神霊
この用語は何か
神霊とは、神そのものを指す語である。自然現象が人々の知覚と解釈を受けて一個の生命となり、やがて星から独立した意思を持つに至ったもの——それが神霊であり、精霊はその隣に並ぶ同類として扱われる。見られること・語られることで自我を獲得する点は人間と変わらないが、規模が違う。神霊は自然と概念そのものに結び付いており、その結び付きを行使する力が権能である。
ただし Fate/Grand Order が「神霊」と呼ぶとき、その語はほとんどの場合零落した神を指す。神代が終わり、神々は地上から実体を引き上げた。高次に退いて世界を眺めるだけになった虚ろな残り——それが神霊である。だから異聞帯オリュンポスで、零落せずに生き残った大神ゼウスを見たシャーロック・ホームズは、いったん口にした語を途中で撤回する。神霊と、まだ死んでいない神とは別物である——この区別が、異聞帯編以降の神々を読み解く鍵になる。
そこから神霊は単独では現界できないという原則が導かれる。存在規模が人間の使い魔の枠に収まらず、そもそも高次から地上へ降りる手段がない。したがって作中の神霊サーヴァントはすべて何らかの抜け道を通っている——格を落として召喚される(ランクダウン)、人間を依り代にする(疑似サーヴァント)、複数の女神が一体に寄り集まる(神霊複合体)、分霊だけを送り込む、依り代となる人間を自分で造る。「神霊サーヴァント」という肩書きは、単に強いという意味ではなく、この例外処理を経て地上に立っているという意味である。
神性との関係も一定している。神性は霊基に混じっている神の成分であり、神霊はその成分だけで出来た存在である。ゴルドルフがカイニスの変質を測るとき、「神性が混ざっている」段階と「霊基そのものに神気が宿っている」段階を分けて数えるのは、この差を見ているためである。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正体 | 自然現象・概念が信仰と語りによって生命化し、星から独立したもの。すなわち神々 |
| 現在の状態 | 神代の終焉とともに地上を去り、高次で「虚ろな神霊」として存在する |
| 上下関係 | 精霊より上位。英霊とは別系統で、格が上とされる |
| 固有の力 | 権能。ただし零落した神霊が本格使用すれば霊核を失う |
| 現界の原則 | 単独では不可能。ランクダウン/疑似サーヴァント/神霊複合体/分霊/自作の依り代が抜け道 |
| 派生形 | 神霊複合体(複数の女神が一体に宿る)/神霊化(存在が神霊の側へ移行する現象) |
| 作中での初出 | 第二特異点 永続狂気帝国 セプテム(Dr.ロマンによる定義とステンノとの遭遇) |
章別解説
第二特異点 永続狂気帝国 セプテム
この語が最初に説明されるのは、ローマ軍の帰路の道中である。地中海に「神を名乗る者」がいるという噂を聞いた Dr.ロマンが浮かれ、マシュが「神霊の現界は現実に可能なのですか」と問い返したことから、そのまま用語解説になだれ込む。ロマンは神霊を神々そのものと定義したうえで、彼らはすでに地上から姿を消しており、現代の魔術では観測すらできないと述べる。存在しないのではなく、届かないところにいる——だから傍証から「高次にいるらしい」と推定するしかない。そして本題の問い、神霊はサーヴァントとして現界できるのかに対し、彼は一語で答える。できない、と。
- 〔帰路〕Dr.ロマン —「いわゆる神。神々。 神霊とは、彼らのことを指す言葉と思って構わない。」「ただ、幾つかの傍証はある。 それ故に、神霊は高次に存在すると予想されている。」(この場面を読む)
- 〔帰路〕マシュ —「はい、英霊とは異なるものです。 精霊よりも上位の存在である、とされています。」 / Dr.ロマン —「できない。 これが解答だ。」(この場面を読む)
その断言は、次のクエストで即座に破られる。孤島で一行が遭遇したのは、数値で計測できるほどの神性を持つ女神ステンノだった。マシュは「先刻と話が違います」と突っ込み、ロマンは何事にも例外はあると口ごもる。神霊サーヴァントは理屈の上では不可能だが、現実には目の前に立つ——この「原則と例外」の構図が、以後すべての章で反復される。ロマンは同時に、実在の神が召喚されている以上その力はダウンサイジングされているはずだ、と自分に言い聞かせる。これが後の「格落ち」議論の出発点になる。
- 〔古き神の謎〕マシュ —「英霊、ではなく、神霊のサーヴァント? ドクター。先刻と話が違います。」 / Dr.ロマン —「う、うん。何事にも例外はあるよね。 い、いやあしかし困ったな、神霊サーヴァントなんてさ。」(この場面を読む)
なおロード・エルメロイⅡ世は疑似サーヴァントの仕組みを説明するなかで、人間の体を霊基にして顕現する対象の筆頭に神霊を挙げている。抜け道のほうが先に語られていたことになる。
- 〔英霊憑依〕エルメロイⅡ世 —「高次元の生命である神霊や、 カルデアの召喚式では霊基が作りづらい英霊だな……」(この場面を読む)
→ 章別解説: 第二特異点 永続狂気帝国 セプテム
第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス
抜け道の第一号が具体的に画面に出る章である。召喚に応じたはずのオリオンに女神アルテミスが付いてきてしまった経緯を聞いた Dr.ロマンは、これを神霊のランクダウンによる代理英霊召喚と診断する。神霊が格を落とし、縁のある英霊の枠を借りて降りてくる形式で、前例がないでもないという。同じ章でロマンは、そもそも神霊はサーヴァントになりづらく、純粋な神のサーヴァント化は魔術世界ではあってはならない事態だ、と重ねて釘を刺している。
- 〔三つ星の狩人〕Dr.ロマン —「な、なるほど。 神霊のランクダウンによる代理英霊召喚か……。」(この場面を読む)
- 〔伊達男を追跡せよ〕Dr.ロマン —「本来、神霊はサーヴァントにはなりづらい。 よほど特殊な解釈でもしないかぎり。」(この場面を読む)
