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由井正雪

1. 概要

江戸前期に幕府転覆を企てたとされる軍学者・由井正雪を出典とするキャスター。ただし本サーヴァントの直接の来歴は『Fate/Samurai Remnant』——汎人類史ならざる並行世界の江戸を舞台に、疑似的な聖杯戦争「盈月の儀」が争われた物語——にあり、公式プロフィールも出典を「史実、『慶安太平記』など、Fate/Samurai Remnant」と明記する。

外見は総髪の若き武士。武士として振る舞うために男を装っているが、心身は女性である。齢三十を越えているのに外見は十代後半を思わせるが、それは彼女が人間でないからだ。その正体は、島原の乱の首魁・天草四郎の腹心であった森宗意軒が錬金術によって生み出した人造人間——一種のホムンクルスである。ただし宗意軒の修めた錬金術は不完全で、母体として人間の女性を用いる必要があったため、正確にはホムンクルスの亜種、疑似的なホムンクルスに分類される(スキル『贋造生命(亜種):C』)。人造の魔術回路を有し、宗意軒から西洋魔術の手ほどきを受けた。島原の乱で宗意軒が死した後は武家の人間として育てられ、江戸で軍学者として名を上げ、やがて幕府から仕官の誘いを受け——そして盈月の儀の存在を知るに至る。

性格はきわめて誠実で裏表がなく、純粋にして無垢。子供や動物には好かれやすく、腹に一物ある人物からは嫌われやすい。軍学者として、計策を操る者として冷徹であらねばならないと自らを律してはいるものの、根が善人であるため悪辣な策の立案には思い悩んでしまう一面を持つ。魔術は元素変換を得意とし主に攻撃手段として用いるが、魔術師としての「正統」な目的と精神を持たないため、純正な魔術師からは魔術師ではなく魔術使いと呼ばれるだろう、とされる。

FGOにおける登場はイベント夢幻泡影盈月が中心で、ローカルのシナリオコンコーダンスによれば同イベントでの発言は約1,460行に達する。当初は盈月の儀が行われる特異点・江戸に生きる人間、マスターの一人として登場する。しかしその正体こそが特異点の源——否、贋作異聞帯の礎であった。異星の使徒『伯爵』による鋳造を経て、彼女は自らを贋作空想樹とし、「永遠に盈月の儀が繰り返され続ける江戸」を作り上げていたのである。世の歪みを正さんとして儀を戦った由井正雪の魂を、人理は英霊として座に刻んでいた——それがこのサーヴァント・キャスターの正体だった。作中では「我らは互いの命を以て、盈月を満たすのだ」「願いし者として、貴殿らに不足なし!」と宮本伊織らに対峙し、終盤では「……世の歪を正すと云いながら、」と自問を漏らす。カルデアのマスター、ヤマトタケル、そして宮本伊織によって贋作異聞帯の成立が阻止されたのちは、縁を結んだことでカルデアに現界。かつて盈月の儀で戦ったヤマトタケルや伊織と肩を並べ、うたかたの日々を過ごすことになる。ほかに終章、『盛夏堪能王国 Uオルガマリーアイランド』『幸福累計都市 ドバイ』、バレンタインシナリオ『枯山水チョコレート』への登場が確認できる。なお公式プロフィールの追加開放条件が「オーディール・コールの特定のクエストクリアおよび絆Lv.5」とされており、第2部後半の物語群と地続きの存在である。

宝具は二つ。実装されている『烈士徇名・不惜身命(れっしじゅんめい・ふしゃくしんみょう)』はランクC、種別「対軍宝具」、レンジ1〜20、最大捕捉50人。正雪の在り方が昇華されたもので、自身および周囲に一時的ながら爆発的な強化をもたらす。理想と名誉のために己が心身のすべてを捧ぐと誓った峻烈なる精神性と、師にして父にも等しき森宗意軒から賜った錬金術のわざが交じりあい、宝具の域へ達したものである。

