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ロウヒ

1. 概要

出自 ― カレワラ叙事詩の「北の女主人」

魔女ロウヒは、フィンランド民族叙事詩『カレワラ』に登場する北国ポホヨラの女主人。極北の地からもたらされるあらゆる災厄 ―― 厳寒、嵐、疫病、猛獣 ―― を象徴する存在であり、変身・治癒・天候操作・天体の軌道調整といった多彩な魔術をあやつる強大な魔女である。叙事詩では意地悪で、鷲鼻・乱ぐい歯と形容される醜い老婆だが、同時に「ポホヨラの娘」「虹の乙女」と呼ばれる美しい娘たちの母であり、母系社会の主として威厳をもって描かれてもいる。

FGOの公式プロフィールは、この二面性に踏み込んだ設定を与えている。フィンランドの古い口承では、死の国の王トゥオニの娘である盲目の女神ロヴィアタルと「ロウヒ」の名は同一の存在を指していた。しかし19世紀にリョンロートが『カレワラ』を編纂した際、両者は別人として切り分けられた。サーヴァント・ロウヒは叙事詩編纂以降のロウヒ像を濃く反映した霊基であり、彼女が他者を強く呪い、嫉妬や復讐に狂ったとき、内側に眠る女神ロヴィアタルとしての悪性が呼び起こされる ―― と公式に明言されている。

宿敵は賢者詩人ワイナミョイネン。叙事詩では彼の弾くカンテレの音色に太陽と月までもが聞き惚れ、それに嫉妬したロウヒが太陽と月を捕らえて山中に隠したため世界が闇に包まれる、という豪壮な神話が残る。これがスキル「天体軌道調整」の由来であり、ゆえに彼女は「知恵者のジジイ」に対して極端に強い警戒心を抱く。また娘の求婚者たちに課した達成不可能な難題(スキル「破滅の難題」)では、レンミンカイネンら数百人の男が命を落とした。

サーヴァントとしての人格

サーヴァントとしては、みずから先陣に立って戦うバーサーカーとして、若き肉体で現界した。ただし人格の主体は経験豊かな老境の側にあり、老人としての自覚があるため年寄り扱いは気にしない。一方で言動は肉体に引きずられ、年頃の少女のように極端な激昂・落胆を見せる(いかにもバーサーカーらしい振れ幅である)。一人称は「ロウヒ」で、一年に一度ほど「おれ」を使う。豊かな母性を発し、深い愛情を示すことにためらいがない反面、共同体と家族を守ることに執心し、小賢しい浅知恵で和を乱す者は外敵として容赦しない。フィンランド語の感嘆「ヴォイ!」と語尾「〜だぁよ」が口癖で、現代フィンランド文化にもかなり染まっており、会う相手に塩化アンモニウム菓子サルミアッキ(アメちゃん)を押しつけてくる。

使い魔として、雛鷲のコッコ、働き者の小人トントゥたち、(ロウヒいわく)トロル鬼のペイッコ、海の怪物チュリサス(別名イク・トゥルソ)などを従える。宝具『極星天球殻循環(ポラリス・サーキュレーション)』は、無限の富と豊穣をもたらすポホヨラの秘宝・石臼サンポを魔力で編んだ「神話礼装」として一時的に出現させ起動するもの。周囲は宇宙卵の球殻に内包された固有結界となり、天球儀のように分割された星空が旋回するなか、ロウヒ自身が巨鷲コッコへと変身しオーロラの如き火炎をまとって敵を仕留める。破壊された秘宝サンポを取り戻し、美しきポホヨラを復興することが彼女の悲願であった。

FGO本編・イベントでの役割

初登場は2024年のクリスマスイベント「ポホヨラのクリスマス・イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形」。舞台となる特異点ポホヨラは「クリスマスとサンタクロースに関わる者だけが活動を許される場所」であり、ロウヒはその一年前に生まれた特異点に召喚されたはぐれサーヴァントとして、お手伝い妖精トントゥやトロル鬼ペイッコを喚び出し、工房で子供たちへの玩具を作り、菓子と料理を用意し、トナカイを育ててソリを作る ―― すべては翌日のクリスマスのため、という日々を送っていた。「誰もが噂し、語り散らす。ポホヨラは死の国だと。凍てつく風に乗せて不幸や厄災を吹き寄せる霜の国だと。そうじゃない!」と叫ぶ場面は、災厄の象徴とされてきた彼女がポホヨラの復権を願う動機を端的に示している。当初はマスターたちを疑って敵対しかけるが、非を悟るとフィンランド語で「オレン パホイッラニ(ごめんなさい)」と率直に頭を下げ、詫びの印にサルミアッキを配る ―― この素直さと正直者を好む気質が彼女の人柄を決定づけている。