より重要なのは、この章が神霊を戦力ではなく重量として扱うことである。ヘクトールはエウリュアレを攫った理由を、彼女の戦闘能力ではなく存在そのものに求める。神霊は本来この世界に出張ってくるものではない。にもかかわらず出てきてしまったのだから、利用しない手はない——彼が狙っていたのは、神を生贄に捧げることだった。当のエウリュアレは自分を「神霊としては格落ち」と評しており、序列の低さを本人が認めている。
- 〔伊達男を追跡せよ〕ヘクトール —「たとえサーヴァントに落ちたといっても、神霊って いう存在は、本来世界に出張ってくる存在じゃない。」 / エウリュアレ —「私、神霊としては格落ちよ?」(この場面を読む)
その企ての帰結をダビデが明かす。『契約の箱』にエウリュアレを捧げていれば、時代そのものが死に、世界は滅んでいた。格落ちの女神一柱でこの規模になる——神霊は、扱いを誤れば時代の重さを傾ける質量として作用する。イアソンに、神霊を捧げれば無限の力が手に入ると吹き込んだのはメディアであり、彼女は世界が滅べば敵もいなくなるから無敵だ、と悪びれずに認めている。
- 〔星の開拓者〕ダビデ —「それに神霊を捧げるなんて正気の沙汰じゃない。」「ただでさえ安定していない、 この時代そのものが殺されていただろう。」(この場面を読む)
→ 章別解説: 第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
神霊化という語が、実例つきで最初に登場する章である。聖都の統治方針を分析したダ・ヴィンチは、獅子王が人間そのものには価値を認めながら個々の人命は切り捨てるという、冷徹を通り越した超越者の視点に立っていると指摘する。それを聞いたランスロットは、彼女がもはや英霊ではなく神の類だと言葉にせざるを得なくなる。最終決戦の場でも Dr.ロマンは、対話の打ち切りを促す理由として同じ診断を挙げる——精神構造が完全に神霊化しており、人間としての価値観が失われている、と。
- 〔神王オジマンディアス(2/3)〕ランスロット —「神霊……神の類(たぐい)だと言うのか……!」(この場面を読む)
- 〔レプリカ(4/5)〕Dr.ロマン —「マスター君、会話はもういい! 獅子王の精神構造は完全に神霊化している!」(この場面を読む)
決着後、ダ・ヴィンチはさらに踏み込む。獅子王はこの特異点に召喚された英霊ではなく、自力でここまで来た神霊である。ゆえに他のサーヴァントのように元いた場所へ強制退去することがなく、聖槍を失えばその場で終わる。神霊化とは、英霊の座との紐付けを外れて別カテゴリへ移ることでもある、と読める場面である。
- 〔レプリカ(5/5)〕ダ・ヴィンチ —「彼女はここまで自力でやってきた神霊だ。 だから、聖槍がなくなればそれで終わり。」(この場面を読む)
なお本章では、ベディヴィエールの銀の腕アガートラムを見たダ・ヴィンチが、ケルトの戦神ヌァザの神腕を神霊クラスの神秘と評している。神霊は当人が現れなくとも、遺した器物の格として測定の物差しになる。
→ 章別解説: 第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
神霊がなぜ地上からいなくなったのかを、本編が正面から説明する章である。ブリーフィングでダ・ヴィンチはレイシフト先の紀元前二六〇〇年を、魔術的には人間が神と袂を分かった最初の時代だと紹介する。Dr.ロマンがそれを引き取り、そこを決定的な決別として神々の時代は薄れ、西暦を迎えた時点で地上から神霊は消失したと述べる(この場面は再生データが無いため引用のみ)。現地で行われる「神代と神霊について」の講義がその補足で、大源の減少、ギルガメッシュによる神からの卒業、そして神々の退去という順に話が進む。その到達点が、現在の神霊像そのものである。
- Dr.ロマン —「神々の時代はここを決定的な決別として薄れていき、 西暦を迎えた時点で、地上から神霊は消失した。」
- 〔働くウルク民〕ダ・ヴィンチ —「ここではない高次にて、虚ろな神霊として 世界を見守っている……というのが現在の定説だ。」(この場面を読む)
ところがウルクには「生きている」女神が三柱いる。エルキドゥは、彼女たちも召喚された神霊ではあるが、その霊基は正しく神として成立していると告げる。カルデアがそれまで見てきた女神——限定条件下でダウンサイジングされ、権能を持たない個体——とは別物だ、という区別がここで明確になる。この差は後の異聞帯編で「神霊か、生きた神か」という問いに発展する。
- 〔人類最古の城塞都市〕エルキドゥ —「彼女たちも何者かに召喚された神霊ですが、 その霊基は正しく“神”として成立している。」(この場面を読む)
疑似サーヴァントの内部構造が本人の口から説明されるのも、この章である。イシュタルは、神霊は存在規模が違いすぎて人間の使い魔にはできないと前置きしたうえで、自分が現界できているのは相性のいい人間に乗り移ったからだと認める。マーリンが、神代が終わって神霊は人類史をただ眺めるだけのものになった、この時代でも例外ではないと補足し、原則そのものは動いていないことが確認される。さらにイシュタルは配分まで開示する——神霊と人間の疑似サーヴァントでは神霊側の霊子のほうが多く、主人格は神霊になる。依り代の少女は殺されておらず、七対三で溶け合っているという。
- 〔おはよう、金星の女神〕イシュタル —「そうよ。本来、神霊は人間の使い魔にはできない。 存在規模(スケール)が違いすぎるもの。」 / マーリン —「神代が終わり、神霊は人類史をただ眺めるだけの モノとなった。この時代でだって例外じゃない。」(この場面を読む)
- 〔おはよう、金星の女神〕イシュタル —「神霊と人間の疑似サーヴァントの場合、神霊の方が霊子(りょうし)が 多いから、メインのパーソナリティは私(イシュタル)になるわ。」(この場面を読む)
神霊にも階級があることも、この章で数字めいた形で示される。ケツァル・コアトルと対峙した Dr.ロマンは彼女を最高ランクの神霊と呼び、聖杯で女神となったゴルゴーンとも疑似サーヴァントのイシュタルとも違うと警告する。一方でアルテミスは「神霊としては最低ランクだから権能は持っていない」と評され、ジャガーマンは自称と他称の両方で下級神として扱われる。神霊であることと強いことは同義ではない。
