人理修復
この用語は何か
人理修復とは、人理焼却によって失われた人類史を取り戻すためにカルデアが実行した作戦、およびその一年間の遠征全体を指す語である。終章でオルガマリーが「七つの特異点を消去して人理定礎を修復。」と一行で要約したものが、この作戦の内容そのものにあたる。
手順は決まっている。各時代へレイシフトし、その時代を歪めている原因物——ほとんどの場合聖杯——を回収し、人理定礎を復元する。あとは時代が自力で正しい形へ戻っていく。シオンはこれを「特異点解決による人理修復」と一語に縮めて呼ぶ。個々の時代に対する作業は『特異点修正』と呼ばれ、作戦全体を指す『人理修復』と使い分けられる。作戦の指令名としてはグランドオーダー(冠位指定)が用いられ、章ごとに「第六グランドオーダー」のように番号が振られる。
ただしこの作戦は、原因物を抜けば必ず成功する定型作業ではない。第四特異点では期限に間に合わなければ修復自体が不可能になると警告され、第六特異点では修復後に残る問題が「癌」と呼ばれ、第七特異点ではギルガメッシュに「修復されるのは辻褄だけだ」と断じられる。人理修復で戻るのは歴史の形であって、失われた命ではない。
作戦完了後、この語は性格を変える。第2部以降ではほぼすべての用例が回顧的で、「人理修復を成し遂げた者」「人理修復の旅」というかたちで主人公たちの経歴を指す固有名詞として使われる。そして奏章Ⅳでは、マシュ・キリエライトが就いた新しいクラスの職務名として、パスト・カルデアでは無限に反復させられる箱庭の名として、それぞれ再登場する。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正体 | 人理焼却を覆すためにカルデアが実行した作戦。および一年間の遠征そのもの |
| 内容 | 「七つの特異点を消去して人理定礎を修復。」(終章・オルガマリー) |
| 手順 | 各時代へレイシフト → 原因物(聖杯等)を回収 → 人理定礎の復元 → 時代が自力で修正へ向かう |
| 実務単位 | 特異点修正。個々の特異点に対する作業を指す |
| 作戦指令名 | 人理守護指定・グランドオーダー(冠位指定) |
| 期限 | カルデア内の時間が2017年に到達するまで |
| 完了宣言 | 2017年、序/2017年 12月26日で「人類史の定礎、その全てを復元した。」と報告される |
| 修復されないもの | 死者。特異点で起きた出来事の記録。修復後も残る揺らぎと残滓 |
章別解説
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
修復が失敗しうることが最初に明言される章である。魔霧計画の主導者マキリ・ゾォルケンは、ロンドンだけでなく英国全土を魔霧で浸食し、この時代ごと人理定礎を消去すると宣言する。それを受けてDr.ロマンは、ニコラ・テスラが魔霧の集積地帯へ到達すれば被害はブリテン島全域に及び、この特異点の人理修復は不可能になると告げる。修復とは、時間内に手を打てなければ取り逃す作業である——グランドオーダーが単なる回収業務ではなく戦闘作戦である理由が、ここではっきりする。
- 〔雷電神話〕Dr.ロマン —「そうなってしまえば この特異点の人理修復は不可能だ。」「人理の底は完全に破壊され、 人類の歴史はこの時代で途絶えるだろう。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
修復の現場作法が言葉になる章である。ケルト軍に押し込まれた戦線で、ダ・ヴィンチはカウンターとして召喚されたサーヴァントたちを見て、「特異点修正の要領」で理由を告げて協力を要請しようと指示する。戦って倒すのではなく、事情を説明して味方に引き入れる——これがカルデアの標準手順として明示される数少ない場面である。
- 〔荒野の七騎〕ダ・ヴィンチ —「特異点修正の要領だ、マスター君。 理由を告げてサーヴァントたちに協力を要請しよう。」 (この場面を読む)
サーヴァントの側から見た人理修復も、この章で正面から描かれる。ラーマは、この戦いが人理修復のためのものである以上そこに迷いはないと言い切りつつ、真っ当な聖杯戦争で召喚されたなら過去を変えてほしいと願ったかもしれない、と漏らす。試練の場に現れた偽物のシータは、まさにその弱みを突く——人理修復は誰かに任せればいい、二人で平和を選べばいい、と。ラーマはそれを偽物と見破り、旅の続行を選ぶ。人理修復は、参加するサーヴァント一人ひとりが自分の願いを後回しにすることで成り立っているという構造が、この幕間で可視化される。
- 〔ヴィシュヌの試練〕ラーマ —「この戦いは人理修復のためのもの。 これに命を懸けることに迷いも惑いもない。」 (この場面を読む)
- 〔ヴィシュヌの試練〕シータ —「こちらにおいでください、ラーマ様。 人理修復は誰かに任せればいいのです。」 / ラーマ —「さあ、マスター。 人理修復の旅はまだ続くぞ。」 (この場面を読む)
作戦の外側にいる者から見た人理修復も、この章に置かれている。北米の霊脈を狙う魔術師は「人理修復直後こそ好機」と口にし、修復が終わった直後の空白を突こうとする。修復の完了は、次の火種が芽を出す合図でもある。
- 〔荒野の七騎〕??? —「人理修復直後こそ好機。 この霊脈を支配し、必ずや魔術協会に復讐を……!」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
修復しても消えない問題が初めて提示される章である。獅子王の計画——選ばれた人間だけを聖都に集め、聖槍ごと隔絶空間へ持ち去る——を聞いたDr.ロマンは悲鳴を上げる。人理に含まれない人間世界が作られてしまえば、ソロモンを倒して人理焼却を無かったことにしても人類史は滅茶苦茶になる。彼はこれを人理修復後の癌と呼んだ。作戦の目標が「焼却を覆すこと」だけでは足りない、という認識がここで生じる。
- 〔神王オジマンディアス(2/3)〕Dr.ロマン —「その時代はとっくに崩壊しているばかりか、 人理に含まれない人間世界を作る、だって!?」「獅子王の聖槍――― 聖都キャメロットは人理修復後の癌(がん)だ。」 (この場面を読む)
