時計塔
この用語は何か
時計塔とは、ロンドンに置かれた魔術協会最大の勢力である。21世紀において「魔術協会」と言えば実質的にこの組織を指し、カドックは端的に「通常、魔術協会と言えばこの『時計塔』の事だ。」と言い切る。西暦初頭に成立した魔術協会は当初から三部門に分かれており、そのうちロンドンに拠点を置いた一派が「時代に適応し、人類史と共に魔術を積みあげる」道を選んだ。それが後の時計塔である。エジプトのアトラス院、北海の彷徨海と並ぶ「魔術世界における三大組織」の筆頭にあたる。
内部は十三の学科に分かれ、その頂点に**十二の君主(ロード)**が立つ。さらに全学科の上に学院長(トップ)が置かれ、その直下にも学科が置かれる。FGO においてこの構造が重要なのは、カルデアそのものが時計塔の一学科から枝分かれした事業だからである。創設者マリスビリー・アニムスフィアは天体科を預かる君主であり、カルデアの職員も大半が天体科出身者で占められる。時計塔は遠景の権威ではなく、主人公たちの出身母体であり、上司であり、査問者でもあるという近い立場で描かれる。
もうひとつ、この語には作中を通じた特殊な事情がある。第2部の開始時点で、時計塔はロンドンごと失われている。 以降に登場する時計塔は、回想か、資料参照の対象か、あるいは「時計塔に見えていたが時計塔ではなかったもの」としてしか現れない。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在 | ロンドン。心臓部のロンドン本部と、それを囲むように点在する複数の学術都市で構成される |
| 位置づけ | 魔術協会三大組織(時計塔・アトラス院・彷徨海)の最大勢力 |
| 内部構造 | 13の学科/頂点に十二の君主(ロード)/全体の長として学院長(トップ)/内部査察機関としての法政科 |
| 学科の例 | 全体基礎科・個体基礎科・降霊科・鉱石科・動物科・伝承科(ブリシサン)・植物科(ユミナ)・天体科・創造科・呪詛科・考古学科(メルアステア)・法政科・現代魔術科 |
| 地下 | 巨大な霊墓が存在するとされ、星の内海への探索組織も置かれている |
| カルデアとの関係 | 創設者は天体科の君主マリスビリー・アニムスフィア。組織としての評価は低く、2017年末に七部門へ分割して売却されかけた |
| 作中の現況 | 第2部開始時点で地球の白紙化により消滅 |
章別解説
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
時計塔が現地の建造物として初めて画面に現れる章である。魔霧に閉ざされた1888年のロンドンで、資料を求めたアンデルセンが行き先を即断する。ここはロンドンなのだから行き先は決まっている、西暦以後の魔術師にとって中心と言える巨大学院がある、と。ジキルはそれを補足して、魔術協会・時計塔はロンドン本部を心臓部とし、それを囲む複数の学術都市とあわせて構成されている、と説明する。時計塔=単一の塔ではなく都市群であるという構造が、ここで最初に示される。
しかし現地に着いた一行が見たのは廃墟だった。大英博物館にあるという入口はすでに塞がれ、モードレッドは瓦礫の廃墟だったと報告する。ジキルは、珍しいことに建物が完膚なきまでに破壊されていたと述べ、魔霧計画の首謀者たちが反抗の芽を潰したのではないかと推測する。Dr.ロマンは時計塔が健在ならジキルと連絡を取り合っているはずだと訝しむが、ジキルからその話が出たことは一度もない。時計塔は「頼れば助けてくれる後ろ盾」としては一度も機能しない——この扱いは以後の章でも一貫する。
- 〔もうひとつの謎〕アンデルセン —「その通り。西暦以後、魔術師たちにとって 中心とも言える巨大学院―――魔術協会、時計塔だ。」 / Dr.ロマン —「魔術協会―――時計塔が健在であるとするなら、 当然、ジキル氏が連絡を取り合ってると思ってたんだけど。」(この場面を読む)
- 〔死せる魔術協会〕ジキル —「それがロンドンを中心にして点在する各学術都市。 魔術協会・時計塔は心臓部分であるロンドンと、」「ロンドンを囲むように作られた複数の都市で 構成されているんだよ。」(この場面を読む)
→ 章別解説: 第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
序/2017年 12月26日
カルデアが時計塔からどう見られていたかが、初めて当事者の口から語られる章である。国連査問会とともに乗り込んできた新所長[[ゴルドルフ・ムジーク]]は、時計塔におけるカルデアの評価が良いものではないことを認め、そこで飛び交っていた陰口をそのまま並べてみせる——信用に値しない魔術理論、出来の悪い詐欺師集団、十二の君主の面汚し。カルデアは君主家門の事業でありながら、本国では鬼子として扱われていた。
同時に、時計塔という組織の行動原理も暴露される。ゴルドルフいわく、時計塔の連中は自分たちの部署に還元できる技術だけを手に入れようと躍起になる。カルデアが七つの部門に分割して売りに出されていたのはそのためで、ゴルドルフはムジーク家の私財を全額投じてこの分割を阻止した。組織とは人体である、片手だけ心臓だけと切り取るのは暴力的にすぎる——という彼の言い分は、時計塔の学科主義に対する明確な批判として置かれている。
さらにこの章では、消息を絶ったAチーム七人の経歴がまとめて紹介され、そのほとんどが学科名で説明される。キリシュタリア・ヴォーダイムは時計塔十二学科の一つ天体科の主席、[[オフェリア・ファムルソローネ]]は降霊科の秀才、[[芥ヒナコ]]は魔女学として知られる植物科(ユミナ)の出身、[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]は伝承科(ブリシサン)——設立時から最も生徒の少ない科目——の出身で、そこを追放された人物とされる。クリプター七人の素性は、時計塔の学科分布そのものである。
- 〔序/2017年 12月26日〕ダ・ヴィンチ —「魔術協会の拠点とされる『時計塔』での 評価は……まあ、平均クラスかな。」 / ゴルドルフ —「“信用に値しない魔術理論” “出来の悪い詐欺師集団” “12の君主(ロード)の面汚し”―――」(この場面を読む)
- 〔序/2017年 12月26日〕ゴルドルフ —「時計塔の連中は、自分たちの部署に還元できる 技術のみを手に入れようと躍起になる。」「私はそれがとても嫌いだ。 時計塔の連中が嫌いだ。」(この場面を読む)
- 〔序/2017年 12月26日〕ダ・ヴィンチ —「アニムスフィア家が牛耳(ぎゅうじ)る、時計塔十二学科の一つ 天体科の主席にして、Aチームのリーダー。」「魔術協会での専攻は伝承科(ブリシサン)。 伝承科は時計塔設立時から最も“生徒の少ない”科目……」(この場面を読む)
→ 章別解説: 序/2017年 12月26日
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
時計塔が滅んだことを本人が受け入れる場面である。虚数空間から浮上したカルデア一行に対し、ホームズは地球が漂白状態にあると告げる。ゴルドルフはこれを一笑に付し、南極で見た七つの落下物程度で地球上すべての国家が消えるものかと反論したうえで、最後の根拠として時計塔を持ち出す。西暦元年より存在する時計塔が滅びる訳がない、ロンドンの時計塔こそは何百という防衛機構に守られた最大の魔術要塞である、と。
