精霊
この用語は何か
精霊(精霊種)とは、人間でも神でもなく、惑星そのものから生じた存在のこと。FGO でもっとも踏み込んだ定義は第七異聞帯で示される——精霊は「星の内海」で生まれ、地上へ送り出された「星の触覚」であり、役目を終えれば内海へ還る。還らなかった/還れなかったものが、地上に居着いて妖精や精霊や神霊になった。星の内海とは、惑星をひとつの生命と見立てたときに必ずあるとされる「心の場所」——いわば**惑星そのものが持つ固有結界**であり、アヴァロンもそのひとつである。
もうひとつ、まったく別角度からの定義が奏章Ⅲで置かれる。惑星上の自然現象が、人々の知覚と解釈によってひとつの生命になったもの——それが「神霊」「精霊」と呼ばれるものだ、というシエルの説明である。前者が「星が送り出した」という発生論なら、後者は「人が見たから生まれた」という認知論であり、両者は矛盾せずに併存している。精霊とは、星の側の意思と人間の側の解釈がぶつかる境界に立つ存在、というのが FGO の一貫した扱いである。
序列としては神霊の下位、あるいはその亜種に置かれる。ただしこの語が指す範囲は極端に広い。四大精霊(地水火風)のような古典的な区分、大気そのものと言われる大精霊ワンジナ、火山や砂漠のような環境が生む炎の精霊、都市そのものの化身、ブリテンの**妖精、そして肉体を得た精霊である真祖**——これらが全部「精霊」の名で呼ばれる。ランスロットは妖精と精霊を「同じようで違うもの」と切り分け、妖精には人間的な知性があるが、精霊は超自然的で悪意も善意もないと説明する。この「ただそこにあるだけ」という性質が、精霊を災害に似せている。
精霊が英霊として現界する例は少なくない。虞美人、ワンジナ、テノチティトラン、ジニー。共通するのは、人間側の器や解釈を経由してはじめて人前に立てるという点である。純粋な精霊は大きすぎるか希薄すぎて、人には認識すらされない。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正体 | 星の内海から派遣された「星の触覚」/自然現象が人の知覚によって生命化したもの |
| 序列 | 神霊の下位・亜種。英霊とは別系統 |
| 性質 | 悪意も善意もない超自然現象。人間とは時間尺度が異なり、食事を必要としない |
| 規模の幅 | 低級霊から「大精霊」「超精霊」まで。大きすぎるものは観測すらできない |
| 発生条件 | 環境への適応(火山なら炎の精霊)/人々に語られ、見られること |
| 近縁 | 妖精(人間的知性を持つ)/真祖(受肉した精霊)/幻想種 |
| 特別な一種 | 星の頭脳体=原型(アーキタイプ)。星の内海でしか生まれない記録者 |
章別解説
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
作中で「精霊」という語がはじめて術者の道具立てとして出る場面である。「P」を名乗る魔術師は、自らをヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス、四大の精霊を操る者にして真なるエーテルを求む者と名乗って立ちはだかる。ここでの精霊は西洋錬金術の枠組みにおける地水火風の四大であり、後の章で語られる「星の触覚」とは説明系統が異なる。同じ語が、術式の分類名としても存在論の名としても使われるという、この項目の面倒さがすでに現れている。
- 〔ロンドン・ナイト〕「P」 —「私は、ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス。 四大の精霊を操る者にして、真なるエーテルを求む者。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
精霊を「降ろす」魔術体系が、はじめてまとまって扱われる章である。章前のブリーフィングで Dr.ロマンは、北米は魔術的には歯牙にもかけられていない土地だが魔術が皆無なわけではなく、向こうには精霊を降臨させるような独自の魔術が発達していた、と説明する。西欧魔術とは分断された系統がある、という前置きである。
- Dr.ロマン —「向こうには精霊を降臨させるような 独自の魔術が発達していたようだしね。」
その体系を背負って現れるのがジェロニモである。マシュは彼をアパッチ族の**精霊使い(シャーマン)**がキャスターとして召喚されたものと理解するが、本人はそれを否定する——精霊使いなどとは程遠い、自分はただの戦士でしかない、と。実際の彼は、宝具の解放にあたって大地を闊歩する精霊へ真名によって呼びかけ、その力を借りるという形式をとる。アルジュナの一撃でその精霊が壊されると「我が精霊が、ただの一撃で壊れたか」と述べており、呼び出した精霊が宝具の実体として現界し、破壊もされうることが分かる。彼はまた自身の幕間や後年のイベントで、英霊もまた「同じ死者の精霊」だと語り、精霊使いとしての資格や血脈にも触れる。この章の「精霊」は、召喚され使役される具体的な戦力である。
- 〔クール・ハンド・フローレンス〕マシュ —「アパッチ族の精霊使い(シャーマン)――― キャスターとして召喚されたのですね。」 / ジェロニモ —「厳密には精霊使いなどとは程遠い存在だがね。 私はただの戦士でしかない。」 (この場面を読む)
- 〔虹の彼方へ〕ジェロニモ —「この大地を闊歩する精霊よ。■■■■■の真名において、 その力を貸し給う。」「我が精霊が、ただの一撃で壊れたか。 さすがインド最強の英雄……!!」 (この場面を読む)
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亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
「精霊」という呼称が文化ごとの言い換えにすぎないと明言される場面がある。シバの女王は、自分の父は人間だが母は砂漠にひそむ霊鬼(ジン)であったと明かし、それを精霊、聖霊、魔神、霊鬼といろいろな呼ばれ方をされる存在だと説明する。彼女が魔神柱に影響を受けず逆に影響を及ぼせるのも、この血によるものだった。種としての線引きではなく、同じものを各文化が別の名で呼んでいるだけという整理が、作中でここまで直接に述べられるのは珍しい。
- 〔四つの結び目〕シバの女王 —「私の父は人間ですが…… 母は砂漠にひそむ霊鬼(ジン)でした。」「精霊、聖霊、魔神、そして、霊鬼(ジン)…… いろんな呼ばれ方をされる存在です。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
精霊使いという職能が、王家の魔術後継として位置づけられる章である。カドックに歪んだ形で召喚された皇女は、自分に残っている記憶は皇女であることと、ヴィイと契約を結んだ精霊使い(シャーマン)であることの二つだけだと語る。ホームズはこれをロマノフ王朝の魔術史と接続する。歴代の皇帝はある幻想種と契約を結んでいたとされ、その伝承はニコライ二世を救えなかったためデマ扱いされていたが、アナスタシアの戦闘を見た彼は、彼女こそがロマノフ王朝の正統な魔術後継者なのだと結論する。魔眼を持つ精霊ヴィイは彼女の宝具として運用され、精霊が契約によって英霊の戦力に組み込まれる形式がここでも確認される。
- 〔夜に嘆き、暁に涙する〕皇女 —「そして、ヴィイと契約を結んだ精霊使い(シャーマン) であること。」 (この場面を読む)
- 〔皇女アナスタシア〕ホームズ —「即ち、彼女は精霊使い(シ ャ ー マ ン)。」「ニコライ2世でも長男アレクセイでもなく、 彼女こそが、ロマノフ王朝の正統な魔術後継者なのだと。」 (この場面を読む)
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Lostbelt No.3 人智統合真国 シン
