願望機
この用語は何か
願望機とは、所有者の願いを叶えるとされる装置の総称であり、FGO においてその代表格が聖杯である。実体は指向性を持たない高濃度の魔力リソースであり、「何を叶えるか」は装置ではなく所有者が持ち込まなければならない。作中では「万能の願望機」という定型句が全編で反復される一方、その万能性は章を追うごとに削られていく。人間に不可能なことは叶えられず、願いに具体的な道筋がなければ起動せず、装置自身の願いは叶えられず、容量が足りなければ願いを叶えきれない。物語が進むにつれて願望機は「奇跡の器」から「工期を前倒しする高価な燃料」へ、さらには「参加者を釣るための嘘の触れ込み」へと格を落とし、終盤では**願いを叶えないことを機能とする「反願望機」**という対概念まで現れる。
聖杯そのものの来歴・形状・入手経緯は聖杯および大聖杯で扱う。本項は装置としての機能と、願いがどう処理されるかに絞る。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正体 | 願いを叶えるとされる装置の総称。代表は聖杯 |
| 通称 | 万能の願望機 |
| 実体 | 一切の指向性を持たない高濃度の魔力リソース |
| 起動条件 | 所有者が具体的な願いと、その実現の道筋を用意すること |
| 原理的な限界 | 人間に不可能なことは叶わない/自分自身の願いは叶えられない/容量に上限がある |
| 下位種 | 簡易願望機(玉手箱)、亜種願望機(打ち出の小槌)、個人限定の願望機(願い星箱) |
| 対概念 | 反願望機(無常の果実=エフェメロス) |
| 作中での初出 | 特異点F 炎上汚染都市 冬木 |
章別解説
特異点F 炎上汚染都市 冬木
この概念の作中初出は、マシュが「聖杯」という語を聞き返す場面である。彼女は伝説どおりの一般知識として、それが所有者の願いを叶える万能の力であり、あらゆる魔術の根底にあるとされる魔法の釜だと述べる。所長オルガマリーはこれを訂正せず、冬木の魔術師たちが聖杯を完成させ、その起動のために七騎の英霊を召喚したのが聖杯戦争の始まりだと説明する。つまり物語の出発点において、願いが叶うこと自体は誰にも疑われていない。以後の各章で問われるのは「本当に叶うのか」ではなく「どこまで叶うのか」である。
- 〔港跡を調べる〕マシュ —「所有者の願いを叶える万能の力。 あらゆる魔術の根底にあるとされる魔法の釜?」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 特異点F 炎上汚染都市 冬木
第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン
Dr.ロマンは作戦の第二目的として聖杯の調査を挙げ、聖杯を「願いを叶える魔導器の一種」であり膨大な魔力を持つものと定義する。そのうえで「聖杯でもなければ時間旅行とか歴史改変とか不可能」と述べ、特異点の発生原因そのものを聖杯に求める。ここでの願望機は、中身の分からない強大な力=畏怖の対象として扱われている。この扱いは第六特異点まで続き、第三特異点ではアタランテが「しかし、聖杯は万能の願望機。」と当然の前提のように口にし、第六特異点ではホームズが2004年の冬木の勝者について「彼は六人の魔術師を殺し、万能の願望機である聖杯を手に入れた、とヘルメスは記録している。」と読み上げる。性能の内訳は、この段階ではまだ誰も語らない。
- Dr.ロマン —「『聖杯』とは願いを叶える魔導器の一種でね。 膨大な魔力を有しているんだけど……」
→ 章別解説: 第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
獅子の頭を持つ大統王エジソンを前に、ナイチンゲールは彼の異常な力を「病」と診断する。マシュが「あの……それは聖杯では?」と問うと、ナイチンゲールはこれを否定し、聖杯は「願いを叶えるもの」であって「願いを生み出すもの」ではないと言い切る。エジソンを大統王たらしめていたのは歴代大統領の思念であり、聖杯ではない――願望機の機能の境界が、はじめて言語化された場面である。装置は願望を成就させるだけで、願望そのものを供給しない。この線引きは後の落涙の翼まで一貫して守られる。
→ 章別解説: 第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
この章が、願望機の格が落ちる転回点である。 冒頭、ロマニはマシュに余命を告げ、「万能の願望機と言われる聖杯でさえ、この運命を変える事は不可能だろう。」と前置きしたうえで、聖杯を万能と呼ぶのは「お金があれば何でもできる」と言うのと同じだと切り捨てる。これを受けたマシュの内心は、聖杯とはあくまで時間を短縮する装置であり、人が着実に築き上げるものを膨大な魔力資源によって前倒しにするだけのものだ、と要約する。しかもそれは彼女にとって「分かりきった事」であって、新事実ではない。カルデアの内部では、願望機はとうに奇跡ではなく工期短縮装置として扱われていたことが、ここで読者に開示される。
同じ章でギルガメッシュもまた、探し求められている聖杯を蔵の宝の一つとして所持しており、願望機を「この世の財」の一項目として扱う。畏怖の対象だった装置が、章をまたいで一気に日常の資源へ降格する。
- ロマニ・アーキマン —「あれを万能の願望機というのは、“お金があれば 何でもできる”と言っているようなものでね。」
- マシュ —「わたしは無言で同意する。 聖杯はあくまで“時間”を短縮するものだ。」
- 〔ギルガメッシュの災難〕ギルガメッシュ —「当然だ。この世の財はすべて我(オレ)のもの。 望みを叶える願望機など、とうに手に入れている。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
冒頭、2004年の冬木で勝ち残ったマリスビリー・アニムスフィアが、自ら召喚したキャスター(ソロモン)に本音を明かす。彼は大聖杯を起動させる気も第三魔法を成就させる気もなく、欲しいのは願望機としての聖杯だけだと言う。望みはカルデアスを完成させるための巨万の富――つまり資金である。地の文はこれを「そのかわりに、彼は時間の短縮を願った。」と要約し、彼が身を投じた聖杯戦争そのものに「ショートカット」というルビを振る。バビロニアで示された「時間短縮装置」という定義が、そのままカルデアの成立事情に適用されるわけである。
同時にここでは、大聖杯が本来は根源に至るための道具であり、それを『個人』の願いを叶える為に使うのは転用であることも明示される。願望機としての運用は、聖杯本来の設計目的ではない。
- マリスビリー —「私が欲しいものは願望機としての聖杯だけだ。 その望みは決まっている。」
- (地の文) —「そのかわりに、彼は時間の短縮を願った。 マリスビリー本人の寿命が短いためだろう。」
→ 章別解説: 終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ
浦島太郎の玉手箱を分析したシェヘラザードは、それが「『願いを叶えるもの』」であり、中身は一切の指向性を持たない高濃度の魔力の塊だと結論する。開けた者の願いを感じ取り、ただ一度きり事象を操作する――使い捨ての簡易願望機である。さらに彼女は、魔力資源の運用法を持つ魔術師やサーヴァントが扱えば、それは願望機というより令呪に近いものになる、と付け加える。コロンブスはこれを聞いて、巨英雄に手綱をつける道具として使えないかと持ちかける。
願望機は聖杯の専売特許ではなく、魔力の量と運用者の技量で等級が決まるという見方が、ここではじめて示される。以後、打ち出の小槌(亜種願望機)、羅生門の酒杯、願い星箱(個人限定の願望機)といった下位種が各イベントで繰り返し登場することになる。
