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聖杯戦争

分類: 世界観 / 別名・関連表記: グレイルウォー

この用語は何か

聖杯戦争とは、万能の願望機とされる聖杯を賞品として、マスターとサーヴァントが最後の一組になるまで殺し合う魔術儀式である。原型は日本の地方都市・冬木で成立した「七人のマスターと七騎のサーヴァント」による形式で、カルデアの英霊召喚システム・フェイトも、この儀式のデータを解析して作られている。つまりカルデアという組織そのものが冬木の聖杯戦争の派生物である。

ただし FGO 本編において、規定どおりの聖杯戦争が最初から最後まで進行する場面はほとんどない。各章に現れるのは、参加者の数が合わない、マスターが存在しない、賞品がすでに奪われている、サーヴァントが全員同一クラス、そもそも「聖杯」の実体がない――といった変形版ばかりで、標準形の定義は特異点Fでの説明に依存し続ける。本項は、その原型が章ごとにどう変形したかを追う。

冬木式そのもののルール(監督役・令呪・小聖杯・期間など)は 聖杯戦争の基本ルール冬木の聖杯戦争 にまとめてある。

基本データ

項目内容
定義聖杯を賞品に、マスターとサーヴァントが最後の一組になるまで戦う魔術儀式
原型冬木式(七人のマスター+七騎のサーヴァント)
由来決戦術式・英霊召喚を、人間が利己的に使えるよう改変したもの(第四特異点のアンデルセン説)
別称グレイルウォー(用例は奏章Ⅰの『AI聖杯戦争(システム・グレイルウォー)』に限られる)
物語上の要点2004年の冬木の聖杯戦争。勝者マリスビリー・アニムスフィアがカルデアを設立した
主な変種亜種聖杯戦争/天覧聖杯戦争/月の聖杯戦争/AI聖杯戦争/戊辰聖杯戦争

章別解説

特異点F 炎上汚染都市 冬木

オルガマリーは、ラプラスの観測で2004年の冬木に「特殊な聖杯戦争」が確認されたと説明し、そこから儀式の原型を提示する。冬木の魔術師たちが聖杯を完成させ、その起動のために七騎の英霊を召喚したのが始まりであり、システムは単純――七人のマスターが競い合い、最後に残った者が聖杯を手にする。カルデアがこの事実を掴んだのは2010年で、前所長はこのデータを元に召喚式フェイトを作った。シリーズの前提となる定義は、この一場面でほぼすべて語り終えられている。

一方、現地で合流したキャスターの証言は、その定義がすでに壊れていることを示す。彼の言う「オレたちの聖杯戦争」は、いつの間にか違うものにすり替わっていた。街は一夜で炎に覆われ、人間は消え、残ったサーヴァントだけで再開された儀式で、セイバーが五騎を屠り、倒された者は黒い泥に汚染されて怪物と化した。彼を仕留めない限り聖杯戦争は終わらない――規定どおりに始まった儀式が途中から別物へ変質するという、以後くり返される型が、最初の章ですでに提示されている。

  • 〔港跡を調べる〕オルガマリー —「七人のマスターがそれぞれ競い合い、 最後に残った者が聖杯を手にする、というシステム。」 (この場面を読む
  • 〔影のサーヴァント〕キャスター —「負けてない、という意味ならな。オレたちの聖杯戦争は いつの間にか違うモノにすり替わっていた。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 特異点F 炎上汚染都市 冬木

第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン

ルーラーとして現界したジャンヌは、マシュを見て「この聖杯戦争にもマスターはいるのですね。」と問う。マシュはこれを否定する――カルデアの活動は聖杯戦争とは無関係であり、自分はデミ・サーヴァントにすぎない。ジャンヌ自身も、本来ルーラーに与えられるはずの聖杯戦争に関する知識を大部分欠いたまま召喚されていた。儀式の管理者が儀式の知識を持たないという時点で、この場は聖杯戦争として成立していない。

規定はさらに崩れる。敵方はすでに聖杯を握っており、マリー・アントワネットは「聖杯を求めて戦うのが聖杯戦争なのに、相手はもう聖杯を手に入れているなんて。」と不公平を訴える。マシュは七騎の法則が崩壊していると述べ、記録には十五騎が争った形跡もあると補足する。ジャンヌの推測では、聖杯戦争が始まっていないのに勝者が存在するという因果の逆転に対抗して、聖杯そのものが反動でマリーたちを召喚している。参加者数・開始条件・賞品の所在という三つの前提が、最初の特異点で同時に破られる。

  • 〔ジャンヌの謎〕マシュ —「いえ、聖杯戦争とは無関係なのです。 わたしはデミ・サーヴァントにすぎません。」 (この場面を読む
  • 〔一難去って〕マシュ —「……記録によれば、十五騎のサーヴァントが争ったという 形跡もあるようですし。」 (この場面を読む
  • 〔一難去って〕ジャンヌ —「聖杯戦争が開始されていないにもかかわらず、 聖杯を勝ち取った勝者が存在する。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン

第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン

マスター不在のままサーヴァントだけが乱立するロンドンで、メフィストフェレスは初対面でみずからクラスを明かし、それがこの場の道理だと嘯く。遭遇すればただちに総力戦になるのだから、真名を秘して手札を伏せる意味がない――真名秘匿と持久戦という冬木式の作法が、そもそも成立しない場だという宣言である。モードレッドも同じ趣旨を「英霊は七騎でも十四騎でもなければマスターもなし。」と言い切る。この章で使われた「聖杯戦争ならぬ聖杯戦争」という言い回しは、以後の変則儀式を指す定型句になる。

もうひとつの山場は、アンデルセンによる**起源の考察**である。彼は「英霊同士を戦わせる」というコンセプト自体に瑕があると睨み、魔術協会の資料を漁った末に結論する。降霊儀式・英霊召喚は本来、七つの力をひとつにぶつける儀式――ひとつの巨大な敵に人類最強の七騎を投入するためのものであり、聖杯戦争はそれを人間が利己的に使えるよう改変した派生物にすぎない。冬木でねじ曲げられたのはその点だ、と。カルデアの召喚式もフユキの儀式を解読・改良したものであるため、カルデアもまた「本来の英霊召喚」の孫にあたることになる(→ 英霊召喚システム)。

