人理焼却
この用語は何か
人理焼却とは、2016年に魔神王ゲーティアが完遂した、人類史そのものの焼却を指す事件名である。地表の生命と文明を燃料として摘出し、2016年を起点に過去へ遡りながら人類史を燃やし尽くす、という手順を取った。目的は殺戮ではなく採取であり、絞り上げた熱量を束ねたものが各時代の空に架かる光帯、その熱を元手に「死の無い惑星」を新造することがゲーティアの終着点だった。カルデアが観測した「2017年以降の未来が見えない」という異常は、事件の予兆ではなくすでに終わっている焼却の結果である。したがって人類の側から見た人理焼却は、犯行が完了してから発覚した完全犯罪であり、シャーロック・ホームズはこれを「『人理焼却による根底からの霊長類の殺害』」と呼んだ。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正体 | 人類史を過去に向かって焼却し、その熱量を回収する大儀式 |
| 実行者 | 魔神王ゲーティア(ソロモン王の遺体に受肉した召喚式。ビーストⅠ) |
| 起点 | 2016年。ここから紀元前へ向けて炎が遡る |
| 前提工程 | 七つの聖杯で人理定礎を乱し、特異点を作って歴史の前後を分断する |
| 目的 | 回収した熱量(光帯)を元手に、死の無い新たな星を作ること |
| 観測された症状 | カルデアスの変色、シバによる未来観測の途絶、2017年の消失 |
| 対抗作戦 | 人理守護指定・グランドオーダー(七つの特異点の修正) |
| 決着 | 2016年末、終局特異点でゲーティアが消滅し、焼却は却下される |
章別解説
特異点F 炎上汚染都市 冬木
事件は「未来が消えた」という観測異常として始まる。カルデアは地球環境モデルカルデアスと近未来観測レンズシバによって百年先までの人類史を見守ってきたが、半年前からカルデアスは変色し、人類の明かりが確認できるのは2016年までとなった。前所長オルガマリー・アニムスフィアは「現在に理由がないのなら、その原因は過去にある」として過去二千年分の記録を洗い直し、歴史になかった唯一の異物――2004年の日本、空間特異点Fを発見する。この時点でのカルデアの見立ては「人類史というドレスに付いた小さな汚れを一つ摘出すれば元通りになる」という、きわめて楽観的なものだった。
見立ては現地で覆る。レイシフト実験は管制室の爆破によって破綻し、Aチームと四十七名のマスターが失われ、動けるのは補欠登録の一名だけになる。そこへ冬木に現れた技術顧問レフ・ライノール・フラウロスが、観測異常の正体を告げた。未来は消えたのではなく、既に燃やされたあとだったのである。
- 〔大橋を調べる〕オルガマリー —「観測の結果、地球に人類の明かりが確認できるのは 2016年まで―――」 (この場面を読む)
- 〔グランドオーダー〕レフ —「未来は消失したのではない。焼却されたのだ。」「カルデア内の時間が2016年を 過ぎれば、そこもこの宇宙から消滅する。」 (この場面を読む)
残されたカルデアに与えられた道は、焼却の届かない領域=特異点へ潜り、そこを正して未来を取り戻すことだけだった。ロマニ・アーキマンは七つの特異点を「人類のターニングポイント」の破壊と説明し、作戦名をファーストオーダーから人理守護指定・グランドオーダーへ改める。人理焼却はこの瞬間から、防ぐべき災害ではなく覆すべき既遂の事件として扱われることになった。
- 〔グランドオーダー〕Dr.ロマン —「それが崩されるという事は、人類史の土台が崩れる事に 等しい。この七つの特異点はまさにそれだ。」「この七つの特異点にレイシフトし、」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 特異点F 炎上汚染都市 冬木
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
焼却の機序が説明されるのがこの章である。エルサレムへ向かう車中でレオナルド・ダ・ヴィンチが、魔術王は人理定礎を乱すことで特異点を生み、人類史を不安定にしてから過去までの一切を燃やしたのだ、と作戦の骨格を語る。同時に、カルデアの活動が成立している理由もここで明かされる。焼却の波は特異点の内側には届かない――特異点は避難所である。ただし第六特異点は例外で、定礎の乱れが度を越したためこの大地も間もなく燃え尽きる、とダ・ヴィンチは付け加える。オジマンディアスが聖杯を使わない理由も、太陽王がすでに世界の終わりを知っていたからだった。
- 〔東へ(2/2)〕ダ・ヴィンチ —「魔術王は人理定礎(じんりていそ)を乱(みだ)す事で特異点を生み出した。」「その結果、人類史は不安定になり、魔術王は過去に 渡るまでの一切を燃やす、という偉業を行った。」「逆に言えば特異点にだけは人理焼却の波はこない、」 (この場面を読む)
砂漠のアトラス院では、ホームズが焼却を事件として定義し直す。魔術王が人類に関心を示さないのは冷酷だからではなく、彼にとって人理焼却がとうに片付いた案件だからだ、という読み替えである。ホームズはさらに「なぜ2016年が起点なのか」という問いを残していく。西暦元年から燃やせば人類はそもそも生まれなかったはずで、2016年まで待つ必要があったことこそが犯人の動機を示す、という指摘だった。この難問の答えは第二部の幕間まで持ち越される。
- 〔秘匿の研究〕ホームズ —「例えば、ここに作業机(デスク)があるとしよう。 デスクの上には『人理焼却』という案件がある。」「彼はその仕事をとっくに終わらせて、 次の作業机に座っている状態だ。」 (この場面を読む)
- 〔秘匿の研究〕ホームズ —「なのに彼は2016年から焼却を始めた。 2016年から過去に遡って燃やし始めた。」「人理焼却はキミたちのいる2016年から、 過去に向かって進んだ炎なのだ。」 (この場面を読む)