- 〔こんにちは、太陽の女神〕Dr.ロマン —「話は後だ、来るぞ! 敵は最高ランクの神霊、本物の“女神”だ!」(この場面を読む)
→ 章別解説: 第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
異聞帯の女王が、汎人類史の定説そのものを否定する章である。到着したカルデアに対しナポレオンは、この土地には神がいると告げる。しかもラグナロクを死なずに切り抜け、神霊と化すこともなく神のまま地上に在り続けている存在だという。ここで「神霊化」が神にとっての零落を意味する語として使われ、汎人類史の神霊像が裏返しに定義し直される。
- 〔雪と氷の城(前編)〕ナポレオン —「ソイツだ。ソイツは最終戦争にあっても死なず、 神霊と化す事もなく、神のままで地上に在り続けている。」(この場面を読む)
- 〔雪と氷の城(前編)〕ナポレオン —「実体を失い自然へと溶けた神霊ではなく、神! 神代から連綿(れんめん)と続く時間の中を生きてきた実在の神こそが、」(この場面を読む)
女王スカサハ=スカディ本人はさらに直截で、カイニスが自らを神霊と名乗った瞬間にそれを退ける。この北欧に神霊などという虚ろなものは有り得ず、神は実在し、それは自分ただ一柱である——汎人類史では常識である「神は退場した」という前提が、異聞帯では成立していない。カルデア側の用語がそのまま通用しない最初の実例である。
- 〔雪と氷の城(後編)〕カイニス —「―――神霊だ!」 / スカサハ=スカディ —「我が北欧に神霊などと虚ろなものは有り得ぬ。 神は実在し、神はこのスカサハ=スカディ一柱(ひとはしら)のみである。」(この場面を読む)
同じ章で、抜け道のもうひとつの型が登場する。地下牢に封じられていたシトナイは、聖杯に縁深い人物を基に複数の女神が寄り合わさって形成されたハイ・サーヴァントで、一つの霊基に女神の分霊が三柱同居している。マシュはこれを「複合された神霊疑似サーヴァント」と呼び、以後この形式は神霊複合体という名で定着する。ダ・ヴィンチは戦力計画にこれを組み込み、ゴルドルフは「複数の神霊の総意」として彼女の警告を無視できないと判断する。
- 〔もうひとりの女神(後編)〕シトナイ —「この霊基(からだ)に、女神の分霊が三柱も集まってるの! すごいんだから!」 / マシュ —「複合された神霊疑似サーヴァント……! そ、それは―――」(この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ
神々の国インドは、神霊サーヴァントの類型見本市になっている。まずガネーシャ——ホームズは彼女を神霊ガネーシャを核とした疑似サーヴァントと判定し、ダ・ヴィンチは依り代の人間側の意識が強いタイプだと補足する。同じ場面で彼女は、カルデアにいた神霊サーヴァントたちの在り方はピンキリだったと述べており、この形式に規格はないことが明言される。
- 〔神と遭逢する山〕ホームズ —「二人の発言を総合するに、彼女は神霊ガネーシャを 核とした疑似サーヴァントのようだね。」 / ダ・ヴィンチ —「カルデアにいた神霊サーヴァントたちも、 その在り方はピンキリだったけど……」(この場面を読む)
次にラクシュミー・バーイー。彼女は召喚された際に「自然とそうなっていた」と語り、女神の意識はほとんど無く力だけがある状態だと説明する。自分の中に女神の心臓が原動機として嵌め込まれているようなもので、出力も純然たる神霊サーヴァントには及ばない、と。名前の一致という魔術的な符合だけで成立した、もっとも希薄な神霊憑依の例である。ホームズがこの地で、本来なら神霊サーヴァントにそう簡単に会えるものではないはずだと嘆くのは、こうした個体が立て続けに現れたためである。
- 〔壁の村の王妃〕ラクシュミー —「私というサーヴァントに、どういうわけか女神の心臓が 原動機として嵌め込まれてしまっているようなものだ。」「出力も純然たる神霊サーヴァントほどには 出ていないだろう。」(この場面を読む)
- 〔壁の村の王妃〕ホームズ —「本来、神霊サーヴァントなんてそう簡単に 会えるものではないはずなんだがね。」(この場面を読む)
そしてこの章の主題である後付けの神性。異常な数の宝貝を操る哪吒を見て、ホームズはアルジュナから神性を分与されたという証言に着目し、シトナイのような自然発生の神霊複合体とは違う、強引に神の要素を混合されたものだと診断する。アスクレピオスに対しても同じ判定が下される——特別な依り代を持った疑似サーヴァントでもなければ、自然発生した神霊複合体でもない。神霊由来の力を持つことと、正規の抜け道を通っていることは別だ、という線引きがここで引かれる。
- 〔神の将〕ホームズ —「我々が知る神霊複合体(シ ト ナ イ)のような自然さではない。 後天的に、強引に“神の要素を混合されたもの”。」(この場面を読む)
- 〔忘失代償/迫り来る神裁〕ホームズ —「キミは特別な依り代(う つ わ)を持った疑似サーヴァントでもなければ、 自然発生した神霊複合体でもない。それが全てだ。」(この場面を読む)
異聞帯の王アルジュナ・オルタは、その極北である。ホームズは彼をシトナイをさらに過剰にした存在と見立て、人でもサーヴァントでもない、神としての性質を具えた概念に変じていても不思議はないと述べる。
→ 章別解説: Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ
Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス
海の異聞帯では、神霊が攻略対象の性能仕様として語られる。カルデアは神霊カイニスを繰り返し敵として迎え、海上では手が出ないという結論に至る。ホームズは相手が神霊サーヴァントである以上、総力戦になると腹をくくる。ここでの「神霊」は思想的な語ではなく、単に格の桁が違う相手を指す運用語になっている。
- 〔危機また危機〕ホームズ —「そうしたいのは山々だが、状況が状況だ。 神霊サーヴァントが相手なら総力戦にもなる。」(この場面を読む)
