ドゥルガー
1. 概要
1.1 出自・真名
インド神話の戦女神ドゥルガー。シヴァの神妃であり、優美の女神パールヴァティーと同一視される(あるいはその別側面とされる)。天界が強大な魔神に襲われた際、神々の怒りの光が集まって生まれたのがドゥルガーであると伝えられ、シヴァの三叉戟、ヴィシュヌのチャクラム、インドラの雷といった神授の武具を与えられて魔神を討った。名の意味する「近付き難い者」は、元は魔神の名であったともされ、その魔神を討った功績により彼女が名を奪ったのだという異伝も公式プロフィールに紹介されている。
FGOにおいては「ある人間の少女を依り代とした、女神ドゥルガーの疑似サーヴァント」。柔和なパールヴァティーとは対極に位置し、「魔なるものを壊し殺すことのみに注力する、殺戮と戦闘の女神」「ヒンドゥーの神々の力を結集して作り出された、殲滅兵器のような存在」と、身も蓋もない言い切りで定義されている。
1.2 人物像――「神務」を遂行するシステム
静かなる怒りと清澄な威圧感を常に纏い、口調や態度は丁寧でありながら「魔を殺すシステム」のように動く。一人称は「私」「我」「当女神」。任務にあたる語として「神務」を用いる。私的な欲を表に出すことはほとんどないが、これは人間を愛していないからではなく「人を愛するのはパールヴァティーの仕事」という役割分担の意識によるもので、むしろ人間は好きである、と明記されている。
シナリオでもこの人物像は徹底しており、絆礼装イベント「トリシューラチョコ」では「伝達者よ。当女神はこれよりあなたとの時間の共有を要請します」と切り出し、「愛と穏やかさはパールヴァティーの領分。そちらは彼女に任せることにしました」と述べる。終章「スパイラル・レイザー」の戦闘参加時には「現着しました。当女神は速やかに殲滅を開始します」「神罰、執行」の二言で済ませてしまう。
1.3 宝具とカーリー
宝具『怒りよ、願いよ、魔を鏖殺する女神よ(マハーマーヤー/マヒシャースラマルディニー)』は「魔神マヒシャを殺すもの」の意で、種別は前例の少ない殲滅宝具。真名解放時には神授の十装の真名解放も連動し、シヴァの三叉戟の光、ヴィシュヌのチャクラム、インドラの雷が一斉に活性化する。
第三再臨(奏章Ⅰクリア+絆Lv.5で開放)はカーリーの物語である。シュムバ・ニシュムバ兄弟との戦いの折、ドゥルガーの額の第三の目から現れた恐怖の女神であり、「怒りから生まれたドゥルガーの、さらなる怒りから生まれた存在」。第二宝具『世界を砕く勝利の舞踏(サンハーラ・カーリー)』は対界宝具で、血に酔ったカーリーが世界を砕くまで踊り続け、シヴァが自ら足下に寝そべって衝撃を吸収するまで止まらないという終末の舞。カルデア式召喚で現界しているカーリーの宝具は、枷と安全装置によってダウンサイジングされた別物であるとわざわざ断られている。
1.4 FGOでの登場
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』で実装。同章では愛の神カーマに対して「正しい。貴方は当女神の機能を正しく認識しています」と応じ、「私が此処に在るということは、それすなわち神々の命が此処に在るということ」と自らの存在意義を述べる。幕間の物語「殲滅女神かくあれかし」(181発話)ではカーリーの顕現を巡り、「可能な限り多くの、様々な形の怒りが望ましいです」「熱く燃えれば燃えるほど良いでしょう」と怒りを集めさせる、殲滅女神らしい一幕がある。バレンタイン2024「戦う者へ祝福あれ」では、無言で見つめてくる(じー)といった描写や「会いたいと思っているのは事実ですが、それが神務に何かの影響を及ぼすことはありません」といった、システムの隙間から人間味が漏れる台詞が拾える。
※無印はゲーム内公式プロフィール/公式マテリアルおよびゲーム内シナリオ本文に基づく記述(プロフィール原文は本ページ §5 を参照)。【要検証】はローカル一次ソースで裏付けを取れていない他作品由来の設定・考察。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル tools/data/pure_nice/204800.json) / ゲーム内シナリオ全文コンコーダンス(tools/data/concordance/lines.jsonl、speaker「ドゥルガー」の発話295件)
