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アヴァロン

分類: 世界観 / 別名・関連表記: 楽園、理想郷、妖精郷、常若の国

この用語は何か

アヴァロンとは、アーサー王が死後に運ばれたとされる伝説の楽園であり、FGO ではそれが惑星の内側に実在する位相——星の内海そのものとして扱われる。時間の外側にあるため人類史が終わるまで消えず、地上でどれほどの終末が吹き荒れても影響を受けない。魔術師マーリンが自ら塔を建てて幽閉されている場所であり、聖剣が鍛えられて送り出される場所であり、役目を終えた妖精が還っていく場所でもある。

ただし作中で「アヴァロン」と呼ばれるものは、はっきり三つある。第一が上記の楽園そのもの。第二がアルトリアの宝具「聖剣の鞘(アヴァロン)」で、こちらは持ち運べる守りの武装であり、時空間干渉すら防ぐと説明される。第三が第六異聞帯の章題「アヴァロン・ル・フェ」だが、これは土地の名ではなく『楽園の妖精』——アヴァロンから地上へ送り出される妖精の種別名である。さらに夏のイベントには、マーリンの妹を自称するレディ・アヴァロンなる人物まで登場する。

呼び名も一つではない。作中ではほぼ楽園と同義に使われ、「楽園(アヴァロン)」「妖精郷(アヴァロン)」というルビが混在する。ムニエルはユートピア・エデンの園・常若の国・アヴァロンを、どんな神話にもある永遠を約束する聖域として一列に並べ、フィン・マックールは妖精郷をこの惑星が眠る夢——固有結界のようなものだと説明する。文化ごとの楽園伝説を同じ位相の異称として扱うのが、この語の基本的な使われ方である。

カルデアにとってのアヴァロンは、長らくマーリンがいるだけの手の届かない場所でしかなかった。それが目的地に変わるのが第六異聞帯で、そこではアヴァロンへ降りて聖剣を造ることが作戦目標そのものになる。

基本データ

項目内容
正体星の内海。惑星の内側にある位相で、地下 2700km の Dʺ層に相当すると説明される
別名楽園、理想郷、妖精郷、常若(とこわか)の国
主な住人マーリン(自ら建てた塔に幽閉)、湖の妖精、楽園の妖精
到達手段霊洞(境界の竜アルビオンの亡骸を通る路)。汎人類史側では「霊墓アルビオン」と呼ばれ 80km 地点で行き止まり
通行条件「罪なき者のみ通るがいい」——罪ある妖精は入れない
同名の別物宝具「聖剣の鞘(アヴァロン)」/第六異聞帯の章題「アヴァロン・ル・フェ」=楽園の妖精/レディ・アヴァロン

章別解説

第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン

本編で「アヴァロン」の語が最初に置かれるのは、モードレッドがマーリンの現状を茶化す一言である。死ぬことも出ることもできず、いまも塔の片隅でいじけている——ここでのルビは「妖精郷(アヴァロン)」であり、アヴァロンと妖精郷が同じものを指すという表記が、説明抜きで最初から使われている。

  • 〔契機〕モードレッド —「ああ。死ぬ事も出る事もできず、 今でも妖精郷(アヴァロン)の片隅の塔でいじけてるって話だ。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

アヴァロンがアーサー王伝説の結末を支える場所として説明される章である。ベディヴィエールを送り出したのが誰かという話題からマーリンの居所が話に上り、Dr.ロマンは伝説どおりなら彼は楽園の端に幽閉されている筈だと述べる。カムランの丘のくだりを解説するマシュは、聖剣が湖に返され、王の遺体が船で送り出されてアヴァロンに辿り着いた、と締める。**アヴァロンは「死んだ王が行く場所」ではなく「未来の王が待つ場所」**として提示される。

  • 〔敗走(1/2)〕Dr.ロマン —「マーリンは楽園(アヴァロン)の端で幽閉されている筈だ。」 (この場面を読む
  • 〔星の三蔵ちゃん、天竺から帰る(1/2)〕マシュ —「王の遺体は船で海に送り出され、 伝説の楽園、アヴァロンに辿り着いたと言われています。」 (この場面を読む

この章の核心は、アーサー王が二人に分かれたことである。マーリンは、地上に残って亡霊の王になったアーサー王と、未来の王としてアヴァロンに運ばれたアーサー王を並べて示し、自分が知っているのは後者だと言う。前者が獅子王であり、聖剣を返さなかったために彼女はアヴァロンへ来られない。裏返せば、アヴァロンに至れるかどうかは剣を返したか否かで決まる。ベディヴィエールに課された「四度目の機会」は、この一点を清算するための旅であった。

  • 〔レプリカ(4/5)〕マーリン —「亡霊の王として地上に残ったアーサー王。 未来の王としてアヴァロンに運ばれたアーサー王。」 (この場面を読む
  • 〔レプリカ(5/5)〕マーリン —「故に、彼女は―――“聖槍を使い続けたアルトリア”は このアヴァロンにはやって来ない。」 (この場面を読む

同時にこの章は、アヴァロンが外部から侵されうることも示す。マーリンは、アヴァロンの端に人型の岩があると妖精たちが噂していた、と語る。肉体はぼろぼろ、魂は燃え滓、それでも死ぬことを自分に許さない生きた屍——それが別の末端世界から特異点によって流れ着いたベディヴィエールだった。時間の外にあるはずの楽園にも、特異点の影響は届く

