雑賀孫一
1. 概要
雑賀衆とは日本の戦国時代に存在した鉄砲傭兵集団であり、その頭領と伝わるのが雑賀孫一である。織田信長と本願寺との戦いなど数々の戦でその名を轟かせたが、当人については不明な点が多く、「孫一」の名は代々襲名されるものであったという説もある。公式プロフィールはこれを「モデルとなった人物が複数存在しているせいであろうか」と説明し、FGOはこの襲名説を全面的に採用して独自の設定を組み立てている。
雑賀衆はその高い軍事力と他の追随を許さない鉄砲技術により、あらゆる勢力にその力を請われた。「雑賀は誰の味方にでもなり、誰の敵にでもなる」——だが、それゆえ時の権力者に疎まれ、やがて滅亡の道を辿ることになる。雑賀の掟は自身の強大な力を戒めるための縛りでもあったが、それゆえ掟に縛られた在り方は歪み、雑賀は壊れていった。「そうして残ったのが最後の雑賀である私」——というのが、このサーヴァントの立ち位置である。
FGOにおける彼女の正体は、幼少時に異国で攫われて日本へ来た名もない少女である。売られるところを先代の雑賀孫市に救われて雑賀衆に加わり、蛍の名はその時につけられた。その後、雑賀としての訓練を受けて眠っていた才能を開花させ、よそ者でありながら頭領の名を受け継ぐ資格を得るほどの実力を示す。蛍は三代目として「孫一」を継承し、本能寺の変後は羽柴秀吉につき、その天下統一に少なからず貢献した。だが秀吉の天下統一後、突如として三代目を辞し雑賀の里を出ることとなる。なお作中でも「あなたが言っているのは先代の孫市、わたしは三代目雑賀孫一。『いち』の字が違う」と自ら訂正しており、孫「市」と孫「一」の表記の違いが世代の区別として機能している点に注意が必要である。
彼女の悲劇はプロフィール7に凝縮されている。「いつも私は騙される」——故郷から攫われた時も騙され、先代が殺された時も騙された。仇を討とうと雑賀を出たが、それは彼女に頭領をやらせたくなかった他の雑賀の嘘だった。それを信じて仇を探して各地を転々とし、旅の途中で助けを求める人を助けては助けた人に騙され、依頼を受けても礼金は後で払うと言われてまた騙される。そうしているはずもない仇を探して彷徨い続け、最後に騙されたことを知って死んだ。「騙されるのは私が馬鹿だから仕方ない。それでも誰かを騙すよりはきっといい」と述懐しつつ、「でも、もしかしたら私はずっと探していたのかもしれない。いるはずもないそういう人を。——だから私は騙される」と結ばれる。騙され続けることを選んだのは、信じるに足る人間がいると信じたかったから、という読み方を許す締めくくりである。
FGOでの主な登場舞台は、ぐだぐだ系イベント**「戦国暴走高道・MAKAI」**。第七節「雑賀エレジー」では、先代・雑賀孫市に拾われた過去に触れる。「ローンガンナー雑賀」では「そういうのは他の雑賀が全部やってくれたから、わたしは目標を殲滅するだけで済んだ」と兵士としての自分を淡々と語る。一方で「魔甲斐ゴールドラッシュ」では今川埋蔵金を追って「あわよくば埋蔵金で一攫千金、これは雑賀も再興する予感。おかずも増やせる」と食い気を見せ、「ぐだぐだハシゴ酒」では酔って「マスターに四代目雑賀を継いでほし……、わたしと一緒に雑賀を……」と口走るなど、コミカルな一面も持つ。第十二節では「困ったことがあったらいつでも喚んで、わたしの雑賀があなたを守るから」と告げ、カルデアに居場所を見出していく。バレンタインシナリオ「銃と蛍とチョコレート」では、里の子に髪の色でいじめられたが「そんなの飢え死にすることに比べたらどうってことない」と語るなど、拾われ子としての生い立ちがさらに掘り下げられる。
宝具は**『銃神・八咫烏(じゅうしん・やたがらす)』(ランクC・対人宝具、レンジ1〜50/最大捕捉1人)。自身を一種のトランス状態に置いて戦闘術理を展開し、数々の銃器による飽和攻撃で対象を殲滅する必滅奥義である。雑賀衆は古来の伝承神を持たない新しい武装集団であったが、それゆえ存在しない新たな神を求めて人の中にその力を祈った**——現代でいう戦場のマインドコントロールや自己催眠に近いが、より呪術的で、巫女の神楽舞に近い技術体系とされる。なお代々の雑賀頭領はこのように銃にまつわる特徴的な宝具を持つらしい。彼女自身の弁は「遠くから撃って当たらなければ、近寄って撃てばいい。これはかしこい戦術」。
