亜種特異点
この用語は何か
亜種特異点とは、人理修復を終えたあとに発生した、本編の特異点に準ずる時空異常を指す語である。「亜種」が意味するのは規模の小ささではなく発生の由来で、七つの特異点が発生したことで生じた時間のゆらぎが他の歴史へ波及した結果として起きる。すでに人理定礎は復元されているため、修正しなければ人類史が失われるという性質のものではない。それでも放置できないのは、統括を離れて世界に散った魔神柱の残滓が核になっており、異常性そのものは本編の七つに劣らないためである。
カルデアはこの一群を、グランドオーダー(冠位指定)から零れ落ちた番外の冠位指定と位置づけ、作戦名をレムナントオーダーと定めた。ゲームの章題としては亜種特異点Ⅰ〜Ⅳ(新宿・アガルタ・下総国・セイレム)が該当するが、この番号表記は本文中では一度も口にされない。それどころか、下総国は途中で亜種並行世界に呼び直され、さらに後年「亜種異聞帯と呼ぶべきなのかな?」と言い直される。分類の名が最後まで固まらないこと自体が、この語の特徴である。
規模の等級としての位置は、上に特異点、下に微小特異点がある。三者の並びと、カルデアが取るべき行動の違いは 微小特異点 の側で扱う。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正体 | 人理修復後に発生した、本編特異点に準ずる時空異常 |
| 「亜種」の意味 | 規模ではなく由来。七つの特異点が残したゆらぎの波及 |
| 核 | 統括を離れて世界に散った魔神柱の残滓 |
| 作戦名 | レムナントオーダー。「グランドオーダーから零れ落ちた、番外の冠位指定」 |
| 該当章 | 亜種特異点Ⅰ 新宿/Ⅱ アガルタ/Ⅲ(亜種並行世界)下総国/Ⅳ セイレム |
| 難易度 | 「今までの特異点と変わらない」(ダ・ヴィンチ) |
| 同行規定 | 本物の特異点より緩い。「亜種特異点もそれなりに同期はできる」 |
| 呼称の揺れ | 亜種特異点/亜種並行世界/亜種異聞帯が同一対象に併用される |
章別解説
亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿
シリーズの起点だが、この章では「亜種特異点」という語が一度も使われない。カルデアが観測したのは、ゲーティアが滅び七つの特異点が修復されたはずの後に再発生した歪みであり、ダ・ヴィンチはそれを「特異点の再発生」としか呼べずにいる。彼女が挙げた説明は、七つの特異点の発生によって生じた大きな時間のゆらぎが他の歴史へ波及した、というものだった。亜種特異点の発生原理は、名前が付く前にここで述べられている。
- ダ・ヴィンチ —「あれは言うなれば、七つの特異点が発生したことによる、 大きな時間のゆらぎが他の歴史に波及したせいだ。」「七つの特異点を修復したからといって、 ゆらぎはそう簡単に収まるものじゃない。」
- ダ・ヴィンチ —「七つの特異点に負けず劣らずの異常性が、 この特異点には見受けられるんだ。」
これが偶発事ではないことも、章の途中で明かされる。ホームズがアトラス院に問い合わせていたのは、人理が完全に修復された後に特異点が発生する可能性はあるか、という一点だった。トライヘルメスの回答は「低くない、むしろ高い」で、理由は修復の際に歴史の隙間から取りこぼしが復帰するためだという。正しい歴史が抹殺したはずの力が、再起動のタイミングで一時的に蘇る——彼はそれを、隔離したコンピュータウィルスが再起動時に活性化するようなものだと説明した。
- 〔監獄グレートエスケープ〕ホームズ —「私がアトラス院で知りたかったのは、 仮に人理が完全に修復された後―――」「特異点が発生する可能性はあるか、というものだった。」 (この場面を読む)
- 〔監獄グレートエスケープ〕ホームズ —「修復状態へと移行する際、その力も一時的に復帰する。 歴史の隙間から、蘇る―――。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿
亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ
二例目の発生を受けて、ダ・ヴィンチが分類に正式な名を与える。いつまでも亜種特異点では示しがつかない、として彼女は消滅作戦をレムナントオーダーと呼称した。その定義は、時間神殿で七十二柱の結束から外れ、自我に目覚めて世界に散った獣の残滓を回収する業務——つまり第一部でやり残した後始末である。グランドオーダーから零れ落ちた番外の冠位指定という位置づけと、難易度は今までの特異点と変わらないという但し書きが同時に付く。
- ダ・ヴィンチ —「よし。ではここでオーダー名を正式に呼称しようか。 いつまでも亜種特異点、では示しがつかない。」「それをふまえて、この亜種特異点の消滅作戦を レムナントオーダーと呼称する。」
- ダ・ヴィンチ —「これは私達が果たすべき使命の残滓だ。 本来あってはならない遺物の回収業務だ。」
- ダ・ヴィンチ —「グランドオーダーから零(こぼ)れ落ちた、番外の冠位指定という事だ。 まあ、その難易度は今までの特異点と変わらないんだが。」
この命名が「亜種」という言葉のあいまいさを解消したわけではない点に注意がいる。ダ・ヴィンチが名付けたのは作戦の側(レムナントオーダー)であって、現象の側の呼称は「亜種特異点」のまま据え置かれた。作戦名はセイレムで最後の指令として一度だけ再登場し、以後は使われなくなる。
- ダ・ヴィンチ —「いいだろう。ではレムナントオーダー、 その最後になる指令を下そう!」
→ 章別解説: 亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ/亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国 / 夢幻泡影盈月
シリーズ三例目は、章題からして「亜種特異点Ⅲ」ではなく亜種並行世界と名付けられている。平安京でホームズは、かの下総国は亜種並行世界——亜種の異聞帯とも言うべき異常な状態にあった、と振り返る。ユガ・クシェートラではさらに踏み込んで、今では小さな異聞帯だったと言うべきだろう、と再定義した。同じ土地の分類が、章をまたぐたびに一段ずつ移動している。
- 〔天覧聖杯戦争〕ホームズ —「かの下総国は、亜種並行世界――― 亜種の異聞帯とも言うべき異常な状態にあった。」 (この場面を読む)
- 〔黒き最後の神〕ホームズ —「ああ。亜種並行世界、下総。 いや、今では小さな異聞帯(ロストベルト)だった、と言うべきだろう。」 (この場面を読む)
決着はつかない。江戸を舞台にした夢幻泡影盈月の冒頭で、ダ・ヴィンチが下総国を引き合いに出そうとして三度言い直す場面が、この語の状態を最もよく表している。
- 〔序幕 血の色匂へ 花と散れ〕ダ・ヴィンチ —「キミが英霊剣豪と戦った、亜種特異点――― じゃなくて亜種並行世界、下総国。」「……亜種異聞帯、と呼ぶべきなのかな?」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国/夢幻泡影盈月
地獄界曼荼羅 平安京
第二部で、亜種特異点は格の比較対象として引き合いに出される。平安京に発生したのが正真正銘の特異点だと聞いたゴルドルフは、亜種や微小の特異点ならまだしも本物の特異点でそんなにポンポンやれていたのか、と驚いてみせる。同じブリーフィングでダ・ヴィンチは、契約サーヴァントの同行可否について、亜種特異点であればそれなりに同期はできると述べる。格が下がるほど「その歴史にないもの」への規定が緩むという運用規則のなかで、亜種特異点は本物より一段緩い層に置かれている。
- 〔寛弘五年、平安京〕ゴルドルフ —「亜種や微小の特異点ならまだしも、 本物の特異点でそんなにポンポンやれていたのかね?」 (この場面を読む)
- 〔寛弘五年、平安京〕ダ・ヴィンチ —「亜種特異点もそれなりに同期はできる。 縁や属性、性質、といった関係性から同期して、」 (この場面を読む)
新宿での経験がそのまま技術に転用されている描写もある。段蔵は、新宿亜種特異点での妨害情報をもとに技術顧問が考案した対抗策だ、と説明して装備を差し出す。過去形の固有名詞として通用する程度には、この分類はカルデア内で定着している。
- 〔寛弘五年、平安京〕段蔵 —「是(これ)は新宿亜種特異点での妨害情報を元に、 技術顧問が考案なされた対抗策にて。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 地獄界曼荼羅 平安京
徳川廻天迷宮 大奥
