漂流
この用語は何か
漂流とは、本来いるべき世界から流れ出し、行き先を選べないまま別の世界へ流れ着くことである。移動そのものよりも、流れ着いた側が新しい世界にとって「余りもの」になるという帰結のほうに重心がある語で、流れ着いた者は漂流者、流れ着いた物は漂流物と呼ばれる。
作中の用例は一つの魔術体系に収まらず、系統の違う三つの現象へ同じ語が当てられている。第一に、宮本武蔵が生身の頃から持つ体質としての漂流(ドリフト)。第二に、妖精國ブリテンへ汎人類史から流れ込んでくる漂流物。第三に、虚数空間の海を漂う漂流者である。三者に共通するのは、移動が本人の意志でも儀式でもなく、世界の側の都合で押し流された結果として起きている点にある。
カルデアのレイシフトとの比較は繰り返し行われるが、両者は同じものではない。レイシフトが座標を指定して跳ぶ技術であるのに対し、漂流は跳んだ先を選べない。武蔵の漂流が「レイシフトに近いもの」と記録されるのは、経路の形が似ているというだけの類推である。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 語義 | 本来いるべき世界から流れ出し、別の世界へ流れ着くこと |
| ルビ・別表記 | 漂流(ドリフト)/漂流者/漂流物/時空漂流(れいしふと) |
| 系統① | 宮本武蔵の体質。『世界と世界の狭間』を経由して別世界へ落下する |
| 系統② | 妖精國ブリテンの漂流物。汎人類史から“取り替え(チェンジリング)”で流れ込む品物・人間・妖精 |
| 系統③ | 虚数の海の漂流者。虚数空間を流されている存在 |
| 漂流者の含意 | 「世界にとって邪魔者の異邦人」(天草四郎・下総国) |
| 語の初出 | 亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国 |
章別解説
亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国
漂流という語が最初に人物の属性として使われるのは、武蔵が主人公の前に現れる場面である。彼女は自分も一日前にこの土地へ来たばかりだと明かし、行った先の世界には二度と戻れない体質だと説明する。「ストレンジャー」「世界を渡る漂流者」といった呼び名は、いずれも土地の側が付けた他称であって、彼女自身が名乗ったものではない。漂流者とは自称ではなく、迎える側が付ける名であるという性格が、最初の場面から示されている。
- 〔第一歌 プルガトリオ(序)〕武蔵 —「私、どうも“前にいった事のある世界”には」「ストレンジャーとか、世界を渡る漂流者とか、」 (この場面を読む)
この語に最も踏み込んだ定義を与えるのは、皮肉にも敵である天草四郎である。彼自身も復讐のために数多の世界を渡り歩き、その果てに人でなくなった「外れもの」だと述べたうえで、武蔵に向かって決定的な理屈を突きつける——異なる世界へ転がり出た者は、放っておけば世界の修復力によって元の世界へ戻される。それが起きず、さらに別の世界へ流されたということは、帰るべき世界そのものが既に失われているという意味だ、と。武蔵が剪定事象の出身であること、そして漂流が「帰り道を見失った状態」ではなく「帰る先を失った状態」であることが、ここで同時に確定する。
- 〔最終歌 屍山血河舞台・厭離穢土(急)〕天草四郎 —「当然だ。貴様はただの漂流者。」「我らのように異なる世界に転がり出たものは、」「貴様は帰り道を見失ったのではない。」「貴様の世界は、貴様を残して失われた。」 (この場面を読む)
天草自身もまた漂流者であり、彼の場合はそれが目的をもった巡礼になっている。厭離穢土城が起動する場面で、彼は自らの遍歴を「無限の漂流」と呼び、ようやく報われると叫ぶ。同じ漂流でも、押し流されるだけの武蔵と、憎悪を燃料に世界を渡り続ける天草とでは意味が反転する。
- 〔最終歌 屍山血河舞台・厭離穢土(急)〕天草四郎 —「我が無限の漂流、ついに報われん!」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
漂流にドリフトという呼称が与えられ、カルデアの用語として登録される章である。武蔵はロシアの雪原に唐突に現れ、自分の到着を「時空漂流(れ い し ふ と)」と冗談めかして呼ぶ。この時点では、彼女の移動は「どこだろうとポンッと迷い出る体質」としか説明されていない。
- 〔地獄への程よい旅路〕武蔵 —「どこだろうとポンッと迷い出る体質なので、」「またもお釈迦様の導きで時空漂流(れ い し ふ と)。」 (この場面を読む)
