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ドブルイニャ・ニキチッチ

1. 概要​

ロシアの英雄叙事詩ブィリーナ(キエフ歌圏)に語られる勇士=ボガトゥイリの一人にして、ドラゴンスレイヤー。伝説の名君「太陽の君」キエフ大公ウラジーミルに仕えた勇士たちの中でも、最強の勇者イリヤー・ムーロメツに次ぐ第二の勇士と称される強壮の若武者である。

ブィリーナによれば、貴族の家に生まれたドブルイニャは寡婦である母の愛のもとで優美な若者に育ち、三つの禁忌を課せられていた。だが冒険心に駆られた彼はダマスク鋼の武具を持ち出して次々と禁忌を破り、最終的に三頭竜ズメイ・ゴルィニシチェを二度にわたって打ち倒し、二度目の勝利の際にはキエフ大公の姪ザバーヴシカ姫を救い出す。しかし彼は褒美として姫を妻に望むことはなく、伴侶としたのはナスターシアという女性であった(英雄にして巨人ミクラ・セリャニノビッチの娘「ナスターシア・ミクリシュナ」とも、夫の帰りを待ち続けた若妻「ナスターシア・ニクリシュナ」とも言われる)。ミクリシュナ版の逸話では、竜との戦いの後に女巨人ナスターシアと決闘して敗北し、彼女のパウチにしまわれた末に結婚へと至る。

伝承におけるニキチッチは男性である。本人も「ニキチッチは男だぞ」と言う。だが現界した姿は女性に見え、そのことを指摘すると「まあ、そうだな」という返事が戻ってくるだけである。公式プロフィールはこの謎について、あるカルデア職員による三つの仮説を紹介している——(1) 騎士王アルトリアのように伝説と過去の現実が異なっていた、(2) 宝具に収まる邪竜ズメイ・ゴルィニシチェの悪性が呪詛として霊基を歪めている、(3) ニキチッチ本人ではなく妻ナスターシアが真名を偽装して現界している——が、いずれも真偽は不明とされる。

宝具は三系統。第一宝具『邪竜来りて罪を吐く(ズメイ・ゴルィニシチェ)』は三頭竜を一時召喚して三重の炎の吐息で焼き、さらに本人がダマスク鋼の塊を振りかざして追撃する。第二宝具『白く輝ける竜殺武具』はスキル「ベルザ・ダマスク」として、第三宝具『白く輝ける我が愛馬』はスキル「ベルザ・ブルーク」として表現されている(愛馬はよく喋る)。愛馬に由来する「乗る者を老いさせない」力は「永遠の若武者」スキルへ分離されている。

FGOでは「非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ」で本格登場し、第3節「永遠を目指す者」で「キエフの竜殺し、英雄ドブルイニャ・ニキチッチである」と名乗る。太公望らと共闘し、第12節「ただひとつの、冴えたやり方」では宝具を解放して激戦を制する。判断が早く迷わないため集団行動には向かないが、集団で動く際は王や指揮官にすべてを委ねるという割り切りを持つ。口癖は「できるぞ」。その後も「幸福累計都市 ドバイ」で水着姿のツアー参加者として、「奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション」では月面の一件に深く関わる形で登場している。

ツングースカのエピローグクリアおよび絆Lv.5で開放されるプロフィールでは、1908年のツングースカ大爆発直後に現地を訪れ、生命として成立したばかりのビースト幼体に「ヤースカヤ」と名付けた可能性が示唆される。この説が事実であれば、彼女こそが「タマモヴィッチ・コヤンスカヤ」の名付け親ということになる。カルデアにおける彼女が光・闇双方のコヤンスカヤをともかく気にしており、機会があれば仲良くしたいと考えているのは、そのためであるらしい(なお二人のことは「双子か何か」と思っている)。

出典: 公式プロフィール(ゲーム内マテリアル)、ゲーム内シナリオ(本Wiki収録の全文コンコーダンス)

2. 別クラス/バリエーション​

  • 特になし(本霊基のみ)