ホームズはそれを一言で否定する。ロンドンの魔術協会もまた滅びました、と。この短いやりとりが、以後の全ページで時計塔が「過去形」で語られる理由になっている。 ゴルドルフが繰り返す「時計塔での出世」という願望も、本人がその前提を信じていない場面では出てこない。なお、彼が挙げた成立年(西暦元年)は、マシュが別章で語る「魔術協会は西暦初頭に成立した組織」という説明と食い違わない。
- 〔獣たちの帝国〕ゴルドルフ —「なにより―――そう、なにより! 西暦元年より存在する時計塔が滅びる訳がなかろう!」「ロンドンの時計塔こそは何百という防衛機構に守られた 最大の魔術要塞! たとえ地球が滅びようと滅びるものか!」 / ホームズ —「いや。お言葉ですがMr.ゴルドルフ。 ロンドンの魔術協会もまた、滅びました。」(この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
彷徨海バルトアンデルスからの救難信号を受けて、魔術協会の全体像が初めて体系的に語られる章である。ゴルドルフは魔術世界における三大組織としてロンドンの時計塔、エジプトのアトラス院、北海の彷徨海を並べ、自分が活躍していたのは時計塔であって彷徨海には行ったこともないと開き直る。それを受けてマシュが、魔術協会は西暦初頭に成立し、その始まりからして三つの部門に分かれていた、と整理する。
三者の違いは理念の違いである、というのがこの整理の要点になる。ロンドンに拠点をおいた魔術師たちは時代に適応し、人類史と共に魔術を積みあげることを是とした——これが時計塔。対する彷徨海は文明による魔術の進歩・変化を認めず、西暦以前の神代の魔術のみを魔術とする。マシュはこれを「ロンドンの時計塔とは相反する理念」と要約する。時計塔とは「魔術を現代に接続し続ける側」の組織であるという定義が、ここで対比によって与えられる。
同じ章では、時計塔の裏面も示される。[[オフェリア・ファムルソローネ]]は同僚ベリル・ガットを「時計塔でも『狼男』と蔑まれた殺し屋」と呼んで警戒し、キリシュタリアは彼女の忌み子扱いされた魔眼について、もうこの世界に時計塔の権力者たちはいないのだから思うままに力を行使すればいい、と告げる。クリプターにとって時計塔の消滅は、抑圧からの解放でもあった。
- 〔intro.2-1〕ゴルドルフ —「魔術世界における三大組織……! ロンドンの時計塔、エジプトのアトラス院、」 / マシュ —「これが後に、魔術世界において最大勢力となる ロンドンの時計塔(クロックタワー)。」(この場面を読む)
- 〔intro.2-1〕マシュ —「ロンドンに拠点をおいた魔術師たちは時代に適応し、 人類史と共に魔術を積みあげる事を是(ぜ)とした。」「それが彷徨海の絶対原則だそうです。 ロンドンの時計塔とは相反する理念ですね。」(この場面を読む)
- 〔万物の霊長(後編)〕キリシュタリア —「君の眼はサーヴァントすら射貫く奇跡だ。 もうこの世界に時計塔の権力者たちはいない。」(この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス/Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
この二章では、時計塔の内部事情が雑談の形で少しずつ開示される。アトランティスでゴルドルフが語るのは、この組織の水準と競争についてである。時計塔には天才が集まる、並大抵ではない才能もあそこでは「普通」なのだ——そのうえで彼は、カルデアに所属しなければ時計塔に十三個目の学科を作っていたかもしれないとまで言われた男、として[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]を紹介する。新学科の創設が最上級の賛辞として機能するという、この組織の価値観がうかがえる一節である。
同じ章でホームズが持ち出すのが、時計塔地下の巨大な霊墓である。彼は以前調べたとして地下霊墓の存在を示唆し、ゴルドルフは時計塔地下と大西洋のど真ん中では訳が違うと突っぱねる。この霊墓は続くアヴァロン・ル・フェの序でも話題になり、[[ムニエル]]が星の内海への到達可能性に触れて、実際、時計塔にはその手の探索組織があると述べる。ゴルドルフはロンドンの地下に地球のヘソがあるなど大見得を切るにも程があると一蹴するが、時計塔が地下方向へ深く伸びた施設であるという描写自体は、第四特異点の「地下にも広がっていた」という記述から一貫している。
- 〔プロローグ〕ゴルドルフ —「いいかね。時計塔には天才が集まる。 並大抵ではない才能も、あそこでは『普通』なのだ。」「カルデアになぞ所属しなければ、時計塔に13個目の学科を 作っていたかもしれない、とも言われていた。ふん。」(この場面を読む)
- 〔其は、女神を穿つ狩人(下)〕ホームズ —「以前調べたのですが、時計塔地下には 巨大な霊墓が存在するのでは?」(この場面を読む)
- 〔序〕ムニエル —「行けるヤツなら行けるかもしれないんだよ、星の内海(うちうみ)は。 実際、時計塔にはその手の探索組織がある。」 / ゴルドルフ —「時計塔の地下―――ロンドンの地下に 地球のヘソがあるなど大見得を切るにも程がある。」(この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス/Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
君主(ロード)という地位の重さが、複数の角度から語られる章である。断章として挿入される回想の地の文は「その頃、私は魔術協会の本拠地であるロンドンの時計塔、 天体科に在籍していた。」と始まり、語り手が時計塔の内側にいた人物であることを示す。また別の場面では、マスター側が十二君主について、研究にだけ生きた学術肌の人物だったが、やはり時計塔の十二君主はおっかなかった、と振り返る。学者としての穏和さと君主としての威圧は両立する——という印象が、ここで人物評として定着する。
より不穏なのは、オルガマリー・アニムスフィアの遺体をめぐるゴルドルフの発言である。彼は事態を「時計塔の君主(ロード)たる家系、アニムスフィア家の ご令嬢の遺体を、使っているというコトか?」と言い直す。君主家門の令嬢という肩書きが、そのまま事態の重大さの尺度になっている。 同じ章には時計塔から派遣された査問官も登場し、この組織が魔術師個人を査察する権限を持つことが示される。
- 〔断章〕(地の文) —「その頃、私は魔術協会の本拠地であるロンドンの時計塔、 天体科に在籍していた。」(この場面を読む)
- 〔それは、生まれ持ったものではなく〕マスター —「研究にだけ生きた、学術肌の人物だったけど、 やはり時計塔の十二君主(ロ ー ド)は、おっかなかったな。」(この場面を読む)
- 〔続く旅路〕ゴルドルフ —「時計塔の君主(ロード)たる家系、アニムスフィア家の ご令嬢の遺体を、使っているというコトか?」(この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
時計塔の内部構造がまとめて解説される、実質的な設定回である。ストーム・ボーダーのライブラリで時計塔の資料を洗ったカドックが、デイビット・ゼム・ヴォイドの経歴を報告する形で、この組織の骨格を順に読み上げていく。魔術世界の協会は三勢力あり、最大勢力がロンドンの時計塔であること。その時計塔には十三の学科があること——全体基礎科、個体基礎科、降霊科、鉱石科、動物科、伝承科、植物科、天体科、創造科、呪詛科、考古学科、法政科、そして二百年前に新設された現代魔術科。カルデアは天体科の君主マリスビリーが創設した組織であるため、所属魔術師は天体科八割、他はスカウトが二割になること。
