CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~
CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~
概要
公共バスでこの国の端へと向かう。 森を抜け、丘を越えた先に、それがある。
何十年も経っているのに、まるで変わらない。 変わったのは中身だけ。
ぽつんと一人、私は歩き出す。 バスの運転手が、訝(いぶか)しむように私を見る。
世界観上の重要シーン(lore抽出)
以下は lore スコア上位 15 シーンです。
シーン1 【スコア: 8】 [ダンテ, 岡田以蔵, セタンタ, ダ・ヴィンチ, ほか]
場所: 243300
ダンテ: フフ……我らが休息室……。
内緒話は、ここがお勧め……。
岡田以蔵: ふむ。まあ横になるには悪うはないのう。
ほいたら、ちっくと休むとするか。
セタンタ: この駄目大人。即、横になりやがった……。
セタンタ: 目の前にいるの、敵か味方か不明の
サーヴァントなんですけどー!
岡田以蔵: 安心しいや。嫌な気配はせんきに。
まぁ、手えだしてきよったら斬り捨てるがの。
岡田以蔵: わしよりはよう剣がだせるとえいのう。
ダンテ: おお怖い怖い……。
?!
ダ・ヴィンチ: やあ、早速だけど話に入らせてもらうよ。
私の名はレオナルド・ダ・ヴィンチ。
ダ・ヴィンチ: キミはダンテ、と言ったね。
それは偽名かい? それとも―――
ダンテ: レオナルド・ダ・ヴィンチ……。
もしや、かの大天才芸術家かな?
ダ・ヴィンチ: その通り。
今はカルデア、という組織に身を寄せている。
ダ・ヴィンチ: 私たちの目的は―――
?!
…… (他64ターン)
シーン2 【スコア: 8】 [ダンテ, メディア, ゴルドルフ, 岡田以蔵, ほか]
場所: 243300
ダンテ: はい、予想通りだったけど……。
?!
メディア: ふむ。これで決定的ね。
先のスイッチ……回帰礼装(仮)だけど。
メディア: あれは、ホテルとその周囲のみを戻しているわ。
ゴルドルフ: ……それ、特異点外の時間とズレが生じない?
メディア: 生じないわ。
時間軸はそのままよ。
メディア: そうね……たとえば、今が3月1日としましょう。
メディア: 3月2日になってから、
リセットスイッチを押したとする。
メディア: その時点でホテルと周囲の人間、全てが朝8時13分、
かつ3月1日のその時点に居た場所に揃えられるわ。
メディア: どこで何をしていようと、問答無用(もんどうむよう)にね。
メディア: 一日が戻ったのではなく、二日目を前の一日と
同じモノにした、というとわかりやすいかしら?
メディア: そして3月1日と同じ行動を取る。
日付が進んだことを自覚できていない。
メディア: 同じことを繰り返している、という実感が、
人間にもホテルにもなければ―――
…… (他67ターン)
シーン3 【スコア: 7】 [ダンテ, ゴルドルフ, カドック, ダ・ヴィンチ, ほか]
場所: 242900
ダンテ: い、今……何かおかしいことが……。
?!
ゴルドルフ: よ、よし。今度はちゃんと朝に戻ったか。
カドック: だけど、もうリセットは使えないという前提で
動いた方がいいだろうな。
ゴルドルフ: うむ……元より、リセット自体が奇跡の産物だ。
ゴルドルフ: だが、その前にだ。
……なんで特異点が修正できなかったのだね?
ダ・ヴィンチ: うん。確かに一番重要な点はそこだ。
ダ・ヴィンチ: もちろん、倒してどうにかなる敵ではない、
という可能性もあったけど……。
ダ・ヴィンチ: それにしたって、聖杯が出てこないのはおかしい。
マシュ、あの時の魔力に何か異変はあったかい?
マシュ: いえ、目立った反応はありませんでした。
カドック: そもそも、あそこで起きるはずもない爆発だった。
あの爆発は……何だったんだ?
ダンテ: ……ヒーターが過熱したせいらしい……。
ダンテ: だからヒーターを押さえれば、
爆発は起きないはず……。
…… (他29ターン)
シーン4 【スコア: 7】 [ジニー, ゴルドルフ, セタンタ, ダ・ヴィンチ, ほか]
場所: 243106
ジニー: ―――さて、聖杯をあげるという話ね。
あれ本当よ。
ジニー: 私の中にある聖杯を取り出して、
あなたたちに引き渡す。それでおしまい。
ジニー: ただ……一応伝えておくけど。
聖杯、結構リソース減ったから。
ゴルドルフ: そ、それは何故!?
