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各種魔術・術式一覧

TYPE-MOON作品(Fate, 月姫, 魔法使いの夜など)に登場する主要な魔術体系および固有の術式。

汎用・基本魔術

強化 (Reinforcement)

  • 概要: 対象の「存在としての強度」を高める魔術。切れ味を増す、硬度を上げる、身体能力を強化するなど。
  • 難易度: 基本にして奥義。他者の構造に魔力を通すため、失敗すると破裂するリスクがある。
  • 使用者: 衛宮士郎、多くの魔術師。

投影 (Gradation Air)

  • 概要: 自身のイメージを魔力で具現化し、複製品を作る魔術。
  • 特徴: 通常は「空っぽの器」を作るだけであり、世界の修正力によってすぐに消滅する。
  • 無限の剣製 (Unlimited Blade Works): 衛宮士郎・アーチャーの固有結界。投影の極致であり、内部に記録された剣であれば、構成物質・製造工程・蓄積された年月ごと完全に複製(トレース)可能。

ガンド (Gandr)

  • 概要: 北欧由来の呪い。指差した相手の体調を崩させる。
  • ガンド撃ち: 遠坂凛などが使用。魔力を弾丸のように凝縮して撃ち出す物理的な攻撃魔術へと昇華されている(フィンの一撃)。

ルーン魔術 (Rune Magecraft)

  • 概要: 北欧の刻印文字「ルーン」を用いた魔術。文字そのものに力が宿る。
  • 効果: 治癒、破壊、防御、飛行など汎用性が高い。
  • 原初のルーン: スカサハやクー・フーリン(キャスター)、蒼崎青子が使用。神代の力が宿るオリジナルのルーンで、現代のルーンとは桁違いの威力を持つ。

錬金術 (Alchemy)

  • 概要: 物質の流転・変成を扱う。時計塔では「鉱石科」などで扱われるが、アトラス院の錬金術は「事象の変換」に特化している。
  • アインツベルン: 「第三魔法(魂の物質化)」の再現を目指す錬金術。ホムンクルスの製造に長ける。

宝石魔術

  • 概要: 魔力を溜め込みやすい宝石を「使い捨ての魔力タンク」として使用する魔術。
  • 特徴: 事前に魔力を込めておくことで、行使時の詠唱や魔力消費をショートカットできるが、資金力が戦力に直結する。
  • 使用者: 遠坂凛、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト。

降霊・使い魔・生物操作

使い魔 (Familiar)

  • 概要: 魔術師の手足となって動く生物。死骸を加工したものや、契約した動物など。
  • 視覚共有: 使い魔の視覚や聴覚をマスターが共有することで、偵察などに利用する。

蟲魔術

  • 概要: 間桐家(マキリ)の魔術。特殊な「刻印虫」などを体内に飼い、使役する。
  • 効果: 魔術回路の強制拡張、生命力の吸収、他者の操作など、非人道的な術式が多い。
  • 使用者: 間桐臓硯、間桐雁夜。

ホムンクルス生成

  • 概要: 人工生命体の製造。アインツベルンやユグドミレニアが得意とする。
  • 用途: 聖杯の器(イリヤ)、魔力供給源(ジーク)、労働力など。

死霊魔術 (Necromancy)

  • 概要: 死体や霊魂を操る。
  • 使用者: 獅子界原离(『Apocrypha』)。自身の先祖の体の一部などを弾丸として加工し、霊的な呪いを撒き散らす。

特殊な系統・秘儀

固有結界 (Reality Marble)

  • 概要: 術者の心象風景で現実世界を侵食し、塗り替える大魔術。魔法に最も近い魔術とされる。
  • リスク: 世界そのものから異物として修正を受けるため、維持には膨大な魔力が必要。
  • 代表例:
    • 無限の剣製: 衛宮士郎 / アーチャー。
    • 王の軍勢 (Ionioi Hetairoi): イスカンダル。
    • 枯渇庭園: 弓塚さつき(『月姫』)。
    • 獣王の巣: ネロ・カオス(『月姫』)。

数秘術 (Numerology) / カバラ

  • 概要: 数字に意味を見出し、操作する魔術。
  • ロアの術式: ミハイル・ロア・バルダムヨォンが転生のために使用。
  • 数秘紋: ノエル(『月姫R』)などが使用する対死徒用の術式。

フラガラック (Fragarach)

  • 概要: バゼット・フラガ・マクレミッツの家系に伝わる「伝承保菌者(ゴッド・ホルダー)」の魔術礼装。
  • 効果: 「後より出でて先に断つ」。相手が切り札(最強の攻撃)を使った瞬間に発動し、時間を遡って相手を先に倒す因果逆転のカウンター。

月霊髄液 (Volumen Hydrargyrum)

  • 概要: ケイネス・エルメロイ・アーチボルトが開発した魔術礼装。
  • 機能: 大量の水銀に魔力を通し、自動防御・自動攻撃・索敵を行わせる攻防一体の兵器。後にライネスやウェイバーによって改良される。

現代・電脳・その他

コードキャスト (Code Cast)

  • 登場: 『Fate/EXTRA』シリーズ。
  • 概要: 電脳空間(SE.RA.PH)において、プログラムコードとして記述された簡易術式。
  • 機能: 回復(ハッカー)、能力上昇(ゲイン)、防御壁(ウォール)など。魔術師はウィザード(霊子ハッカー)としてこれを行使する。

現代魔術 (Modern Magecraft)

  • 概要: 時計塔の現代魔術科(ノリッジ)で扱われる、新世代の魔術。
  • 特徴: 過去の遺産を食い潰すのではなく、現代の視点や技術を取り入れて魔術を解釈・再構築する。「広く浅く」が基本だが、工夫次第で実用性は高い。

投影・幻象 (Image)

  • まほうつかいのよる: 久遠寺有珠が使用する「プロイキッシャー(童話の怪物)」などは、伝承や物語を現実に具現化する大魔術。

宝具由来の魔術的効果

厳密には魔術ではないが、キャスタークラスのサーヴァントが使用するもの。

  • 高速神言: メディア(キャスター)などが使用。詠唱時間をゼロにする神代のスキル。
  • 道具作成: 魔術礼装やポーションを作成するスキル。

クラスカード (Class Card)

  • 登場: 『プリズマ☆イリヤ』。
  • 概要: 英霊の力を宿したカード。
    • 夢幻召喚 (Install): 英霊の力を自身に憑依させ、ステータスと宝具を使用可能にする。
    • 限定展開 (Include): 英霊の武器のみを具現化して使用する。