2. 別クラス/バリエーション
- 同一視される女神: Lancer/パールヴァティー
- 神授の武具を与えた神々: Lancer/インドラ
- 奏章Ⅰ共演: Assassin/カーマ / Lancer/ビーマ
3. ステータス
- クラス: Archer
- 真名: ドゥルガー
- 性別: 女性
- 出典: インド神話
- 地域: インド
- 属性: 秩序・中庸
- 身長/体重: 156cm・46kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: STAR影法師
- CV: 下屋則子
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | EX |
| 耐久 | B |
| 敏捷 | B+ |
| 魔力 | EX |
| 幸運 | C |
| 宝具 | EX |
4. 宝具
怒りよ、願いよ、魔を鏖殺する女神よ (マヒシャースラマルディニー)
- ランク: EX
- 種別: 殲滅宝具
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
自身に〔天の力を持つ敵〕特攻状態を付与(1ターン) + 敵全体に強力な〔魔性〕特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ>&防御力をダウン(3ターン)
5. プロフィール
キャラクター詳細
ドゥルガーはインド神話における戦いの女神である。 シヴァの神妃であり、優美の女神パールヴァティーと 同一視(あるいはその別側面だと)される。 現在では三つの目と複数の腕を持った美しい女性の姿で描かれることが多い。
天界が強大な魔神に襲われた際、神々の怒りの光が集まり生まれたのがドゥルガーだと伝えられている。 神々は三叉戟、チャクラム、槍など、それぞれが持つ 象徴的な武具を彼女に与えた。 彼女はそれらの神授の武具で魔神に襲いかかり、 戦いの果てに見事その討伐に成功したという。
プロフィール2
ある人間の少女を依り代とした、女神ドゥルガーの疑似サーヴァント。神々の怒りより生まれし戦闘の女神。
ドゥルガーはシヴァやヴィシュヌをはじめとした、 多くの神々の怒りの光から生まれた存在である。 それは天界を襲った魔神マヒシャを殺すためであり、 その目的からすれば当然に、ドゥルガーは神々から数多くの武具を与えられた。
生誕においても、武具の贈与においても、 数多の神々の力が「魔神を殺すものを作る」というただ一点に向けて集約されたのだから、そうして生まれたものがどんな存在となったかは推して知るべし。
柔和な優美の女神パールヴァティーとは対極に存在し、 魔なるものを壊し殺すことのみに注力する、殺戮と戦闘の女神。 それこそがドゥルガー。 ヒンドゥーの神々の力を結集して作り出された、 殲滅兵器のような存在である。
プロフィール3
静かなる怒り、清澄な威圧感のようなものを常に身に纏っており、悪しきものは近付いただけで弾け飛ぶのでは、と思わせるような雰囲気を持つ。
口調や態度は丁寧ながら、「魔を殺すシステム」のように動き、私的な欲を表に出すことはほとんどない。 人を愛するのはパールヴァティーの仕事、と考えている。(けっして愛していないわけではなく、むしろ人間は好きなのだが、役割の違いから表には出さないようにしている)
「任務」のような意味合いで「神務」という言葉を用いる。
プロフィール4
○マハーマーヤー:EX 大幻力。 呪術的な力の根源である大いなる幻力は、女神として神格化され、さらにはドゥルガーと同一視された。 すなわちマハーマーヤーとはドゥルガー女神の別名でもある。
○近付き難い者:A 「ドゥルガー」という名が意味するもの。 これは元々魔神の名であったともされ、 以下のような神話も語られている。
かつて神々を追放するほどの力を持った魔神がいた。 神々に助けを請われたシヴァが妻に対処を託すと、彼女は千本の腕を生み出すなどして魔神の軍勢と戦い、さらには投げつけられた山を七つに砕き、最後には矢を魔神の胸に撃ち込んで殺した。 その功績から、彼女は魔神の名を奪い、ドゥルガーと 名乗るようになったのだという。
プロフィール5