対抗手段の設計にも神霊の格が絡む。機神アルテミスは通常の物質では傷つかず、ヘファイストスは上位概念である神霊が与えた武具——神造兵装——であれば破壊可能だと回答する。神霊は現界していなくとも、その手が触れた物だけが届く、という形で戦術に組み込まれる。
- 〔鍛冶神ヘファイストス〕ヘファイストス —「上位概念である神霊の与えた武具であれば アルテミスを破壊可能」(この場面を読む)
アテナの権能を封じたナノマシンをめぐる会話は、神霊と神性の距離を最も具体的に示す。アストライアは、それを人間の霊基が受け止めれば崩れ落ちるか破裂するかで、神霊に近い存在でなければ耐えられないと言う。ゴルドルフはその条件を読み替える——神霊に近い存在とは、要するに神性を保有するサーヴァントのことではないか。神性が、神霊への近さを測る目盛りとして使われた場面である。
- 〔アストライア島三本勝負〕アストライア —「神霊に近い存在でなければ、 崩れ落ちるか破裂するか―――」 / ゴルドルフ —「神霊に近い存在……要するに、神性を保有する サーヴァントであれば……?」(この場面を読む)
なお艦長ネモは、自身を英霊に神霊を混入させた幻霊だと説明している。神霊は敵としてだけでなく、味方の霊基の材料としても混ざっている。
- 〔苦しみと楽しみは一生の膏薬〕ネモ —「僕は英霊に神霊を混入させた幻霊で、 概念的な存在でしかないし。」(この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス
Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
この語がもっとも稠密に使われる章であり、神霊の定義そのものが一度言い直される場所でもある。上陸直後に大神ゼウスの迎撃を受けたホームズは、相手をギリシャ神話体系の最高存在と説明しかけ、「神霊」と口に出したところで途中で撤回する。目の前にいるのは零落した残り滓ではなく、かつて世界に実在し、自然と概念に深く結びつき、世界を構成する事象そのものだった側の存在だからである。汎人類史の神霊と、異聞帯の生きた神は同じ語で呼べない。
- 〔星間都市山脈オリュンポス〕ホームズ —「神霊、否―――」「かつて世界に実在していた神。 自然、概念と深く結びつき、世界を構成する事象そのもの。」(この場面を読む)
その区別は破神同盟の人工知能によって整理される。キリシュタリアのサーヴァントである双神ディオスクロイは、正確には神霊であって生きた神ではなく、機神でもない。彼らは一度死に、そして神霊と化した。殺したのはキリシュタリア本人であり、彼は英霊の座から神霊を召喚したのではなく、死んで神霊になった神と直接契約を結んだ——という、通常の召喚とはまったく別の経路がここで明かされる。
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅱ)〕人工知能 —「双神ディオスクロイは、正確には神霊だ。 つまり生きた神そのものではなく、機神でもない。」「彼らは一度、死んでいる。 そして神霊と化した。」(この場面を読む)
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅱ)〕人工知能 —「英霊の座から神霊を召喚したのではない。 ひとたび死して神霊と化した神と、契約を結んだのだ。」(この場面を読む)
決戦で、そのディオスクロイ自身が神霊の代償を口にする。兄が権能を使って超光速移動を行った直後、妹は悲鳴のように制止する——我らは既に真正の神ではなく神霊なる零落の身であり、権能の本格使用は霊核の全損を招く。神霊が権能を振るえない理由が、原理ではなく身体的な代償として提示された場面である(権能側の解説も参照)。
- 〔いずれ等しき魂たちよ(Ⅳ)〕ディオスクロイ・ポルクス —「我らは既に真正の神でなく、神霊なる零落の身! 権能の本格使用は霊核の全損を招きます!」(この場面を読む)
もう一方の神霊カイニスは、逆向きの経路をたどっている。生前は人間の僭主であり、自分を辱めた海神に代償を求めて神の座を得た——キリシュタリアは彼女の来歴をそう要約する。カイニス自身も、生きていた頃は僭主カイニス、今は神霊と化したカイニスだ、と名乗る。人間から神霊へ上がる道も存在することを、この章は一人の登場人物で示す。終盤、海神の三叉矛を得た彼女は霊格そのものが上がり、ゴルドルフの計測でも「神性が混ざっている」段階を超えて霊基自体に神気が宿った状態になる。
- 〔汝、星を鋤く豊穣(Ⅳ)〕カイニス —「このオレ! 生きてた頃じゃ僭主(せんしゅ)カイニス! 今じゃ神霊と化したカイニス様を相手に、テメェは!」(この場面を読む)
- 〔神を撃ち落とす日〕キリシュタリア —「誰よりも憎い海神に 自分を傷つけた代償を求め、神霊となった。」(この場面を読む)
- 〔いつの日か、彼方で〕ゴルドルフ —「霊基パターンがこれまでのものと一致しない。 これまでのような『神性が混ざっている』程度(レベル)ではなく、」「霊基そのものに神気が宿っている! これではまるで、本当に神霊では?」(この場面を読む)
戦力評価の場面では、神霊が単位として数えられる。神妃エウロペ、デメテル、アフロディーテと双神が揃った局面をホームズは「神霊サーヴァントが二騎、そして神が三柱」と数え上げる。神霊と神が別々に勘定されるこの一行が、章全体の力関係を要約している。
- 〔オリュンポスの歓待(後編)〕ホームズ —「神霊サーヴァントが二騎、そして神が三柱。 更には神造の青銅巨人とは。」(この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
地獄界曼荼羅 平安京
日本の神霊が正面から敵として立つ章である。朱雀門に現れた鬼を段蔵が解析し、幻想種分類は竜種、同時に天然自然の顕れとしての荒ぶる神々の一柱、すなわち**神霊・伊吹童子**と判定する。カルデアのデータベース上では酒呑童子の幼名とも、その別側面とも予測されていた存在で、発生魔力はオリュンポスの神々に匹敵する。以後この章では、彼女は一貫して「神霊・伊吹童子」という呼称で扱われる。
- 〔災いの竜/カミ〕段蔵 —「別側面、或いは、異なる可能性を具(そな)えた 英霊・神霊としての存在が予測されたモノですが……」「神霊・伊吹童子!」(この場面を読む)