これを世界移動として整理するのがシャーロック・ホームズである。彼は下総国で出会った「異邦人(ストレンジャー)」を、レイシフト装置なしで並行世界を渡り歩く特異能力者だと内心で位置づけ、地表が漂白されたタイミングで基本世界からロシアへ転がり出たと推定する。白紙化に飲まれずに済んだのは、彼女が世界の外側に弾き出されていたからだという理解である。同時にホームズは、数多の世界を渡ったうえで善悪を計ってきた者として、彼女だけは信頼できると評価する。漂流という異物性が、この章では初めて味方側の資産として扱われる。
- 〔地獄への程よい旅路〕ホームズ —「(彼女はレイシフトなしで“並行世界”を渡り歩く」「キミは数多の世界を渡り、その上で善悪を計ってきた者。」 (この場面を読む)
雷帝戦の決着直前、武蔵は宝具を放った直後に姿を消す。ホームズはこれを一言で「いつもの漂流(ドリフト)か!」と処理しており、本人の意志と無関係に、任意のタイミングで発動しうることが行動として示される。
- 〔君臨する雷帝〕ホームズ —「いつもの漂流(ドリフト)か!」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
ホームズが漂流の行き着く先を初めて言語化する章である。虚数潜航能力を持つ敵がいるのではないかという議論の最中、彼は内心で武蔵を「並行世界のドリフター」と規定しつつ、彼女は任意に次元間を移動しているのではなく、ただ違う世界に転がり出ているだけだと切り分ける。そして、いずれ全ての可能性に見捨てられ、ゼロの地点へ転がっていくだけの存在だと結論する。漂流には終着点があり、それは無であるという、この語に対する最も冷たい評価がここで下される。
- 〔魔剣強襲(前編)〕ホームズ —「ミズ・宮本は並行世界のドリフターだった」「(しかし彼女は違う世界に転がり出ているだけ)」「(いずれ全ての可能性に見捨てられ、」「ゼロの地点に転がっていくだけの漂流者だ」 (この場面を読む)
なお同じ章には、**世界間移動ではない「漂流」**も並存している。ストーム・ボーダーが虚数空間で装甲を失えば漂流しかねないというダ・ヴィンチの警告、シグルドに命乞いをする[[ゴルドルフ]]の「憐れな漂流者」という自嘲がそれで、こちらは単に航行不能の遭難を指す。前章でも南極からロシアへ流された経緯が「漂流」と呼ばれており、カルデア側の漂流は乗り物の遭難、武蔵の漂流は存在の遭難という使い分けになっている。
- 〔魔剣強襲(後編)〕ダ・ヴィンチ —「虚数空間で装甲が剥がれ、」 / ゴルドルフ —「こうなっては我々は憐れな漂流者、」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス
プロローグで、ローブをまとった人物が武蔵の行動を評する短い場面がある。彼女は漂流を連続で使い、単身でオリュンポスへ潜り込んだ——それはもはやレイシフトと変わらない、という指摘である。行き先を選べないはずの漂流を、回数で押し切って目的地に当てるという運用がここで示され、次章の種明かしへの伏線になる。
- 〔プロローグ〕??? —「しかし……漂流(ドリフト)の連続使用で」「オリュンポスに向かうとは。まさにレイシフトだな。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス
Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
漂流の仕組みが正面から説明される、この語の中心章である。武蔵は自分がロシア以降どこにいたのかを語り、まず前提として、生身だった頃から“隣の世界”に迷い出る力を持っていたと明かす。観音の導きだと本人は言い、周囲はそれを漂流(ドリフト)と呼んでいた、と。
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅱ)〕武蔵 —「生身だった頃からあった、“隣の世界”に迷い出る力。」 (この場面を読む)
続いて彼女は自分の足取りを整理する。地球が白紙化する直前に漂流し、飛び出た先は一分後の白紙化された大地だった。そこを旅していると再び漂流し、着いた先がロシアの異聞帯だった——ここまでが第一部の再会に当たる。ここでマシュが、カルデアの記録では武蔵の漂流はレイシフトに近いものとされていた、と補足する。
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅱ)〕武蔵 —「たぶん、私は地球が白紙化する直前、」「その先が異聞帯―――ロシアの大雪原だった。」 / マシュ —「はい。武蔵さんの漂流(ドリフト)はレイシフトに」 (この場面を読む)
そして武蔵が語る原則が、この語の核心になる。漂流は基本的に違う世界へ出るものであり、同じ世界が連続することはない。だから一度離れた主人公の世界へ戻るには、運任せに何度も漂流を繰り返すしかなかった——と。ところがロシアから漂流した先は白紙化した2018年の地球で、その後何度跳んでも結果は変わらなかった。出る場所は変わっても、「時代」と「世界」が動かなくなっていたのである。