  • 〔魔霧は嘲笑う〕??? —「この聖杯戦争ならぬ聖杯戦争では道理というもの。 少なくとも、そちらのお嬢さんはおわかりでしょう!」 (この場面を読む
  • 〔死せる魔術協会〕アンデルセン —「『儀式・英霊召喚』と『儀式・聖杯戦争』は 同じシステムだが、違うジャンルのものだと言える。」 (この場面を読む
  • 〔死せる魔術協会〕アンデルセン —「『聖杯戦争』は元にあった魔術を、人間が利己的に 使用できるようにアレンジしたものなのだろう。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

アメリカには聖杯戦争が執り行われたという公式記録もない、とマシュはレイシフト前に前置きする。ところが現地では、ケルト勢とアメリカ勢が軍を率いて大陸を東西に分割していた。ナイチンゲールを追おうとするマシュに、フィン・マックールは種明かしをする――この聖杯戦争は、字義通りの戦争なのだと。

彼らの戦い方はサーヴァント同士の一騎討ちではない。名もなき戦士たちを大量に投入し、戦線を押し引きし、撤退と再編を繰り返す。サーヴァントは軍の司令官として機能し、勝敗は個の武ではなく兵站と数で決まる。七騎のトーナメントという原型が、規模ごと別物に置き換えられた最初の例であり、以後「聖杯戦争」という語が数千人規模の戦役を指しうることが示される。

  • 〔クリミアの天使〕フィン —「真名を明かせぬシールダーのサーヴァントよ。 この聖杯戦争は、字義通りの戦争なんだよ。」 (この場面を読む
  • マシュ —「確かにアメリカは歴史的にも浅く、 聖杯戦争が執り行われたという公式記録もありません。」

→ 章別解説: 第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

キャメロットのアトラス院で、ホームズはトライヘルメスに問いを投げる――あらゆる記録から抹消された、2004年の日本で起きた聖杯戦争の顛末を。彼はまず定義を確認したうえで、遡れたのは開始時のデータ、すなわち聖杯を求めて集まった七人の魔術師の名簿だけだったと明かす。返ってきた答えは、勝者マリスビリー・アニムスフィア。彼は六人の魔術師を殺して聖杯を手に入れ、その翌年、儀式に同行していた助手を22歳でカルデアの医療機関トップに迎えている――ロマニ・アーキマンである。

この場面で聖杯戦争は「世界観の背景」から「物語の根」へ移る。 人理焼却の発端ではないが重要なファクターだ、というホームズの評価は、終章まで持ち越される。

  • 〔秘匿の研究〕ホームズ —「聖杯戦争。それは英霊を呼び出し、戦わせ、 最後に残った魔術師とサーヴァントが聖杯を得る大儀式。」 (この場面を読む
  • 〔秘匿の研究〕ホームズ —「2004年、日本で起きた聖杯戦争。 勝者の名はマリスビリー・アニムスフィア。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

終章

南極でシオンは、マリスビリーの経歴を「聖杯戦争での勝利。カルデア創立。カルデアスの鋳造とレイシフト理論の実行。」という一続きの計画として並べ直す。そして原初特異点・冬木でカルデアが踏み込むのは、その2004年の聖杯戦争を模した戦場である。

オルガマリーの説明はさらに踏み込む。父マリスビリーは、アニムスフィア家が千年かけて積み上げた未来保障のための魔術資源をすべて使い、「マリスビリー・アニムスフィアが参加できる聖杯戦争」の舞台をごく小規模な異聞帯として構築し、本来の歴史に上書きした。特異点Xとは、その上書きと本来の歴史が衝突融合して生じた座標である。つまり彼が資金目当てに参加した聖杯戦争は、彼自身がお膳立てしたものだった。本来の2004年の冬木の聖杯戦争なら街はあのようにならず、キャスターも別のクラスで召喚されていた、とオルガマリーは付け加える。

  • 〔原初特異点 冬木〕オルガマリー —「7騎のサーヴァントによる殺し合い。 『2004年の聖杯戦争』を模した戦場である事を。」 (この場面を読む
  • 〔原初特異点 冬木〕オルガマリー —「『マリスビリー・アニムスフィアが参加できる聖杯戦争』の 舞台を構築して、本来の歴史に上書きした。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 終章

地獄界曼荼羅 平安京

寛弘五年の平安京で行われていた「天覧聖杯戦争」は、マスターを天覧武者と呼ぶ。主催は藤原道長(その実体はアルターエゴ・リンボ)で、参加資格は武者であること。渡辺綱は、助けたばかりの相手がサーヴァントだと判れば「是も天覧聖杯戦争なれば、やむを得ず。」と刃を向け、逆にサーヴァントを連れていない鬼は天覧武者ではないとして見逃す。参加者かどうかが、サーヴァントを従えているかどうかだけで判定される

最大の特異性は、召喚されるサーヴァントが全員キャスターである点にある。報告を聞いたダ・ヴィンチは、決戦魔術・英霊召喚を元に考案された聖杯戦争を、さらに規模縮小していると評し、それでは万能の願望機たりえないと断じる。ホームズはそこを逆手に取り、目的をひとつに絞った「単機能」の儀式なら成立しうると読んで、その目的を世界の改変と推定する(→ 願望機)。実際、天覧武者たちに約束された願いは釣り餌にすぎず、儀式の成果はリンボの願いのためだけに使われる予定だった。儀式は最終的に、リンボが痺れを切らして亜種空想樹を出現させたことで強制中断される。

  • 〔平安武者〕渡辺綱 —「是(これ)も天覧聖杯戦争なれば、やむを得ず。」 (この場面を読む
  • 〔天覧聖杯戦争〕ダ・ヴィンチ —「決戦魔術・英霊召喚を元に考案された 聖杯戦争を、更に規模縮小(ダウンサイジング)している?」 (この場面を読む
  • 〔寛弘五年、平安京〕太刀の男 —「おまえはキャスターを持たぬ、 ただの鬼一匹。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 地獄界曼荼羅 平安京

奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン

ペーパームーンで稼働していたのは『AI聖杯戦争(システム・グレイルウォー)』。マスターは全員AIであり、R.A.N.Iシリーズの筆頭AIに乱数器で「ランダムな個性」を与えて生成される。第一義は勝敗ではなく世界のメンテナンスで、この儀式を実施し完了することでペーパームーンが正常稼働する。

賞品も読み替えられている。勝利したAIは次の総合統括AIとなり、次の世界をカスタマイズする権利を得る。その願望成就の概念を仮想的に「聖杯」と呼んだことが、この儀式が聖杯戦争と名付けられた由来である。つまり実体としての聖杯は存在しない。 停止条件は「最後の一組が誕生すること」であり、システムの想定外である六組目のカルデア一行も例外扱いされない。

