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魔術師(メイガス)

分類: 身分・立場 / 別名・関連表記: メイガス、魔術使い、魔術師(コルドゥーン)、『異邦の魔術師』

この用語は何か

魔術師とは、魔術を修めた者――だが FGO の本文でこの語が指しているのは、もう少し狭い。根源の渦への到達を最終目標として掲げ、そのために家系・魔術刻印・工房という装置を代々受け継いでいく、魔術協会の側の人間である。魔術が使えるだけでは足りない。魔術を『ただ役立つもの』としか見ない者は魔術使いと呼び分けられ、逆に根源へ届いてしまった者はもう魔術師ではなく魔法使いになる。魔術師とは、その二つに挟まれた身分の名である。

英語読みのメイガスがルビとして併用される。行く先ごとに呼び名も変わり、ロシアの異聞帯では魔術師(コルドゥーン)妖精國では称号として**『異邦の魔術師』**と呼ばれる。

作中の魔術師は、ほぼ例外なく理念と実態が食い違ったものとして描かれる。ロード・エルメロイⅡ世は総本山である時計塔を「クズどもの巣」と言い捨て、ライネスは魔術師を「ほかの一切合切を売り渡したもの」と定義し、カドック・ゼムルプスは自分が三流であることを何度も自分から口にする。傲慢・独善・エゴイズムという評は、ほとんどが魔術師自身の自己申告として出てくる。

そして FGO の主人公は、魔術師ではない。マスター適性だけで召喚をこなし、魔術師の作法を後から見よう見まねで覚えていく――この一点が、第一部から奏章まで繰り返し確認される。

基本データ

項目内容
定義魔術を修め、根源の渦への到達を最終目標に掲げる者
別読みメイガス。ロシア異聞帯では魔術師(コルドゥーン)
主な所属魔術協会=時計塔(十二の君主と学科制)/アトラス院/彷徨海
継承単位家系。魔術回路と魔術刻印を世代で受け継ぐ
階位冠位(グランド)>色位(ブランド)。ほかに開位(コーズ)など
神秘の秘匿。他の魔術師の管理地には介入しない
処分封印指定。逃亡した対象は封印指定執行者が狩る
隣接語魔術使い(魔術的合理を優先しない術者)/魔法使い(根源到達者)
作中での初出特異点F 炎上汚染都市 冬木(カルデアの新人研修)

根源を目指す者 ── 目的から見た定義

魔術師が何を目指しているのかは、第一部から二部を通じて背景にとどまり、終章でようやく正面から説明される。ホームズが最終決戦の相手マリス・カルデアスの正体をマリスビリーの製造した「根源の渦のレプリカ」だと暴いたとき、その「根源の渦」とは何かをマシュが引き取って解説する。すべての事象が始まった場所であり、過去・現在・未来の結果が渦巻く座標。到達した者は世界のすべてを知り、この世にはない神秘=魔法を修得して魔法使いと呼ばれる。魔術師の定義は、この一点から逆算されている――彼らは、まだそこに届いていない者たちである。

  • 〔終天の流星雨〕マシュ —「アカシックレコードとも呼ばれる、 魔術師、いえ、魔術世界の最終目標。」「また『この世にはない』神秘……『魔法』を修得し、 魔法使いと呼ばれます。ですが……」 (この場面を読む

同じ場面で、マシュは魔術師の側から強い異議を唱える。アニムスフィアは根源の中身を必要とせず、機能だけを複製して「結果だけ」を取ろうとした。それに対してマシュは、過程こそが魔術師の目的なのだと反論する。ホームズはこれを「まっとうな学者、魔術師ならね」とだけ受け、アニムスフィアはそうではなかったと切り捨てた。魔術師の理念を最も素直に語るのが、魔術師の家に生まれていないマシュであるというねじれが、この章の性格をよく表している。

  • 〔終天の流星雨〕マシュ —「魔術師たちが『根源の渦』を目指すのは 究極の知識に触れ、真理を解くためです!」 / ホームズ —「まっとうな学者、魔術師ならね。 だがアニムスフィアは違った。」 (この場面を読む

この目的が個人の生き方をどこまで規定するかを、最も端的に示すのは奏章Ⅰのマキリ・ゾォルケンである。ペーパームーンの内部でAIとして生み出された彼は、自分を阻むものすべてを「我が根源到達の道筋を阻む他の魔術師ども」と呼び、地の文は彼を**合理の名のもとに理想だけを追う「純然たる魔術師」**と評した。目的が純粋であることと、人格が破綻していることは、この世界では両立する。

  • 〔貪欲なる礼讃/for eating〕(地の文) —「そこには合理の名の下にただ理想を追い求める、 純然たる魔術師の姿だけがあった。」 (この場面を読む

もっと日常的な言い方をしたのがライネス・エルメロイ・アーチゾルテである。パッチワーク・ロンドンで探偵役を押しつけられた彼女は、魔術師がらみの事件では動機を疑えと助言する。魔術師は動機に嘘をつけない――なぜなら、彼らは魔術のためにそれ以外を全部売り払った、余分のない生き物だからだ、と。

  • 〔第二節「おとぎの国の人探し」〕ライネス —「なぜなら、魔術師とは魔術のために、 ほかの一切合切を売り渡したものだからだ。」「余分を削りきった生命だからこそ、その動機も 自然と純粋になる。そこに魔術師は嘘をつけない。」 (この場面を読む

だからこそ、魔術師に「やめる」という選択肢は事実上ない。トラオムで主人公がカドックに「魔術師を辞めようとは思わなかった?」と尋ねたとき、彼は面食らったあと、その質問はまともな魔術師相手なら殺されてもおかしくないと警告した。人生そのものを否定する問いだからである。

  • 〔棺桶屋だけが友達なのさ〕カドック —「その質問、普通の真っ当な魔術師に言ったら、 殺されてもおかしくないからな。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 終章奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン

魔術師・魔術使い・魔法使い

三語の線引きは、作中でも一度だけ実務的に使われる。極大霊障建築A.C.L. で犯人像を組み立てるロード・エルメロイⅡ世は、相手が魔術的合理性を優先していないことを根拠に、魔術使いではありえても魔術師ではないと断じた。魔術師であるかどうかは、知識量ではなく行動原理で判定されるというのが、この推理の前提である。

  • 〔第7節 フェイスレス・レイス〕エルメロイⅡ世 —「魔術的合理性を優先しない以上、 魔術使いの可能性はあるが、魔術師ではないだろう。」 (この場面を読む

判定される側の自己申告もある。天草四郎時貞は、メディアのような神代の魔術師との差を自転車とバイクに喩えたうえで、自分は魔術使いの類だと名乗った。理由は明快で、彼は魔術を魔術として扱えず『ただ役立つもの』としか認識できない。エミヤ・オルタも新宿で自分を「不出来な魔術使い」と呼んでいる。

  • 〔世界の救済について話をしよう〕天草四郎 —「まして私はどちらかと言えば、魔術使いの類。」「魔術を魔術と考えず、『ただ役立つもの』としか 認識できないタイプです。」 (この場面を読む
  • 〔名探偵の名推理〕エミヤ・オルタ —「オレは不出来な魔術使いだが、それだけは得意でね。」 (この場面を読む

亜種特異点Ⅰでは、この語がまとまった集団を指して使われる。荒廃した新宿に残っているのは「魔術使いと殺人鬼くらい」だとホームズは言い、街のチンピラたちも魔術的な強化を受けた魔術使いとして紹介される。協会にも家系にも属さない、力だけを持った術者の総称として機能している。

  • 〔監獄グレートエスケープ〕ホームズ —「何しろ人間という人間はほぼ死に絶えたからね。 今残っているのは、魔術使いと殺人鬼くらいのものだ。」 (この場面を読む

反対側の魔法使いは、終章でマシュが述べるとおり根源到達者を指す。到達者は六人しかおらず、その六人ですら触れられただけだという。魔術師と魔法使いの落差はここで数字として示される。総論は手書きページ 魔術と魔法 を参照。

→ 章別解説: 亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿極大霊障建築A.C.L.