精霊が肉体を得るとどうなるかが示される章である。ヒナコとして振る舞っていた虞美人の正体が暴かれると、その戦い方が魔術師の理解を超える。ダ・ヴィンチは、彼女が内に蓄えた魔力を使っておらず、世界そのものから無尽蔵にマナを吸い上げていると観測し、それが真祖、受肉した精霊だと断じる。戦うことは津波やハリケーンと殴り合うのと同然だ、とも。回想では、マリスビリー・アニムスフィアが彼女を勧誘する際に「この星から分かたれたガイアの精霊」と呼んでいる。終盤、霊基が拡散しかける彼女を見てホームズは、真祖は本質において精霊に類する存在ではあるが、受肉した個体としての自我を捨てるのかと驚愕する——精霊は自我を持つことも捨てることもできる、という含みがここに置かれる。
- 〔百代の過客〕ダ・ヴィンチ —「それが真祖(しんそ)、受肉した精霊だ。 いや、中国産の真祖がいるとは!」 / マリスビリー —「この星から分かたれたガイアの精霊。 真なる人、虞美人よ。」 (この場面を読む)
- 〔紅の月下美人〕ホームズ —「確かに真祖とは本質において精霊に類する存在ではあるが ……受肉した個体としての自我を捨てるだと?」 (この場面を読む)
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Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
妖精と精霊がどう重なるかについての、作中でもっとも短くもっとも強い一文が置かれる章である。妖精たちに囲まれた村で、トリストラムは脱出を諦めさせようとして言う——妖精はどんなものであれ強力な精霊であり、人間に太刀打ちできるものではない、と。妖精を精霊の一種として扱うこの用法は、後にダ・ヴィンチが妖精領域を持つ「亜鈴」について「私たちでいうと精霊、真祖、といったものに近い」と説明する場面でも維持される。汎人類史側の分類語で異聞帯の妖精を説明するとき、精霊と真祖が参照枠になる——妖精を独自の発生系統として語るオベロンの説明と、この見立ての関係は本編では整理されない。
- 〔はじまり〕トリストラム —「妖精はどんなものであれ強力な精霊です。 人間に太刀打ちできるものでは……おや?」 (この場面を読む)
- 〔グロスター(Ⅰ)〕ダ・ヴィンチ —「私たちでいうと精霊、真祖、と いったものに近いんだろうね。」 (この場面を読む)
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Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
精霊の定義が正面から語られる、この項目の中心となる章である。舞台は終末観測所メツィティトラン。マィヤの意思が届かないこの高台だけが汎人類史の新生代に近い緑を保っており、ククルカンはその理由を、ここが星の内海から派遣された星の触覚——汎人類史に存在する「精霊」が誕生した場所だからだと説明する。
ダ・ヴィンチが補足する。星の内海とは、惑星をひとつの生命体に見立てたときに必ず存在するとされる「心の場所」であり、魔術師の心象風景を現実に貼り付ける固有結界の地球版——惑星そのものが持つ固有結界である。地球は大きいので心の在り方も複数あり、アヴァロンはそのうち自然寄りで人間社会に関わりを持たない世界にすぎない。この説明を受けてマシュが精霊の一生をまとめる。彼らは星の内海で生まれ、地上に出向き、やがて内海に還る。還らなかった、あるいは戻れなかったものが、地上における妖精や精霊や神霊になった。ダ・ヴィンチはここに但し書きを付ける——妖精も精霊も神霊も他の経緯で発生するものがあるので、すべてがそうとは言えない。「星の触覚」説は精霊の唯一の起源ではなく、最も代表的な起源である。
- 〔終末観測所メツィティトラン〕ククルカン —「星の内海(うちうみ)から派遣された星の触覚――― 汎人類史に存在する『精霊』が誕生した場所です。」 / ダ・ヴィンチ —「星の内海(うちうみ)は、それの『地球版』と思えばいい。 『惑星そのものが持つ固有結界』、という事さ。」 (この場面を読む)
- 〔終末観測所メツィティトラン〕マシュ —「彼らは星の内海(うちうみ)で生まれ、 地上に出向き、やがて内海(うちうみ)に還る。」「地上における妖精や精霊、神霊になった……。」 / ダ・ヴィンチ —「そうだね。妖精、精霊、神霊は他の経緯で発生する ものもあるから、全てがそう、と言えないけど。」 (この場面を読む)
そのうえで、星の内海でしか生まれない精霊が一種だけあると示される。「星の頭脳体」——魔術世界でいう原型(アーキタイプ)である。地球の記憶と原風景から生まれ、それを引き継ぎ、惑星の地表の夢を見続ける記録者。この先で出会うイシュキックがそれにあたる。ミクトランは地上も宇宙も閉ざされた変化のない世界であり、テペウは「ここで生まれたアーキタイプは、とても狭苦しい」と評する。精霊の格は、その精霊が抱えている世界の広さで決まるという含みが置かれた場面である。
- 〔終末観測所メツィティトラン〕ダ・ヴィンチ —「それが『星の頭脳体』と呼ばれる、特別な精霊だ。 心があるんだから頭脳があるのも当然だろ?」「地球の記憶、原風景から生まれ、それを引き継ぐもの。 惑星の地表の夢を見続けるもの。」 (この場面を読む)
なお同章では、ジャガーマンの元となったオセロトルが「密林に住まう恐ろしい精霊」とも言われる存在として紹介され、妖精ハベトロットが「どんな精霊がいるのか、今から楽しみなんだわ!」と道中を面白がる。異聞帯にも精霊はいるという前提そのものは、疑われずに置かれている。
- 〔黄金樹海〕マシュ —「戦神テスカトリポカの分身とも、 密林に住まう恐ろしい精霊とも言われていますが……」 (この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
ワンジナ・ワールドツアー!
規格外の精霊種が、はじめて主役として現界するイベントである。オーストラリア先住民の伝説に登場するワンジナは、魔術世界においても正真正銘の精霊種、星の触覚と呼ばれる存在であることが判明している——シオンはそう解説し、あの虞美人と同種だと付け加える。時計塔の記録では中生代の頃から活動していた形跡があり、人類とは時間の尺度が異なる。食事の習慣も必要もなかったのは、星と直接つながっているからだと説明される。
- 〔プロローグ〕シオン —「魔術世界においても、彼女は正真正銘(しょうしんしょうめい)の精霊種、 星の触覚と呼ばれる存在であることが判明しています。」「何しろ精霊種ですからね。 人類とは時間の尺度(スケール)が異なります。」 (この場面を読む)
より重要なのは、大きすぎる精霊は認識されないという指摘である。ワンジナは精霊種のなかでも規格外の巨大さを持ち、こちらの魔術世界でも実体の観測に成功した例はなく、記録にあるのは「情報により、存在すると測定された」だけだった。巨大な生物や地形や遠い惑星は観測できても、あまりに身近であまりに巨大すぎると人は認識すること自体ができない、というのがシオンの説明である。精霊が人に見えないのは希薄だからではなく、視野に収まらないからだ——この一点が、後のルルハワで「忘れられた大精霊」という主題に発展する。作中で彼女は大精霊、超精霊、宇宙精霊と何通りにも呼ばれるが、いずれも規模を言い表そうとした語であって、別種を意味しない。
- 〔第3節 ワンジナとトロピカル・スターリースカイ〕シオン —「ワンジナは精霊種の中でも、 規格外の巨大さを持つ存在です。」「ユニヴァースの精霊種がどのようなものかは不明ですが、 人間でいうところの食事が必要ないのは確かです。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: ワンジナ・ワールドツアー!
