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型月作品関連 ─ 空の境界

FGOの概念礼装のうち、注釈で 『空の境界』 への言及が検出されたものを収録する。

『空の境界』は現代日本を舞台とする伝奇作品で、FGOとは複数回のコラボレーションを行っている。礼装群が参照するのは主に次の層である。

  • 両儀式 — 直死の魔眼を持つ主人公。FGOにはセイバー/アサシンの2霊基で登場し、二重人格(式/織)という原作設定が礼装テキストにも反映される。
  • 蒼崎橙子 — 封印指定を受けた人形師の魔術師。魔法使いの夜 にも登場する。
  • 浅上藤乃 — 歪曲の能力を持つ少女。
  • 封印指定と執行者 — 魔術協会が危険な魔術師を確保・抹殺する制度。原作の重要な背景設定であり、ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 とも共有される。

魔術師社会の制度そのものについては 魔術協会 を参照。

蒼崎橙子と封印指定

冠位人形師(No.156 / ★5)

最高位の人形師にして封印指定の対象者。 鐘の音から逃れながら現代を愉しむ魔術師は、 この街で若き日の因縁と出会った。 『根源』に関わる儀式を前に女主人は何を嘆息する。

「……子供の頃の思い出は精算しておけという事か。  まったく、粋な使いを寄こすものさ」

読み取れる設定

  • 「最高位の人形師にして封印指定の対象者」——蒼崎橙子を指す。封印指定は、魔術協会が「後天的に再現不可能な業績を持つ魔術師」に下す指定で、対象は身柄ごと標本として保存されることになる。当人にとっては死刑宣告に等しい。
  • 「鐘の音から逃れながら現代を愉しむ魔術師」——「鐘の音」は封印指定執行者による追跡を指す。逃亡し続けながら現代社会で工房を構えている、という彼女の生活状態を示す。
  • 「『根源』に関わる儀式を前に女主人は何を嘆息する」——「儀式」は本人が召喚される聖杯(英霊召喚)の儀式を指すと読める。根源に関わる儀式を前にした嘆息、という構図そのものは本文から取れる。
  • 「この街で若き日の因縁と出会った」——**【推測】この「若き日の因縁」が誰・何を指すかは、礼装本文だけからは確定できない。**本文は主語を明かしておらず、少なくとも次の読みが並立する。
    • 【推測】妹・蒼崎青子 —— 続く「子供の頃の思い出は精算しておけという事か」が姉妹関係を示唆すると読む立場。青子は魔法使いの後継者であり、姉妹の間には根源をめぐる因縁がある。
    • 【推測】荒耶宗蓮 —— 『空の境界』本編で橙子が対峙した宿敵と読む立場。橙子が封印指定を受け逃亡生活に入った経緯そのものと不可分であり、「因縁」という語の指示対象としては原作の筋に近い。参照メモは 用語ページ
    • 【推測】人物ではなく事象 —— 「若き日の因縁」を特定個人ではなく、封印指定に至った過去の出来事一般と読む余地も残る。 いずれか一つに断定する材料は本文にない。ここでは併記にとどめる。
  • 「……子供の頃の思い出は精算しておけという事か。まったく、粋な使いを寄こすものさ」——召喚された自分に対する自己言及的な台詞。

関連: 蒼崎橙子蒼崎青子魔術協会根源月姫/魔法使いの夜 関連礼装

封印指定 執行者(No.38 / ★4)

既に口頭は過ぎた。 鉄拳を以て、魔術世界の規律を正し、 魔術世界の秘宝を護る。

読み取れる設定

  • 封印指定執行者(エンフォーサー)を主題とする礼装。魔術協会が封印指定対象や協会規約違反者の確保に差し向ける実働要員で、その多くは魔術師としては半端でも戦闘に長けた者が務める。
  • 「既に口頭は過ぎた。鉄拳を以て、魔術世界の規律を正し、魔術世界の秘宝を護る」——交渉段階が終わっていることを前提とする短い宣告文。執行者が説得役ではなく暴力装置であることを端的に示す。
  • 注釈では『空の境界』と『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』の双方が紐づけられている。封印指定という制度が両作を貫く共通の背景であることの表れ。

関連: 魔術協会事件簿・Apocrypha・strange Fake 関連礼装Fate/stay night 関連礼装

両儀式

高級和菓子(No.430 / ★4)