3. ステータス​

  • クラス: Rider
  • 真名: ドブルイニャ・ニキチッチ
  • 性別: 女性?
  • 出典: ロシア英雄叙事詩(キエフ歌圏)
  • 地域: ロシア、ウクライナ
  • 属性: 中立・善
  • 身長/体重: 165cm・50kg(ミミ含む)
  • 設定作成: (設定作成者)
  • キャラクターデザイン: ろび~な
  • CV: 峯田茉優
パラメータランク
筋力A+
耐久C
敏捷B
魔力C
幸運A+
宝具B

4. 宝具​

邪竜来りて罪を吐く (ズメイ・ゴルィニシチェ)​

  • ランク: A
  • 種別: 対人/対軍宝具
  • レンジ: -
  • 最大捕捉: -

自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> + 敵全体に強力な防御力無視攻撃&やけど状態を付与(3ターン)&防御力をダウン(3ターン)

邪竜来りて罪を吐く (ズメイ・ゴルィニシチェ)​

  • ランク: A+
  • 種別: 対人/対軍宝具
  • レンジ: -
  • 最大捕捉: -

自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> + 敵全体に強力な防御力無視攻撃▲&やけど状態を付与(3ターン)&防御力をダウン(3ターン) + 味方全体のNPを少し増やす▲

5. プロフィール​

キャラクター詳細​

ロシアの英雄叙事詩ブィリーナに語られる勇士、 ボガトゥイリの一人。 ドラゴンスレイヤー。

伝説の名君「太陽の君」キエフ大公ウラジーミルに 仕えた勇士たちの中でも、最強の勇者ムーロメツに次ぐ第二の勇士と称される強壮の若武者である。 邪悪な三頭竜ズメイ・ゴルィニシチェを退治して キエフの姫君を助け出した逸話や、妻ナスターシアに まつわる逸話などで知られる。

伝承では男性である。 本人も「ニキチッチは男だぞ」と言う。 だが、現界したその姿は―――女性に見える。 そのことを指摘すると、 「まあ、そうだな」 という返事が戻ってくる。

プロフィール2​

堂々として自信に満ちた若武者。

あまり多弁な方ではないが、 「自分にできないことはさほどないだろう」 という強い確信が全身に満ち溢れている。 ともすれば自信過剰と紙一重の領域ではあるが、並の 自信過剰とは違い、「できないことは、できない」と 弁える冷静さを併せ持つ。

判断が早い。 まったくもって迷わない。 一度判断すると、すぐに行動に移るため、集団行動にはあまり向かない。 なので、集団行動する際は王や指揮官にすべてを委ね、自分自身ではあまり考えないようにしている。 (ともすればボーッとしているようにも見える)

自信に満ち、決断力に優れるため、 やはり単独行動に向いた気性である。 単独での冒険や斥候任務に向いた英霊と言えるだろう。

プロフィール3​

ブィリーナに曰く――― 貴族の家に生まれたドブルイニャ・ニキチッチは 寡婦である母の愛のもと、優美な若者に育った。

彼には三つの禁忌があったのだが…… 冒険心に駆られた彼はダマスク鋼の武具を持ち出し、 次々と禁忌を破り、さまざまな冒険を繰り広げる。 最終的には三頭竜ズメイ・ゴルィニシチェをなんと 二度にもわたって打ち倒し、二度目の勝利の際には、 キエフ大公の姪であるザバーヴシカ姫を救い出した。

そして竜退治の褒美として姫を妻に――― と、ドブルイニャ・ニキチッチが望むことはなかった。

彼が伴侶とした女性の名はナスターシア。 ロシアの英雄にして巨人ミクラ・セリャニノビッチの娘「ナスターシア・ミクリシュナ」であるとも、 ひたすらに夫の帰りを待ち続けた伝説で知られる若妻「ナスターシア・ニクリシュナ」であるとも言われる。

ミクリシュナ版の逸話では、 三頭竜ズメイ・ゴルィニシチェと戦った後の彼は、 女巨人にして英雄ナスターシアと決闘するも敗北し、 彼女のパウチにしまわれてしまう。 その後、彼とナスターシアは結婚へと至る。