永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0
精霊についての言及が作中で最も集中するイベントであり、事件の真相そのものが精霊の性質から導かれる。BBがルルハワにオーストラリアを融合させた結果、ワンジナの伝承がある北西部が切り離されて島と合体し、「人々から忘れ去られていた」大精霊が目を覚ましてしまった。手に負えなくなった事態を引き継いだAAAは、精霊と親和性の高い器としてノクナレアを召喚し、ヤラアーンドゥという架空の精霊の名と記憶を与えた。大精霊ワンジナは、ヤラアーンドゥの目を通して人々の生活を見ていたのである。ノクナレアが自分は架空の精霊だと思い出した瞬間、彼女はワンジナの意志そのものになってしまう。
- 〔2.クエスチョンが多すぎる〕ヤラアーンドゥ —「そうですが、私の名称に何か? 由緒正しいハワトリアの精霊ですが。」 (この場面を読む)
- 〔12.夏のはじまり 1/3〕AAA —「オーストラリアの伝承。 大気そのものと言われる大精霊、ワンジナ。」「大精霊ワンジナはヤラアーンドゥを通して、 皆さんの生活を見ていました。」「自分がヤラアーンドゥという架空の精霊である事を 思い出した結果、」 (この場面を読む)
この島には、妖精と精霊の違いを正面から説明する場面もある。「夜の森」に踏み込んだランスロットは、魔力の密度が段違いに濃く、精霊の森と言っても過言ではないと評する。妖精ではなく精霊なのかと問われた彼は、両者は同じようで違うものだと答える。妖精には良くも悪くも人間的な知性があるため、残った魔力に一定の指向性——「入った者を惑わす」「記憶を奪う」といった神秘の形——が生まれる。妖精は生存しているだけで神秘を行うので、そもそも魔術という学問を必要としない。対して精霊は超自然的なものであり、悪意も善意もない。どれほど凄まじい魔力量であろうと、それはただそこにあるだけである。悪ふざけが起きるのは、それを利己的に使う者がいる場合だけだ、と彼は付け加える——この章では祭神の巫女ミコケルがその「利己的に使う者」にあたる。
- 〔5.夜の森に雨の降る〕ランスロット —「ああ。妖精と精霊は同じようで違うものだ。」「一方、精霊は超自然的なものだ。 悪意も善意もない。」「どれほど凄まじい魔力量であろうと、 それはただそこにあるもの。」 (この場面を読む)
その「ただそこにあるもの」が動くとどうなるかも実演される。クロエは眠っているあいだ島の精霊に取り憑かれ、街を壊す「災害」になっていた。目覚めた彼女は、その精霊が悪い感情を持っておらず、ただ探し物があって手を伸ばしているだけだったと証言する。マシュはこれを受けて、精霊は自然現象に近いものであり、その精霊が手を伸ばすのなら確かに自然災害に似た現象になると整理する。精霊に善悪はなく、被害だけが人間側に残る、という構図がここで完成する。なお、この島の異変を引き起こす「闇の精霊王」という呼び名は動物たちが与えたものにすぎず、最終的にはオベロンがその称号を押しつけられる形で落着する。
- 〔10.魔法編集 ヌンノス☆クロエ〕マシュ —「探し物、ですか……。 精霊は自然現象に近いものです。」「その精霊が『手を伸ばす』のなら、 確かに自然災害に似た現象になりますが……。」 (この場面を読む)
- 〔4.ハワトリアのひみつ(そのに)〕バーゲスト —「あそこは現地の精霊に護られた聖域。 その上、口にするのも忌まわしい怪人……」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0
奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド
精霊種が明確に「敵の戦力」として出てくる章である。《嵐の王》が差し向けた巨大な怪鳥を、カリオストロは大嵐を彩る大雷電、稲妻の化身——紛うことなき精霊種だと看破する。サリエリは即座に「精霊種と言ったな。神霊の亜種という認識だが、それで合っているか?」と確認を取り、カリオストロは概ねそれでよいと答える。精霊=神霊の亜種という序列が、作中で明示的に確認される数少ない場面である。ただしカリオストロは、この個体は北米大陸に伝わるサンダーバードそのものではなく、憤怒によって歪められ配下として喚ばれたものにすぎないと注釈する。精霊種を破壊されても本体が動じないことから、サリエリは相手を精霊種さえ配下とする神霊規模の化け物と評価し直す。
- 〔死嵐大王・殲滅妖獣〕カリオストロ —「雷の翼。紛うことなき―――精霊種!」 / サリエリ —「精霊種と言ったな。神霊の亜種という認識だが、 それで合っているか?」 (この場面を読む)
- 〔死嵐大王・殲滅妖獣〕サリエリ —「精霊種さえ配下とする化け物。 神霊規模の相手だが、後退の選択は我らにない。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド
奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション
精霊のもうひとつの定義が置かれる章である。アース——地球の代弁者——を説明するにあたり、シエルはこう述べる。惑星上の自然現象が、人々の知覚・解釈によってひとつの生命となったもの。自然現象でありながら星から独立した存在。それが一般に「神霊」「精霊」と呼ばれるモノたちである。見られること、語られることで自我を獲得するのは人間と同じだ、とも。そして真祖はその一種族だが、彼らの発生に人間は関与していないため**純粋な「地球の精霊」**であり、だからこそ根底で人間を嫌っている、と続ける。星の内海説(LB7)が「どこから来たか」を語るのに対し、こちらは「どうやって自我を持つに至ったか」を語っており、二つは補い合っている。
- 〔アース・フォール〕シエル —「惑星上の自然現象が人々の知覚、解釈によって 一つの生命となったもの。」「それが一般に 『神霊』『精霊』と呼ばれるモノたちです。」「純粋な『地球の精霊』と言えるでしょう。 だからこそ、根底で私たちを嫌っている。」 (この場面を読む)
同章にはもうひとつ、都市の精霊という変わり種が登場する。テノチティトランは自らを月の湖(メストリアパン)、月の名を冠する都市の化身と規定し、ムーン・ドバイの理念に賛同して姉妹都市同盟を結ぶ。都市を守ろうとする決意を理解できるのは都市の精霊である自分だけだ、というのが彼女の言い分である。カルナは彼女を、人間ではなく神霊であり、さらに言えば精霊が正しいが今は都市の擬人化だ、と評しており、神霊・精霊・都市・伴侶という複数の属性が一体に積み重なった存在として扱われる。自然現象だけでなく、人間が作った都市そのものも精霊を生むという拡張が、ここで行われている。
- 〔キアラと不思議の海・後編〕テノチティトラン・バニー —「都市を守ろうとする彼女の決意を、その覚悟を、 理解できるのは都市の精霊である私だけ。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: 奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション
CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~
現代に精霊が生まれてしまった場合どうなるかを扱った、この項目でもっとも痛切な章である。ホテル・デノヴォに出現する炎の何かを、カドックは精霊の一種であることは間違いないとしつつ、なぜここに現れたのかが分からないと言う。ダ・ヴィンチは、火山の傍なら炎に適応する存在として精霊種が出現するのは道理だと説明するが、現場はおおよそ炎の精霊とは縁のない人間の建築物であり、しかも築百年に満たない。精霊は環境が生むものだという原則と、目の前の事実が噛み合わない——この違和感が謎の入口になる。
- 〔第3節 リセット・ホテル(1回目)〕ダ・ヴィンチ —「例えば火山の傍なら、炎に適応する存在として、 精霊種が出現するのは道理だ。」 / カドック —「だが、ここはおおよそ炎の精霊とは縁の無い、 人間の作った建築物だ。」 (この場面を読む)