- 〔絵にも描けない美しさ〕シェヘラザード —「言わば……そうですね。 『使い捨て簡易願望機』のようなものかと。」 (この場面を読む)
- 〔絵にも描けない美しさ〕シェヘラザード —「きちんとその魔力資源を運用する方法を持った魔術師や サーヴァントならば、それは願望機というより――」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ
地獄界曼荼羅 平安京
平安京で行われていた「天覧聖杯戦争」は、召喚されるサーヴァントが全員キャスターという規模縮小版だった。報告を聞いたダ・ヴィンチは「そんなもの、万能の願望機たりえる訳が―――」と絶句するが、ホームズはそれを逆手に取る。万能でないなら、単機能ならどうか――と。ダ・ヴィンチは、英霊の魂を魔力源にできる以上、目的をひとつに絞れば魔力源のバランスが欠けていても成立しうると同意し、ホームズは天覧聖杯戦争の目的を「世界の改変」と推定する。ここで**「単機能の願望機」という分類**が生まれ、以後の亜種儀式を読む枠組みになる。
後半、空中の文字(=この儀式の内情を知る協力者)は、亜種空想樹が英霊七騎の魂を集めて完成すること、そこから生じる願望機はアルターエゴ・リンボの願いのためだけに使われることを明かす。天覧武者(マスター)たちに約束された願いは、渡辺綱の言葉どおり「すべて釣り餌」だった。
- 〔天覧聖杯戦争〕ホームズ —「では願望機という触れ込みは虚偽なのだろう。 ならば、単機能はどうかな?」 (この場面を読む)
- 〔歳殺豹尾(前編)〕空中の文字 —「天覧の儀で生じるであろう願望機は、 アルターエゴ・リンボの願いのためだけに使われる。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 地獄界曼荼羅 平安京
第四次異聞録 冬木
1994年の冬木、第四次聖杯戦争の只中に降り立ったカルデアに、エルメロイⅡ世は開幕から結論を渡す。冬木の聖杯は「回収してはいけない聖杯」であり、ただの毒である。願望機という触れ込みで参加者を惑わせておきながら、その実体は世界を滅ぼす大量殺戮装置だった――この章で、願望機という語はついに「嘘」と名指される。
彼の説明によれば、冬木の儀式は脱落したサーヴァントを生け贄として取り込み、五騎目が敗退した時点から限定稼働を始める。そこから出てくるのは願望機ではなくアンリマユであり、この戦いには初めから勝利者が存在しない。したがってカルデアの作戦目標は「勝つ」ことではなく、三騎を健在のまま戦線離脱させて儀式を未完のまま終わらせ、器だけを確保することになる。願望機を巡るバトルロイヤルという体裁が、参加者を集めるための撒き餌にすぎなかったことが、ここで戦術レベルの前提に変わる。
- エルメロイⅡ世 —「願望機という触れ込みで参加者を惑わしておきながら、 その実体は世界を滅ぼす大量殺戮(さつりく)装置だったのだから。」
- エルメロイⅡ世 —「願望機を巡るバトルロイヤル、という体裁は、 他の参加者を釣るための真っ赤な嘘なんだよ。」 (この場面を読む)
- 〔ACT-2 武力介入〕エルメロイⅡ世 —「だがそこから出現するのは願望機ではなくアンリマユ…… この戦いには初めから勝利者など存在しないのだ。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 第四次異聞録 冬木
CBC2024 シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!
この特異点の聖杯は、シラノ・ド・ベルジュラックの願い――「自分が納得のいく、シラノ・ド・ベルジュラックの幸福な結末」――を叶えようとし続けたまま止まらなくなっていた。願いに「本人が納得すること」という条件が付いているため、幸福な結末に近づくほど本人が納得せず、劇が最初からやり直される。マシュは万能の願望機といえどもこの願いは難しいと述べ、ダ・ヴィンチは、より強大な魔力があれば願望者本人の意識を改竄して叶えたかもしれないが「この聖杯にそこまでの力はなかった」と補足する。
願望機の性能は容量で決まり、容量が足りない個体は願いを叶えきれずに事象をループさせる――「万能」の破綻が、性能不足という即物的な形で描かれた例である。
- 〔第6節 夢の狭間と現実の隙間〕マシュ —「万能の願望機といえども、 この願いを叶えるのは難しいでしょう。」 (この場面を読む)
- 〔第6節 夢の狭間と現実の隙間〕ダ・ヴィンチ —「この聖杯にそこまでの力はなかった。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: CBC2024 シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!
聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~
「反願望機」という語が定義される章。 英霊たちが聖杯を奪い合う特異点の黒幕を追ったプトレマイオスは、聖杯を手にしていたのがテュフォンではなく、テュフォンに喰われた側の「無常の果実」――サーヴァント名エフェメロス――だったと看破する。あらゆる望みが叶わなくなるその果実を、彼は「言うなれば、反願望機だ。」と呼ぶ。
続くダ・ヴィンチの指摘が、この対概念の要である。願望機は自分の願望を叶えられず、それは反願望機でも同じ。だからエフェメロスは「テュフォンを復活させたくない」という自らの望みを裏返してしまい、望まぬ復活へ向かって進んでいた。彼女が聖杯戦線を何度も繰り返し、英霊たちの願いを煽っては叶えさせなかったのも、反聖杯として魔力を集めるための手順だったと説明される。
対策として招かれたのがエルメロイⅡ世で、彼は冬木の聖杯を調べ尽くした経験から、反願望機である無常の果実は同時に「反聖杯」でもあり、聖杯によって中和できると結論する。所持していた聖杯の雫が、そのまま弱体化の手段になった。
- 〔第18節 罪なるかな。咎なるかな。悪なるかな〕プトレマイオス —「言うなれば、反願望機だ。」 (この場面を読む)
- ダ・ヴィンチ —「願望機自身は、自分の願望を叶えられない。 反願望機だとしても同じだろう。」 (この場面を読む)
- エルメロイⅡ世 —「そして、反願望機である無常の果実は、 同時に反聖杯というべき性質を保持している。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~
第六特異点?
スノーフィールドでは、無常の果実の来歴が語られる。エルキドゥによれば、それは運命の女神たちが「勝利の果実」と偽ってテュフォンに献上した呪物であり、ゼウスすら倒した太祖竜がエトナ火山に封じられた原因である。効果は「あらゆる望みが叶わなくなる」こと。すなわち聖杯の逆。
この章では、反願望機であることが本人の意志を裏切る枷として描かれる。カルデアに敵対しているはずのエフェメロスに対し、フランソワは「そもそも、反願望機の君は自分の願いすら叶えられない。」と指摘する。もし彼女が本気でカルデアの敗北を願っているなら、その願いこそが反転して敵側の計画が崩壊しているはずだ、という論法である。エルキドゥも、反願望機としてのシステムが彼女自身の救いとなる要素を排除している、と皮肉を述べる。
- 〔“あれ”がいる森〕エルキドゥ —「その効果は、『あらゆる望みが叶わなくなる』。 ……いうなれば、聖杯の逆。反願望機だ。」 (この場面を読む)
- 〔“あれ”がいる森〕フランソワ —「そもそも、反願望機の君は自分の願いすら叶えられない。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 第六特異点?
