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人理定礎

分類: 世界観 / 別名・関連表記: 人理定礎値、定礎

この用語は何か

人理定礎(じんりていそ)とは、人類史がこの形で成立するために欠かせない支柱にあたる時代のこと。Dr.ロマンの説明では、フランスやローマのように「これが無かった事になると土台が崩れる」座標を指す。人理が人類の積み上げてきた理そのものだとすれば、定礎はその理を下から支える骨組みであり、人理焼却編ではこれが七つあるものとして数えられる。

定礎はただ在る/無いではなく、健全度を測られる対象である点がこの語の要である。カルデアは各時代の定礎に値とランクを付け、乱れの度合いを EX・E・マイナス・ERROR といった記号で報告する。定礎が乱れればその時代は特異点になり、乱れが極まれば人理焼却の炎すら防げなくなる。逆に定礎が復元されれば時代は自力で正しい形に戻りはじめる。カルデアの遠征がいつ終わるか、レイシフトで帰還できるかどうかも、この数値が決める。

第2部以降、この語は人類史の外へも適用範囲を広げる。異聞帯の内部で定礎値が変動し、月面都市の存廃を決める判定基準になり、ついにはカルデア自身の定礎を測る『人理定礎盤』という装置まで作られる。定礎とは「歴史の土台」であると同時に「その土台がどれだけ正しいかを表す目盛り」でもある——この二重性が、章をまたいで語が変質していく原動力になっている。

基本データ

項目内容
正体人類史の土台となる時代・座標。「これが無かった事になると土台が崩れる」もの
人理焼却編では七つ。それぞれが一つの特異点に対応する
乱れた場合その時代が特異点化する。乱れが極まると特異点内部にも焼却が及ぶ
評価尺度ランク表記(EX/A〜E/E−/マイナス/ERROR)。奏章では『人理定礎値』と呼ばれる
計測手段シバによる観測 / 携行計測器 / 奏章の『人理定礎盤』
復元の手段原因物(聖杯聖槍など)の除去。復元後は時代が自力で修正へ向かう
復元の意味カルデアの帰還条件であり、人理修復作戦の達成条件
破壊の意味魔術王にとっては焼却の前提工程。Aチームも本来は破壊要員だった

章別解説

第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス

「七つの人理定礎」という数え方が本編で最初に明示される章である。フランシス・ドレイクの一党と行動を共にしたマシュは、この時代がカルデアの到着以前から崩壊しかけていたこと、そしてそれを何も知らないドレイクが気分で解決してしまっていたことに気づいて絶句する。定礎は放置すれば勝手に崩れ、逆に現地の人間の働きで持ち直すこともある——定礎が固定値ではないことが、最初の実例として示される。

  • 〔星を開拓する海賊女王〕マシュ —「先輩、この時代はわたしたちが来る前に 人理定礎が崩壊しかけていたんです!」 (この場面を読む

Dr.ロマンは同じ場面で、レフが配置した聖杯が七つの定礎を乱していると整理したうえで、この海には別種の聖杯も存在すると推測する。二つの聖杯が拮抗しているためこの時代は崩れも戻りもしない、という診断である。定礎の状態は、その時代に置かれた原因物の綱引きで決まるという理解がここで成立する。

  • 〔星を開拓する海賊女王〕Dr.ロマン —「ああ。レフ・ライノールが配置したと思われる聖杯。 それは七つの人理定礎を乱している。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス

第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン / 第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

敵側が定礎をどう扱うつもりなのかが、ロンドンで初めて口に出される。魔霧計画の主導者を名乗るマキリ・ゾォルケンは、ロンドンだけを壊しても足りないと言い、この時代を丸ごと破壊して定礎そのものを消去するのが王の望みだと告げる。定礎は「乱す」だけでなく「消す」対象でもあり、消されればその時代から先の人類史は途絶える——Dr.ロマンはこれを「人理の底は完全に破壊され、」と言い換えている。

  • 〔アングルボダ〕マキリ —「ロンドンのみの破壊では足りぬ。 この時代を完全に破壊することで人理定礎を消去する。」 (この場面を読む

第五特異点では、逆に修復する側の実務条件が確定する。スカサハは女王メイヴごと聖杯を斬り捨てられると申し出るが、Dr.ロマンはそれを止める。聖杯を壊されると定礎の修復自体が困難になるからである。第一特異点では「入手か破壊」と指示されていた方針が、ここで原則回収へ実務的に改められる。定礎の復元は、原因物を除去することであって、原因物を消滅させることではない。

  • 〔虹の彼方へ〕Dr.ロマン —「そうですね……聖杯を壊されては 人理定礎の修復そのものが困難になる。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

定礎に評価ランクが付く唯一の章であり、この語がただの座標名から尺度へ移る転換点である。出発前のブリーフィングで、Dr.ロマンは第六特異点がカルデアスの表面から消えかけている——人理の流れそのものから外れようとしている——と報告し、放置すれば魔術王の焼却をリセットしても人類史が多大な被害を負うと述べる。そのうえで下される判定が人理定礎評価EXである。ダ・ヴィンチはこの前人未踏のランクを理由に、自ら現地へ同行することを決める。

  • Dr.ロマン —「故に、第六特異点の人理定礎評価はEXと認定された。 何もかも特殊な事例、という事だ。」 / ダ・ヴィンチ —「なにしろ前人未踏の人理定礎EXだ。 マスター君には天才の助けが必要さ。」

同じ場面で、カルデアの行動を縛る規則も明言される。一度レイシフトしたら定礎を修復するまで帰還できない。定礎の値は作戦の達成条件であると同時に、退路の開閉スイッチでもある。

  • Dr.ロマン —「一度特異点にレイシフトしたら、 人理定礎を修復するまでカルデアには帰還できない!」

現地に降りたダ・ヴィンチは、EX 評価の意味を実感として言い直す。魔術王は定礎を乱すことで特異点を作り、特異点の内側だけは焼却が届かない設計になっていたはずだった。ところがこの大地は間もなく燃え尽きる。乱れが度を越すと、避難所であるはずの特異点にすら例外は無くなる——定礎の乱れには程度があり、その程度が時代の運命を分けることが示される。