  • 〔レプリカ(4/5)〕マーリン —「妖精たちはずっと噂していた。 アヴァロンの端に人型の岩がある。」「特異点によってアヴァロンに現れた、 どこか別の末端世界の、有り得たかもしれない可能性。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

アヴァロンの性質が正面から定義される章である。マーリンが英霊として現れたことに Dr.ロマンが猛烈に噛みつき、その説明のためにマシュが伝承を整理する。曰く、女癖の悪さでブリテンにいられなくなった彼は理想郷アヴァロンに渡り、自らその中に塔を作って幽閉された。そこは「世界の果て」にある塔であり、人類史が終わるまで消えない時間の外側である。だからマーリンは死んでおらず、死んでいない者は英霊になれない——という矛盾がこの章の入口になる。

  • 〔人類最古の城塞都市〕マシュ —「その女癖の悪さからブリテン島にいられなくなり、 最後は理想郷アヴァロンに渡ったと言います。」「アヴァロンは『世界の果て』にある塔。 人類史が終わるまで消える事のない時間の外側。」 (この場面を読む
  • 〔人類最古の城塞都市〕Dr.ロマン —「マーリンにできる事といったら、 アヴァロンの塔から地球中を覗き見するぐらいさ。」 (この場面を読む

その「時間の外側」という規定が、実務上どう効いたかも明かされる。ダ・ヴィンチは、人理焼却で世界が滅んでもアヴァロンは健在だったと指摘し、マーリンがそこからレイシフトじみた方法でカルデアの炉へ魔力を差し入れていたことを認める。アヴァロンは人理焼却の圏外にある唯一の足場として機能していた。第六特異点でベディヴィエールを聖地へ送り出せたのも、獅子王の出現に呼応して彼がアヴァロンに現れたからだと本人が明かす。

  • 〔人類最古の城塞都市〕ダ・ヴィンチ —「人理焼却によって世界は滅んだが、 キミのいるアヴァロンはまだ健在だ。」 (この場面を読む
  • 〔決戦〕マーリン —「彼を聖地に送り出したのは私だ。 獅子王が現れた時、アヴァロンに彼が現れたからね。」 (この場面を読む

終盤、ティアマト権能を花で封じるために現れたマーリンは、再召喚ではなく本人が幽閉塔から走ってきたのだと言い放つ。移動経路は妖精郷であり、白紙化した地球だからこそ通れた、という説明が付く。アヴァロン(妖精郷)は地上と繋がった通路でもあることがここで示される。

  • 〔絶対魔獣戦線メソポタミア(Ⅱ)〕マーリン —「私は本物、正真正銘のマーリンだ。 あわててアヴァロンから走ってきたのさ!」「ああ、人理焼却によって白紙状態の地球なら、 妖精郷を使ってこっそりとね!」 (この場面を読む

→ 章別解説: 第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ

アヴァロンに実際に到達する唯一の章であり、この項目の中身のほとんどはここにある。序盤、ロンゴミニアドの正体を検討する会議で「星の内海」という語が出た際、ムニエルがそれを楽園伝説として噛み砕く。どの神話にもある「永遠を約束する聖域」、ブリテンで言えばアヴァロン。普通の方法では辿り着けないが、行ける者なら行ける——時計塔にはその探索組織すらある、と。アヴァロンは伝説ではなく座標であるという前提が、章の最初に置かれる。

  • 〔序〕ムニエル —「ユートピア。エデンの園。常若(とこわか)の国。 ブリテンで言えばアヴァロン。」「それは星の内側にあって、 星の魂が眠る場所、とも言われている。」 (この場面を読む

続くアーサー王伝説の要約でも、ダ・ヴィンチは王の遺体が「いつか蘇る未来の王」としてアヴァロンへ旅立ったと締める。ここまでは第六特異点の説明の反復だが、この異聞帯ではその楽園が実在の目的地として再登場することになる。

  • 〔オーロラ〕ダ・ヴィンチ —「アヴァロンに旅立った。 “いつか蘇(よみがえ)る未来の王”として。」 (この場面を読む

章題の「アヴァロン・ル・フェ」が何なのかは、オークニーで明かされる。賢人グリムが六氏族の分裂の原因として持ち出すのが『楽園の妖精』——アヴァロン・ル・フェであり、当のアルトリア自身がその正体を説明する。楽園の妖精とは、星の内海=アヴァロンから派遣された妖精であり、楽園から地上へ流された「星の種」が運よく芽吹いたもの。人間のように成長するため「成長する妖精」とも呼ばれ、そのせいで嫌われも愛されもする。与えられた使命はただ一言、「ブリテンに赴き、過ちを正しなさい」だけだった。

  • 〔オークニー〕賢人グリム —「そうだ。 『楽園の妖精』、アヴァロン・ル・フェ。」 (この場面を読む
  • 〔オークニー〕アルトリア —「『楽園の妖精』とは、その名称通り、 星の内海(うちうみ)……アヴァロンから派遣された妖精です。」「『楽園の妖精』は、 楽園から地上に流れた『星の種』だそうで。」 (この場面を読む

重要なのは、この称号がアルトリアだけのものではないことである。オークニーに流れ着いた先代の星の種が救世主トネリコ——後のモルガンであり、彼女は自らを「星の内海から流れ着いた楽園の妖精」と名乗ったうえで、使命など知ったことかと切り捨てて支配へ舵を切る。アルビオンでミラーがアルトリアを「ふたり目のアヴァロン・ル・フェ」と迎えるのはこのためで、章題は二人の楽園の妖精を同時に指している

