惑う鳴鳳荘の考察
惑う鳴鳳荘の考察
概要
(シナリオテキストから自動生成)
世界観上の重要シーン(lore抽出)
以下は lore スコア上位 7 シーンです。
シーン1 【スコア: 8】 [???, 紫式部, Dr.ロマン, マシュ]
場所: 10204
???: ふむふむ、なるほど……
これは珍しいケースだ。
???: 前提からして創作(もしも)なのに、
整合性を取る事を最大の存在意義にしている。
???: うーん、こういう不思議(コ ト)もあるんだなぁ。
徹夜続きの仕事だけど、驚きに事欠かないのはいいよねぇ。
紫式部: すみません、仕度に時間がかかってしまって……!
お待たせしてしまったでしょうか……?
Dr.ロマン: おっと。あわてなくていいさ、
ぜんぜん遅刻じゃないからね。
Dr.ロマン: はじめまして、紫式部。
急な話で呼びつけてしまってすまないね。
紫式部: いえ、どうかお構いなく。
それよりも、折り入ってのお話とは一体どのような……。
Dr.ロマン: ああ。微弱な特異点を観測してね。
これの消去のためにキミの力を借りたい。
Dr.ロマン: 本来ならマスター君に
来てもらうんだけど、前準備が必要だと思って。
Dr.ロマン: というのも、今回のケースはちょっと特殊でね。
Dr.ロマン: シバで特異点を調査した結果、
その構造がユニークなものであるコトが判明したんだ。
Dr.ロマン: 強いて言えばカリブの海っぽい雰囲気なんだけど、
それ以外にも様々なロケーションが詰め込まれていて……。
…… (他67ターン)
シーン2 【スコア: 5】 [紫式部, マシュ, モリアーティ, ナーサリー・ライム]
場所: 70300
紫式部: (衣装は特異点にもあるようですが、実際に
使えるか否かは現地でなければ確かめようがない……)
紫式部: (そこも考慮して配役を決めないといけません。
もう大部分の割り当ては決まりましたが……)
紫式部: (最後のひとり……
この方の役にピッタリなのは―――)
マシュ: こんにちは、紫式部さん。
マシュ: マスター・マスター、
メインサーヴァント、マシュ・キリエライト、
マシュ: ドクターに指示され、合流いたしました。
レイシフトの準備はいつでもいい、との事ですが……
紫式部: ああ、マシュ様。
それにマスター……。
紫式部: き、脚本はその……
……。
紫式部: ……。
……。
?!
紫式部: い、いえ。キャストの皆様には大綱をお伝えして、
承諾をいただいております……。
紫式部: “映画とは慣れない作業だが、
カルデアの資源不足の解消になるのなら”
紫式部: と皆様、二つ返事で請け負ってくださいました。
…… (他47ターン)
シーン3 【スコア: 5】 [ジャンヌ・オルタ, 龍馬, サラザール, マシュ, ほか]
場所: 71500
ジャンヌ・オルタ: それで……容態はどうなの?
消滅してないから死んではないんでしょうけど。
龍馬: 呼吸はしているね。
ただ、いつ目覚めるかは解らない。
ジャンヌ・オルタ: 飲み物を用意したのはアンタ?
サラザール: いや、確かに運んだのは私だが……。
変なものを入れる余裕なんてなかったとも。
?!
マシュ: 待って下さい。
わたしの見間違えでなければ……。
マシュ: 会場に入る前に何か薬のようなものを
飲まれていた気がするんです。
サリエリ: ぐっ……むっ……。
マシュ: サリエリさん?
サリエリ: ―――知ったことか。
サリエリ: 何が。何を。誰を。この我に演じさせる、だと?
これ以上、我に何を被せようというのだ貴様たちは!
サリエリ: おおおおぉおおおおおお我は、我は、私は―――
アーラシュ: あー、コホン!
コホンコホン! あーこいつはコホン!(チラッ)
…… (他124ターン)
シーン4 【スコア: 5】 [オジマンディアス, サラザール, ジャンヌ・オルタ, モリアーティ, ほか]
場所: 23000
オジマンディアス: サラザール!
いつまで寝ぼけているのだ!
サラザール: ……失礼、取り乱したようだ。
ジャンヌ・オルタ: いや、取り乱したどころか
化物になってたわよ、アンタ……。
モリアーティ: (流して! そこは流して!)