終盤、シオンは勝利しても外には出られないと知らされ、勝つのではなくシステムそのものを壊す方針に切り替える。聖杯戦争が「賞品を争う場」ではなく「破壊すべき装置」として扱われる、シリーズでも珍しい章である。

  • 〔聖杯戦争/your starlit〕ラニ=ⅩⅡ —「おそらくその方々はAI聖杯戦争(システム・グレイルウォー)に 参加者として組み込まれてしまっています。」 (この場面を読む
  • 〔聖杯戦争/your starlit〕ラニ=ⅩⅡ —「それらの願望成就の概念を 仮想的に『聖杯』と呼称したのが、」 (この場面を読む
  • 〔殲滅女神/how to avoid destruction〕シオン —「この聖杯戦争というシステムを壊さない限り、 私たちは元の世界に戻れない。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン

第四次異聞録 冬木

1994年の冬木、第四次聖杯戦争のただ中。オブザーバーとして同行するエルメロイⅡ世は、冬木の聖杯戦争を「詐欺みたいなもの」と切り捨てる。脱落したサーヴァントが生け贄として取り込まれ、五騎目が敗退した時点から大聖杯が限定稼働を始め、そこから出てくるのは聖杯ではなくアンリマユ――参加者が勝ち進むほど破滅のカウントダウンが進む罠である。したがってカルデアの目標は勝利ではなく、最低でも三騎を健在のまま戦線離脱させて儀式を未完に終わらせ、器だけを確保することになる。

彼はケイネスを説得する際、この聖杯戦争は虚構であり、時計塔の政敵が自分を都から引き離すために仕組んだ陰謀だ、という説明を組み立ててみせる。真相を伏せたまま参加者を降ろすための方便である。聖杯戦争が「勝ち抜くべき競技」ではなく「止めるべき事故」として扱われる章であり、願望機という触れ込みが釣り餌だったと名指しされる場面でもある。

  • エルメロイⅡ世 —「そもそも冬木の聖杯戦争というのは 詐欺みたいなものでね。」 (この場面を読む
  • エルメロイⅡ世 —「この戦いは参加したサーヴァントが脱落するにつれ 大災害のカウントダウンが進むという婉曲(えんきょく)な罠だ。」 (この場面を読む
  • 〔ACT-11 孔明の罠〕エルメロイⅡ世 —「評判倒れどころか、その実体は有名無実(ゆうめいむじつ)。 ここ冬木での聖杯戦争とは、実は虚構でしかありません。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第四次異聞録 冬木

深海電脳楽土 SE.RA.PH

電脳化されたセラフィックスでBBが仕掛けたのは、128騎のサーヴァントによる生存競争である。彼女自身がこれを「『月の聖杯戦争』を模した、趣味の悪い遊び」と説明し、オリジナルのムーンセルではトーナメント形式だったところを、今回はバトルロイヤル形式に変えたと付け加える。メルトリリスは、BBが本来は月の聖杯戦争に配置された上級AIであり、その職務が参加者たちの健康状態を守ることだったと明かす。

電脳世界における聖杯戦争は、賞品も参加者もデータであり、儀式の管理者が AI である点が冬木式と決定的に異なる。 その系譜は奏章Ⅰのシステム・グレイルウォーへ、さらに奏章Ⅲで再登場する岸波白野の「その形式の聖杯戦争は俺が参加した回で終わって、月は新しいフロンティアになった。」という後日談へつながる。

  • 〔第一幕 スワンレイク・リターンズ(1/6)〕BB —「はい。『月の聖杯戦争』を模した、 趣味の悪い遊びです。」 (この場面を読む
  • 〔第一幕 スワンレイク・リターンズ(1/6)〕BB —「ムーンセルではトーナメント形式でしたが、 今回はよりドロドロなバトルロイヤル形式ですけどね?」 (この場面を読む

→ 章別解説: 深海電脳楽土 SE.RA.PH

ホワイトデー2019

モリアーティは、この街で始まろうとしている儀式を「ミニマム版」の聖杯戦争――亜種聖杯戦争――だと説明する。三人の魔術師が、ジーク家に伝わる強力な聖遺物を巡ってオークションを行い、それぞれに街を争う三つの組織が後ろ盾としてつく。結果、亜種聖杯戦争はそのまま街の支配権を巡る抗争と一体化した。

大掛かりな大聖杯も監督役も存在せず、規模を落とした儀式が土地の利権と結びついて各地に散らばっている――という亜種聖杯戦争の性格がよく出た例である。カルデア側の役割も勝利ではなく、各陣営を調整して街の被害を最小限に抑えることに置かれる(→ 亜種聖杯戦争)。

  • 〔第2節 トライアングル・ギャング〕モリアーティ —「といっても、今回の聖杯戦争はミニマム版だ。 亜種聖杯戦争―――そう呼ばれる類(たぐい)のモノ。」 (この場面を読む
  • 〔第2節 トライアングル・ギャング〕モリアーティ —「亜種聖杯戦争は即ち、 この街の支配を巡る戦争にもなったのさ。」 (この場面を読む

→ 章別解説: ホワイトデー2019

第六特異点?

舞台はアメリカ・スノーフィールド。魔術に関わる政府内の「機関」が、大統領にすら伏せて聖杯戦争の計画を進めていた。冬木の土地から盗み出した大聖杯の泥の一部を「人」と見立てて科学的・魔術的に培養し、龍脈の活発な土地を奪って儀式のための都市を丸ごと造る――再現など不可能なはずのその計画が、なぜか完成してしまう。そこから「機関」はさらに暴走し、聖杯戦争の模倣を政府機関の管理下で開催した。

フランソワ・プレラーティは、当初は遊び半分でこの計画に乗り、冬木の第四次にジルが召喚されていたと知って本気になったと述懐する。人間が偽りの聖杯戦争から何かを学び、魔法を魔術とする道に一歩進めるならそれは喜ばしい、というのが彼の動機である。儀式の主体が魔術師個人から国家組織へ移り、聖杯戦争が実験場として運用されるという、他章にない変形がここで描かれる。

  • 〔第一幕 パルプ・フィールド〕(地の文) —「だからこそ、『機関』は更に暴走した。 聖杯戦争の模倣を、政府機関のコントロール下で開催した。」 (この場面を読む
  • 〔第一幕 パルプ・フィールド〕(地の文) —「人間が、偽りとはいえ『聖杯戦争』から何かを学べるなら、 それを糧に、魔法を魔術とする道に一歩進めるのなら――」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第六特異点?