  • 〔オークニー〕トネリコ —「このブリテンを救う使命をもって、 星の内海(うちうみ)から流れ着いた楽園の妖精(アヴァロン・ル・フェ)。」「楽園の妖精(アヴァロン・ル・フェ)の使命なんて、どうでもいい。 ただ支配する。それだけで良かったんだ。」 (この場面を読む
  • 〔アルビオン〕ミラー —「ふたり目のアヴァロン・ル・フェ!」 (この場面を読む

アヴァロンへのも、この章で具体的に地図に落とされる。ハベトロットは、湖水地方にあった「北の妖精」たちの大地とは、楽園に帰り損ねた竜の死骸だと明かす。最後の純血竜アルビオンである。マーリンはその亡骸から星の内海へ通じる霊洞に入れると告げ、ホームズが四名の突入部隊を編成する。地下 80km で異次元に入り、汎人類史ならそこが霊墓アルビオンの行き止まりだが、この異聞帯のアルビオンは楽園まで路を開いていた。目的地は地下 2700km、Dʺ層。竜の死骸が楽園への入口になっているというのが、この章のアヴァロンの姿である。

  • 〔アルビオン〕ハベトロット —「楽園(アヴァロン)に帰り損ねた竜の死骸が、」 (この場面を読む
  • 〔創世期〕マーリン —「どうあれ、キミたちは『楽園(アヴァロン)』に来るしかない。」「『暗い沼』に沈んだ境界の竜、アルビオン。 あの亡骸から“星の内海(うちうみ)”に通じる霊洞に入れる。」 (この場面を読む
  • 〔創世期〕ホームズ —「以上4名は霊洞と呼ばれる通路を通り、 『星の内海(うちうみ)』―――楽園(アヴァロン)に向かう。」 (この場面を読む
  • 〔創世期〕マーリン —「この異聞帯におけるアルビオンは、 きちんと楽園(アヴァロン)までの路(パス)を開いていた。」「汎人類史の霊墓アルビオンは80㎞で行き止まり。」 (この場面を読む

到達したアヴァロンは一面の花園だった。マーリンはそこを、悪の可能性が存在せず、地上の終末に影響も干渉もされない別世界だと説明する。あるのは希望だけで、星と人類をハッピーエンドへ向かわせるためにあらゆる可能性を織る工房である、と。ただし彼はすぐ留保を付ける——ここはアヴァロンの跡であり、ブリテン異聞帯に映り込んだ影にすぎない。だから彼の幽閉塔もマナも妖精たちの湖もなく、あるのは六人の妖精が聖剣を造るはずだった鍛冶場、『選定の場』だけである。

  • 〔創世期〕マーリン —「ようこそ、刻(とき)満ちた『楽園(アヴァロン)』へ。 星の誕生をめぐる旅は、ここで終わりだ。」 (この場面を読む
  • 〔星の生まれる刻〕マーリン —「『楽園』に“悪”の可能性は存在しない。」「あらゆる可能性を綴(つづ)り織(お)る工房なのさ。」「とはいえ、ここはあくまでアヴァロンの跡。 ブリテン異聞帯に映り込んでいる影にすぎない。」 (この場面を読む

祭壇までの道には関門が置かれている。マーリンはこれを楽園の防衛装置、あるいは最後の確認(テスト)と呼び、その中身が「楽園の妖精のこれまでの行い」の具現化であることを明かす。厳しく冷たい『冬』から始まり、楽しく温かい『春』で終わる人生のアルバム——その確認と清算である。最初の障害が最も辛く、進むほど楽になる。アヴァロンは訪問者の資格を、力ではなく来歴で問う

  • 〔星の生まれる刻〕マーリン —「アヴァロンにある防衛装置…… いや、最後の確認(テスト)と思ってくれればいい。」「『楽園の妖精』のこれまでの行いが、 障害として具現化される。」 (この場面を読む

聖剣がどう鍛えられ、誰が何を差し出したかは聖剣の項に譲る。アヴァロンの側から見た結末だけを言えば、アルトリアはここが帰る場所であることを最初から知っていた。ケルヌンノスを倒したら別れになる、自分はアヴァロンに帰る、汎人類史のアーサー王が眠りについたまま旅立ったのと同じように——と彼女は言う。そして決戦では、玉座の聖槍に詰める術式を切り替える宣言として「使用魔力をキャメロットから、アヴァロン・ル・フェに」と唱える。章題は最後に、彼女自身を指す術式名として使われる

  • 〔ある予言〕アルトリア —「ケルヌンノスを倒したらお別れです。 わたしはアヴァロンに帰りますから。」「そちらのアーサー王が、 眠りについたままアヴァロンに旅立ったように。」 (この場面を読む
  • 〔ある予言〕アルトリア —「使用魔力をキャメロットから、 アヴァロン・ル・フェに。」 (この場面を読む

→ 章別解説: Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ聖剣

Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

アヴァロンの位置づけが一段引き下げられる章である。ミクトランの観測所で精霊の出自が話題になったとき、主人公が星の内海とはアヴァロンのことかと尋ねる。ダ・ヴィンチの答えは肯定と訂正を兼ねている——星の内海とは惑星の「心の場所」であり、地球は大きいので心の在り方は複数ある。アヴァロンはそのうちの一つにすぎず、人間社会に関わりを持たない自然寄りの世界である、と。第六異聞帯で「星の内海=アヴァロン」と同一視されていたものが、ここで包含関係に整理し直される。

