蘭陵王
1. 概要
中国南北朝時代の武将。 あまりの美貌ゆえに兵士が見惚れて士気が下がるため、仮面をつけて戦ったとされる。
中国は南北朝時代、北斉に仕えた武将・高長恭。出典は『北史』『北斉書』。その美貌と勇壮さで知られ、斉の軍神と讃えられた。賜ったものは果物一つといえども部下たちと分け合ったといい、死後は蘭陵武王の諡を賜っている。皇族である高澄(文襄帝)の第四皇子として生を受け、母は荀という名の侍女だったが、将来必ず美しい子息に恵まれるだろうと予言されたという。そして生まれたのが高長恭——すなわち蘭陵王であった。
仮面をつけて戦った理由には二つの説が伝わる。一つは兵士が彼の美貌に気を取られ士気が下がることを恐れたため。もう一つは、敵に侮られることを恐れたため。いずれにせよその美貌は天下に鳴り響き、幾つもの伝説を生んだ。この逸話はスキル『隠美の仮面:A』として昇華されており、周囲の精神的動揺をシャットアウトするが、カリスマを隠すわけではないので兵たちの士気は依然高いままとなる。再臨によって解禁される素顔は『魔性の貌:EX』として扱われ、歴史書に謳われるほどの風貌であった彼は素顔を晒すだけで周囲に影響を及ぼす。
美貌だけでなく勇壮さにも恵まれ、わずか五百騎で万を超える敵の包囲網を突破し見事に入城を果たしたという逸話も残る。その折に作られたのが『蘭陵王入陣曲』である。だが出る杭は打たれるの諺通り、名声が高くなりすぎた彼を疎んだ人間による讒言が飛び交い、皇帝は彼に毒薬を送ることになる。「忠義を尽くし、天に恥じることはないのに、なぜ毒薬を呷らねばならないのか」と蘭陵王は嘆いたという。彼の没後すぐ、北斉は軍事的優位を失い滅亡した。
FGO本編ではLostbelt No.3 人智統合真国 シンに登場する。ローカルのシナリオコンコーダンスによれば同章での発言は約70行と量こそ多くないが、内容は重い。不死を得た始皇帝への闇討ちに加わり、「闇討ちなど容易いものかと舐めていた」と実力差を認め、「……私は、恐ろしいのです。不死を得た始皇帝の、」と本心を漏らす。クエスト「雛芥子の女」では自らの主に対し「我が主よ。かくなる上はお覚悟を」「……主よ、最後に、どうかお聞かせ願いたい」「せめて、それをお伝えできる術があったなら……」と最期の言葉を残す。忠義に生き、忠義に裏切られた生前をそのままなぞるような幕引きである。ほかに終章への登場が確認できる。
イベントでの最大の出演は『納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク』(約1,110行)で、ここでは常識人・調整役として物語を支える。紫式部やマンドリカルドら他サーヴァントとの会話を丁寧に回し、「(この二人、予想通り相性が悪いな……)」と内心で状況を整理しつつ、「マスターと貴女の命が最優先です!」と即断する——騎士としての実務能力の高さが前面に出た配役である。ほかに『ホワイトデー2019』『西部絢爛賭場ラスベガス』、幕間の物語、バレンタインシナリオ『美貌を隠す仮面』でも発言している。
宝具『蘭陵王入陣曲(いさましきはかめんのもの、おんようけんびのりょうおうなり)』はランクC+、種別「対軍宝具(自陣)」、レンジ1〜5、最大捕捉レンジ内すべて。仮面をつけた蘭陵王の奮戦を讃え、兵士たちによって作られた曲とされる。その曲は雅楽として唐代に日本にも伝わり、今もなお舞われている。勇猛さと美貌を讃える歌は味方の士気を向上させ敵を怯ませ、さらに『音容兼美』とされた蘭陵王自身により、絶大な重圧と、それでも目を離せぬ美の恐怖を敵に与える。
絆礼装『我が毒杯、我が仮面』は、彼の最期を一人称で綴った一枚である。仮面をつけて兵と共に戦い、歌い、国を心から愛した。されど国は気まぐれで我が儘な子供のように忠義を振り回し、玩弄した。結果がこれである——後悔、絶望、悲嘆、甘く苦い諸々を混ぜて、毒杯を一気に飲み干した。瞬間的な激痛も苦悶も、忠義を切り裂かれた以上の辛さはない。国が子供であるならば、私は親として厳しく育て上げねばならなかった。ああ、しかし——親の心など、子は知らないものなのだ。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル、tools/data/pure_nice/103600.json)/シナリオコンコーダンス(tools/data/concordance/lines.jsonl、話者「蘭陵王」)/絆礼装『我が毒杯、我が仮面』(tools/data/ce_lore/ce_lore.jsonl)
2. 別クラス/バリエーション
(関連するサーヴァントへのリンク)
3. ステータス
- クラス: Saber
- 真名: 蘭陵王
- 性別: 男性
- 出典: 北史、北斉書
- 地域: 中国
- 属性: 秩序・善
- 身長/体重: 172cm・55kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: hou
- CV: 森なな子