続いて、学科ごとの性格の違いが具体的に説明される。サーヴァントは霊体の使い魔なので降霊科の管轄であり、伝承科は神話研究ではなく、学院長ブリシサンによってカテゴライズされた「人類外の天使と悪魔」を研究する学科である。カドックはさらに踏み込み、魔術協会は人類史そのものを一つの伝承として捉える組織なので、各神話の天使や悪魔は一般常識にすぎない、したがって伝承科が扱うものは「常識以上の存在」——おそらく地球の物質ではない、と推論する。ゴルドルフはそれを、学院長直下の少数精鋭でありながら、属した者は一生出世できず生涯を地球外の脅威の解読に費やす奴隷である、と補足する。
法政科の実態もここで明かされる。カドックがデイビットの前歴を辿れなかったのは、それが法政科のバンクにしかないからで、ゴルドルフは法政科が時計塔における内部査察機関でもあり、その機密が漏れれば時計塔全てのスキャンダル流出に繋がると憤る。すかさずコヤンスカヤに、非公認スレスレの方法で魔術師たちの過去を握っていた部署だと言い当てられ、ゴルドルフは黙り込む。時計塔は、構成員の弱みを組織的に収集する部署を内部に持っている。
この章はさらに、時計塔の学術記録がどれほど致命的な事象を隠しているかも示す。2004年7月、伝承科の講師の準備室で「天使の遺物」が0.2秒だけ露出し、ロンドンとその周辺学術都市で作用していたすべての魔術式が停止した。記録は『記録:5分』というファイル名だけを残し、中身は空。準備室の持ち主の名前はあらゆる資料とあらゆる人間の脳から消え去っており、覚えているのは学院長だけだろう、とカドックは言う。時計塔全体に損害を与えた犯人が、記録上「いなかったこと」にされている。 同じ章の冒頭では、16世紀に南米の[[ORT]]へ挑んで生きたまま水晶と化した冠位の魔術師アステアが「当時の時計塔十二君主のひとり」として紹介され、この事件を受けて学院長がORTという名称を公表したとされる。十二君主という肩書きは、この組織が抱える最上級の脅威と釣り合う重さで置かれている。
- 〔オープニング〕カドック —「魔術師の名はアステア。 当時の時計塔十二君主のひとり。」「その事件を経て、魔術協会・時計塔の学院長(ト ッ プ)は この怪物が『ORT(オ ル ト)』という名称である事を発表。」(この場面を読む)
- 〔第四冥界ヤヤウキ〕カドック —「そして最大勢力である、ロンドンの『時計塔』。 通常、魔術協会と言えばこの『時計塔』の事だ。」「『時計塔』には13の学科がある。」(この場面を読む)
- 〔第四冥界ヤヤウキ〕ゴルドルフ —「一方、『伝承科』とは時計塔の学院長ブリシサンに よってカテゴライズされた、」「うむ。学院長直下の少数精鋭。 エリート集団などと言われているが、その内情は真逆だ。」(この場面を読む)
- 〔第四冥界ヤヤウキ〕ゴルドルフ —「されていてたまるか! 『法政科』は時計塔における内部査察機関でもある。」「その機密情報が余所に流れるなど、 時計塔全てのスキャンダル流出に繋がるからな!」(この場面を読む)
- 〔第四冥界ヤヤウキ〕カドック —「露出時間は現実時間で0.2秒。 これが時計塔の魔術式を停止させた原因だろう。」「一瞬とはいえ時計塔の魔術師全員に損害を 与えた犯人は、文字通り“いなかった”事になった。」(この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン
時計塔が舞台の中心に立つ唯一のイベントであり、同時にその時計塔が偽物であるという構造を持つ章である。記憶を書き換えられたマスターは、ロード・エルメロイⅡ世の弟子としてロンドンに帰り着くところから始まる。街の中央にそびえる塔について尋ねると、Ⅱ世はもちろん時計塔だと即答し、魔術師が誇る知識の精髄、妄執がつくりあげた白亜の塔と讃えたうえで、根源を求めると言いながらほとんどが権力抗争に熱を上げるクズどもの巣だと吐き捨てる。十二の君主とそれに連なる魔術師が毎夜のごとく陰謀と抗争を繰り返す魔窟である、と。
続く自己紹介で、君主という地位の実態が本人の口から語られる。最下位の現代魔術科とはいえ君主となれば特別扱いだ——具体的には、周囲の人間の九割が敵やスパイで、いつ殺されかかるか分からない程度には。もともと後継者の末席だった彼は、幼い頃から食事に毒を仕込まれ、非常食を持ち歩くようになった結果、安全で美味い菓子店に目がなくなったのだという。ライネスの側からも同じ環境が語られ、時計塔での陰謀劇は毎日飽きることなく続くので趣味でなければやっていられない、と述べる。時計塔の権力抗争は、比喩ではなく日常的な暗殺を含む。
そのライネスが、カルデアの立場についても踏み込む。カルデアが天体科絡みの組織である以上、時計塔から何らかの干渉を受けているはずだ、と。彼女はまた、時計塔でもかなりの魔術師が権力そのものに取り憑かれると付け加える——自分は権力を道具として楽しんでいるだけだ、という含みである。
そしてこの章の転機は、その塔が時計塔ではなかったと判明する瞬間に訪れる。ライネスは自ら気づく。どうして時計塔だなんて思っていたのか、自分たちの認識が阻害させられていた、時計塔が健在ならこんな大事件を放置しているはずもない、あれは時計塔なんかじゃない——グレイが続けて口にした名がロンゴミニアドである。チャールズ・バベッジは、これまで認識阻害によってあの時計塔を疑いもしなかったが、そこから手勢を出してしまえば阻害にも無理がある、と整理する。時計塔は「ロンドンの風景として当然そこにあるもの」だからこそ、認識阻害の隠れ蓑として最適だった。 ちなみに冒頭でマスターが見上げたとき、その塔は「黒い塔」と描写されており、Ⅱ世の言う白亜の塔とは色が食い違っている。【推測】この不一致は最初から仕掛けられた伏線と読めるが、作中でその点が明示的に指摘されることはない。
- 〔第一節「魔術師の弟子」〕(地の文) —「あの、真ん中の黒い塔は?」 / エルメロイⅡ世 —「もちろん、時計塔だとも。 魔術師が誇る知識の精髄、妄執がつくりあげた白亜の塔。」「十二の君主(ロード)とそれに連なる魔術師が、 毎夜のごとく陰謀やら抗争やらを繰り返す魔窟だね。」(この場面を読む)
- 〔第一節「魔術師の弟子」〕エルメロイⅡ世 —「とはいえ答えよう。最下位の現代魔術科とはいえ、 君主(ロード)となれば、さすがに特別扱いだ。」「具体的には、周囲の人間の九割が敵やスパイだったり、 いつ殺されかかるか分からなかったりするぐらいはね。」(この場面を読む)
- 〔第七節「王の記憶」〕ライネス —「なにしろ時計塔での陰謀劇たるや、毎日飽きることなく 続くわけだからね。趣味じゃなきゃやってられない。」「カルデアが天体科絡みの組織ということは、 時計塔から何らかの干渉を受けてるだろう。」(この場面を読む)
- 〔第九節「魔術師の推理」〕ライネス —「ああ……どうして、時計塔だなんて思っていたんだ。」「だいたい、時計塔が健在なら、 こんな大事件を放置しているはずもない。」「あれは、時計塔なんかじゃない。 あれは……」(この場面を読む)
- 〔第十節「偽りの聖槍(1/3)」〕バベッジ —「いままでは我々の認識が阻害されていて、 あの時計塔を疑いもしなかった。」「しかし、あの時計塔から手勢を出してしまえば、 認識の阻害にも無理がある。」(この場面を読む)
→ 章別解説: 幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン
第六特異点?