章の終わりでは、聖槍から解放された獅子王が焼却の第一手を明かす。六つの聖杯は魔術王の時代から後世へ受け継がれたものだが、七つ目の聖杯だけは魔術王が自ら過去へ送っている。人類史の土台そのものを壊すその一投が復元されない限り焼却は成立し続ける――この証言によって、観測できずにいた第七の特異点の洗い出しが可能になった。
- 〔レプリカ(5/5)〕獅子王 —「そして、それこそが人理焼却を成した第一手。 人類史の土台、そのものを破壊するもの。」「それが復元されないかぎり、人理焼却は行われるのだ。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
紀元前のメソポタミアでも空には光帯が架かっている。ロマニはこれを見て、光帯は焼却が実行された場所に必ず現れるものだと結論づけた。焼却が「2016年から過去へ」進む炎であることの、現地からの裏づけである。マーリンが幽閉塔から歩いてウルクまで来られたのも、焼却によって地上が白紙同然になっていたからだった。三女神同盟に至っては、焼却後の世界の支配権を賭けて聖杯を奪い合っている――魔術王の側から見れば、焼却はすでに配当の話に入っている段階だった。
- 〔神代にて〕Dr.ロマン —「こうなると“人理焼却が行われた場所”には 必ず出現している、と考えるべきだろう。」 (この場面を読む)
- 〔神代にて〕少年の声 —「これを手にした女神が、人理焼却後の世界を支配する。」 (この場面を読む)
- 〔人類最古の城塞都市〕ダ・ヴィンチ —「人理焼却によって世界は滅んだが、 キミのいるアヴァロンはまだ健在だ。」 (この場面を読む)
この章はまた、「焼却さえ解決すればすべて修復される」というカルデアの建前に修正を入れる。ギルガメッシュは、聖杯を回収して定礎を直せば損害はなかったことになる、という説明を虚言と切り捨てた。特異点が消えても死者は戻らず、死因の解釈が「邪竜に殺された」から「獣に殺された」へ書き換わるだけだ、というのである。人理焼却の被害は帳尻が合うだけで消えはしない、という認識は、後の章でカドックがマスターを詰るときの前提にもなる。
- 〔原初の星、見上げる空〕マシュ —「はい。特異点で起きた出来事は 人理焼却さえ解決すれば、その時点ですべて修復され、」 (この場面を読む)
- 〔原初の星、見上げる空〕ギルガメッシュ —「それは虚言だ。事実はそうではない。 死した命は戻らない。無かった事になどなるものか。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
玉座で、ソロモンを名乗る者が焼却の全手順を自ら述べる。光帯は地球を燃やして得た熱ではない。光帯とは人類そのものであり、人理定礎を破壊して人類史の強度を零にしたうえで火を放ち、特異点によって歴史の前後を断ち切り、現在から過去へ向けて繰り返し絞り上げた残留霊子を束ねたものだった。惑星を一度燃やすより、殺しても殺しても繁栄する生命を燃やし続けるほうが実入りが大きい――採取という動機は、この告白ではじめて筋が通る。
- 〔光帯の玉座〕ソロモン —「人理定礎を破壊し、人類史の強度を無(ゼロ)にし、 我らの凝視で火を放つ!」「特異点を作り、歴史の流れを分断し、 前後のつながりを排斥し!」「これを束ねたものが光帯だ。 おまえたちが見上げていた熱量(もの)は、この惑星の情熱だ。」 (この場面を読む)
続いて魔術王の名が捨てられ、正体が示される。ソロモン王の遺体に潜んで受肉した召喚式、七十二柱の魔神の総体、人類悪のひとつビーストⅠ。作中で「人理焼却式」という語が人物そのものを指して使われるのはこの一箇所で、ゲーティアは焼却を行った者であると同時に、焼却という術式それ自体として規定される。
- 〔光帯の玉座〕??? —「即ち、人理焼却式―――魔神王、ゲーティアである。」 (この場面を読む)
決着は二段構えで訪れる。ソロモン王の霊基が失われた時点で光帯は拡散を始め、焼却は無効化された。残ったゲーティアとの最後の戦いは、彼自身が「意味のない戦い」と認めたうえでの私闘である。神殿から帰還したカルデアが外の世界と再接続したとき、地球には一年分の空白だけが残っていた。
- 〔Fate/Grand Order〕ゲーティア —「光帯は消え去る。人理焼却は無効となる。 ソロモン王が消滅した時点で、私の偉業は立ち消えた。」 (この場面を読む)
- 〔帰還〕ダ・ヴィンチ —「ゲーティアが消滅し、人理焼却は却下された。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿
焼却の解決から日が浅い時期の事件で、新宿を囲う壁の外側は焼却時の特異点外周とほぼ同じ状態にあると報告される。事件の核心は、逃げ延びた魔神柱バアルが焼却の後を計算していたという事実だった。バベッジは魔神柱の配下として全数値を把握したうえで、「焼却を防ぐ計算」ではなく「焼却を破却した後の未来」を弾き、たとえ魔術王が何もしなくても2017年から先の未来は崩壊すると知る。ホームズが第二部で追う地球白紙化の予告が、ここで先に置かれている。
- 〔特異点ランディング〕スタッフB —「壁の外側は、ほぼ全てが人理焼却された際の 特異点外周と同じ状態です。」 (この場面を読む)
- 〔真相クルーティ〕ホームズ —「“人理焼却を防ぐ”ための計算ではない。」「“仮に、人理焼却を破却した後の未来”を計算したのだよ。」「魔術王が人理焼却をせずとも、 2017年から先の未来は崩壊する、と!」 (この場面を読む)