目の前の事象を仕分けるための現役の分類名として使われた例。江戸に伸びる異常を分析したシオンは、通常の特異点が汎人類史を汚染する「染み」であるのに対し、この対象は特異点のまま汎人類史へ干渉しようとしていると述べ、その在り方は異聞帯に近いと指摘する。そのうえで、新宿事件や下総に近い『亜種特異点』——両者のハイブリッドかもしれない、と暫定的に括った。すなわち亜種特異点は、この時点では「特異点と異聞帯の中間にある何か」を指す名として運用されている。
- 〔プロローグ〕シオン —「この特異点はそのハイブリッドかもしれない。 そうですね……新宿事件や下総に近い『亜種特異点』。」「今回だけ限定で呼称するのなら、 『人理崩壊域』と言うべきでしょう。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 徳川廻天迷宮 大奥
なお幕間の物語では、シミュレーター上に再現された新宿を指してアーラシュが「亜種特異点って奴の再現フィールドだ」と説明する。訓練用の再現対象としても定着していることが分かる一例だが、作中で亜種特異点そのものについて語られるのは、ここまでで挙げた範囲にとどまる。等級の判定基準や、亜種と本編の境界を数値で示した台詞は存在しない。
- 〔沈まぬ太陽、その名は〕アーラシュ —「此処は、あれだ。 亜種特異点って奴の再現フィールドだ。」 (この場面を読む)
読み取れる設定
- 本編特異点より小規模。ゴルドルフ「亜種や微小の特異点ならまだしも、本物の特異点でそんなにポンポンやれていたのかね?」
- 同期(サーヴァントとの適合)は可能。ダ・ヴィンチ「亜種特異点もそれなりに同期はできる。縁や属性、性質、といった関係性から同期して、」
- 亜種並行世界=亜種の異聞帯(ホームズ/下総国)。後にホームズは「いや、今では小さな異聞帯(ロストベルト)だった、と言うべきだろう。」と再定義する。
- 亜種空想樹という派生現象がある。平安京では蘆屋道満が「我が亜種空想樹! 地獄界曼荼羅(じ ご く か い ま ん だ ら)、此処(こ こ)に在り!」と宣言し、空中の文字が「亜種空想樹との相対距離は重要だと予想できる。」「その間に、聖杯―――すなわち亜種空想樹を破壊すれば、解決だ。」と攻略条件を提示する。亜種空想樹の芯には聖杯がある。
- 亜種空想樹は英霊の魂を吸収して成長する。空中の文字「天覧聖杯戦争を通じて亜種空想樹が獲得した英霊の魂は四騎分だから―――」、ホームズ「現界した英霊すべてを失えば、かつての下総と同じく、新たな亜種空想樹が発生しかねない!」
- 亜種聖杯戦争は縮小版の聖杯戦争。モリアーティ「といっても、今回の聖杯戦争はミニマム版だ。亜種聖杯戦争―――そう呼ばれる類(たぐい)のモノ。」——魔術協会のコネを持たない魔術師が参加する場としても描かれる(蘭陵王「魔術協会とのコネもなく、亜種聖杯戦争に臨んで更なる飛躍を図るしかない。」)。
- 亜種特異点は複数の性質のハイブリッドでありうる。シオン「この特異点はそのハイブリッドかもしれない。そうですね……新宿事件や下総に近い『亜種特異点』。」
- 「亜種願望機」という派生語もある。ダ・ヴィンチ「亜種願望機の影響を受けた牛若丸が暴走、霊基と霊核を変化させた上で、何処かへと逃亡。」
- 「亜種」は生物学的変種にも使われる。マシュ「あれは、ワイバーンと呼ばれる竜の亜種体です。」、シオン「出力、破壊本能では汎人類史のORTに劣(おと)る、ORT亜種と呼べる個体です。」、弁慶「ええ。しかし、蟹坊主の亜種とは……」
- 【推測】アーラシュ「此処は、あれだ。亜種特異点って奴の再現フィールドだ。」という発言から、亜種特異点はカルデア側にとって再現・訓練用の枠組みとしても運用されていると読める。
揺れ・矛盾
- 呼称が最後まで確定しない。「亜種特異点」「亜種並行世界」「亜種異聞帯」が同一対象(下総国)に対して章ごとに使い分けられ、ダ・ヴィンチ自身が夢幻泡影盈月で「亜種特異点―――じゃなくて亜種並行世界、下総国。」「……亜種異聞帯、と呼ぶべきなのかな?」と言い直す。作中で分類が更新され続けている概念である。
- 「亜種」という接頭辞の意味が一定しない。特異点・並行世界・異聞帯・空想樹・聖杯戦争・願望機のいずれにも付くが、そのつど「小規模」「非正規」「派生」など違う含意を持つ。共通する定義は本文中に示されない。【推測】
- 一般名詞としての「亜種」との混在。コンコーダンス上のヒットの多くは竜の亜種・蟹坊主の亜種といった生物学的変種、あるいは〈〜の亜種みたいなもの〉という比喩表現であり、イベント史の概念としての「亜種特異点」への言及はその一部にとどまる。
