 だからこそ、せめて概念としてだけでも伝えておきたいと願った次第である。 かつて私は、このような姿として在ったのだ。

読み取れる設定

  • 「かつて一人の殿上人が夢見た理想への地図。そのようにして描かれたのが私であった」という独白が置かれる。
  • 「拡張に拡張を重ねた今の私の躯体からは偲ぶべくもない」と続き、当初は誰かの構想した「設計図」であり、その後幾度も改造を経て現在の姿に至った人工的存在であることが示唆される。
  • 【推測】バレンタイン礼装(No.975)が明言する異聞帯の永世秦帝国との関連が読み取れる。

関連


アルジュナ〔オルタ〕

所有サーヴァント: アルジュナ〔オルタ〕

刻まれていたもの(No.1022 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

絶対的な神は万能であり、全てに秀でていて、 あらゆる権能を保有する。 今の私はサーヴァントとして使役され、 戦うための生命体となったが、神であることに 変わりはなかった。 なかった、はずだった。 ……けれど、ああ。 あなたは私に自分らしくあって欲しいと願った。 だから、私はその言葉を決して忘れぬように この拙い出来の人形を作ったのです。 木の枝を折り、ナイフで削って、少しずつ形を 整えて――― そして出来上がったこの人形を、 私はどうにも愛しく思うのです。 不完全なもの、不完全であるが、私が作ったもの。 それは小さな、けれど決して全能の神には持てない 誇りなのです。

読み取れる設定

  • 全能の神でありながらマスターに「自分らしくあってほしい」と願われ、木の枝を削って不完全な人形を作ったという逸話が語られる。
  • 神には持ち得ない「誇り」を得た、という内面の変化が主題。
  • 人智統合真国SINにおける彼の位置づけを補強する内容。

関連


サロメ

所有サーヴァント: サロメ

ヨカナーンの首(No.1088 / ★4)

登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

積み上がった髑髏の山――― 水晶髑髏。 それは、英霊サロメの宝具であったはずだ。 魔術回路を持たざる彼女が自在に魔術を操る由縁たる、 驚異の髑髏。

サロメは語る。 あなたへ囁く。 此処に積まれた髑髏、そのいずれも、 永久に愛しき「ヨカナーンの首」なのだと。

……それは妙だ。 斬首された浸礼者ヨハネは史上にただひとり。 ならば、最初の髑髏だけがヨカナーンことヨハネの首であるはずで、他の髑髏の群れは何だ?

或いは、 彼女の召喚に成功せしめた 歴代マスターの首―――か?

読み取れる設定

  • 宝具「水晶髑髏」に積まれた髑髏の山が全て「愛しきヨカナーンの首」だとサロメ自身が語る。
  • しかし史実上斬首された洗礼者ヨハネはただ一人のはずであり、他の髑髏は歴代マスターの首ではないか、という不穏な示唆で締められる。
  • 宝具の真の恐ろしさに触れる、重要なエピソード。

関連


宮本武蔵

所有サーヴァント: 宮本武蔵

忘れじの夏、二天の懐(No.1097 / ★4)

イラスト: 渡辺悟 | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

数多の世界を放浪すれど、その夏に勝る快事なく。 我の旅に終わりはあれど、汝の旅に果てはなし。

剣撃、喧噪、賭博に行楽。 笑い合い競い合い、勝利を重ねた新天地。 さもしい己もむなしい終も、ここでは陽光に霞む蜃気楼。 無頼無住の武芸者とて人並みの夢は見ようもの。 しかれど御免、我が道行きには不要な重さ。 一時の戯れとして、すべて帰すが定め也。

―――最後の刹那、懐に忍ばせる。 青い空、灼熱の風。 きみと駆け抜けた、剣華舞う夏の思い出。

読み取れる設定

  • 数多の世界を放浪する武芸者としての己を「無頼無住」と称する。
  • それでもマスターと過ごした夏の思い出だけは懐に忍ばせる、という二刀流と旅の生き方を象徴する一枚。

関連


鬼女紅葉

所有サーヴァント: 鬼女紅葉

宮廷の琴の音(No.1220 / ★4)

イラスト: サクマミツロ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

~哀れとも君だに言はば恋ひわびて           死なむ命も惜しからなくに~

六弦の和琴(やまとごと)の名手であった紅葉。 琴は彼女が宮仕えの女房となるきっかけでもあった。 紅葉にとりその音色は、都での風雅な暮らしの追想と 罪人として京を追われた慚愧、重なる記憶の表裏である。

