メインコンテンツまでスキップ

紫式部

1. 概要

『源氏物語』の作者。 陰陽道の心得がある。 本に呪術を込めて戦う。

出自 ―― 平安中期の女房作家「藤原香子」

漢学者にして歌人であった藤原為時の娘として生まれた、平安中期の作家・歌人。FGOでは真名を**藤原香子(ふじわらのかおるこ)**とする。二〇代で山城守右衛門佐・藤原宣孝と結婚して一子をもうけるが、年長の夫は結婚の三年後に逝去。若くして未亡人となった香子は、その年の秋から物語を綴り始めた ―― それが全五十四巻の大著『源氏物語』である。中古三十六歌仙・女房三十六歌仙に名を連ね、小倉百人一首にも「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」が採られている(以上、ゲーム内マテリアル)。

型月世界での位置づけ ―― 「想いを綴る英霊」

型月世界における紫式部は、単なる文人ではなく呪術としての言葉を操るキャスターとして解釈されている。スキル〔呪術(詞)〕は、彼女が陰陽道の心得を持ち『源氏物語』にもその要素を取り込んでいたという設定に基づくもので、公式は「魔術の登場する小説を書くために実際に魔術を勉強する系の作家」と評している。もう一つのスキル〔歌仙の詩歌〕は、『太平記』第一六巻「日本朝敵事」で紀朝雄が歌一首をもって藤原千方の四鬼を退散させた逸話を根拠とし、歌人たる彼女もまた悪鬼退散の詩歌を詠み上げられる、とする。宝具に〔魔性〕特攻が付くのはこのためである。

宝具『源氏物語・葵・物の怪』は第九帖『葵』に取材する。葵の上は六条御息所の怨みによって命を落とした ―― すなわち一種の呪殺であり、その死に際して光源氏が詠んだ哀傷歌「限りあれば 薄墨衣 浅けれど 涙ぞ袖を 淵となしける」を真名解放と共に詠むことで、対象の運命を悼み、滅びを招く。彼女自身は自らを「私は、想いを綴る英霊です。人が人を想う心をこそ、私は綴り、したためる」と規定している。絆礼装『新・源氏物語絵巻』では、既存の「隆能源氏の源氏物語絵巻」に無い第九帖『葵』を自ら描き足しており、「私の魂に、この章が刻みついているのかも」と語る。

FGO本編・イベントでの役割

カルデアでは、電子情報として保存された書籍を己の魔術で「紙の本」へと変換し、地下深くに図書館を構築。ただひとりの司書・女主人としてこれを守っている。相手を一目見ただけでその人に似合う本を選び出す特技を持ち、幕間の物語「導きの星をさがして」でも「地下図書館に何か御用でしょうか」とマスターを迎える。図書館は幕間「人類神話・雷電降臨」でエジソンとテスラの騒動に巻き込まれるなど、しばしば事件の舞台にもなる。

同じ平安の女流作家である清少納言との関係は彼女を語る上で外せない。バレンタイン2020「序段 心ときめきするもの」では清少納言に詰め寄り、「貴方どう見ても清少納言ですよね!?」と叫ぶ一幕があり、幕間「エモーショナルな私達」では『枕草子』の描く定子への清少納言のまなざしを論じている。作家同士の敬意と対抗心が入り混じった、型月版・紫清関係とでも呼ぶべき描写である。

イベントでは、殺人事件劇を演じる『惑う鳴鳳荘の考察』で脚本と配役を差配する進行役を務め、「今回は、戦いではなく……演じる事が主題となる物語でございます」と宣言する。『北極魔園観光アークティック・サマーワールド』では源頼光らと売店を切り盛りし、『いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~』『所在不明水域タートルアイランド』『超絶鎖国御領 ナガサキ』『幸福累計都市 ドバイ』『小野小町古今抄』などにも顔を出す。

別霊基(水着・ライダー)