ジニー: リセットボタンのせいよ。
ジニー: 破壊しかできない私が、エレノアの誕生日を台無しに
しないために作った、疑似回帰礼装。
?!
ジニー: あなたに使ってもらおうとした、
一回目の私の判断は間違いじゃなかったみたいね。
ジニー: ……良かった。
セタンタ: なぁ。オレたち、なんでおまえが聖杯だって
見抜けなかったんだ?
ジニー: それは簡単。
私はエレノアの願いが叶うまで―――
ジニー: 自分が聖杯だとバレたくなかった。
だから、あなたたちは聖杯だと見抜けなかったの。
ダ・ヴィンチ: 例外の例外の、そのまた例外みたいな荒技だなぁ!
…… (他69ターン)
シーン5 【スコア: 6】 [ダ・ヴィンチ, ゴルドルフ, カドック, ダンテ, ほか]
場所: 242900
ダ・ヴィンチ: こちらカルデア!
……一体何がどうなってるんだい!?
ダ・ヴィンチ: 強い魔力反応の後、
計測していた時間軸が乱れた!
ダ・ヴィンチ: もしかしてそちら、夜から朝になってないかい!?
?!
ゴルドルフ: 火災が起きて崩落したはずのホテルも、
完全に戻っている。
ゴルドルフ: これは……一体……。
カドック: 何が起きたんだ……?
……いや待て。マスター。
カドック: おまえ、何を持ってるんだ?
?!
カドック: ボタンを押して、という声に思わず押したら、
こうなった……と。
ダンテ: フフ、なるほど……。
文字通りのリセットボタンという訳か……。
マシュ: そんな現象が起きるなんて……。
ダ・ヴィンチ: 今、急いで詳細を解析中だけど……。
ダ・ヴィンチ: 一種の魔術礼装……それも時間を巻き戻すとしたら、
大したものじゃないか。
…… (他20ターン)
シーン6 【スコア: 6】 [胤舜, 弁慶, 佐々木, 胤舜(知らない), ほか]
場所: 243104
胤舜: む。人外のモノか……。
弁慶: 調伏(ちょうぶく)するべきでしょうか?
我々は不得手ですが……。
胤舜: いや、人外ではあるが害はあるまい。
それに―――
胤舜: こんしぇるじゅ殿が対応している。
我々は控えていよう。
佐々木: なるほど、流石(さすが)徳が高い御坊であらせられる。
彼女の正体をご存知なのか。
胤舜(知らない): ははは、まあまあ……追々と。
ジークフリート: あそこにいるのは―――
クリームヒルト: ……ま、そういう生物もいるでしょう。
ゴリラだって実在していたんだし。
クリームヒルト: 魔術に関することだとしたら、
私たちは無関係を貫かないと。
ジークフリート: なるほど、そういうものか……。
幸い、コンシェルジュが応対している。
ジークフリート: それほど酷いことにはならないかな?
クリームヒルト: そうね……。
…… (他29ターン)
シーン7 【スコア: 5】 [ダ・ヴィンチ, カドック, ???, 岡田以蔵, ほか]
場所: 242900
1938年
?!
ダ・ヴィンチ: うん。レイシフト自体は問題ないね。
相変わらず抜群の適性だ。
ダ・ヴィンチ: 今回、適性のサーヴァントは少ないけど、
特異点自体の危険性はあまりないようだ。
ダ・ヴィンチ: 手持ちのサーヴァントを召喚するだけで、
充分戦えるだろう。
ダ・ヴィンチ: もちろん、現地にサーヴァントがいるかもだから、
その時はなるべく協力態勢を取る、ということで。
ダ・ヴィンチ: さて、特異点の原因があるのは
そのホテルのようだけど……。
?!
ダ・ヴィンチ: 時代は1938年、場所は欧州のようだ。
ダ・ヴィンチ: 東洋人は警戒されそうだから、
暗示で誤魔化すように調整しているよ。
カドック: 僕がレイシフトできれば良かったんだがな。
今回はダメみたいだ。すまん。
???: なあに。今回はわしが適性あるっちゅうことで、
呼ばれたがよ……。
岡田以蔵: この岡田以蔵に任しちょき。
大船に乗ったつもりでにゃあ!
???: や。若干不安があるぞ。オッサン。
カルデアで1、2を争うサボり魔じゃん、あんた。
…… (他10ターン)
シーン8 【スコア: 4】 [セタンタ, 東洋の客, 佐々木と呼ばれた男, マシュ, ほか]
場所: 243000
セタンタ: また胡散臭いのが……うん?