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅱ)〕武蔵 —「うん。漂流(ドリフト)は基本、違う世界に出るもの。」「『前と同じ世界』が連続するコトはなかった。」「運任せに何度も漂流(ドリフト)を」「『時代』と『世界』は変わらなかった。」 (この場面を読む)
この異常を経路の側から説明したのがマシュである。武蔵の漂流は、まず『世界と世界の狭間』の空間へ飛び、そこから『世界に出る』という二段構えになっている。高次元へジャンプしてから低次元へ落下する構造であるため、異聞帯を囲う『嵐の壁』も越えられる。そして手順自体は変わっていないが、落下する先が無数にあった状態から、『この世界』ひとつしかない状態へ変わってしまった——だからどこへ跳んでもこの世界のどこかに出るのだ、と。武蔵はこれを肯定し、「もうこれじゃ漂流(ドリフト)とは呼べないわよね」と受け止める。漂流という現象の定義が、地球の白紙化という外的事情によって内側から壊された瞬間である。同時にこれは、行き先が一つしかない世界に主人公たちが立っていることの、別の角度からの証明にもなっている。
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅱ)〕マシュ —「まとめますと、武蔵さんの漂流(ドリフト)は、 まず『世界と世界の狭間』の空間に飛び、」「その後、『世界に出る』というものでした。」「高次元にジャンプしてから、 低次元に落下している、という考えですから。」「ただ、今まではその『落下する先』が無数に あったのですが、今は『この世界』しかないため、」 / 武蔵 —「もうこれじゃ漂流(ドリフト)とは呼べないわよね。」 (この場面を読む)
副次的な用法として、この章では漂流が物理的な漂着にも使われる。カイニスがアトランティスから空間を漂って流れ着いた件がそれで、ダ・ヴィンチは漂流状態でも受動的に発動する移動能力を持っているのだろうと分析し、その手に握られていたアルテミスの欠片が対機神兵器の基準になる。流れ着いたもの自体が鍵になるという筋は、次章の妖精國でも繰り返される。
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅰ)〕ダ・ヴィンチ —「漂流状態でもパッシブで発動するような、 移動に関する特殊な能力を持ってるんだろうね。」 (この場面を読む)
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅳ)〕ダ・ヴィンチ —「アトランティスから漂流してきた彼女(カイニス)が」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
漂流が個人の体質ではなく、社会制度の一部として機能している章である。妖精國ブリテンには汎人類史から物や人が流れ込んでおり、これらは「漂流物」と総称される。流入の経路は“取り替え(チェンジリング)”と呼ばれ、品物であることも、人間や妖精であることもある。
漂流物はまず通貨に近い価値を持つ財である。モルガンはノリッジ切り捨ての見返りとして、西の宝物庫に死蔵した漂流物の三割をスプリガンにくれてやると告げ、それが汎人類史から流れてきた異物であることを付け加える。妖精たちにとって最上級の報酬になるほどの希少品なのである。[[ムリアン]]が女王の悪政として数え上げる項目にも「漂流物の独占」が入っており、流れ着いたものを誰が握るかが政治問題になっていることがわかる。
- 〔グロスター(Ⅰ)〕モルガン —「西の宝物庫に死蔵した“漂流物”、 その3割をくれてやる。」「汎人類史から流れてきた異物であるが、」 (この場面を読む)
- 〔グロスター(Ⅰ)〕ムリアン —「『厄災』への対処。漂流物の独占。」 (この場面を読む)
同時に漂流物は身分でもある。シェフィールドで[[ロブ]]は、自分とワグが妖精國生まれではなく海岸に流れ着いた余所者だと明かす。漂流物にはどの氏族にも属さない者が含まれ、居場所を持たないまま令呪を刻まれて放置される。年末の存在税で死ぬのが前提だから、わざわざ殺す必要すらなかった——という扱いである。流れ着いた者を最下層に置く社会が、この一節で説明される。
- 〔断章/3 シェフィールド(Ⅰ)〕ロブ —「……オレとワグは妖精國の妖精じゃない。」「漂流物ってヤツだよ。」「品物だったり、人間だったり、妖精だったり……」「たまにあるのさ。 そういう取り替え(チェンジリング)が。」 (この場面を読む)
この分類は要人の正体にも使われる。ノリッジ領主スプリガンの言動が妖精のものではないと見抜いたダ・ヴィンチは、彼を汎人類史から漂流した“取り替え(チェンジリング)”——つまり人間だと指摘する。漂流物であることが、隠さねばならない出自として機能している。