時計塔の学生が現役のまま登場する数少ない章である。現代魔術科の生徒フラット・エスカルドスは、時計塔のノーリッジの生徒だと名乗る。エルメロイⅡ世はこの特異点の時点の彼がまだ自分の生徒である状態だと確認し、諸葛孔明の代行としてではなく時計塔の一講師として対応させてもらう、と立場を切り替える。同じ人物が、カルデアの英霊としてではなく時計塔の教員として振る舞うという珍しい場面である。
ゴルドルフの側からも、この生徒についての証言が出る。自分がいた時期の時計塔において、鉱石科の悪夢たちと共に問題児ベスト10に入っていた厄介者だ、と。彼が延々と並べ立てるフラットの悪行——魔獣の持ち込み、ホムンクルスへの悪影響、ノーリッジの通りを金平糖で埋め尽くした件、吸血種のカジノでの散財——は、時計塔が学生の私生活まで把握し記録している組織であることの裏書きにもなっている。なお、この特異点のジャックも、こちらの世界の時計塔にいるエルメロイⅡ世へ連絡を取ろうと試みたが上手く行かなかった、と述べており、第2部時点で時計塔が通信対象として機能しないことが改めて確認される。
- 〔第一幕 パルプ・フィールド〕フラット —「俺は、フラット・エスカルドスっていいます! 時計塔のノーリッジ……現代魔術科の生徒です!」 / ゴルドルフ —「私のいた時期の時計塔において、鉱石科の悪夢たちと共に 問題児ベスト10に入っていた厄介者だ!」(この場面を読む)
- 〔第一幕 パルプ・フィールド〕ジャック —「故に、こちらの世界において、我々も時計塔の貴方に 連絡を取ろうと試みたが……上手く行かなかった。」(この場面を読む)
→ 章別解説: 第六特異点?
第四次異聞録 冬木
時計塔と聖杯戦争の関係が語られる章である。第四次聖杯戦争を再演するこの異聞録で、ロード・エルメロイⅡ世は自らの過去を、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトに仕える立場から語り直す。曰く、万能の願望機を奪い合うという大仰な大儀式が、時計塔を遠く離れた僻地で開催されたこと。そして誰かが、ある期間だけロード・エルメロイを時計塔から引き離そうとしていたこと。冬木の聖杯戦争は、時計塔の権力構造から見れば「有力な君主を本国から遠ざける仕掛け」でもありえた、という読みがここで提示される。
同じ場面では、聖遺物を「時計塔の聴講生ウェイバー・ベルベット」に盗まれた経緯も語られる。マシュがこれを聞いて「(時計塔のロードって……)」と内心で反応するのは、彼女がカルデアで接してきたⅡ世像との落差ゆえである。
- 〔ACT-11 「孔明の罠」〕エルメロイⅡ世 —「万能の願望機を奪い合うなどという大仰な大儀式が、 時計塔を遠く離れたこのような僻地(へきち)で開催されたこと。」「ある期間だけロード・エルメロイを時計塔から引き離し、」(この場面を読む)
- 〔ACT-5 「エルメロイ会談」〕エルメロイⅡ世 —「そのための聖遺物を、時計塔の聴講生 ウェイバー・ベルベットに盗まれ、」(この場面を読む)
→ 章別解説: 第四次異聞録 冬木
五月連休温泉 隈乃
外部の魔術師から見た時計塔が描かれる、貴重な一章である。隈乃温泉に居合わせた久遠寺有珠は、カルデア一行を一目見て「そこのふたりは時計塔の魔術師でしょう。」と断じる。マシュは慌てて、自分たちはカルデアに所属する研究員であって、時計塔のように歴史のある団体の者ではない、と否定する。「時計塔の魔術師」であることが、その場で敵対理由になりうるという関係が、ここで初めて示される。
実際、同じ場面には時計塔への憎悪をむき出しにする人物も現れ、時計塔の魔術師は何世紀経っても変わらない、地獄の底がお似合いだ、と言い放つ。有珠は、彼らが時計塔の魔術師でないのならその口を封じる必要もない、と態度を軟化させる。協会に属さない魔術師にとって、時計塔は口封じの対象になりかねない相手である——この温度感は、封印指定や魔術世界の秘匿の運用主体としての時計塔像と地続きになっている。
- 〔1.隈乃温泉にようこそ(前編)〕久遠寺有珠 —「……。そこのふたりは時計塔の魔術師でしょう。 一般人ではないし、第一―――」 / マシュ —「すみません、わたしたちはカルデアに所属する研究員で、 時計塔のように歴史のある団体の者ではなくて……。」(この場面を読む)
- 〔1.隈乃温泉にようこそ(前編)〕??? —「時計塔の魔術師は何世紀経(た)っても変わらない。 地獄の底が、貴方たちにはお似合いよ。」(この場面を読む)
→ 章別解説: 五月連休温泉 隈乃
幕間の物語
個々のサーヴァントの幕間は、時計塔が19世紀末に何をしていたかをまとめて描いている。中心になるのはエレナ・ブラヴァツキーとホームズの幕間である。ジキルはここで、医学博士・法学博士・王立科学協会会員であり最後には錬金術の秘奥の一部に達した自分でさえ、時計塔に至ることはなかったと述懐する。魔術師、魔術協会、時計塔——それらを知らずに死んだ、と。時計塔は、当代最高峰の知識人であっても届かない位置にあるという距離感が、ここで言語化される。
ホームズは自分がそれを知っていたと認めたうえで、当時は神秘の領域から距離を置くと決めていた、自分の領分は人の領分だと語る。それでも意図せず越境した事件があり、その一つでは呪詛による殺人に遭遇して、おおかた時計塔の落ちこぼれか、あるいは真逆で封印指定の魔術師の仕業なのだろうと見立て、まったく時計塔は何をしている、とぼやく。時計塔は魔術犯罪を取り締まる側である、という期待が前提されているわけである。ワトソンが「まともに書いてしまったらそれこそ、時計塔に目を付けられてしまう」と気にするのも同じ前提による。
ところがヒマラヤの回想では、その時計塔が刺客を送り込む側に回る。死を偽装したブラヴァツキー夫人に対し、時計塔は暗殺者を差し向ける。シゲルソン(変名中のホームズ)は理由を、19世紀末の西欧が空前のオカルト流行の渦中にあり、時計塔ですら完全には無視できないからだと説明し、前世紀末にはカリオストロ伯爵の影響で学科の一つも増やさざるを得なかったと噂される連中だ、と付け加える。エレナはただ一言「許してくれないのね。 時計塔。」と漏らし、ホームズは最後の刺客を叩き伏せる。シゲルソンは、これが協会の総意とは限らない、法政科か、いずれかの学科の暴走かもしれない、と留保をつける。時計塔の実力行使は、組織決定ではなく学科単位の暴走としても起こりうる。
このほか、モリアーティの幕間では微小特異点の発生源として「魔術協会の総本山」たる時計塔が名指しされ、ライネスの幕間では、時計塔の君主とその次期後継者という立場で培った知識——時計塔独特のセキュリティやパターン——を使ってカルデアの秘匿データにハッキングした顛末が語られる。時計塔仕込みのセキュリティ技術は、カルデアの防壁にもそのまま通用する。
- 〔失われた時を想って〕ジキル —「最後には錬金術の秘奥の一部に達した僕でさえも、 時計塔に至ることはありませんでした。」 / ホームズ —「おおかた時計塔の落ちこぼれあたり、 或いは真逆で、封印指定の魔術師の仕業なのだろう。」(この場面を読む)
- 〔失われた時を想って〕シゲルソン —「前世紀末、かのカリオストロ伯爵の影響で 学科の一つも増やさざるを得なかったと噂される彼らだ。」 / エレナ —「許してくれないのね。 時計塔。」 / シゲルソン —「総意とは限らないだろう。 法政科か、或いは、いずれかの学科の暴走とも―――」(この場面を読む)
- 〔失われた時を想って〕ホームズ —「(時計塔からの刺客。 最後のひとりともなれば、なかなかに骨がある)」(この場面を読む)