その後、2025年のイベント「失われた創世 未来からの方舟」にも参加。冒頭「プロローグ 神罰の雨」から黒い豪雨のなかボーダーを駆り、大洪水に翻弄される木造の方舟へと接近する場面で登場し、キルケーらとともに事件の中核に関わる。ほかに「盛夏堪能王国 Uオルガマリーアイランド」「アフタータイム・バレンタイン2026 ~お母さんチョコの謎~」などにも顔を出す。

出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル、tools/data/pure_nice/705000.json)/シナリオ本文コンコーダンス(tools/data/concordance/lines.jsonl:ポホヨラのクリスマス・イブ、失われた創世 未来からの方舟)

2. 別クラス/バリエーション

  • 敵対者: ワイナミョイネン(カレワラ叙事詩の賢者詩人。ロウヒの宿敵)
  • 同郷: イルマリネン(サンポを鍛えた鍛冶師)【要検証:FGO実装状況】
  • 関連概念: 秘宝「サンポ」/女神ロヴィアタル(古層のロウヒと同一視される存在)

3. ステータス

  • クラス: Berserker
  • 真名: ロウヒ
  • 性別: 女性
  • 出典: フィンランド神話、カレワラ叙事詩
  • 地域: 北欧、ラップランド
  • 属性: 中立・悪
  • 身長/体重:
  • 設定作成: (設定作成者)
  • キャラクターデザイン: ぶくろて
  • CV: 小原好美
パラメータランク
筋力C
耐久C
敏捷B
魔力A++
幸運C
宝具B

4. 宝具

極星天球殻循環 (ポラリス・サーキュレーション)

  • ランク: B
  • 種別: 対軍宝具
  • レンジ: -
  • 最大捕捉: -

自身の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&NP獲得量をアップ(3ターン) + 敵全体に強力な攻撃&やけど状態を付与(5ターン) + 自身を除く味方全体の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&NP獲得量をアップ(3ターン)

5. プロフィール

キャラクター詳細

魔女ロウヒ。 北の国ポホヨラを統べる女主人。 極北の地がもたらすあらゆる災厄の象徴とされる存在。 強大な魔力を誇り、 その呪いは太陽と月すらも従えると云う。 サーヴァントとしてはみずから先陣に立って戦う バーサーカーとなり、若き肉体で現界した。 現代フィンランド文化にかなり染まり気味。 賢者詩人ワイナミョイネンが大嫌い。

プロフィール2

“魔女ロウヒ”。 フィンランド神話やカレワラ叙事詩の主要人物の一人。 伝説上の北国“ポホヨラ”を支配する女主人。 絶大なる魔力を誇り、 北の土地からもたらされるあらゆる災厄、 寒さや嵐、病気などのさまざまな不幸を象徴する存在。 変身や治癒、天候の操作、太陽と月の軌道調整、 優れた生き物を生み出し従えるなど、 多様な魔術をあやつる。

みずからも巨大な鷲コッコへと変身し、 その背に戦士たちを乗せて闘う。 “ポホヨラの娘”“虹の乙女”と呼ばれる 美しき神秘の乙女たちの母でもある。 カレワラ叙事詩では意地悪で、鷲鼻、乱ぐい歯 などと形容される醜い老婆。

プロフィール3

その人格は経験豊かな老境になってからが主体。 とはいえ、言動は肉体にひっぱられ、 年頃の少女らしくもある(いかにもバーサーカーな)。 ふだんは落ち着いていて淡泊な反応だが、 スイッチが入ると髪を振り乱して激怒したり、 げっそりと落胆したり、となかなか極端。 豊かな母性を発し、深い愛情を示すことにも ためらいがない。 過去に破壊された秘宝“サンポ”を取り戻し、 美しきポホヨラを復興することが悲願であったが……。

自分の所属する共同体と家族を守ることに執心し、 小賢しい浅知恵で和を乱そうとする者は外敵とみなし 容赦がない。 老人としての自覚はあるので 年寄り扱いは気にならない。 よくアメちゃん(サルミアッキ)をくれる、というか 押しつけてくる。

仇敵は賢者詩人ワイナミョイネン。 知恵者のジジイに対しての警戒心がすごく強い。

サーヴァントとしてのロウヒは、 雛鷲の“コッコ”や働き者の小人たち“トントゥ”、 (ロウヒいわく)トロル鬼の“ペイッコ”、 海の怪物“チュリサス(別名イク・トゥルソ)” などを使い魔として従える。