オジマンディアス: ようやく落ち着いたか。
オジマンディアス: しかし大砲の音ひとつでそこまで取り乱すとは、
貴様、余程の目に遭ったようだな。
サラザール: ああ、何しろ私は大砲の直撃を受けて
命を落としたからね。
サラザール: 申し遅れたが、
私の名前はバーソロミュー……
サラザール: バーソロミュー・ロバーツだ。
マシュ: ああ、あの海賊の!
マシュ: わたしたちが知る海賊さんのイメージとは、
かなり違うので気がつきませんでした。
バーソロミュー: 隠れた瞳がスリリングなお嬢さん、
嬉しいことを言ってくれるじゃないか。
…… (他74ターン)
シーン5 【スコア: 5】 [紫式部, ジャンヌ・オルタ, マシュ, シェイクスピア, ほか]
場所: 71500
紫式部: 皆様、この度は本当にご心配をおかけしました。
ジャンヌ・オルタ: そうね。
疲れてても、説明書きくらいきっちり読んでおきなさい。
?!
紫式部: あ、あの、それで撮影はどうなっていますか?
マシュ: 実は式部さんが眠っている間に、わたしたちで
どうにか完成までこぎ着けましたよ。
紫式部: まあ! 完成したのですか!?
マシュ: ええ。現在カルデアで鋭意編集作業中ですが、
仮編集(ラッシュ)フィルムならありますよ。
マシュ: よろしければ見ますか?
紫式部: ……ええ。ぜひ、お願いします。
紫式部: ああ、なんということでしょう……
?!
紫式部: いいえ、いいえ!
紫式部: 撮影を続行し、フィルムを完成させてくださった
皆様には感謝の気持ちしかありません。
紫式部: 私は、皆様にご迷惑をおかけしてばかりで―――
…… (他55ターン)
シーン6 【スコア: 4】 [アドリアナ, モリアーティ, マシュ, トリスタン, ほか]
場所: 39100
アドリアナ: ……犯人の誤算はただ一つ、
わたしこそが名探偵だったと気がつかなかったことです。
アドリアナ: そして……犯人はあなたですね!
モリアーティ: はい、カット!
お疲れ様でした。
マシュ: すみません、トリスタンさん。
折角の見せ場を奪ってしまって……
トリスタン: いえ……窮地を救われたのは私の方です。
トリスタン: ふふ……聡明で控えめでメカクレな新米騎士……
バーソロミューではありませんが、私も嬉しい……
トリスタン: 私の察しが悪いせいで、貴女には随分と迷惑を
かけてしまいました。
トリスタン: この借りはいずれ、必ずお返ししましょう……
ランスロット卿を弾劾する時はお呼びください……
マシュ: いえ、理由もなくランスロットさんを
問い詰めるような事はないのですが……
オジマンディアス: 途中で脱落したのは大変に不本意だったぞ!
よもや、余が! 指を咥えて眺めるのみとはな!
オジマンディアス: だが……。
それなりに愉しめたのもまた事実。
オジマンディアス: 余は他にも大きな催しものを任された身。
この特異点での華は貴様らにくれてやる。
…… (他62ターン)
シーン7 【スコア: 4】 [モリアーティ, Dr.ロマン]
場所: 58500
モリアーティ: さて……かくして撮影は終了。
特異点もあと数分で消えようとしている。
モリアーティ: 『鳴鳳荘(めいほうそう)殺人事件』……いかがだったかな?
満足のいく結果だったかね、ドクター?
Dr.ロマン: ああ、もちろん。
実に見応えのある日常だった。
Dr.ロマン: 穴がそこかしこにあるのは仕方ないけど、
即興で織り上げた物語とは思えないほどだ。
Dr.ロマン: いいものを見せてもらったよ、コルテス将軍。
後は互いに通信を断てばいい。
Dr.ロマン: それでボクらの取引はおしまいだ。
後はマスター君の仕事だからね。
モリアーティ: おや。マシュ君や紫式部は満足したのか?
キャストたちは自分の演技に満足できたのか?
モリアーティ: そのあたりの確認はいいのかな?
キミはそれを報酬にしていたようだが。
Dr.ロマン: ははは。そんなの確かめるまでもないさ!
カメラ越しでも伝わるものはあるからね!