真相は、少女エレノアの独白ならぬ、精霊自身の独白で明かされる。砂漠で生まれた「私」は精霊種と呼ばれるものであり、生まれること自体は珍しいが有り得ないことではない。しかし生まれただけで何の意味もなく、生まれてすぐに消えることを知覚した——もうこの世界に、精霊や妖精の居場所は残っていない。その消えかけの傍らで、友達が欲しいと泣いていた少女がいた。近くにあった小さな聖杯が願いを叶えるために傍にいた精霊を取り込み、聖杯と精霊が結合してジニーが生まれた。彼女は聖杯であり精霊種でありエレノアの親友であり、まもなく限界が訪れる者だった。別れの場面で彼女は自らを炎の精霊(イフリータ)と名乗り、炎が留まればいつか火傷をさせてしまうと言って去る。神秘の薄れた時代に精霊が現界する条件は、もはや自然環境ではなく人間の願いのほうにある——という、精霊観の到達点にあたる章である。
- 〔第7節 あなたの物語は果てしなく〕(地の文) —「精霊種、と呼ばれるものらしい。」「もうこの世界に、精霊や妖精の居場所は残っていないのだ。」「聖杯であり、精霊種であり、 エレノアの親友であり、まもなく限界が訪れる者だ。」 (この場面を読む)
- 〔第7節 あなたの物語は果てしなく〕ジニー —「お別れよ。そもそも、私は炎の精霊(イ フ リ ー タ)。 炎が留まれば、いつかあなたに火傷させてしまうわ。」 (この場面を読む)
→ 章別解説: CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~
読み取れる設定
- 精霊=星の内海から派遣された「星の触覚」(ククルカン/シオン/地の文)。生まれ、地上へ出向き、内海へ還る。還らなかったものが妖精・精霊・神霊になる。
- もうひとつの定義=自然現象の生命化。シエル「惑星上の自然現象が人々の知覚、解釈によって 一つの生命となったもの。」「それが一般に 『神霊』『精霊』と呼ばれるモノたちです。」——見られ、語られることで自我を得る。
- 神霊より下位、しかし神霊に類する。マシュの序列説明、サリエリ「神霊の亜種という認識だが、それで合っているか?」
- 人間とは時間尺度が違う。シオン「何しろ精霊種ですからね。 人類とは時間の尺度(スケール)が異なります。」、アルテラサンタ「星の触覚たる大精霊であれば、長い時を悠々と過ごすこともできるだろう。」
- 食事を必要としない。シオン「ユニヴァースの精霊種がどのようなものかは不明ですが、 人間でいうところの食事が必要ないのは確かです。」
- 規模に幅があり、大きすぎると観測できない。シオン「ワンジナは精霊種の中でも、 規格外の巨大さを持つ存在です。」「あまりに自然(みぢか)であまりに巨大すぎると、 人は認識することすら覚束ない。」
- 環境に応じて発生する。ダ・ヴィンチ「例えば火山の傍なら、炎に適応する存在として、 精霊種が出現するのは道理だ。」——ただし CBC2025 のジニーはこの原則の例外にあたる。
- 善悪を持たない。ランスロット「一方、精霊は超自然的なものだ。 悪意も善意もない。」/マシュ「精霊は自然現象に近いものです。」——害が出るのは、利己的に使う者がいるか、精霊が「手を伸ばす」ときだけ。 (この場面を読む)
- 精霊が受肉すると真祖になる。ダ・ヴィンチ/ホームズ「確かに真祖とは本質において精霊に類する存在ではあるが……」、スカサハ「長き時を生きた仙女? 受肉精霊?」
- 精霊は自らの在り方を選べるとされる。始皇帝「精霊に類する其方(そなた)であれば、己の在り方も自ら選べよう。抑止力に鞍替(くらが)えすることなど造作もないのではないか?」
- 妖精は強力な精霊である。トリストラム「妖精はどんなものであれ強力な精霊です。人間に太刀打ちできるものでは……おや?」。ただし両者は知性の有無で分けられる(ランスロット)。
- 精霊使い(シャーマン)という職能がある。皇女「そして、ヴィイと契約を結んだ精霊使い(シャーマン)であること。」、ジェロニモ「深い知恵を持つ術師が、経験豊富な精霊使いと、精霊の導きでようやくたどり着ける心の深い世界だ。」。西欧魔術では四大精霊(地水火風)を操る形式がヴァン・ホーエンハイム・パラケルススによって示される。
- 精霊は人を脅かす側でもある。テノチティトラン「精霊は人を脅かすもの、離反の一つや二つはむしろ自然な行為だった、という事なのです、ね!」、ヤラアーンドゥ「あの娘、精霊に取り憑かれてる! 心が落ち込んでいる時、精霊の感情と同調したのよ!」
- 「星の頭脳体」という特別な精霊がいる。ダ・ヴィンチ「それが『星の頭脳体』と呼ばれる、特別な精霊だ。心があるんだから頭脳があるのも当然だろ?」——これだけは星の内海でしか生まれない。
- 【推測】AAA「自分がヤラアーンドゥという架空の精霊である事を思い出した結果、」から、人間の想像から生じる「架空の精霊」も精霊種として成立しうると読める。ただしこれはオベロンが妖精について語る「純正の妖精」との区別と対応関係にある可能性がある。
揺れ・矛盾
- 〈精霊〉〈聖霊〉〈霊鬼〉〈天使〉の境界が曖昧。シバの女王「精霊、聖霊、魔神、そして、霊鬼(ジン)……いろんな呼ばれ方をされる存在です。」と作中で明言されるとおり、同一の存在が文化ごとに別の名で呼ばれているという整理が採られており、種としての線引きは行われていない。
- 精霊と英霊の関係が章によって違う。ジェロニモは「我らもおまえも、同じ英霊。根源の座より来たる、同じ死者の精霊なのだから。」と英霊を精霊の一種として語るが、マシュ・シオン・ダ・ヴィンチは精霊を英霊とは別系統の存在として扱う。ジェロニモの用法は北米先住民の世界観に基づく別体系と読むべきだが、本文はその断りを置かない。【推測】
- 妖精と精霊の包含関係。トリストラムは「妖精はどんなものであれ強力な精霊です。」と妖精⊂精霊とするが、第六異聞帯のオベロンは妖精を独自の発生系統として説明し、ルルハワのランスロットは知性の有無で両者を切り分ける。「星の内海」起源という点で接続しうるが、明示的な整理はない。
- 発生条件が二系統ある。「星の内海から派遣される」(LB7)と「自然現象が人の知覚で生命化する」(奏章Ⅲ)は語り口がまったく違う。ダ・ヴィンチ自身が「他の経緯で発生するものもある」と留保しており、単一の発生論に統一する意図は本編にないと読める。
- 四大精霊(地水火風)の位置づけが不明。パラケルススが操る「四大の精霊」と、ジルが邪神の勢力を説明する際に持ち出す「よく『地水火風(ちすいかふう)』の四大精霊にたとえられ、主たる勢力は4つほどあるという話もありますが……」という比喩は、いずれも星の触覚としての精霊と接続されないまま置かれている。ジルの発言は精霊そのものの説明ではなく、あくまで邪神側の派閥を説明するための例えである点に注意。
- 「精霊」が比喩として多用される。「チョコレートの精霊」「本の妖精」「都市の精霊」など、儀礼的・比喩的な用法が多く、コンコーダンスのヒットにはこれらが相当数含まれる。
関連
- 妖精 — 人間的知性を持つ精霊。境界はランスロットが説明する
- 神霊 — 精霊の上位/精霊はその亜種とされる
- 幻想種 / 幻霊
- 星の内海 — 精霊が生まれ、還る場所
- 固有結界 — 星の内海は「惑星そのものが持つ固有結界」と説明される (この場面を読む)
- 原型 — 星の頭脳体。星の内海でしか生まれない特別な精霊
- 受肉 — 受肉した精霊が真祖になる
- Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン / 永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0
- ワンジナ・ワールドツアー! / 奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション
- 月姫世界との差異
- 用語集:世界とサーヴァントの用語
引用元の人物
- ジェロニモ — 本ページ引用 37 件の話者
- レオナルド・ダ・ヴィンチ — 本ページ引用 14 件の話者
- マシュ・キリエライト — 本ページ引用 13 件の話者
- ノクナレア・ヤラアーンドゥ — 本ページ引用 8 件の話者
- オベロン — 本ページ引用 8 件の話者
- シオン・エルトナム・アトラシア — 本ページ引用 6 件の話者
- アントニオ・サリエリ — 本ページ引用 5 件の話者