読み取れる設定

  • 標準形(確定): 七人のマスターとサーヴァントが競い、最後の一人が聖杯を得る。→ 聖杯マスター
  • 起源(確定・作中言及の範囲): 冬木の魔術師たちによる聖杯の完成が始まり(特異点F)。
  • 2004年の聖杯戦争(確定): マリスビリー・アニムスフィアが参加し、資金を得た。終章ではこれを模した戦場が舞台になる。ダ・ヴィンチは「本来なら異聞である『マリスビリーの聖杯戦争』を」と述べる。→ クリプター
  • 変種①:天覧聖杯戦争(確定): 平安京でホームズが「天覧聖杯戦争なるモノ。」と述べる。
  • 変種②:AI聖杯戦争(確定): 奏章Ⅰ。シオンは「この聖杯戦争の終了条件が『最後の一騎となる』という」「この聖杯戦争というシステムを壊さない限り、」と述べ、ラニ=ⅩⅡは「おそらくその方々はAI聖杯戦争(システム・グレイルウォー)に」と呼ぶ。
  • 変種③:軍隊戦争としての聖杯戦争(確定): 第五特異点。フィンは「この聖杯戦争は、字義通りの戦争なんだよ。」と述べ、サーヴァントが軍を率いて大陸を二分する戦役として運用される。
  • 変種④:亜種聖杯戦争(確定): ホワイトデー2019 でモリアーティが「今回の聖杯戦争はミニマム版だ。」「亜種聖杯戦争―――そう呼ばれる類(たぐい)のモノ。」と説明する。規模を落とした儀式が土地の利権と結びつく。→ 亜種聖杯戦争
  • 変種⑤:国家主催の模倣(確定): 第六特異点?。アメリカ政府内の「機関」が冬木の泥を培養して都市ごと儀式場を造り、「聖杯戦争の模倣を、政府機関のコントロール下で開催した。」
  • 起源のもう一段(確定): 第四特異点でアンデルセンは、聖杯戦争の元になった『儀式・英霊召喚』が「“一つの巨大な敵”に対して、“人類最強の七騎”を投入する用途の儀式だった。」と述べる。聖杯戦争はその利己的な改変版である。→ 英霊召喚システム
  • 令呪との接続(確定): 平安京で段蔵は「通常の聖杯戦争に於ける令呪による超高速移動、」と述べ、令呪の標準的な用法が聖杯戦争の文脈で語られる。→ 令呪
  • 【推測】『聖杯戦争』はFGO本編ではほぼ常に過去の制度/外部の制度として言及される。カルデアの主人公が当事者となるのは奏章Ⅰのシステム・グレイルウォーと終章の模擬戦であり、いずれも通常の聖杯戦争ではない。

揺れ・矛盾

  • 『グレイルウォー』表記は奏章Ⅰに限定される: 全走査で32件、そのすべてが奏章Ⅰ周辺の『AI聖杯戦争(システム・グレイルウォー)』文脈である。聖杯戦争一般の別称としては使われていない。
  • 『聖杯戦争ならぬ聖杯戦争』という語法の反復: 第四特異点・第六特異点・平安京・奏章Ⅰと、章ごとに変則的な聖杯戦争が登場する。標準形が作中で実際に描かれる機会はほとんどなく、定義は特異点Fの説明に依存し続ける。
  • 参加者数の規定が守られない: 『七人のマスター』という規定に対し、第一特異点では「……記録によれば、十五騎のサーヴァントが争ったという」と語られる。特異点における聖杯戦争は人数規定を満たさない。
  • 勝利条件の再定義: 奏章Ⅰでは『最後の一騎となる』という終了条件が明示され、マスターではなくサーヴァント側が主体になる。特異点Fの「最後に残った者が聖杯を手にする、というシステム。」(マスター主体)とは主語が異なる。なおラニ=ⅩⅡの説明では停止条件が「『最後の一組が誕生すること』」とされており、同じ章の中でも表現が揺れる。
  • 賞品の実体が章ごとに違う: 冬木では物理的な器としての聖杯だが、奏章Ⅰでは「それらの願望成就の概念を 仮想的に『聖杯』と呼称した」だけで実体がなく、平安京では亜種空想樹の開花、第五特異点では戦争の勝利そのものが賞品に近い。「聖杯戦争」は儀式の形式名であって、賞品の種類を保証しない。
  • 2004年の聖杯戦争の位置づけが二重になる: 第六特異点では〈マリスビリーが偶然勝った実在の儀式〉として提示されるが、終章では〈マリスビリーが異聞帯として構築し歴史に上書きした舞台〉に書き換わる。前者だけを読むと特異点Xの成因を取り違える。

関連

用語集

引用元の人物

言及の多い章

引用と検証について

FGO全シナリオ(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン、全151章 1,104,754行)を機械走査し、『聖杯戦争』および別名表記を含む発話を全件収集したうえで構成している。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。

付録: 原文引用アーカイブ

原文引用アーカイブ(機械収集・200 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある

原文行の該当ヒットは 1193件(77章)。同一話者の連続発話をまとめ、同一章内の完全重複を除いた『発言単位』では 773件。このうち本節に 200件 を掲載する。

未掲載分

反復的・儀礼的な言及(戦闘中の呼びかけ、同趣旨の繰り返しなど)他573件は掲載を省略した(うち章ごと省略が32章分)。

特異点F 炎上汚染都市 冬木 本章の該当発話 18件、うち 9件を掲載。

  • 〔港跡を調べる〕オルガマリー —「特殊な聖杯戦争が確認されているのよ。」
  • オルガマリー —「それが聖杯戦争の始まり。」「冬木の聖杯戦争のシステムは単純よ。」
  • 〔影のサーヴァント〕Dr.ロマン —「そうか……聖杯戦争だ!」「その街では聖杯戦争が行われていた!」
  • Dr.ロマン —「確認しますが、貴方はこの街で起きた聖杯戦争の」
  • キャスター —「負けてない、という意味ならな。オレたちの聖杯戦争は」「真っ先に聖杯戦争を再開したのはセイバーのヤツだ。」
  • オルガマリー —「この街で起きた聖杯戦争のルールだったわね。」
  • キャスター —「オレを仕留めないかぎり、聖杯戦争は終わらないからな。」「おう、この街の聖杯戦争は終わるだろうよ。」
  • 〔マスターの条件〕マシュ —「数々の聖杯戦争を渡り歩いたヴェテランです。」
  • 〔焦土の記憶〕ヴラド三世 —「聖杯戦争の舞台になったというが、聖杯戦争とは」