東洋の客: 佐々木殿。これが噂の仏像ですぞ。
佐々木と呼ばれた男: おお、これがかの有名な……。
マシュ: これは……。
マシュ: 今、聖杯によるものかは不明ですが、
魔力に乱れがありました。
マシュ: もしかすると……!
?!
岡田以蔵: ほうじゃろうな。
カドック: その可能性はある。
カドック: 仏像を何とかして手に入れるか、
あるいは解析できるほど接近できれば……。
カドック: ダメだな。ここからだと何かで
魔力を遮断しているようで、解析が難しい。
マシュ: はい。もしかすると、魔力を遮断するような箱に
入れているのかもしれません。
マシュ: そういう呪具であるなら、災いを怖れて封印する、
というのはごく自然な行為でしょうし……。
…… (他4ターン)
シーン9 【スコア: 4】 [ダンテ, ゴルドルフ, マシュ, カドック]
場所: 183900
ダンテ: さて……仏像の調査に向かうとするか……。
テニスコートも気になるが、ひとまず後回しだ……。
ゴルドルフ: うむ。仏像が特異点の原因であれば、
破壊か回収で、修正できるからな。
ゴルドルフ: 今は最優先で当たるべきだ。
ダンテ: ええと……あの僧侶の部屋は、と……。
ああ、ここだ……。
ダンテ: コンシェルジュのダンテです……。
フフ……少々お伺いしたいことが……。
ダンテ: ……。
……。
?!
ダンテ: 留守かな……?
いや、そんなはずは……。
マシュ: マスター、ダンテさん!
今、大幅な魔力の乱れが観測されました!
カドック: 何かマズい事態かもしれない。
ドアを開けてしまえ!
シーン10 【スコア: 4】 [胤舜, 東洋の客B, 佐々木, 弁慶, ほか]
場所: 243100
胤舜: ふーむ、これは……。
東洋の客B: うむ、これは……。
佐々木: 皆まで言ってはなりませんぞ、胤舜殿弁慶殿。
?!
胤舜: うむ! ははははは、すまん!
あまり美味しくはないな!
弁慶: うむ。これはいかん! 塩と米の味と……
恐らく水質も相性が悪いのか。
弁慶: 噛むとボロボロに崩れてしまいますな……。
佐々木: 漬物……ぴくるす、とか申しましたか。
佐々木: それと一緒に食べると……互いの良さを
打ち消し合うような……ふふ、マズいものですな……。
胤舜: ああ、まずいな!
大失敗、というやつだ!
?!
胤舜: いや、ありがとう。君が拙僧たちの我(わ)が侭(まま)に
付き合ってくれて、何より嬉しい。
弁慶: そうですな。世界は繋がっている、というのを
まざまざと思い知った限り。
佐々木: ……。
……。
…… (他23ターン)
シーン11 【スコア: 4】 [ダンテ, 岡田以蔵, セタンタ, ゴルドルフ, ほか]
場所: 243300
ダンテ: ……違ったかー……。
岡田以蔵: よういかんかったか。
セタンタ: やれやれ……。
ゴルドルフ: うーむ。その可能性もないではない、
と踏んでいたが……。
ゴルドルフ: いや結構期待していたんだけどなぁ!
カドック: となると、例の炎の精霊を捜して抑えるしかないか。
聖杯に繋がるものが、今のところはそれ以外に……。
ダンテ: フム……では今の内に、炎の精霊を捜し出すべきか……。
ゴルドルフ: うむ。他の仕事に時間を割いている余裕はないな。
特異点が修正されれば、どうせ有耶無耶(う や む や)になるのだ。
?!
ゴルドルフ: だーめーでーすー。
そら、チャキチャキと働きなさい!
ダンテ: フフ……この男の言うことは正論だし、
前回はいつ発生したかも不明だった……。
ダンテ: 発生源と時間が分かれば、聖杯を見つける
可能性も高まるだろう……フフ……。
マシュ: となると、
やはり最上階の分電室に向かうべきでしょうか。
…… (他1ターン)
シーン12 【スコア: 4】 [ダンテ, 岡田以蔵, セタンタ, マシュ, ほか]
場所: 243201
ダンテ: ……フフ……戦ってはみたものの……全く勝てない……。
岡田以蔵: 刀がまるで効かんき!
セタンタ、そっちはどうじゃ!
セタンタ: 以蔵兄、こちらもダメだ!
?!