- テノチティトラン — 本ページ引用 5 件の話者
言及の多い章
- 永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0 — この章に言及 61 件
- ワンジナ・ワールドツアー! — この章に言及 32 件
- リヨイベ — この章に言及 29 件
- CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~ — この章に言及 21 件
- 幕間の物語 — この章に言及 13 件
- Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン — この章に言及 10 件
- 奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション — この章に言及 9 件
FGO全シナリオ(メインストーリー・イベント・幕間・バレンタイン、全151章 1,104,754行)を機械走査し、『精霊』および別名表記を含む発話を全件収集したうえで構成している。引用はすべてゲーム内テキストの原文(演出タグを除去した表示テキスト)であり、要約・改変を行っていない。原文中の改行は半角スペースに置き換えて一行で示した。話者名の無い地の文・システム表示は「(地の文)」と表記する。編者の解釈のうち原文から確実に読み取れないものには 【推測】 を付す。
付録: 原文引用アーカイブ
原文引用アーカイブ(機械収集・270 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある
全文コンコーダンス上のヒットは 571 行(同一台詞の分岐重複を統合すると 270 行/45 章)。本節にその 全 270 件 を掲載する。
第二特異点 永続狂気帝国 セプテム
- マシュ —「はい、英霊とは異なるものです。 精霊よりも上位の存在である、とされています。」
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
- 「P」 —「私は、ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス。 四大の精霊を操る者にして、真なるエーテルを求む者。」
- ジェロニモ —「こちらでは、ちょくちょく精霊に力を借り受けるが…… これは低級だな。」
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
- Dr.ロマン —「向こうには精霊を降臨させるような 独自の魔術が発達していたようだしね。」
- マシュ —「アパッチ族の精霊使い(シャーマン)――― キャスターとして召喚されたのですね。」
- ジェロニモ —「厳密には精霊使いなどとは程遠い存在だがね。 私はただの戦士でしかない。」
- ジェロニモ —「この大地を闊歩する精霊よ。■■■■■の真名において、 その力を貸し給う。」
- ジェロニモ —「我が精霊が、ただの一撃で壊れたか。 さすがインド最強の英雄……!!」
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
- ベディヴィエール —「精霊の加護もなく、太陽の加護もなく、 天賦の才も持ち合わせず……。」
- ベディヴィエール —「以降、王の肉体は歳を取らなくなったという。 精霊の加護というが、私には呪(まじな)いに思えてならない。」
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
- ジャガーマン —「ペヨーテの精霊扱いだったのか―――!」
- ジャガーマン —「……とまあ、この通り私はククルんに虐待を受けてきた 憐れなジャガーの精霊だったのニャ……」
- エレシュキガル —「第二の門をくぐる頃には下級の神霊に。 第四の門をくぐる頃にはガルラ霊以下の精霊に。」
- ケツァル・コアトル —「あら。うちのダメ精霊の面倒を見てくれるなんて、 優しいところもあるのねイシュタル?」
亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
- 羊飼い —「その内の一つに嘘か真か、 禁断の“精霊(ルーアハ)の門”があるという……。」
- マシュ《ナレーター》 —「守護する精霊たちの手荒い出迎えをやりすごし、 エルサレムへの入城をかなえることが出来ました。」
- ??? —「―――吹きとばしなさい、精霊たち!」
- シバの女王 —「精霊、聖霊、魔神、そして、霊鬼(ジン)…… いろんな呼ばれ方をされる存在です。」
- マタ・ハリ —「変装の幻術よ。 シバの女王の精霊の力をお借りしたの。」
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
- 皇女 —「そして、ヴィイと契約を結んだ精霊使い(シャーマン) であること。」
- アナスタシア —「失礼ね、魔獣だなんて。 彼はヴィイ。私(わたくし)のもっとも信頼する精霊。」
- アナスタシア —「『疾走・精霊眼球(ヴィイ・ヴィイ・ヴィイ)』―――!」
- ホームズ —「即ち、彼女は精霊使い(シ ャ ー マ ン)。」
- アナスタシア —「―――『残光、忌まわしき血の城塞(ス ー メ ル キ ・ ク レ ム リ)』。 ―――『疾走・精霊眼球(ヴ ィ イ ・ ヴ ィ イ ・ ヴ ィ イ)』!」
- アナスタシア —「ロマノフの秘宝、災厄の精霊。 あらゆるモノを射貫く、おぞましき魔眼を晒しなさい。」
Lostbelt No.3 人智統合真国 シン
- ダ・ヴィンチ —「それが真祖(しんそ)、受肉した精霊だ。 いや、中国産の真祖がいるとは!」
- マリスビリー —「この星から分かたれたガイアの精霊。 真なる人、虞美人よ。」
- ホームズ —「確かに真祖とは本質において精霊に類する存在ではあるが ……受肉した個体としての自我を捨てるだと?」
- 始皇帝 —「精霊に類する其方(そなた)であれば、己の在り方も自ら選べよう。 抑止力に鞍替(くらが)えすることなど造作もないのではないか?」
Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
- トリストラム —「妖精はどんなものであれ強力な精霊です。 人間に太刀打ちできるものでは……おや?」
- ダ・ヴィンチ —「私たちでいうと精霊、真祖、と いったものに近いんだろうね。」
死想顕現界域 トラオム
- (地の文) —「あれは、ただの精霊の残滓(ざんし)。」
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
- マシュ —「戦神テスカトリポカの分身とも、 密林に住まう恐ろしい精霊とも言われていますが……」
- ハベトロット —「どんな精霊がいるのか、今から楽しみなんだわ!」
- ラスプーチン —「ご意向のままに。 この身に宿った精霊の一柱―――」
- ククルカン —「星の内海(うちうみ)から派遣された星の触覚――― 汎人類史に存在する『精霊』が誕生した場所です。」
- マシュ —「そんな世界で生まれた精霊は、 いわば星の分身と言える存在だ……ですね?」
- マシュ —「地上における妖精や精霊、神霊になった……。」
- ダ・ヴィンチ —「そうだね。妖精、精霊、神霊は他の経緯で発生する ものもあるから、全てがそう、と言えないけど。」
- ダ・ヴィンチ —「一方、『これだけは星の内海(うちうみ)でしか生まれない』 という精霊がある。」
- ダ・ヴィンチ —「それが『星の頭脳体』と呼ばれる、特別な精霊だ。 心があるんだから頭脳があるのも当然だろ?」
- ダ・ヴィンチ —「これを魔術世界では原型(アーキタイプ)と言う。 この先にいる精霊はそういう、ものすごい記録者(レコーダー)なんだ。」
奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド
- カリオストロ —「雷の翼。紛うことなき―――精霊種!」
- サリエリ —「精霊…… 大型の魔獣どころの話ではない、という訳か。」
- サリエリ —「精霊種と言ったな。神霊の亜種という認識だが、 それで合っているか?」
- サリエリ —「……精霊種を破壊されて尚、 動く様子なし、か。」