家系という装置 ── 血、世代、格

魔術師は一代では完成しない。ホワイトデー2019亜種聖杯戦争アレキサンダーが説明するとおり、魔術師とは力を連綿と受け継いでいく存在であり、そこでは家の歴史の長さがそのまま格になる。彼が「僕はせいぜい三百年」と言うのは、三百年では短いという意味である。

  • 〔第3節 「我が儚い命運よ!」〕アレキサンダー —「魔術師とは連綿(れんめん)と力を受け継いでいくものなんだ。 僕はせいぜい三百年。」 (この場面を読む

この物差しは第一話から働いている。特異点Fでオルガマリー・アニムスフィアが新人たちを見下すのを見て、マシュはアニムスフィアの名に敬意を払うのは百年以上の家系の魔術師だけだと説明した。同じ研修の場では、血筋を軽んじるなと憤る新入りの声も拾われている。名家と新参のあいだの格差は、カルデアの内側にそのまま持ち込まれている。

  • 〔プロローグ〕マシュ —「先輩と所長に接点はありません。アニムスフィアの名に 敬意を表すのは、百年以上の家系の魔術師だけです。」 (この場面を読む
  • 〔大橋を調べる〕新入員(男性) —「魔術師にとって血筋は最重視されるものだ、 それをないがしろにするなんて!」 (この場面を読む

家は継承の仕組みであると同時に、支配の仕組みでもある。アトランティスでゴルドルフ・ムジークがキリシュタリア・ヴォーダイムを語るとき、魔術師の家系において「父」は絶対であり恐怖の対象であると前置きされる。数百年を生きる「前時代の魔術師」たちが現役で家を握っており、若い当主候補はその前に出ることさえ難しい。キリシュタリアが例外扱いされたのは、その怪物たちに正面から意見できたからである。

  • 〔プロローグ〕ゴルドルフ —「魔術師の家系において、どれほど名門であろうと 『父』とは絶対なもの。恐怖の対象だ。」「中には数百年を生きる怪物もいる。 そんな海千山千(うみせんやません)の“前時代の魔術師”たちに、」 (この場面を読む

逆の側からは、カドックが繰り返し語る。ゼムルプス家は歴史が浅く、家伝の魔術は発展が止まっていた。トラオムの地の文はこれを「息切れしたように発展が停止した一族の魔術」と要約する。時代は術式を強固にするが、時間の流れは術式を陳腐化させる――彼自身の言葉で、家系というシステムの限界がそのまま説明されている。

  • 〔されど、復讐には届かず〕(地の文) —「歴史の浅い魔術師、 息切れしたように発展が停止した一族の魔術。」 (この場面を読む
  • 〔ゴーレムマスター〕マシュ —「……わたしも詳しくは知りませんが、 魔術師にとって一族の衰退は、それはもう悲惨らしく……。」 (この場面を読む

→ 章別解説: Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス死想顕現界域 トラオム

魔術回路と魔術刻印 ── 身体としての魔術師

魔術師の身体は、そのまま設備である。新宿のブリーフィングでダ・ヴィンチが説明するとおり、魔術を使うとは体内の魔術回路のスイッチを入れることであり、回路の質と量が術者の性能を決める。カドックが「魔術回路の量は僕の方が上だが」とシオン・エルトナムと比較するのも、この物差しによる。

  • 〔ブリーフィング〕ダ・ヴィンチ —「魔術師は魔術を使う際に、 体内の魔術回路のスイッチをオンにする。」

家に蓄積された魔術は魔術刻印として身体に刻まれ、次代へ渡される。オリュンポスで致命傷を負ったはずのキリシュタリアが生きて現れたとき、彼は理由をひとことで済ませた――魔術師には魔術刻印があるから、そう簡単に心臓は止まらない。彼の断章では、刻印が術者を半ば強制的に回復させる機構であることも地の文で説明される。

  • 〔降臨〕キリシュタリア —「魔術師には魔術刻印があるからね。 そう簡単に心臓は止まらない。」 (この場面を読む
  • 〔それは、生まれ持ったものではなく〕(地の文) —「この魔術刻印は術者が傷を負った際、 なかば強制的に術者を回復させる。」 (この場面を読む

裏返せば、魔術師を殺すには回路と刻印を狙えばよい。同じ断章で15歳のキリシュタリアを昏倒させたのは、刺客が用いた凶器――『魔術師殺し』と名高い魔術師が用いるものと同じ、魔術回路そのものを傷つける毒だった。刻印も回路も死に、自力での解毒はできなくなる。トラオムでカドックに嵌められた首輪も同じ発想で、アトラス院製のこの拘束具は、怪しい動きをすれば魔術回路を完全に破壊する。この世界で魔術師の首を絞めるとは、比喩ではなく回路を潰すことである

  • 〔断章〕(地の文) —「『魔術師殺し』と名高い魔術師が用いるものと同じ、 魔術回路そのものを傷つける毒である事を。」 (この場面を読む
  • 〔棺桶屋だけが友達なのさ〕シオン —「はいはーい。こちらアトラス院謹製、 魔術師殺しの首輪です。」 (この場面を読む

刻印は資産でもある。アトランティスでムニエルが漏らす「魔術刻印なんて売っぱらって」という泣き言は、刻印が売買可能な財産であることを示す数少ない台詞である。詳細は 魔術刻印 を参照。

  • 〔intro.5-1〕ムニエル —「こんな事なら魔術刻印なんて売っぱらって、 魔術から足を洗っておけば良かった……!」 (この場面を読む

工房と縄張り

魔術師は自分の工房を持ち、そこに術式を積む。第六特異点で工房への潜入を前にした Dr.ロマンの警告が、その基本的な性格を示している――工房とは侵入者を殺すための罠が山ほど仕掛けられた場所である。

  • 〔炎の村〕Dr.ロマン —「魔術師の工房というものは、 侵入者に対するトラップを山ほどしかけている。」 (この場面を読む

規模は術者によって大きく変わる。幕間の物語では、病死した魔術師が遺した工房が微小特異点として残り、地上と地下にまたがる図書室ごと侵入対象になった。夢幻泡影盈月では、時計塔の魔術師ドロテア・コイエットが横須賀の町そのものを己の魔術工房に造り変えていたと紅玉の書が語る。平安京では、段蔵が「一流の魔術師の工房さえ遥かに超える、神殿級」という言い方で目標の防備を報告している――工房が魔術的防御の基準単位として使われているわけである。

  • 〔思い出される物語〕ダ・ヴィンチ —「よって我々がすべきは、 その主不在の魔術師の工房に潜入し、」 (この場面を読む
  • 〔第八幕 蛇は衣を脱ぎ捨てて 鬼は再び蘇る〕紅玉の書 —「時計塔の魔術師であるあの娘は、横須賀の町 そのものを己が魔術工房へと造り変えておった。」 (この場面を読む

工房を持たない者は、そもそも魔術師と見なされない。第四特異点のヘンリー・ジキルは、自分の部屋を工房かと問われて自分は正規の魔術師ではないからここはただの自室だと答えた。工房の有無は、資格の有無とほぼ同義に扱われている。

  • 〔魔霧は嘲笑う〕ジキル —「いいや、僕は正規の魔術師じゃないから、 ここは魔術工房って訳じゃない。ただの自室だよ。」 (この場面を読む

そして工房のまわりには縄張りがある。ジェロニモの幕間では、ロンドンの片隅で生贄の儀式を準備していた魔術師が「ここは私の縄張りだぞ」と抗議する。ジェロニモの返しがこの掟をよく説明していて――他の魔術師なら成果を横取りこそすれ、邪魔はしない。彼が介入したのは、魔術師としての人格ができていないからだ、と本人が言う。

  • 〔ジェロニモ・イン・ロンドン〕ジェロニモ —「他の魔術師であれば、儀式の成果を横取りこそすれ、 邪魔はしなかったはずだ。」「人倫にもとる行為を見逃すほど、 魔術師としての人格ができていないのだ。」 (この場面を読む

神秘の秘匿という掟

魔術師は隠れて生きる。克螺旋境界式 オガワハイムで Dr.ロマンが述べるとおり、二十世紀以後の魔術師にとって工房を世間の目から隠すのは常識である。奏章Ⅱでダ・ヴィンチが、西暦以降の魔術師の多くは「歴史に名を残すような立場を避ける」と言うのも同じ掟の裏返しで、有名になること自体が失格に近い。

  • 〔一階 二号室〕Dr.ロマン —「世間の目から逃れるために研究施設……魔術工房を 隠すのは二十世紀以後の魔術師にとっては常識だ。」 (この場面を読む
  • 〔東京/責務の呼び声 caseⅡ〕ダ・ヴィンチ —「普通、西暦以降の魔術師たちの多くは、 歴史に名を残すような立場を避けるんだけど……」 (この場面を読む

秘匿は思想ではなく実務でもある。幕間の物語には、事件に巻き込まれた一般人について「派遣された魔術師により、記憶が消されるのか」と地の文が淡々と述べる場面があり、記憶処理を担当する魔術師が実在する運用として書かれている。ジェロニモも、助けた子供たちには軽い暗示をかけて何もかも忘れさせて帰す。中途半端に喋られて魔術師の介入を招くのはよろしくない、というのがその理由である。

  • 〔魂の灯火について〕(地の文) —「派遣された魔術師により、記憶が消されるのか。 あるいはこのまま覚えているのか。」 (この場面を読む

なぜ隠すのか。第五特異点で Dr.ロマンが漏らす一言が、魔術師側の理屈をいちばん短く示している――大量生産は神秘の価値を落としてしまう。神秘は広まるほど薄まる資源であり、秘匿はその価値を守る行為でもある。詳細は 魔術世界の秘匿 を参照。

  • 〔ラーマは戦場へ行った〕Dr.ロマン —「ボクら魔術師としては困りものですが。 大量生産は神秘の価値を落としてしまうからね。」 (この場面を読む

封印指定と、封印指定執行者

危険な、あるいは貴重すぎる魔術師には封印指定が下される。アトランティスでゴルドルフが噛み砕いた説明が作中で最も詳しい。要するに協会からの『興味深いのでとりあえず監禁or標本にするね?』という通告であり、協会においては最大の名誉だが、指定された当人にとっては迷惑この上ない。研究好きの当人にしてみれば、封印されればそれ以上研究できないからである。だから指定を受けた魔術師は雲隠れし、協会と袂を分かつのが常になる。