マシュ: 聖杯のバックアップを受けているみたいです。
魔力量が圧倒的過ぎます……!
カドック: くそ。ともかく、あのイフリータが誰かに召喚されたのは、
まず間違いない!
カドック: おまけにあの強さなら、
イフリータを繋ぎ止めている誰かがいるはずだ!
カドック: ソイツを捜すしか……!
イフリータ: ……うーっ!
シーン13 【スコア: 4】 [ゴルドルフ, 全員, カドック, 岡田以蔵, ほか]
場所: 243300
ゴルドルフ: ……な……。
全員: 難問だ……!
カドック: そうだな。たった今気付いたが、
今ここにいる人間には全員不向きな質問だったな……。
岡田以蔵: 知らんわそんなもん。
セタンタ: オレに聞く?
カドック: 魔術師なんて、色恋沙汰とはまるで縁の無い……
なんかそうでもない伝説のロードとかもいるが……。
ダ・ヴィンチ: 私ももちろん、天才過ぎて縁がないからねえ。
ゴルドルフくん、何か一言。
ゴルドルフ: 継承問題を考えないといけないのに、
婚約者すら決まっていませんよ?
?!
ゴルドルフ: ははは。
忘れなさいマスター。
ダ・ヴィンチ: なるほど。つまりアテにならない。
ダンテは―――
ダンテ: フフ……ベアトリーチェに生涯の愛を捧げた、
それとは別の妻がいる私……。
ゴルドルフ: なんか最低なこと言ってるぞ!
…… (他14ターン)
シーン14 【スコア: 4】 [ジークフリート, ダンテ, 清姫, エミヤ, ほか]
場所: 243401
ジークフリート: ……む。コンシェルジュか。
先ほどの相談だが……。
?!
ジークフリート: う、うむ。
……意見がまとまった?
ジークフリート: ああ、電話で意見を送ってくれるということか。
電話機器が見当たらないが……。
ダンテ: フフ……そこは深く考えなくていいところです……。
では、よろしく……。
?!
ジークフリート: あ、ああ。
清姫: よろしいですか。愛とは、炎です。
清姫: 愛する人間が違う者に関心を移していては、
炎はくすぶり続けるだけ……。
清姫: いえ、消えてしまうかもしれません。
ですから燃やすのです。
清姫: そう! つまり浮気してたら即燃焼。
恋人一筋であれば、それはそれで燃焼。
清姫: 燃焼系恋愛こそが、この世の真実なのです。
清姫: という訳でジークフリートさん、
もしかして浮気してませんか?
清姫: もし浮気しているなら―――わたくしが、燃やしますので。
…… (他65ターン)
シーン15 【スコア: 4】 [ダ・ヴィンチ, マシュ, エレノア, ジニー, ほか]
場所: 183900
?!
ダ・ヴィンチ: エレベーターが最悪のタイミングで
昇ってしまったからね……。
マシュ: マスター、魔力増幅!
前回と波長一致、これは―――
マシュ: 聖杯と近似した何かが顕現しました!
?!
エレノア: あ、コンシェルジュさん!
見て見て、私の……親友なの!
エレノア: さ、ジニー。
ご挨拶して。
ジニー: ……ジニーよ。よろしく。
?!
カドック: 間に合わなかったか……。
だが、今すぐに抑えれば何とかなりそうだな。
ゴルドルフ: うむ。問題は……。
ダ・ヴィンチ: 抑えられるかなぁ、この状況で。
マスター君が……!
ゴルドルフ: だよね!
ジニー: ―――あなたは、敵?
?!
…… (他14ターン)
キャラクター別 セリフ・行動
イアソン
いやいや、そりゃ無茶ってモンだろ。 赤の他人だぞ、一応。
おう。しかしロクなもんじゃなかったな……。
イアソン(翻訳)
カネは準備できてないけど、 保証があれば頑張って動かしたいなあ。
イフリータ
イフリータ(?)
エミヤ
彼女が言いたいのは、つまるところ―――時と場所、 状況に応じた振る舞いをしろ、ということだろう。
戦争時にフルコースのマナーで振る舞う愚かしさと、 平常時にフルコースのマナーを守れない野蛮さ。
とはいえ、なぜかその手の問題に縁があるのも事実だ。 その経験を生かして助言させていただく。
ああ、マナーという言い方が悪かったかな。 要は……君の生き方をきちんと説明するべきだ。
よし! これで修理は完璧……とはいかないが、 少なくともすぐに壊れることはないはずだ。
エレノア
じゃあ、ダンテさんも、それから マスターさんも。
パーティーに出席してくれないかな、って……。 あの……両親がどうしてもやるって……。 ?!