もう一つの『五蘊盛苦・夢幻泡影(ごうんじょうく・むげんほうよう)』はランクB+、種別「増殖宝具」。英霊として座に刻まれる際に霊基が得た、本人に自覚のない宝具であり、魔力の続く限り己が存在を無限増殖させて世界を理想(自分自身)で埋め尽くさんとする。真名解放を必要とせず、霊脈や聖杯のような魔力源と接続するという条件を満たせば、正雪が望むと望まざるとにかかわらず自動的に発動してしまう。その正体は森宗意軒の遺した「現行人類に成り代わるべき新人類の発生・増殖装置」である。幼き正雪が目にした宗意軒は善であり、天草四郎と同じく神デウスの愛を信じ人々の安寧を夢見た理想家だったが、同時に「デウスの国到来」という理想がために狂を発した血塗られた伴天連妖術の使い手でもあった。彼は目的のため殺戮を繰り返した後、遠き欧州はアインツベルン家の奥義の一端を盗み取り、人造生命の亜種を作り上げた——それが由井正雪、デウスの国に住まうべき者としてデザインされた無垢の命にして至誠の徒である。設計時の想定では霊脈接続下でも年に1体の増殖が限度だったが、宝具として成立するにあたり増殖数は爆発的に上昇した。ただしイフの歴史においてさえ、この宝具が発動することは遂になかった。

絆礼装『白刀大小』は、盈月の儀を催すにあたって徳川将軍家より下賜された、鞘から鍔・柄に至るまで白色で誂えられた大小二本を扱う。この大小を有する限り、正雪は幕臣の中でも特別な存在と見做される。剪定事象と目される江戸にあって、第四代将軍家綱は一度だけ言葉を交わした由井正雪を「その魂、清廉の白が如し」と評したという。

出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル、tools/data/pure_nice/505400.json)/シナリオコンコーダンス(tools/data/concordance/lines.jsonl、話者「由井正雪」)/絆礼装『白刀大小』(tools/data/ce_lore/ce_lore.jsonl

2. 別クラス/バリエーション

(関連するサーヴァントへのリンク)

3. ステータス

  • クラス: Caster
  • 真名: 由井正雪
  • 性別: 女性
  • 出典: 史実、『慶安太平記』など、Fate/Samurai Remnant
  • 地域: 日本
  • 属性: 混沌・善
  • 身長/体重: 160cm・48kg(ヒール込み165cm)
  • 設定作成: (設定作成者)
  • キャラクターデザイン: 渡れい
  • CV: 田村睦心
パラメータランク
筋力E
耐久E
敏捷C
魔力A
幸運B+
宝具C+

4. 宝具

烈士徇名・不惜身命 (れっしじゅんめい・ふしゃくしんみょう)

  • ランク: C
  • 種別: 対軍宝具
  • レンジ: -
  • 最大捕捉: -

味方全体のHPを回復<オーバーチャージで効果アップ> + 〔Quickカード性能アップ状態(解除不能な状態は除く)〕の味方全体の攻撃力をアップ(3ターン) + 〔Artsカード性能アップ状態(解除不能な状態は除く)〕の味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン) + 〔Busterカード性能アップ状態(解除不能な状態は除く)〕の味方全体の宝具威力をアップ(3ターン)

5. プロフィール

キャラクター詳細

総髪の若き武士。 武士として振る舞うために男を装うが、心身は女。 その正体は島原の乱の首魁・天草四郎の腹心であった森宗意軒が錬金術によって生み出した人造人間、一種のホムンクルス。ただし母体を人間の女性としているため、正確には疑似的なホムンクルス。

齢三十を越えているが、外見は十代後半を思わせる。 人造の魔術回路を有し、森宗意軒から西洋魔術の手ほどきを受けた。 島原の乱にて森宗意軒が死して後は武家の人間として育てられ、江戸にて軍学者として名を上げ、やがて幕府より仕官の誘いを受け――― そして“盈月の儀”の存在を知るに至った。

……汎人類史ならざる、並行世界で疑似的な聖杯戦争を駆け抜けた、マスターの一人。

プロフィール2

きわめて誠実であり、裏表がない。 純粋にして無垢。 子供や動物に好かれやすいが、腹に一物のある人物からは嫌われやすい。

軍学者として、計策を操る者として、 冷徹にあらねばならないと自らを律してはいるものの、 根が善人であるため悪辣な策の立案には思い悩んでしまう一面を持っている。

プロフィール3

○贋造生命(亜種):C 天然自然には生まれ得ぬ存在、無垢の人造生命ホムンクルス――― その亜種であることを示すスキル。 製造者である森宗意軒の修得した錬金術は不完全であり、母体として人間の女性を用いる必要があった。その誕生経緯がため、正雪はホムンクルスの亜種、或いは疑似的なホムンクルスとして分類される。

○烈士の軍学:B 正雪の修めた戦術知識、及び、理想を尊ぶ峻烈な精神性を示す。 本来は複合スキルであり、軍略スキルの効果を含む。

○魔術(元素):B+ 元素変換魔術の行使を得意とする。 異常編成ながらも上質の魔術回路を有する由井正雪は、主に攻撃手段として魔術を用いる。 魔術師としての「正統」な目的と精神を持たない正雪にとって、魔術はあくまで己が技術の一種に過ぎない。純正な魔術師は、正雪を魔術師ではなく魔術使いと呼ぶだろう。