- 〔ノリッジ(Ⅱ)〕ダ・ヴィンチ —「汎人類史から妖精國ブリテンに漂流した “取り替え(チェンジリング)”……だね?」 (この場面を読む)
漂流物のうち最も影響が大きいのは書物である。バーゲストが円卓の騎士の物語に憧れたのも、妖精たちが人間を殺す遊びを覚えたのも、出所は同じ漂流物だった。同じ棚から騎士道と残虐が同時に流れ込んでいる。この構造を最後に言い当てるのがオベロン・ヴォーティガーンで、自分という嘘だらけの妖精王が成立したのも、結局はブリテンに漂流物が流れてくるからだと述べ、汎人類史を憎むはずのモルガンが汎人類史を愛しすぎだと皮肉る。漂流物は妖精國の文化そのものの供給源であり、同時に汚染源でもあるという総括になっている。
- 〔ある予言〕ベッドの上の少年 —「“取り替え(チ ェ ン ジ リ ン グ)”で流れてきた漂流物。」 / 妖精たち —「漂流物で読んだことがある!」 (この場面を読む)
- 〔夏の夜の夢〕オベロン・ヴォーティガーン —「ブリテンに漂流物が流れてくるからだ。」「モルガンのヤツ、汎人類史が嫌いなクセに、 汎人類史を愛しすぎじゃない?」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
凹型虚数怪理 イマジナリ・トレンチ
虚数空間そのものを漂流の場とした章である。虚数の海に沈んだノーチラス号は、航行中に生命反応を捉えて救助作戦を行う。ネモはその対象を「死地と化した虚数の海の、漂流者」と呼び、マシュは回想の形で、救助した『漂流者』が『あの方』だとはこの時点では思っていなかったと語る。引き上げられたのはフォーリナーのサーヴァント、ヴァン・ゴッホであった。
- 〔第一幕 不可知の暗礁(1/2)〕ネモ —「死地と化した虚数の海の、漂流者。」 / マシュ —「かくして『漂流者』を無事救助したわたしたちでしたが、」「まさか、『漂流者』が『あの方』だなんて、 この時点では夢にも思っていませんでした……」 (この場面を読む)
ここでの漂流は、その環境を生き延びる技術として扱われる点で他章と異なる。ゴッホは長く虚数の海を漂っていた経験から、流れているだけなら怪物は襲ってこないこと、音を立てれば集まってくることを知っており、さらに敵を食べて資源にするという発想を持ち込む。艦の魔力リソース不足はこれで解決し、以後の作戦が成立する。漂流していた期間に身についた作法が、そのまま攻略法になったわけである。
- 〔第一幕 不可知の暗礁(1/2)〕ゴッホ —「間違いないです……ゴッホずっと漂流してましたが……」「ゴッホが漂流中にしてきたみたいに。エヘヘ。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 凹型虚数怪理 イマジナリ・トレンチ
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
漂流者が人でも物でもなく、異聞帯を成立させた側として現れる章である。南米異聞帯の起点を語る場面で、地の文はソラから落ちてきてこの星に漂流したものとして自らを名乗る。汎人類史では六千六百万年前に五度目の絶滅を招いた隕石が、この世界ではわずかな軌道のずれで二億五千万年ほど早く到着した——という違いが異聞の分岐点になっている。
- 〔第三冥界ソソアウワキ〕(地の文) —「わたしたちはソラから落ちてきたもの。 この星に漂流したもの。」 (この場面を読む)
後の場面で[[イシュキック]]がこれを正式に説明する。ソラから落ちて漂流者となった存在は現地の発音で『マィヤ』と呼ばれ、彼らが一つだった大陸を根のネットワークで固定したことで、この異聞帯は三億年前から分岐したことになる。流れ着いた側が世界の主になった唯一の用例である。
- 〔終末観測所メツィティトラン〕イシュキック —「ソラから落ち、漂流者となった『彼の者』たち。 我々の発音では『マィヤ』と言うのですが、」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
別れの場面で、アビゲイル・ウィリアムズは漂流を希望の語として使う。時空を旅する紳士とともに去るにあたり、彼女はいつか本当に自由になれたなら、もはや自分ではない誰かが漂流者として流れ着く希望が出てくるはずだと言い、それがカルデアでの再会の可能性になると語る。流されることが、再会の唯一の経路として肯定される数少ない用例である。
- 〔~セイレム~〕アビゲイル —「もう私ではないだろうけど、私である誰かが、 漂流者として流れる希望が出てくるはず。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
幕間の物語