  • 〔流星の如く煌めかん〕ゴルドルフ —「協会においては最大の名誉だが、 指定された当人にとっては迷惑なコトこの上ない。」「結論として、『封印指定』された魔術師はその時点で 雲隠れし、協会とは袂(たもと)を分かつのが常だが……」 (この場面を読む

逃げた者を狩る側の説明は、バレンタイン2022バゼット・フラガ・マクレミッツが担当する。封印指定執行者――依頼に感情を持ち込まず、狩人として対象の魔術師を狩る。捕らえられた魔術師は永久に「封印(ほぞん)」される。彼女は自分が何人を狩ってきたか数えていない。

  • 〔第4節 おもてなしの女神〕バゼット —「封印指定執行者……そう呼ばれる 魔術師の事をご存知ですか。」「受けた依頼に感情を持ち込む事なく、 ただ、狩人として対象の魔術師を狩る……」 (この場面を読む
  • 〔第7節 与える者、奪う者〕バゼット —「その魔術師は、永久に『封印(ほぞん)』される事となる。」 (この場面を読む

封印指定は、魔術師たちの日常会話にも脅し文句として出てくる。幕間の物語でホームズは、正体不明の呪殺事件の下手人を時計塔の落ちこぼれか、「或いは真逆で、封印指定の魔術師の仕業」かと両極端で見積もる。第六特異点?ではエルメロイⅡ世が、目立ちすぎる能力を口にした相手を、封印指定なり抑止力なりで真っ先に世界から排除されるようなスキルを想定するなと叱りつけた。詳細は 封印指定 を参照。

  • 〔失われた時を想って〕ホームズ —「おおかた時計塔の落ちこぼれあたり、 或いは真逆で、封印指定の魔術師の仕業なのだろう。」 (この場面を読む
  • 〔第四幕 ロック・ストック〕エルメロイⅡ世 —「魔術師たる身でありながら、封印指定なり抑止力なりで 真っ先に世界から排除されるようなスキルを想定するな。」 (この場面を読む

時計塔 ── 十二の君主、学科、冠位と色位

魔術師の総本山である時計塔がどんな場所かは、そこの君主であるエルメロイⅡ世本人が最も辛辣に語る。パッチワーク・ロンドンで塔を指差した彼は、それを魔術師が誇る知識の精髄、妄執がつくりあげた白亜の塔と呼び、続けて中身を「ほとんどが権力抗争に熱を上げる、クズどもの巣」と切り捨てた。十二の君主とそれに連なる魔術師が毎夜のごとく陰謀と抗争を繰り返す魔窟であり、君主になれば周囲の九割が敵かスパイになる。決闘が塔から奨励されているため、戦闘能力は魔術師の基本技能であるとも彼は言う。

  • 〔第一節「魔術師の弟子」〕エルメロイⅡ世 —「もちろん、時計塔だとも。 魔術師が誇る知識の精髄、妄執がつくりあげた白亜の塔。」「根源を求めるとか言いながら、 ほとんどが権力抗争に熱を上げる、クズどもの巣さ。」 (この場面を読む
  • 〔第一節「魔術師の弟子」〕エルメロイⅡ世 —「戦闘能力は魔術師としては基本だとも。 なにしろ決闘を時計塔が奨励してるぐらいだからね。」 (この場面を読む

なぜ根源の探究者が権力を欲しがるのか。ライネスの説明は身も蓋もない――探究するからこそ、大きな権力を必要とする。ただし、そのうち相当数が権力そのものに取り憑かれる、とも付け加える。

  • 〔第七節「王の記憶」〕ライネス —「そういうことさ。たとえ根源を探求する魔術師だろうが、 むしろだからこそ、大きな権力を必要とする。」「とはいえ、時計塔でもかなりの魔術師が 権力そのものに取り憑かれたりするんだがね。」 (この場面を読む

塔の内部構造は、Lostbelt No.7 でカドックがデイビットの出自を追う場面でまとめて開示される。学科は『動物科』『伝承科』『植物科』『天体科』『創造科』『呪詛科』『考古学科』『法政科』、そして200年前に新設された『現代魔術科』。魔術協会とは**人類史そのものを一つの伝承として捉え、これを発展させてきた組織であり、だからこそ神話や天使・悪魔の知識は魔術師の一般常識にすぎない。そこであえて「伝承」を名乗る伝承科は、常識を超えた人類の脅威**を発見・調査・隔離するための学科である。

  • 〔第四冥界ヤヤウキ〕カドック —「魔術協会とは『人類史そのものを一つの伝承』と して捉え、これを発展させてきた組織だ。」「すなわち、『人類の脅威』。 これを発見、調査、保管するのが『伝承科』だ。」 (この場面を読む

同じ章の冒頭では、階位の頂点も説明される。冠位(グランド)の魔術師は魔術世界における頂点であり、ひとりで一国に匹敵する怪物。その一段下の色位(ブランド)でも冠位に並ぶ天才とされる。16世紀、冠位の魔術師アステアが色位六人を率いて南米へ踏み込み、生きて戻ったのは彼ひとりだった――そのアステアも衆人環視のなかで生きながら水晶になった。事件を受けて時計塔の学院長はこの怪物を『ORT』と名づけて発表し、以後その一帯は人類が踏み入ってはならない魔境として知れ渡ることになる。なお、上位でない階位も存在し、パッチワーク・ロンドンでエルメロイⅡ世は**開位(コーズ)を「自分の魔道を確立したものの階位」**と説明している。

  • 〔オープニング〕カドック —「冠位の魔術師は魔術世界における頂点。 ひとりで一国に匹敵する怪物だ。」「魔術師の名はアステア。 当時の時計塔十二君主のひとり。」 (この場面を読む
  • 〔第一節「魔術師の弟子」〕エルメロイⅡ世 —「開位(コーズ)は上位でこそないが、 自分の魔道を確立したものの階位だぞ!」 (この場面を読む

時計塔の外部にも学派はある。アトラス院は第六特異点でホームズが「魔術回路の乏(とぼ)しい学徒たち」と紹介する集団で、錬金術と計算を武器にする。シオンやカドックの言い分では、その常識は時計塔とは別物である。詳細は 時計塔魔術協会 を参照。

  • 〔秘匿の研究〕ホームズ —「彼らは魔術師でありながら、 魔術回路の乏(とぼ)しい学徒たちだったと聞く。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドンLostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン ── 魔術協会が死んだ章

魔術師という職業が集団として画面に出てくるのは、この章が最初である。1888年のロンドンに降りたカルデアは、まず魔術協会そのものが壊滅しているという事実に突き当たる。アンデルセンは時計塔を、西暦以後の魔術師たちにとって「中心とも言える巨大学院」だと説明したうえで、瓦礫でも構わないから資料庫へ連れて行けと要求した。潜った先――クエスト名がそのまま「死せる魔術協会」――では、Dr.ロマンが生き残りの魔術師さえいないと報告する。魔霧計画は都市を殺す前に、まず魔術師の総本山を潰していた

  • 〔もうひとつの謎〕アンデルセン —「その通り。西暦以後、魔術師たちにとって 中心とも言える巨大学院―――魔術協会、時計塔だ。」 (この場面を読む
  • 〔死せる魔術協会〕Dr.ロマン —「どうも、念入りに破壊された節があるな。 実際のところ、生き残りの魔術師さえいないんだ。」 (この場面を読む

代わりに前面に出るのが、個人としての魔術師である。この章の敵は魔術師P・B・Mというイニシャルだけで呼ばれ、正体はそれぞれパラケルスス、バベッジ、マキリ・ゾォルケンだった。マキリは自分を「英国全土の浸食を目指す、ひとりの魔術師」と名乗り、パラケルススは自らを「非道にして悪逆の魔術師」と規定して、悪逆の魔術師は英雄に倒されるべきだと望んだ。魔術師という語がそのまま役柄の名前になっているのがこの章の特徴である。

  • 〔アングルボダ〕マキリ —「この時代―――第四の特異点を完全破壊するため、 魔霧による英国全土の浸食を目指す、ひとりの魔術師だ。」 (この場面を読む
  • 〔ヘルタースケルター〕「P」 —「悪逆の魔術師は英雄に倒される。 それは、私の望む回答のひとつでもある。」 (この場面を読む

同時にこの章は、魔術師と科学者の境界を扱う唯一の場面を持つ。ヘンリー・ジキルは自分を科学者と名乗り、正式な魔術師ではないが霊薬調合の心得はあると言う。マシュがフランケンシュタイン博士のモデルは実在の魔術師だったと述べたとき、主人公が「科学者と魔術師はそんなに違う?」と問い返す。マシュは本来相反する技術だと答えるが、Dr.ロマンは例外は何にでもあると引き取り、高名な科学者・化学者として知られる人物が魔術師だった例は結構あると補足した――その場にいるダ・ヴィンチがまさにそれである。

  • 〔魔霧は嘲笑う〕Dr.ロマン —「高名な科学者、化学者、学者として知られる人間が 魔術師であった例は結構あるよ。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン

第二特異点 永続狂気帝国 セプテム ── 宮廷魔術師という役職

古代ローマには魔術協会も時計塔もない。この章で「魔術師」は制度名ではなく王に仕える職名として使われる。カルデアは自分たちを名乗るのに苦労し、Dr.ロマンは「魔術師とその弟子たち」と説明して押し通した。以後ネロ・クラウディウスは、通信越しのロマンを一貫して「姿の見えぬ魔術師殿」と呼ぶ。あまりに便利なので宮廷魔術師に召し抱えることも考えようとまで言い出す。

  • 〔永遠の都〕Dr.ロマン —「ボクたちの事は魔術師とその弟子たち、と 覚えてさえいただければ結構です。」 (この場面を読む
  • 〔いざガリアへ〕ネロ —「余の斥候よりも早いとは。 良ければ、宮廷魔術師に召し抱えることも考えよう。」 (この場面を読む

その宮廷魔術師の椅子には、すでに別の人物が座っている。カエサルは聖杯の所在を「宮廷魔術師を務める男が所有している」と教え、王宮に踏み込んだ一行がそこで見たのは、金杯を携えたレフ・ライノール・フラウロスだった。Dr.ロマンの皮肉が、この章における「魔術師」の二重性を締めくくる――現代の裏切り者が、古代の役職名に収まっていた

  • 〔ガリアを取り戻せ!〕カエサル —「聖杯なるものは、我が連合帝国首都の城に在る。 正確には、宮廷魔術師を務める男が所有しているな。」 (この場面を読む
  • 〔皇帝〕Dr.ロマン —「宮廷魔術師が王の危急をあえて見過ごすとはね。 すっかり裏切りが板に付いたんじゃないか、レフ教授?」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第二特異点 永続狂気帝国 セプテム

カルデア ── 魔術師でできた組織

カルデアは魔術師の職場である。特異点Fの新人研修でオルガマリー・アニムスフィアは、集められた適性者たちが魔術と科学を融合させた「最新の魔術師に生まれ変わる」のだと宣言し、協会から派遣されてきた者に学生気分を捨てるよう釘を刺した。魔術協会からの出向者で構成された研究機関というのが、この組織の出発点である。

  • 〔大橋を調べる〕オルガマリー —「あなたたちは今まで前例のない、魔術と科学を 融合させた最新の魔術師に生まれ変わるのです。」「特に協会から派遣されてきた魔術師は学生意識が 抜けきっていないようですが、すぐに改めるように。」 (この場面を読む

内訳は Lostbelt No.7 で明かされる。創設者マリスビリー・アニムスフィアが天体科の君主だったため、カルデアの魔術師は天体科出身が八割、残り二割がスカウトという構成になっている。Aチームのリーダーだったキリシュタリアは天体科の天才、その好敵手デイビットは伝承科の出身、ゴルドルフは法政科――こうして人事のすべてが時計塔の学科図に対応づけられる。

  • 〔第四冥界ヤヤウキ〕カドック —「自然、カルデアにいる魔術師は天体科の出身になる。 天体科8割、ほか、スカウトされたのが2割、だな。」 (この場面を読む

そのAチームに、マリスビリーは最初から別の役割を与えていた。宇宙樹の回想で彼はデイビットに告げる――来たるべき人理修復において、Aチームの魔術師はマスターではない。君たちは秘匿者(クリプター)だ。Lostbelt No.1 でカドックが異聞帯を担当する「魔術師(クリプター)の一人だ」と名乗るとき、その「魔術師」の表記にはクリプターのルビが振られている。この物語における魔術師の裏の顔が、そのまま第二部の敵役の名になった

  • 〔宇宙樹〕マリスビリー —「来たるべき特異点での人理修復において、 Aチームの魔術師はマスターではない。」「君たちは秘匿者(クリプター)だ。 それを心に留めてもらえるかな?」 (この場面を読む
  • 〔マン・オブ・ザ・グレイ〕カドック —「僕の名はカドック・ゼムルプス。 この異聞帯(ロストベルト)を担当する、魔術師(クリプター)の一人だ。」 (この場面を読む

第二部後半のカルデアは、生き残った魔術師を数えながら戦うことになる。屍者の王国でゴルドルフが人員を並べる場面――戦闘派魔術師カドック・ゼムルプス、アトラス院の超エリート、そして理性派魔術師ゴルドルフ・ムジーク――は、この組織に残った魔術師が実質三人であることを示している。

  • 〔屍者の王国〕ゴルドルフ —「対獣魔術の達人、前線に出る事に慣れている 戦闘派魔術師カドック・ゼムルプスと、」「作戦指揮の達人、司令部で檄を飛ばす 理性派魔術師ゴルドルフ・ムジーク、」 (この場面を読む

魔術師の典型像は、この三人の口からいちばん多く語られる。ゴルドルフは魔術師を「基本的に傲慢、何でもかんでも自分の思い通りになる」と要約し、しかも一流であるほどそうだと言う。カドックは魔術師を多かれ少なかれ「エゴイズムの塊だ」と言い、そのうえでキリシュタリアが名誉も特権も投げ捨てたことを魔術師として信じられないと評した。魔術師の自己像は、たいてい自嘲の形をとる

  • 〔ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの出立〕ゴルドルフ —「魔術師というのは、 基本的に傲慢、何でもかんでも自分の思い通りになる。」 (この場面を読む
  • 〔そして、あなたたちは応報を見る〕カドック —「魔術師なんてのは多かれ少なかれ、 エゴイズムの塊だ。」「魔術師としての才能や技術より、 なによりその精神性が、僕には信じられない。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 特異点F 炎上汚染都市 冬木Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

「魔術師ではないマスター」という例外

主人公は最初から資格外である。特異点Fでオルガマリーは、主人公がマスターになっている事実に「サーヴァントと契約できるのは一流の魔術師だけ」と叫ぶ。以後この齟齬は解消されないまま、むしろ物語の芯として扱われ続ける。トラオムでカドックが魔術師らしい所作を見せたとき、それを解説するダ・ヴィンチの一言が最も正確である――マスター適性があっても、魔術師という訳ではなかった

  • 〔霊脈地へ〕オルガマリー —「なんでマスターになっているの!? サーヴァントと契約できるのは一流の魔術師だけ!」 (この場面を読む
  • 〔棺桶屋だけが友達なのさ〕ダ・ヴィンチ —「マスター適性があっても 魔術師という訳じゃなかったからね……。」 (この場面を読む

同じ判定は、立場の違う人物から繰り返される。Dr.ロマンは「マスター君は魔術師じゃないからね」と言い、ゴルドルフは「根は魔術師ならぬ一般市民だ」と評し、第六特異点?のサンは会話が噛み合わないことに気づいて「お前、元々魔術師ですらないのか?」と確認する。主人公が魔術師でないことは、章をまたいで一貫している数少ない設定である

  • 〔一階 二号室〕Dr.ロマン —「マスター君は魔術師じゃないからね。 そこは魔術協会のエリートたちとは違うのさ。」 (この場面を読む
  • 〔オープニング〕ゴルドルフ —「マスターは歴戦のマスターではあるが、 根は魔術師ならぬ一般市民だ。」 (この場面を読む
  • 〔第二幕 獅子の名は~PART2~〕サン —「もしやとは思ったが…… お前、元々魔術師ですらないのか?」 (この場面を読む

それでも、外から見れば主人公は魔術師である。ベディヴィエールは「魔術師(メイガス)殿」と呼びかけ、ネロは「姿の見えぬ魔術師殿」の弟子として扱い、モルガンは「カルデアの魔術師、マスター」と名指しする。ベリル・ガットの評価が両者の関係を整理していて――魔術師としてはともかく、マスターとしては一流。この二つの物差しが別物であることが、ここで明言される。

  • 〔敗走(1/2)〕ベディヴィエール —「魔術師(メイガス)殿。貴方の推察通り、 私は単身で聖都に入るため、正体を隠していました。」 (この場面を読む
  • 〔決戦前夜(Ⅰ)〕ベリル —「魔術師としてはともかく、 マスターとしては一流だろうよ。」 (この場面を読む

そして主人公は、魔術師の作法を後から身につけていく。トラオムでカドックは、握手を求められたら断れと教えた――手には情報が多すぎるから。Lostbelt No.7 の冒頭で見知らぬ男に握手を求められたとき、主人公の地の文はこの教えをそのまま繰り返して断っている。魔術師でない人間が、魔術師の身振りだけを学習していくという、この語をめぐる最も細やかな描写である。

  • 〔棺桶屋だけが友達なのさ〕カドック —「仮にも魔術師なら迂闊に手を預けるな。 手には情報が多すぎる。」 (この場面を読む
  • 〔黄金樹海〕(地の文) —「『魔術師なら、迂闊に手を預けない』。」 (この場面を読む

Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ ── 『異邦の魔術師』

この語がいちばん多く出てくる章では、意味が入れ替わっている。妖精國に降りた主人公は、氏族にも予言にも属さない存在として**『異邦の魔術師』**という称号で呼ばれる。妖精騎士ガウェインは名前を知らないまま護送対象をこう呼び、モルガンは玉座から同じ呼び名で迎え、ノクナレアもオーロラもバーゲストも、最後まで主人公をこの称号で扱った。本来は「魔術師ではない」はずの主人公が、章のあいだじゅう魔術師として名指しされ続けるのがこの章である。

