ツタンカーメン
1. 概要
史実のツタンカーメン
古代エジプト第18王朝のファラオ。ミイラ、宝物、そして「ツタンカーメンの呪い」など、20世紀初頭の墓所発掘に起因する圧倒的な知名度を持つ一方、9歳ごろに即位し18歳ごろに没したこと以外、足跡も功績もほとんどが謎に包まれている。一説には病弱な傀儡に終始したともされる。
彼が生きた第18王朝末期は「アマルナ時代」とも称され、信仰・文化面に大きな変化がもたらされた異端の時代であり、後代のファラオによる記録の抹消が行われて情報が著しく欠落した時代でもある。皮肉にも、ツタンカーメンの名が歴史からほぼ消えたことが、彼の墓を後世の破壊や盗掘から守った。1922年、ハワード・カーターと第5代カーナーヴォン卿らが執念の発掘調査の果てに王墓へたどりついたとき、遺骸も5000点を超える副葬品もほとんど手つかずで保存されていた。より富裕なファラオはいくらでもいたにもかかわらず、発見された宝物の数ではツタンカーメンが最多である。
サーヴァントとしての人物像
「英霊としてはあまりに脆弱な身体、王としてはあまりに穏やかな物腰、少年としてはあまりに老成した瞳」――そのすべてに深い叡智と危険な覚悟を宿す弓兵。一人称は「己(うぬ)」、二人称は「汝(みまし)」、語尾は「~にござりまする」という古風な言葉遣いで、身分や関係性にかかわらず誰にでも恭しく接する。
ファラオに似つかわしくないほど温和で献身的な性格であり、相手を否定せず、相手を立て、相手のために動く。「自分というリソースを使い切って得られる最高効率」によって「いかに人や世界のために奉仕するか」を常に考えている。その結果として「独断と独力で勝手に事件を解決する」「裏から手を回して露見する前に問題を解消する」といった手段を選ぶこともしばしばある。イベント中の台詞「己(うぬ)の心配はただひとつ。己(うぬ)が身を尽くす前に落伍(らくご)すること、のみにて」「己(うぬ)は、そうした英霊。自らを礎(いしずえ)とし、他者を生かすもの、にて」がその本質を端的に示す。
本来の適性クラスはキャスターとライダー。アーチャーのツタンカーメンは、乏しい機動性を宝具と魔術で、不安定な魔力運用を様々な小細工で補い、さらにあえて「死者」に近い在り方を選ぶことで稼働力と奥の手の威力を確保している。非常にピーキーな霊基特性だが、単独行動が可能なクラスであることは彼の性格に合っている。
宝具
- 『神々の中、顔美しき者』(ネフェル・ハル・イミイ・ネチェルウ)(対軍宝具・B):世に名高いツタンカーメンの黄金のマスク。敵対するものを自動的に罰する魔術的防衛装置であり、浮遊してある程度の速度で飛行でき、1〜2名なら搭乗もできる。基本的には自律動作し、敵とみなした対象を陽光の概念を有する呪いの矢で撃滅しようとする。高い攻撃性を持つが本質は防具で、狙撃よりも迎撃に力を発揮する。攻防一体の弊害として飽和攻撃時には対魔力が半減する。アーチャー霊基では常時発動型の宝具として所有し、ゲーム中では通常武器として使用される。
- 『過分なる神秘の心臓』(イヴァイヤー・ウェントゥ・ネベデト・ゲレク)(対人宝具・B++):ツタンカーメンの失われた心臓。ステータス隠蔽がかかっており、一定の信頼に至ったマスターにしか開示されない。この宝具を消費することと引き換えにランクB相当の神秘を購うことができ、購おうとする神秘が「心臓を生贄として受け取る怪物や神」であるならランクは大きく向上する。自らの霊核を身体から切り離し、心臓を模したスカラベの護符に宿すことで使用可能となるが、使用は霊核の消滅を意味し通常は退去を免れない。ゆえに彼は使用にきわめて慎重であり、善良ならぬマスターには開示せず、意に反する形での使用には強く抵抗する。
なお、公式プロフィール5には「健康に成長したイフ」――史実にはあり得ない異境の神の恩恵によりファラオにふさわしい肉体(身長174cm・体重63kg)を得たスキル『幻なる日の出の翼』の記述も併載されている。
「極大霊障建築A.C.L.」での役割
初登場イベント「極大霊障建築A.C.L.」に、聖杯に直接喚ばれたサーヴァントとして登場する。第1節でマスターと合流して以降、蓄えた情報を提供し、御饌(ごはん)を差し出し、「己(うぬ)は一介のサーヴァント。敬語も敬称も不要にござりまする」と徹頭徹尾へりくだりながら、実際には特異点崩壊抑制のための最適な増築という自分の願いに向けて動き続ける。ヴィンセント・ヴァン・ゴッホと行動を共にし、ダイダロス、カエサル、イシュタルらの思惑が交錯する事件を解き明かしていく。