- 〔静かなる時を求めて〕モリアーティ —「時計塔があるだろう? そう、魔術協会の総本山。」(この場面を読む)
- 〔レディ・ライネスの追憶〕ライネス —「腐っても、時計塔の君主(ロード)。 ロード・エルメロイに、その次期後継者だ。」「時計塔独特のセキュリティやパターンについても、 ある程度の知識がある。」(この場面を読む)
→ 章別解説: 幕間の物語
終章
時計塔とカルデアの因縁が、最初と最後の両方から語り直される章である。原初特異点・冬木の回想で、若きマリスビリー・アニムスフィアはソロモンに向かって夢を語る。時計塔の君主たちでさえ荒唐無稽・実現不可能と笑い続けたこの夢を、今ようやく始められる、と。カルデアは、時計塔の全会一致の嘲笑を押し切って始まった事業だった。 ゴルドルフはのちにマリスビリーの最期を聞いて、生涯をかけた目的を達成した以上現世に未練はない、というのは時計塔の君主らしい精神性であり人生の幕引きだ、自分には難しいだろうがね、と評する。
対照的に、ゴルドルフ自身が抱く動機は徹底して俗である。オーディール・コールの最中にも彼は、諸君には全力で事に当たってほしい、私の時計塔での出世のために、と本音を漏らし、ひとりになると、これだけの事件を解決するのだから時計塔での出世は約束されたようなもの、うまく立ち回れば我がムジーク家が十二君主の座を手にする可能性だってある、と皮算用に浸る。時計塔がすでに滅んでいることを知りながら、それでも彼はそこでの序列を目標に置き続ける。 この矛盾は作中で咎められず、むしろ彼の人物造形として機能している。
- 〔原初特異点 冬木〕マリスビリー —「時計塔の君主(ロード)たちでさえ荒唐無稽(こうとうむけい)、実現不可能と 笑い続けたこの夢を、今ようやく始められる。」(この場面を読む)
- 〔虚空には神ありき〕ゴルドルフ —「時計塔の君主(ロード)らしい精神性であり、 人生の幕引きだよ。私には難しいだろうがね。」(この場面を読む)
- 〔終章_序 ダイジェスト〕ゴルドルフ —「これだけの事件を解決するのだ! 時計塔での出世は約束されたようなもの!」「うまく立ち回れば我がムジーク家が十二君主(ロード)の座を 手にする可能性だってあるんだぞぅ!」(この場面を読む)
→ 章別解説: 終章
読み取れる設定
- 位置づけ(確定): ロンドンにある魔術協会最大勢力。「そして最大勢力である、ロンドンの『時計塔』。 通常、魔術協会と言えばこの『時計塔』の事だ。」(カドック、LB7)。三大組織はほかにアトラス院と彷徨海(ゴルドルフ、LB2)。
- 成立(確定): 魔術協会は西暦初頭に成立し、その始まりからして三部門に分かれていた(マシュ、LB2)。ゴルドルフは時計塔について「西暦元年より存在する」と述べる(LB1)。
- 理念(確定): 「ロンドンに拠点をおいた魔術師たちは時代に適応し、 人類史と共に魔術を積みあげる事を是(ぜ)とした。」(マシュ、LB2)。神代の魔術のみを認める彷徨海とは「相反する理念」とされる。
- 物理的構成(確定): 「魔術協会・時計塔は心臓部分であるロンドンと、」「ロンドンを囲むように作られた複数の都市で 構成されているんだよ。」(ジキル、第四特異点)。地下にも広がっており、巨大な霊墓の存在が示唆される(ホームズ、アトランティス)。
- 学科(確定): 十三学科。全体基礎科・個体基礎科・降霊科・鉱石科・動物科・伝承科・植物科・天体科・創造科・呪詛科・考古学科・法政科、および二百年前に新設された現代魔術科(カドック、LB7)。新入生は必ず全体基礎科に在籍する。
- 学科の格差(確定): 現代魔術科は「最下位」と自称される(エルメロイⅡ世、パッチワーク・ロンドン)。伝承科は学院長直下の少数精鋭だが「属したものは一生、出世などできん」(ゴルドルフ、LB7)。植物科(ユミナ)は魔女学として知られる(ダ・ヴィンチ、序)。
- 法政科(確定): 「『法政科』は時計塔における内部査察機関でもある。」(ゴルドルフ、LB7)。魔術師個人の経歴と弱みを握る部署であり、時計塔外への機密流出は「時計塔全てのスキャンダル流出」に直結するとされる。
- 君主(確定): 頂点に十二の君主(ロード)がいる。天体科はアニムスフィア家、現代魔術科はエルメロイ家。君主となれば「周囲の人間の九割が敵やスパイ」であり、幼少期からの毒殺未遂も日常の範囲(エルメロイⅡ世、パッチワーク・ロンドン)。
- 学院長(確定): 学科の上に学院長(トップ)が存在し、ORTの名称公表(LB7)や伝承科のカテゴライズ(学院長ブリシサン)を行う。消された人物を覚えているのも「おそらく学院長だけ」とされる。
- 実力行使(確定): 標的に刺客を送り込む。ブラヴァツキー夫人の暗殺未遂(幕間)。ただし「総意とは限らない」「法政科か、或いは、いずれかの学科の暴走とも」と留保がつく。
- 封印指定との関係(確定): ホームズは呪詛殺人の犯人を「時計塔の落ちこぼれあたり、 或いは真逆で、封印指定の魔術師」と推定する。時計塔は封印指定を運用する側として前提されている。
- カルデアとの関係(確定): カルデアは天体科の君主マリスビリーが創設。所属魔術師は天体科八割・スカウト二割(カドック、LB7)。時計塔からの評価は低く(序)、干渉は継続的(ライネス、パッチワーク・ロンドン)。
- 喪失(確定): 「ロンドンの魔術協会もまた、滅びました。」(ホームズ、LB1)。以後の登場は回想・資料参照・偽装対象に限られる。
- 【推測】学科の数(13)と君主の数(12)は一致しない。作中では両者の対応関係が説明されず、どの学科に君主がいないのかも示されない。
- 【推測】パッチワーク・ロンドンで塔が「黒い塔」と描写されながらエルメロイⅡ世が「白亜の塔」と呼ぶ齟齬は、認識阻害の伏線と読めるが、そう明言されてはいない。
揺れ・矛盾
- 不滅性の主張と実際: ゴルドルフは「たとえ地球が滅びようと滅びるものか!」と断言するが、同じ場面でホームズに「ロンドンの魔術協会もまた、滅びました。」と否定される。にもかかわらず彼はその後も「時計塔での出世」を目標に語り続ける。
- 時計塔と魔術協会の粒度: カドック・ゴルドルフは両者をほぼ同一視するが、マシュは魔術協会を三部門の総称として扱い、時計塔をその一つとして位置づける。呼称の粒度は語り手によって異なる。
- 君主の数と学科の数: 「十二君主(ロ ー ド)」「12の君主(ロード)の面汚し」「時計塔十二学科の一つ 天体科」と語られる一方、カドックは学科を十三と数える。ダ・ヴィンチの言う「十二学科」とカドックの「13の学科」は数が合わない。【推測】二百年前に新設された現代魔術科を数に入れるかどうかの差と読めるが、作中で調整されてはいない。
- 語の多義: 「ロード」は Load/Lord の両方で用いられ、機械検索では読み込み処理やシルクロード・ブロードウェイ・ロードアイランドといった無関係な語も混入する。「君主」も異聞帯の王などを指す一般語として頻出する。本ページは時計塔文脈の用例に限って扱っている。
関連
- 魔術協会 — 時計塔を含む上位概念
- アトラス院 — 三大組織のひとつ。錬金術を極める学舎
- 魔術師 / 魔術回路 / 魔術刻印
- 封印指定 — 時計塔が運用する処分制度
- 魔術世界の秘匿 — 協会が守らせる大原則
- 根源 — 時計塔の魔術師が建前として掲げる目的
- 星の内海 — 時計塔地下と結び付けて語られる領域
- カルデア / Aチーム / クリプター — 天体科から枝分かれした系譜
- 聖杯戦争 — 冬木の第四次と時計塔の権力構造
- 冠位(グランドクラス)
- 魔術協会(機関記事) / カルデア(機関記事) / その他の組織