うん! 12歳の誕生日もきっとこのホテルでするわ。 こんな奇跡、また起こして欲しいもの!
だって皆が魔法を見せてくれたんだもの。 だから私も、親友を紹介しないと不公平だわ!
エレノアの母
大勝負に勝って財を成したお父様に影響されたせいで、 常に一発勝負人生大逆転しか頭になかったあなたが……!
あ、ありがとうございます。ありがとうございます! 今、夫も駆けつけてくるはず―――
ねぇ、ケーキはもう準備してあるのだけど、 他の料理が届いてないの。
コンシェルジュなんでしょう? 確認していただけないかしら。
ぜ、善良? 善良なのかしら。 そうなのかしら……。
エレノアの父
えっ、でもこれは私の兄が携わったプロジェクトで、 絶対に通る。だから投資よろしくと……。
大体、人の金をあれほど使っておいて貴様……! ええい、もういい! 後悔するぞ!
無意味だからだ! 親戚(やつら)が来ない以上、 こんなホテルにいても仕方ない!
二人とも来られないだと! そんなはずがないだろう! この……恩知らずめ!
うるさい! コンシェルジュは引っ込んでろ! 舐めるなよ、この私を……!
カドック
となると、例の炎の精霊を捜して抑えるしかないか。 聖杯に繋がるものが、今のところはそれ以外に……。
逆に言えば、倒したりすることで聖杯への アプローチ手段が見つけられるかもしれない。
聖杯は相変わらず姿を現さないが…… エレノアが願いを叶える対象なのは間違いない。
サーヴァントほどじゃないが、 確実に異常といえるレベルの魔力の反応がある。
そもそも、聖杯と確定した訳じゃない。 ひとまずホテルの業務に集中しよう。
クリームヒルト
叔父様とこれは……彼の使用人だったような。 どうして知らせもせずに泊まりに来てるのよ?
……その時合わなかったらごめんなさい。 やっぱり万年筆の方が良かったかしら……。
身分がどうこうとかもっともらしいこと言ってたけど、 要するに遺産問題なのよね。
私とて、11歳の誕生日がどれほど素晴らしいかは、 理解しているつもりですから。
私が結婚するかしないかで、祖父からの遺産が どのくらい貰えるか変動するのよ。
ゴルドルフ
うむ。他の仕事に時間を割いている余裕はないな。 特異点が修正されれば、どうせ有耶無耶(う や む や)になるのだ。 ?!
そして聖杯と関連している、というならば……。 聖杯とどう関連しているのかが問題だ。
待て待て! 特異点修正が起きるはずだ。 それさえできれば……できれば……。
うむ。仏像が特異点の原因であれば、 破壊か回収で、修正できるからな。
だが聖杯顕現の予兆があったら、 直ちにそちらを優先するように! ?!
ジニー
自分が聖杯だとバレたくなかった。 だから、あなたたちは聖杯だと見抜けなかったの。
私の中にある聖杯を取り出して、 あなたたちに引き渡す。それでおしまい。
聖杯が欲しいのよね。 いいわ、もちろん。あなたたちに差し上げます。
ただ……一応伝えておくけど。 聖杯、結構リソース減ったから。
―――さて、聖杯をあげるという話ね。 あれ本当よ。
ジークフリート
ああ、ニーベルンゲンの歌の彼らと同じだよ。 もっとも俺はそんな大層な人間ではないが……。
俺が俺であるために必要だった過去も、 きっと愛してくれると……そう、信じることにする。
……それが彼女にも伝わったのだろうな。 どうもここ最近、ギクシャクして仕方がない。
彼女は見ての通り、誇り高い貴族の一人娘だ。 俺は婿として彼女の生家に来た身でね。
共に生きる、というのはやはり大変でな。 俺がビールを飲むと、彼女は顔をしかめる。
セタンタ
マシュが聖杯と言ったのも、もっともだ。 オレにもそう感じられるよ……膨大な魔力ってやつが。
なぁ。オレたち、なんでおまえが聖杯だって 見抜けなかったんだ?
とは言ってもオレも全っ然駄目だわこういうの! マスター! 頼むーーー! ?!
目の前にいるの、敵か味方か不明の サーヴァントなんですけどー!