  • 〔東へ(2/2)〕ダ・ヴィンチ —「ここまで人理定礎が乱れると、 特異点であれ例外はないんだろう。」 (この場面を読む

この章の定礎を乱しているのは聖杯ではない。太陽王オジマンディアスが聖杯を握ったまま使わずにいるため、Dr.ロマンは「聖杯を使わずにどうやって乱しているのか」を調査目標に挙げる。答えは獅子王聖槍ロンゴミニアドであり、アトラス院シャーロック・ホームズがその構図を言い切る——この特異点を滅ぼそうとしている者はもはや魔術王ではなく、定礎の一つを犠牲にしてでも理想の都市を得ようとする獅子王である。定礎を乱す主体は魔術王に限らないという前例が、ここで作られる。

  • 〔炎の村〕Dr.ロマン —「ボクも獅子王の目的には興味がある。聖杯を使わず、 どうやって人理定礎を乱しているのかもね。」 (この場面を読む
  • 〔秘匿の研究〕ホームズ —「人理定礎の一つを犠牲にしてまで理想の都市を その手に収めようとする、神の如き獅子王だ。」 (この場面を読む

定礎という基準は、現地で出会う人々との関わり方にも影を落とす。西の村でマシュは、カルデアにとって本当に意味のある行為は定礎の復元だけであり、特異点で苦しむ人々と交友することには本質的に意味がない、と自分を追い詰める。定礎という単一の評価軸が、現場の人間の行為をすべて「無意味」に切り捨ててしまう——この語が持つ冷たさが最も露わになる場面である。

  • 〔宴、西の村(2/2)〕マシュ —「カルデアにとって、先輩にとって、 本当に意味がある行為は人理定礎を復元する事だけ。」 (この場面を読む

決着後、定礎が復元される過程が初めて実況される。聖槍が消えた瞬間から修復が急速に始まり、この時代に有り得ないものは強制的に元いた場所へ戻される。カルデア組も例外ではなく、マスターたちは戦いの途中で強制退去させられる。帰還後、マシュは定礎の修復が確認されたことを報告し、第六グランドオーダーの完了を宣言する。定礎の復元は人の手で組み上げるものではなく、原因物を抜けば時代が自分で始める作業だという描き方が、ここで確立する。

  • 〔レプリカ(5/5)〕Dr.ロマン —「人理定礎を乱していた聖槍が消えた事で、 修復が急速に始まったんだ!」 / マシュ —「はい、この通り大事なく。 さきほど、人理定礎の修復も確認されました。」 (この場面を読む

同じ場面で、定礎の分布の偏りにも触れられる。Dr.ロマンは、ソロモンが生前に「人理定礎が大きくなる時代」を見透かして、そこへ聖杯が現れるよう遺産を残したのだろうと推測する。獅子王はこの予想を正しいと認めたうえで、七つ目だけは魔術王が自ら過去へ送ったものだと明かす。定礎には大小があり、大きい時代ほど狙う価値があるという前提が、この一往復で共有される。

  • 〔レプリカ(5/5)〕Dr.ロマン —「ボクはてっきり、ソロモンは死ぬ前にあらかじめ 人理定礎が大きくなる時代を見透かして、」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

定礎の中身が具体的に説明される章である。マーリンは状況説明のなかで、都市国家のひな形であるシュメルの初代王朝が消滅すればその後の人類がどうなるか保証できない、と述べる。同時期のエジプト初期王朝だけでは定礎を維持できない、という比較まで付く。**定礎とは抽象的な座標ではなく、後の文明が全部そこから派生している具体的な「最初の一手」**なのだという説明である。

  • 〔人類最古の城塞都市〕マーリン —「同じ時期にエジプトでも初期王朝が栄えているが、 あちらだけでは人理定礎を維持できないだろう。」 (この場面を読む

以後この章では、定礎の崩壊が具体的な都市の陥落と直結して語られる。ギルガメッシュはウルクが落ちれば定礎は完全に瓦解し、特異点すら燃え尽きてカルデアも消えると告げ、Dr.ロマンは黒い泥の海がメソポタミアを怪物の世界に変えれば定礎は完全に崩壊すると叫ぶ。定礎の生死は、一つの街が持ちこたえるかどうかに還元されている。

  • 〔終焉〕ギルガメッシュ —「カルデアのマスターよ。 このウルクが滅びれば人理定礎は完全に瓦解する。」 (この場面を読む
  • 〔目覚め〕Dr.ロマン —「都市社会の基点、四大文明の一つメソポタミアが 怪物の世界になったら、人理定礎は完全に崩壊する!」 (この場面を読む

さらにケツァル・コアトルは、定礎の修復には順序があることを指摘する。ウルクが滅びた後にティアマトを倒しても崩壊は修復できない、というのである。原因を除去しさえすればいい、という単純な作業ではなく、土台が残っているうちに手を打たなければ復元は成立しない

  • 〔原初の星、見上げる空〕ケツァル・コアトル —「ウルクが滅びた後にティアマト神を倒しても 人理定礎の崩壊は修復できないわよ?」 (この場面を読む

なおこの章でギルガメッシュは、聖杯を回収して定礎を修復すれば損害が無かったことになるという説明を虚言だと切り捨てる。定礎の復元は事実の取り消しではなく辻褄の書き換えにすぎないという批判で、詳細は人理および人理焼却を参照。

→ 章別解説: 第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン

定礎という語が、カルデアという組織の出発点そのものに結び付けられる章である。冒頭の回想で、2004年の冬木でマリスビリー・アニムスフィアが語る動機は「なぜ神代は途絶えたのか」「なぜ西暦になってからの人理定礎は安定しないのか」という二つの問いだった。レイシフトさえ実現すればその原因を究明できる——定礎の不安定さは、そもそもカルデアが解こうとしていた研究課題だったことになる。