- 用語集: FGO用語集:組織
引用元の人物
- マシュ・キリエライト — 本ページ引用 7 件の話者
- シャーロック・ホームズ — 本ページ引用 6 件の話者
- カドック・ゼムルプス — 本ページ引用 6 件の話者
- シオン・エルトナム・アトラシア — 本ページ引用 5 件の話者
- ロマニ・アーキマン — 本ページ引用 4 件の話者
言及の多い章
- 幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン — この語の実質言及 20 件
- 幕間の物語 — この語の実質言及 25 件
- Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン — この語の実質言及 16 件
- 第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン — この語の実質言及 13 件
- Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング — この語の実質言及 13 件
- 第六特異点? — この語の実質言及 13 件
- 序/2017年 12月26日 — この語の実質言及 9 件
FGO全シナリオ(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン)を機械走査し、『時計塔』および別名表記を含む発話を全件収集したうえで構成している。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。
付録: 原文引用アーカイブ
原文引用アーカイブ(機械収集・108 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある
章の時系列順に列挙する。話者名は本文中の表示名。引用は演出タグを除去した表示テキストをそのまま用いている。
特異点F 炎上汚染都市 冬木
- Dr.ロマン — 「名門中の名門、十二のロードの一家、」「魔術協会の天体学科を司るアニムスフィア家。」
- Dr.ロマン — 「ロード・カルデアス……うん、それはいい。」「マシュにぴったりだ!」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
第二特異点 永続狂気帝国 セプテム
- マシュ — 「失礼します、エルメロイⅡ世。」「ロードというのは、あの魔術協会における君主(ロード)?」
- Dr.ロマン — 「さすがは時計塔の魔術師、そのあたりの不可能性は」「正しく理解しているんだね。」
(この章の該当発話は計 10 件。上記のほか 8 件)
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
- 「P」 — 「流石、魔術協会、時計塔が座す大英帝国ではある。」「魔術的にも厳重な封印が施されていました。」
- Dr.ロマン — 「魔術協会―――時計塔が健在であるとするなら、」「当然、ジキル氏が連絡を取り合ってると思ってたんだけど。」
- マシュ — 「そうですね。そして、ジキルさんから」「時計塔の話が出たことはありません。」
(この章の該当発話は計 14 件。上記のほか 11 件)
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
- エリザベート — 「うそ、知らないの?」「ミュージカルの本場、ブロードウェイの栄光を!」「ま、今はまだただの田舎町だけど。」「このアタシが、ここをブロードウェイと定めたのよ!」
(この章の該当発話は計 6 件。上記のほか 4 件)
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
- 三蔵 — 「あたしは半年前にどこかに召喚されて、導きのままに」「絹の道(シルクロード)を渡ってここまでやってきたの。」
- ホームズ — 「時計塔のロードでありながら、秘密裏に日本の」「地方都市に出向き、血生臭い儀式に参加した人物。」
- ホームズ — 「時計塔において、カルデアとアニムスフィア家の理論は」「『机上の空論に過ぎない』と軽視されていた。」
(この章の該当発話は計 4 件。上記のほか 1 件)
終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
- (地の文・システム表示) — 「ライバルである他の君主(ロード)たちに貸しを作る事もなく、」「また、資金繰りを気取られ妨害される事のない、」
- マリスビリー — 「……卑怯、卑劣な人間のする隠蔽だ。」「だが、そうしなければ他の君主(ロード)たちに足を掬(すく)われる。」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ
- 武則天 — 「妾(わらわ)は独りよがりの愚かな君主ではない。」「他人の手も勿論使う。しかし――」
亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
- 村人 — 「判事に睨まれる前に、よそものに寛容な」「ロードアイランドやペンシルヴァニアにでも行くべきだ。」
序/2017年 12月26日
- カルデア技師 — 「俺たちも少しは考えれば良かったんだ。」「いくらロードの家系だからって、」
- ゴルドルフ — 「時計塔の連中は、自分たちの部署に還元できる」「技術のみを手に入れようと躍起になる。」
- ゴルドルフ — 「ああ、言うまでもなく最優先はヴォーダイムだ!」「時計塔の至宝と言われた小僧だからな!」
(この章の該当発話は計 12 件。上記のほか 9 件)
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
- ゴルドルフ — 「なにより―――そう、なにより!」「西暦元年より存在する時計塔が滅びる訳がなかろう!」「ロンドンの時計塔こそは何百という防衛機構に守られた」「最大の魔術要塞! たとえ地球が滅びようと滅びるものか!」
(この章の該当発話は計 4 件。上記のほか 2 件)
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
- ゴルドルフ — 「魔術世界における三大組織……!」「ロンドンの時計塔、エジプトのアトラス院、」
- マシュ — 「それが彷徨海の絶対原則だそうです。」「ロンドンの時計塔とは相反する理念ですね。」
- ゴルドルフ — 「な、何が悪い! 多くの権威が支持した学説だ!」「時計塔考古学科(メルアステア)では常識らしいのだぞ!」
(この章の該当発話は計 15 件。上記のほか 12 件)
Lostbelt No.3 人智統合真国 シン
- ムニエル — 「ろくなもんじゃないと思いますけどねぇ……」「時計塔だって、その最中(さなか)は人外魔境だって話だし……」
- シオン — 「それも時計塔の12君主(ロード)のひとつ、」「アニムスフィア家がアトラスに技術提供をするなど、」
(この章の該当発話は計 8 件。上記のほか 6 件)
Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ
- ガネーシャ — 「セーブデータを盗み見て、自分の都合のいいように」「パラメータを書き換えてからロードしてる、みたいな。」
- ゴルドルフ — 「時計塔時代の講師の、嫌がらせのように長ったらしい」「口頭説明を思い出したわ!」