保有スキルは「八咫烏の目」(B/不思議な色をたたえる瞳。本来の力は対象の霊的活動を視覚化する魔力サーモグラフィー)、「雑賀流居合銃術」(A/早打ちと零距離銃術に特化した暗殺殺法。「狙撃を捨てた銃の利点どこだよ系武術」であり、雑賀の頭領でありながら狙撃を苦手としているのは内緒とのこと)、「蛍火」(B/体に纏う魔力オーラ。蛍の名の由来で、本気を出すと周囲に淡い燐光が浮かぶが隠密任務時は目立つので困る)。さらに設定上のスキルとして「雑賀継承」(C/霊基消滅時に次代の頭領を自動召喚する代々の頭領のスキル。ただし最後の雑賀である彼女には後に続く者がいないため発動することはない。「というわけで後継ぎを募集中」)、「単独行動」(A/自信はあるがおなかが減りやすいのでたくさんの携帯食料が必要)、「道具作成(銃)」(D)、「対魔力」(D/「あんまり信用できないかも」)を持つ。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル/pure_nice ID 205200)、FGOイベントシナリオ(戦国暴走高道・MAKAI、バレンタイン「銃と蛍とチョコレート」ほか、ローカル全文コンコーダンス)
2. 別クラス/バリエーション
(現在、別クラスの霊基は実装されていない)
3. ステータス
- クラス: Archer
- 真名: 雑賀孫一
- 性別: 女性
- 出典: 史実
- 地域: 日本
- 属性: 秩序・善
- 身長/体重: 150cm・38kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: しらび
- CV: 大空直美
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | C |
| 耐久 | D |
| 敏捷 | B |
| 魔力 | D |
| 幸運 | C |
| 宝具 | C |
4. 宝具
銃神・八咫烏 (じゅうしん・やたがらす)
- ランク: C
- 種別: 対人宝具
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
自身のQuickカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Busterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> + 敵単体に超強力な攻撃&クリティカル発生率をダウン(3ターン)
5. プロフィール
キャラクター詳細
雑賀衆とは日本の戦国時代に存在した鉄砲傭兵集団であり、その頭領と伝わるのが雑賀孫一である。
織田信長と本願寺との戦いなど、数々の戦にてその名を轟かせた孫一であるが、その当人については不明な点が多い。
孫一という名は代々襲名されるものであったという説もあるが、モデルとなった人物が複数存在しているせいであろうか。
プロフィール2
雑賀衆はその高い軍事力と他の追随を許さない鉄砲技術により、あらゆる勢力にその力を請われ、数多の戦場でその名を轟かせた。
雑賀は誰の味方にでもなり、誰の敵にでもなる。
その力をあらゆる勢力が欲したが、それ故に時の権力者に疎まれ、やがては滅亡の道を辿ることとなってしまった。
雑賀の掟は自身の強大な力を戒めるための縛りでもあったが、それ故に掟に縛られたその在り方は、歪み、雑賀は壊れていった。
「そうして残ったのが最後の雑賀である私」
プロフィール3
幼少時に異国で攫われ、日本へ来た名もない少女。売られる所を先代の雑賀孫市に救われ雑賀衆に加わることとなる。蛍の名はその時につけられたもの。
その後、雑賀としての訓練を受け、眠っていた才能を開花させる。その実力は、よそ者でありながら頭領の名を受け継ぐ資格を得るほどのもの。蛍は三代目として孫一を継承、本能寺の変後の羽柴秀吉につき、彼の天下統一に少なからず貢献した。だが、秀吉の天下統一後、突如として三代目を辞し雑賀の里を出ることとなる。
○対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 あんまり信用できないかも。