  • 〔終末観測所メツィティトラン〕ダ・ヴィンチ —「アヴァロンはそんな在り方の一つにすぎない。 あれは自然寄りの、人間社会に関わりを持たない世界だ。」 (この場面を読む

→ 章別解説: Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン星の内海

終章

宝具としてのアヴァロンが唯一まとまって説明される場面である。原初特異点となった 2004 年の冬木で、セイバーオルタは特異点という事象そのものが本来ありえないと論じ、自分がこの座標の異常に気づけた理由を宝具に求める。聖剣の鞘(アヴァロン)は時空間干渉をも防ぐ「楽園の守り」であり、だからこそ座標を消去しようとする第三者の意図を感じ取れた、と。楽園の名を冠した鞘は、楽園と同じく「外からの干渉を受け付けない」性質で説明される。

  • 〔原初特異点 冬木〕セイバーオルタ —「我が宝具、聖剣の鞘(ア ヴ ァ ロ ン)は 時空間(じくうかん)干渉をも防(ふせ)ぐ楽園の守り。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 終章

北極魔園観光アークティック・サマーワールド

「アヴァロン」の語がもっとも多く飛び交うイベントだが、その大半は地名ではなく人名である。第1節「ひみつのアヴァロン」で花畑のエリア担当として現れるレディ・アヴァロンは、自らを「花のお姉さん」と名乗り、楽園から来たマーリンの妹だと主張する。ただしその素性は本人の申告以外に裏づけがない。ガレスは「マーリン様の気配に似ている」「同じお花の香り」と言い、フォウは初対面で二度突撃し、遠く離れたマーリンは身に覚えのない脛の痛みを訴える。妹の実在についても、本人が「いたということになった。」と言うだけで裏づけはない。作中で正体が明かされる場面はなく、置かれているのは状況証拠だけである。

  • 〔第1節 ひみつのアヴァロン〕レディ・アヴァロン —「マーリンお兄ちゃんの妹! 楽園の方から来たレディ・アヴァロンお姉さんだ!」 (この場面を読む
  • 〔第1節 ひみつのアヴァロン〕ガレス —「マーリン様の気配に似ている、というか…… 同じお花の香りがしますね!」 (この場面を読む

→ 章別解説: 北極魔園観光アークティック・サマーワールド

深山温泉大社・大割烹閻魔亭

妖精郷の定義が置かれる、意外な場所である。閻魔亭が「異界に招く旅館」だという話から神隠しの伝承へ話が及び、フィン・マックールが取り替え子(チェンジリング)を引き合いに出す。彼によれば妖精たちはそれぞれ独自の世界観を持ち、その異界常識に人間を招き寄せる。そして妖精郷とはこの惑星が眠る夢固有結界のようなものであり、美しい夢か悪い夢かは妖精の性質次第だという。ここで彼は常若の国(ティル・ナ・ノーグ)を「妖精も棲める土地であって異界ではない」と区別しており、楽園伝説の中でも常若の国と妖精郷は同格ではないと示される。

  • 〔第五節 『はたらくカルデア その一』〕フィン・マックール —「妖精達の世界……妖精郷はこの惑星(ほし)が眠(み)る夢、 固有結界のようなものだ。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 深山温泉大社・大割烹閻魔亭

その他の章での言及

「アヴァロンで傷を癒やし、ブリテンの窮地に再び現れる」という伝承そのものは、パスト・カルデアでマシュが時間に関わるサーヴァントの候補を挙げる場面で引かれている。アヴァロンは「不老不死」ではなく「時間跳躍」の側の伝説として扱われており、浦島太郎と並べられる。

  • 〔時の女神〕マシュ —「アーサー王は『アヴァロンで傷を癒やし、ブリテンの 窮地に再び現れる』とあります。」 (この場面を読む

またカルデアゲートの短編では、マーリンらしき「女魔術師」が、すでにアヴァロンへ至ったはずの王を叩き起こす。二度倒したはずの都市喰いが三度目の出現をした、という緊急事態のためである。アヴァロンに至ることは物語の終点であって、そこから引き戻されるのは異常事態という扱いになっている。

  • 〔───いつか、星を救う日に〕女魔術師 —「やっとアヴァロンへ至ったキミを駆り出さなきゃ いけないくらいの、そう、緊急事態(エマージェンシー)さ!」 (この場面を読む