- ゴルドルフ — 「ああ、こんな流れには覚えがあるぞ。時計塔時代……」「いや、思い返せば私はいっつもそうなんだ。」
(この章の該当発話は計 9 件。上記のほか 6 件)
Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス
- キリシュタリア — 「時計塔(ロ ン ド ン)の深淵を知り得ない君では」「理解できない話だろうが……」
- ゴルドルフ — 「いいかね。時計塔には天才が集まる。」「並大抵ではない才能も、あそこでは『普通』なのだ。」
- ホームズ — 「以前調べたのですが、時計塔地下には」「巨大な霊墓が存在するのでは?」
(この章の該当発話は計 7 件。上記のほか 4 件)
Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
- ホームズ — 「ロードス島の伝承を取り込んだのか―――」「なるほど青銅の巨人、神に鋳造された大怪異!」
- マスター — 「研究にだけ生きた、学術肌の人物だったけど、」「やはり時計塔の十二君主(ロ ー ド)は、おっかなかったな。」
- ゴルドルフ — 「時計塔の君主(ロード)たる家系、アニムスフィア家の」「ご令嬢の遺体を、使っているというコトか?」
(この章の該当発話は計 10 件。上記のほか 7 件)
Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
- ムニエル — 「時計塔の魔術師なら雑学として知っている話だ。」「行けるヤツなら行けるかもしれないんだよ、星の内海(うちうみ)は。」「実際、時計塔にはその手の探索組織がある。」
- ゴルドルフ — 「時計塔の地下―――ロンドンの地下に」「地球のヘソがあるなど大見得を切るにも程がある。」
(この章の該当発話は計 6 件。上記のほか 3 件)
非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ
- シオン — 「西暦1000年頃にひとり、時計塔の魔術師が」「弟子入りした記録がありましたっけ。」
死想顕現界域 トラオム
- ヨハンナ — 「女性にいいところを見せたいとか、」「君主にあるまじき言動ですよ?」
- カドック — 「あるいは、」「ロードの座を継承していたかもしれない。」
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
- カドック — 「魔術師の名はアステア。」「当時の時計塔十二君主のひとり。」「その事件を経て、魔術協会・時計塔の学院長(ト ッ プ)は」「この怪物が『ORT(オ ル ト)』という名称である事を発表。」
- ゴルドルフ — 「もちろんだとも。私を誰だと思っているのかね。」「時計塔では考古学科(メ ル ア ス テ ア)にも興味を持つ私だよ?」
(この章の該当発話は計 21 件。上記のほか 18 件)
奏章プロローグ
- ゴルドルフ — 「たしか……時計塔に所属はしていない、」「どこかの古い家系が研究していたとも聞く。」
- カドック — 「……そうかもな。」「なにしろ時計塔の君主(ロード)だ。」
オーディール・コール
- ゴルドルフ — 「これだけの事件を解決するのだ!」「時計塔での出世は約束されたようなもの!」
- ゴルドルフ — 「なので! 諸君には全力で事に当たってほしい!」「私の時計塔での出世のために!」
(この章の該当発話は計 4 件。上記のほか 2 件)
奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド
- カリオストロ — 「はい。詳細は時計塔の皆さまに委ねますが、」「今のところ概ねはそれで。」
奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス
- カドック — 「時計塔十三番目の学科で、役割は名前の通り政治。」「時計塔内部の権力闘争のバランス調整、」「外部組織や国家との折衝とかな。」
- カドック — 「椅子を二つくっつけて、ベッドにすればいいだろ。」「時計塔でも、試験で追い詰められた学生がやってた。」
(この章の該当発話は計 4 件。上記のほか 1 件)
終章
- ゴルドルフ — 「なので! 諸君には全力で事に当たってほしい!」「私の時計塔での出世のために!」
- ゴルドルフ — 「時計塔の君主(ロード)らしい精神性であり、」「人生の幕引きだよ。私には難しいだろうがね。」
- ムニエル — 「(何しろ時計塔の君主(ロード)だからなあ……」「大切なものだからこそ大切な役目を任せる……)」
(この章の該当発話は計 11 件。上記のほか 8 件)
アフタータイムのはじまり
- ムニエル — 「さっきまでロンドンの時計塔にいた2019年の自分が」「カルデアの事を思い出したんじゃなくて、」
???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア
- オルガマリー — 「……わたしの記憶が確かなら、あれは現代魔術科(ノ ー リ ッ ジ)の」「ロードだったと思うのよね……。」
- オルガマリー — 「時計塔……別派閥からのスパイも間違いなくいるはずよ。」「だったら全域監視するのは当然の理屈よね。」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
幕間の物語
- ガウェイン — 「日本にも身分を偽って市井(しせい)に下り、」「事件を解決する暴れん坊君主がいたと聞きます。」
- ホームズ — 「たとえば時計塔に於(お)ける分類で言うところの降霊魔術、」「俗に言う召喚術の中でも別格の難度とされている。」
- ライネス — 「腐っても、時計塔の君主(ロード)。」「ロード・エルメロイに、その次期後継者だ。」
(この章の該当発話は計 33 件。上記のほか 30 件)
ネロ祭2017
- ホームズ — 「しかし無論、私は真実に行き当たった。それに、だ。」「今回の探偵役にはロード・エルメロイ二世も加わっていた。」
カルデアゲート
- サンタカルナ — 「よし―――次に行くぞ、マスター、マシュ。」「ここからはプレゼント配り兼ロードワークだ。」
- サンタカルナ — 「では、雪山でのロードワークにふさわしい」「トレーナーのスタイルとは何だ……?」
- サンタカルナ — 「ロードワークの負荷が薄れたな、とは思うが、」「氷がなくなってもまだまだ利用できる。」
(この章の該当発話は計 13 件。上記のほか 10 件)
ホワイトデー2021
- マシュ — 「『鑑定士ボイジャーくん、」「ロードス島の巨像、頭部を発見』(長文コラム添付)」
クリスマス2021
- ライネス — 「いや、今日は時計塔の頼れる君主(ロード)候補、」「君の師匠ライネス・エルメロイ・アーチゾルテさ。」
バレンタイン2022
- バゼット — 「時計塔の君主(ロード)、アニムスフィアの一族が」「そのような組織を設立している、と。」「(時計塔の魔術師であった私が、」「こうしてサーヴァントになっている……)」
(この章の該当発話は計 4 件。上記のほか 2 件)
カルデア妖精騎士杯 ~二代目の凱旋~
- ニトクリス — 「古代エジプト魔術とも、」「時計塔の魔術や思想魔術とも異なる……」
- アストライア — 「正々堂々のフェアプレーをしつつ必ず勝ちます。」「よろしくて、ロード・エルメロイⅡ世?」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
ワンジナ・ワールドツアー!