物語の核心は第7節「フェイスレス・レイス」にある。黒幕であったテオ――ゴッホの弟テオドルス――がツタンカーメンの身体を乗っ取り、**「テオ=ツタンカーメン」**として顕現するのである。「うまく、いったぞ!! ファラオの体に、太陽神の力を宿したぞ―――!!」と歓喜するテオは、兄ゴッホに向けて「ぼくは純粋に、あんたの破滅を望んでる!」「他人を恐れ、自分と身内を欺き、傷つける罪を!」と憎悪をぶつける。乗っ取られたツタンカーメンは「いかな由(よし)とて、死者が此岸(しがん)に手を伸ばし害をなすは―――それだけは、己(うぬ)が許さぬ」と抗い、第8節では「而(しか)して授けよ、日出神(ケプリ)の翼を!」と『過分なる神秘の心臓』を解放して決着をつける。
エピローグ「レッサー・イービル」ではカルデアに加わり、案内役のゴッホに礼を述べたのち、真っ先に**「カルデア悪人会の長たるモリアーティ教授」**のもとへ挨拶に赴く。そこで「テオどのを見逃したのは、ここまで読んでのことにござりまするか?」「重きものを落として星を割るという発想を、彼に手ほどきせるは、誰なりや?」と、事件の背後にモリアーティがいたことを穏やかに、しかし逃げ場なく突きつける。それでいて最後は「勉強(べんきょー)になりまするー!!」「あえて暴いてはならぬものもあると! やはり汝(みまし)は見込んだ通り、恰好(かっこう)よき悪にて!」と師事を申し出るのだから、彼の底知れなさが際立つ場面である。
「ツタンカーメンの呪い」の正体
同エピローグで本人が語るところによれば――彼は諸事情により、自らの名を人類史から消すのと引き換えに国を、この世を守るつもりだった。しかし結果は裏目も裏目で、全ファラオを差し置いてなぜか彼の名が世に知れ渡ってしまった。ゆえに彼の呪いとは「秘密のおもらし」であり、呪われた者は最も秘密にしたいものを漏らしてしまう。彼自身は呪いの実在を否定しつつも、「未だ信じる者も多いがゆえ、我が英霊としての幻想と『呪い』は切り離せぬもの」と認めている。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル、pure_nice ID 205300)/シナリオ本文「極大霊障建築A.C.L.」第1節〜エピローグ「レッサー・イービル」/バレンタインシナリオ「手作りツタンごはん」
2. 別クラス/バリエーション
3. ステータス
- クラス: Archer
- 真名: ツタンカーメン
- 性別: 男性
- 出典: 史実
- 地域: エジプト
- 属性: 秩序・善
- 身長/体重: 118cm・22kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: YOCO_N(LASENGLE)
- CV: 阿部里果
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | E+ |
| 耐久 | E+ |
| 敏捷 | B+ |
| 魔力 | B+ |
| 幸運 | EX |
| 宝具 | B++ |
4. 宝具
??? (???)
- ランク:
- 種別: 対人宝具
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> + 敵単体に超強力な〔魔性〕特攻攻撃&呪い状態を付与(5ターン)&呪厄状態(呪いの効果量がアップする状態)を付与(5ターン)&高確率で即死効果 + 自身に即死効果【デメリット】
過分なる神秘の心臓 (イヴァイヤー・ウェントゥ・ネベデト・ゲレク)
- ランク: B++
- 種別: 対人宝具
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> + 敵単体に超強力な〔魔性〕特攻攻撃&呪い状態を付与(5ターン)&呪厄状態(呪いの効果量がアップする状態)を付与(5ターン)&高確率で即死効果 + 自身に即死効果【デメリット】
5. プロフィール
キャラクター詳細
古代エジプト第18王朝のファラオ。 ミイラ、宝物、「ツタンカーメンの呪い」など、 20世紀初頭の墓所発掘に起因する高い知名度を有する も、9歳ごろに即位し18歳ごろに没したこと以外、 足跡も功績もほとんどが謎に包まれている。 一説には病弱な傀儡に終始したともされるが……
英霊としてはあまりに脆弱な身体、 王としてはあまりに穏やかな物腰、 少年としてはあまりに老成した瞳…… その全てに深き叡智と危険な覚悟を宿す、 弓兵のサーヴァント。
プロフィール2
ツタンカーメンの生きた第18王朝末期は 「アマルナ時代」とも称され、信仰・文化面で大きな 変化がもたらされた異端の時代だった。後代のファラオ による記録の抹消が行われ、情報が著しく欠落した時代 でもある。 ツタンカーメンの名が歴史からほぼ消えたことは、 ある意味で彼の墓を後世の破壊や盗掘から守った。 1922年、ハワード・カーターと第5代カーナーヴォン卿らが執念の発掘調査の果てツタンカーメン王墓にたどりついたとき、彼の遺骸も五千点を超える副葬品も、 ほとんど手つかずで保存されていた。 より富裕なファラオはいくらでもいたにも拘らず、 発見された宝物の数ではツタンカーメンが最多である。 宝物の数々、そして謎に満ちた彼の人生は、世界中の 人々の関心を今もひきつけてやまない。