ディルムッド・オディナの幕間は、漂流者としての武蔵を外側から描いた唯一の挿話である。カルデアとは異なる世界の聖杯戦争が舞台で、そこにセイバーとして召喚されていたディルムッドが、時と空間を超えて数多の世界を渡り続ける漂流者と出会う。武蔵は殺し合いへの参加を辞退し、その理由として自分は漂流者であって聖杯に選ばれた英霊ではないと明言する。サーヴァントでありながら聖杯の召喚系統に属さないという彼女の立場が、ここで最も端的に言い切られている。
- 〔双剣、来たる〕(地の文) —「時を超えて、空間を超えて、 数多(あまた)の世界を渡り続けるという一人の漂流者に。」 / 武蔵 —「この私は漂流者であって、 聖杯に選ばれた英霊という訳ではないのです。」 (この場面を読む)
この出会いには後日談がある。カルデアに一時的に現界したディルムッドについて、ホームズは彼が並行世界の一つで出会った武蔵の縁を通じて訪れた英霊だと分析する。漂流が、世界をまたいだ召喚の縁として機能した事例である。
- 〔双剣、来たる〕ホームズ —「特に、キミは並行世界の一つで出会ったという ミズ・宮本の縁を通じて訪れた英霊であるようだしね。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 幕間の物語
読み取れる設定
- 語義(確定): 世界から世界へ流されること。ルビ『ドリフト』が当てられる。
- 経路(確定): 武蔵の漂流は二段構え。まず『世界と世界の狭間』へ飛び、その後に世界へ出る。マシュはこれを「高次元にジャンプしてから、 低次元に落下している、という考えですから。」と要約する(オリュンポス)。→ 虚数空間
- レイシフトとの関係(確定): カルデアの記録では「レイシフトに近いもの」とされるが、行き先を選べない点で決定的に異なる。武蔵自身も跳ぶ先を制御していない。
- 原則(確定): 漂流先は毎回異なる世界であり、同じ世界が連続することはない(オリュンポス・武蔵)。
- 原則の破れ(確定): 地球の白紙化により『落下する先』が『この世界』ひとつになったため、漂流は同一世界内の空間転移に変質した。武蔵は「もうこれじゃ漂流(ドリフト)とは呼べないわよね。」と述べる(オリュンポス)。→ 白紙化地球
- 漂流者の帰結(確定): 天草四郎は「我らのように異なる世界に転がり出たものは、」世界の修復力で元の世界へ戻されるものだと述べ、それが起きない者は帰る世界そのものを失っていると断じる(下総国)。武蔵が剪定事象出身であることの根拠となる。
- 漂流の終着点(確定): ホームズは武蔵を「ゼロの地点に転がっていくだけの漂流者だ」と評し、漂流には無へ向かう方向性があると見る(LB2)。
- 漂流者という他称(確定): 特異点Fでサーヴァントが「ナゼ 漂流者ノ 肩ヲ持ツ……!?」と主人公側を指す用例、下総国で天草四郎が「当然だ。貴様はただの漂流者。」と武蔵を評する用例がある。世界にとっての異邦人という含意で使われる。
- LB6の漂流物(確定): 汎人類史から妖精國ブリテンへ流れ込む存在。“取り替え(チェンジリング)”という経路で、品物・人間・妖精のいずれもが流れ込む。財産・身分・文化供給源の三役を兼ねる。→ 妖精
- LB7の漂流(確定): イシュキックは「ソラから落ち、漂流者となった『彼の者』たち。 我々の発音では『マィヤ』と言うのですが、」と述べ、漂流してきた側が異聞帯の主になった事例を語る。
- 【推測】『漂流』は単一の設定用語ではなく、世界を跨いで流れ着いた存在を指す緩やかな概念として、章ごとに別々の現象へ適用されている。三系統に共通するのは「行き先を選べない」ことと「着いた先で余りものになる」ことの二点にとどまる。
揺れ・矛盾
- 同音語(自動車のドリフト)が大量に混在する: 第六特異点のダ・ヴィンチ「どうだ、このドリフトは! ドリフトしない方が」、LB4のゴルドルフ「12車輪でドリフトなどさせるなバッカモーーン!」など、走行技術としての『ドリフト』が複数章に存在する。検索語としての『ドリフト』34件のうち相当数がこれに当たる。本ページでは概念語としての用例と区別して掲載している。
- 『漂流サーヴァント』は作中語ではない: 概念索引が別名に挙げる『漂流サーヴァント』は全走査で0件。作中では『漂流者』『漂流物』が使われる。
- カルデア側の『漂流』は別概念: LB1でゴルドルフは「確かに我々は漂流していたが、南極からロシアだぞ?」と述べ、LB2では「こうなっては我々は憐れな漂流者、」と語る。これはストーム・ボーダーの航行上の遭難を指し、世界間移動ではない。乗り物の遭難と存在の遭難が同じ語を共有している。
- 比喩・固有名詞としての用法: ぐだぐだ明治維新で魔神アンドラスは「目的の無い生命活動は、航海ではなく、漂流であり―――」と生き方の比喩に用い、惑う鳴鳳荘の考察では舞台そのものが『漂流電影空間ハリウッド』と命名される。SE.RA.PHではBBが主人公を「電子の海の漂流者、マスターさん!」と呼ぶ。術語として数えられる用例は全体の半分程度である。