落涙の翼
願望機と反願望機が同じ盤上に並び、双方の仕様が最も詳しく語られる章。 冒頭でライネスが無常の実を「ある種の反願望機」と説明した直後、テュフォン・エフェメロス自身が「どうして反願望機である私に対して、それが叶うんだ!」と叫ぶ。彼女の権能は、この特異点では出力が落ちていた。
カルデア側には、聖杯そのものがサーヴァントとして現界した存在――アイリスフィール〔天の衣〕――がいる。自らを万能の願望機と名乗る彼女は、その起動条件をはっきり口にする。漠然とした願いでは動かない。何が欲しいかという具体的な道筋が要る。だからテュフォンの強化は「祈るだけ」では実行できず、どの能力をどう強化するかをカルデア総出で理論構築したうえで発動される。ライネスはこれを「空想なりの強固な理論が必要」と言い換える。
幕間では、二人の関係が正面から語られる。エフェメロスが「本物の願望機なのに、願いがあるのか」と問うと、アイリスフィールは願いを持ってしまったからこそ願望機としては不安定なのだと答える。願望機は願いが叶ってしまうことを恐れねばならず、反願望機は願いを持つだけで反転してしまう。両者は天敵の毒同士であり、触れ合うだけで蝕みあう関係だと明言される。
終盤、アイリスフィールは願望機としての力を使い果たしてなお「聖杯の機能は願望機だけじゃないもの。」と述べ、願いを叶える前段階の魔力運用機能に切り替えて味方の出力を補う。しかし世界の修正力に抗い続けることはできず、消えていく二人を引き止められない。章を締めるエルメロイⅡ世の述懐が、この用語の到達点である――万能の願望機ですら叶えられない願いがある。
- 〔プロローグ〕ライネス —「そのままの意味さ。ある種の反願望機と言ってもいい。」 (この場面を読む)
- 〔第5節 心のありか〕アイリスフィール —「漠然とした世界平和とかじゃ願望機は働かない。 そのために、何が欲しいかが必要。」 (この場面を読む)
- 〔第8節 願いの果て〕エルメロイⅡ世 —「願望機でも、反願望機でも足りないことがある。 万能の願望機ですら、叶えられない願いが……」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 落涙の翼
読み取れる設定
- 聖杯=万能の願望機という定義が全編で反復される。胤舜「曰く、万能の願望機。」、ホームズ「万能の願望機である聖杯を手に入れた、とヘルメスは記録している。」
- 「万能」は誇張であると作中で否定される。ロマニの比喩、ホームズ「では願望機という触れ込みは虚偽なのだろう。ならば、単機能はどうかな?」——単機能の願望機という分類が提示される。
- 願いを生み出す機能はない。ナイチンゲールの発言、アイリスフィール「漠然とした世界平和とかじゃ願望機は働かない。そのために、何が欲しいかが必要。」——願望の具体性が起動条件。
- 願望機は自分の願いを叶えられない。ダ・ヴィンチ「願望機自身は、自分の願望を叶えられない。反願望機だとしても同じだろう。」
- 形を取らない魔力リソースであることが多い。マシュ「聖杯は願いを叶える魔力リソースとして、形を取らない状態の方が多いです。」、クー・フーリン・オルタ「そして聖杯が顕現すれば―――願いを叶える資源(リソース)となるだろう。」
- 簡易版・亜種が存在する。コロンブス「簡易願望機、簡易令呪になりうるほどの魔力資源があれば」、ダ・ヴィンチ「亜種願望機の影響を受けた牛若丸が暴走、」、マシュ「弁慶さんの言葉通り、願望機に近い力を持つモノです!」、酒呑童子「これはあの羅生門と同じ――『願いを叶える』酒杯や。あのときほどの力は持っとらんようやけどな。」
- 反願望機という対概念がある。オデュッセウス・オルタ「反願望機であるおまえは、聖杯を手に入れても、そのまま使うことはできなかった。」/「魔力リソースとしては利用できるかもしれないが、まともな願いを叶えるためには利用できない。」、テュフォン・エフェメロス「反願望機である私の願いを、願望機であるおまえが叶えてしまった。」
- 願望機と反願望機は互いに毒である(アイリスフィール)。
- 人間・存在そのものが願望機になりうる。アイリスフィール(願望機である私)、ヘファイスティオン「願望機であるというのは、そういうことだ。」、「???」(幕間)「願望機、聖杯によって生み出された彼女―――。」
- 願望機でも叶えられない願いがある。エルメロイⅡ世「願望機でも、反願望機でも足りないことがある。万能の願望機ですら、叶えられない願いが……」、両儀式「願望機でも反願望機でも。そういう存在が願えるだなんて、すでに奇跡よ。」
- 聖杯戦争の建前としての願望機。エルメロイⅡ世「願望機を巡るバトルロイヤル、という体裁は、他の参加者を釣るための真っ赤な嘘なんだよ。」——願望機は参加者を集めるための餌でもある。平安京の空中の文字「天覧の儀で生じるであろう願望機は、アルターエゴ・リンボの願いのためだけに使われる。」も同型の構図。
- 性能は容量で決まり、上限を超えた願いは叶いきらない。CBC2024 でダ・ヴィンチは「より強大な魔力があれば、願望者本人の意識を改竄して、願いを叶えるかもしれないけどね……。」「この聖杯にそこまでの力はなかった。」と述べ、力不足の聖杯が願いを完了できずに事象をループさせた例が描かれる。
- 時間を短縮する装置である。マシュ「わたしは無言で同意する。聖杯はあくまで“時間”を短縮するものだ。」「そういった、人が着実に築き上げるものを膨大な魔力資源によって前倒しにするのが聖杯だ。」——終局特異点の地の文「そのかわりに、彼は時間の短縮を願った。」もこれと一致する。
- 【推測】プトレマイオス「どちらも莫大な魔力リソースには違いない。だが、願望機としての性質に大きな違いがある。」から、〈魔力リソースの量〉と「願望機としての性質」は独立した二軸として扱われている。
揺れ・矛盾
- 「万能」であるか否かが真っ向から割れる。「万能の願望機」という定型句は全編で使われ続ける一方、ロマニ・ホームズ・ナイチンゲール・エルメロイⅡ世はいずれもその万能性を否定する。定型句としての「万能」と、実態としての「制限付き」が並存している。
- 反願望機の定義が場面ごとに異なる。落涙の翼では〈願望機と対をなす存在〉として人格を持つ存在に適用され、聖杯戦線/第六特異点?では「無常の果実」という物体に適用され、「反聖杯」とも言い換えられる。共通する原理は述べられない。【推測】三つの章はいずれも同じ無常の果実(エフェメロス)を指しており、物体としての果実・神格化した人格・サーヴァント霊基のどの層を指すかが場面ごとに揺れている、と読むこともできる。
- 「万能」の否定の仕方が章ごとに違う。第七特異点では〈人間にできないことはできない〉という原理的な制限、平安京では〈儀式の規模が足りないから単機能〉という設計上の制限、CBC2024 では〈この個体の魔力が足りない〉という性能上の制限として語られる。三つは別の話であり、まとめて「聖杯は万能ではない」と要約すると論拠が混ざる。
- 「願いを叶える」の指す層が広い。聖杯・願望機のような装置による願望成就と、「マスターの務め」(カドック「サーヴァントの願いを叶えるのもまた、マスターの務めなんじゃないか。」)や「サンタとは願いを叶えるもの」(サンタカルナ)のような比喩的用法が同一表現で混在する。コンコーダンス上のヒットにはこの比喩的用法が多数含まれる。