彼女の位置づけは分霊である。後の幕間の物語で望月千代女が整理するとおり、伊吹大明神という大いなる神霊の分け御霊——英霊ではない神の一部が、独立した一騎として現界している形になる。神霊が丸ごと降りられないなら切り分けて降ろす、という抜け道の実例である。
- 〔酔うも我、狂うも我、滾り嗤うも我なれば〕望月千代女 —「大いなる神霊・伊吹大明神の分霊! 英霊ならざる神の分け御霊(首)、神霊・伊吹童子!」(この場面を読む)
この章は同時に、神霊を人間が抱え込むことの不可能性にも触れる。神を喰らった蘆屋道満に対し藤原道長が不遜を責めると、道満は人の身では叶うまいと同意したうえで、自分の人格も精神も既に術式化して久しいと返す——神霊の情報量に耐えきれる人格などある訳もなし、と。彼はさらに伊吹童子を令呪一画ぶんの呪詛で抑制下に置いていたと語り、召喚した神霊を制御する側の負担がどれほどのものかを示している。
- 〔災いの竜/カミ〕黄幡神・蘆屋道満 —「まあ、人の身では叶いますまいなァ。 神霊の情報量に耐えきれる人格なぞある訳もなし。」(この場面を読む)
- 〔───坂田金時、此処に在り〕羅刹王・髑髏烏帽子蘆屋道満 —「そも! 伊吹童子、貴様ァ! 拙僧の召喚せし神霊に過ぎず……」(この場面を読む)
→ 章別解説: 地獄界曼荼羅 平安京
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
中南米の異聞帯では、抜け道が自作される。クリプター・デイビットのサーヴァントであるテスカトリポカは、そもそも神霊の召喚は難しいと前置きしたうえで、自分の依り代になる人間を作ってからその体に乗り移った疑似サーヴァントだと明かす。魂は神霊だが肉体は人間なので、マスターがいなくとも「今を生きる人類」として活動できる——依り代を探すのではなく設計するという、それまでにない形式である。
- 〔ORTの日〕テスカトリポカ —「オレは自分の依代になる人間を作ってから、 その体に乗り移った疑似サーヴァントだ。」「魂は神霊。だが肉体は人間だ。なんで、マスターが いなくとも『今を生きる人類』として活動できる。」(この場面を読む)
- 〔ORTの日〕テスカトリポカ —「神霊を召喚するのは難しいからな。」(この場面を読む)
対抗兵器の側も専用化が進む。トラロック戦でカルデアは、虚数空間でも使用できる霊子魚雷の対神霊仕様を投入し、ケツァル・コアトルの権能を再現したコーティングで霊核まで届かせようとする。それでも通らず、カドックが対神霊弾頭でも効かないのかと叫ぶ場面は、神霊を撃つ装備が兵器として確立していることと、それが万能ではないことを同時に示している。なおニトクリスはこの直後に、トラロックが神霊ではなく別のもの——場合によっては神霊を上回るもの——だと看破する。【推測】対神霊装備が効かなかったこととこの指摘の因果は明言されないが、二つは連続した場面に置かれている。
- 〔花の戦争〕ダ・ヴィンチ —「虚数空間でも使用できる霊子魚雷、 それも対神霊仕様の特注品の直撃だ。」 / カドック —「くそ、対神霊弾頭でも効かないのか!? 鉄壁にも程がある!」(この場面を読む)
そしてこの章は、神霊の発生源にも触れる。星の内海で生まれた星の触覚のうち、内海に戻らなかった/戻れなかったものが地上で妖精や精霊、神霊になった——とマシュが要約し、ダ・ヴィンチは、妖精・精霊・神霊には他の経緯で発生するものもあるから全てがそうとは言えない、と留保を付ける。神霊の出自は一本道ではないという、作中でほぼ唯一の明示である。
- 〔終末観測所メツィティトラン〕マシュ —「地上における妖精や精霊、神霊になった……。」 / ダ・ヴィンチ —「そうだね。妖精、精霊、神霊は他の経緯で発生する ものもあるから、全てがそう、と言えないけど。」(この場面を読む)
→ 章別解説: Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション
シリーズ全体を通じてもっとも簡潔で普遍的な定義が置かれる章である。真祖の成り立ちを説明する流れで、シエルは順を追って言葉を積む——惑星上の自然現象が人々の知覚と解釈によって一つの生命となり、自然現象でありながら星から独立した存在になったもの。それが一般に「神霊」「精霊」と呼ばれるものたちである、と。続けて彼女は、見られること・語られることで自我を獲得するのは人間も同じだと付け足す。神霊は信仰の産物であり、その意味で英霊と同じ回路の上にあるという理解が、ここで明文化される。
- 〔アース・フォール〕シエル —「惑星上の自然現象が人々の知覚、解釈によって 一つの生命となったもの。」「それが一般に 『神霊』『精霊』と呼ばれるモノたちです。」(この場面を読む)
- 〔アース・フォール〕シエル —「見られる事、語られる事で“自我”を獲得する事は 私たち人間と同じですね。」(この場面を読む)
この定義は、同じ章で新しい神霊が生まれるという事態によって裏づけられる。BBコスモは、ムーン・ドバイのエレシュキガルはもはや汎人類史の神霊エレシュキガルではなく、この世界で生まれ、この世界にしか居場所のない新しい神霊だと告げる。神霊は神代に閉じた過去の遺物ではなく、条件が揃えば現在でも発生しうる——ビーストへの変質と抱き合わせではあるが、そう読める場面である。
- 〔七人のラスボス〕BBコスモ —「今のエレシュキガルはこの世界で生まれ、 この世界でしか居場所のない、新しい神霊なのです。」(この場面を読む)
→ 章別解説: 奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション
???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア
神霊の人格がなぜ荒っぽいのかを、カドックが理屈で説明する章である。自然現象の多くは当時の人間にとって理不尽な災厄であり、必然性の説明もつかないまま襲ってくる。そういう現象を擬人化したのだから、出来上がる神は凶暴にならざるを得ない。そして厄介なことに、その性格は神霊として信仰を集め、実際に擬人化を果たしたサーヴァントにも継承される——攻撃的な神ほど召喚されやすく、召喚された神ほど性格が悪い、という身も蓋もない結論である。彼はイシュタルを、聖杯戦争に縁のある人間を依り代にしたおかげで多少丸くなった例として挙げる。
