ドゥリーヨダナ
1. 概要
『マハーバーラタ』の悪役。 ビーマやアルジュナの敵。 意外と面倒見が良い。
ドゥリーヨダナはインド古代叙事詩『マハーバーラタ』における主要登場人物の一人であり、アルジュナ・ビーマたちパーンダヴァ五王子と対立したカウラヴァ百王子の長兄。彼の母ガーンダーリーは聖仙により「百人の子を産む」と祝福を受けていたが、産み落とされたのは一つの肉塊であった。聖仙がそれを分けて百個の壺に入れたところ、そこから百人の男子が生まれたという。生誕時には様々な不吉な現象が起こったとされ、識者は王にその子を棄てるよう勧めたが受け入れられなかった。彼は悪魔カリの化身であるとも語られる(スキル『凶兆の申し子:EX』)。
五王子の長男ユディシュティラが徳と知性に優れ次代の王候補と目されていたため、ドゥリーヨダナは彼らを目の敵にした。怪力無双のビーマの暗殺を図り、あるいは五王子の家を燃えやすい素材で造らせて焼き殺そうとしたが、ことごとく失敗に終わる。長老ビーシュマの裁定により領土を半分ずつ分けて暮らすことになったものの、豊かになったユディシュティラの即位式の豪華さに圧倒されて再び嫉妬に狂い、叔父シャクニと共謀した骰子賭博で五王子から全てを取り上げた。五王子は十二年を森で、その後の一年を誰にも知られず暮らすことを強いられ、十四年目の帰還が一族全体を巻き込むクルクシェートラの大戦争を招くことになる。
カルナとの絆は彼を語るうえで欠かせない。王族の前で武芸を披露する催しでアルジュナの見事な腕前に嫉妬と憎悪を溢れさせていたとき、観客の前に進み出てアルジュナに対決を挑んだのがカルナだった。ドゥリーヨダナは彼の味方となって喜び、身分違いにより決闘が認められないと知るや「身分が違うなら自分がカルナを王にしよう」と一国の王座を与えた。これによりカルナとドゥリーヨダナは家族にも等しい親密な関係となり、大戦争でもカルナは百王子側について戦うこととなる。クリシュナにも認められる棍棒術の達人であったドゥリーヨダナ自身は、最終的にビーマとの一騎打ちに敗れ、アシュヴァッターマンに後を託して死亡した。
スキル『人悪のカリスマ:B-』は、彼の持つ人間味に溢れたカリスマを示す。すぐに人を嫉み、羨み、憎む小心者ではあったが、同時に見捨てられない魅力を具えていた。数々の悪行にもかかわらずカウラヴァ側の旗頭として大戦争を戦い抜けたのは、彼についていく者もそれだけいたということであり、単なる小悪党ではありえない――とはいえ「合わない者にはまったく合わない」とも明記されている。
宝具『一より生まれし百王子(ジャイ・カウラヴァ)』は、一つの肉塊より生まれた百王子たちを一斉に召喚する対軍宝具。同じ肉塊より生まれた以上、霊的には弟たちはドゥリーヨダナと同一存在であるとも言え、その繋がりを利用して強引に喚び出される。征服王の軍勢のように一人一人が名だたる英雄というわけではないが、血の繋がりによる高い連携力で押し切る。なお、程度の差はあれ性格はだいたい兄と似たようなもの、つまりは基本的にロクデナシ集団である。
絆Lv.5(奏章Ⅰクリア後)のプロフィールは、百人の兄弟に加えてただ一人の妹ドゥフシャラーにも触れている。母の「女の子もいたらいいのに」という想いを受け、聖仙が最後に準備した百一個目の肉塊から生まれた彼女は、百人の兄弟と夫ジャヤドラタ王を殺されてなお、勇気ある懇願によってアルジュナとの戦闘を中止させた。憎しみの連鎖を終わらせることを選んだのである。
FGOでの主な登場は「奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン」(708発言)で、聖杯戦争の一角として物語に絡む。「幸福累計都市 ドバイ」第10・11節「Old Dubai」ではスパイス市場を案内し、マスターに装身具を見立てるなど面倒見の良さを発揮。「ミスティックアイズ・シンフォニー」では梁山泊の一〇八人を「うはは、遅い遅い!」と笑い飛ばし、バレンタインシナリオ「偉大なるわし様が選んだ最高の帯」では「わし様は豪華絢爛と金満でその名を知られた最強の王子だぞ」と自称しつつ、マスターの帯を自ら巻き直してやっている。
出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル『ドゥリーヨダナ』/tools/data/pure_nice/704600.json)、ゲーム内シナリオ(「奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン」「幸福累計都市 ドバイ」「ミスティックアイズ・シンフォニー」ほか/tools/data/concordance/lines.jsonl)