プロフィール4

○天体軌道調整:B 太陽と月の軌道をあやつり、地に恵みをもたらす。 カレワラ叙事詩ではワイナミョイネンの弾くカンテレに 太陽と月までが聞き惚れ、 その後(おそらくその事に嫉妬した)ロウヒが 太陽と月を捕らえて山中へと隠したために、 世界が暗闇に包まれてしまう、という 豪壮な神話が残されている。 長き極夜の闇を連想させるエピソード。

○北の災厄:A 厳寒、嵐、疫病、猛獣、 北の地からやってくるあらゆる災厄の象徴。 カレワラ叙事詩では死の国トゥオネラより訪れた 盲目の娘ロヴィアタルの出産をロウヒが助け、 その九人の息子を カレワの地の災いとなるように差し向けた。 それぞれの名は 結核、疝痛、痛風、佝僂病、潰瘍、疥癬、癌、ペスト、 そして九人目は無名だが最悪の妖術師であった。

○破滅の難題:B 娘の求婚者たちへと課した、達成不可能な難題。 レンミンカイネンら、数百人もの男たちが命を落とす。 見事にやり遂げたイルマリネンに課された難題は、 「鋤を使わずに蛇の畑を耕す」 「死の国トゥオネラの狼に轡を付け、熊を連れてくる」 「死の国の川から、手網を使わずに  途方もなく巨大な梭魚(カマス)を捕らえる」 ……といったものだった。

プロフィール5

『極星天球殻循環』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10~100 最大捕捉:1~1835人

ポラリス・サーキュレーション。 ポホヤンタフティ・レビッキ。 無限の富と豊穣をもたらすポホヨラの宝、 石臼“サンポ”。 この秘宝を、魔力で編んだ“神話礼装”として 一時的に出現させ起動する。 周囲は宇宙卵の球殻に内包された固有結界となり、 天球儀のように分割された星空が旋回する。 無比なる魔力を宿したロウヒは、巨鷲コッコへと変身 し、オーロラの如き火炎をまとって敵を仕留める。

プロフィール6

女神ロヴィアタルは、 死の国の王トゥオニを父に持つ盲目の娘であり、 死と病を司る。 フィンランドの古い口承では、“ロヴィアタル”と “ロウヒ”の名は同一の存在を指していた。 しかしリョンロートがカレワラ叙事詩を編纂した際に、 これらは二人の異なる人物として分けられた。 サーヴァント・バーサーカーとしての魔女ロウヒは、 叙事詩編纂以降のロウヒ像を濃く反映した存在である。

同様に陰鬱な死の国として伝わるポホヨラも 叙事詩においては北国らしい生活感があり、 ロウヒ自身も、美しい娘たちと共に暮らす 母系社会の主として威厳をもって描かれている。

サーヴァント魔女ロウヒが、 他者を強く呪い、嫉妬や復讐に狂う時――― その内側に眠る女神ロヴィアタルとしての悪性が蘇り 呼び起こされるのだ。

6. 登場作品と役柄

6.1 Fate/Grand Order

(ゲーム内での役割)

7. 人間関係

(他サーヴァントや人物との関わり)

13. リンク

関連ページ

登場する章

関連する概念礼装

8. 登場シナリオ (自動抽出)

8.1 メインシナリオ

  • EX章 屍の帝都
  • ポホヨラのクリスマス・イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形
  • 失われた創世 未来からの方舟
  • アフタータイム・バレンタイン2026 ~お母さんチョコの謎~

8.3 イベント

  • 盛夏堪能王国 Uオルガマリーアイランド

8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)

  • アスクレピオス
  • アニング
  • アビゲイル
  • アルテラサンタ
  • イマジナリー紫式部
  • イリヤ
  • イリヤ&クロエ
  • イルス
  • エミヤ
  • エルメロイⅡ世
  • エルロン
  • エルロン&ムニエル
  • エルン
  • オルトリンデ
  • カーマ
  • キルケー
  • キレーちゃん
  • ギルガメッシュ
  • クリームヒルト
  • クロエ
  • ケツァル・コアトル・サンバ・サンタ
  • ゲオルギウス
  • ゲルダ
  • コッコ
  • ゴルドルフ
  • サロメ
  • サンタオルタ
  • サンタカルナ
  • サンタマルタ
  • シオン
  • (他 72 キャラ)

このセクションはシナリオデータから自動生成されました。