- 亜種空想樹と本来の空想樹の関係。蘆屋道満は「神の器は成る、成るのだ、オリュンポスと同じく!」と両者を等価に語るが、規模と機能の差については説明されない。【推測】
関連
- 等級の三語: 特異点 — 上位 / 微小特異点 — 下位(三者の位置関係はこちらで整理)
- グランドオーダー(冠位指定) — 亜種特異点は「番外の冠位指定」 / 人理修復 — 亜種特異点はその完了後に発生する
- 人理焼却 / 人理定礎 / 魔神柱 — 亜種特異点の核
- 異聞帯 — 下総国が後に呼び直された先 / 並行世界
- 亜種聖杯戦争 — 同じ「亜種」の接頭辞を持つ別系統の語
- レイシフト / 大聖杯 / 願望機 / 幻霊
- 概説ページ: 特異点(Singularity) / 異聞帯
- 章別解説: 亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿 / 亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ / 亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国 / 亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム / 地獄界曼荼羅 平安京
- 用語集:イベント
引用元の人物
- レオナルド・ダ・ヴィンチ — 本ページ引用 11 件の話者
- 加藤段蔵 — 本ページ引用 7 件の話者
- ジェームズ・モリアーティ — 本ページ引用 7 件の話者
- 太公望 — 本ページ引用 6 件の話者
- マシュ・キリエライト — 本ページ引用 5 件の話者
- シャーロック・ホームズ — 本ページ引用 3 件の話者
- シオン・エルトナム・アトラシア — 本ページ引用 3 件の話者
- アーラシュ — 本ページ引用 3 件の話者
言及の多い章
- カルデアゲート — この章に言及 24 件
- ホワイトデー2019 — この章に言及 11 件
- 幕間の物語 — この章に言及 8 件
- いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~ — この章に言及 5 件
- 非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ — この章に言及 5 件
- 所在不明水域タートルアイランド — この章に言及 4 件
- Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン — この章に言及 3 件
FGO全シナリオ(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン、全151章 1,104,754行)を機械走査し、『亜種特異点』および別名表記を含む発話を全件収集したうえで構成している。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。原文中の改行は半角スペースに置き換えて一行で示した。話者名の無い地の文・システム表示は「(地の文)」と表記する。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。
付録: 原文引用アーカイブ
原文引用アーカイブ(機械収集・102 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある
全文コンコーダンス上のヒットは 146 行(同一台詞の分岐重複を統合すると 102 行/26 章)。本節にその 全 102 件 を掲載する。
特異点F 炎上汚染都市 冬木
- アンリマユ —「……いや。中には報復の在り方が違うヤツもいるか。 黒コートの新入りとかな。ま、そこは亜種もいるだろ。」
第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン
- マシュ —「はい。 あれは、ワイバーンと呼ばれる竜の亜種体です。」
- マルタ —「完全ならざる竜の亜種の群れ。 十五世紀のこの地には有り得ざるものたち。」
第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス
- マシュ —「え、ええと山賊の亜種と認識してください! 先輩、敵性集団が接近中!」
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
- Dr.ロマン —「正確に言うとちょっと違うんだけどね、 マスターとサーヴァントが見る夢の亜種、みたいな。」
亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ
- ダ・ヴィンチ —「よし。ではここでオーダー名を正式に呼称しようか。 いつまでも亜種特異点、では示しがつかない。」
- ダ・ヴィンチ —「それをふまえて、この亜種特異点の消滅作戦を レムナントオーダーと呼称する。」
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
- マシュ —「強大な魔力を有して存在する 神々の亜種、或いは半神!」
Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ
- ホームズ —「ああ。亜種並行世界、下総。 いや、今では小さな異聞帯(ロストベルト)だった、と言うべきだろう。」
地獄界曼荼羅 平安京
- ゴルドルフ —「亜種や微小の特異点ならまだしも、 本物の特異点でそんなにポンポンやれていたのかね?」
- ダ・ヴィンチ —「亜種特異点もそれなりに同期はできる。 縁や属性、性質、といった関係性から同期して、」
- 段蔵 —「是(これ)は新宿亜種特異点での妨害情報を元に、 技術顧問が考案なされた対抗策にて。」
- 段蔵 —「天覧聖杯戦争、聞く限りは聖杯戦争の亜種、 と考えることも可能ではありますが。」
- ??? —「我が掌中、 我が亜種並行世界……」
- ホームズ —「かの下総国は、亜種並行世界――― 亜種の異聞帯とも言うべき異常な状態にあった。」
- ダ・ヴィンチ —「そう記録されている。 言ってみれば、亜種空想樹かな。」
- ホームズ —「現界した英霊すべてを失えば、かつての下総と同じく、 新たな亜種空想樹が発生しかねない!」
- (地の文) —「云うなれば亜種なる空想樹。 ルチフェロなりしサタンなる『異星の神』から離れ、」
- (地の文) —「恐るべきは亜種空想樹、 恐るべきは地獄界曼荼羅(じ ご く か い ま ん だ ら)!」
- 黄幡神・蘆屋道満 —「我が亜種空想樹! 地獄界曼荼羅(じ ご く か い ま ん だ ら)、此処(こ こ)に在り!」
- 空中の文字 —「大方予想が付いているだろうが、 朱雀(す ざ く)門の先、内裏に亜種空想樹を発生させたのは、」
- (地の文) —「亜種空想樹……」
- 空中の文字 —「しびれを切らした。 だから早々に亜種空想樹を顕(あらわ)して、」
- 空中の文字 —「朱雀(す ざ く)門を越えて内裏へ至り、 二騎は、亜種空想樹に自らの魂を捧げるつもりだ。」
- 空中の文字 —「天覧聖杯戦争を通じて亜種空想樹が獲得した 英霊の魂は四騎分だから―――」
- 空中の文字 —「亜種空想樹との相対距離は重要だと予想できる。 ……だが。」
- 空中の文字 —「八将神の魂は亜種空想樹へは届かず、 いったんは現世(うつしよ)に留まる。」
- 空中の文字 —「その間に、聖杯――― すなわち亜種空想樹を破壊すれば、解決だ。」
- 空中の文字 —「三騎以上を同時に目前に召喚し、 一息に亜種空想樹に取り込んでしまうのがベストだ。」
- 空中の文字 —「一息に、亜種空想樹内部の聖杯へと 取り込んでしまうのがベストだろうに。」
- (地の文) —「そして儂は此処(こ こ)に至った。 平安京。亜種空想樹によって歪(ゆが)み果てつつある、事象。」
- 黄幡神・蘆屋道満 —「亜種空想樹・地獄界曼荼羅(じ ご く か い ま ん だ ら)に、 ごくりと呑ませておりますれば。ええ。ええ。」
- 黄幡神・蘆屋道満 —「――――――亜種空想樹・地獄界曼荼羅(じ ご く か い ま ん だ ら)!」
- 黄幡神・蘆屋道満 —「神の器。完全なるソレを拙僧は形作ることができる。 そう、聖杯擁した亜種空想樹の開花であれば。」
- (地の文) —「亜種空想樹を開花させて」
- 段蔵 —「亜種空想樹が真に完成したかまでは不明なれど、 リンボの企て、最終段階へ至ったと予想されまする。」