事件の解決後、ホームズは生き残った魔神柱が三柱いること、そして彼らがもはや焼却という共通目的を持たないことを告げる。以後の亜種特異点は、この「焼却から零れ落ちた残滓の回収業務」として位置づけられていく。
- 〔名探偵の名推理〕ホームズ —「三柱だけとはいえ、彼らは最早人理焼却という 一つの目的に向かわない。」「人理焼却事件は解決し、新宿幻霊事件も無事に解決を見た。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿
序/2017年 12月26日
グランドオーダー完遂から一年後、事件は外の世界にどう説明するかという問題に変わる。魔術協会と国連にとって焼却は「眠っている間に世界が終わり、目が醒めたら元に戻っていた」出来事であり、記録から焼却の実在は否定できないものの、残るのは死者の数とカルデアが破った禁則の山だけである。査問会は、それらの違反が意図的だったかどうかを計るために開かれた。人理焼却が「歴史に残らない偉業」であることの代償を、この章が引き受けている。
- 〔序/2017年 12月26日〕ダ・ヴィンチ —「人理焼却の原因である魔術王を撃破し、 見事、人類史の定礎、その全てを復元した。」 (この場面を読む)
- 〔序/2017年 12月26日〕ダ・ヴィンチ —「たとえ信じられない事実だとしても、 協会の人間たちは人理焼却を認めざるを得ない。」「彼らにしてみれば、眠っている間に世界が終わり、 目が醒めたら元通りになっていただけなんだから。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 序/2017年 12月26日
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
第二部は、人理焼却を比較対象として使い始める。ロシア異聞帯の正体を推理し終えたダ・ヴィンチは、焼却がゲーティアという一個の生命意志による人類史への攻撃だったのに対し、異聞帯は人類史そのものによる地球への攻撃だと整理した。ホームズも、ペーパームーンに浮かぶ七つの異常地帯を七つの特異点になぞらえつつ、縦軸(時間)に並んでいた特異点と横軸(現在)に並ぶ異聞帯の違いを指摘する。焼却は、第二部の危機を測るための物差しになった。
- 〔獣たちの帝国〕ホームズ —「人理焼却の起点、7つの特異点を思わせるね。」「あれは時間軸……縦軸に七つの特異点が」 (この場面を読む)
- 〔皇女アナスタシア〕ダ・ヴィンチ —「人理焼却はゲーティアという個の生命意志による 人類史への攻撃だった。」「だが今回は違う。異聞帯(ロストベルト)という人類史による、 地球そのものへの攻撃だ。」 (この場面を読む)
同時に、蘇生したAチームの側から見た焼却も語られる。カドックはマスターに向かって、Aチームの誰かであればもっと犠牲が少なかったはずだと突きつけた。焼却を覆した功績と、覆すまでに一年を要した犠牲は、ここで初めて別々に数えられる。
- 〔異聞の帯〕カドック —「人理焼却の死者は決して少なくない。 おめでとう、君は最多の犠牲者を出した訳だ。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
オフェリア・ファムルソローネの回想により、焼却の当日がAチームの視点から描かれる。コフィンに閉じ込められたまま炎に呑まれる可能性しか視えなかった、という記述は、焼却が2016年の南極でも現実の火として起きたことを示す数少ない場面である。彼女はまた、巨人スルトが地上を焼く未来を「それでは焼却と変わらない」と言いかけて自ら訂正し、過去に遡らない炎は人理焼却ではないという線引きを口にする。焼却の定義が、破壊の規模ではなく時間方向にあることの確認になっている。
- 〔此処に、ふたたびの黄昏を(前編)〕ナレーション —「その日、私たちの運命は終わってしまった。 世界は、ひとたび人理焼却の炎に包まれた。」「レフ・ライノールによる破壊工作と 人理焼却をもたらす炎を前に、私は無力だった。」 (この場面を読む)
- 〔此処に、ふたたびの黄昏を(前編)〕ナレーション —「過去に遡る炎でなければ人理焼却ではないだろう。」 (この場面を読む)
クリプターの統括者キリシュタリア・ヴォーダイムは、自陣営の計画を焼却と対置して宣言する。魔術王が選んだのが人による焼却なら、自分たちが選ぶのは神による編纂である、と。焼却は打倒された過去の事件でありながら、後継の計画が自らを説明するための参照点として使われ続ける。
- 〔雪と氷の城(後編)〕キリシュタリア —「魔術王は魔術―――人による人理焼却を目論んだが、 私は違う。神による人理編纂(へんさん)を選択する。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
幕間の物語
ホームズの幕間「失われた時を想って」で、第六特異点に残された難問――なぜ2016年が起点なのか――に答えが与えられる。ゲーティアは人類史を焼き、そのエネルギーを2016年から遡って回収した。それは裏を返せば、2016年より先には回収できる人類史が存在しないと知っていたということである。ホームズは、魔神王が地球白紙化という未来との対決を避け、それが起こる前に焼却を始めて地球を作り直そうとしたのだと読み、人理焼却事件と地球漂白は対をなすと結論する。焼却は単なる悪意の産物ではなく、より大きな滅びを見越した先手だった、という再解釈である。
- 〔失われた時を想って〕ホームズ —「ゲーティアは人類史を焼却し、 そのエネルギーを西暦2016年から遡って回収した。」「つまり。彼(か)の魔神王は知っていたのだ。 『この先に、回収できる人類史はない』と。」 (この場面を読む)