- 漂流の規則が武蔵自身の証言でしか担保されない: 「うん。漂流(ドリフト)は基本、違う世界に出るもの。」という原則は武蔵の自己申告であり、カルデア側の記録は『レイシフトに近いもの』という類推にとどまる。両者を突き合わせた検証は作中で行われない。
- 漂流物の流入原因は説明されない: 妖精國ブリテンへなぜ汎人類史から物が流れ込むのか、その仕組みは作中で語られない。オベロン・ヴォーティガーンが「ブリテンに漂流物が流れてくるからだ。」と結果を述べるだけで、経路である“取り替え(チェンジリング)”も名前以上の説明を持たない。
関連
- レイシフト — 類縁とされる現象。ただし行き先を選べる点で異なる
- 並行世界 — 漂流先として想定されていた枠組み
- 剪定事象 — 武蔵の出自。帰るべき世界を失った理由
- 虚数空間 — 『世界と世界の狭間』および虚数の海
- 異聞帯 / 汎人類史 — 漂流物の流出元と流入先
- 白紙化地球 — 漂流の行き先が一つに潰れた原因
- サーヴァント / 妖精
- 章別解説: 亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国 / Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス / Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
- 人物: 宮本武蔵 / 天草四郎
引用元の人物
- レオナルド・ダ・ヴィンチ — 本ページ引用 6 件の話者
- マシュ・キリエライト — 本ページ引用 5 件の話者
言及の多い章
- Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ — この章に言及 12 件
- 幕間の物語 — この章に言及 5 件
- 凹型虚数怪理 イマジナリ・トレンチ — この章に言及 5 件
- Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア — この章に言及 3 件
- Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング — この章に言及 3 件
- 惑う鳴鳳荘の考察 — この章に言及 3 件
FGO全シナリオ(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン、全151章 1,104,754行)を機械走査し、『漂流』および別名表記を含む発話を全件収集したうえで構成している。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。
付録: 原文引用アーカイブ
原文引用アーカイブ(機械収集・89 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある
原文行の該当ヒットは 130件(39章)。同一話者の連続発話をまとめ、同一章内の完全重複を除いた『発言単位』では 89件。このうち本節に 89件 を掲載する。
特異点F 炎上汚染都市 冬木
- 〔影のサーヴァント〕サーヴァント —「ナゼ 漂流者ノ 肩ヲ持ツ……!?」
第二特異点 永続狂気帝国 セプテム
- 〔古き神の謎〕Dr.ロマン —「時に空を舞い、時にドリフトターン……」
第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス
- 〔パイレーツ・オブ・カルデア〕海賊 —「気付いたらこのあたりに漂流してたんでさ。」
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
- 〔敗走(1/2)〕ダ・ヴィンチ —「どうだ、このドリフトは! ドリフトしない方が」
亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国
- 〔第一歌 プルガトリオ(序)〕武蔵 —「ストレンジャーとか、世界を渡る漂流者とか、」
- 〔最終歌 屍山血河舞台・厭離穢土(急)〕天草四郎 —「当然だ。貴様はただの漂流者。」
- 天草四郎 —「我が無限の漂流、ついに報われん!」
亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
- 〔~セイレム~〕アビゲイル —「漂流者として流れる希望が出てくるはず。」
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
- 〔獣たちの帝国〕ゴルドルフ —「確かに我々は漂流していたが、南極からロシアだぞ?」
- 〔地獄への程よい旅路〕武蔵 —「またもお釈迦様の導きで時空漂流(れ い し ふ と)。」
- 〔君臨する雷帝〕ホームズ —「いつもの漂流(ドリフト)か!」
