アルターエゴ (Alter Ego)
分割された自己 を意味するエクストラクラス。 一人の存在から切り出された人格、あるいは複数の神霊を統合した霊基が該当する。
1. 定義
アルターエゴは「本体から分けられた側面」を独立した存在として召喚する枠である。 語源のとおり「もう一人の自分」を指し、 オリジナルの人格・能力の一部を抽出して構成された霊基が多い。
FGO のアルターエゴは大きく二系統に分かれる。
- 人工的に切り出された分割体 — 月の聖杯戦争由来の メルトリリス、パッションリップ、 キングプロテア など、 セラフィックスの計画で生み出された人工存在
- 神霊を統合した合成霊基(ハイ・サーヴァント) — 複数の神性を一つの器にまとめた存在。クラス別スキル「ハイ・サーヴァント」を持つ
後者は「一柱の神霊では収まらない格の存在を無理に現界させる」ための形式であり、 アルターエゴというクラスが「規格外を押し込める器」として機能していることを示す。
2. クラス別スキル
tools/data/pure_nice/ のアルターエゴ 19 騎の集計。
| スキル | 保持数(最多ランク) | 内容 |
|---|---|---|
| 対魔力 | 対魔力 B: 5騎/A: 4騎/C: 3騎 | 魔術への抵抗力 |
| ハイ・サーヴァント | ハイ・サーヴァント A: 4騎 | 複数の神霊・英霊を統合した合成霊基であることを示すスキル |
| 道具作成 | 道具作成 B: 3騎 | 魔力を帯びた器具を製作する能力 |
| 単独行動 | 単独行動 A: 2騎/B: 2騎 | マスター不在でも現界を維持する能力 |
| 女神の神核 | 女神の神核 B: 2騎 | 神霊としての完成度 |
「ハイ・サーヴァント」はアルターエゴにほぼ固有のクラス別スキルであり、 このクラスの第二系統を識別する指標になっている。
3. 適性
- 本体から切り離された人格・機能の分割体
- 複数の神霊を統合した合成存在
- 依代に複数の要素を同居させた疑似サーヴァント
三つ目の類型として、ラスプーチン(依代は言峰綺礼)や 蘆屋道満 のように、 「本人ではあるが本人と言い切れない」霊基が置かれることもある。
4. 戦闘上の特徴
- クラス別攻撃補正: 1.00
- クラス相性 — 三騎士に弱く四騎に強いという独自構造
| 相手 | 与ダメージ | 被ダメージ |
|---|---|---|
| セイバー/アーチャー/ランサー | 0.5(不利) | 1.0 |
| ライダー/キャスター/アサシン | 1.5(有利) | 1.0 |
| バーサーカー | 2.0 | 1.5 |
| フォーリナー | 2.0 | 0.5 |
| プリテンダー | 0.5 | 2.0(大ダメージ) |
| ビースト | 2.0 | 0.5 |
| ルーラー/アヴェンジャー/ムーンキャンサー/シールダー | 1.0 | 1.0 |
三騎士に 0.5、四騎に 1.5 という左右非対称の構造を持つのはアルターエゴだけである。 天敵は プリテンダー で、 「分割された自己」に対して「詐称者」が優位に立つという関係になっている。
5. 該当サーヴァント
本Wikiには 20ページ(うち FGO 実装データが存在するもの 19騎)が
04-Characters/AlterEgo/ フォルダに収録されている。
代表的なサーヴァント:
- メルトリリス / パッションリップ / キングプロテア — セラフィックスの分割体
- 殺生院キアラ — 人類悪へ至る霊基
- 沖田総司〔オルタ〕 / メカエリチャン
- シトナイ — 複数の神霊を統合したハイ・サーヴァント
- ラスプーチン / 言峰綺礼 — 疑似サーヴァント
- 蘆屋道満 / 太歳星君 / 徐福
- スーパーバニヤン / カズラドロップ
6. 関連ページ
- クラス制度 総説
- プリテンダー — アルターエゴの天敵
- アルターエゴ(概念)
- エクストラクラス(概念)
シナリオ発話量が多い所属サーヴァント
- メカエリチャンⅡ号機 — 全シナリオ通算 1137 行の発言
出典
- ゲーム内データ集計:
tools/data/pure_nice/(classNamealterEgo19件)、tools/data/archive/static/NiceClassRelation.json、tools/data/archive/static/NiceClassAttackRate.json - 疑似サーヴァントの整理:
tools/data/class_taxonomy/special_classes.json