なーに言ってんだよマスター。 オレたちはマスターの剣。
セレブな客A
ここはお祖父(じ い)様が贔屓(ひいき)にしていたホテルであり、 素晴らしいサービスを誇っていました。
しかし……残念ながら、今は従業員のモチベーションが 著しく低く、支配人も予算を切り詰めることばかり。
ハァ……もう少し審美眼(し ん び が ん)を持ってくださらない? あなたはそれでも……。
確かに、今は戦争の気配が濃厚で、 観光などに人材を割くべきではないかもしれません。
このホテルもすっかり古びてしまったわね。 子供の頃は、何もかもが新しかったのに。
セレブな客B
テニスコートの修繕を手伝っていたんだ。 ははは、テニスの前にいい汗をかいてしまった。
すまない。俺はテニスがあまり得意ではない。 君の足を引っ張るのではないか、と―――
―――遅くなったが。俺の名前はジークフリート、 彼女はクリームヒルトという。
なるほど。粗野な俺には大して違いがわからないが、 そういうものか。
う。だが困っている者を助けるのは、 それこそ貴族の義務ではないか?
ダンテ
まず、君たちの目的は聖杯を手に入れて、 特異点を修正すること……それは変わりないね……? ?!
さて、特異点ということは当然、どこかに聖杯が ある訳だが……。
この特異点の聖杯では、 私の目的は達成できないからね……。
サーヴァントとして召喚されたクラスも相まって、 結婚相手のことは……マジで覚えてない……。 ?!
フフ……それは私からの質問でもある……。 この特異点、ホテルということしかわかんない……。
ダ・ヴィンチ
そうか……微小特異点が成立した過程は不明だけど、 ともかく彼女が聖杯なのは間違いなさそうか。
それにしたって、聖杯が出てこないのはおかしい。 マシュ、あの時の魔力に何か異変はあったかい?
今回、適性のサーヴァントは少ないけど、 特異点自体の危険性はあまりないようだ。
いや、こちらでも数値を確認した。 かろうじてだけど……聖杯に該当する魔力量だ。
というと、やはりキミも聖杯に招かれた サーヴァントなのかな?
ドゥリーヨダナ
ドゥリーヨダナ(翻訳)
懐事情は苦しいし、土地はまだ取得できてないけど、 とにかくこいつを巻き込まないと。
ホテルスタッフ
そうか。ま、猫の手でも借りたいくらいだ。 おまえがいいなら、それで頼むわ。
業者が他の修理を優先したせいで、 ヒーターを後回しにしちまったらしい……!
オンシーズンでもないのに、 このボロホテルがやけに盛況だな、くらいだ。
子供が行方不明……? あー、うん。気を付けるよ。名前はエレノアだな?
コンシェルジューーー! ダンテーーー! どこに行ったんだよーーー!
マシュ
聖杯のバックアップを受けているみたいです。 魔力量が圧倒的過ぎます……!
今、聖杯によるものかは不明ですが、 魔力に乱れがありました。
―――っ! 膨大な魔力を観測! これは……聖杯です!
聖杯が顕現した!? これは……誰かが願い事を叶えたものと! ?!
マスター、ダンテさん! 今、大幅な魔力の乱れが観測されました!
メディア
特異点のホテルにいる人間及び全ての構造物の 時間をリセット……巻き戻している……。
ふむ。これで決定的ね。 先のスイッチ……回帰礼装(仮)だけど。
マスター。 レイシフトしてから今に至るまでの記憶はあるのね?
その時点でホテルと周囲の人間、全てが朝8時13分、 かつ3月1日のその時点に居た場所に揃えられるわ。
モリアーティ
特異点でたまにあるパターンだネ? サーヴァントに似た感じの人間が出てくる現象。
マスター君、トレースして欲しいのカイ? あ、やっぱりか。
簡単な話サ。見ての通り、言い争っているのは、 我々に似た性質を持つ三人だ。
我々ならば実はこう言っているという部分も 見極められるのではないカナ?
昔、私も見たような見てないような……。 今回は私がそれになったのか。
モリアーティ(翻訳)
実は繋がりそんなにないけどハッタリでいけるかァ。 いけるよネ。うんいける。
ラーマ
ああ。これ以上ないくらい最悪にな。 一度得た愛を、改めて失うほど辛いものはない。
おっとそうだな。僕から、忠告だ。 ジークフリート。君、見栄を張っているだろう。
まあ、どういう言い方にせよ。それで人間性が 保てるならば、大いに持つべきだ。
その過程で、自分が培ってきたもの全てを 捨ててしまうとは思いも寄らなかった。
察するに、君はクリームヒルトと結婚する際に、 こう誓ったのではないかな?
三人
よし、他の人間が払え! 俺(わし様)(私)は払わない!