  • マリスビリー —「なぜ神代は途絶えたのか。 なぜ西暦になってからの人理定礎は安定しないのか。」

観測と復元の関係もここで整理される。Dr.ロマンはカルデアスだけでは定礎の復元はできず、レフの開発したシバがあって初めてここまで辿り着けたと述べる。定礎を直すには、まず定礎を見る道具が要るという順序である。

  • 〔獣の宙域〕Dr.ロマン —「カルデアスだけでは人理定礎の復元はできなかった。」 (この場面を読む

そして玉座のソロモンが焼却の手順を述べる場面で、定礎の破壊が燃やす前の下ごしらえであったことが確定する。定礎を壊して人類史の強度をゼロにし、そのうえで火を放つ——この一文の詳細は人理焼却にある。

→ 章別解説: 終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン

死想顕現界域 トラオム

定礎値という計測系の下限が話題になる章である。レイシフト先の観測結果を読み上げたシオンは、年代も場所も特定できないうえに人理定礎値が ERROR だと報告する。マシュは規格外を表す EX ランクかと問い返すが、そうではないと否定される。ダ・ヴィンチの説明によれば、微小特異点の最小値でも E−(マイナス) として測定されるはずで、それ以下を表現する必要は本来ない——測定不能ではなく、目盛りの外なのである。

  • 〔棺桶屋だけが友達なのさ〕シオン —「そして、人理定礎値はERROR(エ  ラ  ー)。」 / マシュ —「エラー……ですか? 規格外を表すEXランクではなく?」 (この場面を読む
  • 〔棺桶屋だけが友達なのさ〕ダ・ヴィンチ —「基本的に、微小特異点で一番小さなものなら、 E-(マイナス)として測定されるはずだしね。」「それ以下を表現する必要はないからだ。 そもそも、それは特異点とは言えないし。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 死想顕現界域 トラオム

Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

定礎値が現場で持ち歩ける計器の読みになる章である。異聞帯から現れた太陽の接近を、シオンは重力異常ではなく定礎値のマイナス表示から言い当てる。定礎値は、事前のブリーフィングで告げられる評定ではなく、リアルタイムに動く警報になっている。

  • 〔死の国へ〕シオン —「いえ、これは別のものです! 人理定礎(じ ん り て い そ)値がマイナスを示しました!」 (この場面を読む

さらに冥界では、ラスプーチンがマシュに機械での計測を求め、定礎値が変動していることが確認される。汎人類史の神話に上書きされた冥界線は、異聞帯の中にありながら異聞帯ではなくなっている——編纂事象でもあり剪定事象でもある領域だ、という判定である。定礎値は、その土地がどちらの歴史に属するかを示す指標としても読めることがここで示され、事実この領域では通常より広範な召喚が可能になる。

  • 〔第一冥界トラトラウキ〕ラスプーチン —「異聞帯の中にあって、異聞帯ではなくなっている。 マシュ君。その機械で人理定礎は測れるかな?」 / マシュ —「測れますが……これは…… 人理定礎値が変動している……?」 (この場面を読む

→ 章別解説: Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

奏章プロローグ / オーディール・コール

測る対象が人類史からカルデア自身へ反転する章である。南極を囲う正常な人理保障をカルデアの側が弾いている、という診断を受けて、ネモ・プロフェッサーとシオンが新装置『人理定礎盤』を製作する。これは人類史全体の定礎ではなく、ストーム・ボーダー自体の定礎を測る「事象齟齬計測/調律メーター」である。カルデアという一個の集団が、人類史から見てどれだけ歪んでいるかが数値化される。

  • 〔オーディール・コール 0〕ネモ・プロフェッサー —「これは今までの測定とは違い、 人類史全体の『人理定礎』を測るのではなく、」「ストーム・ボーダー自体の『人理定礎』を測るものです。 『事象齟齬(そ ご)計測/調律メーター』と言いましょうか。」 (この場面を読む

シオンはこれを入国審査の持ち物検査に喩える。現在の数値は E、すなわち最低ランクであり、これを A まで戻したとき南極の『人理の壁』を越えられる、というのがトリスメギストスⅡの回答である。以後の奏章は、この一本の目盛りを上げていく物語として組み立てられる。

  • 〔オーディール・コール 0〕シオン —「この『人理定礎盤』が示す数値が、現在のカルデア――― 皆さんの『歪(ゆが)み』です。」「現在はE。最低ランクですね。 これをAにまで戻した時、」 (この場面を読む

装置の役割はさらに踏み込んでいる。シオンは定礎盤を、単に測るだけでなく「こんなに規則に違反したものがいるぞ」と内外へ警告し、定礎復元の試練をこちらから呼び込むシグナルとして作ったと明かす。オーディール・コール=試練の呼び鈴という章題の意味がここで説明される。定礎の値は、もはや観測結果ではなく能動的に鳴らす合図である。

  • 〔オーディール・コール 0〕シオン —「『人理定礎盤』は計測するだけの装置ではなく、 それを明らかにするもの。」「今まで幾度となく行ってきた定礎復元の試練、 それをこちらに呼び込むシグナルとして製作しました。」 (この場面を読む

同じブリーフィングで、ネモは定礎の収支を口にする。カルデア自身の定礎は大きく低下したが、七つの異聞帯を切除したことで人類史の定礎は大きく向上した。人類史を情報資源として英霊を呼び出す召喚術はより強固な土台を得ており、これがクラススコアという新しい強化の根拠になる。定礎はサーヴァント召喚の性能にまで直結する量として扱われはじめる。

  • 〔オーディール・コール 0〕ネモ —「我々の『人理定礎』は大きく低下しているが、」「七つの異聞帯(ロストベルト)を切除した事で、 人類史の定礎は大きく向上した。」 (この場面を読む

なお同章のオルガマリークエストでは、再現されたオリュンポスが存在するだけで定礎を揺らがせていると観測される。ダ・ヴィンチは、定礎を揺らがせるには複数の攻撃を加えることが要る、という敵側の設計まで読み取っている。