同時に、この語は現地の人間に向けた自己紹介としても機能しはじめる。円卓から追われる身になったベディヴィエールの事情を聞いたマシュは、自分たちにも人理修復の使命があると応じ、聖都へ向かうという結論を共有する。カルデアが何者であるかを一言で説明するための名前として、人理修復は使われている。
- 〔敗走(1/2)〕マシュ —「はい。 私たちも、人理修復の使命があります。」 (この場面を読む)
なお本章の円卓の騎士たちは、決着後にカルデア側の戦力として残る。幕間でアルトリア・ペンドラゴンは、ガウェイン・ランスロット・トリスタンに対し、引き続き人理修復を執行せよと命じる。倒した相手が次の作戦要員になるという、この作戦の独特な人員調達がここに表れている。
- 〔失うことから始まるもの〕アルトリア —「貴公らは引き続き、人理修復を執行せよ。 円卓の騎士である矜持を、決して忘れるな!」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア / 終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
カルデアの一年が職能として評価される章である。ウルクの王に門前払いされかけた場面で、マーリンは彼らを「ここまで多くの特異点を修正してきた、いわば人理修復のプロフェッショナルだ」と紹介し、そろそろ第三者の力を信じてもいいとギルガメッシュに勧める。六つの特異点を踏破した経験が、この時点で交渉材料になる実績として扱われている。逆に敵側の女神は、魔獣程度に手こずるようでは人理修復など夢のまた夢だと言い捨てる。作戦名は、敵味方双方が主人公たちを値踏みするときの物差しになっている。
- 〔ギルガメッシュの災難〕マーリン —「彼らはここまで多くの特異点を修正してきた、 いわば人理修復のプロフェッショナルだ。」 (この場面を読む)
- 〔神代にて〕??? —「こんな魔獣たちに手こずるようなら、 アナタたちには人理修復なんて夢のまた夢。」 (この場面を読む)
そして終局特異点の出撃前、作戦には期限があることが最後に確認される。Dr.ロマンは、カルデアの内部時間が2017年に到達すれば人理修復の手立ては無くなると告げ、これは敗北から始まった戦いだったと振り返る。人理修復とは、既に終わっている事件を残り時間内に覆す試みだった。
- Dr.ロマン —「残された時間は僅かしかない。このカルデアが2017年に 到達すれば人理修復の手立てはなくなる。」
修復の後始末もこの章に付随している。ウルクを再訪した幕間で、Dr.ロマンは修復が済んでもその時代での存在証明は大変だとぼやき、マシュは街に活気が戻っていることに驚く。別の幕間では、ダ・ヴィンチがティアマトの残滓について、放置しても人理修復の流れに押し流されて自然と消滅する可能性が高いと診断する。修復は一度の作業ではなく、以後も働き続ける流れとして描かれている。
- 〔渡る世間はオニばかり〕Dr.ロマン —「人理修復は済んだとはいえ、その時代の存在証明は 大変なんだけどなー。いやもう本当に。」 (この場面を読む)
- 〔神が造り、人が紡ぎ、土に還る Ⅰ〕ダ・ヴィンチ —「このまま放置しても、人理修復の流れに押し流されて 自然と消滅する可能性は大きい。」 (この場面を読む)
なおこの章でギルガメッシュが、聖杯を回収して定礎を修復すれば損害が無かったことになるという説明を虚言だと切り捨てる件については、人理および人理焼却を参照。
→ 章別解説: 第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア / 終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿
作戦が終わったあとに何が残るかを扱う最初の章である。新宿に特異点が観測されたとき、ダ・ヴィンチはまず前提を説明し直す。この一年、微小な特異点が幾度も発生しては潰されてきたが、それは七つの特異点が生んだ大きな時間の揺らぎが他の歴史に波及したためであり、七つを修復したからといって揺らぎがすぐ収まるわけではない。そのうえで、七つに匹敵する規模の特異点が現れることまでは予測できなかったと認め、改めて特異点修正を依頼する。
- ダ・ヴィンチ —「七つの特異点を修復したからといって、 ゆらぎはそう簡単に収まるものじゃない。」「……その通り! マスター君、 キミに特異点修正を頼むしかない。」
同じ章では、修復の達成が外の世界にどう見えているかも語られる。カルデアのスタッフは、数合わせで配属された素人のマスターが本物の英雄と渡り合い、遂には人理修復を果たしたという事実を「信じられるの!?」と言い、その功績が大きすぎて魔術協会の政治抗争に巻き込まれかねないと危惧する。人理修復は、達成した本人を守ってくれる肩書きではない。
- スタッフB —「遂には、人理修復を果たしたって……。 ねえ、信じられるの!?」
そしてシャーロック・ホームズが、自分がロンドンから新宿までレイシフトし続けてきた理由を明かす。人理修復そのものには自分の助けは要らない——彼がアトラス院で調べていたのは、人理が完全に修復された後にも特異点が発生する可能性はあるか、という問いだった。答えは「決して低くない、むしろ高い」。第2部以降の危機は、この一問から前倒しで用意されている。
- 〔監獄グレートエスケープ〕ホームズ —「人理修復については、私の助けなど必要ない。 何か助言はできるかもしれないが、それは私以外でも可能だ。」「私がアトラス院で知りたかったのは、 仮に人理が完全に修復された後―――」「特異点が発生する可能性はあるか、というものだった。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア / Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
この作戦は本来誰の仕事だったのかが争点になる二章である。蘇生したカドック・ゼムルプスはマスターに向かって、Aチームの誰かであればもっと上手くやったはずだと突きつける。マシュはこれに、人理修復の一年間は無我夢中で、そんな「もしも」を考える余裕さえなかったと応じる。達成した側には選択肢が無かったという反論であり、この作戦がどれほど綱渡りだったかを示す返答でもある。同じ章でペペロンチーノは、能力の優劣と人理修復の適性は分けて考えるべきだと述べており、Aチーム側にも同じ疑問が共有されていたことが分かる。