- 〔君には改心する権利がある〕カドック —「……そして厄介なことに、それは神霊として信仰を集め、 本当に擬人化を果たしたサーヴァントにも継承される。」(この場面を読む)
この章の敵であるウルズもまた神霊である。マシュは正体を推定する段階で、時間という人の手に負えない領域を司る以上その役割は神に割かれることが多いと述べ、神霊である限りランクダウンした召喚のはずだと付け加える。ところが実際のウルズは過去そのものを操るビーストであり、ダビデは彼女を「生まれたての神霊」と評して、その場違いさを突く。ランクダウンの原則と、それを踏み越えた実物とが並べて置かれる構図である。
- 〔時の女神〕マシュ —「もちろん神霊である限り、 ランクダウンした召喚かと思いますが……。」(この場面を読む)
- 〔君には改心する権利がある〕ダビデ —「なるほど。さすが生まれたての神霊。 どうしようもなく場違いだね。」(この場面を読む)
→ 章別解説: ???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア
幕間の物語
本編で断片的に語られた設定が、幕間では登場人物の口論や自己認識として掘り下げられる。もっとも辛辣なのはニコラ・テスラで、スカサハ=スカディに神霊全体の評価を問われた彼は、神霊なるシステムそのものに疑問があると答える。神々が零落した姿である神霊は、もはや自然と概念を司る大意思ではない。にもかかわらず僅かでも権能を振るえば分霊が消滅して果てる——それでも振るおうとするのが気に入らない、というのが彼の言い分である。神々は既に世界を人に明け渡したのだから、というのがその根拠だった。
- 〔夢のあとさき〕ニコラ・テスラ —「神々の零落せし神霊! 今や自然、概念を司る大意思ではなく!」「かつての神代と違い、僅かなりとも権能を振るえば 分霊なりは消滅して果てるというが―――」(この場面を読む)
アストライアの幕間は、分霊と本体の関係を一本の話にしたものである。カルデアのアストライアは自らを疑似サーヴァントと呼び、依り代に神霊の分霊を押し込めただけのものだと言う。つまり本体となる神霊アストライアは別に存在しており、その本体が分霊を裁くために現れる。決着後、彼女はマスターの夢に神霊が介入する危険についても述べている——膨大な情報が強引に入り込めば、人間の精神は目覚めなくなる可能性がある。神霊が人間と直接接触できない理由が、規模の問題として具体化された場面である。
- 〔裁くもの 裁かれるもの〕アストライア —「お忘れですか? この私(わたくし)は、疑似サーヴァント。 依代に神霊の分霊を押し込めただけのものです。」「つまり、本体となる神霊アストライアは 別に存在します。」(この場面を読む)
- 〔裁くもの 裁かれるもの〕アストライア —「神霊なんて膨大な情報が強引に介入すれば、 人間の精神がどうなってもおかしくありません。」(この場面を読む)
カルデアに神霊が何騎いるのかを数える場面もある。ブリュンヒルデの霊基が特殊である理由を説明したダ・ヴィンチは、彼女を今でこそ英霊の格に収まっているが本来は半分神霊のようなものだと評し、その現界自体が奇跡の上乗せだと言う。これに対しマスターが「でも神霊ってそこそこいませんか」と突っ込み、ステンノ、エウリュアレ、ケツァル・コアトル、ジャガーマンと数え上げ、マシュがイシュタル、エレシュキガル、ゴルゴーンを付け足す。理屈の上では稀少なはずの神霊サーヴァントが、カルデアには揃ってしまっている——作中がこの矛盾を自覚していることが分かるやり取りである。
- 〔ディア・マイ・リトル・シスター〕ダ・ヴィンチ —「今でこそ英霊としての格に収まってくれてはいるけど、 本来は半分神霊のようなものだからね。」 / マシュ —「イシュタルさんにエレシュキガルさん、 ゴルゴーンさんも神霊サーヴァントの一種、ですね。」(この場面を読む)
依り代の選ばれ方についても短い補足がある。エミヤはジャガーマンを、ジャガーの戦士という神霊がただ野性だけを理由として選んだ器だと内心で評している。イシュタルの語った「魂のカタチ」だけが基準ではない、ということである。
- 〔夜回り! ジャガ村先生!〕エミヤ —「『ジャガーの戦士という神霊』が、」(この場面を読む)
→ 章別解説: 幕間の物語
読み取れる設定
- 定義は二段構えになっている。ロマニは「いわゆる神。神々。」と言い切り、シエルは「惑星上の自然現象が人々の知覚、解釈によって」「一つの生命となったもの」と発生機序から定義する。両者は矛盾せず、後者が前者の内訳になっている。
- 神霊は精霊より上位とされる(マシュ「精霊よりも上位の存在である、とされています。」)。ただしエレシュキガルの七門のくだりでは、神性を削られた神霊が下級神霊へ、さらに精霊へと段階的に落ちる描写があり、両者は連続した階梯として扱われている。
- 神霊は神代の終焉とともに地上を去った。「西暦を迎えた時点で、地上から神霊は消失した。」(ロマニ)。以後は「ここではない高次にて、虚ろな神霊として」世界を見ているだけになる(ダ・ヴィンチ)。
- 単独では現界できない。現界の抜け道として作中に出るのは、①ランクダウンによる代理英霊召喚(アルテミス)②人間を依り代とする疑似サーヴァント(イシュタル、ガネーシャ、アストライア)③神霊複合体(シトナイ)④分霊の単独現界(伊吹童子)⑤依り代を自作する(テスカトリポカ)⑥英霊への混入(ネモ、ブリュンヒルデ)。
- 神霊化は、存在が神霊の側へ移行する現象。獅子王は「精神構造は完全に神霊化している」と診断され、ディオスクロイは死を経て「神霊と化した」神とされ、カイニスは人間から神の座を得て神霊になった。方向は上下どちらもありうる。
- 神霊にも格の差がある。ケツァル・コアトルは「最高ランクの神霊」、アルテミスは「神霊としては最低ランク」で権能を持たない。エウリュアレは自称「格落ち」。