―――いま、異形のバーサーカー鬼女紅葉として もはや彼女は琴を爪弾く細やかな指先を 持ち合わせてはいないが、何も思い煩うことなく、 ただ琴の響きに身を委ねることが出来る。 満ち足りて、狂うた心を慰めることが出来る。

~雲井なる人を遥に思ふには           わが心さへ空にこそなれ~

読み取れる設定

  • 六弦の和琴の名手だった紅葉が、宮仕えの雅な記憶と京を追われた慚愧を併せ持つという背景が語られる。
  • 鬼と化した今は迷いなく琴の音に身を委ねられる、という対比が主題。
  • 戸隠の鬼女伝説を踏まえたキャラクター背景の掘り下げ。

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ガラテア

所有サーヴァント: ガラテア

キプロスの記憶(No.1398 / ★4)

イラスト: yume32ki | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

穏やかで温かな海風。 それに乗って訪れる鳥たちの囀り。 豊かな恵みを与えられた大地、枝葉を揺らす緑の木々。 寄せては返す波に運ばれて、海岸の白泡は美しく踊る。

作業場の窓から、いつも見えていた。 それら全てを、優しき鑿(のみ)の音が包んでいた。

ふと、疑問に思う。

この記憶の中の自分は、人だったのか。 それとも、彫像だったのか?

どちらでもよかった。 どうあれ、自分の幸福の全てはそこにあったのだから。 いつも、温かく、安心できて、満ち足りた何かに包まれていた。

それは彼の愛。 そして―――きっと、自分たちを見守る、美しき女神のまなざし。

その感覚は今も失われていない。 だからこそ、目を閉じるだけで思い出せるのだ。

キプロスの記憶は、どこまでも麗しく。 今この瞬間も、自分の中に息づいている。

読み取れる設定

  • 彫像だったのか人だったのか判然としない自身の記憶と、それを見守っていた「美しき女神」の眼差しが描かれる。
  • ピュグマリオーン神話に由来する出自を掘り下げ、彼の愛と女神の祝福が今も彼女の中に息づいているとされる。
  • 【推測】「美しき女神」はアプロディーテーを指すと読めるが、本文に明記はない。

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モルガン

所有サーヴァント: モルガン

最果てにて(No.1416 / ★4)

イラスト: サクマミツロ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

それは湖の妖精に与えられた、 何よりも尊く、輝かしいもの。

星の内海で生まれ、 地上に流れ着いた妖精にのみ与えられた、 世界を造る大母の証。 楽園の使命に従ってさえいれば、 いずれ星の魂として迎えられる、精霊の到達点。

―――けれど。 それは自分の願いではないと、 約束された栄光を捨て去った。

味方を癒やす杖は敵を倒す槍に変わった。 持って生まれた眼の光は戦いで失った。 長い旅路の末に、多くのものを無くしてきた。

代わりに得たものは白亜の玉座。 彼女が願い続けた、ブリテンの物語。

……けれど、今でも思い出す。 最果ての国で愛された日々。 優しい石の玉座に置いてきた、過ぎ去りし夢の代償。

読み取れる設定

  • 星の内海で生まれ地上に流れ着いた妖精にのみ与えられる「大母の証」を持つ、という来歴が語られる。
  • 約束された栄光(星の魂としての帰還)を捨ててブリテンの物語を選んだ、という選択が明かされる。
  • 最果ての国で愛された日々への郷愁も描かれ、妖精國の女王としての背景を深く掘り下げる。

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清少納言

所有サーヴァント: 清少納言

あてなるもの2021(No.1482 / ★4)

イラスト: サクマミツロ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

削り氷にあまづら入れて、 新しき金椀に入れたる―――

千年前、彼女はそれを「貴なる物」と呼んだ。 美しい器に、滅多に口に出来ない貴重な氷、 砂糖がまだ薬と呼ばれていた時代の、 果実よりも甘いシロップ。 とろけるように暑い夏の日、口にしたそれは、 どれほどの甘露だっただろうか。

彼女は今でも、このかき氷が特別だと言う。 遠い夏の日、鮮烈に刻まれた甘露な記憶が、 誰かと共に味わった、ひと夏の思い出が、 その胸から失われる事は、きっとないのだろう。