両親
二人
仮面の男
当方は東洋美術専門の怪盗……いやコレクター、 佐々木仮面と申す者。
……ハロー。ボンジュール。 グーテンモルゲン。アロハ。 ?!
登場用語(ルビ・注釈)
| 用語 | 読み | 文脈 |
|---|---|---|
| 有耶無耶 | うやむや | うむ。他の仕事に時間を割いている余裕はないな。 特異点が修正されれば、どうせ有耶無耶(う や む や)になるのだ。 |
| 陥穽 | あな | 騙されるなマスター! 今の言葉には、明白な陥穽(あ な)があるぞ! |
| 登場人物 | キャラクター | そんな登場人物(キ ャ ラ ク タ ー)の皮を被った私もまた、 そういう性質のサーヴァントなの |
| 雪崩 | なだ | 色々な事態が一斉に雪崩(な だ)れ込んでいたからな。 また、何かあるかもしれないし……。 |
| 開口一番 | かいこういちばん | 開口一番(かいこういちばん)、不安が募るのだが……。 |
| 贔屓 | ひいき | ここはお祖父(じ い)様が贔屓(ひいき)にしていたホテルであり、 素晴らしいサービスを誇っていました。 |
| 調伏 | ちょうぶく | 調伏(ちょうぶく)するべきでしょうか? 我々は不得手ですが……。 |
| 訝 | いぶか | ぽつんと一人、私は歩き出す。 バスの運転手が、訝(いぶか)しむように私を見る。 |
| 親戚 | やつら | 無意味だからだ! 親戚(やつら)が来ない以上、 こんなホテルにいても仕方ない! |
| 蘊蓄 | うんちく | 事情は把握できた…… 私はここで……蘊蓄(うんちく)を語ればいいんだね……。 |
| 蘇 | よみがえ | 気になっていたんだが……。 人死にが出た後にリセットした場合、死者も蘇(よみがえ)るのか? |
| 胤舜 | いんしゅん | これはこれは。胤舜(いんしゅん)殿。 私のような風来坊に声を掛けていただき――― |
| 聖人君子 | せいじんくんし | ではジニー。 私は聖人君子(せいじんくんし)ではないので、一つ報酬が欲しい。 |
| 耽 | ふけ | フフ……君か……。すまない、物思いに耽(ふけ)っている内に 時間が経ってしまったようだ……。 |
| 縋 | すが | そうなれば、彼女は当然あの精霊に縋(すが)り付き、 精霊はホテルを破壊する。 |
| 素寒貧 | すかんぴん | えっ、コイツら二人とも素寒貧(す か ん ぴ ん)なの!? |
| 篤志家 | とくしか | この国の篤志家(と く し か)? 本当かよ。ちょっと慈善事業やってるツラじゃねえぞ。 |
| 箪笥 | たんす | 何、それまでは箪笥(たんす)の奥にでも しまっておくとよろしい。 |
| 竣工 | しゅんこう | えーと、1913年にホテルが竣工(しゅんこう)、 1944年にホテルは経営不振により閉鎖。 |
| 祖父 | じい | ここはお祖父(じ い)様が贔屓(ひいき)にしていたホテルであり、 素晴らしいサービスを誇って |
| 短粒種 | たんりゅうしゅ | 逆にインディカ米は手に入らないだろうから、 同じ短粒種(たんりゅうしゅ)だと思うが……。 |
| 眩 | まぶ | たった一日だが、彼と共に行った 眩(まぶ)しくも輝かしいコンシェルジュ業務……。 |
| 真摯 | しんし | あの願いは真摯(しんし)であったけれど、 同時に叶えられない願いだと思っていた気がする。 |
| 癪 | しゃく | どうする? まとめて成敗するか? 以蔵兄の言う通りにするのは癪(しゃく)だけどさー。 |
| 用意周到 | よういしゅうとう | ……フフ、用意周到(よういしゅうとう)……。 |
| 燕 | つばめ | 明日へ向かって、燕(つばめ)が如く空を翔る! |
| 煙 | けむ | 煙(けむ)に巻かれた感。 |
| 煉獄 | れんごく | 師匠となった古代ローマの詩人、ウェルギリウスと共に、 地獄、煉獄(れんごく)、そして天国を放浪します。 |
| 炎の精霊 | イフリータ | お別れよ。そもそも、私は炎の精霊(イ フ リ ー タ)。 炎が留まれば、いつかあなたに火傷させてしまうわ。 |
| 漬物 | ピクルス | ……フフ……だが、米と漬物(ピクルス)さえ手に入れば 何とかなりそうだ……。 |