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | B |
| 耐久 | B |
| 敏捷 | A+ |
| 魔力 | D |
| 幸運 | D |
| 宝具 | B |
4. 宝具
蘭陵王入陣曲 (いさましきはかめんのもの、おんようけんびのりょうおうなり)
- ランク: C+
- 種別: 対軍宝具(自陣)
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
敵全体のチャージを1減らす&クリティカル発生率をダウン(3ターン) + 味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&被ダメージカット状態を付与(3ターン)
5. プロフィール
キャラクター詳細
中国は南北朝時代、北斉に仕えた武将。 その美貌と勇壮さで知られ、 斉の軍神と讃えられた。 賜ったものは果物一つといえども部下たちと 分け合ったという。 死後は蘭陵武王の諡(おくりな)を賜った。
プロフィール2
その美貌ゆえ仮面をつけて戦っていたが、 なぜ隠すのかは、二つの理由が伝わっている。 一つは兵士が彼の美貌に気を取られ、 士気が下がることを恐れたがため。 もう一つは、敵に侮られることを恐れたため。 いずれにせよ、その美貌は天下に鳴り響いており、 幾つもの伝説が誕生した。
プロフィール3
蘭陵王は皇族である高澄(文襄帝)の 第四皇子として生を受けた。 母は荀という名の侍女だったが、 将来必ず美しい子息に恵まれるだろう、 と予言されたという。 そして生まれたのが高長恭……即ち、 蘭陵王であった。
プロフィール4
○隠美の仮面:A その美貌で兵が動揺することを防ぐため、 仮面をつけた逸話が昇華されたスキル。 周囲の精神的動揺をシャットアウト。カリスマを隠す訳ではないので、兵たちの士気は依然高いままとなる。
○魔性の貌:EX 再臨することによって解禁される蘭陵王の素顔。 歴史書に謳われるほどの風貌であった彼は、 素顔を晒すだけで周囲に影響を及ぼす。 月が応援してビーム出すかどうかは不明。
プロフィール5
『蘭陵王入陣曲』 ランク:C+ 種別:対軍宝具(自陣) レンジ:1~5 最大捕捉:レンジ内全て
いさましきはかめんのもの、 おんようけんびのりょうおうなり。 仮面をつけた蘭陵王の奮戦を讃え、兵士たちによって作られた曲とされている。 その曲は雅楽として唐代に日本にも伝わり、今もなお舞われている。 その勇猛さと美貌を讃える歌は味方の士気を向上させ、敵を怯ませる。 更に『音容兼美』とされた蘭陵王自身により、絶大な重圧とそれでも目を離せぬ美の恐怖を敵に与える。
プロフィール6
蘭陵王はその美貌だけでなく勇壮さにも 恵まれており、わずか五百騎で万を超える 敵の包囲網を突破、見事に入城を果たした という逸話も残されている。 (その折に作られたのが、蘭陵王入陣曲)
だが、出る杭は打たれるの諺通り、 名声が高くなりすぎた彼を疎んだ人間による 讒言が飛び交い、皇帝は彼に毒薬を送ることになる。 「忠義を尽くし、天に恥じることはないのに、 なぜ毒薬を呷らねばならないのか」
と、蘭陵王は嘆いたという。 彼の没後すぐ、北斉は軍事的優位を失い、 滅亡した。
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
登場する章
- 納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク — この章で 1107 行の発言
- 幕間の物語 — この章で 129 行の発言
- Lostbelt No.3 人智統合真国 シン — この章で 69 行の発言
- ホワイトデー2019 — この章で 58 行の発言
関連する概念礼装
- 絆礼装『我が毒杯、我が仮面』 — 本人の絆礼装
- 概念礼装『美貌を隠す仮面』 — プロフィールが本人に言及
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- 第二部三章 SIN
- EX章 屍の帝都
- ホワイトデー2019
8.2 幕間の物語
- 幕間の物語に登場
8.3 イベント
- 西部絢爛賭場ラスベガス
- 納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- Ⅱ号機
- その他の人々
- たくさん
- アキレウス
- アストルフォ
- アタランテ・オルタ
- アナスタシア
- アビゲイル
- アレキサンダー
- アン
- アンデルセン
- イアソン
- イリヤ
- イリヤ(沈痛)
- イリヤ(遊んでいる)
- ウィリアム
- エウロペ
- エミヤ
- エミヤ(沈痛)
- エリザベート
- エレナ
- ガウェイン
- ガウェイン(夢見てた)
- ガレス
- ギャング
- ギャングC
- ギルガメッシュ
- クリストファー
- クロエ
- クー・フーリン
- (他 124 キャラ)
このセクションはシナリオデータから自動生成されました。