- 大聖杯が〈根源到達装置〉か「願望機」か。終局特異点の地の文「この大聖杯という道具は根源に至る為ではなく、『個人』の願いを叶える為に使おうと。」が示すとおり、両者は本来別の用途であり、願望機としての運用は転用である。この経緯を踏まえずに〈聖杯=願望機〉と読むと第三魔法まわりの記述と齟齬する。
関連
- 聖杯 / 大聖杯 / 小聖杯
- 聖杯戦争 / 亜種聖杯戦争
- 聖杯の泥
- 第三魔法・魔法 / 根源
- 受肉
- 霊脈
- 令呪
- 触媒
- 聖杯戦争のルール
- 聖杯戦争の変種
- 聖杯と召喚(ロアアトラス)
- 用語集:世界とサーヴァントの用語
引用元の人物
- アイリスフィール〔天の衣〕 — 本ページ引用 23 件の話者
- レオナルド・ダ・ヴィンチ — 本ページ引用 16 件の話者
- ロード・エルメロイⅡ世 — 本ページ引用 12 件の話者
- テュフォン・エフェメロス — 本ページ引用 9 件の話者
- 久遠寺有珠 — 本ページ引用 8 件の話者
- マシュ・キリエライト — 本ページ引用 6 件の話者
- ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ — 本ページ引用 4 件の話者
- ヘファイスティオン — 本ページ引用 4 件の話者
言及の多い章
- 落涙の翼 — この章に言及 77 件
- 第六特異点? — この章に言及 34 件
- 五月連休温泉 隈乃 — この章に言及 21 件
- 聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~ — この章に言及 19 件
- 二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~ — この章に言及 11 件
- いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~ — この章に言及 10 件
- クリスマス2018 — この章に言及 9 件
FGO全シナリオ(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン、全151章 1,104,754行)を機械走査し、『願望機』および別名表記を含む発話を全件収集したうえで構成している。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。原文中の改行は半角スペースに置き換えて一行で示した。話者名の無い地の文・システム表示は「(地の文)」と表記する。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。
付録: 原文引用アーカイブ
原文引用アーカイブ(機械収集・254 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある
全文コンコーダンス上のヒットは 565 行(同一台詞の分岐重複を統合すると 254 行/56 章)。本節にその 全 254 件 を掲載する。
特異点F 炎上汚染都市 冬木
- マシュ —「所有者の願いを叶える万能の力。 あらゆる魔術の根底にあるとされる魔法の釜?」
第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン
- Dr.ロマン —「『聖杯』とは願いを叶える魔導器の一種でね。 膨大な魔力を有しているんだけど……」
- ジークフリート —「誰かの願いを叶える。 誰かの喜びを、哀しみを、怒りも受け止める。」
第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス
- アタランテ —「しかし、聖杯は万能の願望機。 何か願いを抱いていた方がいいかもしれないぞ。」
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
- メフィストフェレス —「切なる願いを叶えると決めたマスターに、 子供一人くらいは手に掛けさせなくては、ね。」
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
- ナイチンゲール —「聖杯は「願いを叶えるもの」であって、 「願いを生み出すもの」ではない。」
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
- ホームズ —「彼は六人の魔術師を殺し、万能の願望機である聖杯を 手に入れた、とヘルメスは記録している。」
- ダ・ヴィンチ —「彼は一度だけ、願いを叶える手段を隠し持っている。 本人は怖がって、考えようともしないけどね。」
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
- ロマニ・アーキマン —「万能の願望機と言われる聖杯でさえ、 この運命を変える事は不可能だろう。」
- ロマニ・アーキマン —「あれを万能の願望機というのは、“お金があれば 何でもできる”と言っているようなものでね。」
- ギルガメッシュ —「当然だ。この世の財はすべて我(オレ)のもの。 望みを叶える願望機など、とうに手に入れている。」
終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
- マリスビリー —「私が欲しいものは願望機としての聖杯だけだ。 その望みは決まっている。」
- (地の文) —「この大聖杯という道具は根源に至る為ではなく、 『個人』の願いを叶える為に使おうと。」
- マリスビリー —「聖杯戦争の勝者は願いを叶える。 それはマスターと、そのサーヴァントに資格がある。」
亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ
- シェヘラザード —「この玉手箱は、『願いを叶えるもの』。」
- シェヘラザード —「言わば……そうですね。 『使い捨て簡易願望機』のようなものかと。」
- シェヘラザード —「きちんとその魔力資源を運用する方法を持った魔術師や サーヴァントならば、それは願望機というより――」
- コロンブス —「簡易願望機、簡易令呪になりうるほどの魔力資源があれば ――こいつに手綱をつけることができるか?」
亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国
- 胤舜 —「曰く、万能の願望機。」
亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
- ??? —「本当の願いを叶えるきっかけを 聖霊がささやきかける……」
地獄界曼荼羅 平安京
- ダ・ヴィンチ —「そんなもの、万能の願望機たりえる訳が―――」
- ホームズ —「では願望機という触れ込みは虚偽なのだろう。 ならば、単機能はどうかな?」
- バベッジ —「おまえの切なる願いが我を導いた。 我はおまえの願いを叶えるため、此処(こ こ)に顕(あらわ)れたのだ。」
- 空中の文字 —「それこそがリンボの目論みだ。 願望機として稼働するかどうかまでは知らないが、」
- 空中の文字 —「天覧の儀で生じるであろう願望機は、 アルターエゴ・リンボの願いのためだけに使われる。」
Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
- 妖精騎士ランスロット —「僕の命は彼女のものだ。 彼女の願いを叶えるために、僕は今の僕になった。」
- マシュ —「自分の望みを……自分の願いを叶えるのなら、 最強を以て証明しろ、と。」