  • 〔キャメロット〕妖精騎士ガウェイン —「名を聞こう、『異邦の魔術師』。 私はガウェインだ。」 (この場面を読む
  • 〔キャメロット〕妖精騎士ガウェイン —「おまえは同行してよい。 人間である『異邦の魔術師』には助言者が必要だ。」 (この場面を読む

なぜ「魔術師」なのか。ルルハワのイベントでランスロットが答えを言っている――妖精に魔術師がいないのは、そもそも『魔術』という学問が必要ないから。妖精は生まれつき力を持っており、学んで積み上げる必要がない。だから魔術を学問として修めた人間は、妖精から見れば分類不能な珍種であり、それがそのまま称号になる。エディンバラで賢人グリムが、北軍には魔術師がいないと見て取り、兵士の盾にルーンを刻んで回るのも、この欠落を突いた策である。

  • 〔5.夜の森に雨の降る〕ランスロット —「妖精に魔術師がいないのは、 そもそも『魔術』という学問が必要ないからだ。」 (この場面を読む

例外はいる。モルガンは決戦の場で主人公を「カルデアの魔術師、マスター」と呼び、自分が倒されたあとに同型の分身が降りてくることを魔術師であれば自分と同等の分身などいかようにも作り出せると説明する――つまり彼女は、自分を魔術師の側に数えている。

  • 〔モルガン〕モルガン —「予言の子アルトリア。 カルデアの魔術師、マスター。」 (この場面を読む
  • 〔モルガン〕モルガン —「魔術師であれば“自分と同等の分身”など いかようにも作り出せる。」 (この場面を読む

もうひとりの例外がアルトリア・キャスターである。彼女はティンタジェルで『選定の杖』から聞こえる声――マーリン――に弟子入りし、そこから魔術師としての道を歩むことになった。妖精でありながら学んで身につけた術者であり、だからこそ「予言の子」でありながら「強力な魔術師」とも紹介される。ランスロットの言う「妖精に魔術師がいない」は、教える者がいなかっただけでもある、と読める配置になっている。

  • 〔星の生まれる刻〕(地の文) —「これをきっかけに、わたしは魔術師としての道を 歩むことになりました。」 / マーリン —「私はマーリン。花の魔術師マーリン。」 (この場面を読む

この章はまた、魔術協会における『魔女』の定義という設定を単独で持っている。ベリル・ガットの過去を語る地の文によれば、協会にとって『魔女』とは「女の魔術師」の意味ではなく、人間とは違う生き物のことである。呪い・薬物を扱う『植物科(ユミナ)』の創立者にして第一魔法の成立に関わった超自然的存在であり、いまはもう協会に在籍していない。大地に還り、過去に還り、第一に加わった者たちの転身は畏敬をもって語られるが、在り方を捨てて文明社会に埋没し「人間」に落ちた魔女には、畏敬も憐れみも与えられない。どれほどの魔術を持っていても、彼女たちを人と認める魔術師はいない――ベリルの母は、その落ちた魔女だった。

  • 〔ある予言〕(地の文) —「魔術協会において、『魔女』というカテゴリーは “女の魔術師”という意味ではない。」「たとえどれほどの魔術・神秘を有していようと、 彼女たちを人と認める魔術師はいない。」 (この場面を読む
  • 〔ある予言〕(地の文) —「ベリル・ガットは魔術師ではあったが、 本業は殺しであり、生き甲斐も殺しだった。」 (この場面を読む

→ 章別解説: Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ

サーヴァントとしての魔術師 ── キャスターと冠位

英霊の側にも魔術師はいる。クラス名の「魔術師」にはキャスターのルビが振られ、Lostbelt No.4 でゴルドルフがクラス特性を説明するとき、キャスターは優れた魔術師であることが多いが、戦闘力を売りにしたクラスではないとまとめる。優れた魔術師が優れた戦士とは限らない、という但し書き付きである。ダ・ヴィンチはさらに、キャスターの内訳が純魔術師・魔女・錬金術師・発明家とばらばらであることを指摘した。「魔術師」はクラスの中身を保証しない

  • 〔神の将〕ゴルドルフ —「一方、キャスターは……優れた魔術師である事が多いが、 けっして戦闘力を売りにしたクラスではない。」「優れた魔術師が優れた戦士とは限らんからな。」 (この場面を読む

生身の魔術師とサーヴァントの格差は、オリュンポスでホームズが数字を出さずに断言している――余程の例外を除いて、魔術師が英霊に勝てる道理はない。その例外がキリシュタリアであり、彼が惑星を直列させて巨大な魔術回路にしていたと知ったダ・ヴィンチは、人類史上もっとも大きな魔術回路を用意できる魔術師と評した。魔術師が英霊を圧倒するには、そこまでやる必要がある。

  • 〔流星の如く煌めかん〕ホームズ —「余程の例外を除いて、魔術師が英雄としての功績を 積み上げてきたサーヴァントに勝てる道理はない。」 (この場面を読む

逆方向の稀少例もある。バレンタイン2022 でマナナン・マクリールがバゼットに言うとおり、一介の魔術師が英霊になれる筈がない――にもかかわらず彼女は英霊としてそこにいる。クー・フーリンの幕間では、自分がキャスターとして現界した理由が整理される。ケルトの魔術師といえば普通はドルイドだが、自分が使うのは北欧起源のルーンであり、それでも「魔術師の姿になるにあたって」ケルトの姿を得た、という説明である。

  • 〔第4節 おもてなしの女神〕マナナン —「あなたも考えた事があるでしょう。 一介の魔術師が英霊になれる筈がない、と。」 (この場面を読む

頂点は冠位である。第五特異点でダ・ヴィンチは魔術王への対処を語る文脈で、グランドキャスターを「魔術師の中の魔術師」と呼んだ。その席に本来座るはずだったソロモンは、オーディール・コールの戦闘で「あらゆる魔術師の頂点に立つ者」と名乗る。直前まで話者表記はロマニ・アーキマンで、「最強の魔術師とはどのようなものか」という前口上を挟んで、名乗りとともにソロモンへ切り替わる。終章ではさらに、この冠位が制度でもあることが判明する――ソロモンの願いは**冠位指定**として残り、一握りの魔術師たちに命題として伝わった。シオンはこれを「魔術師において絶対のもの」と呼んでいる。

  • 〔ブリーフィング〕ダ・ヴィンチ —「魔術王の対処、だろ? グランドキャスター、魔術師の中の魔術師ときた。」
  • 〔終章_序 ダイジェスト〕ロマニ・アーキマン —「最強の魔術師とはどのようなものか――― ここで身を以(もっ)て教えよう。」 / ソロモン —「我が名はソロモン。 あらゆる魔術師の頂点に立つ者!」 (この場面を読む
  • 〔原初特異点 冬木〕ソロモン —「私の死後、その願いは冠位指定として残り、 一握りの魔術師たちに命題として伝わった。」 (この場面を読む