読み取れる設定

  • 正体(確定): 星の内海。ムニエルは「それは星の内側にあって、 星の魂が眠る場所、とも言われている。」と述べ、第六異聞帯では星の内海と楽園(アヴァロン)が同じ場所として往還される。ただし第七異聞帯で「アヴァロンはそんな在り方の一つにすぎない。」と限定される(後述)。
  • 位置(確定): 地下 2700km、Dʺ層。到達路は霊洞——境界の竜アルビオンの亡骸を通る。汎人類史側の対応物は「霊墓アルビオン」で、そちらは 80km で行き止まりになり、その先は人間の踏み入れる領域ではない『妖精域』とされる。 (この場面を読む
  • 時間の外側(確定): 「アヴァロンは『世界の果て』にある塔。 人類史が終わるまで消える事のない時間の外側。」(第七特異点・マシュ)。この規定により、人理焼却で地球が白紙化してもアヴァロンは健在で、マーリンはそこからカルデアへ魔力を差し入れられた。
  • 性質(確定): 悪の可能性が存在しない。地上の終末に影響も干渉もされない。マーリンはそこを「あらゆる可能性を綴(つづ)り織(お)る工房なのさ。」と表現する。
  • 入場資格(確定): 「罪なき者のみ通るがいい」。星の内海で聖剣を造る仕事を放棄した『ろくにん』とその子孫は、以後アヴァロンに入れなくなった。第六異聞帯の突入部隊が四名に絞られたのもこの制約による。
  • 住人(確定): マーリンが自ら塔を建てて幽閉されている。湖の妖精はここに属し、『楽園の妖精』はここから地上へ送り出される「星の種」である。
  • 特異点の影響を受ける(確定): 「特異点によってアヴァロンに現れた、 どこか別の末端世界の、有り得たかもしれない可能性。」——時間の外側にありながら、ベディヴィエールという異物が流れ着いた。
  • 通路として使える(確定): 白紙化した地球であれば、妖精郷を経由して地上を移動できる(第七特異点・マーリン)。
  • 傷を癒やす場所という伝承(確定): 「アーサー王は『アヴァロンで傷を癒やし、ブリテンの 窮地に再び現れる』とあります。」(マシュ)。ただし本編で治癒の場面が描かれることはない。
  • 【推測】ムニエルがユートピア・エデンの園・常若の国・アヴァロンを並べたのは、文化ごとの楽園伝説が同一の領域の異称であるという見方に立つ。ただし常若の国については、フィン・マックールが「妖精も棲(す)める 土地なのであって、異界ではないよディルムッド。」と区別しており、完全な同一視には反証がある。

揺れ・矛盾

  • 「星の内海=アヴァロン」が後から包含関係へ修正される。第六異聞帯ではホームズが「『星の内海(うちうみ)』―――楽園(アヴァロン)に向かう。」と両者を同義に並べるが、第七異聞帯のダ・ヴィンチは、地球の「心の在り方」は複数あり「アヴァロンはそんな在り方の一つにすぎない。」と述べる。アヴァロンは星の内海の全体ではなく一区画、というのが後発の説明である。
  • 「塔」と「領域」で像が食い違う。第七特異点のマシュはアヴァロンそのものを「『世界の果て』にある塔」と呼ぶが、第六異聞帯で到達するアヴァロンは一面の花園であり、塔はその中に建つマーリンの幽閉塔として別に語られる。第六特異点のDr.ロマンも「楽園(アヴァロン)の端で幽閉されている」と、楽園と塔を区別する言い方をしている。
  • 「出られない」はずのマーリンが出てくる。第六異聞帯では本人が「私もアヴァロンから出る事はできないから、 こうして道案内をするだけで精一杯だしなあ。」と述べ、第六異聞帯に現れた姿も幻だと断っている。ところが第七特異点では「あわててアヴァロンから走ってきたのさ!」と実体で登場する。本人はこれを「人理焼却によって白紙状態の地球なら」通れたからだと説明しており、アヴァロンからの外出は地上の状態に依存するという整理は可能だが、明示的な規則としては語られない。
  • 異聞帯のアヴァロンは本体ではない。マーリンは「ここはあくまでアヴァロンの跡。 ブリテン異聞帯に映り込んでいる影にすぎない。」と明言し、彼自身もその場にはおらず幽閉塔にいる。第六異聞帯で描かれた光景をそのまま汎人類史のアヴァロンの描写として読むことはできない。
  • 「理想郷」はほとんどが無関係な比喩であるイアソンの野望、メイヴの「永遠の国」、聖都キャメロット、オリュンポス、アガルタなどに用いられる「理想郷」は、地名としてのアヴァロンとは接点がない。付録には同一検索語のためこれらも混在している。

関連

引用元の人物

言及の多い章

付録: 原文引用アーカイブ

原文引用アーカイブ(機械収集・136 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある
出典と数え方

全文コンコーダンス tools/data/concordance/lines.jsonl(全150war+バレンタイン、1,104,754行)を全走査した結果。検索語 アヴァロン理想郷妖精郷。 引用は演出タグを除去した表示テキストそのまま。同一章・同一話者で完全に同一の発話が重複する場合は1件に統合している。チョコレート名の章はバレンタイン・シナリオ。

該当発話 136件 / 32章。全件を以下に掲載

第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス

  • イアソン —「誰もがオレを敬(うやま)い! 誰もが満ち足りて、争いのない、本当の理想郷を!」
  • ドレイク —「……あのイアソンと同じさ。 あんなヤツでも“理想郷を作る”という望みがあった。」

第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン

  • モードレッド —「ああ。死ぬ事も出る事もできず、 今でも妖精郷(アヴァロン)の片隅の塔でいじけてるって話だ。」

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

  • メイヴ —「永遠、永遠の国。 理想郷を作るのよ!」

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

  • 三蔵 —「きっと理想郷って、 こういう場所を言うんでしょうね。」
  • ガウェイン —「我々が求めるものは、 何者にも冒されない理想郷の完成。」
  • ベディヴィエール —「……そうなのでしょうね。 確かに、聖都の中は理想郷なのかもしれません。」
  • Dr.ロマン —「うんうん。伝説通りならそうだよねぇ。 マーリンは楽園(アヴァロン)の端で幽閉されている筈だ。」
  • マシュ —「王の遺体は船で海に送り出され、 伝説の楽園、アヴァロンに辿り着いたと言われています。」
  • マーリン —「亡霊の王として地上に残ったアーサー王。 未来の王としてアヴァロンに運ばれたアーサー王。」
  • マーリン —「私が知っているのは無論、アヴァロンのアーサー王だ。 でもキミが知っているのは―――」
  • マーリン —「妖精たちはずっと噂していた。 アヴァロンの端に人型の岩がある。」
  • マーリン —「特異点によってアヴァロンに現れた、 どこか別の末端世界の、有り得たかもしれない可能性。」
  • マーリン —「故に、彼女は―――“聖槍を使い続けたアルトリア”は このアヴァロンにはやって来ない。」