- シオン — 「時計塔のライブラリに残っていた情報だと……。」「彼女は恐らく、中生代の頃から存在し続けていたはずです。」
クリスマス2023
- エルロン — 「他の君主(ロード)から派遣されたスパイもいるだろうし。」「たしかにあんた向きじゃないわ。」
スペース・ファンタズムーン アナザー・クリスマス
- ヴラド三世 — 「ふむ。通りすがりの、」「吸血鬼とは特に関係のない一般的君主であるが。」
小野小町古今抄 ~雪消月のキラキラ蓮華~
- ダ・ヴィンチ — 「仏性の実体化だって!?」「そんな話、時計塔にもデータなんてないよ!」
(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)
CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~
- カドック — 「魔術師なんて、色恋沙汰とはまるで縁の無い……」「なんかそうでもない伝説のロードとかもいるが……。」
落涙の翼
- ゴルドルフ — 「死霊魔術(ネ ク ロ マ ン シ ー)じゃないか!」「この精度なら、時計塔でも相当高位の術式だぞ。」
アフタータイム・バレンタイン2026 ~お母さんチョコの謎~
- オルガマリー — 「時計塔時代のわたしが聞いたら卒倒するかも。」「でも正論ね。」
- オルガマリー — 「凄い光景ね。」「時計塔の学生寮での文化祭もかくや、と言うか、」
CBC2026 マイ・カインド・オブ・アブダクション ~ふたりのモレーと果てなき遺産~
- アラン — 「ハァ……。」「クロード、貴方まで無作法な振る舞いとは嘆かわしい。」
- モレー — 「い、いえ……クロード様の心痛を慮(おもんぱか)ればこそ、」「私(わたくし)の身にも相応の精神的痛みが奔るわけで……。」
(この章の該当発話は計 90 件。上記のほか 88 件)
克螺旋境界式 オガワハイム
- ランサーオルタ — 「さあ、啼きながら集え、我が手足、我が供物。」「天鵞絨(ビロード)の如く紅虐に、我が蹄(ひづめ)を飾るために。」
第四次異聞録 冬木
- マシュ — 「諸葛孔明……いえ、」「ロード・エルメロイⅡ世さん!」
- マシュ — 「(時計塔のロードって……)」
- エルメロイⅡ世 — 「万能の願望機を奪い合うなどという大仰な大儀式が、」「時計塔を遠く離れたこのような僻地(へきち)で開催されたこと。」
(この章の該当発話は計 31 件。上記のほか 28 件)
深海電脳楽土 SE.RA.PH
- エミヤ — 「アニムスフィアは時計塔のロードの1人だ。」「であれば、資産としてそれぐらいの物件は押さえているか。」
- 記録者 — 「これは他の当主(ロード)たちの目を欺(あざむ)く手段であり、」「実験に必要な条件が海底にしかなかったからでもある。」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
強襲牛車監獄 ケルティックプリズン
- イシュタル実況 — 「小細工なしの大決戦、」「誰が見ても一位が分かるファイナルロード!」
深海電脳楽土 SE.RA.PH
- エミヤ — 「アニムスフィアは時計塔のロードの1人だ。」「であれば、資産としてそれぐらいの物件は押さえているか。」
- 記録者 — 「これは他の当主(ロード)たちの目を欺(あざむ)く手段であり、」「実験に必要な条件が海底にしかなかったからでもある。」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
徳川廻天迷宮 大奥
- シオン — 「ゴルドルフ氏の魔術回路の質はともかく、」「時計塔における“エリート魔術師”の定義によります。」
幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン
- 謎の少女 — 「どこから見ても、君の指導役(チューター)、」「ロード・エルメロイⅡ世だろう!」
- ライネス — 「カルデアが天体科絡みの組織ということは、」「時計塔から何らかの干渉を受けてるだろう。」「とはいえ、時計塔でもかなりの魔術師が」「権力そのものに取り憑かれたりするんだがね。」
(この章の該当発話は計 27 件。上記のほか 24 件)
星屑盤上冥路 アステロ・アキハバラ
- ジル — 「デオンは王家に変わらぬ忠誠を尽くし、」「王妃様も君主として振る舞っておられる。」
凹型虚数怪理 イマジナリ・トレンチ
- ネモ・プロフェッサー — 「そんな存在が思考や戦略をもち、社会性を獲得して」「君主(ヌシ)を頂くとかは、ちょっと考え難いかとー。」
非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ
- シオン — 「西暦1000年頃にひとり、時計塔の魔術師が」「弟子入りした記録がありましたっけ。」
- 太公望 — 「西方の時計塔に曰く、固有結界なるモノは」「魔術の究(きわ)みのひとつなれば千差万別(せんさばんべつ)。共通する特徴など、」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン
- ライネス — 「カルデアが天体科絡みの組織ということは、」「時計塔から何らかの干渉を受けてるだろう。」
- エルメロイⅡ世 — 「さっきも言ったがね。これでも時計塔の君主(ロード)だ。」「迂闊に話せないことは多いのさ。」
(この章の該当発話は計 32 件。上記のほか 30 件)
聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~
- ゴルドルフ — 「……おお、思想鍵紋。」「時計塔の魔術の、魔術刻印に相当する代物か!」
- ゴルドルフ — 「フフ、元の所属こそ高貴な法政科の私だが、考古学科では」「かのロード・メルアステアの指導も受けていたからな。」
夢幻泡影盈月
- 紅玉の書 — 「時計塔の魔術師としては、」「至極真っ当な女人(にょにん)と云えよう。」
- 紅玉の書 — 「時計塔の魔術師であるあの娘は、横須賀の町」「そのものを己が魔術工房へと造り変えておった。」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
五月連休温泉 隈乃
- ??? — 「時計塔の魔術師は何世紀経(た)っても変わらない。」「地獄の底が、貴方たちにはお似合いよ。」
- マシュ — 「すみません、わたしたちはカルデアに所属する研究員で、」「時計塔のように歴史のある団体の者ではなくて……。」
(この章の該当発話は計 10 件。上記のほか 8 件)
第六特異点?
- フラット — 「俺は、フラット・エスカルドスっていいます!」「時計塔のノーリッジ……現代魔術科の生徒です!」
- ゴルドルフ — 「変な魔獣を時計塔内に連れ込むわ、うちのホムンクルスに」「勝手にカンフー映画を見せて影響を与えるわ、時計塔内で」「何やらゲームのサークルを作って超派閥扱いになり問題視」
- ゴルドルフ — 「切り裂きジャックのナイフを生徒に渡した」「時計塔のロードといい、イカれてるのかねそっちの世界?」
(この章の該当発話は計 14 件。上記のほか 11 件)
春の終わりに君を待つ
- ダ・ヴィンチ — 「アニムスフィア家の後継者になって、」「君主(ロード)となった場合の、イフとしての未来の姿!」
- ゴルドルフ — 「時計塔の君主(ロード)たちにも見劣りしないとか!」「そんなの大出世にして大復興にも程がある!」
- オルガマリー — 「(わたしを誰だと思ってるの? 仮にも君主(ロード)の娘よ。」「時計塔なら、この程度のやり取りは当たり前だもの)」
(この章の該当発話は計 4 件。上記のほか 1 件)
グランドセイバーチョコ
- ライネス — 「権謀術数(けんぼうじゅっすう)の吹き荒れた我が時計塔に比べると、」「妙に穏やかな気持ちになってしまうことも事実でね。」
- プトレマイオス — 「なんでも、あの時計塔の君主(ロード)は現代で」「内弟子と足を踏み入れたことがあるとか。」
- オルガマリー — 「100パーセントわたしの私服よ?」「時計塔の君主(ロード)に相応しい装いよ?」
(この章の該当発話は計 11 件。上記のほか 8 件)