プロフィール4​

伝説上のニキチッチは女性ではない。 男性である。 しかしなぜ現界したライダー、 ドブルイニャ・ニキチッチは女性なのか? 本人は黙して語らない。 ここで、あるカルデア職員は三つの仮説を立てた。

第一の説は、騎士王アーサー・ペンドラゴンとして 知られる英霊アルトリアのように、伝説と過去の現実が異なっていたというモノ。単純明快である。

第二の説は、宝具の形で収まっている邪悪なる竜種 ズメイ・ゴルィニシチェの鎮めきれない悪性が呪詛の 形で霊基を歪めているのではないか、というモノ。 有り得る話ではある。

第三の説は、ニキチッチ本人ではなく、妻である ナスターシア(本作ではミクリシュナとニクリシュナ 双方の性質を有するものとする)が真名を偽装した 状態で現界している、というモノである。 その場合、若々しく礼儀正しき夫ニキチッチが現界してモテるのをナスターシアが案じたか、カルデア召喚式の側に何らかのトラブルがあったのか…… 等々の理由が考えられる。

いずれも一定の説得力を有するが、真偽は不明。 少なくとも、英霊ドブルイニャ・ニキチッチは、 竜殺しの英雄ドブルイニャ・ニキチッチその人として 振る舞っている。

プロフィール5​

○永遠の若武者:B+ ドブルイニャ・ニキチッチはいつまでも若々しい。 ニキチッチの愛馬には「乗る者を老いさせない」という力があるとされる。 本来は、「天性の肉体」スキルもしくは「紅顔の美少年」スキルの効果を含むスキル。

○ベルザ・ダマスク:A 第二宝具『白く輝ける竜殺武具』がスキルとして表現 されたもの。ドブルイニャ・ニキチッチの武器と防具、装備一式の威を示すスキル。

○ベルザ・ブルーク:EX 第三宝具『白く輝ける我が愛馬』、つまり乗騎がスキルとして表現されたもの。 ニキチッチの愛馬(竜)はよく喋る。 (愛馬由来の不老の力は既にニキチッチの特性になっているものとみなし、「永遠の若武者」スキルとして分離されている)

『邪竜来りて罪を吐く』 ランク:A 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人/200人

ズメイ・ゴルィニシチェ。 第一宝具。 伝説の三頭竜ゴルィニシチェを一時的に召喚し、 炎の吐息×3で対象を灼き尽くす。

更にそれだけでは飽き足らず、 ドブルイニャ・ニキチッチ本人が「隙あり」とばかりに 対象に接近、ダマスク鋼の塊を振りかざして襲いかかる。 たとえ三重連ドラゴンブレスに耐え切れたとしても、 とどめに超重武器で打ち据えられては、 如何な猛者でも無事では済まないだろう。

プロフィール6​

―――なぜ、その場に英霊が現界できたのか? 抑止力の具現によるものか。 何らかの奇跡によるものか。 聖杯戦争に類する、何らかの召喚儀式によるものか。

何分、本人が語らないため事実は不明であるが、 ドブルイニャ・ニキチッチ或いは ドブルイニャ・ニキチッチを名乗るこの英霊は、 1908年のツングースカ大爆発の直後、現地を訪れていた可能性がある。

そこで、生命として成立したばかりのビースト幼体に、 この英霊は名前を付けたのだという。

名は、ヤースカヤ。

この説が事実であるとすれば、 九つの尾を持つ人類悪、金色白面の似姿となった タマモヴィッチ・コヤンスカヤの…… 「コヤンスカヤ」部分の名付け親こそがこの英霊である ということになるだろう。

   ◆

カルデアにおけるニキチッチは、 コヤンスカヤのことをともかく気にしている。

光のコヤンスカヤのことも、 闇のコヤンスカヤのことも、 ともかく気にしている。 なお、二人のことは「双子か何か」と思っている。 そして、機会があれば仲良くしたいようだ。

6. 登場作品と役柄​

6.1 Fate/Grand Order​

(ゲーム内での役割)

7. 人間関係​

(他サーヴァントや人物との関わり)

13. リンク​

関連ページ​

登場する章​

関連する概念礼装​