Dr.ロマン: ただまあ、気がかりな事はある。
そうだろう、コルテス将軍。
Dr.ロマン: 他のサーヴァントたちは知っているけど、
ボクはキミのようなサーヴァントは知らない。
Dr.ロマン: この矛盾だけは、ちょっとアンフェアだと思うんだ。
…… (他8ターン)
キャラクター別 セリフ・行動
Dr.ロマン
一方、特異点の原因を修正し、聖杯の欠片を回収すれば、 大量の魔力リソースが手に入る。
この亡霊が聖杯の欠片に触れ、 生前の無念から特異点を作ってしまった。
参ったな。となると、この特異点の 魔力リソース回収は諦めるべきだろうか……
ああ、できるだけ早く、特異点の魔力リソースが 底を突く前にね。
先ほど言ったように、この特異点を消去する方法は簡単だ。 特異点の中で映画を完成させればいい。
お竜さん
リョーマはイゾーとサシで演技するのが恥ずかしいんだろ。
アドリアナ
ガルシアさんは『どうしても確かめたい場所がある』って 叫んだかと思うと、一目散に駆け出して行きまして……。
先生は行く先々で事件を引き寄せる凄い方なんですよ。 そしてついた二つ名が“死神のイシドロ”です!
差し当たってバルガスさんとサラザールさんの 死をどう都合良く収めるかという仕事は残っていますが、
ですが、犯人はどうやってガブリエラさんだけに 毒の入ったグラスを選ばせることができたのですか?
全てに毒が入っていたというのなら、他の招待客にも 中毒症状が出ていないとおかしくありませんか?
アンデルセン
フン。カルデアの魔力リソースがかかっている。 これは遊びだが遊びではない。違うか?
現場がどうなっているか気になる。 マスターだけでは手に負えまい。
(むう、薫大将(かおるだいしょう)と浮舟(うきふね)の要素も入れていたか。 やはり、思いの外(ほか)欲張りな性質だったか)
おまえたちが不倶戴天(ふぐたいてん)の敵というのは承知しているが、 今回に限れば奴も隠蔽したりはしなかった筈だ。
これはもうミステリーの立派な導入だ。 ひとまず仮に『鳴鳳荘(めいほうそう)殺人事件』と名付けてはどうだ?
アントニオ
シモンの、フェルナンドの、ダビッドの、アウレリオの、 ……あやつらの才能も知らないで、好き勝手抜かすな!
我の才能を認めぬ者たちがまとめてこの世を去ったのだ。 我が復讐は運命の手によってなされたというわけだ。
世間からは些末に思える箇所に心血を注ぐのが芸術家だ。 一見してそれと解らなくても何もおかしくはない。
我は奴らの音楽をベースに、聴きやすい曲ばかり作った。 ……我のやっていたことは、いわば翻訳だ。
現政府の人間はみな聖人君子(せいじんくんし)のような顔をして 知らぬ振りを決め込んでいるが、
アーラシュ
普段通りに眼が利けば一発だったんだろうが、 まあ、妙な特異点だしな。
ここの特異点じゃ使い難いって感じでひとつ頼む。な!
まあ、このまま待てば、トリスタンが解決編を マスターに提案してくれるってことか。
俺の考えでは最後、ガルシアは鳴鳳荘(めいほうそう)の奥で 息を潜めているミゲルと直接対決するんだが……。
イシドロ
国の混乱から生まれた暴徒が、徒党を組んで 鳴鳳荘(めいほうそう)を襲撃する可能性も決してありえなくはないです。
なので私はガブリエラさんが暴漢に襲われないように もうしばらく逗留(とうりゅう)しようと思っておりますが。
……眠りと死は兄弟と言います。 眠りのイシドロと死神のイシドロは表裏一体(ひょうりいったい)なのです。
屋敷の中を自由に動くための口実が欲しかったんです。 そのために誰かが倒れてくれさえすれば良かった。
その先には果てしない泥沼の内戦しかありません……。 ナダイ・ナーダは更に疲弊していたことでしょう。
エリス
ミゲルが表舞台から引退しても、影響力を失わなかった のは現役時代に集めた何か凄いものがあるからだって。
でもアンタはそのコルテスから信頼されていたんでしょ。 新政府に残ってれば美味しい思いできたんじゃない?
ワインの中に入っていた毒は極少量だったのよ。 だから普通の人間が飲んでいきなり中毒になることはない。
この部屋を調べたら事件の裏とか解ったりしない? こんなに沢山の資料、私は調べる気にもなれないけど。
ガブリエラが選んだグラスだけに毒が入っていた……。 そう考えるのがそもそも間違いだったのよ。
オジマンディアス
余は他にも大きな催しものを任された身。 この特異点での華は貴様らにくれてやる。
時にマスター、 余に珠玉の着想(アイデア)があるのだが。
いや、これで筋道のひとつも見えたと言えよう! その肖像画家(ポートレイヤー)とやらを見つけ出し、裁くまでよ。
趨勢(すうせい)が決しても自身の敗北を認めようとしなかった男だ。 貴様がダイゾーだとしたら、どうする?