- 〔失われた時を想って〕ホームズ —「『地球白紙化』が起こる前に人理焼却を開始し、 問題が起こる前に地球を創り直そうとしたのだから。」「ある意味では、あの『人理焼却事件』と 地球漂白は対になっている、と私は考察する。」 (この場面を読む)
モリアーティもまた、焼却が解決したからといって人理が安定したとは言えない、と別の角度から釘を刺す。焼却の終わりを「事件の終わり」と見なさない姿勢は、第二部以降の作品全体の構えでもある。
- 〔神が造り、人が紡ぎ、土に還る Ⅱ〕モリアーティ —「魔神柱による人理焼却の事件が解決した事で、 人理は安定したと言えると思うかね……?」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 幕間の物語
終章
最終盤で、焼却はさらに大きな計画の中の事故として語り直される。カルデアス内に七つの歪みを仕込んでシバに発見させ、Aチームに大令呪を持たせて人理定礎そのものを破壊させる――これがマリスビリー・アニムスフィアの当初の設計であり、Aチームは定礎を壊すための人間爆弾だった。この計画はレフの暴走で崩れたが、その代わりに魔神王の手で「偽りのない特異点」が発生し、人類史は都合よく一度消失した。人理焼却は、マリスビリーにとって計画を破綻させるどころか、むしろ肩代わりしてくれた事故だったことになる。
- 〔ここに在りし人理の終〕ダ・ヴィンチ —「Aチームは人理定礎を破壊する為に集められた 生贄……いや、人間爆弾だった。」 (この場面を読む)
- 〔ここに在りし人理の終〕マリスビリー —「それは達成できなかったが、皮肉なことに ビーストⅠによって偽りのない特異点が発生してくれた。」「計画は予定通りに進み、人類史は一度、 いいタイミングで消失してくれた。」 (この場面を読む)
同時に、二つの災厄の守備範囲もここで整理される。魔術王は2016年より前、過去を燃料とし、マリスビリーは2017年より先、未来を白紙にした。両者は互いの領域を侵していない――だからこそ第一部と第二部は連続した一つの事件として繋がる。人理焼却の唯一の想定外はレフ・ライノールが所長をカルデアスへ落としたことであり、ゲーティアの指示ですらないその一投が、第二部の全ての起点になった。
- 〔ここに在りし人理の終〕ダ・ヴィンチ —「魔術王は2016年から前、過去を燃料とした。 一方、マリスビリーは2017年から先、未来を白紙にした。」「魔術王による人理焼却と、 特異点Xの最終局面でのレフ・ライノールの行動だ。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 終章
読み取れる設定
- 事件の定義(確定): 人理(人類史)の焼却。ホームズの表現では『根底からの霊長類の殺害』。→ 人理
- 時間の向き(確定): 2016年を起点に過去へ遡る炎。未来方向へ広がる災害ではない。LB2でオフェリアが「過去に遡る炎でなければ人理焼却ではないだろう。」と、この向きを定義として使う。
- 主体(確定): 魔神王ゲーティア。作中では『人理焼却式』という語で本人そのものを指す用例がある。→ ビースト
- 前提工程(確定): 人理定礎の破壊。終局特異点でソロモンは「人理定礎を破壊し、人類史の強度を無(ゼロ)にし、」「我らの凝視で火を放つ!」と述べる。→ 人理定礎
- 手段としての特異点(確定): 特異点は焼却の副産物ではなく手順の一部。「特異点を作り、歴史の流れを分断し、」「前後のつながりを排斥し!」と、連続性を断つために作られている。→ 特異点
- 回収されたもの(確定): 燃やされた生命・文明の残留霊子。それを束ねたものが各特異点の空に架かる光帯であり、ソロモンは「これを束ねたものが光帯だ。」と明言する。地球そのものを燃やすより人類を燃やす方が熱量が大きい、という採算がこの手段の理由。
- 特異点の遮蔽効果(確定): 特異点内部には焼却が及ばない(第六特異点・ダ・ヴィンチ)。これがカルデアの作戦行動を可能にしている。ただし定礎の乱れが極端な第六特異点では例外となり、「ここまで人理定礎が乱れると、」「特異点であれ例外はないんだろう。」と語られる。
- 解決の効果(確定): 焼却の解決によって世界は修復される(第七特異点・マシュ)。ただし第七特異点のギルガメッシュは、修復されるのは辻褄だけで死者は戻らないと否定する。
- 事件としての扱い(確定): 第六特異点でホームズは「デスクの上には『人理焼却』という案件がある。」「人理焼却事件の犯人―――魔術王の正体とね。」と述べ、推理の対象となる事件として位置づける。LB2ではラスプーチンがこれを「『神話級の殺人事件』」と要約し直す。
- 起点が2016年である理由(幕間で確定): ホームズは「『この先に、回収できる人類史はない』と。」――魔神王は2016年より先に燃料が無いことを知っていた、と結論する。人理焼却と地球白紙化は対をなす。→ 地球白紙化
- 解決後の余波(確定): 亜種特異点Ⅰでホームズは「“仮に、人理焼却を破却した後の未来”を計算したのだよ。」と述べ、焼却の解決自体が後続事件の起点になる。
- より大きな計画との関係(終章で確定): マリスビリーは元々Aチームに人理定礎を破壊させる計画を用意していた。焼却はその計画を潰したのではなく、「皮肉なことに ビーストⅠによって偽りのない特異点が発生してくれた。」と当人が語る通り、結果的に肩代わりした。→ Aチーム
揺れ・矛盾
- 『焼却式』の用例は2件のみで、意味が異なる: 終局特異点の「即ち、人理焼却式―――魔神王、ゲーティアである。」はゲーティア=焼却の術式そのものという規定。もう1件は終章のマリス「いえ違う。この空間焼却式は、あの―――」で、こちらは空間焼却式という別の術式を指す。概念索引が別名に挙げる『焼却式』を人理焼却の同義語として扱うと誤読になる。