第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン 本章の該当発話 13件、うち 9件を掲載。

  • 〔ジャンヌの謎〕ジャンヌ —「この聖杯戦争にもマスターはいるのですね。」
  • マシュ —「いえ、聖杯戦争とは無関係なのです。」
  • ジャンヌ —「しかし……本来与えられるべき聖杯戦争に関する知識が、」
  • Dr.ロマン —「うーん……聖杯戦争の記録を紐解けば、」
  • 〔黒いジャンヌ〕バーサーク・アサシン —「聖杯戦争とは、そういうもの。」
  • 〔一難去って〕マリー・アントワネット —「これもまた聖杯戦争という訳ですか……」
  • マリー・アントワネット —「む。聖杯を求めて戦うのが聖杯戦争なのに、」
  • ジャンヌ —「聖杯戦争が開始されていないにもかかわらず、」
  • 〔竜の魔女〕ゲオルギウス —「聖杯戦争、というにはあまりに歪んだ形でしたが。」

第二特異点 永続狂気帝国 セプテム

  • 〔凱旋〕Dr.ロマン —「通常の聖杯戦争とはおもむきが違うね。」
  • 〔九尾の狐〕玉藻の前 —「……この聖杯戦争の元凶はどうやら」

第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス

  • 〔三つ星の狩人〕??? —「さて、と。今回の召喚は聖杯戦争なんだよな。」
  • オリオン —「聖杯戦争に召喚されたら、ヘンな生き物になってました。」
  • 〔伊達男を追跡せよ〕Dr.ロマン —「聖杯戦争に召喚される可能性もあるだろう。」
  • 〔世界最古の海賊船〕??? —「聖杯戦争に相応しい幕引きだ!」
  • ヘクトール —「やれやれ。オジサン、真っ当な聖杯戦争に」
  • 〔失われた聖櫃〕アタランテ —「だ、大丈夫だ。大海の聖杯戦争で、」

第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン 本章の該当発話 19件、うち 9件を掲載。

  • Dr.ロマン —「冬木の聖杯戦争じゃあるまいし。」
  • 〔魔霧は嘲笑う〕??? —「この聖杯戦争ならぬ聖杯戦争では道理というもの。」
  • メフィストフェレス —「聖杯戦争の醍醐味を味わえないというもの。」
  • 〔もうひとつの謎〕アンデルセン —「……いや、正しくは聖杯戦争、という」
  • 〔死せる魔術協会〕アンデルセン —「英霊召喚を可能とする聖杯戦争とは何なのか。」
  • アンデルセン —「『儀式・英霊召喚』と『儀式・聖杯戦争』は」「『聖杯戦争』は元にあった魔術を、人間が利己的に」
  • マシュ —「聖杯戦争という魔術儀式に対する、根本からの疑問。」
  • 〔そして、霧の彼方にて〕ソロモン —「おまえたちの使う召喚システム―――聖杯戦争である。」
  • 〔ロンドン・チャイルド〕アタランテ —「あれは通常の聖杯戦争において、『暗殺者』という概念で」

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム 本章の該当発話 10件、うち 9件を掲載。

  • マシュ —「聖杯戦争が執り行われたという公式記録もありません。」
  • 〔クリミアの天使〕フィン —「この聖杯戦争は、字義通りの戦争なんだよ。」
  • 〔アンビヴァレンツ・ステイツ〕ダ・ヴィンチ —「この国でも、聖杯戦争は行われているかもしれないな。」
  • 〔ザ・ロック〕シータ —「サーヴァントとして聖杯戦争に参加する場合、」「私たちは聖杯戦争ですら、巡り会えない定めです。」
  • ラーマ —「こんな異常な聖杯戦争であれば、もしやとも思ったが。」
  • 〔戦士を憐れむ歌〕フィン —「それがあるからこその聖杯戦争だ!」
  • 〔キリングフィールド〕アルジュナ —「聖杯戦争にサーヴァントとして召喚される度、」
  • 〔ヴィシュヌの試練〕ラーマ —「しかし、もし余が真っ当な聖杯戦争で召喚されたなら、」
  • Dr.ロマン —「もちろん、普通の聖杯戦争ならばその願いを」

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット 本章の該当発話 10件、うち 9件を掲載。

  • 〔秘匿の研究〕ホームズ —「2004年の日本で起きた、聖杯戦争の顛末を!」
  • マシュ —「聖杯戦争!?」「い、いえ、確かに特異点Xでは聖杯戦争と呼ばれる」
  • ホームズ —「聖杯戦争。それは英霊を呼び出し、戦わせ、」
  • ホームズ —「遡れたのは聖杯戦争開始時のデータだけだ。」「そして、聖杯戦争に参加した七人のうち一人は」
  • ホームズ —「2004年、日本で起きた聖杯戦争。」
  • ホームズ —「聖杯戦争時、マリスビリーは助手を連れていた。」「その人物は聖杯戦争の翌年、」
  • ホームズ —「どう調べても聖杯戦争以前の記録を見つけ出せない。」
  • ホームズ —「となると、2004年の聖杯戦争以前からカルデアには」「2004年の聖杯戦争はマリスビリーにとってただの資金」
  • ホームズ —「少なくとも、ロマニ・アーキマンは聖杯戦争の」

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

  • 〔働くウルク民〕マーリン —「つい、聖杯戦争を語ったのがいけなかった。」

終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン 本章の該当発話 13件、うち 9件を掲載。

  • マリスビリー —「聖杯戦争は我々の勝利に終わった。」
  • ナレーション —「冬木という街の聖杯戦争においては、」
  • ナレーション —「彼は冬木の聖杯戦争に参加した。」「この聖杯戦争(ショートカット)に身を投じたのだ。」
  • Dr.ロマン —「聖杯戦争の起点であり、原因となった魔術炉心だ。」
  • 〔獣の宙域〕??? —「聖杯戦争という戦場になっていても。」
  • 〔Ⅳ/管制塔バルバトス〕ジキル —「聖杯戦争とは違うんだな。興味深い。」
  • ハイド —「ってもマスターもいねぇから聖杯戦争でもねぇ!」
  • 〔兵装舎、停止〕エリザベート —「フツーの聖杯戦争で、サーヴァント同士で争うのは」
  • 〔未来〕Dr.ロマン —「彼は聖杯戦争に参加する際、最高の聖遺物を用意した。」

亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿

  • 〔特異点ランディング〕??? —「だから、通常の聖杯戦争であればクラス名で呼び合うのが」
  • 新宿のアーチャー —「聖杯戦争で十三年連続優勝を果たした堂々の帝王、入場だ!」
  • 〔包囲網ウルフ〕アルトリア・オルタ —「これが真っ当な聖杯戦争なら、」
  • 〔女帝クリスティーヌ〕新宿のアーチャー —「聖杯戦争とは、人理を修復する戦いとは、そういうモノだ。」
  • 〔名探偵の名推理〕シェイクスピア —「無論、彼らもまた幻霊だ。通常の聖杯戦争では」

亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ

  • 〔アガルタの女〕シェヘラザード —「これは一種の聖杯戦争と言えるかもしれない、と。」「誰も聖杯を求めようとはしない、聖杯戦争。」

亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国

  • 〔第二歌 インフェルノ(破)〕妖術師 —「聖杯戦争とやらとさして仕掛けは変わらぬわ。」
  • 〔第三歌 パライソ(破)〕アサシン・パライソ —「ほら何と言ったか、確か聖杯戦争だとか?」

亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム

  • 〔三つの結び目〕キルケー —「この場がまともな聖杯戦争の戦場とは思えないが」
  • 〔四つの結び目〕サンソン —「杯(さかずき)が満ちるまで注ぎ込まれる、聖杯戦争……)」

Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア

  • 〔もはや雷光ではなく〕神父 —「この姿は聖杯戦争の参加者、縁深き者なのだろう。」
  • 〔君臨する雷帝〕アヴィケブロン —「元より、聖杯戦争とは魔術師の欲を満たす祭事(イベント)。」「そして、その聖杯戦争の僕は最悪だった。」
  • 〔獣国の皇女〕カドック —「……だから、これも聖杯戦争みたいなものだな。」

Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング

  • 〔もうひとりの女神(後編)〕マシュ —「は、はい。オリジナルの聖杯戦争に関わり深い、」
  • シトナイ —「通常の聖杯戦争にはなかったエクストラクラスだし、」

Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス

  • 〔回想・異星の使徒〕神父 —「聖杯戦争の関係者とやらの記憶もないが―――」
  • 千子村正 —「どこかの聖杯戦争で殺し合ったってことかい?」
  • 〔挑戦・絶海突破〕アキレウス —「聖杯戦争に召喚されれば、」

地獄界曼荼羅 平安京 本章の該当発話 111件、うち 9件を掲載。

  • 〔平安武者〕渡辺綱 —「是(これ)も天覧聖杯戦争なれば、やむを得ず。」
  • 〔鋼日記(前編)〕坂田金時 —「天覧聖杯戦争とは無関係なマスターだ、ってな。」「天覧聖杯戦争、なんとも匂ってくるじゃねえか。」
  • 藤原道長 —「天覧聖杯戦争が邪悪の企てであると云うのなら、」
  • 〔鋼日記(後編)〕バベッジ —「いずれ天覧聖杯戦争に縁持つ者共であるのだろう。」
  • バベッジ —「だが、聖杯戦争を拒む英霊にとって、」「聖杯戦争という儀式を崩壊させ得るであろう。」「それを、天覧聖杯戦争主催―――」
  • 〔源氏会議〕源氏郎等 —「すなわちは“天覧聖杯戦争は外道の企て”との由、」
  • 源頼光 —「天覧聖杯戦争の儀は大悪の企てであるとの由。」
  • 渡辺綱 —「天覧聖杯戦争という、絢爛(けんらん)にして眩(まばゆ)き夢を―――」
  • 〔災いの竜/カミ〕藤原道長 —「かの妖樹が天覧聖杯戦争と同じ仕組みであるならば、」

死想顕現界域 トラオム

  • 〔若き皇帝〕ホームズ —「聖杯戦争のような儀式で召喚される英霊も、」
  • 〔闇夜の閑話〕ディルムッド —「ああ、もしや別の特異点か聖杯戦争で」
  • 〔暗殺計画〕ナレーション —「きっと聖杯戦争に召喚される度に、」
  • 〔全面戦争・復権界域(前編)〕ブラダマンテ —「聖杯戦争のために召喚されたのであれば、」

Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

  • 〔第三冥界ソソアウワキ〕ニンキガル —「これは聖杯戦争ではありません。自分の夢など二の次です。」

奏章プロローグ

  • 〔オーディール・コール 序〕ダ・ヴィンチ —「そういう人物でなければ冬木に起きた聖杯戦争で、」

奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン 本章の該当発話 134件、うち 9件を掲載。

  • 〔糸と恩寵/Rani(ment)〕バーサーカーのマスター —「システム・グレイルウォーの参加者じゃ―――」
  • 〔聖杯戦争/your starlit〕ラニ=ⅩⅡ —「この聖杯戦争という名付けの元となっています。」
  • 〔願望中枢神経/reasons〕シオン —「この聖杯戦争の本質は、AIたちが持つという、」
  • ランサー —「聖杯戦争というのはそういうものなんだろう?」
  • 〔密室禁忌/do not enter.〕セイバー —「私たちがこの聖杯戦争の参加者である事実は」
  • セイバー —「聖杯戦争のマスターを守るという観点において、」
  • 〔揺籃遺言/whoever〕シオン —「この聖杯戦争の終了条件が『最後の一騎となる』という」
  • 〔殲滅女神/how to avoid destruction〕シオン —「この聖杯戦争というシステムを壊さない限り、」
  • 〔愛を望むもの/Even if the world breaks〕シオン —「我々の目的はAI聖杯戦争というシステムの」「AI聖杯戦争というシステムが暴走し―――」

奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

  • 〔夢/現実〕サリエリ —「正統の聖杯戦争に於(お)ける、」

奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション

  • 〔注文が大きいケーキ店〕岸波白野 —「もう聖杯戦争には参加しないし、」「俺の世界だと月は聖杯戦争の会場で、」
  • 岸波白野 —「その形式の聖杯戦争は俺が参加した回で終わって、」
  • 〔Wonderer〕岸波白野 —「こっちは月の聖杯戦争を勝ち抜いたマスター。」

奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス

  • 〔審判の時へ〕ダ・ヴィンチ —「聖杯戦争の裁定者として召喚される。」「あるいは間違った聖杯戦争を、」
  • 〔ようこそ『グラナート』へ〕モリアーティ —「ああ、なるほど。聖杯戦争というやつか!」
  • 〔強欲は破滅をもたらす〕カレン —「聖杯戦争に縁あって、」
  • 〔いざ、地獄の底へ〕ケイローン —「別の聖杯戦争で遭遇しているかもしれませんが、」
  • 〔ワールドエンド〕スタッフ(?) —「彼こそ、聖杯戦争における最強の裁定者。」
  • 〔なぜ貴女は盾を持ったのか〕メタトロン・ジャンヌ —「白紙化現象が起きた地球における、第二次聖杯戦争へ。」
  • 〔嵐の女〕ダンテ —「即ち、聖杯戦争に巻き込まれたことを自覚した。」

終章 本章の該当発話 27件、うち 9件を掲載。

  • 〔南極〕シオン —「聖杯戦争での勝利。カルデア創立。」
  • 〔原初特異点 冬木〕オルガマリー —「『2004年の聖杯戦争』を模した戦場である事を。」
  • オルガマリー —「『2004年の聖杯戦争に参加する』という事。」
  • オルガマリー —「『マリスビリー・アニムスフィアが参加できる聖杯戦争』の」
  • オルガマリー —「本来の『2004年の冬木の聖杯戦争』なら」「貴方だって『2004年の聖杯戦争』では」
  • オルガマリー —「聖杯戦争を起こす為に作られた魔術炉心がある。」
  • オルガマリー —「カルデアスの完成……いえ、この冬木の聖杯戦争で」
  • 〔ここに在りし人理の終〕ダ・ヴィンチ —「冬木の聖杯戦争には参加できなかった彼だが、」
  • ダ・ヴィンチ —「本来なら異聞である『マリスビリーの聖杯戦争』を」

アフタータイムのはじまり

  • 〔アフタータイムのはじまり〕ダ・ヴィンチ —「マリスビリー所長が2004年の聖杯戦争に参加して」

???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア

  • 〔全特異点・踏破完了〕Dr.ロマン —「あー、聖杯戦争の関係者ということで」
  • 〔君には改心する権利がある〕カドック —「例えばイシュタルなんかは、聖杯戦争に関わりのあった」

幕間の物語 本章の該当発話 32件、うち 4件を掲載。

  • 〔かつての夢、これからの夢〕マーリン —「モードレッドは様々な聖杯戦争や」
  • 〔今も、追い続けるもの〕静謐のハサン —「私は、貴方たちが戦ったという聖杯戦争を知りません。」
  • 〔正さねばならないもの〕??? —「ルーラーは聖杯戦争の管理という役割が異質ですが、」
  • 〔沈まぬ太陽、その名は〕オジマンディアス —「こうして余が異界の聖杯戦争の記憶を持ち越した事も、」「聖杯戦争という括(くく)りでは到底有り得ぬ事だ。」

ホワイトデー2019 本章の該当発話 18件、うち 4件を掲載。

  • 〔第2節 『トライアングル・ギャング』〕モリアーティ —「聖杯戦争―――」
  • モリアーティ —「といっても、今回の聖杯戦争はミニマム版だ。」「亜種聖杯戦争―――そう呼ばれる類(たぐい)のモノ。」
  • 〔第4節 『トライアングル・メイガス』〕蘭陵王 —「亜種聖杯戦争に臨んで更なる飛躍を図るしかない。」
  • アレキサンダー —「強いサーヴァントがいなければ聖杯戦争で真っ先に死ぬね。」

カルデアゲート 本章の該当発話 5件、うち 4件を掲載。

  • 〔影の国の舞闘会 ―プロローグ―〕ナレーション —「―――聖杯戦争。」
  • スカサハ —「『実戦』とは聖杯戦争だ。」
  • 〔影の国の舞闘会 ―エピローグ―〕ダ・ヴィンチ —「聖杯戦争シミュレーター完成~!」
  • ダ・ヴィンチ —「何しろこれは、聖杯戦争のシミュレーターだ。」

15人の理知的なメガネたち 本章の該当発話 12件、うち 4件を掲載。

  • 〔第三節『ノット・キリングフィールド』〕エルキドゥ —「擬似的な聖杯戦争を執り行う必要がある。」
  • マーリン —「極めて平和的に聖杯戦争を行ってもらう。」
  • 〔第五節『ゲームⅡ:オニごっこ』〕マーリン —「聖杯戦争どころではなくなるかもだしね。」
  • 〔第六節『ゲームⅢ(?):狼と山羊とキャベツ』〕パラケルスス —「聖杯戦争……」「擬似的な聖杯戦争を模倣しているにしては、」

第四次異聞録 冬木 本章の該当発話 39件、うち 4件を掲載。

  • エルメロイⅡ世 —「最初の聖杯戦争の開催地、という事になっているが。」「私の知るところでは冬木の聖杯戦争は」
  • エルメロイⅡ世 —「その10年前……第四次聖杯戦争のものだ。」
  • 〔ACT-8 『イレギュラー』〕マシュ —「この聖杯戦争に参加している他のサーヴァントとは、」
  • 〔ACT-11 『孔明の罠』〕エルメロイⅡ世 —「ここ冬木での聖杯戦争とは、実は虚構でしかありません。」

深海電脳楽土 SE.RA.PH 本章の該当発話 22件、うち 4件を掲載。

  • 〔アバンタイトル〕BB —「―――さあ。最古にして最新の、愉しい聖杯戦争を」
  • 〔第一幕 スワンレイク・リターンズ(1/6)〕メルトリリス —「そして『月の聖杯戦争』の舞台でもあった。」
  • メルトリリス —「それが『月の聖杯戦争』と呼ばれる殺し合い。」「もっとも、月の聖杯戦争はトーナメント形式で」
  • メルトリリス —「BB(アイツ)は月の聖杯戦争に配置された上級AI……」「聖杯戦争の参加者……マスターたちの健康状態を守る、」

Apocrypha/Inheritance of Glory 本章の該当発話 6件、うち 4件を掲載。

  • 〔第2節『防衛:ミレニア城塞』〕ケイローン —「聖杯戦争で、です。」
  • ケイローン —「まず、この戦争は通常の聖杯戦争―――」「……どうやら、その通常の聖杯戦争そのものが」
  • ケイローン —「本来の聖杯戦争とは、そういうものです。」
  • 〔第7節『決戦:空中庭園』〕ダーニック —「聖杯戦争に身を投じて、軍を動かし、裏切りに手を染めて!」