- 〔異聞の帯〕マシュ —「人理修復のときの一年間は無我夢中(むがむちゅう)でした。 そんな“もしも”を考える余裕さえなかった。」 (この場面を読む)
- 〔激動の大地〕ペペロンチーノ —「もう、そんなの偶然じゃないわよ? 能力の優劣と人理修復の適性は分けて考えないとね?」 (この場面を読む)
オリュンポスでは、Aチーム側の回想が直接描かれる。[[オフェリア・ファムルソローネ]]は自分たちを「人理修復を託されたただふたりのマスター」と呼び、わずかな失敗も許されないとキリシュタリア・ヴォーダイムを戒める。[[芥ヒナコ]]もまた、人理修復をやるのは自分たちしかいないと突き放す。人理修復は、本来Aチームが担うはずだった任務の名前だった。
- 〔我、星を裂く雷霆(Ⅰ)〕オフェリア —「私たちは人理修復を託された、 ただふたりのマスターなのです。」 / 芥ヒナコ —「そんな性格でこの先、やっていける? 私たちしかいないのよ、人理修復をするヤツは。」 (この場面を読む)
キリシュタリアの最期には、その「あり得なかった一年」が幻として与えられていた。地の文はそれを「主観世界の主と、そこにシフトした彼。そのふたりが当事者となる、人理修復の旅である」と説明する。シミュレーションの中で彼はAチーム全員と共に世界を救い、目覚めたあと、それを自分が見た夢として仕舞い込んだ。人理修復は、達成しなかった側にとっては最も痛切な「もしも」である。
- 〔それは、生まれ持ったものではなく〕(地の文) —「主観世界の主と、そこにシフトした彼。 そのふたりが当事者となる、人理修復の旅である。」 / マスター —「かなうのなら。 Aチームのみんなと、世界を救いたかったなぁ。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア / Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
Aチームと人理修復の関係が、最初から偽装だったことが明かされる章である。冥界の牢でカドックは、大令呪がクリプターを自爆させるための装置だったと理解し、マリスビリー・アニムスフィアは初めから自分たちが人理修復をこなせるとは信じていなかった、と結論する。[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]はそれを肯定する。
- 〔失われた水の都〕カドック —「マリスビリーは初めから、僕たちが 人理修復をこなせると信じていなかった。」 (この場面を読む)
回想では、マリスビリー本人の口からその設計が語られる。来たるべき特異点での人理修復において、Aチームの魔術師はマスターではない——彼らは秘匿者である。「人理修復を担うエリート部隊」という表向きの説明そのものが、定礎を破壊する要員を隠すための看板だったことになる。
- 〔宇宙樹〕マリスビリー —「来たるべき特異点での人理修復において、 Aチームの魔術師はマスターではない。」「君たちは秘匿者(クリプター)だ。 それを心に留めてもらえるかな?」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
死想顕現界域 トラオム
特異点修正はカルデアの専売ではないことが示される章である。異界の内情を説明するサンチョは、この特異点を修正するために抑止力がサーヴァントを召喚したと述べる。ところがその何騎かは叛逆者側に染まってしまい、修正どころではなくなった——だから仲間を集めて三つ巴の均衡を作った、という経緯である。修復という機能は世界の側にも備わっており、カルデアはその代行者のひとつにすぎない。
- 〔あなたの首なんて欲しくはないの〕サンチョ —「当然のように、この特異点を修正するための 抑止力としてサーヴァントが召喚さ(よ ば)れるのですが。」 (この場面を読む)
同じ章では、修正の別ルートも検討される。サンチョは、マスター殺しによる特異点修正は難しいようだとドン・キホーテに報告する。特異点の要になっている人物を排除して解消する、という手段が存在すること自体は前提になっており、カルデアが取っている「原因物の回収」だけが修正の方法ではないことが分かる。
- 〔闇夜の閑話〕サンチョ —「話を聞く限り、 マスター殺しによる特異点修正は難しいようです。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 死想顕現界域 トラオム
非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ
人理修復のエラーという言い方が現れる章である。羽化に失敗して動けなくなったコヤンスカヤは、たとえカルデアが汎人類史を取り戻したとしても、シベリアに居座る自分の固有結界が修復の障害物として残るぞ、と脅しをかける。ダ・ヴィンチはその理屈自体は否定できないと認める。未来の修復作業から見て邪魔になる存在という、この作戦を基準にした新しい罪状の立て方である。
- 〔第12節 ただひとつの、冴えたやり方〕コヤンスカヤ —「シベリアの片隅に居座る特殊領域(わ た く し の 世 界)が、 人理修復のエラーとなってアナタたちを邪魔するかも?」 (この場面を読む)
これに対する太公望の返答は、殺すことでも見逃すことでもない。エラーになるというなら、エラーにならない場所へ移ればいい——地球でないところ、宇宙へ。マシュは即座にその意味を理解し、領域外殻の性能なら真空にも耐えられると計算を始める。人理修復という枠組みそのものを、殺さずに済ませるための道具として使い直した場面である。
- 〔第12節 ただひとつの、冴えたやり方〕太公望 —「人理修復の際のエラーの可能性? 成る程、そういうこともあるかもしれないが……」 / マシュ —「人理修復のエラーとならない領域……! 宇宙への進出、ですね!」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ
奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス
人理修復が役職名になる章である。裁判を終えたマシュは新しいクラスを得るが、その立ち位置はそれまでと違う。彼女はもはや実在の英霊を自身に変換して戦うサーヴァントではなく、『人類史の英霊』ではなく『カルデアの騎士』として数えられる。ダ・ヴィンチが説明するその職務内容が、そのまま**『人理修復』**である。
- 〔エピローグ〕ダ・ヴィンチ —「『人類史の英霊』ではなく、 『カルデアの騎士』としてカウントされている。」「この役職は何をするものなのか? 言うまでもない。『人理修復』だ。」 (この場面を読む)
続く説明は、この語の意味を装置の水準まで具体化する。マシュの第二宝具は熱線ではなく、正史から外れた歴史・正史から独立した時間を補正・修理する時空干渉——つまりレイシフトそのものである。ダ・ヴィンチはこれを「本来の人理保障措置」「アニムスフィアが秘匿するべきだった冠位指定」と呼ぶ。人理修復は作戦名から、一騎のサーヴァントが行使する能力の名前へと畳み込まれる。
- 〔エピローグ〕ダ・ヴィンチ —「補正・修理する時空干渉――― つまりレイシフトそのものなんだよ。」「そう。本来の人理保障措置。 アニムスフィアが秘匿するべきだった冠位指定。」 (この場面を読む)
同じ章では、人理修復の値打ちが査定にかけられる場面もある。マシュの価値を計ろうとするカレン・C・オルテンシアは、他のマスターと他のサーヴァントでも人理修復が達成できたのなら彼女の価値はそれほどでもない、と論じる。カドックは、より迅速に、より合理的にやれた者はいたかもしれないと正直に認めたうえで、それでもこの二人でよかったと答える。成果として測れば代替可能かもしれない仕事である、という指摘が作中で明示的に置かれた数少ない場所である。
- 〔地獄は財を与える〕カレン —「仮に他のマスター、他のサーヴァントがいたとして、 それで人理修復が達成されるのであれば……。」「彼女の価値はそれほどでもありません。」 (この場面を読む)
- 〔天の使いは死を告げる〕アストライア —「それは―――簡単でしょう。 彼はああ見えて人理修復のベテランでしてよ。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス
幕間の物語
修復が完了した後の土地を実際に歩く、この語の理解に最も直接効く幕間がある。[[ジャンヌ・オルタ]]が指定したレイシフト先は元第一特異点のフランス——彼女の言葉では「現在、人理修復中のあの場所」である。用件は特異点の後始末、具体的には残された怨霊の掃討だった。同行したジェロニモは、放置しても人理に害は及ばずいずれ消える定めだと見立てるが、ジャンヌ・オルタは前の自分が取りこぼしたものだと言って引かない。人理修復は瞬時に完了する処理ではなく、時間をかけて進行し、放っておけば消える程度の澱を残す作業であることが、ここで実演される。
- 〔正さねばならないもの〕ジャンヌ・オルタ —「レイシフト先はフランス、 元第一特異点。」「現在、人理修復中のあの場所です。」「その通り。 今回は言うなれば、特異点の後始末。」 (この場面を読む)
- 〔正さねばならないもの〕ジェロニモ —「しかし放置しておいても人理に害は及ばず、 いずれ消え去る定めのものと見るが……。」 / ジャンヌ・オルタ —「人理修復を続けましょう、マスター。 終わった土地には離別の挨拶を。」 (この場面を読む)
もうひとつの幕間は、人理修復を記録として残せるかという問題を扱う。シェヘラザードがマスターに求めた案内先は、人理修復作業が行われた特異点の全てだった。彼女は、修復が既に果たされ残っているのは残滓にすぎないと承知したうえで、旅の一部始終を語らせる。締めくくりで彼女はこの一年を「人理焼却という悪辣極まりない蛮行と、人理修復という過酷極まりない偉業の終着点」と呼ぶ。マシュがこれに乗るのは、カルデアの公式記録として人理修復の過程をどこまで残せるかが不透明だからである。特異点の出来事は誰の記憶にも人類史にも残らない——だから物語として残す、という交換がここで成立する。
- 〔千と一の夜を越えても〕シェヘラザード —「つまりは、人理修復作業が行われた特異点の全てです。」「無論、人理修復は既に果たされ、いま残っている 特異点がただの残滓(ざんし)である事はわかっています。」 (この場面を読む)
- 〔千と一の夜を越えても〕マシュ —「特に……カルデアの公式記録として あの人理修復の過程をどこまで残しておけるかは、」「いささか不透明な部分もありますので。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 幕間の物語
???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア
人理修復そのものが牢獄になる章である。舞台は、オルガマリーが所長として健在で、Dr.ロマンも死なず、七つの特異点が次々と順調に片付いていく「あり得たかもしれない」カルデアである。第一特異点をあまりに呆気なく攻略したオルガマリーは、特異点修正とはこんなに簡単なものだったのかと拍子抜けし、マシュも極めて円滑に進んだことに驚く。うまく行きすぎる人理修復という違和感が、この章の入り口になっている。
- 〔邪竜百年戦争〕オルガマリー —「なんか呆気(あっけ)ないわね!? 特異点修正ってこんな簡単なものだったの!?」 / マシュ —「特異点修正も極めて円滑に進み、 宿泊することもなかったのには驚きましたが。」 (この場面を読む)
魔術王を倒した瞬間、オルガマリーは高らかに宣言する——人理修復、成立。だが、その直後に「ときこ」を名乗る人物が終わりを告げ、場面は最初へ巻き戻る。仕掛け人である女神ウルズの宝具は、捏造でも虚偽でもない「確かにあった過去」を繰り返し再生するものであり、その口上はいつも同じ一文で締められる。
- 〔ではまた、一から〕オルガマリー —「でも、やったわ! これで世界は救われる……。 人理修復、成立よ!」 (この場面を読む)
- 〔捜し物はなんですか?〕(地の文) —「―――さあ、やり直しましょう。 大丈夫、貴方の人理修復は絶対に上手くいくのですから。」 (この場面を読む)