- 焼却の影響範囲の記述差: 「人理焼却によって世界は滅んだが、」(第七特異点・ダ・ヴィンチ)という完了形の記述と、第五特異点のビリー「それだけ、人理焼却の爪痕が大きいってことだろうね……!」のような部分的被害としての記述が併存する。焼却が完了した事象なのか進行中の事象なのかは章ごとに語調が異なる。カルデア内の時間が2016年を過ぎれば南極も消滅する、というレフの宣告を踏まえると、2016年内は「焼却済みだが決着はついていない」という中間状態として扱われている。
- 「防ぐ」と「覆す」の混在: 焼却は既に完遂した事件のはずだが、作中の台詞は「人理焼却を防ぎ、」「人理焼却、必ずや阻止して見せよ!」のように未然形でも語られる。破却すれば起きなかったことになる、という時間構造ゆえの言い回しで、同じ人物が同じ章で両方を使う。
- 人理焼却とカルデアの関係の再解釈: LB2でゴルドルフは「人理焼却はカルデアとは関係のないコト!」と述べる一方、終章ではカルデア創設者マリスビリー自身が人理定礎の破壊を計画していたことが明かされる。焼却がカルデアの設立目的とどう結び付くかの説明は後年の章で大きく更新されている。
- ゲーティア以外の要因: 亜種特異点Ⅰでホームズは「魔術王が人理焼却をせずとも、」という仮定を立て、2017年から先の崩壊は焼却とは別口で確定していたと指摘する。焼却は人類史消失の唯一の原因ではない。
関連
- 焼却されたもの: 人理 / 汎人類史 / 人理定礎
- 焼却の手段と舞台: 特異点 / 聖杯 / レイシフト
- 実行者: ゲーティア / 魔術王 / 魔神柱 / ビースト
- 対抗した側: カルデア / カルデアス / シバ / グランドオーダー / 人理修復 / Aチーム
- 対比される事件: 地球白紙化 / 異聞帯 / クリプター
- 章別解説: 特異点F 炎上汚染都市 冬木 / 第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット / 終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン / 終章
- 人物: ゲーティア / ソロモン / マリスビリー・アニムスフィア / [[レフ・ライノール・フラウロス]]
用語集
- 精選用語集:人理焼却(Incineration of Human Order) — 精選用語集に同名の見出しあり
引用元の人物
- レオナルド・ダ・ヴィンチ — 本ページ引用 22 件の話者
- シャーロック・ホームズ — 本ページ引用 19 件の話者
- マシュ・キリエライト — 本ページ引用 13 件の話者
- ロマニ・アーキマン — 本ページ引用 10 件の話者
- カドック・ゼムルプス — 本ページ引用 6 件の話者
- シオン・エルトナム・アトラシア — 本ページ引用 5 件の話者
- ジェームズ・モリアーティ — 本ページ引用 4 件の話者
- 獅子王(アルトリア・ペンドラゴン) — 本ページ引用 3 件の話者
言及の多い章
- 第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア — この章に言及 13 件
- 亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿 — この章に言及 13 件
- 幕間の物語 — この章に言及 12 件
- 終章 — この章に言及 10 件
- Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン — この章に言及 9 件
- 序/2017年 12月26日 — この章に言及 6 件
FGO全シナリオ(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン、全151章 1,104,754行)を機械走査し、『人理焼却』および別名表記を含む発話を全件収集したうえで構成している。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。
付録: 原文引用アーカイブ
原文引用アーカイブ(機械収集・162 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある
原文行の該当ヒットは 205件(40章)。同一話者の連続発話をまとめ、同一章内の完全重複を除いた『発言単位』では 162件。このうち本節に 162件 を掲載する。
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
- 〔荒野の七騎〕ビリー —「それだけ、人理焼却の爪痕が大きいってことだろうね……!」
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
- Dr.ロマン —「これを放置しておけば、ソロモンの人理焼却を」
- 〔東へ(2/2)〕ダ・ヴィンチ —「逆に言えば特異点にだけは人理焼却の波はこない、」
- 〔東の村の冒険〕Dr.ロマン —「カルデアは人理焼却を正すべく設立された組織でね。」
- 〔死を告げる晩鐘(2/2)〕山の翁 —「人理焼却の因果を知る時だ。」
- 〔アトラスの砂漠へ(1/3)〕獅子王 —「人理焼却を終えた彼の王が次の段階に入る前までに、」
- 〔秘匿の研究〕ホームズ —「『人理焼却による根底からの霊長類の殺害』」
- ホームズ —「人理焼却事件の犯人―――魔術王の正体とね。」
- ホームズ —「デスクの上には『人理焼却』という案件がある。」
- マシュ —「……魔術王にとって人理焼却はもう終わった仕事……」