死想顕現界域 トラオム
- カドック —「それに、サーヴァントの願いを叶えるのもまた、 マスターの務めなんじゃないか。」
奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン
- ラニ=ⅩⅡ —「その場合は私が全力をもって、 勝者の願いを叶えるとお約束します。」
- カーマ —「その願いを叶えるためにも、死なないためにも、 私たちは聖杯戦争に勝たなければならない―――と。」
- セイバー —「全力で、貴女のその願いを叶えるべく働いてあげる。 貴女のサーヴァントとして。」
- ドゥリーヨダナ —「願いを叶える方法はただひとーつ! こいつらを倒してシステムを乗っ取るしかあるまい!」
幕間の物語
- ディオスクロイ・カストロ —「欠片であろうと願望機だ。 多くの場合、あの類(たぐい)は面倒を呼ぶ。」
- ??? —「そして更に、“彼女”は存在そのものも異質です。 願望機、聖杯によって生み出された彼女―――。」
二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~
- サンタアイランド仮面 —「無論、彼女たちの願いを叶えるべきです。 貴女はもう、返品を受け取ってしまった。」
- サンタアイランド仮面 —「……ということになりかねません。ですから、 まず彼女たちの願いを叶えることから始めましょう。」
- ジャンヌ・オルタ・サンタ・リリィ —「願いを叶えることが、サンタのお仕事。 邪魔する者は排除します!」
- ジャンヌ・オルタ・サンタ・リリィ —「ど、どうしてサンタが願いを叶えるのを 邪魔するんですか!?」
- サンタアイランド仮面 —「願いを叶えるのは、果てしなく困難で。 願いを叶えたとしても、それは当たり前の出来事。」
- サンタアイランド仮面 —「願いを叶えるということは、本来不平等なことなのです。 不平等とは、即ち欲望。」
- (地の文) —「サンタクロースは立派な、誰かの願いを叶える聖人で、 だからこそ私もサンタを選んだのだと。」
- ??? —「願いを叶える者が、願いから逃避するのは矛盾だ。」
- ??? —「それはつまり、願いを叶えるということの本質から 目を逸らしている。」
- ??? —「サンタクロースは願いを叶えるという 願いを叶えているのだ。」
- ジャンヌ・オルタ・サンタ・リリィ —「そしてサンタとは、願いを叶える者! 贈り物を運び、幸福を運ぶ者です!」
復刻:ぐだぐだ本能寺
- 桜セイバー —「ええ、私たちの世界での聖杯戦争なのですが 本来願望機である聖杯をおかしな技術で」
復刻羅生門
- 酒呑童子 —「そいで、顛末はあれやろ? なら答えは明白や。 これはなぁ――『願いを叶える』酒やわ。」
- Dr.ロマン —「聖杯に注がれた酒……聖杯の願望機の側面が作用して…… いやしかし、そんなことが本当に……?」
リヨイベ
- 女神コロンビア —「あらゆる願いを叶える第三魔法――― あのマスターは、その意味を何も理解していなかった。」
節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔
- (地の文) —「そう、たとえば、あらゆる願いを叶えるという万能の願望機、 聖杯なるものがこの手にあったとしても。」
復刻:星の三蔵ちゃん、天竺に行く ライト版
- 三蔵 —「宝を求める者同士を、互いに血を流させて供物(くもつ)とし、 どんな願いもかなえる願望機(がんぼうき)を顕現(けんげん)させる? とか?」
クリスマス2018
- サンタ狙いのバーサーカー(ペンテシレイア) —「サンタは願いを叶える存在だと聞く。」
- サンタ狙いのバーサーカー(ペンテシレイア) —「他人の力を借りて願いを叶えるなど弱者の所業。 しかし―――自らが『それ』になればどうだ?」
- サンタ狙いのバーサーカー(ペンテシレイア) —「自らが自らの力で願いを叶えるぶんには問題はあるまい。 我が部族の在り方に照らしても正しい、力による獲得だ。」
- サンタ狙いのバーサーカー(ペンテシレイア) —「すなわち! 私は自らがサンタクロースになり、 自らの願いを叶えるための力として喰らう!」
- ブラック・ケツァルマスク —「私はまず願いを叶える者としてサンバ化した。 その後に戦いを司る悪の側面として分離した。」
- ブラック・ケツァルマスク —「願いと、戦いだ。 つまり私の根本は『戦いにて願いを叶える者』なのだ。」
- ブラック・ケツァルマスク —「そうだ。意味はある。 願いを叶える者の前には、“願いを持つ者”が必要だ。」
- ブラック・ケツァルマスク —「そうでなければ、真のサンタクロースであろうとも 決して願いを叶えることはできない。」
- ブラック・ケツァルマスク —「つまり貴様は、元々、願いを叶えるためにここに来たのだ。 迷う必要はない。貴様は願いを叶えていいのだ。」
カルデアゲート
- (地の文) —「七騎のサーヴァントを七人のマスターが召喚し、 願いを叶えるために殺し合う戦いである。」
- サンタカルナ —「フッ……サンタとは願いを叶えるもの。 任せておけ。」
- 桜セイバー —「ええ、私たちの世界での聖杯戦争なのですが 本来願望機である聖杯をおかしな技術で」
- 子ギル —「まして、この聖杯は万能の願望機……とまでは いかないにせよ、極めて危険な存在。」
- 酒呑童子 —「そいで、顛末はあれやろ? なら答えは明白や。 これはなぁ――『願いを叶える』酒やわ。」
- Dr.ロマン —「聖杯に注がれた酒……聖杯の願望機の側面が作用して…… いやしかし、そんなことが本当に……?」
- 三蔵 —「宝を求める者同士を、互いに血を流させて供物(くもつ)とし、 どんな願いもかなえる願望機(がんぼうき)を顕現(けんげん)させる? とか?」
- ダ・ヴィンチ —「そうだね。彼女がそこにいる理由がそれなら、 その願いを叶える事が進展に繋がるのは間違いない。」
ホワイトデー2021
- マシュ —「聖杯は願いを叶える魔力リソースとして、 形を取らない状態の方が多いです。」
クリスマス2021
- エミヤ —「救世主の血を受けた器であり、 万能の願望機であるという。」
- サンタマルタ —「万能の……願望機?」
バレンタイン2022
- メドゥーサ —「願望機たる聖杯を起動させる…… そんな儀式がある、とは知っています。」
15人の理知的なメガネたち
- クー・フーリン・オルタ —「そして聖杯が顕現すれば――― 願いを叶える資源(リソース)となるだろう。」
ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像
- テンシ —「願いがない、というのであれば。 無意識下の願いを叶えるより他ありません。」
- (地の文) —「願いを叶える、とテンシとアクマは言った。 ……これが私の願いだとは、思わないけれど。」
- ヨハンナ —「『万能の願望機を使って、超巨大石像を 建てて欲しいんですけどー』」
ワンジナ・ワールドツアー!
- シオン —「足が生えて逃げるにしても、 そこは願望機の悲しさ。」
- シオン —「手に取った者の願いを叶えるため、 触れられただけで停止せざるを得ないはず。」
バレンタイン2024 ~チョコレート・リバーのその先に~
- ダ・ヴィンチ —「(大穴の中には聖杯があった。 無限の願いを叶える願望機)」
CBC2024 シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!