○単独行動:A マスター不在でも行動できる。 単独での作戦行動には自信があるが、おなかが減りやすいのでたくさんの携帯食料が必要。 宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は更にマスターのバックアップが必要。
○道具作成(銃):D 銃に限定された魔術的な武装を作成する技能。新しい技術を取り込むことを得意としていた雑賀衆であるため、その目で見た銃器の特性を自分の武装に反映し、改変、使用することが可能。
プロフィール4
○八咫烏の目:B 不思議な色をたたえる瞳。目がいいのは勿論だが、本来の力は対象の霊的活動を視覚化する能力。魔力サーモグラフィー。
○雑賀流居合銃術:A 早打ちと零距離銃術に特化した暗殺殺法。狙撃を捨てた銃の利点どこだよ系武術。 雑賀の頭領でありながら狙撃を苦手としてるのは内緒。
○蛍火:B 孫一が体に纏う魔力オーラ。蛍の名はここから来ている。本気を出した時など自身の周囲に淡い燐光が浮かぶが隠密任務時は目立つので困る。
○雑賀継承:C 代々の雑賀の頭領が持つ特殊なスキル。自身の霊基消滅時に次代の頭領を自動召喚することが出来る。ただ、最後の雑賀である孫一は後に続く者がいないため、このスキルが発動することはない。
「というわけで後継ぎを募集中」
プロフィール5
『銃神・八咫烏』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
じゅうしん・やたがらす。 自身を一種のトランス状態にし戦闘術理を展開、数々の銃器による飽和攻撃で対象を殲滅する必滅奥義。 雑賀衆は古来の伝承神を持たない新しい武装集団であるが、それ故存在しない新たな神を求めて、人の中にその力を祈った。
現代で言う所の戦場におけるマインドコントロール、自己催眠に近いが、それよりも呪術的であり、巫女の神楽舞に近い技術体系。
余談ではあるが代々の雑賀頭領はこのように特徴的な銃にまつわる宝具を持つらしい。
「遠くから撃って当たらなければ、近寄って撃てばい い。これはかしこい戦術」
プロフィール6
―――いつも私は騙される。
いつもそう。故郷から攫われた時も騙された。先代が殺された時も騙された。仇を討とうと雑賀を出たけど、それは私に雑賀の頭領をやらせたくなかった他の雑賀の嘘だった。
私はそれを信じて仇を探し、各地を転々とした。そうして旅の途中で助けを求める人を助け、助けた人に騙される。依頼を受けても、礼金を後で払うと言ってまた騙される。
いつも私は騙される。きっと私は馬鹿なんだろう。人を見る目がないんだろう。だから私は、何度も何度も騙される。ずっとずっと騙される。
そうして、いるはずもない仇を探して彷徨い続け、最後に騙されたことを知って私は死んだ。
騙されるのは私が馬鹿だから仕方ない。それでも誰かを騙すよりはきっといい。でもなんでだろう、いくら馬鹿でもそこまで意地を張ることはなかった気がする。
でも、もしかしたら私はずっと探していたのかもしれない。いるはずもないそういう人を。
―――だから私は騙される。
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
登場する章
- 戦国暴走高道・MAKAI — この章で 78 行の発言
関連する概念礼装
- 絆礼装『受け継がれる魂』 — 本人の絆礼装
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- EX章 屍の帝都
8.3 イベント
- 戦国暴走高道・MAKAI
- 幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- Ⅱ号機
- お竜さん
- ちびノブ隊長
- アイリスフィール
- アストライア
- アビゲイル・サンタ
- アルテラサンタ
- アーサー
- アーラシュ
- イスカンダル
- イプシロン
- エミヤ
- エミヤ・オルタ
- エリザベート
- エリザベート(シンデレラ)
- エリザベート(ハロウィン)
- エリザベート(ブレイブ)
- エリセ
- エルメロイⅡ世
- オジマンディアス
- カエサル
- カブキマスター阿国
- カルデアお仕置き人
- クレオパトラ
- クー・フーリン
- グレイ
- ケツァル・コアトル・サンバ・サンタ
- ゴッホ
- ゴルドルフ
- サンタオルタ
- (他 111 キャラ)
このセクションはシナリオデータから自動生成されました。