記憶を取り戻したマシュは、この空間の正体を「第一から終局までの特異点修正を繰り返すだけの、箱庭」と言い切る。ウルズはDr.ロマンからソロモンとしての過去を消しており、弱体化したゲーティアを倒すだけならそれで足りると判断していた。必ず成功する人理修復とは、成功しても何も先へ進まない人理修復である——この章は、作戦の価値がその困難さと不可逆性にあったことを裏返しで示している。
- 〔過去の残響〕マシュ —「第一から終局までの特異点修正を繰り返すだけの、 箱庭を作ったのです。」 (この場面を読む)
決着後、本物ではないカルデアのオルガマリーが管制室から特異点の修正を確認し、静かに感想を漏らす。彼女自身は生きて人理修復を指揮することのなかった所長であり、この一言は本編で果たせなかった役割の代行にあたる。
- 〔君には改心する権利がある〕オルガマリー —「……これが人理修復ね。 まあ、色々と例外は多いみたいだけど。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: ???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア
読み取れる設定
- 定義(確定): 七つの特異点を消去し、人理定礎を修復する作戦。終章でオルガマリーは「七つの特異点を消去して人理定礎を修復。」と要約する。→ 人理定礎
- 手順(確定): 平安京でシオンは「特異点解決による人理修復、」と一語で呼ぶ。特異点を解決する=原因物を除くことで定礎が戻り、時代が自力で修正へ向かう。→ 聖杯
- 現場作法(確定): 第五特異点でダ・ヴィンチは「特異点修正の要領だ、マスター君。」「理由を告げてサーヴァントたちに協力を要請しよう。」と述べる。現地サーヴァントは打倒ではなく説得の対象である。
- 二語の使い分け(確定・傾向): 『人理修復』は作戦全体・旅全体を指し、『特異点修正』は個々の特異点に対する作業を指す傾向がある。オリュンポスのナレーション「そのふたりが当事者となる、人理修復の旅である。」は前者の典型。
- 達成不能ケース(確定): 第四特異点でロマニは「この特異点の人理修復は不可能だ。」と述べる場面があり、修復は自動的に成功するものではない。
- 期限(確定): 終局特異点でロマニは「このカルデアが2017年に 到達すれば人理修復の手立てはなくなる。」と述べる。作戦にはカルデア内部時間による締め切りがある。
- 修復後の残存問題(確定): 第六特異点でロマニは「聖都キャメロットは人理修復後の癌(がん)だ。」と述べ、第七特異点でも「人理修復は済んだとはいえ、その時代の存在証明は」と留保が付く。亜種特異点Ⅰではダ・ヴィンチが「七つの特異点を修復したからといって、 ゆらぎはそう簡単に収まるものじゃない。」と、揺らぎの持続を説明する。
- 修復は流れとして働き続ける(確定): 第七特異点の幕間でダ・ヴィンチはティアマトの残滓について「このまま放置しても、人理修復の流れに押し流されて 自然と消滅する可能性は大きい。」と述べる。修復は一度の操作ではなく継続する作用として描かれる。
- 修復中の時代に入れる(確定): 幕間でジャンヌ・オルタは元第一特異点を「現在、人理修復中のあの場所です。」と呼び、「特異点の後始末」としてレイシフトする。修復には進行中という状態が存在する。
- 修正の主体はカルデアに限らない(確定): トラオムでサンチョは「当然のように、この特異点を修正するための 抑止力としてサーヴァントが召喚さ(よ ば)れるのですが。」と述べる。→ 抑止力
- 敵側からの評価(確定): 第五特異点で「人理修復直後こそ好機。」、第七特異点で「アナタたちには人理修復なんて夢のまた夢。」と、敵対勢力の側からも作戦名で呼ばれる。ツングースカではコヤンスカヤが「人理修復のエラーとなってアナタたちを邪魔するかも?」と、修復を人質に取る。
- 本来の担当者(確定・LB7): マリスビリーは「来たるべき特異点での人理修復において、 Aチームの魔術師はマスターではない。」「君たちは秘匿者(クリプター)だ。」と述べる。人理修復はAチームの表向きの任務名であり、実態は定礎破壊要員だった。→ Aチーム/クリプター
- 役職名としての人理修復(確定・奏章Ⅳ): マシュの新クラスについてダ・ヴィンチは「この役職は何をするものなのか? 言うまでもない。『人理修復』だ。」と述べ、その第二宝具を「補正・修理する時空干渉――― つまりレイシフトそのものなんだよ。」と説明する。作戦名が一騎の能力名になる。→ レイシフト
- アフタータイムでの再帰(確定): パスト・カルデアでは人理修復の再演が主題となり、マシュは「第一から終局までの特異点修正を繰り返すだけの、 箱庭を作ったのです。」と述べる。反復される人理修復は成功しても何も進まない。
- 【推測】『人理修復の旅』という言い方が定着することで、この語は作戦名から主人公たちの経歴を指す固有名詞へと性格を変えている。LB以降の用例はほぼすべて回顧的である。
揺れ・矛盾
- 『人理修復』と『人理の修復』の併存: 『人理の修復』表記は16件で、第六特異点のトリスタン「人理の修復だけでなく、サーヴァントたちの夢でも」など。意味の差はなく、単なる表記揺れである。
- 『特異点修正』の適用範囲の拡大: 本来は七つの特異点に対する作業を指すが、イベントでは「特異点修正のために召喚された、」(夢幻泡影盈月・マシュ)のように、任意の異常事象への対処を指して使われる。
- 修復の完了時点が一意でない: 序章でダ・ヴィンチは「見事、人類史の定礎、その全てを復元した。」と述べるが、亜種特異点群(201〜204)は人理修復後に発生し、なお『特異点修正』が実施される。修復の完了とその後の特異点発生の関係は作中で整理されていない。
- 達成者の同定: LB3でゴルドルフは「人理修復を成し遂げた者の戦略眼だというのか……」と主人公に帰し、終章ではオルガマリーが「貴方たちが人理焼却を解決した事も。」と述べる。一方パスト・カルデアではオルガマリー自身が「人理修復、成立よ!」と宣言する立場に置かれ、誰の達成であるかは章によって焦点が移る。