戦(いくさ)のただ中で記憶を失ったというのなら、 そう、戦を象徴するようなものがあればどうだ……?
ガブリエラ
(そして……真に私のことを考えてくれていた人の 存在にようやく気がつくことができました)
そうだ……あの人は最初から優しかった。 兄さんが死んだことなんておくびにも出さず……。
それでもあの人が選んでくれたお友達との縁を 大事にして生きていこうと思います。
これからは鳴鳳荘(めいほうそう)の新たな主人として 皆様をおもてなしします。
アントニオ様にエリス様、 改めて、ようこそ鳴鳳荘(めいほうそう)へ。
ガルシア
はあー、すげえや。その遺産をそっくり奪ったとしたら、 そいつはナダイ・ナーダの次なる支配者ってわけだ。
まあ、俺たちを警戒させてる時点でうまくはねえな。 現時点でまだ強硬な手段に出るつもりはないにせよ。
鳴鳳荘(めいほうそう)にはかなり手を入れたようだが、 部屋の位置までは変えることができないもんな。
亡くなったミゲルさんがグルメだと聞きつけてね。 獲ったもんを定期的に買ってくれたら助かるなって。
すまねえな。俺たち、普段は猟をして暮らしてるせいか、 社交マナーってやつがよく解らなくてな。
サラザール
マスター……ただ無為に消えて行くだけだった私に 新しい役目を与えて下さったこと、心から感謝する。
アントニオ様、エリス様、ガルシア様、バルガス様、 ローマ様、イシドロ様、アドリアナ様……。
私ならば……意味の無いことだと思いつつも、 可能な限り、敵を殺そうとするかもしれないな。
ガルシアはガブリエラを守るために一人残り、 バルガスとサラザールは薬を取りに倉庫へ行く。
しかしあなたにとっての障害を残して逝くことに なってしまい、申し訳ない気持ちで一杯だ。
サリエリ
名声でも金銭でも手に入れることのできないものを 求めて、アントニオは鳴鳳荘(めいほうそう)を訪れたのだ。
10年前に突きつけられた実力差が既に埋まっているのか、 或いは、一生埋まらないほどのものであったのか。
ガブリエラの殺害も未遂に終わったことだしな。 少なくとも部屋に籠もるという選択肢だけは有り得ぬ。
何が。何を。誰を。この我に演じさせる、だと? これ以上、我に何を被せようというのだ貴様たちは!
……我が無実の身ならば。己が目標の達成を 念頭に置きつつ、犯人の目論みを阻止せんとするだろう。
シェイクスピア
この特異点を正しく修正するには、 それしか残されていないのですから!
となると、さしずめアントニオは在原業平(ありわらのなりひら)、 エリスは清少納言といったところでしょうか。
モリアーティ殿の立てた犯罪計画を元にミステリーを 書くのは魅力的ですが、今回は見送るべきでしょうな。
しかしここまで皆さんの演技を眺めてきた限りでは そんなお約束の行動を取る登場人物はいない気がします。
(そして鳴鳳荘(めいほうそう)は平等院鳳凰堂…… いや、もはや今となってはどうでもいいことですな)
ジャンヌ・オルタ
あいつ、サーヴァントとしての霊基が グズグズに崩れていってるわよ。
マシュはともかく、マスターは ちゃんと知識をつけておきなさい。
撮影していたマスターの姿が 画面に出ればばっちりきまるでしょ。
ほほほほほ。 ブッ飛ばすわよ、マスターちゃん?
ダイゾー
ああ、わしは教えてくれる親もおらんきに。 敵を斬り続けて、妹を食わさんといかんがよ。
だいたい、これでしまいなんて今初めて聞いたわ。 もしやおまん、わしを騙したがか?
言われんでもこんなところ出ていっちゃらぁ。 これでおんしゃあとも縁切れじゃ。
ほんで最後に立っちょったら、わしらの勝ちじゃ。
はっ、暴れ足らんち思うちょったところぜよ……!
ダイゾー・オカ
なんでじゃあ。 戦(いくさ)っちゅうがは全部斬り殺せばええがじゃろ。
トリスタン
(この流れでマスターが真犯人という推理を 口にしたところでおおニバンセンジ……!)