- サリエリ —「精霊種さえ配下とする化け物。 神霊規模の相手だが、後退の選択は我らにない。」
- ジャンヌ・オルタ —「精霊種って! ンなもん、ポンポン喚(よ)ぶな!」
- カリオストロ —「更には眷属(けんぞく)として精霊種サンダーバード、 狼型の魔獣の群れさえ同時に繰り出してくる!」
- サリエリ —「空中戦は不慣れだが…… どこまでも喰らい付くぞ、精霊種!」
奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション
- ニキチッチ —「どういう事だ!? BBドバイに寝返ったのか、月の精霊!」
- (地の文) —「この段階では各種神霊の皆さんや 星から生じた精霊の皆さんと同じです。」
- シエル —「それが一般に 『神霊』『精霊』と呼ばれるモノたちです。」
- シエル —「純粋な『地球の精霊』と言えるでしょう。 だからこそ、根底で私たちを嫌っている。」
- テノチティトラン・バニー —「都市を守ろうとする彼女の決意を、その覚悟を、 理解できるのは都市の精霊である私だけ。」
- テノチティトラン —「水の都の精霊、テノチティトラン。 改めてアナタに力を貸しましょう、トラマカスキ。」
- テノチティトラン —「人聞きの悪い。はじめから正気でした。 都市の精霊としての信条を守っただけ、です。」
- カルナ —「だが、おまえは人間ではなく神霊であり、 さらに言えば精霊が正しいが今は都市の擬人化だ。」
- テノチティトラン —「私は神霊・精霊・都市・伴侶の要素を持つ 重積載(ヘ ヴ ィ ー)サーヴァント。」
奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス
- シオン —「精霊、妖精との相性は悪いようですが、 ハベトロットさんは同行可能でした。」
- ダンテ —「フフ……怒りの炎は……炎の精霊種擬きがいる……。 彼女たちから手に入れればいいだろう。」
終章
- 虞美人 —「正真正銘(しょうしんしょうめい)の精霊を差し置いてその啖呵(たんか)きる アンタこそ何なのよ? ……まぁいいけど。」
幕間の物語
- アルトリア —「たとえば、心の善いものには振るってはならない。 たとえば、精霊には振るってはならない。」
- ラクシュミー —「ふふ。杖を振るって精霊? を喚(よ)び出すのも、だな。 なかなか貴重な体験をさせてもらっているよ。」
- ラクシュミー —「よし、ではまた攻撃精霊を召喚して――」
- 刑部姫 —「ランダムでレア召喚精霊が出るとか? そんなのあったかな……。」
- お栄 —「まるで小ぶりなちょうちんに似て、 精霊棚(しょうりょうだな)にご先祖を迎えるおあつらえ向きの目印(めじるし)ヨ!」
- マルタ —「悪魔や悪霊、土着の精霊の類……にも見えませんね。」
- アルテラサンタ —「きたなクリスマスの精霊! 私に、もっとクリスマスの気配を思い出させるのだ!」
- アルテラサンタ —「―――消し飛ばしてくれ! 精霊たち!」
- アレクセイ —「多分、アレだろうな。 魔眼持ちの精霊、ヴィイ。」
- (地の文) —「精霊が泡と消え、 神々が散りゆく中で……」
- エミヤ —「…………。(また唐突に現れたな……) こんにちは密林の精霊。私に何か用でも?」
- ジャガーマン —「おう……私をちゃんと精霊扱いしてくれるのは キミくらいだぜ、まじ嬉しい。」
- ジェロニモ —「宝具解放、精霊と太陽よ。 我に一時の力を!」
リヨイベ
- ジェロニモ —「アルゴンキンの民に伝わる、人食いの精霊憑(つ)きだ。 こうなったものを戻す術はない……!」
- ジェロニモ —「バカな……! 精霊……神霊……いや、そんな……。」
- ジェロニモ —「大いなる人よ、いかなる精霊の導きかな? 私ははるか南、アパッチの戦士。」
- ジェロニモ —「! マスター、よけるんだ! 大いなる精霊が歩き出すぞ!」
- ジェロニモ —「いや、追ったところで、我々の声は届くまい。 そのような運命であれば、精霊の導きに従おう。」
- ジェロニモ —「……不思議な、そして希な精霊よ。 我々の呼びかけに応えてくれて感謝する。」
- ジェロニモ —「そして、森には荒ぶる精霊たちが溢れている。 このままでは我々の魔力か、マスターの体力が底をつく。」
- ジェロニモ —「偉大なる精霊バニヤン。私も同意だ。」
- ジェロニモ —「世界はいつも、断固たる行動によって変化する。 我々も力を貸そう、精霊よ。」
- ジェロニモ —「(……また妙な空気が……精霊が騒いでいる? 何か……怖ろしい事が起きようとしているのか……?)」
- ジェロニモ —「……精霊たちのざわめきが停まった。 どうやら、これで翼竜たちは最後らしい。」
- ジェロニモ —「……マスター、一体誰と話しているのだ? 私には感じられない精霊かね?」
- ジェロニモ —「私の知識にはない精霊だ。 君たちの崇める精霊、あるいは天使か聖者か?」
- ジェロニモ —「それほどの精霊は、神霊だ。 通常の手段で召喚できるはずがない。」
- ジェロニモ —「ああ。精霊よ、バニヤンよ――― 私の問いに―――」
- ジェロニモ —「(この裁きの精霊はバニヤンを裁くために現れた…… ではやはり、バニヤンは存在してはならない英霊―――)」
- ジェロニモ —「我らもおまえも、同じ英霊。根源の座より来たる、 同じ死者の精霊なのだから。」
- ジェロニモ —「群れが暴走(スタンピード)しているのか!? ……あるいは、悪しき精霊が憑(つ)いている……?」
- ジェロニモ —「? どういうことだ、バッファロー・ビル。 伝説の牛狩りの名を名乗る精霊よ。」
- ジェロニモ —「ほとんどは害のない偽りの知識だ。 精霊の神秘が、資格なきものに与えられることはない。」
- ジェロニモ —「協会は関係ない。だが、我々はずっとこうしてきた。 精霊の血脈を持つ者は、その資格に見合わねばならぬ。」
- ジェロニモ —「偉大な精霊たちと交感する知恵は、 太陽の下に引き出されれば陳腐な歌になり、価値を失う。」
- ジェロニモ —「―――私たちはかりそめの存在、世界のうたかたの客。 かつて人であったものを模した、精霊の姿。」
- ジェロニモ —「悪しき精霊に呑み込まれた魂を救った、と――― そう考えたほうが、いい。」
- ジェロニモ —「かつてトウモロコシと豊穣(ほうじょう)をもたらした女神と、 おまえが同じであることを願おう、偉大な精霊よ。」
- ジェロニモ —「彼の霊界通信はこの世界への扉を開き、 巨大な精霊バニヤンはその核となっている。そうだな?」
- ジェロニモ —「深い知恵を持つ術師が、経験豊富な精霊使いと、 精霊の導きでようやくたどり着ける心の深い世界だ。」
- ジェロニモ —「ウェンディゴ……! そうか、バニヤンの中から、 あの精霊たちは生まれていたのか……!」
- ジェロニモ —「―――大したものだ。おまえは道化の顔をして、 いつも真実を見定めている。獅子の精霊の導き手よ。」
クリスマス2019
- ナイチンゲール・サンタ —「ケチで有名な初老の商人スクルージは、 クリスマス・イヴに三人の精霊に遭遇します。」
- ナイチンゲール・サンタ —「アストルフォ、マスター、そして貴女が 三人の精霊役……でしょうか?」
バレンタイン2022
- ??? —「―――いえ違います。 アッシは通りすがりのチョコレートの精霊でゲス。」
- マナナン —「その間の施しは、善意の協力者である チョコレートの精霊にお願いしていました。」
- (地の文) —「チョコレートの精霊……」
- マナナン —「はい。このあたりの土着の精霊なのか、 私が困っていたところにひょい、と現れて、」
- マナナン —「と、相談を受けてくれたのです。 さすがチョコレートの精霊。甘くて優しいですね。」
- バゼット —「そのチョコレートの精霊なる方は、 今はどちらにいるのですか?」
- バゼット —「チョコレートの精霊さんからは、 何か連絡がないのですか?」
- マナナン —「今までありがとう、名も知らぬ復讐者。 お節介なチョコレートの精霊。」
ミスティックアイズ・シンフォニー
- シバの女王 —「利用規約は絶対と言いますか、私の『精霊の目』が 常駐している感じになりますので、強制力、ありますよー。」
ワンジナ・ワールドツアー!