→ 関連: 冠位(グランドクラス)サーヴァントクラス

読み取れる設定

  • 目的(確定): 魔術師の最終目標は根源の渦(アカシックレコード)への到達。終章でマシュは「魔術師たちが『根源の渦』を目指すのは」「究極の知識に触れ、真理を解くためです!」と述べる。到達者は魔法使いと呼ばれ、その数は六人。
  • 定義(確定): ライネスは「なぜなら、魔術師とは魔術のために、」「ほかの一切合切を売り渡したものだからだ。」と定義し、そのため動機に嘘がつけない存在だとする。
  • 魔術使いとの区別(確定): エルメロイⅡ世は「魔術的合理性を優先しない以上、」「魔術使いの可能性はあるが、魔術師ではないだろう。」と、行動原理を判定基準に置く。天草四郎は自らを「魔術を魔術と考えず、『ただ役立つもの』としか」認識できない魔術使いと自認する。
  • 継承(確定): 家系として世代を重ねる。「魔術師とは連綿(れんめん)と力を受け継いでいくものなんだ。」(アレキサンダー)。家の歴史の長さが格になり、百年未満の家はアニムスフィアに敬意を払われない(マシュ)。
  • 家父長制(確定): 「魔術師の家系において、どれほど名門であろうと」「『父』とは絶対なもの。恐怖の対象だ。」(ゴルドルフ)。数百年を生きる「前時代の魔術師」が現役で家を握る。
  • 身体(確定): 魔術回路が術の器官であり、魔術刻印が家の魔術を身体に保持する。刻印は術者を強制回復させる(オリュンポス・地の文)。逆に回路と刻印を狙う毒・拘束具が「魔術師殺し」として存在する。
  • 工房(確定): 魔術師は侵入者用の罠を張った工房を構える(Dr.ロマン)。規模は自室から町ひとつ(横須賀/ドロテア・コイエット)まで幅がある。工房を持たない者は「正規の魔術師じゃない」と自認する(ジキル)。
  • 縄張り(確定): 他の魔術師の儀式には「他の魔術師であれば、儀式の成果を横取りこそすれ、」「邪魔はしなかったはずだ。」(ジェロニモ)。介入は掟破りとして扱われる。
  • 秘匿(確定): 工房を隠すのは「二十世紀以後の魔術師にとっては常識」(Dr.ロマン)、歴史に名を残す立場は避ける(ダ・ヴィンチ)。目撃した一般人には派遣された魔術師が記憶処理を行う。神秘は「大量生産は神秘の価値を落としてしまう」(Dr.ロマン)ため秘される。
  • 封印指定(確定): 協会からの「監禁or標本」通告。名誉であると同時に研究の停止を意味するため、指定された魔術師は雲隠れするのが常(ゴルドルフ)。協会への貢献と引き換えに解除される例もある。逃亡者は封印指定執行者が狩り、対象は永久に「封印(ほぞん)」される(バゼット)。
  • 組織(確定): 魔術協会=時計塔は十二の君主と学科制で運営される。学科は『動物科』『伝承科』『植物科』『天体科』『創造科』『呪詛科』『考古学科』『法政科』、および200年前新設の『現代魔術科』(カドック)。決闘が奨励されるため戦闘能力は基本技能(エルメロイⅡ世)。時計塔外にはアトラス院・彷徨海がある。
  • 階位(確定): 冠位(グランド)>色位(ブランド)。冠位は「ひとりで一国に匹敵する怪物」(カドック)。開位(コーズ)は「自分の魔道を確立したものの階位」(エルメロイⅡ世)。冠位指定はソロモンの願いが制度化したもので「魔術師において絶対のもの」(シオン)。
  • サーヴァントとの格差(確定): 「余程の例外を除いて、魔術師が英雄としての功績を」「積み上げてきたサーヴァントに勝てる道理はない。」(ホームズ)。例外はキリシュタリアのように惑星規模の魔術回路を用意した場合。
  • キャスター(確定): クラス名の魔術師(キャスター)は優れた魔術師であることが多いが、戦闘力を売りにしたクラスではない(ゴルドルフ)。純魔術師・魔女・錬金術師・発明家が混在する(ダ・ヴィンチ)。
  • 『魔女』(確定): 魔術協会において『魔女』は「女の魔術師」の意味ではなく、人間とは違う生き物のカテゴリー。『植物科(ユミナ)』の創立者にして第一魔法の成立に関わる。人間に落ちた魔女は「醜い廃棄物」と扱われる(LB6・地の文)。
  • 主人公(確定): マスター適性はあるが魔術師ではない。「マスター適性があっても」「魔術師という訳じゃなかったからね……。」(ダ・ヴィンチ)。ベリルは「魔術師としてはともかく、」「マスターとしては一流だろうよ。」と、二つの物差しを分ける。
  • 【推測】終局特異点で Dr.ロマンが語る「そう扱われたひとりの魔術師の魔術回路を取り出し、」「システムの基盤にしたものだった。」は、魔術師が装置の部品として扱われうることを示すが、その手法が一般的なものかどうかは本文に記述がない。
  • 【推測】ゴルドルフによる生活面の描写(食事・賭博・礼儀作法など)はイベント由来のものが多く、体系的な設定として提示されているわけではない。

揺れ・矛盾

  • 「魔術師」の語が二重に使われる: 協会に属する身分としての用法と、単に術を使う者を指す一般名詞としての用法が混在する。ローマの「宮廷魔術師」、ロシア異聞帯の「魔術師(コルドゥーン)」、クラス名「魔術師(キャスター)」はいずれも後者で、時計塔とは無関係である。本ページでは前者を軸に整理しているが、原文では両者が区別なく並ぶ。
  • 主人公の呼称が一定しない: Dr.ロマン・ダ・ヴィンチ・ゴルドルフは一貫して「魔術師ではない」と説明するのに対し、ベディヴィエールは「魔術師(メイガス)殿」、ネロは「姿の見えぬ魔術師殿」、モルガンは「カルデアの魔術師」と呼ぶ。外部からは魔術師として扱われ、内部では否定されるという状態が最後まで解消されない。Lostbelt No.4 でマシュが「そのご活躍はA級魔術師の方にもひけをとらないのです。」と述べるのも、資格ではなく実績の話に読み替えている。
  • 「魔術師らしさ」が自嘲としてしか語られない: ゴルドルフは自らを「冷徹で冷血な魔術師である私」と称するが、その言動は情に厚いものとして描かれる。カドックは「魔術師としては三流」と繰り返し、エルメロイⅡ世も妹から「本来は見事に三流魔術師で、劣等感の塊」と評される。作中で自分を一流の魔術師だと言い切る人物はほとんどいない
  • 魔術師と科学者の境界: マシュは「魔術は科学とは相反する技術ですから。」と述べるが、Dr.ロマンは同じ場面で「高名な科学者、化学者、学者として知られる人間が」「魔術師であった例は結構あるよ。」と例外の多さを指摘し、ダ・ヴィンチ本人がその例として挙げられる。線引きは提示されない。
  • メイガス表記は極端に少ない: 「メイガス」のルビ表記は全走査で実質13件しかなく、本編ではキャメロットのベディヴィエールの一件のみ。残りはイベント・幕間に散る。ページ名が併記しているほどには作中で使われていない語である。
  • 平安京の陰陽師との関係は語られない: 「陰陽師」の語は平安京だけで実質31件出るが、その章では「魔術師」の語が実質2件しか出ず、両者を結びつける説明は本文に存在しない。東洋の術者を魔術師の枠に含めるかどうかは、作中で判断されていない。

関連

引用元の人物

言及の多い章

引用と検証について

FGO 全シナリオ本文(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン)を機械走査し、『魔術師』および別名表記(メイガス・魔術使い)を含む発話を全件収集したうえで構成している。原文行のヒットは 2,319件(97章)、同一話者・同一本文の重複(分岐複製・復刻スクリプト)を除いた発言単位では 1,266件。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。

付録: 原文引用アーカイブ

原文引用アーカイブ(機械収集・118 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある

章の時系列順に列挙する。話者名は本文中の表示名。引用は演出タグを除去した表示テキストをそのまま用いている。

特異点F 炎上汚染都市 冬木

  • マシュ — 「先輩と所長に接点はありません。アニムスフィアの名に」「敬意を表すのは、百年以上の家系の魔術師だけです。」
  • オルガマリー — 「でしょうね。これは半分天然、半分人工よ。」「魔術師が長い年月をかけて拡げた地下工房です。」
  • Dr.ロマン — 「莫大な魔力が必要だって……、」「並の魔術師じゃ死んでしまうレベルの魔力がね。」

(この章の該当発話は計 20 件。上記のほか 17 件)

第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン

  • Dr.ロマン — 「現代の魔術師では不可能だね。」「この時代の魔術レベルでも困難なはずだ。」
  • ジャンヌ — 「まるで生前の、初陣のような気分なんです。」「先ほどのふわふわした魔術師さん……」

(この章の該当発話は計 5 件。上記のほか 3 件)

第二特異点 永続狂気帝国 セプテム

  • ??? — 「さきほどから声はすれど姿の見えぬ男がいるな。」「雰囲気からして魔術師の類か?」
  • Dr.ロマン — 「おおむねその通りなんだけど、」「まだ宮廷魔術師を発見していない。聖杯を探さないと。」
  • Dr.ロマン — 「宮廷魔術師が王の危急をあえて見過ごすとはね。」「すっかり裏切りが板に付いたんじゃないか、レフ教授?」

(この章の該当発話は計 42 件。上記のほか 39 件)

第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス

  • Dr.ロマン — 「来るぞ。王女メディアは魔術が日常化していた」「ギリシャ世界ですら“魔女”と言われた魔術師だ!」
  • Dr.ロマン — 「サーヴァントとしてではなく、」「魔術師として王女メディアが敗北した……!?」

(この章の該当発話は計 13 件。上記のほか 11 件)

第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン

  • ダ・ヴィンチ — 「当時の所長が優れた魔術師でね。」「彼なら信用できると契約したんだ。」
  • アンデルセン — 「魔術師とは思えないが、サーヴァントにしても」「理由が分からん。これは棚上げ事項だな。」
  • マシュ — 「ゴーレム、ということは……相手は魔術師ですか、」「メフィストフェレスさん?」

(この章の該当発話は計 59 件。上記のほか 56 件)

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

  • ダ・ヴィンチ — 「魔術王の対処、だろ?」「グランドキャスター、魔術師の中の魔術師ときた。」
  • Dr.ロマン — 「という訳で、今回のポイントなんだけど――」「これが、魔術師的には驚きの場所だね。」

(この章の該当発話は計 14 件。上記のほか 12 件)

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

  • ベディヴィエール — 「魔術師(メイガス)殿。貴方の推察通り、」「私は単身で聖都に入るため、正体を隠していました。」
  • Dr.ロマン — 「魔術師の工房というものは、」「侵入者に対するトラップを山ほどしかけている。」

(この章の該当発話は計 28 件。上記のほか 26 件)

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

  • Dr.ロマン — 「でもえり好みはしていられない。」「ろくでなしとはいえ最高峰の魔術師である事は事実だ。」
  • ダ・ヴィンチ — 「少なくとも、現代の魔術師たちは、」「伝説の多くを神代の解釈であると見なしている。」