夏が終わっていく。 カルデアで過ごしたこの夏は、 彼女の中で、特別な記憶になれただろうか。

……などと。 隣りで頭を抱えて呻くなぎこさんを見ながら、 ぼんやりと考えてみるのだった。

読み取れる設定

  • 『枕草子』で「あてなるもの」と評したかき氷のエピソードを踏まえた一枚。
  • 千年前の甘露な記憶を今も大切にしている人柄が、古典の実際の記述を下敷きに描かれる。

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クリームヒルト

所有サーヴァント: クリームヒルト

どうでもよかったもの(No.1614 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

そうね、これがラインの黄金。 私の元夫、元旦那、元王子、元冒険者の ジークフリートが手に入れた破滅の秘宝よ。

私がこの宝にこだわったのは、何故だかわかるかしら? ふふ、わからなくても無理はないでしょうけど―――

「破壊したかったから」?

……正解ね。 そう、どうでもよかったの。どうでもよかったのよ。 こんなの、魔術的に貴重なものだったとしても、 私にとってはただの黄金。 溶かして金貨にでもしてやればよかったわ。

マスター、あなたも気を付けなさい。 目も眩むような黄金は、心も眩ませるのよ。 親しい人が裏切るかもしれないし、 親しい人を裏切りたくなるかもしれないわ。

だから、そんな時に簡単な対策を教えてあげる。 どうでもいいものだから、パーッと使っちゃいなさい。

使い、分け与えることで呪いも災厄も消えるわ。 それが、呪われし黄金というものだもの。

読み取れる設定

  • 元夫ジークフリートが手に入れた『ラインの黄金』を「どうでもよかった」と切り捨てる。
  • 黄金への執着が親しい者同士の裏切りを招くとマスターに警告し、呪いを解くには使い、分け与えることだと説く。
  • ニーベルンゲンの黄金伝説を踏まえた、彼女なりの人生観が示される。

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伊吹童子

所有サーヴァント: 伊吹童子

サマーパワー・ポンポン(No.1683 / ★4)

イラスト: たつよ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

チアガール状態のあたしが持ってるヤツ、あるでしょ? フサフサして可愛いヤツ。そ。ポンポン。 あれ、大好きなのお姉さん。 だってね、ただ踊るだけじゃなくてね? あのポンポン両手に持って、 フレー! フレー! ってやると――― 元気がモリモリ湧いてきちゃうの。 ううん元気だけじゃなくて、もうね、魔力も湧いちゃう!

……あ、その顔! 信じてないな~!

本当よ? ほら、見てて。 フレー! フレー! マ・ス・タ・ア! YA!

どう? 元気出た? ……うんうん。じゃあもう一回、もう一回やろ! ひっく!

読み取れる設定

  • チアガール姿でポンポンを振ると元気だけでなく魔力まで湧いてくる、と主張する喜劇的な一枚。
  • キャラクター性の掘り下げに留まり、世界観設定への言及はない。

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千利休

所有サーヴァント: 千利休

水の如く花の如く(No.1702 / ★4)

イラスト: サクマミツロ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

水の如く。

流れゆく水の如く、しなやかに軽やかに、 自由に闊達に、その身に焦がす憤怒を流し。

花の如く。

野に咲く花の如く、密やかに晴れやかに、健やかに朗らかに、その想いは遠く故郷の空へ。

娘と分かたれた親と、親と分かたれた娘。二つの行き場のない想いはかの地にて出会う。

かたやその有り様に怒り、かたやその有り様を悲しみ、そして互いを憐れみ、魂を重ね合わせた。互いが互いを助けるように、互いが互いをいたわるように、二つの魂はあるがままに、混然と、整然と、その姿を一にする。

「斯様に利休は駒姫であり、駒姫は利休なのです」

この茶杓を利休と思い、この棗を駒姫と思い、あるがままに私たちを受け入れてくださった貴方様への想いを、今、この一席に込めて。

―――水の如く花の如く。

読み取れる設定

  • 娘と分かたれた親と、親と分かたれた娘という二つの想いが茶席で重なり合う構成。
  • 「斯様に利休は駒姫であり、駒姫は利休なのです」と語られ、史実上縁のある二人の魂の共鳴が描かれる。

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ドゥリーヨダナ

所有サーヴァント: ドゥリーヨダナ

シャクニの骰子(No.1834 / ★4)

イラスト: たつよ

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ドゥリーヨダナがシャクニから預かっている骰子(サイコロ)のセット。