プロフィール3
ファラオに似つかわしくないほど、極めて温和で 献身的な性格。 相手の身分や関係性に拘らず恭しく接し、相手を 否定せず、相手を立て、相手のために動く。 「自分というリソースを使い切って得られる最高効率」 によって「いかに人や世界のために奉仕するか」を 常に考えている。 結果として「独断と独力で勝手に事件を解決する」 「裏から手を回して露見する前に問題を解消する」 といった手段を選ぶこともしばしばある。
本来の適性クラスはキャスターとライダー。 アーチャーのツタンカーメンは、乏しい機動性を 宝具と魔術で、不安定な魔力運用を様々な小細工で 補い、さらにあえて「死者」に近い在り方を選ぶことで 稼動力と「奥の手」の威力を確保している。 非常にピーキーな霊基特性といえるが、単独行動が 可能なクラスであることは彼の性格に合っており、 総合的には活躍できる可能性を秘めている。
プロフィール4
『神々の中、顔美しき者』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:20人
ネフェル・ハル・イミイ・ネチェルウ。 世に名高き、ツタンカーメンの黄金のマスク。 敵対するものを自動的に罰する魔術的防衛装置。 浮遊し、ある程度の速度で飛行することが可能。 1~2名であれば搭乗することもできる。 ツタンカーメンの意志により操ることもできるが、 基本的には自律的に動作し、ツタンカーメンの敵と みなした対象を、陽光の概念を有する呪いの矢で 撃滅しようとする。 高い攻撃性を持つが本質的には防具であり、 狙撃よりは迎撃に力を発揮する。装備すれば強固な 防御力を与えるが、攻防一体の弊害で、 飽和攻撃時には対魔力が半減する。 アーチャーのツタンカーメンは常時発動型の宝具として 所有する。『FGO』では通常武器として使用。
プロフィール5
(一定の信頼に至ったマスターに対してのみ、 以下の宝具の情報が開示される)
『過分なる神秘の心臓』 ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
イヴァイヤー・ウェントゥ・ネベデト・ゲレク。 ツタンカーメンの失われた心臓。 ステータス隠蔽がかかっており、マスターが一方的に 知ることはできない。 この宝具を消費することと引き換えに、ランクB相当の 神秘を購うことができる。 もし購おうとする神秘が「心臓を生贄として受け取る 怪物や神」であるならランクは大きく向上する。 自らの霊核を身体から切り離し、心臓を模したスカラベ の護符に宿すことで使用可能となる。 使用は霊核の消滅を意味し、通常は退去を免れないため ツタンカーメンは使用にきわめて慎重である。 善良ならぬマスターには開示しないし、彼の意に反する 形での使用には強く抵抗するだろう。 強力な魔力増幅装置としてのポテンシャルもあるが、 幼く脆弱な肉体ではその真価を発揮できない。
(以下はカルデアと契約した霊基が至った 『健康に成長したイフ』のスペックである)
身長/体重:174cm・63kg
○幻なる日の出の翼:B 史実にはあり得ない異境の神の恩恵により、 ファラオにふさわしい肉体を得る。 魔力運用の改善・安定化にともない、宝具の 安定的で継続的な運用が可能となる。
プロフィール6
あるクエストをクリアした時に明かされます
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
登場する章
- 極大霊障建築A.C.L. — この章で 2857 行の発言
関連する概念礼装
- 絆礼装『母なる心臓』 — 本人の絆礼装
- 概念礼装『手作りツタンごはん』 — プロフィールが本人に言及
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- EX章 屍の帝都
8.3 イベント
- 極大霊障建築A.C.L.
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- Ⅱ号機
- 『神父』の使い魔
- 『術師』の使い魔
- アイリスフィール
- アスクレピオス
- アステリオス
- アストライア
- アビゲイル・サンタ
- アポロン
- アルテラサンタ
- アーサー
- アーラシュ
- イアソン
- イシュタル
- イスカンダル
- イプシロン
- エウリュアレ
- エウロペ
- エミヤ
- エミヤ・オルタ
- エリザベート
- エリザベート(シンデレラ)
- エリザベート(ハロウィン)
- エリザベート(ブレイブ)
- エリセ
- エルメロイⅡ世
- オジマンディアス
- カイニス
- カエサル
- クレオパトラ
- (他 81 キャラ)
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