(この章の該当発話は計 39 件。上記のほか 37 件)

終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン

  • Dr.ロマン — 「そう扱われたひとりの魔術師の魔術回路を取り出し、」「システムの基盤にしたものだった。」
  • レフ — 「魔術師の家系に伝わる原初の指令―――」「“そうあれかし”と定められた絶対遵守の教え。」

(この章の該当発話は計 13 件。上記のほか 11 件)

亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿

  • ダ・ヴィンチ — 「魔術師は魔術を使う際に、」「体内の魔術回路のスイッチをオンにする。」
  • ホームズ — 「何しろ人間という人間はほぼ死に絶えたからね。」「今残っているのは、魔術使いと殺人鬼くらいのものだ。」

(この章の該当発話は計 10 件。上記のほか 8 件)

亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム

  • ダ・ヴィンチ — 「魔術協会所属の魔術師によって投入された」「“使い魔”からの通信は、すべて途絶。」
  • メディア — 「……地下の工房の様子は?」「その子の家族は現役の魔術師、ということ?」
  • サンソン — 「マスターの許可もなく、」「魔術師の工房に迂闊な手出しは出来ない。」

(この章の該当発話は計 22 件。上記のほか 19 件)

序/2017年 12月26日

  • ダ・ヴィンチ — 「ただ長く続いて、他の魔術師たちに比べて」「ちょっとだけ資産が多い、という一族だ。」
  • ダ・ヴィンチ — 「予定していたサーヴァントはランサー。」「魔術師としての総合力は彼が一番だった。」

(この章の該当発話は計 10 件。上記のほか 8 件)

Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア

  • キリシュタリア — 「今まで、あらゆる賢人が到達しなかった世界に、」「あらゆる魔術師が考慮すらしなかった結論に私は挑む。」
  • ホームズ — 「となれば必然、イヴァン雷帝に新たに仕えた」「魔術師とは、その7人の内の1人でしょう。」
  • ビリー — 「僕は魔術師とは縁遠い人生だったものでね。」「何かやろうとしたら、即撃つ。」

(この章の該当発話は計 59 件。上記のほか 56 件)

Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング

  • ??? — 「『……繰り返す。我 汎人類史の魔術師」「次に示す座標に どうか合流を―――』」
  • ホームズ — 「氷雪そのものが微弱な魔力を纏(まと)っている。」「相当の魔術師でもなければ判別できない微小な単位でね!」
  • ダ・ヴィンチ — 「巨人種といえばおおむね神代の存在だ。」「魔術師だって、化石や骨はともかく実物なんてそう見ない。」

(この章の該当発話は計 22 件。上記のほか 19 件)

Lostbelt No.3 人智統合真国 シン

  • ??? — 「そう。マスター、兼、素人魔術師の小僧、」「デミ・サーヴァントの小娘、」
  • ゴルドルフ — 「その紋章、その制服、知っているぞ。」「貴様がアトラス院の魔術師である事は真実のようだ。」
  • ホームズ — 「彼らは魔術師でありながら、」「魔術回路の乏しい学徒たちだったと聞く。」

(この章の該当発話は計 17 件。上記のほか 14 件)

Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ

  • マシュ — 「はい。先輩は一般枠のマスターではいらっしゃいますが、」「そのご活躍はA級魔術師の方にもひけをとらないのです。」
  • ゴルドルフ — 「一方、キャスターは……優れた魔術師である事が多いが、」「けっして戦闘力を売りにしたクラスではない。」
  • ダ・ヴィンチ — 「当然、魔術師の家系だったわけだよね?」「修験道、だっけ?」

(この章の該当発話は計 10 件。上記のほか 7 件)

Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス

  • ゴルドルフ — 「魔術師の家系において、どれほど名門であろうと」「『父』とは絶対なもの。恐怖の対象だ。」
  • ゴルドルフ — 「結論として、『封印指定』された魔術師はその時点で」「雲隠れし、協会とは袂(たもと)を分かつのが常だが……」

(この章の該当発話は計 12 件。上記のほか 10 件)

Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス

  • キリシュタリア — 「私のような魔術師ひとりに、」「初手で全力を出すわけにはいかないだろう?」
  • (地の文・システム表示) — 「『魔術師殺し』と名高い魔術師が用いるものと同じ、」「魔術回路そのものを傷つける毒である事を。」

(この章の該当発話は計 21 件。上記のほか 19 件)

地獄界曼荼羅 平安京

  • 段蔵 — 「とても強固な結界に護られた要地です。」「一流の魔術師の工房さえ遥かに超える、神殿級。」

(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)

Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ

  • 妖精騎士ガウェイン — 「おまえは同行してよい。」「人間である『異邦の魔術師』には助言者が必要だ。」
  • ゴルドルフ — 「う、うむ、ゴルドルフ・ムジークである。」「あな……いや、貴様が魔術師マーリンか。」

(この章の該当発話は計 87 件。上記のほか 85 件)

非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ

  • シオン — 「西暦1000年頃にひとり、時計塔の魔術師が」「弟子入りした記録がありましたっけ。」
  • シオン — 「『本当の彷徨海』に在籍中の魔術師が、」「現代(イ マ)の魔術師の前に姿を現すなんて。」

(この章の該当発話は計 5 件。上記のほか 3 件)

死想顕現界域 トラオム

  • ゴルドルフ — 「(たいへん魔術師らしい言動に、」「自分が魔術師であることを思い出している)」
  • ゴルドルフ — 「魔術師というのは、」「基本的に傲慢、何でもかんでも自分の思い通りになる。」

(この章の該当発話は計 33 件。上記のほか 31 件)

Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

  • ゴルドルフ — 「マスターは歴戦のマスターではあるが、」「根は魔術師ならぬ一般市民だ。」「たまに、冷徹で冷血な魔術師である私とは」「方向性が合わなくてね。」
  • カドック — 「……僕のような末端の魔術師の家系には」「眉唾の御伽噺(おとぎばなし)だったけどな。」

(この章の該当発話は計 43 件。上記のほか 40 件)

オーディール・コール

  • ムニエル — 「魔術師にあるまじき、だな。」「そんな時間あれば研究に時間を割くべきだけど……」
  • ロマニ・アーキマン — 「対等、あるいは上位のものとしか契約できない。」「私と契約する魔術師には資格が必要だ。」
  • ロマニ・アーキマン — 「最強の魔術師とはどのようなものか―――」「ここで身を以(もっ)て教えよう。」

(この章の該当発話は計 5 件。上記のほか 2 件)

奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン

  • シオン — 「平均的なアトラス院の魔術師でも、」「姿を変える方法など百通り以上は思いつきます。」
  • シオン — 「ご心配なく。アトラス院の魔術師として、」「自分の身を守る術(すべ)は持っています。」

(この章の該当発話は計 13 件。上記のほか 11 件)

奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

  • ダ・ヴィンチ — 「普通、西暦以降の魔術師たちの多くは、」「歴史に名を残すような立場を避けるんだけど……」
  • カドック — 「大衆にとっての未知―――」「神秘の担い手である魔術師が揃っていながら、」

(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)

奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス

  • カドック — 「だけど僕たち魔術師は、天使の名を使用して」「術式を構築することができる。」
  • カドック — 「価値が理解できて、必要な魔術師を探さなきゃいけない、」「という条件はつくけどな。」

(この章の該当発話は計 23 件。上記のほか 21 件)

終章

  • ムニエル — 「魔術師にあるまじき、だな。」「そんな時間あれば研究に時間を割くべきだけど……」
  • ロマニ・アーキマン — 「対等、あるいは上位のものとしか契約できない。」「私と契約する魔術師には資格が必要だ。」
  • ロマニ・アーキマン — 「最強の魔術師とはどのようなものか―――」「ここで身を以(もっ)て教えよう。」

(この章の該当発話は計 20 件。上記のほか 17 件)

幕間の物語

  • ダ・ヴィンチ — 「よって我々がすべきは、」「その主不在の魔術師の工房に潜入し、」
  • ホームズ — 「おおかた時計塔の落ちこぼれあたり、」「或いは真逆で、封印指定の魔術師の仕業なのだろう。」

(この章の該当発話は計 75 件。上記のほか 73 件)

復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版

  • シェイクスピア — 「マスター、お気をつけ下さい。」「そも、魔術師というのは作家の〆切みたいなもの。」

(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)

復刻:星の三蔵ちゃん、天竺に行く ライト版

  • Dr.ロマン — 「何かとんでもない魔術的実験をしていたと推測される。」「高位の魔術師(キャスター)には相違(そうい)ない。」

(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)

クリスマス2018

  • ??? — 「むっ。これは魔術による遠見、遠隔通話……?」「魔術師? あなたたち、ひょっとして魔術師ですか?」「やっぱり。うう、魔術師にあまりいいイメージは」「ないんですけど、助けられたのは事実だし、でも……。」

(この章の該当発話は計 10 件。上記のほか 8 件)