- サンチョ —「シラノ様は先ほどの脚本に納得がいかなかった。 だから、聖杯は願いを叶えるためにやり直した、と。」
- マシュ —「万能の願望機といえども、 この願いを叶えるのは難しいでしょう。」
- ダ・ヴィンチ —「より強大な魔力があれば、願望者本人の意識を改竄して、 願いを叶えるかもしれないけどね……。」
CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~
- カドック —「聖杯は相変わらず姿を現さないが…… エレノアが願いを叶える対象なのは間違いない。」
落涙の翼
- ライネス —「そのままの意味さ。ある種の反願望機と言ってもいい。」
- テュフォン・エフェメロス —「なぜだ! なぜ命中する?! どうして反願望機である私に対して、それが叶うんだ!」
- テュフォン・エフェメロス —「ふん、どういうわけか分からないが、 私の反願望機としての出力は落ちてるらしい。」
- ヘファイスティオン —「(運命の女神たちが作った、願いが叶わなくなる実。 ある種の反聖杯、反願望機)」
- ライネス —「絶対に願いが叶わなくなる果実。 ある意味の反聖杯、反願望機だ。」
- オデュッセウス・オルタ —「だが、おまえはどうにもすわりが悪い。 もちろん反願望機ではあるんだろうが……」
- オデュッセウス・オルタ —「おまえは紛れもなく反願望機だろう。 だが、そちらの白いエフェメロスは……」
- オデュッセウス・オルタ —「白いエフェメロスは反願望機ではない。」
- (地の文) —「イプシロンは反願望機じゃないって……」
- オデュッセウス・オルタ —「無常の実という反願望機でありながら、 一騎のサーヴァントとして人格を持つ以上、」
- オデュッセウス・オルタ —「反願望機であるおまえは、 聖杯を手に入れても、そのまま使うことはできなかった。」
- オデュッセウス・オルタ —「魔力リソースとしては利用できるかもしれないが、 まともな願いを叶えるためには利用できない。」
- オデュッセウス・オルタ —「反願望機でない自分だ。 くだらない願いを口にしても許される自分だ。」
- オデュッセウス・オルタ —「ばかりか、わずかなりとも聖杯に触れたことで、 反願望機としての出力を大幅に減衰させたんだ。」
- テュフォン・エフェメロス —「……おまえがいくら聖杯だとしても…… 私は……反願望機で……」
- アイリスフィール —「あなたが反願望機だとしても、 太祖竜だとしても、無常の実だとしても、」
- アイリスフィール —「ええ。願望機である私と、反願望機であるあなたは、 互いに毒のようなものでしょうね。」
- アイリスフィール —「あなたの願いを叶えることは、 きっと、これまでになく、私の体を蝕(むしば)むでしょう。」
- アイリスフィール —「だって、私は願望機なんだから―――!」
- ヘファイスティオン —「本当か? 願望機とはいえ、 おまえはあくまでサーヴァントになった分霊だろう。」
- ヘファイスティオン —「願望機であるというのは、そういうことだ。 しかも、願いを叶えた相手が……」
- アイリスフィール —「もちろん、任せてちょうだい。 私ってば万能の願望機なんだから!」
- ゴルドルフ —「な、なるほど! 願望機の聖杯をもってすれば、 テュフォンのパワーアップも可能か!」
- アイリスフィール —「ただ、願望機といっても、 願いのための具体的な道筋は必要よ。」
- アイリスフィール —「漠然とした世界平和とかじゃ願望機は働かない。 そのために、何が欲しいかが必要。」
- ライネス —「願望機とはそういう機能なのか。」
- テュフォン・エフェメロス —「カルデアの知恵と、願望機としてのアイリスフィール。 そのふたつを合わせて考えてみたわ。」
- サバージオス —「だが、魔力リソースではなく、 万能の願望機としての聖杯が手に入るなら……」
- サバージオス —「あれだけの速度で修理して、願望機が現れ、 さらにカルデアの賢者もついてるんだろう?」
- テュフォン・エフェメロス —「おまえは、願いがあるの? 本物の願望機なのに?」
- アイリスフィール —「だけど、だからこそ、 願望機としては不安定。」
- アイリスフィール —「まして、あなたのような反願望機なら、 なおさらでしょう。」
- テュフォン・エフェメロス —「反願望機である私の願いを、 願望機であるおまえが叶えてしまった。」
- アイリスフィール —「私たちは、本当は天敵の毒同士よね。 願望機と反願望機だもの。触れ合うだけで蝕(むしば)みあう関係。」
- アイリスフィール —「願いなんて、人間でも願望機でも結局……」
- アイリスフィール —「私たち、願望機にとってはちょっと難しい。 でも、そうじゃないみんなはとっくに知ってること。」
- サバージオス —「壊れたままなら、 反願望機の機能だって半端なままだったろうに。」
- サバージオス —「無常の果実(エ フ ェ メ ロ ス)という反願望機すら、 例外ではない。」
- テュフォン・エフェメロス —「反願望機(私)が叶えられない夢を叶えてほしいなんて、 勝手な理由で、あなたを作っちゃった。」
- サバージオス —「だが、それならそれでいい。 おまえ、願望機としては力を使い果たしてるだろう?」
- サバージオス —「反願望機であるおまえにとって、 それは何よりも致命的だろう。」
- サバージオス —「テュフォンの竜体があそこまで回復した以上、 おまえの反願望機としての出力も戻ってきたはずだ。」
- (地の文) —「反願望機のエフェメロスに」
- (地の文) —「願望機の『力』を使ったせい?」
- アイリスフィール —「そうね……今こそ…… 私は願望機であるべきなのに……」
- ライネス —「だけど、あれは……そうか。 反願望機の力か……!」
- ヘファイスティオン —「反願望機としての彼女は いくらだって、テュフォンの子を産みだしてしまう……!」
- (地の文) —「でも、願望機としての力はもう……」
- アイリスフィール —「そうね。さっきも言ったけれど、 願望機としては、力を使い果たしたかも。」
- アイリスフィール —「だけど、大丈夫よ。 聖杯の機能は願望機だけじゃないもの。」
- サバージオス —「だとしても、反願望機の魔力によって、 この場所は、どんどん開発されていってる。」
- サバージオス —「だが、優れているからこそ、無意味で哀れだ。 一度決定した以上、反願望機としての機能は動き続ける。」
- サバージオス —「反願望機による無尽蔵が、 人間や人理の英霊ごときに受け止めきれるものか。」
- エルメロイⅡ世 —「確かに、アイリスフィールからすれば 願望機として使われるより消耗しないだろう。」
- イスカンダル —「願望機が、英霊召喚として余と坊主を喚(よ)ぶのなら、 応えないはずがあるまいよ!」
- サバージオス —「まさか、願望機による抵抗か……?! だが、そんな余力があったのか?」
- イスカンダル —「運命の女神たち(モ イ ラ イ)が反願望機として作り上げた果実なら まずその定めの糸からは逃れられまいよ。」