シャクニとは、クル族の王であるドリタラーシュトラの妻、ガーンダーリーの弟にあたる人物―――つまりはドゥリーヨダナの叔父である。 ドゥリーヨダナと仲が良く、彼を王位につけるべく五王子に対して様々な悪事を行い、また、大戦争でも共に戦った。 シャクニは特に天才的な賭博の才能を持っていたとされ、五王子たちが国を追放される原因となった骰子賭博の最大の立役者として知られるが、それがどの程度 「まともな」賭博だったのかは―――

「いやあ、シャクニ叔父と骰子賭博でユディシュティラ  をすってんてんにしてやったあのときは、わし様たち  にとってマージで輝かしい思い出である。あの熱気、  興奮、スリル、緊張感……そしてヤツらの悔しそうな  顔!  思い出すだけで、く~っ、気分が良い!  ……あん? イカサマだぁ? おいおい、ライブラリ  にあるギャンブル漫画というやつを見たぞ? 主人公  はたいがい頭の良いイカサマ的なズルをして勝ってい  るではないか。  いいか? 主人公側が使うイカサマはイカサマではな  い、のだ! つまり、たとえやっていたとしても、  わし様は主人公だからまったく問題はない!  わかれ!」

……この人とは絶対にギャンブルをしないようにしよう、と強く心に誓うあなたであった。

読み取れる設定

  • 叔父シャクニが天才的な賭博の才で五王子(パーンダヴァ)を骰子賭博により国外追放へ追い込んだ、『マハーバーラタ』の著名なエピソードを紹介する。
  • イカサマの有無を「主人公側の詭弁」で正当化する語り口が、ドゥリーヨダナの傲慢さを表している。

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アルトリア・キャスター

所有サーヴァント: アルトリア・キャスター

2023年の―――(No.1903 / ★4)

イラスト: たつよ | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

かくて一夏の冒険は終わった。

楽しい時間はあっという間に過ぎ去ったけど、 残した記憶はこの通り。

もう出会う事はないと思った友人との買い物。 気の置けないライバルたちとの交友。 新しい仲間との団らん。 まったくもって素直じゃない知人の油断した姿。 それと―――

それと、大切なひととはしゃぐように走った、 どこまでも広がる夏の浜辺。

たとえこの夏かぎりの『わたし』であっても、 この青空はずっとずっと輝いている。

読み取れる設定

  • 2023年の夏の思い出――友人との買い物、ライバルとの交友、大切な人と走った浜辺――を振り返る一枚。
  • 「この夏かぎりの“わたし”」という表現に、期間限定の実装形態であることへの自己言及がにじむ。

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永倉新八

所有サーヴァント: 永倉新八

男の意地(No.1947 / ★4)

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

欠けた切っ先は儂があの日置いて来た誠の欠片。

どんなに傷つこうが、どんなに血を流そうが、恐れるものなんざ何ひとつねぇ。仲間の為に受けた傷なら、むしろこいつは儂の自慢てなもんだ。

だが人間、心に受ける傷はどうにもこうにも耐えられるもんじゃあねえのさ。刀で斬られるよりもよっぽどたちが悪い。そうやって心に負ったいくつもの傷は少しずつ体を蝕んで、やがて俺の足に絡みつき、前へ前へと我武者羅に生きて来た俺の足をついには止めちまった。

もう、ここまでだ、終わりにしよう、ここで倒れちまおう。だが、そうして倒れようとする俺に何かが引っ掛かった。そう、欠けちまったこの刀が俺を支えたのさ。

刀が俺を支えたのか、俺が刀を支えたのか。そうしてあの日を生き延びた。あいつらを置いて来たままで。

そうさ、儂は恥知らずの新選組。なに、今さら惜しむ名も残っちゃいねえ、生き恥上等、喚き散らしてやろうじゃねえか。儂の、俺たちの誠をな。

そいつが俺の、男の意地だ。

読み取れる設定

  • 欠けた刀を「恥知らずの新選組」としての生き恥であり誠の証と捉える独白。
  • 心に負った傷こそが真に堪え難いものであったと語られ、仲間を置き去りにした過去への自責と、それでも生き延びた男の意地が描かれる。

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静希草十郎

所有サーヴァント: 静希草十郎

秘伝のまかない飯(No.2049 / ★4)

登場作品: 月姫

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

オリジナル自炊メニュー。 それはひとり暮らしの男子が必ず一つは持つと言われる その人物だけの固有異能。

草十郎がアルバイトしていた中華飯店のまかない飯だったが、後に彼の得意料理となった。 焼きうどんに他の一品を掛けただけのものだが、味付けがしっかりしているため丁寧で味わい深く、高級食材にたよった料理になれていた同居人たちをノックアウトするほどの威力を秘めている。 なんでもない日に、ごく自然に、さらっと、親愛の証として提供される。