- メディア・リリィ —「高魔力反応です。亜種空想樹の枝より放たれて、 迷わず、一直線に此方(こちら)へと迫っています!」
- 段蔵 —「亜種空想樹の枝の一本が……! 空より地に突き立ち、伊吹童子を呑んでおりまする!」
- 段蔵 —「亜種空想樹、更なる魔力上昇……!」
- 黄幡神・蘆屋道満 —「既に亜種空想樹は開花したのだ! 神の器は成る、成るのだ、オリュンポスと同じく!」
- 黄幡神・蘆屋道満 —「我が暗黒の太陽の下にて花開きたる亜種空想樹のすべて、 すべてすべてすべて、拙僧が喰ろうてやるわ!」
- 段蔵 —「亜種空想樹、内部からの音声にて! 記録参照。間違いありませぬ!」
- 真紅の大武者 —「空想樹だか亜種だかなんだか知らねえが、 なあ、リンボの旦那!!」
- 坂田金時 —「で、オレは考えた。 実のとこ亜種空想樹をまっぷたつにしてる最中も、」
- 段蔵 —「朱雀(す ざ く)門に発生した亜種空想樹の伐採に成功、 黒幕たるアルターエゴ・リンボについては、撃破!」
- (地の文) —「地獄界曼荼羅(じ ご く か い ま ん だ ら)たる亜種空想樹が両断され、 光に消える中、砕け散ってゆくリンボの霊基霊核から、」
- ダ・ヴィンチ —「特異点は既に修復が開始されているし、 亜種空想樹の痕跡は完全に消えたのを確認済みだ。」
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
- シオン —「出力、破壊本能では汎人類史のORTに劣(おと)る、 ORT亜種と呼べる個体です。」
- シオン —「ですが、空想樹を捕食したORT亜種は 進化の末、自らの固有結界をこのように変化させた。」
- ククルカン —「いいえ。異聞帯で発生した亜種とはいえ、 カルデアはあの侵略体を撃退しました。」
奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド
- サリエリ —「(下総の亜種として捉えれば、 取り立てて矛盾はしない筈だが)」
- サリエリ —「精霊種と言ったな。神霊の亜種という認識だが、 それで合っているか?」
- 巌窟王モンテ・クリスト —「亜種固有結界・疑似東京監獄と言えるだろう。」
幕間の物語
- アーラシュ —「西の竜の亜種か? いや、あれよりはかなり凶悪だったんじゃないか?」
- アーラシュ —「何が来るかねえ。 それこそ、竜の亜種あたりか?」
- 紫式部 —「シャドウサーヴァントの亜種として出現させる。 ですのでこれは、言うなれば、」
- アーラシュ —「此処は、あれだ。 亜種特異点って奴の再現フィールドだ。」
- 太公望 —「洋の東西で言い方はそれぞれ違いますが、 要は竜種の亜種かもしれない、ということでひとつ。」
- 太公望 —「恐らくは伝承防御の一種、 或いは亜種あたりが成立してるんじゃないかなァ。」
- 太公望 —「影だから死なない。 それが伝承防御の亜種の正体です。」
- メディア —「これが私が作った箱庭よ。わかりやすく言えば 魔術における固有結界の亜種みたいなものかしら。」
ホワイトデー2019
- モリアーティ —「といっても、今回の聖杯戦争はミニマム版だ。 亜種聖杯戦争―――そう呼ばれる類(たぐい)のモノ。」
- モリアーティ —「亜種聖杯戦争は即ち、 この街の支配を巡る戦争にもなったのさ。」
- 蘭陵王 —「これがあれば、亜種聖杯戦争は間違いなく 勝利できるだろう!」
- アレキサンダー —「亜種聖杯戦争に参加したのは、 純粋に資金のためだろう?」
- 蘭陵王 —「魔術協会とのコネもなく、 亜種聖杯戦争に臨んで更なる飛躍を図るしかない。」
- ジーク —「亜種聖杯戦争のせいで、俺たちが守り続けていた この聖遺物が、穢(けが)れたものに変わり果てた。」
- モリアーティ —「そうとも。 それでは亜種聖杯戦争前哨戦、開始といこう!」
- ジーク —「亜種聖杯戦争などに……我らの秘宝を…… 奪わせて……たまる……ものか……。」
- アレキサンダー —「ああ……亜種聖杯戦争を勝ち残る、 確実な触媒だと思ったのになあ。」
- モリアーティ —「亜種聖杯戦争も違う世界の、 異なる出来事だろう。」
- モリアーティ —「『かつてこの街は私と魔術師たちの手で滅んだ』 『かつてどこかで亜種聖杯戦争があった』」
CBC2024 シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!