- ホームズ —「即ち人理焼却事件の謎、その一端だ。」
- マシュ —「それが人理焼却の真相―――」
- マシュ —「人理焼却が起こる前……」
- ホームズ —「彼には人理焼却を望む理由がない。」
- ホームズ —「繰りで、人理焼却とは関係がない、という可能性だ。」
- ホームズ —「人理焼却についての、もっともシンプルな疑問だ。」
- ホームズ —「人理焼却はキミたちのいる2016年から、」
- 〔神王オジマンディアス(2/3)〕ダ・ヴィンチ —「それなら魔術王による人理焼却にも耐えられる。」
- Dr.ロマン —「そんな事になれば、ソロモンを倒して人理焼却を」
- 〔神王オジマンディアス(3/3)〕オジマンディアス —「人理焼却により世界は燃え尽きる。」
- 〔レプリカ(5/5)〕獅子王 —「そして、それこそが人理焼却を成した第一手。」
- 獅子王 —「それが復元されないかぎり、人理焼却は行われるのだ。」
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
- Dr.ロマン —「その前に我々は人理焼却の原因を」
- 〔神代にて〕少年の声 —「これを手にした女神が、人理焼却後の世界を支配する。」
- Dr.ロマン —「こうなると“人理焼却が行われた場所”には」
- 〔人類最古の城塞都市〕ダ・ヴィンチ —「人理焼却によって世界は滅んだが、」
- Dr.ロマン —「特異点を修復し、人理焼却を無くし、」
- 〔ギルガメッシュの災難〕マーリン —「人理焼却とは、魔術王とは、聖杯とは、特異点とは、」
- 〔働くウルク民〕レオニダス —「この時代が特異点となり、人理焼却がなされた後、」
- 〔天命の予言〕イシュタル —「人理焼却以上にハタ迷惑な女神だって気付きなさい。」
- 〔原初の星、見上げる空〕マシュ —「人理焼却さえ解決すれば、その時点ですべて修復され、」
- ギルガメッシュ —「人理焼却を防ぎ、特異点が消え去ったとしよう。」
- 〔絶対魔獣戦線メソポタミア(Ⅱ)〕マーリン —「ああ、人理焼却によって白紙状態の地球なら、」
- 〔カルデアの帰還〕ギルガメッシュ —「人理焼却、必ずや阻止して見せよ!」
- Dr.ロマン —「人理焼却とは何なのか。」
終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
- Dr.ロマン —「だから、人理焼却を成したあのソロモンは、」
- マシュ —「人理焼却を防ぎ、人間の価値を示し―――」
- 〔獣の宙域〕ジャンヌ・ダルク —「人理焼却を防ぐためではなく、」
- 〔光帯の玉座〕ダ・ヴィンチ —「人理焼却を完遂させた者。」
- Dr.ロマン —「その後、人理焼却の為の伏線として、」
- マシュ —「人理焼却を行った―――」
- ??? —「即ち、人理焼却式―――魔神王、ゲーティアである。」
- 〔未来〕ゲーティア —「貴様も同じだろう? どうあっても人理焼却は覆(くつがえ)らない。」
- 〔Fate/Grand Order〕ゲーティア —「光帯は消え去る。人理焼却は無効となる。」
- ゲーティア —「人理焼却を巡るグランドオーダー。」
- 〔帰還〕ダ・ヴィンチ —「ゲーティアが消滅し、人理焼却は却下された。」
- ダ・ヴィンチ —「人理焼却が解決したからね。カルデアにいる意味がない。」
亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿
- 〔特異点ランディング〕ダ・ヴィンチ —「人理焼却時は全て燃やされていたはずだけど……。」
- スタッフB —「壁の外側は、ほぼ全てが人理焼却された際の」
- 〔新宿ラビリンス〕新宿のアーチャー —「人理焼却事件にただ一人で立ち向かい、」
- アルトリア・オルタ —「既に人理焼却は終了を迎えている。」
- 〔変化自在バガボンド〕呪腕のハサン —「人理焼却を防いだだけでなく、」
- ダ・ヴィンチ —「それはそうかもしれないが、現状は人理焼却を解決した直後だ。」
- 〔監獄グレートエスケープ〕ホームズ —「仮に、あの人理焼却状態から修復状態へと移行した場合……。」
- 〔名探偵ペネトレイト〕マシュ —「消し去ったとしても、その時は人理焼却が行われていたから」
- 〔真相クルーティ〕??? —「英霊たちによって、人理焼却を防がれたからでもない。」
- ホームズ —「人理焼却の端にあった異物の正体がこれか!」
- ホームズ —「“人理焼却を防ぐ”ための計算ではない。」「“仮に、人理焼却を破却した後の未来”を計算したのだよ。」「魔術王が人理焼却をせずとも、」
- 〔名探偵の名推理〕ホームズ —「三柱だけとはいえ、彼らは最早人理焼却という」
- ホームズ —「人理焼却事件は解決し、新宿幻霊事件も無事に解決を見た。」
亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ
- 〔地底世界からの歓迎〕ダ・ヴィンチ —「人理焼却が破却された事で自ら契約を断ち、」
- 〔アガルタの女〕魔神フェニクス —「もはや人理焼却は不可能だが、手段はこのように無数にある。」
亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
- ダ・ヴィンチ —「未だ人理焼却を目論む、魔神柱の仕業だろう。」
- 〔アンノット 夜明け前〕サンソン —「人理焼却時の特異点と、同様の歴史改変が」
- 〔四つの結び目〕マシュ —「人理焼却の際、外界が完全に焼却されたと」
序/2017年 12月26日
- 〔序/2017年 12月26日〕マシュ —「……人理焼却によるグランドオーダー完遂から、一年。」
- ダ・ヴィンチ —「人理焼却の原因である魔術王を撃破し、」