読み取れる設定

  • アルバイト先の中華飯店で覚えたまかない飯(焼きうどんがけ)が、後に得意料理になったという経歴が語られる。
  • 同居人や生活背景を示すエピソードで、世界観上の新設定ではない。

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ロウヒ

所有サーヴァント: ロウヒ

鷲の魔女の祝宴(No.2148 / ★4)

イラスト: 壬生田晃宏 | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

天空の鍛冶師イルマリネンと娘の婚礼を祝い、 北の女主人ロウヒは盛大なる宴を催した。

婚礼の宴に用意されたのはカレリアの牡牛。 その角の長さは百尋ほど、口の広さは百五十尋ほども。 くびきの長さは貂(テン)が七日かけて走るほど。 角の間はツバメが休まず飛んで一日もかかる。 頸(くび)から尾の先までは 夏のリスが一月かけて走れども届かぬほど。 それほどにも肥えたる牡牛が屠られるが、 与えられた肉は莫大とは言い難し。 桶百杯の肉。百尋の腸詰め。 舟七艘ぶんの血潮。六樽の脂肪。

その家もまた祝宴のためだけに建てられた。 大広間の長さは九尋。幅は七尋。 屋根でカッコウが鳴いても そのさえずりは下で聞こえぬほども高く。 最奥で犬が鳴いても、戸口まで声が届かぬほど広く。

さらにロウヒは美味なるビールを醸した。 白樺の桶で大麦とホップを煮立てた。 森がまばらになるほどに木をくべられ、 湖が涸れるほどの水が注がれた。 煌々と輝く火と立ちのぼった白煙は、 ポホヤの半分、カレリアの全土をも覆い尽くすほど。 戦の狼煙かと人が見まごうばかりであった。

読み取れる設定

  • フィンランド叙事詩『カレワラ』に伝わる鍛冶師イルマリネンの婚礼と、ロウヒが催した祝宴をほぼそのまま再話する。
  • カレリアの巨大な牡牛、桁外れに広い広間、大量のビール醸造といった原典の細部が丁寧になぞられる。
  • FGO独自の新設定というより、原典エピソードの紹介という性格が強い。

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リリス

所有サーヴァント: リリス

死、死、死(No.2230 / ★4)

イラスト: 東山雄勢 | 登場作品: FGO本編

プロフィール(ゲーム内テキスト全文)

ある日、ある時、ある場所で、 子供が死んだのです。

いいえ、まったくあなたに関係のない事件です。 その子供はただ死んだのですから。 覚える必要もなく、歴史に刻まれることもない。

死、死、死。 この世界はいつだって死に取り囲まれている。

悲しいと思いますか? 苦しいと思いますか? でも、それは幻想でしかないのです。

他者の死は、どこまでいっても他人事でしかない。 むしろ他人事でなければならないのです。 さもなければ、人間は死の悲しみによって 簡単に圧し潰されてしまいますから。

大丈夫です。 私は嵐と夜の魔女、とても記憶力がいいのです。

そう、だから覚えています。 この子がどんな人生を送ったか、 どんなことを喜んだのか。どんなことを悲しんだのか。

私は、歴史に刻まれることのなかった子供たちを、 ただ覚え続けるのです。

この死を与えたのが私である以上、 私にはそうする責務があるのです。

読み取れる設定

  • 「ある日、ある時、ある場所で、子供が死んだ」という、誰にも顧みられない死が提示される。
  • 他者の死は他人事でなければ人間は悲しみに押し潰される、という認識が語られる。
  • その上でリリスは「嵐と夜の魔女」として、歴史に刻まれなかった子供たちの人生を覚え続けており、「この死を与えたのが私である以上、私にはそうする責務がある」と述べる。
  • リリスの死生観と存在意義に関わる核心的な独白。

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掲載を簡易化した礼装

以下は注釈段階で「設定的な重要度: なし(significance = none)」と判定されたもの。日常的なやり取り・ギャグ・既出情報の反復が中心で、新規のロアを含まないため一覧のみに留める。

No.礼装名所有サーヴァント
207ネコエプロンタマモキャット
217ゴールデングラス坂田金時
650天下布武~2017summer.ver~織田信長
1033遺言状森長可
1290御中元ブリュンヒルデ
2416あれ? もしかして呼延灼