- (地の文) —「ただ影しか存在しない、 シャドウサーヴァントの亜種みたいなもの。」
極東乖離結界「帝都」
- 坂本龍馬 —「それの亜種ってところかな。 なにせ、今回の聖杯戦争はマスターが不在、」
週末北方遊園 ONI♡LAND
- マシュ —「あるいはその亜種と思しき個体が複数集結しています!」
徳川廻天迷宮 大奥
- シオン —「この特異点はそのハイブリッドかもしれない。 そうですね……新宿事件や下総に近い『亜種特異点』。」
西部絢爛賭場ラスベガス
- モリアーティ —「アロハ騎士は水着剣豪の亜種だよ。 知らないのかネ?」
- モリアーティ —「カジノ・キャメロットのアロハ騎士? なるほど水着剣豪の亜種、夏に浮かれた霊基のカタチ!」
- 声 —「それでこそ水着剣豪の亜種たるアロハ騎士。 アロハを着ているのはトリスタンだけだとしても。」
古代埴輪時空 邪馬台国
- 沖田総司 —「まーた、ちびノブの亜種ですか?」
いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~
- スカサハ —「やるぞマスター! 東洋の神の亜種が相手なれば、一切の不足なし!」
- スカサハ —「いかに東洋の神の亜種であろうと、 単身でカルデアに乗り込むのは軽率だったぞ?」
- ダ・ヴィンチ —「亜種願望機の影響を受けた牛若丸が暴走、 霊基と霊核を変化させた上で、何処かへと逃亡。」
- ダ・ヴィンチ —「亜種願望機の影響を受けた牛若丸君が暴走、 霊基と霊核を変化させた上で、何処かへと逃亡。」
- (地の文) —「義経(おまえ)は幾百年ぶりに此岸(しがん)に姿を顕(あらわ)した。 正しくは、英霊・牛若丸の亜種ではあるが―――」
非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ
- 太公望 —「6種を混ぜ合わせて造り上げられた、異聞眷属亜種―――」
- ニキチッチ —「北の大地に危機あらば駆け付ける。 亜種聖杯戦争だろうと駆け付ける。」
- 太公望 —「特異点や異聞帯なるものの亜種、 とも一時は考えたのですがね。」
- 太公望 —「タマモヴィッチ・コヤンスカヤは、 金色白面たる妲己の別側面や分霊の亜種、」
- コヤンスカヤ —「でもでも残念です、 私(わたくし)、ただの竜の亜種には興味ございませんの。」
所在不明水域タートルアイランド
- 弁慶 —「『蟹坊主』の亜種かと!」
- 弁慶 —「ええ。しかし、蟹坊主の亜種とは…… ここは日本の近海なのですかな?」
- ダ・ヴィンチ —「そもそも材料は最初の蟹坊主亜種だけだったからね。 外れる可能性は充分にあった。」
- 弁慶 —「日の本に伝わる怪異ですな。本来は蟹坊主ですが、 亜種ということでありましょう。」
夢幻泡影盈月
- ダ・ヴィンチ —「キミが英霊剣豪と戦った、亜種特異点――― じゃなくて亜種並行世界、下総国。」
- ダ・ヴィンチ —「……亜種異聞帯、と呼ぶべきなのかな?」
- ダ・ヴィンチ —「うん、状況はおそらく平安京の時――― 亜種空想樹と同じだ。」
幸福累計都市 ドバイ
- ??? —「現代適応する竜種の亜種か、面白い面白い。 って、キミは実際はお馬さんなんだっけ。」
蛇竜這行大地ランドサーペント
- マシュ —「おそらくは亜種、雑種竜として呼ばれるモノです。」
第六特異点?
- エルメロイⅡ世 —「世界軸によっては、亜種聖杯戦争のような事も行われる。」
- エルメロイⅡ世 —「いや、待て。 ジークが経験した亜種聖杯戦争などと同様のケースか?」
カルデアゲート
- アストルフォ —「やあ、これで亜種聖杯戦争も終わりかー。 今度こそ天草四郎(キミ)を殴れるかと思ったのになあ!」