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

  • マシュ —「その女癖の悪さからブリテン島にいられなくなり、 最後は理想郷アヴァロンに渡ったと言います。」
  • マシュ —「彼はそれまでの素行の悪さ……というか罪を悔い、 自ら、アヴァロンの中に塔を作って幽閉されました。」
  • マシュ —「アヴァロンは『世界の果て』にある塔。 人類史が終わるまで消える事のない時間の外側。」
  • Dr.ロマン —「マーリンにできる事といったら、 アヴァロンの塔から地球中を覗き見するぐらいさ。」
  • ダ・ヴィンチ —「人理焼却によって世界は滅んだが、 キミのいるアヴァロンはまだ健在だ。」
  • ダ・ヴィンチ —「キミはまだアヴァロンにいるのだろう? どうしてまたサーヴァントになっているのかな?」
  • マーリン —「彼を聖地に送り出したのは私だ。 獅子王が現れた時、アヴァロンに彼が現れたからね。」
  • マーリン —「でも、ほら。獅子王だけが消えたり、 ベディヴィエールだけがアヴァロンに残り続けるのは、」
  • マーリン —「私は本物、正真正銘のマーリンだ。 あわててアヴァロンから走ってきたのさ!」
  • マーリン —「ああ、人理焼却によって白紙状態の地球なら、 妖精郷を使ってこっそりとね!」

亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ

  • ダ・ヴィンチ —「中国における理想郷の逸話だね。」
  • アサシン —「妾(わらわ)のありがたい告密の教えが染み渡るに従い、 此処はどんどんと理想郷に近付いていくであろう。」
  • コロンブス —「犠牲はつきものだろ? なにしろ俺は、 この理想郷をまるごと手に入れようとしてるんだぜ。」

Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア

  • ダ・ヴィンチ —「基本軸である『幹』から離れすぎた世界は、 たとえ理想郷であろうと『打ち切り』になる。」

Lostbelt No.3 人智統合真国 シン

  • 荊軻 —「貴様一人の独善によって完結した理想郷よりも、 ずっと遠くの未来を見据えて人民は歩んでいるんだ。」

Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス

  • ??? —「―――だろうな。オリュンポスは神聖なる都市。 野蛮な貴様には理解しえない理想郷だ。」

Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス

  • ホームズ —「星間都市オリュンポス。 ここは、いわゆる理想郷という訳だ。」
  • マシュ —「理想郷……」
  • ホームズ —「食事までもが天上の美味。ふむ。 中国異聞帯の秦(しん)帝国も一種の理想郷ではあったが、」
  • 武蔵 —「だいたい、理想郷だろうと娯楽都市だろうと、 はたまた犯罪都市であろうと同じ事よ。」
  • ホームズ —「地上の理想郷(ユートピア)どころか、 概念としては天国、死後に至る天上の楽園に近い。」
  • アフロディーテ —「『世界の果ての妖精郷』とやらの話を、 私だけに捧げなさい。」
  • キリシュタリア —「そして、そういう彼らだからこそ、 不老不死(ふ ろ う ふ し)を実現した理想郷を作り上げられた。」
  • モードレッド —「キャメロット……アヴァロン……違う、違う!」
  • ゴルドルフ —「……成長も老化もしない理想郷の人間たちか。 どうしても、思い出してしまうな。」
  • ホームズ —「オリュンポスは理想郷だと認識していたが、 その実、人民支配に関しては異聞帯でも群を抜く。」
  • キリシュタリア —「理想郷はどこにもない。 犠牲者を生まない世界はどこにもない。」
  • (地の文) —「神々に管理された理想郷であるはずの 星間都市山脈オリュンポスに、響くはずであったモノ。」

Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ

  • ムニエル —「ユートピア。エデンの園。常若(とこわか)の国。 ブリテンで言えばアヴァロン。」
  • アルトリア —「風と土と生命(いのち)、 詩(うた)と雨に愛された理想郷―――」
  • ダ・ヴィンチ —「アヴァロンに旅立った。 “いつか蘇(よみがえ)る未来の王”として。」
  • オベロン —「モルガンの真の目的は汎人類史への攻撃――― 地球全土の『妖精郷化』だ。」
  • モルガン —「私は地上に新しい妖精郷を築く。 貴様たち氏族は、その礎(いしずえ)として死ね。」
  • ??? —「楽園の匂いがする……アヴァロンの音がする…… そうか……ついに、やって来たのだな……」
  • アルトリア —「あの……もしかして、あなた…… アヴァロンの……」
  • ハベトロット —「楽園(アヴァロン)に帰り損ねた竜の死骸が、 『北の妖精』たちの大地(む ら)だったんだ。」
  • ミラー —「(こんにちは、ブリテンの終わりの鐘。  尊(とうと)き使命をもった、ふたり目のアヴァロン・ル・フェ!)」
  • トネリコ —「楽園の妖精(アヴァロン・ル・フェ)の使命なんて、どうでもいい。 ただ支配する。それだけで良かったんだ。」
  • トネリコ —「このブリテンを救う使命をもって、 星の内海(うちうみ)から流れ着いた楽園の妖精(アヴァロン・ル・フェ)。」
  • 賢人グリム —「そうだ。 『楽園の妖精』、アヴァロン・ル・フェ。」
  • アルトリア —「『楽園の妖精』とは、その名称通り、 星の内海(うちうみ)……アヴァロンから派遣された妖精です。」
  • (地の文) —「楽園の楔(くさび)、アヴァロン・ル・フェ。」
  • 下級妖精たち —「まったくだよ。アイツさえいなければ キャメロットは理想郷だってのに。」
  • モルガン —「妖精暦4000年。 アヴァロンから遣わされた、楽園の妖精が。」
  • ダ・ヴィンチ —「そっか、アルトリアはブリテンの妖精じゃない! アヴァロンから来た妖精だ。だから―――」
  • モルガン —「未熟な楽園の妖精(アヴァロン・ル・フェ)。 予言に踊らされた我が同胞。」
  • マーリン —「僕は楽園(アヴァロン)の入り口で、 身だしなみを整えておくよ。」
  • マーリン —「鐘を鳴らしてからずっと、 楽園(アヴァロン)の呼び声が聞こえていただろう?」
  • マーリン —「『楽園の妖精(アヴァロン・ル・フェ)』は自分の意志で、 その使命を果たすだろう。」
  • マーリン —「どうあれ、キミたちは『楽園(アヴァロン)』に来るしかない。」
  • ホームズ —「以上4名は霊洞と呼ばれる通路を通り、 『星の内海(うちうみ)』―――楽園(アヴァロン)に向かう。」
  • マーリン —「この異聞帯におけるアルビオンは、 きちんと楽園(アヴァロン)までの路(パス)を開いていた。」
  • ■■■■■ —「おかえりなさい、楽園の妖精(アヴァロン・ル・フェ)。 その希望(お と)が、未来まで響きますように―――」
  • マーリン —「ようこそ、刻(とき)満ちた『楽園(アヴァロン)』へ。 星の誕生をめぐる旅は、ここで終わりだ。」
  • アルトリア —「汎人類史のアーサー王が、死んだあと、 旅立ったっていう、アヴァロン―――」
  • マーリン —「とはいえ、ここはあくまでアヴァロンの跡。 ブリテン異聞帯に映り込んでいる影にすぎない。」
  • マーリン —「アヴァロンにある防衛装置…… いや、最後の確認(テスト)と思ってくれればいい。」
  • アルトリア —「せっかくのアヴァロン、楽しまないと勿体ないし! それまでの護衛役、よろしくお願いしますね!」
  • マーリン —「私もアヴァロンから出る事はできないから、 こうして道案内をするだけで精一杯だしなあ。」
  • (地の文) —「そうか―――アヴァロンのワイバーン!」
  • アルトリア —「アヴァロンの道だってきつかったし。 もうなんなんだー! って感じ。」
  • アルトリア —「……まあ、ここはアヴァロンの影ですから。 貴方は今も幽閉塔にいるのでしょうけど。」
  • (地の文) —「……以上が、アヴァロンでの顛末(てんまつ)です」
  • パーシヴァル —「すべての生命、すべてのヒトが救われる、 理想郷という名の到達点に。」
  • アルトリア —「ケルヌンノスを倒したらお別れです。 わたしはアヴァロンに帰りますから。」
  • アルトリア —「そちらのアーサー王が、 眠りについたままアヴァロンに旅立ったように。」
  • アルトリア —「使用魔力をキャメロットから、 アヴァロン・ル・フェに。」

Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

  • ハベトロット —「うん。妖精郷でもここまでの風景は お目にかかれない。」
  • ハベトロット —「あー、楽しみー! ジャングルってボクたちの妖精郷(せ か い か ん)にないからさ!」
  • (地の文) —「星の内海(うちうみ)って、アヴァロンのこと?」
  • ダ・ヴィンチ —「アヴァロンはそんな在り方の一つにすぎない。 あれは自然寄りの、人間社会に関わりを持たない世界だ。」

奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション

  • (地の文) —「理想郷はすべての人間に与えられ、 死の恐怖は克服され、生の楽しみは充実した。」
  • 白い礼服の少年 —「理想郷はすべての人間に与えられ、 死の恐怖は克服され、生の楽しみは充実した。」

終章

  • キャスター —「うちの妖精郷からでも見えるトンデモ柱だぞ!?」

???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア

  • マシュ —「アーサー王は『アヴァロンで傷を癒やし、ブリテンの 窮地に再び現れる』とあります。」

幕間の物語

  • マシュ —「かつてのエリンに存在したという 妖精郷、その一つを支配する王の名前です!」
  • ディルムッド —「妖精郷……いえ、日本では仙郷、と 言うのでしょうか。その閻魔亭より、」
  • オジマンディアス —「この期に及び聖剣の持ち腐れとはな! ハハ! ならば最早、足を止めて妖精郷へと至るがよい!」
  • シバの女王 —「喩えとしてですが、それは“王”にとっては 一つの理想郷ではありませんか?」
  • ダークえっちゃん —「ここは『あ』の世ですから、イメージするだけで出ます。 好きなだけあんこが手に入るなんて、理想郷すぎます。」