- ダ・ヴィンチ —「協会の人間たちは人理焼却を認めざるを得ない。」
- ダ・ヴィンチ —「人理焼却事件には何の関わりもない事柄だった。」
- 〔序/2017年 12月31日〕神父 —「人理焼却を覆したマスターの意見だからね。」
- マシュ —「人理焼却は我々が原因ではなく……」
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
- 〔獣たちの帝国〕ホームズ —「人理焼却の起点、7つの特異点を思わせるね。」
- 〔マン・オブ・ザ・グレイ〕ホームズ —「当然ながら人理焼却を防ぐための旅の過程だろう。」
- 〔異聞の帯〕カドック —「人理焼却の死者は決して少なくない。」
- 〔皇女アナスタシア〕ダ・ヴィンチ —「人理焼却はゲーティアという個の生命意志による」
- 〔君臨する雷帝〕マシュ —「わたしたちは人理焼却を、魔術王を、」
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
- 〔intro.2-1〕神父 —「貴方はかつて、人理焼却を」
- 〔雪と氷の城(後編)〕キリシュタリア —「魔術王は魔術―――人による人理焼却を目論んだが、」
- 〔此処に、ふたたびの黄昏を(前編)〕ナレーション —「世界は、ひとたび人理焼却の炎に包まれた。」
- ナレーション —「人理焼却をもたらす炎を前に、私は無力だった。」
- ナレーション —「過去に遡る炎でなければ人理焼却ではないだろう。」
Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス
- 〔intro.5-4〕シオン —「ゲーティアの『人理焼却』に匹敵します。」
- マシュ —「人理焼却と同規模の魔術儀式……!」
Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅳ)〕ゴルドルフ —「人理焼却はカルデアとは関係のないコト!」
- 〔神を撃ち落とす日〕キリシュタリア —「彼は人類を滅ぼす為に人理焼却をしたのではない。」
- 〔続く旅路〕ゴルドルフ —「だが、彼女は人理焼却事件のきっかけとなった」
Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
- 〔ウェールズ(Ⅰ)〕オベロン —「人理焼却の頃の君はそうだった。」
- 〔オークニー〕賢人グリム —「人理焼却(デ ッ ド エ ン ド)を解決したところで、」
- 〔星の生まれる刻〕マーリン —「魔術王の人理焼却の小規模版だね。」
死想顕現界域 トラオム
- 〔闇夜の閑話〕カドック —「人理焼却が起こる前からの協力者だ。」
- 〔或る名探偵の死〕バベッジ —「人理焼却という企みが既に完遂されていること。」「もし人理焼却が人類の手で解決された時、」
- バベッジ —「人理焼却は人類史を遡る『過去』の消費である。」「人理焼却によって『2017年』から先が」
- バベッジ —「なぜ人理焼却は起きたのか。」
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
- 〔黄金樹海〕U-オルガマリー —「カルデア、人理焼却、特異点……」
- 〔銃、戦争、死別〕ムニエル —「人理焼却の時、世界中が燃えつきて、虚数空間に」
- ムニエル —「んで、人理焼却が解決できた後、」
- 〔屍者の王国〕カドック —「代償とは『人理焼却を解決すること』。」「『人理焼却事件』を解決するだけの力を示せれば、」
- カドック —「僕たちの分まで人理焼却を解決した後、」
- カドック —「『人理焼却』クリアに使われる熱量。」
- カドック —「サーヴァントなしで人理焼却をクリアしているんだよ。」
- ゴルドルフ —「サーヴァントを1騎も召喚せずに人理焼却を」
- 〔宇宙樹〕デイビット —「人理焼却から未来を取り戻した。それは誇れるものだ。」
奏章プロローグ
- 〔オーディール・コール 序〕ムニエル —「人理焼却にしろ白紙化にしろ、未来は無いんだから。」「人理焼却を解決した後だろう。」
- ゴルドルフ —「となると、ソロモンの人理焼却は予想外の出来事で、」
- ダ・ヴィンチ —「人理焼却を防がなくてはいけない、という」
オーディール・コール
- 〔終章_序〕シオン —「『人理焼却事件』を解決後に知って、」
- シオン —「皆さんが人理焼却を解決した理由と同じです。」
奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド
- 〔決戦/決別〕巌窟王モンテ・クリスト —「魔神王の目論んだ人理焼却と同じくして、」
奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス
- 〔地獄は財を与える〕ダ・ヴィンチ —「2016年12月に人理焼却を解決したとする。」
- ダ・ヴィンチ —「人理焼却の後にギャラハッド霊基も」
- 〔天の使いは死を告げる〕マルタ —「人理焼却の時、最初に立ち上がり、」
- 〔訣別の時〕??? —「君たちが人理焼却を破却した事で確定してしまった、」
- ギャラハッド —「人理焼却を破却した時点で、」
終章
- 〔終章_序 ダイジェスト〕シオン —「『人理焼却事件』を解決後に知って、」
- シオン —「皆さんが人理焼却を解決した理由と同じです。」
- 〔原初特異点 冬木〕オルガマリー —「人理焼却の元凶であるビーストⅠをやっつけて、」
- 〔ここに在りし人理の終〕ダ・ヴィンチ —「魔術王による人理焼却と、」
- 〔[dl:y=-1:w=0.75:g=22:h=0.05:e=1]0[/dl].〕オルガマリー —「貴方たちが人理焼却を解決した事も。」