  • 〔オルガマリークエスト_1〕シオン —「つまり、再現されたオリュンポスは存在するだけで 人理定礎を揺らがせている、というワケです。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 奏章プロローグオーディール・コール

奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン / 奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

定礎盤がカルデア側の制御を離れて動くことが判明する二章である。ペーパームーンから帰還した直後、ネモ・プロフェッサーは定礎盤の数値が E から D へ上方修正されたと報告し、心当たりがあるかと尋ねる。だが当のマスターにもシオンにも思い当たる節はない。値は上がったが、何をしたから上がったのかが誰にも分からない。

  • 〔エピローグ〕ネモ・プロフェッサー —「先ほど『人理定礎盤』の数値が変動しました。 EからDに上方修正されたのですが、」 (この場面を読む

イドでは同じことが二度目に起こる。ダ・ヴィンチは変動を興味深い事例として喜び、[[ゴルドルフ・ムジーク]]は原因不明のまま値が勝手に上がる状況に胃を痛める。シオンは「もともと我々では関与できないもの」と言い切っており、定礎盤の値を決めているのはカルデアではなく人理の側であることが確認される。

  • 〔帰還〕ゴルドルフ —「一度目の定礎盤変動はまったくの原因不明! 二度目も、こう、知らんうちに変動しちゃってる!」 / ダ・ヴィンチ —「人理定礎盤が変動していること、だね!」 (この場面を読む

この構図はサーヴァント側からも観察されている。サリエリは監獄塔での七つの試練を思い返しながら、定礎盤の値を上げなければカルデアは南極へ至れないと聞く、と独語する。試練と数値上昇が対応しているという推理であり、後の展開はこの読みを裏づける。

  • 〔此処は再びの監獄なれば〕サリエリ —「(人理定礎盤の値を上昇させなければ、  カルデアは南極へ至ることができないと聞く)」 (この場面を読む

→ 章別解説: 奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション

定礎値が物語の勝利条件そのものになる章である。舞台は人類が絶えた並行世界の月面都市ムーン・ドバイ。地球に人間がひとりも残っていないと言われたマシュは、定礎値のランクは特定できないが定礎自体は存在していると反論し、それを「この世界では人類は滅亡していない」証拠として突きつける。管理AIのBBドバイは、その使い方に感心したうえで肯定する——ランクが測れなくても、定礎という概念が成立している以上、人類はいる。定礎が存在論的な指標として使われる、シリーズでも珍しい場面である。

  • 〔月に囚われたAI〕マシュ —「人理定礎値のランクは特定できませんが、 人理定礎自体は存在しています!」 / BBドバイ —「ランクは測定できなくても、人理定礎の概念が ある以上は『人類は居る』という事。」 (この場面を読む

帰還条件も定礎値で書かれる。[[BBコスモ]]は、マシュとマスターがカルデアへ戻るには定礎値を変動させるしかないと告げる。第六特異点の「修復するまで帰還できない」という規則が、ここでは並行世界の月面にも適用されている。以後この二人の行動指針は、敵を倒すことでも都市を守ることでもなく、一つの数値を動かすことに一本化される。

  • 〔七人のラスボス〕BBコスモ —「人理定礎値を変動させないかぎり カルデアには戻れません。」 (この場面を読む

では何が値を下げているのか。BBコスモの推理は、廃墟の破壊痕が内側からのものであることを根拠に「新人類は自分たちを滅ぼす何かを作った」と結論する。定礎低下の原因は外敵ではなくこの世界の人類自身の選択にある、という診断である。

  • 〔○○○と不思議の海・前編〕BBコスモ —「それが人理定礎を低下させている原因。 マスターさんが解決すべき問題です。」 (この場面を読む

その診断は、BBドバイの側からも裏づけられる。彼女が「人類滅亡ラスボス決定戦」という選挙を仕掛けたのは定礎値を動かすためだったが、支持率が七割を超えてなお値は最低のまま戻らない。多数決で滅び方に合意しても定礎は回復しない——数値は世論ではなく別のものを見ている、という失敗がここで露呈する。

  • 〔幕間4〕BBドバイ —「私たちの人理定礎が、まだ最低値から戻らない―――」「どうして!? 70パーセントを超えたでしょう!?」 (この場面を読む

最終的に定礎値が回復するのは、市民が次の霊長への継承を受け入れたあとである。しかしそれでもマスターたちには退去の前兆が出ない。岸波白野は、まだ『霊長の継承』を拒んでいるムーンキャンサーが残っているからだと種明かしをし、自分たちがいる限り定礎は回復しないと告げて最後の一戦を求める。彼はまた、不老不死を実現した人類が次に直面する課題が霊長の継承であること、定礎の異常と聞いた時点で予感があったことも語っている。定礎値は、この章では世界がどんな滅び方を選んだかを採点する基準として機能している。

  • 〔Wonderer〕岸波白野 —「そう。 俺たちがいるかぎり人理定礎は回復しない。」「俺たちの世界でも問題になったからね。 人理定礎の異常と聞いて予感はあった。」 (この場面を読む
  • 〔Wonderer〕ゴールデンBB —「今回もお疲れさまでした、マスター。 人理定礎はこれでもう一段階、正しい数値に戻るでしょう。」 (この場面を読む

なお、この章で定礎値が剪定の判定基準として明文化される点については人理を参照。本ページの関心は、その判定が一本の数値として提示され、動かせるものとして扱われたという側にある。

→ 章別解説: 奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション

奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス / 終章

定礎がカルデアの行動を制限する法的な根拠として持ち出される。奏章Ⅳの決着で、裁判長はカルデアを滅ぼされるべきではないと認めながらも、これ以上のルーラークラスの濫用は定礎を傷つけかねないとして枷を課す。世界を救おうとして世界を傷つけては本末転倒だ、というのがその理屈である。定礎は守るべき対象であると同時に、守る側の手段を縛る上限でもある。