2. 別クラス/バリエーション
- カルナ — 一国の王位を与えた無二の友
- アルジュナ / アルジュナ〔オルタ〕 — 宿敵パーンダヴァ五王子の三男
3. ステータス
- クラス: Berserker
- 真名: ドゥリーヨダナ
- 性別: 男性
- 出典: マハーバーラタ
- 地域: インド
- 属性: 秩序・悪
- 身長/体重: 190cm・90kg
- 設定作成: (設定作成者)
- キャラクターデザイン: pako
- CV: 藤沼建人
| パラメータ | ランク |
|---|---|
| 筋力 | A+ |
| 耐久 | B |
| 敏捷 | D |
| 魔力 | B |
| 幸運 | A |
| 宝具 | B |
4. 宝具
一より生まれし百王子 (ジャイ・カウラヴァ)
- ランク: A
- 種別: 対軍宝具
- レンジ: -
- 最大捕捉: -
敵全体に確率でQuick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで確率アップ>&確率でArts攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで確率アップ>&確率でBuster攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで確率アップ>&強力な攻撃
5. プロフィール
キャラクター詳細
ドゥリーヨダナはインド古代叙事詩「マハーバーラタ」における主要登場人物の一人。アルジュナ・ビーマたち五王子と対立した百王子の長兄である。
彼の母親は聖仙により「100人の子を産む」と祝福を受けていたが、産み落とされたのは一つの肉塊であった。聖仙がそれを分けて100個の壺に入れたところ、そこから100人の男子が生まれたという。
ドゥリーヨダナは五王子たちと事あるごとに反目し、 彼らが王国を追放される原因となるイカサマ賭博を叔父と共謀して行った。 そして追放期間を終えて帰ってきた五王子たちも受け入れず、一族全体を巻き込んだクルクシェートラの大戦争を引き起こすことになった。
クリシュナにも認められるほどの戦士、棍棒術の達人であったドゥリーヨダナだったが、最終的にはビーマとの一騎打ちに敗れ、アシュヴァッターマンに後を託して 死亡した。
プロフィール2
五王子の長男ユディシュティラは徳と知性に優れており、次代の王候補と目されていたため、ドゥリーヨダナは彼をはじめとした五王子を目の敵にした。 五王子の次兄、怪力無双のビーマを暗殺しようとしたり、あるいは五王子の家を燃えやすい素材で造らせ、火をかけて諸共に焼き殺そうとしたりしたが、ことごとく失敗に終わる。
ある日、王族の前で武芸を披露する催しが行われた際、アルジュナたちがあまりにも見事な腕前を披露し、ドゥリーヨダナは嫉妬と憎悪を溢れさせた。そのとき観客の前に進み出て、アルジュナに対決を挑んだのがカルナである。 カルナが見せた見事な腕前は五王子たちの勢いを削ぎ、ドゥリーヨダナは彼らに一泡吹かせたカルナの味方となって喜んだ。 カルナはさらにアルジュナとの決闘を求めたが、王族であるアルジュナとの身分違いにより決闘は認められなかった。そこでドゥリーヨダナはその決定に異議を唱えるとともに、身分が違うなら自分がカルナを王にしよう、と一国の王の座を与えた。 これによりカルナとドゥリーヨダナは家族にも等しい親密な関係となり、大戦争でもカルナは百王子側について戦うこととなった。
プロフィール3
クル族の長老ビーシュマの裁定により、成長したパーンダヴァ五王子とドゥリーヨダナたち百王子は領土を半分ずつに分けて暮らすことになった。
やがてユディシュティラは与えられた地を豊かにし、 偉大なる王としての式を行う。 そこに招待されたドゥリーヨダナはその式のあまりの 豪華さに圧倒され、様々な恥を搔かされ、再び嫉妬に狂った。 そこで叔父であるシャクニと共謀し、骰子(さいころ)賭博で五王子の全てを取り上げる計画を立てる。 賭博に目がないというユディシュティラの弱点を突いたその計画は見事に成功し、結果として五王子たちは全てを失うことになった。12年間を森で暮らし、その後の1年を誰にも知られず暮らすことを強いられた。
14年目になって彼らが帰還し、そして巻き起こったのがクル族の大戦争である―――
プロフィール4