極東乖離結界『帝都』 本章の該当発話 28件、うち 4件を掲載。

  • 〔第2節『脈動』〕士官 —「第■次聖杯戦争において」
  • 坂本龍馬 —「うん、聖杯戦争について説明する必要は」「なにせ、今回の聖杯戦争はマスターが不在、」
  • 〔第8節『天海』〕ダ・ヴィンチちゃん —「そのために何度も聖杯戦争を繰り返している。」
  • ダ・ヴィンチちゃん —「歴史から都市ごと隔離して、聖杯戦争を繰り返し、」

深海電脳楽土 SE.RA.PH 本章の該当発話 22件、うち 4件を掲載。

  • 〔アバンタイトル〕BB —「―――さあ。最古にして最新の、愉しい聖杯戦争を」
  • 〔第一幕 スワンレイク・リターンズ(1/6)〕メルトリリス —「そして『月の聖杯戦争』の舞台でもあった。」
  • メルトリリス —「それが『月の聖杯戦争』と呼ばれる殺し合い。」「もっとも、月の聖杯戦争はトーナメント形式で」
  • メルトリリス —「BB(アイツ)は月の聖杯戦争に配置された上級AI……」「聖杯戦争の参加者……マスターたちの健康状態を守る、」

幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン 本章の該当発話 5件、うち 4件を掲載。

  • 〔第三節『マスカレード』〕シェイクスピア —「どうやらこれは聖杯戦争による召喚ではない模様。」
  • 〔杯と弾丸と〕ライネス —「第四次聖杯戦争の異説の再現か……?」
  • ライネス —「兄上は冬木の聖杯戦争を長く調べていたからな。」
  • ライネス —「第四次聖杯戦争だと、若い頃の兄上も参加していたな。」

伝説再来魔城チェイテ 本章の該当発話 5件、うち 4件を掲載。

  • 〔第四節 仕切り直しハロウィン〕オジマンディアス —「サーヴァントとして聖杯戦争に参加しなければ」
  • エリザベート —「バンバン聖杯戦争に召喚されて、」
  • 〔第五節 チェイテ・ピラミッド・姫路・メカエリチャン〕エリザベート —「そんなんじゃ、聖杯戦争やってけないわよ。」
  • 〔第六節 エリザVSメカエリザ〕エリザベート —「そういうものでしょ、聖杯戦争って。」

キ械維新都市SAITAMA 本章の該当発話 20件、うち 4件を掲載。

  • 〔第参話『奇兵隊』〕高杉晋作 —「実際行われたのは聖杯戦争。」
  • 〔第伍話『二人の龍馬』〕出雲阿国 —「江戸で聖杯戦争があったのはご存知ですか?」
  • 出雲阿国 —「ええ、聖杯戦争でありながら、サーヴァントの一騎、」「聖杯戦争はサーヴァント同士の殺し合い。」
  • 〔第陸話『さよならは言わないで』〕高杉晋作 —「もう一人の坂本君とは戊辰(ぼしん)聖杯戦争で」

幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン 本章の該当発話 5件、うち 4件を掲載。

  • 〔第三節『マスカレード』〕シェイクスピア —「どうやらこれは聖杯戦争による召喚ではない模様。」
  • 〔杯と弾丸と〕ライネス —「第四次聖杯戦争の異説の再現か……?」
  • ライネス —「兄上は冬木の聖杯戦争を長く調べていたからな。」
  • ライネス —「第四次聖杯戦争だと、若い頃の兄上も参加していたな。」

カルデアゲート 本章の該当発話 11件、うち 4件を掲載。

  • 〔毎日電脳楽土 JI.NA.KO〕ジナコ —「マスター、ちょっと聖杯戦争しよ~!」
  • ジナコ —「ボクは聖杯戦争ができればそれでいいんで、」
  • モブI? —「とにかく、聖杯戦争をしてジナコに勝利して、」
  • BBナビ —「『聖杯戦争に挑むセンパイに、せめて応援ぐらい……!』」

夢幻泡影盈月 本章の該当発話 10件、うち 4件を掲載。

  • 〔第一幕 魔物に逢うては 魔物を斬る〕マシュ —「それはまるで聖杯戦争のような……」
  • 〔第二幕 眩き夜に 因果はめぐる〕ダ・ヴィンチ —「万能の願望機を巡る戦い。それが聖杯戦争だ。」「聖杯戦争のことを意味している可能性が高い。」
  • 〔第三幕 めぐる盈月 殺し合い〕ダ・ヴィンチ —「まさに聖杯戦争そのものだ。」「聖杯戦争が行われたなんて記録はない)」
  • 〔異傳 地獄に仏の 南無阿弥陀仏〕ダ・ヴィンチ —「ルーラーとは本来、聖杯戦争の管理者として」「正常な聖杯戦争ではない、ってことになるね。」

第六特異点? 本章の該当発話 44件、うち 4件を掲載。

  • 〔第二幕 ナイツ・オブ・ダイイングデッド〕フランソワ —「もっと穏便に、聖杯戦争とかで勝負しようよ!?」
  • 〔第六幕 剽滅十字前線アンティオキア 中編〕エルメロイⅡ世 —「あなたが参加していた聖杯戦争というのは、」
  • 〔第一幕 パルプ・フィールド〕ナレーション —「聖杯戦争の模倣を、政府機関のコントロール下で開催した。」「人間が、偽りとはいえ『聖杯戦争』から何かを学べるなら、」
  • 〔ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アマゾネス〕ヒッポリュテ —「恐らく、私の今の記憶と地続きである聖杯戦争だろう)」

カルデアゲート 本章の該当発話 18件、うち 4件を掲載。

  • 〔序幕 世はまさに英霊割拠の戦国時代〕桜セイバー —「ええ、私たちの世界での聖杯戦争なのですが」
  • 〔第二幕 颯爽!! ぐだぐだ三段撃ち〕マシュ —「通常の聖杯戦争では聞きなれないものですが、」
  • 〔エピソードI 螺旋虹霓〕マシュ —「レイシフトによって訪れた聖杯戦争の開催地です。」
  • 〔第一節 空翔る騎士〕マシュ —「そ、それより、聖杯戦争を始めたという二人を」

1999年の残滓 本章の該当発話 6件、うち 4件を掲載。

  • 〔クー・フーリン〔プロトタイプ〕〕クー・フーリン —「オレたち英霊の中には聖杯戦争を経験した奴もいる。」
  • クー・フーリン —「オレは昔、聖杯戦争って奴で戦った。殺し合った。」
  • 〔オジマンディアス〕オジマンディアス —「すなわち聖杯戦争である!」
  • 〔宇津見エリセ〕エリセ —「聖杯戦争のせいで一度壊れてしまったからさ。」