- 代替可能性についての結論が出ていない: 奏章Ⅳでカレンは「仮に他のマスター、他のサーヴァントがいたとして、 それで人理修復が達成されるのであれば……。」と価値を疑い、カドックは「この二人以外のマスターとサーヴァントでも、 恐らく上手くやれた、と思う。」と認めたうえで「だが……上手くは言えないが、 この二人で良かったと僕は思っている。」と答える。LB1のペペロンチーノも「能力の優劣と人理修復の適性は分けて考えないとね?」と述べ、適性が何を指すのかは最後まで定義されない。
- 「修復」が何を戻すのか: マシュは第七特異点で「人理焼却さえ解決すれば、その時点ですべて修復され、」と教わった内容を復唱するが、ギルガメッシュはそれを虚言と断じる。一方、同章の幕間ではウルクに活気が戻り、マシュ自身が「人理修復の影響か、それとも生き残っていた人たちが 復興されたのかはわかりませんが。」と判断を保留する。修復が世界に何をしたのかは、作中で一貫した答えが与えられていない。
関連
- 人理焼却 — 対処対象となった事件そのもの
- グランドオーダー — この作戦に与えられた指令名(冠位指定)
- 人理定礎 — 修復の直接の対象。値の回復が達成条件になる
- 人理 / 特異点 / 聖杯
- カルデア / レイシフト / 抑止力
- Aチーム / クリプター — 本来この作戦を担うはずだった面々
- 亜種特異点 / 微小特異点 — 修復後に残った揺らぎが生んだもの
- 章別解説: 第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット / 奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス / 終章 / ???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア
- 用語集: メインストーリー
引用元の人物
- マシュ・キリエライト — 本ページ引用 17 件の話者
- ロマニ・アーキマン — 本ページ引用 9 件の話者
- レオナルド・ダ・ヴィンチ — 本ページ引用 8 件の話者
- ラーマ — 本ページ引用 3 件の話者
- オルガマリー・アニムスフィア — 本ページ引用 3 件の話者
- スカサハ — 本ページ引用 3 件の話者
言及の多い章
- カルデアゲート — この章に言及 20 件
- 奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス — この章に言及 8 件
- 第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム — この章に言及 7 件
- 第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア — この章に言及 6 件
- 亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿 — この章に言及 5 件
- 幕間の物語 — この章に言及 5 件
- 納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク — この章に言及 5 件
FGO全シナリオ(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン、全151章 1,104,754行)を機械走査し、『人理修復』および別名表記を含む発話を全件収集したうえで構成している。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。
付録: 原文引用アーカイブ
原文引用アーカイブ(機械収集・121 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある
原文行の該当ヒットは 244件(52章)。同一話者の連続発話をまとめ、同一章内の完全重複を除いた『発言単位』では 145件。このうち本節に 121件 を掲載する。
反復的・儀礼的な言及(戦闘中の呼びかけ、同趣旨の繰り返しなど)他24件は掲載を省略した(うち章ごと省略が11章分)。
第二特異点 永続狂気帝国 セプテム
- 〔無理難題ではないのよ?〕Dr.ロマン —「第二の特異点修正の折にも、」
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
- 〔雷電神話〕Dr.ロマン —「この特異点の人理修復は不可能だ。」
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
- 〔ヴィシュヌの試練〕ラーマ —「この戦いは人理修復のためのもの。」
- ギルガメッシュ —「強さ弱さを競う程度で、これから先の人理修復に」
- シータ —「人理修復は誰かに任せればいいのです。」
- ラーマ —「人理修復の旅はまだ続くぞ。」
- 〔荒野の七騎〕ダ・ヴィンチ —「特異点修正の要領だ、マスター君。」
- ??? —「人理修復直後こそ好機。」
- 〔女王の躾〕メイヴ —「私に任せれば人理修復なんてあっという間!」
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
- 〔敗走(1/2)〕マシュ —「私たちも、人理修復の使命があります。」
- 〔神王オジマンディアス(2/3)〕Dr.ロマン —「聖都キャメロットは人理修復後の癌(がん)だ。」
- 〔失うことから始まるもの〕トリスタン —「人理の修復だけでなく、サーヴァントたちの夢でも」
- アルトリア —「貴公らは引き続き、人理修復を執行せよ。」
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
- 〔神代にて〕??? —「アナタたちには人理修復なんて夢のまた夢。」
- 〔ギルガメッシュの災難〕マーリン —「いわば人理修復のプロフェッショナルだ。」
- 〔神が造り、人が紡ぎ、土に還る Ⅰ〕ダ・ヴィンチ —「このまま放置しても、人理修復の流れに押し流されて」
- 〔渡る世間はオニばかり〕Dr.ロマン —「人理修復は済んだとはいえ、その時代の存在証明は」
- Dr.ロマン —「……ふう。人理修復が終わったのに、」
