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特異点(Singularity)

概要

特異点(とくいてん/Singularity)とは、人理定礎(人類の歴史の礎石)が何らかの形で狂わされてしまった「時代のズレ」のこと。 特異点が発生すると、その時代以降の未来が正しく展開されなくなり、人類史全体が崩壊の危機にさらされる。

(人理・汎人類史より)「特異点とは、この定礎が狂ってしまった時代のことを指す」

カルデアが実施するレイシフト(Rayshift)によってマスターと英霊(サーヴァント)が特異点へ転送され、乱れた時代を修正するのが第一部(人理焼却編)の主な構造。


各特異点一覧(第一部)

No.通称時代・舞台主な脅威
第一特異点邪竜百年戦争1431年 フランスジャンヌ・ダルクの幻影、竜
第二特異点永続狂気帝国60年 ローマ帝国ネロ・クラウディウスへの叛乱
第三特異点封鎖終局四海1573年 中国西太后、異形の存在
第四特異点死界魔霧都市1888年 ロンドンジャック・ザ・リッパー、魔霧
第五特異点北米神話大戦1783年 北米ケルト神話の英霊群、メイヴ
第六特異点神聖円卓領域1273年 エルサレム獅子王、円卓の騎士
終局特異点冠位時間神殿BC2655年ゲーティア(魔神王ソロモン)

終局特異点について

第六特異点クリア後に判明した「本当の最終目標」。紀元前の時代でゲーティアが人理焼却の核となる装置「神殿」を完成させようとしていた。


聖杯との関係

各特異点には聖杯(または聖杯に類する宝物)が持ち込まれており、それが時代を歪める根本原因となっている。修正のためには聖杯を回収または浄化することが求められる。

ゲーティアの計画では、全七枚の聖杯を特異点に埋め込み、人理焼却のエネルギーを収集することが目的だった。


ゲーティアの人理焼却の真意

ホームズ幕間(「失われた時を想って」)にて重要な考察が語られる。

「ゲーティアは人類史を焼却し、そのエネルギーを西暦2016年から遡って回収した。つまり彼の魔神王は知っていたのだ、『この先に、回収できる人類史はない』と。地球白紙化が起こる前に人理焼却を開始し、問題が起こる前に地球を創り直そうとしたのだから」

人理焼却は単なる「悪の計画」ではなく、ロストベルト(異聞帯)による地球白紙化を事前に察知した上での先制行動だったという解釈が提示されている。

「ゲーティアの打倒による人理焼却阻止の後、世界には新たなる危機が到来してしまった。すなわち、異聞帯を除く地球上の白紙化。人理の漂白だ。ある意味では、あの人理焼却事件と地球漂白は対になっている」


人理焼却後の世界への影響

人理焼却が阻止されたことで、異聞帯(Lostbelt)の問題が顕在化する。第二部「ロストベルト編」ではこの問題が主軸となる。


特異点の種類とバリエーション

第一部で扱われた「人理定礎に関わる大型特異点」以外にも、様々な性質の特異点が存在することが後続イベントで判明している。

極小特異点(微小特異点)

「今回の微小特異点、場所はオーストラリア。その主要都市のシドニーだね。」(ダ・ヴィンチ、ワンジナ・ワールドツアーより)

「計算によるとあと3日も持たない。所詮は極小の特異点だからね。」(Dr.ロマン)

聖杯の欠片が亡霊の念と結びつくことで発生する小規模な特異点。人理定礎への影響は小さいが、回収することで魔力リソースを得られる。

汚染型特異点(汎人類史への干渉型)

徳川廻天迷宮 大奥イベントで確認された特殊な特異点。

「この特異点は特異点のまま、汎人類史に干渉しようとしているのです。」(シオン)

「特異点は周囲の人類史を汚染し、結果的に人類史という巻物の強度を下げてしまう"染み"。」(シオン)

通常の特異点は自己完結した異常時空だが、この型は周囲の汎人類史を直接汚染するという危険な特性を持つ。

電脳型特異点(SE.RA.PH)

「セラフィックス、現在深度200メートル地点!それにこれは特異点反応です!」(カルデアスタッフ)

アニムスフィア家の海洋油田基地がBBによって電脳化・特異点化したケース。施設全体が疑似霊子で再構成された「電脳迷宮」型特異点。

映画世界型特異点

「今回の特異点は"映画の世界"なんだ。いや、正確に言うと"未完成の映画の世界"かな。」(Dr.ロマン、惑う鳴鳳荘の考察より)

「聖杯の欠片に触れた亡霊の無念」から発生した特殊なケース。特異点の内部で映画(物語)を完成させることが解決の鍵となる。


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