  • 〔嵐の女〕裁判長 —「ですが、これ以上のルーラークラスの濫用は、 人理定礎を傷つけかねないということを鑑み―――」 (この場面を読む

終章では、定礎の性質について本編で最も明快な一文が語られる。原初特異点の冬木で、セイバーオルタは、並行世界移動による微細な干渉があっても一度刻まれた定礎は変動しないと述べ、そのうえで特異点だけは違う、実際に定礎を変えてしまう、と続ける。2004年の冬木が人類史における最初の特異点であり、それ以前に特異点という事象は存在しなかった、という前提とセットの証言である。定礎とは本来びくともしないものであり、それを動かせるという一点にこそ特異点の異常がある。

  • 〔原初特異点 冬木〕セイバーオルタ —「そうだ。並行世界移動による微細な干渉はあっても、 一度刻(きざ)まれた人理定礎は変動しない。」「だが特異点は違う。 実際に人理定礎を変えてしまう。」 (この場面を読む

同じ章では、オルガマリーが第1部の顛末を「七つの特異点を消去して人理定礎を修復」と一行に要約する。そしてマリスが明かすところによれば、Aチームはそもそも定礎を破壊するために集められた生きた爆弾だった。同じ組織の中に、定礎を直す部隊と定礎を壊す部隊が同時に用意されていたという構図で、この語をめぐる物語は閉じる。

  • 〔原初特異点 冬木〕オルガマリー —「その後、生き残った少数のカルデアスタッフは 七つの特異点を消去して人理定礎を修復。」 (この場面を読む
  • 〔終天の流星雨〕マリス —「彼らは人理定礎を破壊するために 集められた生きた爆弾でした。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス終章

克螺旋境界式 オガワハイム / 五月連休温泉 隈乃

イベント章は、定礎の外側を定義するために使われる。オガワハイムのブリーフィングで、Dr.ロマンは人理焼却を「フランスやローマといった、これが無かった事になると土台が崩れるという座標を失った事」と言い換え、カルデアの仕事はその座標へ飛んで崩壊を防ぐことだと説明する。この語の最も平易な定義である。そのうえで彼は、今回の揺らぎは定礎とはまったく関係がないと断じる。マンションという異界は特異点もどきであり、放置しても人理に害はない——定礎に関わるかどうかが、レイシフトすべき事案かどうかの分類基準になっている。

  • Dr.ロマン —「フランスやローマといった、 “これが無かった事になると土台が崩れる”という」「人理定礎と呼ばれる座標を失った事だ。」「この揺らぎは人理定礎とはまったく関係ない。」

その分類は敵側にも共有されている。悪メフィストは、仮に定礎が復元して世界が元に戻ろうと、ここは世界の外で恨み辛みを集め続けるだけだと嘯く。定礎の外にあるものは、修復の対象にも被害の対象にもならない。

  • 〔五階 四号室〕悪メフィスト —「仮に人理定礎が復元し、世界が元に戻ろうと、 ここは世界の外で慎ましやかに恨み辛みを集めるだけ。」 (この場面を読む

隈乃温泉では、マシュがカルデアの仕事を部外者向けに要約する。人類史という帯の上に現れる歪みが特異点であり、その点が帯そのものに定着してしまう前に消して定礎を守るのがカルデアの使命である——定礎の防衛とは、歪みが定着する前に手を打つ時間との勝負だという言い直しになっている。同じ章で久遠寺有珠は、この世界で起きないことを起こしてしまうと定礎、すなわちテクスチャにヒビが入る、と述べる。定礎を魔法使い側の語彙に翻訳した数少ない例である。

  • 〔1.隈乃温泉にようこそ(後編)〕マシュ —「人類史という帯(おび)の上に 出現する歪(ゆが)みを特異点と言い、」「点が帯そのものに定着してしまう前に消滅させ、 人理定礎を守るのが我々カルデアの使命なのです。」 (この場面を読む
  • 〔3.温泉では治せない〕久遠寺有珠 —「この世界で起きない事を起こしてしまった場合、 人理定礎……テクスチャにヒビが入る。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 克螺旋境界式 オガワハイム五月連休温泉 隈乃