プロフィール4

『烈士徇名・不惜身命』 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人

れっしじゅんめい・ふしゃくしんみょう。 正雪の在り方が昇華されたもの。 自身及び周囲に対して、一時的ながら爆発的な強化をもたらす。

理想と名誉がため、己が心身のすべてを捧ぐと誓った正雪の峻烈なる精神性、 そして師にして父にも等しき森宗意軒から賜った錬金術のわざが、互いに交じりあい、 宝具の域へと達するまでに至った。

プロフィール5

『五蘊盛苦・夢幻泡影』 ランク:B+ 種別:増殖宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人

ごうんじょうく・むげんほうよう。 英霊として座に刻まれるに際して正雪の霊基が得た、自覚なき宝具。 魔力の続く限り己が存在を無限増殖させ、世界を理想(自分自身)で埋め尽くさんとする。 本宝具は真名の解放を必要とせず、正雪が望むと望まざるとに関わらず、 条件(霊脈、或いは聖杯のような魔力源との接続)を満たすことで自動的に発動する。

かつて幼き正雪が目にした森宗意軒は善だった。 天草四郎と同じく神デウスの愛を信じ、人々の安寧を夢見た理想家であった。 しかし、森宗意軒には狂気の側面があった。すなわち「デウスの国到来」という理想がために狂を発した、血塗られた伴天連妖術の使い手としての面である。

森宗意軒は、己が目的がため殺戮を繰り返した後、 遠き欧州はアインツベルン家の奥義の一端を盗み取り、人造生命の亜種を作り上げた。 それこそが由井正雪。 デウスの国に住まうべき者としてデザインされた、無垢の命にして至誠の徒。

……イフの歴史に於いてさえも遂に発動することはなかったが、ホムンクルス由井正雪とは、本来的には、森宗意軒の遺した「現行人類に成り代わるべき新人類の発生・増殖装置」なのだ。 (設計時の想定では、霊脈に接続した状態でも「年に1体」の増殖が限度だったものの、宝具として成立するにあたり、増殖数は爆発的に上昇している。勿論、相応の魔力が必要となるが)

本作では基本的に使用されない。

プロフィール6

当初は“盈月の儀”を行う特異点・江戸に生きる人間、マスターの一人として登場。 しかしその正体こそは、特異点の源――― ――――――否、贋作異聞帯の礎。 異星の使徒『伯爵』による鋳造を経て、己を贋作空想樹として「永遠に“盈月の儀”が繰り返され続ける江戸」を作り上げた、サーヴァント・キャスターであった。 世の歪みを正さんとして儀を戦った由井正雪の魂を、 人理は英霊として座に刻んでいたのだ。

カルデアのマスター及びヤマトタケル、そして宮本伊織によって贋作異聞帯成立が阻止されて後には、縁を結んだことでカルデアに現界。 かつて“盈月の儀”で戦ったヤマトタケルや伊織と肩を並べ、うたかたの日々を過ごすことになる。

プロフィール7

[FFff20]オーディール・コールの特定のクエストクリアおよび絆Lv.5で開放[-]

6. 登場作品と役柄

6.1 Fate/Grand Order

(ゲーム内での役割)

7. 人間関係

(他サーヴァントや人物との関わり)

13. リンク

関連ページ

登場する章

関連する概念礼装

8. 登場シナリオ (自動抽出)

8.1 メインシナリオ

  • EX章 屍の帝都

8.3 イベント

  • 夢幻泡影盈月
  • 幸福累計都市 ドバイ
  • 盛夏堪能王国 Uオルガマリーアイランド

8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)

  • かつて最後尾だった男
  • アシュヴァッターマン
  • アショカ王
  • アストルフォ
  • アニング
  • アンドロメダ
  • アーサメ
  • イシュタル
  • イリヤ
  • イリヤ&クロエ
  • オデュッセウス
  • カエサル
  • カズラドロップ
  • ガラテア
  • キルケー
  • キングプロテア
  • クリームヒルト
  • クリームヒルト(令嬢)
  • クレオパトラ
  • クロエ
  • クー・フーリン・オルタ
  • ゲオルギウス
  • コンたち
  • ゴルドルフ
  • ゴールデンBB
  • サメ騎士
  • サロメ
  • サンチョ
  • シェヘラザード
  • シオン
  • (他 108 キャラ)

このセクションはシナリオデータから自動生成されました。