「両儀式」(セイバー)からのバレンタインチョコ。

どのような経緯かは定かではないが、 現界している事をいい事に有名百貨店に赴き、 じっくりと吟味して購入した高級和菓子。

「こんな経験ができるなんて、夢にも思わなかったわ」

買い物中、その横顔は人知れず微笑む 月下美人のようだったという。

読み取れる設定

  • 両儀式(セイバー)によるバレンタイン礼装。「現界している事をいい事に有名百貨店に赴き、じっくりと吟味して購入した高級和菓子」——買い物という日常行為が新鮮な体験として描かれる。
  • 「こんな経験ができるなんて、夢にも思わなかったわ」——原作の彼女は日常と死の境界を行き来する立場にあり、平凡な買い物がそれ自体で例外的な出来事になる、という含みがある。
  • 「その横顔は人知れず微笑む月下美人のようだったという」——夜にだけ咲く花の比喩で、彼女の性質を示す。

関連: 両儀式

紅白のチョコ(No.511 / ★4)

両儀式(アサシン)からのバレンタインチョコ。

いたって普通のハート型チョコ。手作り。 紅白の飾りがそえられている。目出度い。 しかし作っている時に何か思い立ってしまったのか、 ハートを穿つようにナイフが突き刺さった跡がある。

ネコはイライラすると枕を滅多刺しにし、 ニマニマするとチョコの死を突く。

読み取れる設定

  • 両儀式(アサシン)によるバレンタイン礼装。「いたって普通のハート型チョコ。手作り。紅白の飾りがそえられている。目出度い」と始まりながら、「ハートを穿つようにナイフが突き刺さった跡がある」と転じる。
  • 「ネコはイライラすると枕を滅多刺しにし、ニマニマするとチョコの死を突く」——「ネコ」は式の男性人格「織」の呼称。原作の二重人格(式/織)設定を、同一の行為(刺す)に対する動機の違いで描き分けている。
  • セイバー霊基の礼装(No.430)が穏やかな日常を描くのに対し、アサシン霊基のこちらは殺意を纏う。同一人物の2霊基が礼装レベルでも対比される構成になっている。

関連: 両儀式両儀式(セイバー)

浅上藤乃

レイニー・ブリッジ(No.949 / ★4)

浅上藤乃からのバレンタインチョコ。

女子校の家政学科での習い事が存分に活かされた逸品。 ドーナッツは寄宿舎での歓迎会での定番だったとか。 『奇をてらわず、いちばん美味しく作れるものを』 という藤乃の心遣いが表れている。

その上でワンポイント足されたオマケのチョコこそ、 趣味と情熱、 そして親愛を込めた、手作りのチョコレート。

読み取れる設定

  • 浅上藤乃によるバレンタイン礼装。贈り主が本文中で明記される数少ない空の境界系礼装。
  • 「女子校の家政学科での習い事が存分に活かされた逸品」「ドーナッツは寄宿舎での歓迎会での定番だったとか」——原作で彼女が通っていた学校と寄宿舎生活に触れる。
  • 「『奇をてらわず、いちばん美味しく作れるものを』という藤乃の心遣い」——過剰な演出を避けるという判断が、彼女の性格描写として機能している。
  • 礼装名の「レイニー・ブリッジ」は、原作で彼女に関わる場面の情景を踏まえたもの。

関連: 浅上藤乃

組織・イベント関連

天の逆月(No.332 / ★3)

繰り返された虚構の始まりの地。 捨てられたものを置いていけなかった、 強くとも不器用だった彼女の居場所。

読み取れる設定

  • 礼装名の「天の逆月」は、『空の境界』に登場する魔術組織と同名。魔術協会成立以前から存在するとされる秘密組織で、原作でも詳細はほとんど明かされない。
  • 「繰り返された虚構の始まりの地」——虚構が反復される場所という表現で、組織の性質を暗示する。
  • 「捨てられたものを置いていけなかった、強くとも不器用だった彼女の居場所」——「彼女」の人物像だけが示され、誰であるかは書かれない。
  • 【推測】組織名の一致から同作関連と判定されているが、本文中に作品を特定する記述はない。

関連: 魔術協会その他の組織

巡霊の祝祭/伍(No.2166 / ★4)

螺鈿の瞳の少女、灰色の墓守、正義と守護の機竜。 あの日の宴で交わした言葉を撚り、縁を紡ぐ。

“巡霊の祝祭”第5弾! 境界の事件が姫路城で突発する、 そんな出逢いをいま再び―――

読み取れる設定

  • 過去コラボの再演を告知する「巡霊の祝祭」シリーズ第5弾。「境界の事件が姫路城で突発する」という一文で、FGOと『空の境界』のコラボイベントを指している。
  • 「螺鈿の瞳の少女、灰色の墓守、正義と守護の機竜」——3名の通称のみで過去コラボ参加キャラクターを示す。「螺鈿の瞳の少女」が両儀式にあたる。
  • 設定的な新規情報はなく、既存のクロスオーバー実績を再確認するキャンペーン礼装。

関連: 両儀式

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