読み取れる設定

  • 定義(確定): 人類史を成立させる基礎点。オガワハイムでロマニは「フランスやローマといった、」「“これが無かった事になると土台が崩れる”という」「人理定礎と呼ばれる座標を失った事だ。」と最も平易に説明する。人理焼却編では七つ存在し、それぞれが特定の時代に対応する。
  • 通常は不変(確定・終章): セイバーオルタは「そうだ。並行世界移動による微細な干渉はあっても、 一度刻(きざ)まれた人理定礎は変動しない。」「だが特異点は違う。 実際に人理定礎を変えてしまう。」と述べる。定礎を動かせること自体が特異点の定義的な異常である。
  • 破壊の意図(確定): 終局特異点でソロモンは「人理定礎を破壊し、人類史の強度を無(ゼロ)にし、」「我らの凝視で火を放つ!」と述べ、定礎破壊が人理焼却の前提工程であることが明示される。→ 人理焼却
  • 修復=帰還条件(確定): 第六特異点でロマニは「一度特異点にレイシフトしたら、」「人理定礎を修復するまでカルデアには帰還できない!」と述べる。奏章Ⅲでも「人理定礎値を変動させないかぎり カルデアには戻れません。」と、同じ規則が並行世界に適用される。
  • 復元は時代側の自動作用(確定): 第六特異点でロマニは「人理定礎を乱していた聖槍が消えた事で、 修復が急速に始まったんだ!」と述べる。原因物を除けば時代が自力で修復を始め、その速さは「有り得ないもの」の度合いに比例する。
  • 修復には順序と期限がある(確定): 第七特異点でケツァル・コアトルは「ウルクが滅びた後にティアマト神を倒しても 人理定礎の崩壊は修復できないわよ?」と述べる。原因の除去が間に合わなければ復元は成立しない。
  • 原因物を壊してはいけない(確定): 第五特異点でロマニは「そうですね……聖杯を壊されては 人理定礎の修復そのものが困難になる。」と述べ、聖杯の回収が原則になる。→ 聖杯
  • 評価尺度(確定): 『人理定礎評価はEX』『前人未踏の人理定礎EX』(第六特異点)。ランク表記が用いられる。トラオムでは下限側の目盛りも語られ、ダ・ヴィンチは「基本的に、微小特異点で一番小さなものなら、 E-(マイナス)として測定されるはずだしね。」と述べる。
  • 定礎には大小がある(確定): 第六特異点でロマニは「人理定礎が大きくなる時代を見透かして、」と述べ、獅子王はその推測を正しいと認める。七つの定礎は等価ではない。
  • 乱す主体は魔術王に限らない(確定): 第六特異点では獅子王が聖杯を使わずに定礎を乱しており、ホームズは「人理定礎の一つを犠牲にしてまで理想の都市を その手に収めようとする、神の如き獅子王だ。」と評する。
  • 数値化(確定・LB以降): 『人理定礎値』はトラオム・LB7・奏章に集中し、ERROR/マイナス/変動/復活といった状態変化が語られる。LB7では携行機器での即時計測が行われる。
  • 計測装置(確定・奏章): 『人理定礎盤』。人類史全体ではなく「ストーム・ボーダー自体の『人理定礎』を測るものです。」であり、シオンは「『人理定礎盤』は計測するだけの装置ではなく、」「それをこちらに呼び込むシグナルとして製作しました。」と、測定装置以上の機能を明言する。
  • 値はカルデアの制御外(確定・奏章Ⅱ): 定礎盤は原因不明のまま二度上昇し、シオンは「もともと我々では関与できないものですからねぇ。」と述べる。値を決めているのはカルデアではない。
  • 存在証明としての定礎(確定・奏章Ⅲ): マシュは「人理定礎値のランクは特定できませんが、 人理定礎自体は存在しています!」と述べ、定礎の存在をもって人類の存続を証明する。BBドバイもこれを認める。
  • 召喚基盤との関係(確定・奏章): ネモは異聞帯切除によって「人類史の定礎は大きく向上した。」と述べ、これがクラススコアによる英霊強化の根拠になる。→ 英霊召喚システム
  • Aチームとの関係(確定): 終章でダ・ヴィンチは「Aチームは人理定礎を破壊する為に集められた」と述べ、マリスも「彼らは人理定礎を破壊するために 集められた生きた爆弾でした。」と追認する。→ クリプターAチーム
  • 【推測】人理焼却編の『七つの定礎』と奏章の『定礎値』は、離散量から連続量への表現変更である。第六特異点の『EX』ランクが両者の橋渡しに当たる。

揺れ・矛盾

  • 『人理定礎』と『人類定礎』の表記揺れ: 第二特異点でレフは「この時代を破壊し、これ以後の人類定礎を斬り崩せ。」と述べ、**『人類定礎』**という語形を用いる。この語形は他章に見られない。
  • 『人類史の定礎』という言い換え: 第三特異点のダビデ「人類史の定礎を曖昧にしているヤツ。」、序章のダ・ヴィンチ「見事、人類史の定礎、その全てを復元した。」、終章のダ・ヴィンチ「人類史の定礎を破壊しようとした。」のように、『人理』と『人類史』が定礎の修飾語として交換される
  • 離散量から連続量への変質: 人理焼却編では『七つの人理定礎』という可算の基点だったものが、LB以降は『人理定礎値』というスカラー量になる。奏章ではさらに「ストーム・ボーダー自体の『人理定礎』を測るものです。」という、個別の物体に対する定礎まで測られるようになり、当初の定義(人類史の基礎点)から外延が大きく広がっている。
  • 単独語『定礎』の混入: 『定礎』単独の出現は154件だが、その多くは『人理定礎』『人類史の定礎』の一部である。単独で概念語として使われる例(奏章Ⅱのゴルドルフ「定礎盤がひとりでに変動したりとか!」等)は奏章周辺に偏る。
  • 数値の「復活」と「向上」が別扱いされる: 奏章Ⅲではムーン・ドバイの定礎値が「復活」し、剪定対象から外れる。一方オーディール・コールでは、カルデア自身の定礎が低下したまま人類史の定礎だけが向上する。同時に複数の定礎が別々の値を持つ状態が前提になっており、第1部の「七つの定礎」という単一系列の理解では説明できない。
  • 『定礎を守る』と『定礎を復元する』の混在: 隈乃温泉でマシュは、歪みが帯に定着する前に消して「人理定礎を守る」のがカルデアの使命だと説明するが、第六特異点では既に乱れた定礎を「復元する」ことが使命として語られる。予防と事後修復のどちらを指すかは章によって揺れる。
  • 定礎に含まれる範囲が広がり続ける: 当初は「フランスやローマ」といった時代の座標だったものが、奏章ではストーム・ボーダーという一隻の艦、さらにはルーラークラスの運用頻度にまで影響が及ぶものとして語られる。個別の物体・行為に対する定礎という用法は、当初の定義から大きく外れている。

関連

引用元の人物

言及の多い章

引用と検証について

FGO全シナリオ(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン、全151章 1,104,754行)を機械走査し、『人理定礎』および別名表記を含む発話を全件収集したうえで構成している。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。

付録: 原文引用アーカイブ

原文引用アーカイブ(機械収集・105 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある

原文行の該当ヒットは 152件(35章)。同一話者の連続発話をまとめ、同一章内の完全重複を除いた『発言単位』では 105件。このうち本節に 105件 を掲載する。

特異点F 炎上汚染都市 冬木

  • 〔オルタの系譜〕Dr.ロマン —「通信は途絶えるし、冬木とフランスの人理定礎の値が」

第二特異点 永続狂気帝国 セプテム

  • 〔凱旋〕レフ —「この時代を破壊し、これ以後の人類定礎を斬り崩せ。」
  • 〔皇帝〕レフ —「七つの定礎(ていそ)、その一つを完全に破壊してやろう!」

第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス

  • 〔星を開拓する海賊女王〕マシュ —「人理定礎が崩壊しかけていたんです!」
  • Dr.ロマン —「それは七つの人理定礎を乱している。」
  • 〔ヘラクレスを打倒せよ〕ダビデ —「人類史の定礎を曖昧にしているヤツ。」