おや、マスター……。 ああ、まだ気がついていなかったのですね。
マスター、折り入って相談があります。 ?!
なるほど。誰が犯人かはまだ決まっていなくとも、 お互いそれとなく探りを入れていくのが自然でしょうね。
ナレーション
そんな状況にも関わらず国王は耳を塞ぐように王宮に籠もり、 贅沢三昧の生活を決して改めようとはしなかった。
だが代を経るにつれ王室の求心力は下がっていった。 失政続きで国は荒れ、民の心は王室から離れ始める。
下がった国力はなかなか回復しなかったものの、 民衆は凪のような平和を噛み締めるように過ごしていた。
ミゲル・アンヘル・コルテス副将軍のクーデターが 決定打となり、ナダイ・ナーダ王国は崩壊した。
カリブの小国、ナダイ・ナーダ王国。 建国した初代国王は全ての国民から愛される男だった。
ナーサリー・ライム
ねえ、おじさま。ここに置いてあった御本を知らない? ペパーミントグリーン色のハードカバー本なのだけど……
細工が細かくて、うっかり踏んづけてしまっただけでも 壊れてしまうの。ご存じないかしら?
おじさまたちは大人の話をするのね。 じゃあ、わたしは邪魔をしないようにするわ。
そうなの? だったら……わたしはどうすればいいのかしら?
だったらわたし、ここで御本が戻ってくるのを待つわ。
バルガス
だが遺産を葬るだけなら火でも点けた方が速かろう。 我々が寝静まった後ならもっと効果的だ。
我々で絶望の原因を取り除くというのはどうだ? 無論、原因を探すことから始めねばならぬが。
誤解するな、お前を疑っているわけじゃない。 ただ、互いに証人になっておく方が得だろう?
しかしガブリエラを殺めたところで、 遺産が即座に自分のものになるわけではなかろう?
サラザールとやら……。 本当にミゲルから何も聞かされていなかったのか?
バーソロミュー
どのみち、私はこの特異点と共に消える 非業の運命を背負った伊達男だったのさ。
元より燃えがらのような霊基が、 今の戦闘でただ燃え尽きただけ。
マスター……ただ無為に消えて行くだけだった私に 新しい役目を与えて下さったこと、心から感謝する。
しかしあなたにとっての障害を残して逝くことに なってしまい、申し訳ない気持ちで一杯だ。
パラケルスス
この場合は聞くべきだったのやもしれません。 マスター、申し訳ない―――
ご存じの通り、ひとたび口にすれば 疲労が回復しきるまで強制的に睡眠が続くという薬です。 ?!
『安心・斬新・邁進のホーエンハイム印』と書かれた、 包装紙の残骸がありはしませんか。
私は、彼女の依頼を受けました。 疲労回復のための薬を、と。
皆様。そちらの何処かに――― たとえばゴミ箱などに……。
ホームズ
では私から指摘させてもらいましょう、レディ。 失礼ながら、この特異点にはタイムリミットがあるので。
私としてもカルデアの戦力を減らすのは本意じゃない。 揉め事がないのは大歓迎だとも。
その時点で大きなハンディキャップを負っていたにも 関わらず、脚本作りと制作進行を任されたとなれば―――
先入観に囚われることなく、虚心坦懐(きょしんたんかい)に事実を見つめて、 些細な違和感を察知する―――
この映画の舞台設定と登場人物は、貴女がかつて 書いた『源氏物語』の変奏だったのではありませんか? ?!
マシュ
マスター・マスター、 メインサーヴァント、マシュ・キリエライト、
それで、先輩とわたしは何をすれば良いのでしょう? わたしは……マスターの護衛、でしょうか?
わたしは脇役が厭(いや)だったのです。 なぜなら、先輩のメインサーヴァントなのですから!
ええ。現在カルデアで鋭意編集作業中ですが、 仮編集(ラッシュ)フィルムならありますよ。
ドクターが予想していた通りの展開になりましたが…… いかがですか、マスター? ?!
ミゲル
誰からも理解されなくていいから自分のしたい善をなす。 たとえ他人から後ろ指をさされる結果になってもだ。
後の差配はサラザールが上手くやってくれる。 更に問題が起きても、解決屋(クローザー)が何とかする筈だ。
王宮を制圧した暁には私が新政府の代表になります。 彼らとて、無駄に血を流したいわけではないのでね。
さて、タン将軍……投降していただけませんかね。 お互いこんな歳で、余計な怪我をしたくないでしょう?