夏の霊基であるライダー版紫式部は、『納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク』で主要人物として登場する。「艶やかな黒水着の未亡人」「怪しげなセーラー服少女」「昭和アイドル風水着の女性」といった装いを次々に見せるが、公式プロフィールはこれを事件の犯人や黒幕ではなく単なるコスプレだと明言している。同イベントでは古今の恐怖譚を読み込んだ知識を活かし、襲い来る怪異のジャンルを見抜いて攻略法を提示する「ホラー解説役」として立ち回った。

出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル/サーヴァント詳細・スキル・宝具解説)、絆礼装『新・源氏物語絵巻』プロフィール、ゲーム内シナリオ(『納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク』『惑う鳴鳳荘の考察』『北極魔園観光アークティック・サマーワールド』、バレンタイン2019・2020、幕間の物語「導きの星をさがして」「エモーショナルな私達」「人類神話・雷電降臨」)

2. 別クラス/バリエーション

(関連するサーヴァントへのリンク)

3. ステータス

  • クラス: Caster
  • 真名: 紫式部
  • 性別: 女性
  • 出典: 史実
  • 地域: 日本
  • 属性: 中立・善
  • 身長/体重: 163cm・51kg
  • 設定作成: (設定作成者)
  • キャラクターデザイン: 本庄雷太
  • CV: 茅野愛衣
パラメータランク
筋力E
耐久E
敏捷D
魔力B
幸運A+
宝具C

4. 宝具

源氏物語・葵・物の怪 (げんじものがたり・あおい・もののけ)

  • ランク: C
  • 種別: 詩歌宝具
  • レンジ: -
  • 最大捕捉: -

敵全体に強力な〔魔性〕特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ>&強化無効状態を付与(1ターン)

5. プロフィール

キャラクター詳細

平安期の作家・歌人。 生没年の詳細は不明。 『源氏物語』『紫式部集』『紫式部日記』などを著した。『後拾遺和歌集』以下の勅撰集では数十首の歌が採用されている。

プロフィール2

漢学者にして歌人であった藤原為時の娘として生まれる。父方は著名な文化人の家系(父方の曽祖父・藤原兼輔は歌人として活躍したのみならず、伝記『聖徳太子伝暦』上下巻などの著作のある文化人であり、「堤中納言」の異名で知られた)であり、彼女も書や文に親しんで育ったと予想される。 二〇代で山城守右衛門佐の藤原宣孝と結婚し、一子をもうけるも、年齢が相当に上であった夫・宣孝は結婚の三年後に逝去。 若き未亡人となった香子は、その年の秋から物語を綴り始めた。すなわちは―――全五十四巻から成る大著『源氏物語』である。

プロフィール3

大人しい優等生タイプ。 育ちが良く、分別がある。物静か。 読書大好き。歌と恋の優雅できらきらとした物語を綴るのも好き。 几帳面で、日記も書く(日記は割と現実的)。

好きな物語は『竹取物語』『伊勢物語』。 ―――紫式部は『竹取物語』からはキャラクター造形の影響を受け、『伊勢物語』からは表現、構想、人物などに多大な影響を受けている、とされる。他に白楽天の白氏文集や『史記』から様々な影響を受け、『源氏物語』で光源氏が女性を口説く会話には唐代の伝奇物語『游仙窟』からの影響を受けているという。 歌人としては『古今集』『後撰集』『拾遺集』の三代集が好き。 生前から多くの歌集に親しんでいた。

自分とは他の時代、他の地域の物語や詩歌についても大いに興味を抱いており、暇を見つけては読み耽っている。

プロフィール4

○歌仙の詩歌:A 『太平記』第一六巻「日本朝敵事」に曰く、人ならざる四鬼を従えた逆賊・藤原千方の討伐に派遣された紀朝雄は、「草も木も 我が大王(おおきみ)の国なれば いづくか鬼の 棲(すみか)なるべし」という歌を詠み、四鬼を退散させたという。 中古三十六歌仙、女房三十六歌仙に名前を連ねる歌人である紫式部は、是なる悪鬼退散の詩歌さえ容易く詠み上げてみせる。 なお、彼女の歌は小倉百人一首にも採られている。「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」である。