- マシュ —「人理修復の影響か、それとも生き残っていた人たちが」
終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
- Dr.ロマン —「到達すれば人理修復の手立てはなくなる。」
亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿
- スタッフB —「遂には、人理修復を果たしたって……。」
- ダ・ヴィンチ —「キミに特異点修正を頼むしかない。」
- 〔特異点ランディング〕??? —「……もっとも、あの人理修復の際は、そんなことを」
- 〔世紀末トラップ〕??? —「どうやら、予想通り人理修復のためにカルデアが」
- 〔監獄グレートエスケープ〕ホームズ —「人理修復については、私の助けなど必要ない。」
亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
- 〔アンノット 夜明け前〕ロビンフッド —「人理修復の時間遡行も経験しなかった。」
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
- 〔獣たちの帝国〕ゴルドルフ —「特異点修正は当然だ。」
- 〔異聞の帯〕マシュ —「人理修復のときの一年間は無我夢中(むがむちゅう)でした。」
- 〔皇女アナスタシア〕ホームズ —「ひどく真っ当に人理修復に勤しんでいるはずだが。」
- 〔激動の大地〕ペペロンチーノ —「能力の優劣と人理修復の適性は分けて考えないとね?」
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
- 〔雪と氷の城(後編)〕マシュ —「あの後のカルデアのこと、人理修復の旅のこと。」
Lostbelt No.3 人智統合真国 シン
- 〔百代の過客〕ゴルドルフ —「人理修復を成し遂げた者の戦略眼だというのか……」
Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
- 〔我、星を裂く雷霆(Ⅰ)〕オフェリア —「私たちは人理修復を託された、」
- 芥ヒナコ —「私たちしかいないのよ、人理修復をするヤツは。」
- 〔それは、生まれ持ったものではなく〕ナレーション —「そのふたりが当事者となる、人理修復の旅である。」
- マスター —「……しかし、人理修復の旅、か。」
地獄界曼荼羅 平安京
- 〔寛弘五年、平安京〕シオン —「特異点解決による人理修復、」
Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
- 〔はじまり〕ダ・ヴィンチ —「人理修復の旅の時、フォウも一緒だったんだろ?」
死想顕現界域 トラオム
- 〔あなたの首なんて欲しくはないの〕サンチョ —「ともあれ、これでは特異点修正どころでは」
- 〔闇夜の閑話〕サンチョ —「マスター殺しによる特異点修正は難しいようです。」
- 〔ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの出立〕ヴラド三世 —「救助が来るのは、恐らく特異点修正後だと」
- 〔ヴラド三世の凱旋〕ヴラド三世 —「特異点修正まで、」
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
- 〔失われた水の都〕カドック —「人理修復をこなせると信じていなかった。」
- 〔宇宙樹〕マリスビリー —「来たるべき特異点での人理修復において、」
奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス
- 〔ようこそ『グラナート』へ〕モリアーティ —「ある! 何故なら、これこそが特異点修正に」
- 〔地獄は財を与える〕カレン —「それで人理修復が達成されるのであれば……。」
- カレン —「人理修復の件については、理解しました。」
- 〔天の使いは死を告げる〕アストライア —「彼はああ見えて人理修復のベテランでしてよ。」
- 〔地獄へようこそ、マシュ・キリエライト〕リリス —「人理修復したとか、異聞帯を踏破したとか。」
- 天草四郎 —「貴方も人理修復の旅で、」
- 〔エピローグ〕ゴルドルフ —「うむ。特異点修正途中で手に入れた短剣、」
- ダ・ヴィンチ —「言うまでもない。『人理修復』だ。」
終章
- 〔旅の終わり〕シオン —「人理修復に貢献するものではないけれど、」
???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア
- 〔邪竜百年戦争〕オルガマリー —「特異点修正ってこんな簡単なものだったの!?」
- マシュ —「特異点修正も極めて円滑に進み、」
- 〔全特異点・踏破完了〕Dr.ロマン —「人理修復が上手くいけば、これから先」
- ナレーション —「特異点修正も体力勝負なので……」
- 〔ではまた、一から〕オルガマリー —「人理修復、成立よ!」
- ナレーション —「人理修復を繰り返させている敵がカルデアにいる」
- 〔時の女神〕マシュ —「(人理修復の最前線であると同時に、」
- 〔捜し物はなんですか?〕ナレーション —「大丈夫、皆様の人理修復は絶対に上手くいくのですから。」「大丈夫、貴方の人理修復は絶対に上手くいくのですから。」
- 〔過去の残響〕マシュ —「わたしは……特異点修正が既に終わったものであること。」
- Dr.ロマン —「無事に人理修復を果たせた訳だ。」
- マシュ —「第一から終局までの特異点修正を繰り返すだけの、」
- 〔君には改心する権利がある〕オルガマリー —「……これが人理修復ね。」
- 〔捜し物はなんですか?〕ナレーション —「貴方の人理修復は必ず成功するのですから。」
幕間の物語 本章の該当発話 18件、うち 5件を掲載。
- 〔ミミ思う故にミミあり〕玉藻の前 —「人理修復の旅を共にするなどとてもとても。」
- 〔正さねばならないもの〕クー・フーリン —「黒い聖女は“人理修復に協力する”という」
- 〔千と一の夜を越えても〕シェヘラザード —「つまりは、人理修復作業が行われた特異点の全てです。」「無論、人理修復は既に果たされ、いま残っている」