第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン

  • 〔アングルボダ〕マキリ —「この時代を完全に破壊することで人理定礎を消去する。」

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

  • 〔虹の彼方へ〕Dr.ロマン —「人理定礎の修復そのものが困難になる。」

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

  • Dr.ロマン —「故に、第六特異点の人理定礎評価はEXと認定された。」
  • ダ・ヴィンチ —「なにしろ前人未踏の人理定礎EXだ。」
  • Dr.ロマン —「人理定礎を修復するまでカルデアには帰還できない!」
  • 〔東へ(2/2)〕ダ・ヴィンチ —「魔術王は人理定礎(じんりていそ)を乱(みだ)す事で特異点を生み出した。」
  • ダ・ヴィンチ —「ここまで人理定礎が乱れると、」
  • 〔東の村の冒険〕アーラシュ —「なるほど、カルデア、んでもって人理定礎か!」
  • 〔宴、西の村(2/2)〕マシュ —「本当に意味がある行為は人理定礎を復元する事だけ。」
  • 〔炎の村〕Dr.ロマン —「どうやって人理定礎を乱しているのかもね。」
  • 〔秘匿の研究〕ホームズ —「人理定礎の一つを犠牲にしてまで理想の都市を」
  • 〔レプリカ(5/5)〕Dr.ロマン —「人理定礎を乱していた聖槍が消えた事で、」
  • Dr.ロマン —「人理定礎が大きくなる時代を見透かして、」
  • マシュ —「さきほど、人理定礎の修復も確認されました。」

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

  • 〔人類最古の城塞都市〕マーリン —「あちらだけでは人理定礎を維持できないだろう。」
  • マーリン —「放っておいたら人理定礎が修復されないからね。」
  • 〔天命の予言〕ケツァル・コアトル —「この特異点の人理定礎が修復されないとレイシフトは」
  • 〔さよなら、冥界の女神〕ギルガメッシュ —「その定礎として冥界に捧げられたもの。」
  • 〔終焉〕ギルガメッシュ —「このウルクが滅びれば人理定礎は完全に瓦解する。」
  • 〔目覚め〕Dr.ロマン —「怪物の世界になったら、人理定礎は完全に崩壊する!」
  • 〔原初の星、見上げる空〕ケツァル・コアトル —「人理定礎の崩壊は修復できないわよ?」
  • ギルガメッシュ —「しかし聖杯を回収し、人理定礎を修復すれば、」

終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン

  • マリスビリー —「なぜ西暦になってからの人理定礎は安定しないのか。」
  • 〔獣の宙域〕Dr.ロマン —「カルデアスだけでは人理定礎の復元はできなかった。」
  • 〔光帯の玉座〕ソロモン —「人理定礎を破壊し、人類史の強度を無(ゼロ)にし、」

亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿

  • スタッフB —「人理定礎のゆらぎが、30パーセントを上回っています!」

亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム

  • ダ・ヴィンチ —「修復したはずの定礎に揺らぎは無いかと、」

序/2017年 12月26日

  • 〔序/2017年 12月26日〕ダ・ヴィンチ —「見事、人類史の定礎、その全てを復元した。」

Lostbelt No.3 人智統合真国 シン

  • 〔intro.3-4〕シオン —「内情は定かではありませんが、汎人類史と人理定礎を」

地獄界曼荼羅 平安京

  • 〔プロローグ〕シオン —「いえ、“どうあれ、元々は人類史の定礎の一因”で」

死想顕現界域 トラオム

  • 〔棺桶屋だけが友達なのさ〕シオン —「そして、人理定礎値はERROR(エ  ラ  ー)。」
  • シオン —「定礎値に関しては、」

Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

  • 〔死の国へ〕シオン —「人理定礎(じ ん り て い そ)値がマイナスを示しました!」
  • 〔第一冥界トラトラウキ〕ラスプーチン —「マシュ君。その機械で人理定礎は測れるかな?」
  • マシュ —「人理定礎値が変動している……?」
  • 〔第四冥界ヤヤウキ〕ゴルドルフ —「人理定礎の計測値が妙な動きをしているが……」
  • 〔空想樹海決戦〕テペウ —「しかし、それが異聞帯の定礎(ていそ)になるものでしょうか。」

奏章プロローグ

  • 〔オーディール・コール 0〕ネモ・プロフェッサー —「その名も『人理定礎盤(ばん)』ですぅ~。」
  • ゴルドルフ —「ほう。人理定礎盤。」
  • ネモ・プロフェッサー —「人類史全体の『人理定礎』を測るのではなく、」「ストーム・ボーダー自体の『人理定礎』を測るものです。」
  • シオン —「この『人理定礎盤』が示す数値が、現在のカルデア―――」
  • ムニエル —「しかし、俺たちの『人理定礎』を戻すと」
  • シオン —「『人理定礎盤』は計測するだけの装置ではなく、」「今まで幾度となく行ってきた定礎復元の試練、」
  • ネモ —「我々の『人理定礎』は大きく低下しているが、」「人類史の定礎は大きく向上した。」

オーディール・コール

  • 〔オーディール・コール 0〕ネモ・プロフェッサー —「その名も『人理定礎盤(ばん)』ですぅ~。」
  • ゴルドルフ —「ほう。人理定礎盤。」
  • ネモ・プロフェッサー —「人類史全体の『人理定礎』を測るのではなく、」「ストーム・ボーダー自体の『人理定礎』を測るものです。」
  • シオン —「この『人理定礎盤』が示す数値が、現在のカルデア―――」
  • ムニエル —「しかし、俺たちの『人理定礎』を戻すと」
  • シオン —「『人理定礎盤』は計測するだけの装置ではなく、」「今まで幾度となく行ってきた定礎復元の試練、」
  • ネモ —「我々の『人理定礎』は大きく低下しているが、」「人類史の定礎は大きく向上した。」
  • 〔オルガマリークエスト_1〕シオン —「人理定礎の揺らぎが、」「人理定礎を揺らがせている、というワケです。」
  • ダ・ヴィンチ —「加えて、人理定礎を揺らがせるためには、」

奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン

  • 〔エピローグ〕ネモ・プロフェッサー —「先ほど『人理定礎盤』の数値が変動しました。」

奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

  • 〔此処は再びの監獄なれば〕サリエリ —「(人理定礎盤の値を上昇させなければ、」
  • 〔帰還〕シオン —「人理定礎盤の観測を開始してからというもの、」
  • ダ・ヴィンチ —「人理定礎盤が変動していること、だね!」
  • ゴルドルフ —「定礎盤がひとりでに変動したりとか!」
  • ゴルドルフ —「一度目の定礎盤変動はまったくの原因不明!」
  • ゴルドルフ —「『ああっ人理定礎盤が』と言われるたびに、」

奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション

  • 〔月に囚われたAI〕マシュ —「人理定礎値のランクは特定できませんが、」「人理定礎自体は存在しています!」
  • BBドバイ —「ああ、人理定礎値ってそういう使い方もあるんですね。」「ランクは測定できなくても、人理定礎の概念が」
  • 〔七人のラスボス〕BBコスモ —「人理定礎値を変動させないかぎり」
  • 〔オールド・ドバイの休日(Ⅰ)〕マシュ —「人理定礎値を変動させるしかなく、」
  • 〔○○○と不思議の海・前編〕岸波白野 —「BBは『人理定礎を正常化させる必要がある』と」
  • BBコスモ —「それが人理定礎を低下させている原因。」
  • 〔幕間4〕BBドバイ —「私たちの人理定礎が、まだ最低値から戻らない―――」
  • 〔Wonderer〕マシュ —「ムーン・ドバイの人理定礎値は復活し、」「カルデアの定礎値も正常寄りに傾(かたむ)くとの事。」
  • エレシュキガル —「ムーン・ドバイの人理定礎値が復活……」
  • 岸波白野 —「人理定礎がまだ回復していない。」
  • 岸波白野 —「人理定礎の異常と聞いて予感はあった。」
  • 岸波白野 —「俺たちがいるかぎり人理定礎は回復しない。」
  • ゴールデンBB —「人理定礎はこれでもう一段階、正しい数値に戻るでしょう。」

奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス

  • 〔審判の時へ〕ダ・ヴィンチ —「いつのまにか人理定礎盤の数値も一段階あがって、」
  • ダ・ヴィンチ —「は人理定礎値に影響を与えなくなった。」
  • 〔嵐の女〕裁判長 —「人理定礎を傷つけかねないということを鑑み―――」

終章

  • 〔オルガマリークエスト_1~4 ダイジェスト〕シオン —「人理定礎の揺らぎが、」「人理定礎を揺らがせている、というワケです。」
  • ダ・ヴィンチ —「加えて、人理定礎を揺らがせるためには、」
  • 〔原初特異点 冬木〕オルガマリー —「七つの特異点を消去して人理定礎を修復。」
  • セイバーオルタ —「一度刻(きざ)まれた人理定礎は変動しない。」「実際に人理定礎を変えてしまう。」
  • 〔ここに在りし人理の終〕ダ・ヴィンチ —「人類史の定礎を破壊しようとした。」「Aチームは人理定礎を破壊する為に集められた」
  • 〔終天の流星雨〕マリス —「彼らは人理定礎を破壊するために」

???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア

  • 〔全特異点・踏破完了〕オルガマリー —「人理定礎値Cランクに相応しい敵だったわよ?」

復刻:ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊 ライト版

  • 〔第四節 贋作「文系理系イケメンズ」〕アルジュナ —「贋作を追求しても、放置しても、人理定礎の修復こそが」

ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像

  • 〔プロローグ〕ダ・ヴィンチ —「まあ、人理定礎に多大な影響を与える、」

ワンジナ・ワールドツアー!

  • 〔プロローグ〕ダ・ヴィンチ —「シバの観測だけど、人理定礎値を求めるのに」

克螺旋境界式 オガワハイム

  • Dr.ロマン —「人理定礎と呼ばれる座標を失った事だ。」「人理定礎にレイシフトし、その崩壊を防いできた。」
  • Dr.ロマン —「この揺らぎは人理定礎とはまったく関係ない。」
  • 〔五階 四号室〕悪メフィスト —「仮に人理定礎が復元し、世界が元に戻ろうと、」

第四次異聞録 冬木

  • 〔ACT-2 『武力介入』〕エルメロイⅡ世 —「君たちが最初に定礎復元した特異点F……。」

人外跋扈怪界

  • Dr.ロマン —「人理定礎には関係ないんだけど――」

盛夏爆走祭典 イシュタルカップ

  • 〔プロローグ 夏の女神の小さな親切〕マシュ —「それは……もう人理定礎に関わる特異点なのでは?」

強襲牛車監獄 ケルティックプリズン

  • 〔Escape 4 - Result〕エルキドゥ —「異邦の女神を定礎にして、強力な監獄を作る……」

夢幻泡影盈月

  • 〔序幕 血の色匂へ 花と散れ〕ダ・ヴィンチ —「人理定礎値も安定しない。」

五月連休温泉 隈乃

  • 〔1.隈乃温泉にようこそ(後編)〕マシュ —「人理定礎を守るのが我々カルデアの使命なのです。」
  • 〔3.温泉では治せない〕久遠寺有珠 —「人理定礎……テクスチャにヒビが入る。」

第六特異点?

  • 〔第一幕 バック・トゥ・ザ・1273〕ゴルドルフ —「魔術王は人理定礎を乱す事で特異点を生み出した。」
  • ゴルドルフ —「ここまで人理定礎が乱れると、」

カルデアゲート

  • 〔第四節 贋作「文系理系イケメンズ」〕アルジュナ —「贋作を追求しても、放置しても、人理定礎の修復こそが」