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
- 〔魔剣強襲(前編)〕ホームズ —「ゼロの地点に転がっていくだけの漂流者だ)」
- 〔魔剣強襲(後編)〕ダ・ヴィンチ —「漂流する可能性もゼロじゃない。」
- ゴルドルフ —「こうなっては我々は憐れな漂流者、」
Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ
- 〔ユガの終わりに笑う者達〕ゴルドルフ —「よし、フルアクセルからドリフトで」
- 〔“在る”という瑕疵〕ゴルドルフ —「12車輪でドリフトなどさせるなバッカモーーン!」
Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス
- 〔プロローグ〕??? —「しかし……漂流(ドリフト)の連続使用で」
Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅰ)〕ダ・ヴィンチ —「漂流状態でもパッシブで発動するような、」
- ゴルドルフ —「衰弱した状態で漂流……」
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅱ)〕武蔵 —「観音さまのお導き。漂流(ドリフト)っていうらしいけど。」「漂流(ドリフト)をしちゃったんだと思う。」
- 武蔵 —「また漂流(ドリフト)しちゃって、」
- マシュ —「はい。武蔵さんの漂流(ドリフト)はレイシフトに」
- 武蔵 —「うん。漂流(ドリフト)は基本、違う世界に出るもの。」「運任せに何度も漂流(ドリフト)を」
- 武蔵 —「ロシアから漂流(ドリフト)した私の目の前には、」「その後、何度も漂流(ドリフト)したけど結果は同じ。」
- 武蔵 —「私の漂流(ドリフト)がどんな神通力だったのか、とかー、」
- 武蔵 —「あ、オリュンポスには漂流(ドリフト)を使って」
- マシュ —「まとめますと、武蔵さんの漂流(ドリフト)は、」
- 武蔵 —「もうこれじゃ漂流(ドリフト)とは呼べないわよね。」
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅳ)〕ダ・ヴィンチ —「アトランティスから漂流してきた彼女(カイニス)が」
Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
- 〔グロスター(Ⅰ)〕モルガン —「西の宝物庫に死蔵した“漂流物”、」
- オベロン —「“漂流物”かもしれない……)」
- ムリアン —「『厄災』への対処。漂流物の独占。」
- 〔断章/3 シェフィールド(Ⅰ)〕ロブ —「漂流してきたオレたちはぐれ者とは違う。」
- ロブ —「漂流物ってヤツだよ。」
- ハベトロット —「(漂流物? ボクは聞いたコトないけど……」
- 〔ノリッジ(Ⅱ)〕ダ・ヴィンチ —「汎人類史から妖精國ブリテンに漂流した」
- 〔マンチェスター〕??? —「“取り替え(チ ェ ン ジ リ ン グ)”で流れてきた漂流物。」
- 〔星の生まれる刻〕村長 —「漂流岬は知っているな?」
- 〔ある予言〕ベッドの上の少年 —「“取り替え(チ ェ ン ジ リ ン グ)”で流れてきた漂流物。」
- 妖精たち —「漂流物で読んだことがある!」
- 〔夏の夜の夢〕オベロン・ヴォーティガーン —「ブリテンに漂流物が流れてくるからだ。」
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
- 〔第三冥界ソソアウワキ〕ナレーション —「この星に漂流したもの。」
- 〔終末観測所メツィティトラン〕イシュキック —「ソラから落ち、漂流者となった『彼の者』たち。」
オーディール・コール
- 〔オルガマリークエスト_1〕カドック —「漂流することになる訳だ。」
奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス
- 〔訣別の時〕??? —「遙かな未来。いや、正しい歴史から訪れた漂流者よ。」
終章
- 〔オルガマリークエスト_1~4 ダイジェスト〕カドック —「漂流することになる訳だ。」
幕間の物語
- 〔双剣、来たる〕ナレーション —「数多(あまた)の世界を渡り続けるという一人の漂流者に。」
- 武蔵 —「この私は漂流者であって、」
- 〔サクラ迷宮/M〕BB —「電子の海の漂流者、マスターさん!」
- 〔静かなる時を求めて〕モリアーティ —「砂漠に漂流していたアトラス院であの男と遭遇した。」
- 〔我が神はここにありて Ⅱ〕ジャンヌ —「あれは……漂流しているのでしょうか?」
ぐだぐだ明治維新
- 〔第七節 さらば愛しきぐだぐだ世界〕魔神柱アンドラス —「目的の無い生命活動は、航海ではなく、漂流であり―――」