『怒りよ、願いよ、魔を鏖殺する女神よ』 ランク:EX 種別:殲滅宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:500人
マヒシャースラマルディニー。 意味は「魔神マヒシャを殺すもの」。 ドゥルガーの神話として最も有名な、マヒシャという 魔神を殺したエピソードが宝具として昇華されたもの。
彼女は全世界を覆うような光と共に、水牛の魔神であるマヒシャに神授の武具で襲いかかり、魔神の軍勢のことごとくを殺したという。手下を失ったマヒシャはライオン、人間、象、さらに水牛へ、と姿を変えながら戦ったが、最後には彼女に殺されたと伝えられている。
この宝具が真名解放されると、神授の十装の真名解放も連動して同時に行われ、シヴァの三叉戟の光、ヴィシュヌのチャクラム、インドラの雷などが一斉に活性化し、敵を一切の容赦なく殲滅する。
プロフィール6
(第三再臨) ドゥルガーがシュムバとニシュムバという兄弟の魔神と争った際、チャンダとムンダという手下の魔神とも戦った。 敵が近付くとドゥルガーは怒り、その額の第三の目から怖ろしい顔の女神が現れたという。 つまり怒りから生まれたドゥルガーの、さらなる怒りから生まれた存在、それがカーリーである。
ドゥルガーをさらに怖ろしい姿にした、恐怖の女神。 魔神を食い殺し血を啜る、殺戮と破壊の化身。 出自として上記のような神話はあれど、ドゥルガーやパールヴァティーと同一視され、あるいはそれ以上の宇宙的な全能性を持つ女神としても扱われる。
『世界を砕く勝利の舞踏』 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:― 最大捕捉:―
サンハーラ・カーリー。 勝利と血に酔ったカーリーが踊るという、終末を呼ぶダンス。 魔神たちを殺し尽くしたあと、血に酔ったカーリーは、 大地が割れ、世界が砕けるような激しい踊りを始めた。 神々はシヴァにそれを止めるよう頼み、シヴァが声をかけたが、彼女の耳には届かなかった。 そこでシヴァは彼女の足下に寝そべり、その身体で衝撃を吸収することにした。 シヴァを踏みつけたことで、カーリーはようやく正気を取り戻したという。
大地震をはじめとした大地の終焉、人類には対処不能な規模の天変地異を引き起こす宝具。 この宝具は本来、彼女の意志ではなく、戦闘後にのみ自動的に真名解放が為される(可能性がある)ものである。 その戦いが苛烈で、流血が多く、彼女にとって高ぶるものであればあるほど発生する確率が高い。
世界が砕けるか、彼女の魔力が尽きて消滅するか、 シヴァを踏むかするまで、この宝具は停止されない。
カルデア式召喚で現界しているカーリーの宝具は、その名前こそ同じであるが、枷や安全装置の影響でダウンサイジングされた、中身の異なるものである。
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
登場する章
- 幕間の物語 — この章で 181 行の発言
- 奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン — この章で 37 行の発言
関連する概念礼装
- 絆礼装『勇猛なる神獣』 — 本人の絆礼装
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- EX章 虚月館
- EX章 屍の帝都
- バレンタイン2024 ~チョコレート・リバーのその先に~
8.2 幕間の物語
- 幕間の物語に登場
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- アシュヴァッターマン
- アスクレピオス
- アルジュナ
- アルテミス
- アンドロメダ
- アーユス
- インドラ
- オシリスの塵
- オリオン
- カイニス
- カルナ
- カーマ
- カーリー
- ガネーシャ
- ケツァル・コアトル
- コロンブス
- シオン
- ジャック
- セレシェイラ
- ダ・ヴィンチ
- テスカトリポカ
- テノチティトラン
- テル
- ドゥリーヨダナ
- ナビゲーター
- ナーサリー・ライム
- バニヤン
- パッションリップ
- パールヴァティー
- ビーマ
- (他 17 キャラ)
このセクションはシナリオデータから自動生成されました。