柳生但馬守宗矩
1. 概要
柳生但馬守宗矩(やぎゅう たじまのかみ むねのり)は、江戸柳生最強の剣士の一人に数えられる剣豪であり、徳川将軍家の兵法指南役を務めた実在の人物。公式プロフィールは彼を「感情を交えず、氷の理性ですべてを見据える合理性の鬼」と表現する。術理とは合理であり、剣きわまれば自ずと無駄なくすべてが叶う——情熱を口にせず、逸らず、焦らず、目的へ到達するための最善・最短の手段を至極冷静に突き詰める。「味方となれば頼もしいが、敵となればあまりに恐ろしい、氷にして鋼鉄の男」である。
史実上は柳生石舟斎(宗厳)の子にして柳生十兵衛(三厳)の父として知られる剣の天才。大坂夏の陣(1615年)では将軍秀忠を守って武者七名を瞬時に斬り捨てたと伝えられ、三代将軍・家光からは死後「剣術無双」と讃えられた。兵法家であると同時に政治家でもあり、諸大名やその子弟に新陰流を指南し、自らの弟子を有力大名の剣術師範として送り込むなどして影響力を拡げた。時代小説や時代劇が彼を稀代の陰謀家として扱うのは、江戸初期に柳生家の地位を一万二千五百石の大名にまで押し上げた手腕が「清廉潔白なだけでは有り得ない」と見なされたためだ、と公式プロフィールは分析している。なお家光が彼を呼ぶ際の愛称は柳生と但馬から一文字ずつ取った「柳但(りゅうたん)」であったと記録されている。
先読みの才も彼の特質として強調される。寛永十四年(1637年)、島原の乱の報せが届いてすぐの頃、宗矩は追討使の任を受けた板倉内膳正重昌を必死に引き留めようとした。理由を問う家光に「宗教徒のいくさはすべて大事」「重昌殿は討ち死にするでしょう」と答えたという。事態は宗矩の読み通りに推移し、一万五千石の大名にすぎない重昌では西国大名を率いるのに不足で苦戦を強いられ、松平信綱が総大将として送り込まれると知った重昌は焦って信綱到着前に敵陣へ突撃し、討ち死にした。
FGO本編での初登場は亜種並行世界「屍山血河舞台 下総国」、いわゆる『英霊剣豪七番勝負』である。生前の宗矩には武蔵を非難した逸話があり、「武蔵は西軍の者」「徳川の敵」という旨を述べたとされる。本作はこれを踏まえ、生前に激突することも相手をすることもなかったが実のところ気には留めていたと定め、それゆえ剣豪七番勝負では宮本武蔵との対決に執着する——彼女が自らの世界の「宮本武蔵」とは別人だと知りながら、と設定している。英霊としてカルデアに召喚された後の宗矩は武蔵の腕と在り方を認めているが、自らの世界の宮本武蔵についてどう思っているかは今もって不明である(この項はプロフィール7、亜種特異点Ⅲクリアおよび絆Lv.5で開放)。
登場量が最も多いのは**「徳川廻天迷宮 大奥」**で、宗矩は徳川の臣としての立場を前面に押し出す。「徳川に仇為す者に預ける剣は持たぬ。この老体が邪魔なら、疾く首を刎ねられよ」「幕府の老職にありながら、斯様な狼藉——徳川の禄を食む者として言語道断。恥を知れ」といった台詞に彼の忠節が表れる一方、第五幕では「後世、私なぞより三厳めのほうが名が知れているとも。柳生と言えば十兵衛。隻眼の十兵衛だ、とな」と息子への複雑な感慨を漏らし、第八幕「徳川の終わり」では後世の政治体制について淡々と語るなど、合理主義者らしい達観も見せる。第十幕での「このような暗闇も、時を待つのも、三昧の境地に至れば無意味。むしろよい修行となるのやもしれぬぞ」という一言は、禅を修めた剣者としての彼を端的に示す。その他「惑う鳴鳳荘の考察」「ワンジナ・ワールドツアー!」「西部絢爛賭場ラスベガス」など多数のイベントに顔を出す。
宝具は**『剣術無双・剣禅一如(けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ)』(ランクA/強化後A+・対人奥義、レンジ0〜10/最大捕捉1人)。「不動の心を持ちながら、同時に、自由に在れ」という沢庵和尚の説いた剣の極意が宗矩の中で完成を迎えたもので、無念無想の域から放たれる一刀がただ一撃で必殺を為す。保有スキルは「新陰流」(A++)——幼少から二十四歳まで父・石舟斎から直接学んだ研鑽の結晶であり、Aランク以上で有する彼は剣技のみならず精神攻撃への耐性をも備える(参禅を必須とする新陰流の達人は惑わず、迷わない)——、剣聖・上泉信綱が考案し石舟斎が解明した奥義「無刀取り」(A)**、および「水月」(B/強化後B++)。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル/pure_nice ID 103200)、FGO本編・イベントシナリオ(亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国、徳川廻天迷宮 大奥 ほか、ローカル全文コンコーダンス)
2. 別クラス/バリエーション
(現在、別クラスの霊基は実装されていない)
3. ステータス
- クラス: Saber
- 真名: 柳生但馬守宗矩
- 性別: 男性
- 出典: 史実
- 地域: 日本
- 属性: 秩序・中庸
- 身長/体重: 181cm・71kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: 古海鐘一
- CV: 山路和弘
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | B |
| 耐久 | D |
| 敏捷 | A++ |
| 魔力 | E |
| 幸運 | B |
| 宝具 | B |
4. 宝具
剣術無双・剣禅一如 (けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ)
- ランク: A
- 種別: 対人奥義
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
敵単体に超強力な攻撃&攻撃力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>
剣術無双・剣禅一如 (けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ)
- ランク: A+