そしてここからが重要だが、私の葬儀から数日後、 一部の政府高官たちの旧悪の証拠が各所に届く予定だ。
ミゲル・アンヘル・コルテス
さて、タン将軍……投降していただけませんかね。 お互いこんな歳で、余計な怪我をしたくないでしょう?
モリアーティ
できれば特異点からの退去タイミングが来るまでに 目を覚ましてくれるといいのだがね。
さて……かくして撮影は終了。 特異点もあと数分で消えようとしている。
(時間遡行とか、物質復元とかそんな感じの能力 持ってるサーヴァント、いたっけか……)
これだってカルデアから持ってきた 撮影用のぶどうジュースなんだからネ!
さて、それでは…… やろうじゃないか、マスター君! ?!
リュウ
負け惜しみを言うつもりはない。 だが貴様の軍が日和見(ひよりみ)を決め込んでいるのは解っていた。
それが、まさか私の寝首を掻きに来るとはな。 貴様らの奇襲で我が軍は崩壊してしまった。
であればこそ、貴様らが睨み合っている内に 反乱軍を背後から討つつもりであったのだ。
主の命とあらば如何様(いかよう)にも。 たとえそれが苦難の道程であったとしてもな。
だが、ここからどうするつもりだ? まさか貴様の軍だけで反乱軍を抑えられるとでも?
リュウ・タン
……最早、大勢は決したか。 よもや私が判断を誤るとはな。
登場用語(ルビ・注釈)
| 用語 | 読み | 文脈 |
|---|---|---|
| 仮編集 | ラッシュ | ええ。現在カルデアで鋭意編集作業中ですが、 仮編集(ラッシュ)フィルムならありますよ。 |
| 齧歯類 | げっしるい | 騎士とは常にナンバー1を求めるもの……。 齧歯類(げっしるい)の歯のように斬れる知性もその一つ…… |
| 鳴鳳荘 | めいほうそう | これからは鳴鳳荘(めいほうそう)の新たな主人として 皆様をおもてなしします。 |
| 面映 | おもは | まあ、採用されるかどうかも解らない案だ。 全て説明するのは面映(おもは)ゆいよ。 |
| 除 | の | もうしばらくすると龍馬らも来るらしいのう。 またわしを除(の)け者(もの)にするつもりじゃろ。 |
| 配役 | キャスト | 配役(キャスト)は最小限で。脚本はなる早で。 消滅まであと三日の外道入稿だけど、いけるかい? |
| 逗留 | とうりゅう | なので私はガブリエラさんが暴漢に襲われないように もうしばらく逗留(とうりゅう)しようと思っておりますが。 |
| 辿々 | たどたど | (イイネ! 辿々(たどたど)しいところがまたリアルっぽい!) |
| 躾 | しつけ | やんちゃが過ぎる仔犬には躾(しつけ)をせねばならん。 なあ、小僧。 |
| 趨勢 | すうせい | 趨勢(すうせい)が決しても自身の敗北を認めようとしなかった男だ。 貴様がダイゾーだとしたら、どう |
| 誠心誠意 | せいしんせいい | 日頃の感謝を筆に載せて、 誠心誠意(せいしんせいい)、償わせていただきます。 |
| 試行錯誤 | しこうさくご | 何、ここまで試行錯誤(しこうさくご)してきたんだ。 最後にもうひとつくらいどうってことないさ! |
| 解決屋 | クローザー | 口さがない者は私を解決屋(クローザー)とも呼びますがね。 |
| 表裏一体 | ひょうりいったい | ……眠りと死は兄弟と言います。 眠りのイシドロと死神のイシドロは表裏一体(ひょうりいったい)なのです。 |
| 虚心坦懐 | きょしんたんかい | 先入観に囚われることなく、虚心坦懐(きょしんたんかい)に事実を見つめて、 些細な違和感を察知する――― |
| 薫大将 | かおるだいしょう | (むう、薫大将(かおるだいしょう)と浮舟(うきふね)の要素も入れていたか。 やはり、思いの外(ほか)欲張りな性質 |
| 自己満足 | じこまんぞく | いずれにせよ、こんなものは私の自己満足(じこまんぞく)に過ぎない。 |
| 肖像画家 | ポートレイヤー | 鳴鳳荘(めいほうそう)に潜む卑劣な犯人、 肖像画家(ポートレイヤー)はこの中にいます! |
| 聖人君子 | せいじんくんし | 現政府の人間はみな聖人君子(せいじんくんし)のような顔をして 知らぬ振りを決め込んでいるが、 |