- 〔終天の流星雨〕マリス —「いえ違う。この空間焼却式は、あの―――」
- 〔旅の終わり〕ナレーション —「私は人理焼却事件を知った。」
- ナレーション —「人理焼却の時は後(あと)の祭(まつ)りだった。」
- マーカス —「人理焼却の時から、長い時間を」
- 〔コスモス・イン・ザ・ロストベルト〕デイビット —「オレも人理焼却を解決した。」
アフタータイムのはじまり
- 〔アフタータイムのはじまり〕エルロン —「設備的には人理焼却が終わった後の」
- ナレーション —「人理焼却の時の、隔絶されたカルデア基地だ」
幕間の物語
- 〔───たとえ、この命に代えても〕ベディヴィエール —「人理焼却という恐るべき大偉業のさなかに、」
- 〔人類神話・雷電降臨〕ニコラ・テスラ —「人理焼却という大偉業も、白紙化地球という大異変も、」
- 〔静かなる時を求めて〕モリアーティ —「まず君たちは人理焼却事件において、」
- モリアーティ —「人理焼却事件の全容を探る事になり、”」
- モリアーティ —「人理焼却でも建物だけは無傷だったアトラス院。」
- 〔神が造り、人が紡ぎ、土に還る Ⅱ〕モリアーティ —「魔神柱による人理焼却の事件が解決した事で、」
- 〔夜回り! ジャガ村先生!〕ダ・ヴィンチ —「他の特異点同様、人理焼却が破却されれば」
- 〔千と一の夜を越えても〕シェヘラザード —「人理焼却という悪辣(あくらつ)極まりない蛮行と、」
- 〔医の記憶〕アスクレピオス —「人理焼却事件の際、」
- 〔失われた時を想って〕ホームズ —「当初は2016年に始まった人理焼却事件を追い、」「魔神王ゲーティアの打倒による人理焼却阻止の後、」
- ホームズ —「ある意味では、あの『人理焼却事件』と」
- ホームズ —「『地球白紙化』が起こる前に人理焼却を開始し、」
節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔
- 〔プロローグ いざ鬼の塔へ〕マシュ —「人理焼却に伴い人理の修復作業がコリジョンし、」
バトル・イン・ニューヨーク 2018
- 〔新たなる戦い〕ダ・ヴィンチ —「それが、人理焼却事件の頃からの、」
バトル・イン・ニューヨーク 2019
- 〔復刻シナリオ: 新たなる戦い〕ダ・ヴィンチ —「それが、人理焼却事件の頃からの、」
バトル・イン・ニューヨーク2022 ~スペース・オデュッセウス対ニコラ・テスラ~
- 〔復刻シナリオ: 新たなる戦い〕ダ・ヴィンチ —「それが、人理焼却事件の頃からの、」
克螺旋境界式 オガワハイム
- 〔四階 四号室〕Dr.ロマン —「何者か……人理焼却を行った連中だね。」
- ランサーオルタ —「ここは放っておいても人理焼却には関わりのない辺境だ。」
世紀末女神伝 シャドウアイランド
- 〔終節『ホームカミング』〕スカサハ —「影の国も例外なく人理焼却に巻き込まれたが、」
深海電脳楽土 SE.RA.PH
- 〔終幕 刻を裂くパラディオン(2/2)〕BB —「人理焼却も人理再編もなんのその。」
Apocrypha/Inheritance of Glory
- 〔第4節『対決:双剣と騎兵』〕ジーク —「……カルデア……人理焼却……。」
深海電脳楽土 SE.RA.PH
- 〔終幕 刻を裂くパラディオン(2/2)〕BB —「人理焼却も人理再編もなんのその。」
幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン
- 〔第十一節『記憶と記録の果てに』〕ムネーモシュネー —「結局完成されなかったからです。人理焼却のときも」
輝け! グレイルライブ!! ~鶴のアイドル恩返し~
- 〔第八節 Road of Resistance〕ミス・クレーン(本質体) —「人理焼却。空想樹。そういった大仰なたくらみとは無縁。」「人理焼却といった大仰なたくらみとは無縁。」
非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ
- 〔第1節 Beyond the walls of the world〕ホームズ —「『人理焼却解決』の後の2017年1月に設立された」
幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン
- 〔第十一節『記憶と記録の果てに』〕ムネーモシュネー —「結局完成されなかったからです。人理焼却のときも」
螺旋証明世界 リリムハーロット
- 〔第2節 君が獣、戦場(1/2)〕ドラコー —「第一の獣による『人理焼却』を模倣した証明世界。」
- ナレーション —「『人理焼却』を模倣した?」
- 〔第2節 君が獣、戦場(2/2)〕ナレーション —「ゲーティアの『人理焼却』と同じ―――」
聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~
- 〔第12節 罪と影の迷宮〕プトレマイオス —「人理焼却の、修復の旅だったか。」
第六特異点?
- 〔第一幕 バック・トゥ・ザ・1273〕ゴルドルフ —「逆に言えば特異点にだけは人理焼却の波は来ない、」
- ナレーション —「人理焼却を防ぐために……七つの特異点を修正する……」
カルデアゲート
- 〔『漂流者』〕武蔵 —「うわあ、人理焼却ってそういう事だったんだ……」
- 〔───いつか、星を救う日に〕アーサー —「なるほど……カルデア、人理焼却、二十一世紀……」
- ??? —「そう、人理焼却はあまりに完璧な偉業に過ぎる。」
クラウンセイバー
- 〔アルトリア・ペンドラゴン〕アルトリア —「ですが今は人理焼却の一大事。」
- 〔クー・フーリン〕クー・フーリン —「人理焼却にしろ人理再編にしろ―――ん?」