- (地の文) —「そんな彼女の名はワンジナ。 ―――雨と大気を象徴する、超精霊なのです!」
- ドゥムジ —「とはいえ、古き大気の精霊との再会は得がたい幸運です。 フォーチュン。天気予報的中率100%に匹敵します。」
- シオン —「ワンジナはオーストラリア先住民の伝説に登場する 精霊ですが……。」
- シオン —「魔術世界においても、彼女は正真正銘(しょうしんしょうめい)の精霊種、 星の触覚と呼ばれる存在であることが判明しています。」
- シオン —「何しろ精霊種ですからね。 人類とは時間の尺度(スケール)が異なります。」
- ヒロインXX —「珍しいですね。まさか、こんなところで 宇宙精霊と遭遇するとは。」
- マシュ —「宇宙精霊……ですか?」
- ヒロインXX —「ともあれ、彼女は七つの水の星を司る守護者。 銀河の伝説に名高き宇宙精霊ですよ。」
- ヒロインXX —「『単騎でも帝国を相手にできるビーイング! キミは信じるかい? 驚きの宇宙精霊特集!』」
- ヒロインXX —「宇宙精霊ワンジナ。」
- モリアーティ —「これはこれは。オーストラリアの精霊さんかネ。 私の名はジェームズ・モリアーティ。」
- シオン —「ユニヴァースの精霊種がどのようなものかは不明ですが、 人間でいうところの食事が必要ないのは確かです。」
- シオン —「ワンジナは精霊種の中でも、 規格外の巨大さを持つ存在です。」
- マシュ —「ワンジナさんは雨と大気の精霊ですから、 確かに砂漠は苦手なのかもしれません。」
- オジマンディアス —「此度(こたび)の罪! 大精霊の所業であれば止むなし、無罪放免(むざいほうめん)とする!」
- クリームヒルト —「ま、雨と風の大精霊に――― サウナというのは、ちょっと変化球かもしれないけど。」
- ニトクリス —「料理もまた、人の編み上げる文化の一つです。 どうぞ楽しんでください、大精霊ワンジナ。」
- オジマンディアス —「貴様とて例外ではないぞ、大精霊。」
- オジマンディアス —「我らにとって、雨と風は恵みそのもの。 で、あるならばそれを司る大精霊というなら―――」
- ワンジナ —「七つの水の星を守護(ま も)る大精霊、だからね。 おおきいよ。」
- マシュ —「そうでした。 超精霊であるワンジナさんは、ずっと……。」
- (地の文) —「雨と風を司る大気の大精霊は、 素直にそれを楽しいと感じた。」
- ワンジナ —「ワタシは、眠りたゆたう大精霊ワンジナの…… ええと、その……なんて言うのかな。」
- アルテラサンタ —「大精霊であるおまえが、数時間も経っていないのに 『飽きた』と口にしたのはなぜだ?」
- アルテラサンタ —「星の触覚たる大精霊であれば、 長い時を悠々と過ごすこともできるだろう。」
- クリームヒルト —「本体が超規模の…… 特異点と化した大精霊でも、ワンジナはワンジナ。」
- ワンジナ —「ワタシは大気の精霊ワンジナ。 ユニヴァースでは、七つの水の星の守護者!」
- ジェロニモ —「強さ弱さを競う趣味はないが、精霊の関係者として、 君と交流を深めるのもよいかと思ってね。」
- 鬼一法眼 —「精霊とはまた珍しい。 おまけにここまで大型のモノともなれば尚更よ。」
- クリームヒルト —「……ワンジナは雨と風、大気の精霊。」
- クリームヒルト —「魔術世界の分類では大精霊、 だったかしらね。」
- (地の文) —「精霊は心から愛してやみません。 その愛だけで、心が満たされるほどに。」
ポホヨラのクリスマス・イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形
- ダ・ヴィンチ —「むろんサンタもクリスマスも無関係。 自然の精霊を敬(うやま)っていた時代の話だからね。」
- ダ・ヴィンチ —「彼らこそ、まさに魔女ロウヒのように 精霊と語らう伝統を受け継ぐ者たちだった。」
- ダ・ヴィンチ —「神域の鳥ソトゥカが産み落とした卵が、精霊にして原初の 乙女イルマタルのもとで砕けて孵(かえ)り、空と大地になった。」
CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~
- カドック —「炎の精霊……いや、何か……違うか……!?」
- ゴルドルフ —「その精霊が聖杯ではないのかな!?」
- (地の文) —「さっきの精霊は!?」
- カドック —「炎の……何らかの形での具象化というか、 恐らく精霊の一種なのは間違いないが……。」
- ダ・ヴィンチ —「例えば火山の傍なら、炎に適応する存在として、 精霊種が出現するのは道理だ。」
- カドック —「だが、ここはおおよそ炎の精霊とは縁の無い、 人間の作った建築物だ。」
- マシュ —「あの炎の精霊……イフリータは、便宜上は アラビアの伝承にあたります。」
- カドック —「となると、例の炎の精霊を捜して抑えるしかないか。 聖杯に繋がるものが、今のところはそれ以外に……。」
- ダンテ —「フム……では今の内に、炎の精霊を捜し出すべきか……。」
- ダンテ —「……なるほど。そういう理由でその…… 炎の精霊が……。」
- ダンテ —「……うん? そのジニー、という精霊種は……。」
- ゴルドルフ —「そうなれば、彼女は当然あの精霊に縋(すが)り付き、 精霊はホテルを破壊する。」
- ダンテ —「炎の精霊が出てくるまでは、 私たちは何もできそうにない。」
- (地の文) —「精霊種、と呼ばれるものらしい。」
- (地の文) —「生まれてすぐに、消える(し ぬ)ことを知覚した。 もうこの世界に、精霊や妖精の居場所は残っていないのだ。」
- (地の文) —「聖杯であり、精霊種であり、 エレノアの親友であり、まもなく限界が訪れる者だ。」
- カドック —「あの精霊が聖杯? どういうことだ……。」
- セタンタ —「精霊種……でも、何か違うんだよな。」
- セタンタ —「この中だとオレが一番その手の経験豊富だからな。 精霊種かもしれないが、中身は別物だよ。多分。」
- ジニー —「お別れよ。そもそも、私は炎の精霊(イ フ リ ー タ)。 炎が留まれば、いつかあなたに火傷させてしまうわ。」
- ジニー —「炎の精霊種如きが、何を言っているのかと思うけど。」
インドラの大試練 ~巡るブロークン・スカイ~
- アルジュナ —「宇宙精霊、大気の精霊ワンジナ、でしたか。 古くより空を漂い、人間を見つめてきたもの。」
- アルジュナ —「いかな宇宙精霊と言えど、いつかは―――」
- アルジュナ —「ところで宇宙精霊って何です……?」
- トラロック —「……付け加えましょうか。 神も人も、精霊も、邪魔をしないように。」
- インドラ —「精霊の気紛れに付き合い闊歩(かっぽ)する低俗はない。」
- ヴリトラ —「油断といえば、インドラにも油断するでないぞ。 この女は今までの精霊や雨神とは違うからな。」
失われた創世 未来からの方舟
- ダ・ヴィンチ —「……それはシバの女王の“精霊の目”が告げる 予知ということかな?」
- ダ・ヴィンチ —「ロウヒは精霊信仰によるシャーマニズム。」
カルデアン・フロラリア あなたの花が咲く頃に
- ダ・ヴィンチ —「草の神、あるいは野の精霊のようなもの だったかな……?」
第四次異聞録 冬木
- 天の衣 —「平たく言ってしまうと、 この大聖杯の精霊みたいなものね。」
廃棄少女幻想 エンド・サクリファイス
- ??? —「しからば名乗りを上げましょう! 魔性の人工天然精霊、その名も―――!」
- ルビー —「てやややー! このルビーちゃんが 精霊心(ハート)に誓ったマスターは一人だけです!」
- イリヤ —「愉快型なんとか精霊のルビーには 言われたくない……っと、それはともかく!」
強襲牛車監獄 ケルティックプリズン
- ニトクリス —「貴女の喚んだ精霊が、丸くなって―――」
深山温泉大社・大割烹閻魔亭
- フィン・マックール —「おや。これは随分と高貴な方がいらっしゃる。 見たところ隠居した精霊のようですが?」
- ゴルドルフ —「それは恐るべき精霊、 しかも異聞帯から迷い込んできた疑惑もある。」
西部絢爛賭場ラスベガス
- スカサハ —「ほう。長き時を生きた仙女? 受肉精霊? ほう……ほほう……。」
凹型虚数怪理 イマジナリ・トレンチ
- ジル —「ええ。よく『地水火風(ちすいかふう)』の四大精霊にたとえられ、 主たる勢力は4つほどあるという話もありますが……」
いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~
- メイヴ —「天狗(てんぐ)っていうのは日本の精霊の一種でしょ?」
カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~