| 者 | もの | もうしばらくすると龍馬らも来るらしいのう。 またわしを除(の)け者(もの)にするつもりじゃろ。 |
| 美丈夫 | びじょうふ | 解ったわよ、おじ様。 ところであの美丈夫(びじょうふ)は誰かしら? |
| 結末 | ゴール | ―――なるほど、この結末(ゴール)を見据えていたのか。 |
| 粉骨砕身 | ふんこつさいしん | せいぜい、粉骨砕身(ふんこつさいしん)の努力をすることだ。 |
| 私利私欲 | しりしよく | 何を言ってるの? ミゲルは私利私欲(し り し よ く)の塊のジジイじゃない! |
| 着想 | アイデア | しばらく、私は地下図書館にて着想(アイデア)をまとめます。 |
| 眼 | まなこ | 曇りなき眼(まなこ)で事件を眺めれば明らかですとも。 |
| 盛り上がり | クライマックス | ……致し方あるまい。 別の盛り上がり(ク ラ イ マ ッ ク ス)を考えなければならん。 |
| 登場人物 | キャラクター | 何がこの中にいる! よ! 新しい登場人物(キャラクター)がいたら台無しよ!? |
| 疾 | と | では、大砲の音だ。疾(と)く用意せよ! |
| 画竜点睛 | がりょうてんせい | 当初の構想通りには決して仕上がらないだろう。 東洋風に言えば、画竜点睛(がりょうてんせい)を欠くというやつだネ。 |
| 画 | え | カメラを頼むよ。そこの将軍様から目を離さず、 いい画(え)をバッチリ撮ってくれ! |
| 牽制 | けんせい | それでも反乱軍を牽制(けんせい)するカカシの役ぐらいは 果たすと思っていた。 |
| 焦 | じ | ―――まったく、いつまで余を焦(じ)らせば気が済む。 疾(と)く本題へと入れ! |
| 無闇矢鱈 | むやみやたら | 無闇矢鱈(むやみやたら)と広いな、ここは。 |
| 無茶苦茶 | むちゃくちゃ | 無茶苦茶(むちゃくちゃ)言うわね!? |
| 無理難題 | むりなんだい | ……結末はどうあっても一つしか用意できない ものですから、無理難題(むりなんだい)である事は分かっていますが…… |
| 海月 | クラゲ | 骨のない海月(クラゲ)でもあるまいし、シェイクスピアに そんな駄作を書けというのか、おまえは? |
| 浮舟 | うきふね | (むう、薫大将(かおるだいしょう)と浮舟(うきふね)の要素も入れていたか。 やはり、思いの外(ほか)欲張りな性質だったか) |
| 汚部屋 | アトリエ | ……厭(いや)な予感がする。 北斎の汚部屋(アトリエ)に急ぐぞ。 |
| 殺陣 | たて | 傍目には真剣の斬り合いに見えるような見世物……。 これを、当世では殺陣(たて)と呼ぶ。 |
| 正気 | シリアス | オルレアンのはやめて。 正気(シリアス)に返りそうだから。 |
| 正 | まさ | 正(まさ)しく。通信越しで顔はよく見えないが、 君も中々の悪人だねぇ。 |
| 暇 | いとま | 実は一足先にお暇(いとま)しようと思ってな。 バルガスに墓も作ってやんなきゃならねえし。 |
| 映画 | キネマ | ……私には分かりかねますが、 映画(キネマ)の撮影などには便が良さそうですね? |
| 日和見 | ひよりみ | 負け惜しみを言うつもりはない。 だが貴様の軍が日和見(ひよりみ)を決め込んでいるのは解っていた。 |
| 戦場 | いくさば | ふふ。戦場(いくさば)も知らぬ仔犬がよく咆えたもの。 |
| 戦 | いくさ | なんでじゃあ。 戦(いくさ)っちゅうがは全部斬り殺せばええがじゃろ。 |
| 懸想 | けそう | 初代大統領の未亡人と承知の上で懸想(けそう)するには、 相応の胆力が必要だからな。 |
| 慮外者 | りょがいもの | なのでもしも慮外者(りょがいもの)がこの場にいたのなら、 その時は私が対処致します。 |
| 愁嘆場 | しゅうたんば | 行き着く先はバッドエンド、 目も当てられぬ愁嘆場(しゅうたんば)になるコト請け合いだ! |
| 応 | おう | 会えば、否(いや)が応(おう)でも戦(いくさ)を思い出しちまうだろうしな。 |