- 種別: 対人奥義
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)▲ + 敵単体に超強力な攻撃▲&攻撃力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Arts攻撃耐性をダウン(3ターン)▲
5. プロフィール
キャラクター詳細
江戸柳生最強の剣士の一人。 感情を交えず、 氷の理性ですべてを見据える合理性の鬼。 術理とは合理であり、すなわち剣きわまれば、 自ずと無駄なくすべてが叶う───
情熱を口にせず、逸(はや)らず、焦らない。 目的へ到達するための最善、最短の手段を至極冷静に突き詰める。味方となれば頼もしいが、敵となればあまりに恐ろしい、氷にして鋼鉄の男。
プロフィール2
柳生石舟斎の子にして柳生十兵衛の父として 知られる、剣の天才。 大坂夏の陣(1615年)では将軍秀忠を守り、 武者七名を瞬時に斬り捨てたという。 将軍家光からは死後「剣術無双」と讃えられた。
兵法家にして政治家。諸大名やその子弟に新陰流を指南し、自らの弟子を有力な大名の剣術師範として送り込むなどした。 時代小説や時代劇では稀代の陰謀家とされる。 江戸時代初期、柳生家の地位を一万二千五百石の大名にまで押し上げてみせたからには、清廉潔白なだけでは有り得ないと考えられたのだろう。
プロフィール3
先読みに長け、島原の乱の拡大をいち早く見抜いていたとも語られる。 寛永十四年(1637年)、キリシタン宗徒による反乱の報せが届いてすぐの頃、宗矩は追討使の任を受けた板倉内膳正重昌を必死に引き留めようとした。何故と問い掛けた将軍家光に、宗矩は「宗教徒のいくさはすべて大事」「重昌殿は討ち死にするでしょう」と答えたという。
事態は宗矩の読み通りに推移した。一万五千石の大名である重昌では、西国大名を率いるのに不足であり、結果として苦戦を強いられたのである。状況を重く見た将軍家光は重臣・松平信綱を総大将として送り込んだが、重昌はそれを知って焦り、信綱が到着するよりも前にと敵陣へ突撃し、あえなく討ち死にを遂げたのだった。
プロフィール4
○新陰流:A++ 柳生新陰流の奥義を修めている。 幼少から二十四才までの年月、宗矩は父宗厳(石舟斎)から直接剣を学び、育った。 本スキルをAランク以上で有する宗矩は、 剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。参禅を必須とする新陰流の達人は、惑わず、迷わない。
○無刀取り:A 剣聖・上泉信綱が考案し、 柳生石舟斎が解明した奥義。 たとえ刀を持たずとも、新陰流の達人は武装した相手に勝つという。
プロフィール5
『剣術無双・剣禅一如』 ランク:A 種別:対人奥義 レンジ:0~10 最大捕捉:1人 けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ。 不動の心を持ちながら、同時に、自由に在れ─── 沢庵和尚がかつて語った剣の極意は、ついに、 柳生宗矩の中で完成を迎えた。 剣は生死の狭間にて大活し、 禅は静思黙考のうち大悟へ至る。 無念無想の域から放たれる剣禅一如の一刀は、 ただ一撃にて、必殺を為す。
プロフィール6
生前、宗矩は武蔵の存在を非難したという逸話がある。宗矩は「武蔵は西軍の者」「徳川の敵」という旨の言葉を述べた、と。
生前の宗矩は武蔵と激突する事はなかったし、 相手をする事もなかったが、 実のところ、気には留めていたのだ─── と本作では定める。故に『英霊剣豪七番勝負』では武蔵との対決にこだわった。彼女が、自らの世界の「宮本武蔵」とは別人だと知りながら。
英霊としてカルデアに召喚された宗矩は、武蔵の腕と在り方を認めている。自らの世界の「宮本武蔵」についてどう思っているかは……今もって不明である。
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
- 絆礼装『二階笠』 — 本人の絆礼装
- 礼装ロア/キャラクター掘り下げ(ま行〜わ行・その他) — 『古楓橋』/『ビルドアッパーマルタ』 が本人に言及
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- 亜種Ⅲ 下総国
- EX章 屍の帝都
- 節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔
- 惑う鳴鳳荘の考察
- ペンテシレイアイベント
- 好漢酒宴要塞 チェイテ・リャンシャンボー
- 風雲からくりイリヤ城 ~果心居士のささやかな野望~
- ワンジナ・ワールドツアー!
8.2 幕間の物語
- 幕間の物語に登場
8.3 イベント
- 永久常夏祭壇 ルルハワ
- 深山温泉大社・大割烹閻魔亭
- 徳川廻天迷宮 大奥
- 西部絢爛賭場ラスベガス
- 納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク
- 永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0
- 幸福累計都市 ドバイ
- 双六盤虫空間 ガリトラップハウス
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- おたま
- おぬい
- たくさん
- アキレウス
- アサシン・パライソ
- アサシン・パライソ(望月千代女)
- アシュヴァッターマン
- アスクレピオス
- アストルフォ
- アタランテ
- アナスタシア
- アニング
- アビゲイル
- アマゾネスCEO
- アルジュナ・オルタ
- アルテラサンタ
- アルトリア
- アルトリア・キャスター
- アン
- アンドロメダ
- アン&メアリー
- アン&メアリー&トリスタン
- アヴィケブロン
- アーチャー・インフェルノ(巴御前)
- アーラシュ
- イアソン
- イリヤ
- イリヤ&クロエ
- イルス
- イヴァン雷帝
- (他 283 キャラ)
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