- 両儀式 —「反願望機の力とやらで、そいつの夢を、 本人に殺させようとしたことだ。」
- 両儀式 —「ええ、願望機として彼女が喚(よ)ばれた時点で 当然気づくべきことだったわ。」
- 両儀式 —「願望機でも反願望機でも。 そういう存在が願えるだなんて、すでに奇跡よ。」
- サバージオス —「万能の願望機も、諦める。 おまえたちの意地汚さの勝利だ。」
- アイリスフィール —「問題ないわ。これも願望機の副産物ですもの。 願いを叶える前の、膨大な魔力を扱う機能。」
- アイリスフィール —「ええ、そうよ。 願望機(私 た ち)に自我が生まれるってそういうこと。」
- ダ・ヴィンチ —「願望機としての……羽化……?」
- アイリスフィール —「前回、私が願望機として叶えたのは、 あくまであなたのあるべき姿を導いただけ……」
- サバージオス —「紛い物だからといって、劣る理由はない! 反願望機だからといって、恐れる理由にはならない!」
- イプシロン —「きっと、人類も私たちも願いを奪い合う生物だけれど、 お姉ちゃんは、願いを断ち切る反願望機だけれど、」
- テュフォン・エフェメロス —「どうにかならないの! おまえだって万能の願望機なんでしょう!」
- アイリスフィール —「ええ、万能の願望機なのだから、 条件さえ揃えば、どんな願いだって叶えられるわ。」
- アイリスフィール —「あなたたちが反願望機であろうとなかろうと、 世界の修正力が働いてしまう。」
- アイリスフィール —「そうなれば、世界と願望機(私)の争いになって、 遅からず、私は負けてしまうでしょう。」
- テュフォン・エフェメロス —「私が反願望機だっていうなら、こう願う。 イプシロンなんか消えてしまえばいい。」
- サバージオス —「だから、こいつを維持させていたのは、 願望機の言った、世界と争えるほどの魔力リソースだ。」
- エルメロイⅡ世 —「願望機でも、反願望機でも足りないことがある。 万能の願望機ですら、叶えられない願いが……」
- アイリスフィール —「ええ、これだけ解析ができたのなら、 願望機としてテュフォンにも搭載できるわ。」
- エルキドゥ —「どうだろう? 願いを叶えるのも叶えないのも、 神々にとっては大した差がないんじゃないかな。」
- アイリスフィール —「ええ、ここまで理解できれば、 願望機として叶えられるわ! 期待しておいて!」
インドラの大試練 ~巡るブロークン・スカイ~
- ヴァジュラ —「ぼくたちは、本当に本当に、ほんっと~に、 インドラさまの願いを叶えるためにいるんだもんね!」
- ヴァジュラ —「(インドラさまの心からの願いを叶えるものが、 自分たちです)」
カルデアン・フロラリア あなたの花が咲く頃に
- 花咲翁 —「聖杯は願いを叶えるものだと聞くね。」
- 花咲翁 —「ならばあれは、願いを叶える天願桜、 というようなものかな?」
- (地の文) —「願いを叶えるものは、願いを託されるものは、 この世界の中心にある大樹だ。」
- ロビンフッド —「天願桜、か……! 全ての願いを叶える、聖杯の力を持つもの!」
- (地の文) —「今こそ表出しつつある聖杯の支配権を奪い、 我が願いを叶えるべきか!」
第四次異聞録 冬木
- エルメロイⅡ世 —「願望機という触れ込みで参加者を惑わしておきながら、 その実体は世界を滅ぼす大量殺戮(さつりく)装置だったのだから。」
- エルメロイⅡ世 —「願望機を巡るバトルロイヤル、という体裁は、 他の参加者を釣るための真っ赤な嘘なんだよ。」
- エルメロイⅡ世 —「だがそこから出現するのは願望機ではなくアンリマユ…… この戦いには初めから勝利者など存在しないのだ。」
- エルメロイⅡ世 —「万能の願望機を奪い合うなどという大仰な大儀式が、 時計塔を遠く離れたこのような僻地(へきち)で開催されたこと。」
- エルメロイⅡ世 —「アレは貴方がたが求めていた願望機などではない! いい加減、騙されていたと気付け!」
人外跋扈怪界
- 酒呑童子 —「これはあの羅生門と同じ――『願いを叶える』酒杯や。 あのときほどの力は持っとらんようやけどな。」
超極大魔城ベルトチェイテ
- ??? —「わら……私(わたくし)にも、願いがある。 その願いを叶えるために、女王であり続けよう!」
- エリザベート —「バンバン聖杯戦争に召喚されて、 願いを叶えるために努力すればいいじゃない!」
深海電脳楽土 SE.RA.PH
- 鈴鹿御前 —「でも、私はその願いを叶えるの。 顔も知らないマスターで、生きているかも分からないけど、」
超絶縦長魔城 チェイテピラミッド姫路城
- Ⅱ号機 —「……いい? 私は、アナタの願いを叶えるために 喚び出された。それを忘れないで。」
Apocrypha/Inheritance of Glory
- ??? —「基幹部分は八七%占拠。 私の願いを叶えるには、充分なリソースだ。」
三千信長世界 デ・アルカ
- ??? —「だからこそ、私からおまえは生まれた。 人の願いを叶える悪魔としてね。」
納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク
- (地の文) —「我らは山に生きて山に死ぬ。 ―――その願いを叶えるまでは。」
いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~
- 弁慶 —「打ち出の小槌(こづち)! 言わば、日の本に於ける万能の願望機にて!」
- マシュ —「多くの伝説に登場する日本のアーティファクト! 弁慶さんの言葉通り、願望機に近い力を持つモノです!」
- スカサハ —「見事に縮んでいるな…… 打ち出の小槌、願望機の影響を受けたとみたぞ。」
- ダ・ヴィンチ —「亜種願望機の影響を受けた牛若丸が暴走、 霊基と霊核を変化させた上で、何処かへと逃亡。」
- ダ・ヴィンチ —「亜種願望機の影響を受けた牛若丸君が暴走、 霊基と霊核を変化させた上で、何処かへと逃亡。」
- クー・フーリン・オルタ —「……無駄口の多い連中だ。 口を閉じて、さっさと願望機を持った牛若を捜せ。」
- ディオスクロイ・カストロ —「それ以上の問答は無用だ。 俺はおまえたちを薙ぎ払い、願いを叶える。」
- ディオスクロイ・カストロ —「打ち出の小槌。 東方の願望機。」
- 鬼一法眼 —「元は僕の願望機なれば、 元の場所に戻るは当然!」
- (地の文) —「打ち出の小槌! 願望機!」
輝け! グレイルライブ!! ~鶴のアイドル恩返し~
- X・オルタ —「だったら、何か、こう、ほんの一瞬。 願いを叶えるのではなく、願いを夢見る為に。」
カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~
- クリストファー君 —「だから、ステくんの願いを叶えるということは、 そいつを殺すことになるんだ。」
伝説再来魔城チェイテ
- エリザベート —「バンバン聖杯戦争に召喚されて、 願いを叶えるために努力すればいいじゃない!」
- Ⅱ号機 —「……いい? 私は、アナタの願いを叶えるために 喚び出された。それを忘れないで。」