- 〔エピローグ 不滅の誠〕魔神アンドラス —「私は漂流の果てに消滅し。」「我が漂流の終わりを看取った狂戦士よ。」
復刻:ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊 ライト版
- 〔第二節 贋作「ダンディおじさん」〕エミヤ —「トナカイ……サンタ……嵐……漂流……デスライブ……」
惑う鳴鳳荘の考察
- 〔第2節 『イントロダクション』〕Dr.ロマン —「あえて名付けるなら『漂流電影空間ハリウッド』?」
- 紫式部 —「これより私どもは『漂流電影空間ハリウッド』……」
- 〔第13節 『トリスタンの考察』〕トリスタン —「『漂流電影空間ハリウッド 鳴鳳荘殺人事件』……。」
ホワイトデー2020
- 〔第一節『呼吸は月曜日の朝のように』〕オリオン —「漂流しちまうんだ、これが。」
- キルケー —「……長い時間をかけて漂流し、」
CBC2023 カルデア重工物語 ~君と僕のBtoB~
- 〔エピローグ 『武蔵の野辺に朽ちぬとも』〕エミヤ・オルタ —「……陽気な漂流者め。」
ポホヨラのクリスマス・イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形
- 〔『第4幕 後編 ~トレパック~』〕光のコヤンスカヤ —「あれは……漂流(ドリフト)です。」
失われた創世 未来からの方舟
- 〔プロローグ 神罰の雨〕太公望 —「海面に不時着して漂流状態ですから!」
- 〔第3節 トッカータとフーガとノンアルコール〕ドーヴ —「あたしはもう、漂流する方舟の中にいて、」
開拓漂流日誌 ブルースカイランド
- マシュ —「もうシフトというよりドリフトでは?」
- ダ・ヴィンチちゃん —「これは―――漂流するぞ―――!」
- 〔第6節 『ヴィレッジ』〕マルタ —「していたのなら、同じ漂流者でもけっして見過ごせない。」
世紀末女神伝 シャドウアイランド
- 〔終節『ホームカミング』〕スカサハ —「我々がここに漂流できたのか。」
深海電脳楽土 SE.RA.PH
- 〔アバンタイトル〕玉藻の前 —「水着で漂流するのはもう懲り懲りですぅー!」
盛夏爆走祭典 イシュタルカップ
- 〔第2エリア レースハイライト〕ネロ —「重いリアを活かした地を削るドリフトワーク!」
極東乖離結界『帝都』
- 〔第2節『脈動』〕ダ・ヴィンチちゃん —「ぽっかり漂流島さ。」
週末北方遊園 ONI♡LAND
- 〔第10話『本当の黒幕、黄金竜!』〕ナレーション —「うん。これ漂流ってヤツよね。」
- エリザベート —「途中で嵐にあって……漂流した先で新しいジャンルに」
深海電脳楽土 SE.RA.PH
- 〔アバンタイトル〕玉藻の前 —「水着で漂流するのはもう懲り懲りですぅー!」
西部絢爛賭場ラスベガス
- 〔いざ! 絢爛ラスベガス!〕武蔵? —「そう、我こそ天衣無縫(て ん い む ほ う)の漂流者!」
蒼輝銀河番組 セイバーウォーズ4.8
- 〔テキサス・ビヨンドⅠ〕X —「ドリフトとくれば、不安さもひとしお。」
- 〔アビス・サルガッソーⅡ〕ナレーション —「宇宙船がドリフトした……」
- 〔グリーン・キッチンⅠ〕ガウェイン・ザ・マッシュ —「深い傷を負い、宇宙に漂流していた私は」
凹型虚数怪理 イマジナリ・トレンチ
- 〔第一幕 不可知の暗礁(1/2)〕ネモ —「死地と化した虚数の海の、漂流者。」
- マシュ —「かくして『漂流者』を無事救助したわたしたちでしたが、」「まさか、『漂流者』が『あの方』だなんて、」
- ゴッホ —「間違いないです……ゴッホずっと漂流してましたが……」
- ゴッホ —「ゴッホが漂流中にしてきたみたいに。エヘヘ。」
- 〔第二幕 雷撃手の漁場(4/4)〕ネモ・プロフェッサー —「このままだと論理座標の果てまで漂流しますぅ!」
聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~
- 〔第17節 黒い少女〕ダ・ヴィンチ —「神隠しで漂流してきたのも原理は同じだろう。」
幸福累計都市 ドバイ
- 〔第9節『Desert Dubai(Ⅱ)/ Queen and Camel』〕マシュ —「あっ、ドリフト走行……!」
蛇竜這行大地ランドサーペント
- 〔【育成クエスト】グリーンドラゴンに育てる〕蛇竜人 —「掠(かす)めながらドリフト決めると気持ちいいんだ……。」
カルデアゲート
- 〔第二節 贋作「ダンディおじさん」〕エミヤ —「トナカイ……サンタ……嵐……漂流……デスライブ……」
- 〔『漂流者』〕助六 —「おぬしは何のために、このような漂流を続けていた?」
パフェ・魔剣破り
- 〔宮本武蔵〕武蔵 —「連れての漂流(ドリフト)に、いざチャレンジ!」
- 〔ノクナレア・ヤラアーンドゥ〕ノクナレア —「レイシフトでも漂流ってするんだ。」