カルデア妖精騎士杯 ~二代目の凱旋~

  • ブリトマート —「その名を継承した二代目ブリトマートであり、 妖精郷の妖精女王グロリアーナに仕えし、妖精騎士!」
  • 太公望(実況) —「そのあたりどうなんでしょう、 レディ・アヴァロン殿?」
  • レディ・アヴァロン(レポーター) —「はーい。 こちら、みんなの妹レディ・アヴァロンだよ。」

風雲からくりイリヤ城 ~果心居士のささやかな野望~

  • ランスロット —「マーリン殿か、レディのマーリ…… もといレディ・アヴァロンにでも頼んだな?」
  • レディ・アヴァロン(レポーター) —「はいはーい。 レポーターの、みんなの妹レディ・アヴァロンだよ。」

クリスマス2023

  • ブリトマート —「無念です……私が母上様ほどに成長していれば、 一時でも妖精郷を展開して、」

深山温泉大社・大割烹閻魔亭

  • フィン・マックール —「妖精達の世界……妖精郷はこの惑星(ほし)が眠(み)る夢、 固有結界のようなものだ。」

三千信長世界 デ・アルカ

  • 武田アタランテ・オルタ —「ここは子供たちとアニマルが触れ合う、 全アタランテの夢が集まる希望の理想郷。」

蒼輝銀河番組 セイバーウォーズ4.8

  • ダークえっちゃん —「ここは『あ』の世ですから、イメージするだけで出ます。 好きなだけあんこが手に入るなんて、理想郷すぎます。」

輝け! グレイルライブ!! ~鶴のアイドル恩返し~

  • ミス・クレーン(本質体) —「アナタたちは、それを消そうとする。奪おうとする。 ……危険。この理想郷にとっての脅威です。」
  • ミス・クレーン —「聖杯は失われ、もはや尾羽(おは)打ち枯らしました。 この理想郷も朝露のごとくに消え去りましょう。」

北極魔園観光アークティック・サマーワールド

  • ??? —「それじゃあ自己紹介をしなくちゃね。 私は花のお姉さん、レディ・アヴァロンだよ!」
  • レディ・アヴァロン —「マーリンお兄ちゃんの妹! 楽園の方から来たレディ・アヴァロンお姉さんだ!」
  • (地の文) —「よろしく、レディ・アヴァロン!」
  • マシュ —「あの、レディ・アヴァロンさん。 他に何か手段はありますか?」
  • マシュ —「現状のエリアはとても危険なようですね。 レディ・アヴァロンさん、心当たりはありますか?」
  • スカサハ=スカディ —「レディ・アヴァロンか。 エリア担当ご苦労。」
  • カルナ —「LAは大したものだ。 いや、アヴァロンの生物がすごいのか?」
  • マシュ —「…………あの、レディ・アヴァロンさん。」
  • (地の文) —「レディ・アヴァロン、どうしたの?」
  • レディ・アヴァロン —「私はレディ・アヴァロン。 見ての通りの綺麗なお姉さんだよ。」
  • マシュ —「レディ・アヴァロンさんはどうなさいますか?」
  • マシュ —「レディ・アヴァロンさん……?」
  • マシュ —「いずれも敵性体と断定します! レディ・アヴァロンさんの言う通り、英霊級の魔力です!」
  • (地の文) —「レディ・アヴァロン―――」
  • レディ・アヴァロン —「ボクはアヴァロンの塔にかけて願おう!」

螺旋証明世界 リリムハーロット

  • レディ・アヴァロン —「やあ、ひさしぶり! お兄ちゃん! みんなの妹、レディ・アヴァロンだよ。」
  • レディ・アヴァロン —「レディ・アヴァロンだよ。」
  • レディ・アヴァロン —「レディ・アヴァロンだよ。 楽園の方から来たお姉さんで、みんなの妹さ。」

永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0

  • AAA —「アルトリア・アヴァロン・アソシエイション。」
  • マシュ —「レディ・アヴァロンさん。 どうでしょう、心当たりはありますか?」
  • マシュ —「ロビーのテーブルにTVモニターとゲーム機が! レディ・アヴァロンさんの魔術でしょうか!」
  • マシュ —「ああっ、レディ・アヴァロンさんがー!」

極大霊障建築A.C.L.

  • ツタンカーメン —「死者は、敗者は、嘆いてよし。恨んでよし。憎んでよし。 理想郷とは程遠き、この世の憂さを。されど、」

盛夏堪能王国 Uオルガマリーアイランド

  • キレーちゃん —「ここは基本無料の王道楽土(お う ど う ら く ど)♪ パライソアヴァロンエリュシオン♪(死後に行け)」
  • 加齢怒様 —「理想郷を、手に入れる、はずだったのに……。」

カルデアゲート

  • 女魔術師 —「やっとアヴァロンへ至ったキミを駆り出さなきゃ いけないくらいの、そう、緊急事態(エマージェンシー)さ!」

虚影の塵

  • アルトリア・キャスター —「では道はわたしが作りますね。 こう、アヴァロンからカッ飛んでくる感じで。」

スイート・ブーケ・アヴァロン

  • (地の文) —「レディ・アヴァロン!」
  • レディ・アヴァロン —「そうとも! みんなの妹、レディ・アヴァロンお姉さんさ!」
  • レディ・アヴァロン —「……キミの夢と、キミの目指す明日の先。 それからアヴァロンの塔にかけて。」

シャイニー・トランペット

  • AAA —「アルトリア・アヴァロン・アソシエイション。 バレンタインの意識調査にやってきました。」