螺旋証明世界 リリムハーロット
- ドラコー —「手にしているコレは願望機ではない。 そもそも、今となっては空の器だ。」
聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~
- 太公望 —「サーヴァントが願望機たる聖杯を求め争う儀式を、 あなたたちは知っているでしょう。」
- プトレマイオス —「どちらも莫大な魔力リソースには違いない。 だが、願望機としての性質に大きな違いがある。」
- プトレマイオス —「言うなれば、反願望機だ。」
- (地の文) —「反願望機……!」
- ダ・ヴィンチ —「願望機自身は、自分の願望を叶えられない。 反願望機だとしても同じだろう。」
- ダ・ヴィンチ —「プトレマイオスが言ったように、 反願望機である彼女にも、願いに対する本能はあるんだ。」
- プトレマイオス —「この特異点を最初から疑ってはいた。 だがまさか、皆が争った聖杯の主が反願望機とはな!」
- プトレマイオス —「主体が反願望機の側である以上、 望みが叶わなくなる権能は機能すまい。」
- ダ・ヴィンチ —「……待てよ、反願望機?」
- エルメロイⅡ世 —「こと、願望機としての聖杯についてなら、 今のカルデアで、私が一番詳しいはずだ。」
- ダ・ヴィンチ —「この冬木市の聖杯戦争で顕(あらわ)れた聖杯は、 願望機としての側面が極めて強大だったらしい。」
- エルメロイⅡ世 —「だから、願望機としての聖杯の機能について、 最も詳しいのは私だろう。」
- エルメロイⅡ世 —「ならば、反願望機としての権能を妨害すれば、 テュフォン本体の覚醒も頓挫することになる。」
- エルメロイⅡ世 —「そして、反願望機である無常の果実は、 同時に反聖杯というべき性質を保持している。」
- エルメロイⅡ世 —「冬木市の聖杯より魔力リソースの側面が強いとはいえ もちろん願望機としての性質も併せ持っている。」
- エフェメロス —「ならば、我もまた反願望機として その夢を摘もう。」
- エフェメロス —「おまえたちの言葉なら、それがふさわしいだろう。 反願望機。願いを叶えない機能こそが我だ。」
- ダ・ヴィンチ —「エフェメロスの宝具! まさか、これは反願望機としての権能の!」
- ダ・ヴィンチ —「そうか、反願望機であるエフェメロスが、 自分の願いを持つというのはそういう!」
戦国暴走高道・MAKAI
- ??? —「左様、この万能の願望機があれば、 もはや余の道行きを阻むものは何もない。」
夢幻泡影盈月
- ??? —「儀を勝ち残った最後の一組に、 万能の願望機たる盈月は与えられる―――」
- 由井正雪 —「万能の願望機たる盈月……」
- ダ・ヴィンチ —「七人のマスターと七騎のサーヴァントによる、 万能の願望機を巡る戦い。それが聖杯戦争だ。」
- 紅玉の書 —「“願望機”たる盈月をめぐる戦い。 七人の喚び人と七騎の英霊による殺し合いじゃ。」
- 由井正雪 —「あと僅(わず)かばかりで盈月の器は満たされ、 願望機たる盈月は輝く。」
- 丑御前 —「願望機にて! 丑御前(わ た し)が世をただす(こ わ す)!」
五月連休温泉 隈乃
- バゼット —「真実であれ嘘であれ『願いを叶える』というのですから、 それくらいの制限はあって然るべきでしょう。」
- 隈乃院ヨシスケ —「どうです? 願いを叶えるお宝扱いされるのも当然でしょう。」
- カレンちゃん —「答えは一つ。 あるのよ、『願いを叶える万能の秘湯』が。」
- (地の文) —「本当の意味で願いを叶える、『万能の秘湯』……」
- 隈乃院ヨシスケ —「『万能の秘湯に辿り着くには、万能の杯が要る。 願いを叶える杯の力であの扉を開ければよい』」
- 槻司鳶丸 —「自由に願いを叶える『万能の秘湯』ときたか。」
- (地の文) —「願いを叶える温泉が世界崩壊の起点だとすると……」
- 久遠寺有珠 —「この山に昔から祀(まつ)られている山の精が 願いを叶える力を持っているなら、」
- 木乃美芳助 —「聖杯って知ってる? 願いを叶える杯。 知らないかー。ディープな世界の秘密だもんな。」
- 両儀さん —「秘湯に入りたがっている者の生き写し…… それが『願いを叶える』事なのかしら。」
- ??? —「そうであれば/明日の世界がどうなろうと/ 星は願いを叶えるでしょう。」
- 久遠寺有珠 —「魔力の含(ふく)まれたお湯が願いを叶えるなら、 願いが実現した時に消費されるものでしょうけど―――」
- 久遠寺有珠 —「ただ一つの願いを叶えるだけの、 どこにでもある願い星箱(キャンディマシン)よ。」
- (地の文) —「『ただ一つの』『一番の』願いを叶えるツール。」
- 久遠寺有珠 —「それが個人限定の願望機、願い星箱。 この隈乃(くまの)旅館でわたしが失くしたプロイキッシャーよ。」
- 久遠寺有珠 —「人間の願いを叶えるのが好きだから、 次から次へと犠牲者を出していたのではないかしら?」
- 久遠寺有珠 —「願いを叶えるごとにシャイニースターは力を増していく。 秘湯が五つあったのはそのためじゃないかしら。」
- マシュ —「それより。願いを叶えるたびにレアリティ、 失礼、評価が上がるという事は―――」
- 久遠寺有珠 —「シャイニースターに『自身の願望』は無いわ。 シャイニースターは起動させた人間の願いを叶えるだけ。」
- 久遠寺有珠 —「その『誰か』の願いを叶えるためには グレードを上げる必要があった。」
- シャイニースター —「『この願いは、美しい』 『この願いを叶えるワタシは、公正です』」
盛夏堪能王国 Uオルガマリーアイランド
- 加齢怒様 —「あらゆる願いを叶える力を持つ子、 真実の巫女―――神稚児(か み ち ご)よ!」
- 加齢怒様 —「真に願いを叶える因習の巫女だ!」
幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO
- 山南敬助 —「では私たちを使って万能の願望機を起動させようというのが 貴方たちの計画なのですか。」
第六特異点?
- エルキドゥ —「その効果は、『あらゆる望みが叶わなくなる』。 ……いうなれば、聖杯の逆。反願望機だ。」
- フランソワ —「そもそも、反願望機の君は自分の願いすら叶えられない。」
- エルキドゥ —「皮肉なものだね。反願望機としてのシステムが、 君の救いとなる要素を排除しようとしているなんて。」
- 暴君 —「あれか、果実か! テュフォンの鉢に植えられし無常! 反願望機!!」
- ダ・ヴィンチ —「口だけじゃ無理だ、本気の願いじゃなければ 恐らく反願望機である無常の果実は反応しないだろう。」
- 神王ラックランド —「ならば……大聖杯の泥に…… 穢(けが)れた願望機に、余の願いをそのまま乗せるだけの事。」
- エフェメロス —「人の願いを叶えるか否定するか。 普通の人間なら安易に善悪で分けるのだろう。」
- ギルガメッシュ —「見物する価値はあった。 反願望機というのも稀少ではある。」
- エフェメロス —「愚かな。 私は反願望機、願いを否定する存在だぞ?」