○人悪のカリスマ:B- 彼の持つ人間味に溢れたカリスマを示すスキル。 彼はすぐに人を嫉み、羨み、そして憎む小心者ではあったが、同時に見捨てられない魅力を具えていた。 様々な悪行や褒められない行為の結果として大戦争の引き金を引いたにもかかわらず、カウラヴァ側の旗頭として大戦争を戦ったということは、彼についていく者もそれだけいたということである。 もし彼が単なる小悪党であったとしたらそれほどの人間はついてこなかっただろう。 クルの王族として、一定の魅力、評価される人間性を持っていたと考えられる。 とはいえ合わない者にはまったく合わない。
○凶兆の申し子:EX 彼が生まれたとき、様々な不吉な現象が起こったとされる。一族に災いを呼ぶとして、識者は王にその子を棄てることを勧めたが、王は受け入れなかった。 結果として彼は一族に滅びをもたらす大戦争を引き起こすことになる。 また、彼は悪魔カリの化身であるとも語られている。
プロフィール5
『一より生まれし百王子』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
ジャイ・カウラヴァ。 カウラヴァの勝利、カウラヴァ万歳、を意味する。 ドリタラーシュトラとガーンダーリーの子たち、カウラヴァの長兄として、一つの肉塊より生まれた百王子たちを一斉に召喚する宝具。 同じ肉塊より生まれたものである以上、霊的には弟たちはドゥリーヨダナと同一存在であるとも言える。 その繋がりを利用して強引に喚び出される、武装した王子たちで構成された一軍。 その中にはドゥフシャーサナやヴィカルナなど名が知られている者もいるが、征服王の軍勢のように一人一人が全て名だたる英雄というわけではない。それでも彼らは古き時代、神話の大戦争を戦った者たちであり、五王子やドゥリーヨダナと同じように武芸を学んだ戦士。血の繋がりによる高い連携力を見せることで、たいていの相手はその数で押し切れる。
なお、程度の差はあれ、百王子たちの性格はだいたいドゥリーヨダナと似たようなもの。 つまりは基本的にロクデナシ集団である。
プロフィール6
盲目の王ドリタラーシュトラとガーンダーリーの間には、100人の兄弟たちに加えて、ただ1人の女子がいた。 その名はドゥフシャラー。 ドゥフシャラーは母の「男子だけでなく女の子もいたらいいのに」という想いを受け、聖仙が最後に準備した101個目の肉塊から生まれたのだという。
のちにドゥフシャラーはサインダヴァ族のジャヤドラタ王のもとに嫁ぐ。 ジャヤドラタ王はクルクシェートラの大戦争の際、ドゥリーヨダナ(カウラヴァ)側の味方として参戦し奮戦したが、最終的にはアルジュナにその首を取られた。
戦争後、アルジュナたちはアシュヴァメーダ(馬祀祭)のために各地を巡ったが、そこでサインダヴァ族の地も訪れることになった。 当然ながら一触即発となったものの、ドゥフシャラーの勇気ある懇願により、アルジュナは戦闘を中止したという。
百人の兄弟たちを殺され、夫を殺され、義理の家族たちを殺された。 恨みはあっただろう。憤りもあっただろう。 それでも、彼女は選んだのだ――― 憎しみの連鎖を終わらせることを。
血はもはや、充分すぎるほどに、流れていた。
6. 登場作品と役柄
6.1 Fate/Grand Order
(ゲーム内での役割)
7. 人間関係
(他サーヴァントや人物との関わり)
13. リンク
関連ページ
登場する章
- 奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン — この章で 708 行の発言
- 幸福累計都市 ドバイ — この章で 478 行の発言
関連する概念礼装
- 絆礼装『シャクニの骰子』 — 本人の絆礼装
- 概念礼装『偉大なるわし様が選んだ最高の帯』 — プロフィールが本人に言及
8. 登場シナリオ (自動抽出)
8.1 メインシナリオ
- EX章 虚月館
- EX章 屍の帝都
- ミスティックアイズ・シンフォニー
- CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~
8.3 イベント
- 幸福累計都市 ドバイ
8.4 共演キャラクター (シナリオ共演)
- アシュヴァッターマン
- アスクレピオス
- アルジュナ
- アーユス
- アーラシュ
- イアソン
- イアソン(翻訳)
- インドラ
- エリセ
- エレシュキガル
- オシリスの塵
- カドック
- カルナ
- カレン
- カーマ
- カーリー
- ガネーシャ
- キャスター
- キャスターのマスター
- キルケー
- ゴルドルフ
- サクラ
- シオン
- シャルルマーニュ
- ジャンヌ・オルタ・サンタ・リリィ
- ジーク
- ジークフリート
- セイバー
- セタンタ
- セレシェイラ
- (他 67 キャラ)
このセクションはシナリオデータから自動生成されました。