- シェヘラザード —「人理修復という過酷極まりない偉業の終着点。」
- マシュ —「あの人理修復の過程をどこまで残しておけるかは、」
節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔
- 〔プロローグ いざ鬼の塔へ〕マシュ —「人理焼却に伴い人理の修復作業がコリジョンし、」
バトル・イン・ニューヨーク 2019
- 〔インヴェイダー・オータム〕ギルガメッシュ —「貴様は人理修復を為しえた男か?」
カルデアゲート
- 〔影の国の舞闘会 ―プロローグ―〕スカサハ —「人理修復の旅は決して生半可なものではない。」
カルデアゲート
- 〔第2R『乱れ咲くなり氷花』〕マシュ —「わたしは、人理修復の過程で様々な場所に行き、」
バレンタイン2021
- 〔第3節 悩める仔羊たち〕カレン —「人理修復のために英霊の力を結集し、」
ホワイトデー2021
- 〔プロローグ/殻と空とカラ〕荊軻 —「特異点修正であれば、サンソン共々付き合うが。」
秋葉原塔イベント
- 〔40店目『たとえ薄くとも』〕マシュ —「……特異点修正後でいかがでしょうか。」
15人の理知的なメガネたち
- 〔第七節『よって、蠱毒に至る』〕エルキドゥ —「特異点修正にしては、」
ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像
- 〔第七節『第一の鎖:インドの超英雄、話し合いリターンズ』〕ダ・ヴィンチ —「特異点修正完了!」
- ゴルドルフ —「今回の微小特異点修正、モニターは最低限で進行。」
CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~
- 〔第5節 必然炎のごとく〕ゴルドルフ —「今はこの特異点修正に集中するべきだ。」
- カドック —「特異点修正の兆候は?」
- ゴルドルフ —「待て待て! 特異点修正が起きるはずだ。」
インドラの大試練 ~巡るブロークン・スカイ~
- 〔第1節 神々の王、天空の主〕ラーマ —「今は人理修復のためカルデアに協力している。」
- 〔第5節 去来する雷〕アルジュナ —「このインドラ神の要請を受け、特異点修正のために」
- 源頼光 —「特異点修正がために尽力する所存。」
盛夏爆走祭典 イシュタルカップ
- 〔プロローグ 夏の女神の小さな親切〕イシュタル —「マスター。人理修復がなされたとはいえ、」
- 〔チーム結成 今日のふらん ~哲学編~〕プロフェッサーM —「間違いなく、特異点修正以外にも裏がアリアリだろうが、」
超絶縦長魔城 チェイテピラミッド姫路城
- 〔第一節 トリロジーの憂鬱〕ダ・ヴィンチ —「そうだね。無理に特異点修正を押しつけるのはよくない。」
- ナレーション —「みんなー、人理修復だよー!」
- 〔第十五節 ファイナル・エクスプロージョン・コースター〕ふーやーちゃん —「このまま特異点修正と共に消えるのか?」
- Ⅱ号機 —「人理修復のため、一時力を貸してあげる。」
西部絢爛賭場ラスベガス
- 〔聖者の賭事〕天草四郎 —「人理修復に関しては、英霊としての義務。」
- 〔王侯遊戯〕始皇帝 —「人理修復の務め、大儀である。いやぁ、いつもながら」
- 〔丁か半かのるかそるか〕風魔小太郎 —「何だかんだで、今回のカジノ巡りは特異点修正の」
納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク
- 〔第一節『エンジョイ・ホリデー』(1/3)〕虞美人 —「……という訳で、遺憾ながらこの特異点修正に」
- 虞美人 —「特異点修正のため、ザクザク解決するわよ!」
- 〔第三節『ゴーストマンション』(1/2)〕執筆中の作家 —「人理の修復を優先するとも。」
- 〔第四節『呪いと怨念とビデオテープ』(1/2)〕イリヤ —「特異点修正とはいえ、」
- 〔医療テントの決まり事〕パラケルスス —「私が特異点修正まで対処をしておきましょう。」
伝説再来魔城チェイテ
- 〔第二節 幻想冒険ハロウィン〕Dr.ロマン —「特異点修正のためにも、」
- 〔第五節 チェイテ・ピラミッド・姫路・メカエリチャン〕ダ・ヴィンチ —「そうだね。無理に特異点修正を押しつけるのはよくない。」
- ナレーション —「みんなー、人理修復だよー!」
- 〔第八節 ラストナイト・ハロウィン〕ふーやーちゃん —「このまま特異点修正と共に消えるのか?」
- Ⅱ号機 —「人理修復のため、一時力を貸してあげる。」
非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ
- 〔第12節 ただひとつの、冴えたやり方〕コヤンスカヤ —「人理修復のエラーとなってアナタたちを邪魔するかも?」
- 太公望 —「人理修復の際のエラーの可能性?」
- マシュ —「人理修復のエラーとならない領域……!」
- マシュ —「人理修復を成す直前のタイミングで、」
- 太公望 —「人理の修復に伴って、」
連続活劇神話 ミシシッピ・ミササイザーズ
- 〔プロローグ:宝船オン・ザ・ミシシッピ〕マシュ —「人理修復に導きたいところなのですが―――」
- マシュ —「ご明察です。先輩とわたしは、人理修復のために」
- 〔第1節:愉快な仲間の素敵なお仕事(1/2)〕スーパーバニヤン —「人理の修復は、人と人との信頼関係あってこそだよ。」
超絶鎖国御領 ナガサキ
- 〔プロローグ 会えない二人の15光年〕清少納言 —「この特異点修正、力を合わせて一緒に頑張ろうぜ!」
- 〔エピローグ 鵲の橋を渡って〕清少納言 —「一緒に特異点修正した仲じゃんかよー。」
盛夏堪能王国 Uオルガマリーアイランド
- 〔第一節 夏への招待状〕マシュ —「きっと特異点修正のために頑張っているはず……。」
- 〔第二節 天国にいちばん近い島〕ナレーション —「特異点修正に来たんだけど……」
- 〔第十二節 ワン・サマー・ナイト〕スカサハ —「大統領は特異点修正に応じる気はないか?」
カルデアゲート
- 〔エピソードIII 最後の導き〕スカサハ —「適度にこなして、人理の修復を成して英雄となれ。」
- 〔『幕間 一の門』〕クレオパトラ —「さすが人理修復を成し遂げたマスターですね。」