バレンタイン2019

  • 刑部姫 — 「わ。本棚がずれて、奥へ続く通路ができた。」「ダークヒーローの秘密基地とか魔術師の工房って感じ……」

ホワイトデー2019

  • アレキサンダー — 「魔術師とは連綿(れんめん)と力を受け継いでいくものなんだ。」「僕はせいぜい三百年。」
  • モリアーティ — 「私としても、魔術師とは繋がりを」「持っておきたくてネ。」

(この章の該当発話は計 47 件。上記のほか 45 件)

クリスマス2021

  • スカサハ=スカディ — 「おまえの言う魔法使いというのは、」「当代の魔術師たちの言うソレを指すものか?」

バレンタイン2022

  • バゼット — 「封印指定執行者……そう呼ばれる」「魔術師の事をご存知ですか。」

(この章の該当発話は計 11 件。上記のほか 10 件)

15人の理知的なメガネたち

  • クー・フーリン・オルタ — 「ここは誰か知らんが、」「魔術師の工房だったのは確実だ。」

(この章の該当発話は計 22 件。上記のほか 21 件)

ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像

  • ダ・ヴィンチ — 「キミたちがあの魔術師を倒した直後、」「聖杯から突然魔力が漏出し始めた。」

(この章の該当発話は計 6 件。上記のほか 5 件)

CBC2023 カルデア重工物語 ~君と僕のBtoB~

  • ??? — 「……そうか、期待通りの働きですね。」「魔術師は僕の前に連れて来てください。」
  • ??? — 「お初にお目にかかります、カルデアの魔術師君、」「僕はこの吉田コンツェルンの総帥、」

(この章の該当発話は計 23 件。上記のほか 21 件)

CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~

  • カドック — 「魔術師なんて、色恋沙汰とはまるで縁の無い……」「なんかそうでもない伝説のロードとかもいるが……。」

(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)

アフタータイム・バレンタイン2026 ~お母さんチョコの謎~

  • オルガマリー — 「不死の食物(ア ン ブ ロ シ ア)の生産者、だったかしら。」「魔術師としては興味深い存在だけど―――」

(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)

CBC2026 マイ・カインド・オブ・アブダクション ~ふたりのモレーと果てなき遺産~

  • モレーちゃん — 「もしかしてデュボワ家って」「魔術師の家系だったりする?」
  • モレー — 「とはいえ夫人もご子息様も最低限の知識があるだけで、」「魔術師そのものではありません。どうかご注意を。」

(この章の該当発話は計 5 件。上記のほか 3 件)

克螺旋境界式 オガワハイム

  • Dr.ロマン — 「世間の目から逃れるために研究施設……魔術工房を」「隠すのは二十世紀以後の魔術師にとっては常識だ。」
  • Dr.ロマン — 「マスター君は魔術師じゃないからね。」「そこは魔術協会のエリートたちとは違うのさ。」

(この章の該当発話は計 8 件。上記のほか 6 件)

第四次異聞録 冬木

  • ??? — 「それが礼を弁(わきま)えた魔術師であれば尚更だ。」「少々、田舎訛(なま)りの英語(イングリッシュ)なのが残念だがね。」
  • Dr.ロマン — 「壊すって、結界の要石(かなめいし)を!? そんなことをしたら」「管理人(セカンドオーナー)の魔術師は怒るのでは!?」

(この章の該当発話は計 15 件。上記のほか 13 件)

超極大魔城ベルトチェイテ

  • マシュ — 「その……エリザベートさんに似ているという、」「魔術師さんはどのような方なのでしょうか?」

(この章の該当発話は計 8 件。上記のほか 7 件)

Apocrypha/Inheritance of Glory

  • セミラミス — 「たかだか人間の、たかだか魔術師の、」「たかだかマスター程度が、あそこに至ったというのは。」
  • ジーク — 「……どちらにせよ、ダーニックという魔術師は」「とうに死んでいる。」

(この章の該当発話は計 9 件。上記のほか 7 件)

徳川廻天迷宮 大奥

  • シオン — 「ゴルドルフ氏の魔術回路の質はともかく、」「時計塔における“エリート魔術師”の定義によります。」

(この章の該当発話は計 4 件。上記のほか 3 件)

幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン

  • ライネス — 「なぜなら、魔術師とは魔術のために、」「ほかの一切合切を売り渡したものだからだ。」
  • ライネス — 「とはいえ、時計塔でもかなりの魔術師が」「権力そのものに取り憑かれたりするんだがね。」

(この章の該当発話は計 27 件。上記のほか 25 件)

西部絢爛賭場ラスベガス

  • ゴルドルフ — 「魔術師でもやれないことはないが、」「宝具には耐えられないだろうからな。」

(この章の該当発話は計 6 件。上記のほか 5 件)

カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~

  • ゴルドルフ — 「魔術師にとって食事は、」「必要不可欠にして一番隙ができる時間。」
  • ゴルドルフ — 「魔術師は知識に長けているとはいえ、」「私は専門の医者ではないし……。」

(この章の該当発話は計 13 件。上記のほか 11 件)

伝説再来魔城チェイテ

  • マシュ — 「その……エリザベートさんに似ているという、」「魔術師さんはどのような方なのでしょうか?」

(この章の該当発話は計 14 件。上記のほか 13 件)

幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン

  • ライネス — 「なぜなら、魔術師とは魔術のために、」「ほかの一切合切を売り渡したものだからだ。」
  • 車掌 — 「まさか、固有結界!」「いくら神代の魔術師とはいえ!」

(この章の該当発話は計 30 件。上記のほか 28 件)

北極魔園観光アークティック・サマーワールド

  • ゴルドルフ — 「とは言えだ。超抜級の魔術を気軽に扱われるのは、」「魔術師として心証によろしくない。」
  • ゴルドルフ — 「正真正銘(しょうしんしょうめい)の神だというのに、」「魔術師の知る神の一般像とはかけ離れた情深さだ。」

(この章の該当発話は計 11 件。上記のほか 9 件)

聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~

  • プトレマイオス — 「おまえは一応魔術師みたいだが、」「ああいう瘴気を浄化することはできるか?」

(この章の該当発話は計 9 件。上記のほか 8 件)

永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0

  • ナポレオン — 「まったくだ。弓兵(アーチャー)に強い槍兵(ランサー)対策に剣士(セイバー)と、」「補助の魔術師(キャスター)が必要だろう。」
  • ランスロット — 「妖精に魔術師がいないのは、」「そもそも『魔術』という学問が必要ないからだ。」

(この章の該当発話は計 14 件。上記のほか 12 件)

夢幻泡影盈月

  • 紅玉の書 — 「時計塔の魔術師であるあの娘は、横須賀の町」「そのものを己が魔術工房へと造り変えておった。」

(この章の該当発話は計 18 件。上記のほか 17 件)

双六盤虫空間 ガリトラップハウス

  • カドック — 「実体験としても―――ゼムルプス家は」「『普通の』魔術師の家系で、さらに落ち目だった。」
  • ゴルドルフ — 「ああそうだ、私は奴のような軟弱者とは違う。」「ガッツのある一流魔術師にしてカルデア所長、」

(この章の該当発話は計 9 件。上記のほか 7 件)

極大霊障建築A.C.L.

  • カエサル — 「というわけで、総仕上げを頼むぞカルデアの魔術師!」「善戦せよ、奮戦せよ、熱戦せよ! むろん私は督戦(みてるだけ)だ!」
  • エルメロイⅡ世 — 「魔術的合理性を優先しない以上、」「魔術使いの可能性はあるが、魔術師ではないだろう。」

(この章の該当発話は計 14 件。上記のほか 12 件)

完結南瓜惑星ハロウィンプラネット

  • メカエリチャンⅡ号機 — 「でも、それをやるためには魔術師の工房に」「類する場所と、エリザ粒子じゃない魔力がいるわね。」

第六特異点?

  • サン — 「カルデアのエリート……。」「優秀な魔術師の家系の中で、とりわけ冷静で冷酷。」
  • エルメロイⅡ世 — 「魔術師たる身でありながら、封印指定なり抑止力なりで」「真っ先に世界から排除されるようなスキルを想定するな。」

(この章の該当発話は計 44 件。上記のほか 42 件)

春の終わりに君を待つ

  • ゴルドルフ — 「とはいえ、未来視ほどの精度は難しいし、」「魔術師同士で争ってたりもするのだが……!」
  • ゴルドルフ — 「くっ、自分と比べるべきではない英霊とは違い、」「同じ現代魔術師の等身大ゆえの圧力が……」

(この章の該当発話は計 9 件。上記のほか 7 件)

カルデアゲート

  • マシュ — 「そして同時に稀代の大魔術師でもある……」「ですが英霊の座に存在しないはずなのに、どうして!?」
  • シェイクスピア — 「マスター、お気をつけ下さい。」「そも、魔術師というのは作家の〆切みたいなもの。」
  • X・オルタ — 「偶然にも何者かの思考に共振していた、らしい。」「おそらく、その相手は魔術師(メイガス)、だね。」

(この章の該当発話は計 16 件。上記のほか 13 件)

ヴィランズ・スウィート・バー

  • イスカンダル — 「余からはこれを賜わす。」「魔術師とは言え、もはやその身は一角(ひとかど)の武人。」

(この章の該当発話は計 18 件。上記のほか 17 件)