- ゴルドルフ —「(この子の自撮り、魂抜かれそうなのよね。 そこの精霊(ヴ ィ イ)のせいで……)」
非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ
- ハベトロット —「(精霊と幻獣の化身みたいな…… いや、それってつまり神様じゃない?)」
所在不明水域タートルアイランド
- ダ・ヴィンチ —「魔術的生命体、使い魔の類、 未知の幻想種、精霊……」
- (地の文) —「星の触覚である精霊の在り方は千差万別。 こう発生するものがいても不思議ではないが。」
- (地の文) —「……自分の感覚は、 これが精霊や妖精ではないと告げている。」
- (地の文) —「精霊、生物、生命、概念、意思、種、 伝承、理念、想念……」
北極魔園観光アークティック・サマーワールド
- 鬼一法眼 —「かんら、から、から! 神も精霊も餌ぐらいにしか思ってなかろう道満。」
永久常夏祭壇 ルルハワ ver.2.0
- ランスロット —「気づいているな、ガウェイン、トリスタン。 今の精霊らしきものは……」
- 楊貴妃 —「精怪でもなし鬼でもなし、西洋の精霊とも違う。 ほんと、なんなのかなアレ?」
- ヤラアーンドゥ —「そうですが、私の名称に何か? 由緒正しいハワトリアの精霊ですが。」
- ヤラアーンドゥ —「でも『戦士』というなら、やっぱり人違いよ。 私もあなたと同じ音楽系の精霊だから。」
- ヤラアーンドゥ —「他の特異点や精霊圏から観光客は いくらでも招いてはいるけど、」
- ヤラアーンドゥ —「私に似た精霊が他にいる……というのは ちょっとイヤだけど。」
- 虞美人 —「フッ。ホント世辞のうまい精霊だこと。 つまり―――ダイナマイト、というコトね?」
- アルトリア・キャスター —「は、はあ。確かにちょっと問題ですね、 そんな精霊がいたら。」
- 茨木童子 —「命拾いしたな、精霊使いっぽい娘よ。 吾(われ)はいま運(うん)良く空腹だ。」
- 同人仙人 —「『夜の森』に住まう悪の権化。 開拓によって土地を奪われた精霊たちの王。」
- ヤラアーンドゥ —「ケット・クー・ミコケル! 森の精霊を使ったテロ活動もここまでよ!」
- バーゲスト —「あそこは現地の精霊に護られた聖域。 その上、口にするのも忌まわしい怪人……」
- バーゲスト —「動物たちに崇(あが)められている『世界の破壊者』と、 動物たちに畏(おそ)れられている『闇の精霊王』、」
- (地の文) —「『闇の精霊王』……」
- オベロン —「それだけでも注意が必要なのに 『世界の破壊者』と『闇の精霊王』……」
- ランスロット —「……そして魔力の密度も段違いに濃くなった。 精霊の森と言っても過言ではない。」
- ランスロット —「ああ。妖精と精霊は同じようで違うものだ。」
- ランスロット —「一方、精霊は超自然的なものだ。 悪意も善意もない。」
- ??? —「落ち着きなさい…… 私はこの泉に住まう精霊……のようなもの……」
- アルトリア・キャスター —「じゃあ、どっちもわたしたちが落としたものだね。 泉の精霊さん、返してくれる?」
- バーヴァン・シー —「この森の精霊たち曰(いわ)く、 この壁画は特異点になってから作られたものじゃない。」
- マシュ —「森の精霊……あのカンガルーさんたちですか?」
- バーヴァン・シー —「ありゃただのワンパクアニマルだ。 森の精霊はもっと原始的なヤツで……」
- バーヴァン・シー —「それが『闇の精霊王』。 この洞窟に封じられていた災害を島に放った元凶だ。」
- バーヴァン・シー —「『闇の精霊王』はサバフェスそのものを憎んでいる。」
- (地の文) —「やっぱり来たな……『闇の精霊王』!」
- アルトリア・キャスター —「オベロン、精霊王も騙(かた)るようになったの?」
- (地の文) —「『洞窟の封印を解いた『闇の精霊王』の目的』」
- (地の文) —「モルガーン! ここに『闇の精霊王』がいまーす!」
- レース仙人 —「オーストラリアの大地に眠る大精霊、 ワンジナの願いを叶(かな)えるグッドガイじゃ。」
- ヤラアーンドゥ —「あの娘、精霊に取り憑かれてる! 心が落ち込んでいる時、精霊の感情と同調したのよ!」
- ヤラアーンドゥ —「そして、そんな私だからこそ、 彼女から精霊を引き剥(は)がす方法を提案できます。」
- (地の文) —「『闇の精霊王』問題は置いておいて」
- オベロン —「結論だけ言うと、 クロエはある精霊に取り憑かれている。」
- オベロン —「眠ってはいるものの半分は起きている状態だ。 無闇に近づくと精霊の防衛本能で攻撃される。」
- オベロン —「クロエ君のショックたるや、 取り憑いた精霊も抜け落ちるほどじゃないかな?」
- ヤラアーンドゥ —「噂の『闇の精霊王』ね! 私もあいつには問いただしたい事があるわ!」
- クロエ —「その時に見ていた夢について 話しておきたくて。精霊の話です。」
- アルトリア・キャスター —「オベロンが洞窟から解き放ったっていう 『オーストラリアに伝わる精霊』だね。」
- クロエ —「……街を壊したわたしが言える事じゃないんだけど、 あの精霊は『悪い』感情は持ってなくて、」
- マシュ —「探し物、ですか……。 精霊は自然現象に近いものです。」
- マシュ —「その精霊が『手を伸ばす』のなら、 確かに自然災害に似た現象になりますが……。」
- オベロン —「あれは『第三の災害』にして、 この島の精霊の代理だからな。」
- アルトリア・キャスター —「なんだとぉ!? そっちこそ『闇の精霊王』様じゃん!」
- AAA —「そしてどうすればヤラアーンドゥ――― 大精霊ワンジナを救えるのか、という話を。」
- AAA —「オーストラリアの伝承。 大気そのものと言われる大精霊、ワンジナ。」
- AAA —「彼女は大気の精霊。目に見えず、また、 誰かに干渉する精霊(も の)ではありません。」
- (地の文) —「大精霊、ワンジナ……」
- AAA —「『人の価値観で島を見て回れる』、 できるだけ精霊との親和性の高い霊基を。」
- マシュ —「ノクナレアさんは妖精ですから、 人間の英霊より精霊と同調しやすい……。」
- AAA —「大精霊ワンジナはヤラアーンドゥを通して、 皆さんの生活を見ていました。」
- AAA —「自分がヤラアーンドゥという架空の精霊である事を 思い出した結果、」
- 現地の古精霊 —「オオ……そノたたずマい、その気品ノ高サ。 まさかコの時代に、これほドノ精霊が現れるトハ!」
- 現地の古精霊 —「祝いヲ祝いヲ、祭りヲ祭りヲ! このお方こソ、我らノ新シキ精霊王デす。」
- オベロン —「大気の精霊ワンジナ。 そこまで無視されておいて、ご苦労なことだ。」
- 現地の古精霊 —「精霊王。まサに精霊王。貴方こソ、 歴代最高ノ『闇の精霊王』ト讃(たた)えるベキ方デシタ。」
- ジャンヌ・オルタ —「大気の精霊とか地球規模の話だし、 そもそも『みんな仲良く』なんて無理な話よ?」
- 鈴鹿御前 —「ワンジナが『大気の精霊』で あるのがネックなのよね……。」
- (地の文) —「『大気』の精霊に、そんな事はさせられないな」
- (地の文) —「『闇の精霊王』をとっちめる!」
- (地の文) —「人類史においても素敵な大精霊になったのです。」
幸福累計都市 ドバイ
- アルトリア・ルーラー —「水の精霊。 耳が痛い進言はそこまでに。」
双六盤虫空間 ガリトラップハウス
- ジェロニモ —「穏やかで、同時に活力ある精霊たちの気配すら 嗅ぐことができそうな気がする。」
- オベロン —「後方理解者顔の精霊が どんな祝辞を言うか分かったもんじゃない!」
- ジェロニモ —「……ふと風に乗って聞こえてきた、 小さな精霊の囁(ささや)き程度のアドバイスだがね。」
- オベロン —「前と同じようにぬいぐるみシリーズだ。どこかの皇女様が 持ってる精霊か何かのぬいぐるみだったかな。」
盛夏堪能王国 Uオルガマリーアイランド
- テノチティトラン・バニー —「その名をテノチティトラン・バニー。 精霊の身だけど人間のあれこれを熟知したもの。」
第六特異点?
- リチャード —「山の教団の関係者か!? 俺の知り合いの精霊使いは……いないか! 残念!」
ブリリアント・クイーンハート
- ノクナレア —「死なない精霊を殺すために、 ひたすら人形を殺していたビレッジね。」
- ノクナレア —「ほんとダメ、ここの空気ヤバすぎ! そりゃあ精霊のひとりやふたり爆発するわ!」
ビッグコアラチョコ
- (地の文) —「って、アビーは邪神系だから大精霊とは違うかな?」
メモリアル・チョコフレーム
- テノチティトラン —「あまりの快適さに理性が原始の精霊(ほんのう)に 戻っても無理はない、」
- テノチティトラン —「精霊は人を脅かすもの、離反の一つや二つは むしろ自然な行為だった、という事なのです、ね!」