| 溢 | あふ | 子供(わ た し)の願い事など、この世界に満ち溢(あふ)れている。 満ち溢(あふ)れているのに、何故か私の願い事は――― |
| 消える | しぬ | 生まれてすぐに、消える(し ぬ)ことを知覚した。 もうこの世界に、精霊や妖精の居場所は残っていない |
| 流石 | さすが | なるほど、流石(さすが)徳が高い御坊であらせられる。 彼女の正体をご存知なのか。 |
| 汝 | You | 汝(You)。 |
| 残滓 | ざんし | つまり、もっと大きな“何か”が現れて、 その残滓(ざんし)として彼らが存在しただけ、のような……。 |
| 此度 | こたび | 此度(こたび)、価格の方で少々折り合わぬ事態が起きたため、 やむを得ず非常手段を取ることにした |
| 杞憂 | きゆう | そうか……私の杞憂(きゆう)であればいいのだが……。 |
| 日本 | ヤーポン | 日本(ヤーポン)ね。いつか行ってみたいわ! ありがとう、皆さん! |
| 攫 | さら | いいえ、あれは攫(さら)われたのよ! あの……化物に! |
| 所以 | ゆえん | 究極のパーソナルサービスと言われる所以(ゆえん)だな。 今からそちら側になるんだぞ。 |
| 我 | わ | 我(わ)が侭(まま)を言わないでくれ。 |
| 従姉妹 | いとこ | バスケスとローザはね、従姉妹(い と こ)なの。 結構仲良くて……。 |
| 彷徨 | さまよ | 地獄で一人彷徨(さまよ)っていた私を 救ってくれた師匠のように……。 |
| 強面 | こわもて | 強面(こわもて)三人……いえ、二人なのですが。 いや、拙僧ギリギリ強面(こわもて)じゃないか? |
| 庇護下 | ひごか | 積み上がった苦しみと喜びは過去になり、 守るべき家族も自分の庇護下(ひ ご か)から旅立った。 |
| 庇 | かば | 両親は私を爆撃から庇(かば)って死に、 私も死にかけました。 |
| 審美眼 | しんびがん | ハァ……もう少し審美眼(し ん び が ん)を持ってくださらない? あなたはそれでも……。 |
| 宙 | ソラ | それを、願った。 天に、宙(ソラ)に、地に、訳のわからぬ何かに。 |
| 子供 | わたし | 子供(わ た し)の願い事など、この世界に満ち溢(あふ)れている。 満ち溢(あふ)れ |
| 奢 | おご | ……奢(おご)り……期待……手持ち…… 少ない……。 |
| 大事 | おおごと | これは、コンシェルジュなら誰もがやることですよ。 フフ……まあ、少しだけ……大事(おおごと)になりましたが……。 |
| 塵 | ちり | 私の友達に手を出す人間は――― 何もかも燃えて尽きて塵(ちり)と灰になってもらうわ! |
| 問答無用 | もんどうむよう | どこで何をしていようと、問答無用(もんどうむよう)にね。 |
| 呆気 | あっけ | 別れは呆気(あっけ)なかった。 その割に平気だった。 |
| 右往左往 | うおうさおう | ウム……右往左往(う お う さ お う)する従業員……。 材料が足らないレストラン……。 |
| 侭 | まま | 我(わ)が侭(まま)を言わないでくれ。 |
| 伝手 | つて | 大丈夫大丈夫。 俺は持ってないが伝手(つ て)はある。 |
| 上流階級 | ハイソサエティー | 上流階級(ハイソサエティー)の言うマナーとは、 突き詰めるとこれ以外にない。 |
| 万屋 | よろずや | ……ほほう、なるほど。 ほてるの『万屋(よろずや)』という訳ですか。 |
| 一生懸命 | いっしょうけんめい | ああして一生懸命(いっしょうけんめい)になっているのを全否定するほど、 人間は非情になれんのだよ。 |
| やり直 | リセット | ―――人生をやり直(リ セ ッ ト)しに来たの? だとしたら、スイッチはとっくにないけれど。 |
| お誕生日おめでとう | ハッピーバースデー・トゥ・ユー | お誕生日おめでとう(ハ ッ ピ ー バ ー ス デ ー ・ ト ゥ ・ ユ ー)、 お誕生日おめで |
メモ・ネタバレ要素
(このセクションは手動で補完してください)
このページはシナリオデータ(novel_text)から自動生成されました。 総シーン数: 155 / lore重要シーン: 20