○呪術(詞):D+ 紫式部は陰陽道の心得が多少あったようで、『源氏物語』にもその要素を取り込んでいる節が見受けられる。 現代風に言うならば、彼女はすなわち「魔術の登場する小説を書くために実際に魔術を勉強する」系の作家であった。

プロフィール5

『源氏物語・葵・物の怪』 ランク:C 種別:詩歌宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人

げんじものがたり・あおい・もののけ。 「限りあれば 薄墨衣 浅けれど  涙ぞ袖を 淵となしける」 真名解放と共に詠まれた歌がある種の呪詛として働き、対象の滅びを招く。 対象にダメージ及び弱体効果を与える。

『源氏物語』第九帖『葵』に記載された和歌。 息子・夕霧を産んだばかりの妻・葵の上が逝去した折に源氏(光源氏)が詠んだ、後悔の和歌。葵の上の死因は、源氏の愛人であった六条御息所の怨みによるものであり、すなわち一種の呪殺である。 ―――怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、キャスター・紫式部は対象の運命を悼む。

なお、葵の上の死にまつわる一連の逸話は能の演目『葵上』の原典となっている。

プロフィール6

物理書籍、紙の本――― さまざまな本を揃えた「図書館」の司書として振る舞っている。

具体的には、己が魔術(呪術)によって、電子情報で記録されている書籍類を「紙の本」へと変換し、地下深くにひっそりと図書館を構築。 ただひとりの管理者、司書、女主人として、暗く冷ややかな書の園を守る。 頼めば、日記や手紙の書き方なども指南してくれるらしい。

相手を一目見ただけで、 その人に似合う本を見つけてくる。 内容は、恋愛劇や復讐劇など、「想い」にまつわる本が比較的多い模様。理由は無論、彼女が「想いを綴る」英霊であるからだ。 「私は、想いを綴る英霊です。人が人を想う心をこそ、私は綴り、したためる」

6. 登場作品と役柄

6.1 Fate/Grand Order

(ゲーム内での役割)

7. 人間関係

(他サーヴァントや人物との関わり)

13. リンク

関連ページ

登場する章

関連する設定概念

関連する概念礼装

8. 登場シナリオ (自動抽出)

8.1 メインシナリオ

  • EX章 屍の帝都
  • ???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア
  • バレンタイン2019
  • 惑う鳴鳳荘の考察
  • バレンタイン2020
  • 秋葉原塔イベント
  • バレンタイン2022
  • 好漢酒宴要塞 チェイテ・リャンシャンボー
  • ワンジナ・ワールドツアー!
  • 小野小町古今抄 ~雪消月のキラキラ蓮華~

8.2 幕間の物語

  • 幕間の物語に登場

8.3 イベント

  • 徳川廻天迷宮 大奥
  • 西部絢爛賭場ラスベガス
  • 納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク
  • いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~
  • カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~
  • 所在不明水域タートルアイランド
  • 北極魔園観光アークティック・サマーワールド
  • 超絶鎖国御領 ナガサキ
  • 幸福累計都市 ドバイ
  • 第六特異点?

8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)

  • Dr.ロマン
  • たくさん
  • ときこ
  • なぎこ
  • ればのん
  • アオイ
  • アキレウス
  • アスクレピオス
  • アストライア
  • アストルフォ
  • アタランテ・オルタ
  • アッド
  • アナスタシア
  • アニング
  • アネト号
  • アビゲイル
  • アルテラ
  • アルテラサンタ
  • アルトリア
  • アン
  • アンデルセン
  • アンデルセン(解説風)
  • アンドロメダ
  • アヴィケブロン
  • アーラシュ
  • イアソン
  • イシュタル
  • イスカンダル
  • イリヤ
  • イリヤ&クロエ
  • (他 365 キャラ)

このセクションはシナリオデータから自動生成されました。