| 復讐者 | ふくしゅうしゃ | 結末も考えてあるが…… そう、復讐者(ふくしゅうしゃ)らしい結末ではあるだろう。 |
| 征 | ゆ | よし、ならばさっそく撮影再開である! 征(ゆ)くぞガルシア! |
| 序幕 | プロローグ | 序幕(プロローグ)も撮り終え、いよいよ本編です。 |
| 市井 | しせい | 市井(しせい)での成功を収めはしても、 アントニオの若き日の敗北感は拭い去れるものではない。 |
| 如何様 | いかよう | 主の命とあらば如何様(いかよう)にも。 たとえそれが苦難の道程であったとしてもな。 |
| 如何 | いかが | だが、使用人の類はこの映画には登場しておらん。 そこは如何(いかが)する。 |
| 好事家 | こうずか | 実は政府高官に好事家(こうずか)がいましてね。 宮廷音楽家たちの手による楽譜をご所望なのですよ。 |
| 夫婦 | めおと | そういや、おれが下絵をさらさらっと描いてみせたら、 『夫婦(めおと)っぽすぎる』なんて言いやがった。 |
| 外 | ほか | ああ、その辺も思いの外(ほか)考えがまとまってな。 |
| 在原業平 | ありわらのなりひら | となると、さしずめアントニオは在原業平(ありわらのなりひら)、 エリスは清少納言といったところでしょうか。 |
| 嗤 | わら | 奴らが生きていれば嗤(わら)うだろう。 実際、我の目から見ても粗悪な模倣品なのだからな。 |
| 周章狼狽 | しゅうしょうろうばい | つまり僕らの周章狼狽(しゅうしょうろうばい)の様子も 作品に組み込まれるわけか。 |
| 否 | いや | 会えば、否(いや)が応(おう)でも戦(いくさ)を思い出しちまうだろうしな。 |
| 厭 | いや | ……厭(いや)な予感がする。 北斎の汚部屋(アトリエ)に急ぐぞ。 |
| 単刀直入 | たんとうちょくにゅう | 単刀直入(たんとうちょくにゅう)にお尋ねします。 ……あなたはコンコルディア王子ですね? |
| 医者 | ドクター | (まさかこんなところで爆弾に火が点きそうになるとは! 医者(ドクター)! 医者(ドクター)はどこだ!) |
| 創作 | もしも | 前提からして創作(もしも)なのに、 整合性を取る事を最大の存在意義にしている。 |
| 僭越 | せんえつ | では僭越(せんえつ)ながらこの私が……。 |
| 作りもの | モデル | そのどれもが外見だけ精巧な作りもの(モ デ ル)でね。 どれもこれも本物じゃない。 |
| 何故 | ホワイ | そんな何故(ホワイ)は面白くありませんか? |
| 仇討 | あだう | 仇討(あだう)ちか、それともただの偶然か――― |
| 中途半端 | ちゅうとはんぱ | ごく身近に中途半端(ちゅうとはんぱ)に地味で、中途半端にキャラが 立っている人間がいるじゃない。 |
| 不思議 | コト | うーん、こういう不思議(コ ト)もあるんだなぁ。 徹夜続きの仕事だけど、驚きに事欠かないのはいいよねぇ |
| 不倶戴天 | ふぐたいてん | おまえたちが不倶戴天(ふぐたいてん)の敵というのは承知しているが、 今回に限れば奴も隠蔽したりはしなかった筈だ。 |
| 下野 | げや | 政治に疎いのは僕も同じでしてね。 新政府ができる前に下野(げや)して、今は町医者をやってます。 |
| 一部始終 | いちぶしじゅう | 撮影の様子は一部始終(いちぶしじゅう)、 楽しく拝見させてもらっているよ~! |
| 一生懸命 | いっしょうけんめい | いやすまない。 今、動機を一生懸命(いっしょうけんめい)考えているところだ! |
| 一幅 | いっぷく | 葛飾北斎ならこの短期間で肖像画の一幅(いっぷく)ぐらい 余裕で仕上げてしまうだろうな。 |
| サラザール | アンタ | ってことは、サラザール(ア ン タ)は無罪か。 悪かったわねー。 |
メモ・ネタバレ要素
(このセクションは手動で補完してください)
このページはシナリオデータ(novel_text)から自動生成されました。 総シーン数: 86 / lore重要シーン: 7