- 神性は神霊への近さの目盛りとして使われる(ゴルドルフ「神霊に近い存在……要するに、神性を保有する」「サーヴァントであれば……?」)。他方で「神性が混ざっている」段階と「霊基そのものに神気が宿っている」段階は別に数えられる。
- 神霊を扱う装備・術式が存在する。対神霊仕様の霊子魚雷(LB7)、神霊に依らず魔術を行使する万能礼装(オリュンポス)、神々の名を呼んで力を借りる神代の魔術行使(同)。
- 神霊は人間の器に対して過大である。蘆屋道満「神霊の情報量に耐えきれる人格なぞある訳もなし。」、アストライア「神霊なんて膨大な情報が強引に介入すれば、」「人間の精神がどうなってもおかしくありません。」。
- 異聞帯では前提が違う。スカサハ=スカディは「我が北欧に神霊などと虚ろなものは有り得ぬ。」と汎人類史の定説を正面から否定し、オリュンポスの十二神も零落していない「生きた神」として存在する。
- 神霊は現在でも新しく生まれうる。BBコスモ「今のエレシュキガルはこの世界で生まれ、」「この世界でしか居場所のない、新しい神霊なのです。」。
- 【推測】ダ・ヴィンチの「カルデアにいた神霊サーヴァントたちも、」「その在り方はピンキリだったけど……」は、神霊サーヴァントの規格が一定でないことを示すが、分類基準そのものは与えられない。本ページの類型整理も、個別発話の寄せ集めであって作中の公式分類ではない。
揺れ・矛盾
- 神霊=神々か、神々の下位か:ロマニは「いわゆる神。神々。」「神霊とは、彼らのことを指す言葉と思って構わない。」と両者を同一視する。ところが異聞帯編に入ると、ホームズは生きた神を前にして「神霊、否―――」と語を撤回し、ナポレオンは「実体を失い自然へと溶けた神霊ではなく、神!」と両者を切り分け、ダ・ヴィンチも「神霊よりも神々そのもの―――」と神霊の上に神を置く。用法が途中で切り替わっており、どちらが正しいとも作中では裁定されない。本ページは「神霊=零落した神」を主用法として記述したが、これは全編を貫く定義ではない。
- 神霊・神性・神の境界:ゴルドルフは神性保有を神霊への近さの指標として扱う一方、同じ人物が別の場面では「神性が混ざっている」段階と「霊基そのものに神気が宿っている」段階を区別する。三者の境目に数値的・原理的な線は引かれていない。
- 現界の難易度:ホームズは「本来、神霊サーヴァントなんてそう簡単に 会えるものではないはずなんだがね。」と述べるが、実際にはカルデアだけで七柱以上が列挙できる。作中もこの矛盾を自覚しており、幕間ではマスター自身が「でも神霊ってそこそこいませんか」と突っ込みを入れる。理屈と実態が最初から食い違っている用語である。
- 神霊化の可逆性:獅子王の「獅子王の精神構造は完全に神霊化している!」は不可逆な変質として描かれ、ディオスクロイの神霊化も死を経た一方通行である。他方、スカディはスルトを指して「神霊が如き状態」という一時的・比喩的な使い方をしており、状態か種別かが揺れる。
- 【推測】神霊複合体の定義:シトナイは「三体の女神を身に宿す」複合体、アルジュナ・オルタは「それをさらに過剰にした存在」、哪吒とアスクレピオスは「後天的に強引に神の要素を混合されたもの」と、いずれも神霊複合体との距離で説明される。しかし何柱以上が複合体なのか、自然発生と後付けをどこで分けるのかは明示されない。本ページの類型分けは発話から再構成した便宜的なものである。
関連
- 権能 — 神霊が振るう力そのもの。譲渡・強奪・代償はこちらで詳述
- 神性 — 霊基に混じる神の成分。神霊への近さを測る目盛りとして使われる
- 神代 — 神霊が地上にいた時代と、その終わり方
- 精霊 — 同じ発生機序を持つ隣の階梯
- 分霊 — 神霊を切り分けて降ろす形式(伊吹童子、アストライア)
- デミ・サーヴァント/疑似サーヴァント — 人間を依り代とする最も一般的な抜け道
- 受肉
- 幻霊 — 英霊に神霊を混入させた形式(ネモ)
- 神造兵装 — 神霊が与えた武具
- 星の内海 — 神霊・精霊・妖精の発生源のひとつ
- 冥界 — 神霊の担当領域として頻出する場所
- 英霊召喚
- 霊基
- 幻想種
- 異聞帯 — 神霊が零落していない世界
- 異星の神
- 存在の分類(ロアアトラス)
- Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
- 第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
- スカサハ=スカディ
- シトナイ
- カイニス
引用元の人物
- レオナルド・ダ・ヴィンチ — 本ページ引用 19 件の話者
- マシュ・キリエライト — 本ページ引用 13 件の話者
- ロマニ・アーキマン — 本ページ引用 10 件の話者
- シオン・エルトナム・アトラシア — 本ページ引用 7 件の話者
- シャーロック・ホームズ — 本ページ引用 4 件の話者
- ロード・エルメロイⅡ世 — 本ページ引用 4 件の話者
- カドック・ゼムルプス — 本ページ引用 3 件の話者
言及の多い章
- カルデアゲート — この章に言及 4 件
- 幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン — この章に言及 4 件
- 第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス — この章に言及 3 件
- Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア — この章に言及 3 件
- Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ — この章に言及 3 件
- Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス — この章に言及 3 件
- Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス — この章に言及 3 件
- Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン — この章に言及 3 件
付録: 原文引用アーカイブ
原文引用アーカイブ(機械収集・117 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある
章の時系列順に列挙する。話者名は本文中の表示名。引用は演出タグを除去した表示テキストをそのまま用いている。
第二特異点 永続狂気帝国 セプテム
- Dr.ロマン — 「一世紀に降り立った古き神!」「既に消え去ったはずの神霊が、再び地上へと……!」
- Dr.ロマン — 「いわゆる神。神々。」「神霊とは、彼らのことを指す言葉と思って構わない。」「ただ、幾つかの傍証はある。」「それ故に、神霊は高次に存在すると予想されている。」
(この章の該当発話は計 14 件。上記のほか 11 件)
第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス
- Dr.ロマン — 「な、なるほど。」「神霊のランクダウンによる代理英霊召喚か……。」
- Dr.ロマン — 「本来、神霊はサーヴァントにはなりづらい。」「よほど特殊な解釈でもしないかぎり。」
- ??? — 「―――ほう。神霊に連なるものか。」「ならば認めよう。汝に呼ばれた我を認めよう。」
(この章の該当発話は計 9 件。上記のほか 6 件)
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン
- ダ・ヴィンチ — 「天は神霊が英霊にランクダウンしたもの、」「あるいは神の子や、伝承の具現化。」
第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
- スカサハ — 「病気に関しては不得手でな。」「何しろここまで神霊に近付くと病から縁遠くなる。」
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット
- ダ・ヴィンチ — 「ケルトの戦神ヌァザの神腕! 神霊クラスの神秘を」「あのサーヴァントは武器にしているのか!」
- Dr.ロマン — 「マスター君、会話はもういい!」「獅子王の精神構造は完全に神霊化している!」
(この章の該当発話は計 7 件。上記のほか 5 件)
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア
- Dr.ロマン — 「神々の時代はここを決定的な決別として薄れていき、」「西暦を迎えた時点で、地上から神霊は消失した。」
- ダ・ヴィンチ — 「神代と神霊について。せっかく神代の終わりと言われる」「紀元前なんだから、これはもうピッタリの内容だ。」「神霊の話は前にも聞いただろうけど、」「神代というのは簡単に表現すれば『神々の時代』だ。」
(この章の該当発話は計 19 件。上記のほか 16 件)
終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン
- 魔神サブナック — 「神霊の暴威、恐るるに足らず。」「旧き人理に屈した者など、我らの敵に非ず!」
(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)
亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国
- 風魔小太郎 — 「パライソや衆合地獄の言葉を信じるのならば、」「神霊の一種とさえ伝えられる八岐大蛇……その眷属です。」
亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム
- メディア — 「そうよ。サーヴァントの肉体と知覚にすら」「容易く干渉する。神霊クラスの結界だわ。」
Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア
- オフェリア — 「その証拠に、キリシュタリア様には三体もの神霊が―――」
- オフェリア — 「報告にあったロシアの王の霊基数値は」「神霊サーヴァントに引けを取らないもの。」
- オフェリア — 「ですが、その力は神霊にも引けを取りません。」「加えて―――私には、最強の騎士がいます。」
(この章の該当発話は計 8 件。上記のほか 5 件)
Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
- オフェリア — 「神霊カイニス、私では制御不能な存在です。」「異聞帯(ロストベルト)の王との衝突があった場合には、お許しください。」
- スカサハ=スカディ — 「我が北欧に神霊などと虚ろなものは有り得ぬ。」「神は実在し、神はこのスカサハ=スカディ一柱(ひとはしら)のみである。」
(この章の該当発話は計 33 件。上記のほか 31 件)
Lostbelt No.3 人智統合真国 シン
- ダ・ヴィンチ — 「確かにマスター君は」「神霊に属するクラスの存在と契約を結んだ事もあるけど……」
Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ
- マシュ — 「神霊の方かもしれませんね。」
- ホームズ — 「我々は北欧異聞帯でシトナイという存在と出会った。」「彼女は三体の女神を身に宿す神霊複合体だったが―――」
- ホームズ — 「キミは特別な依り代(う つ わ)を持った疑似サーヴァントでもなければ、」「自然発生した神霊複合体でもない。それが全てだ。」
(この章の該当発話は計 18 件。上記のほか 15 件)
Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス
- シオン — 「これは英霊ネモの能力でもないし、」「神霊トリトンの能力でもありません。」
- キリシュタリア — 「ゼウスには私から説明しておくよ。」「神霊カイニスはこの海洋で挽回の機会を待つ、とね。」
- ゴルドルフ — 「神霊に近い存在……要するに、神性を保有する」「サーヴァントであれば……?」
(この章の該当発話は計 21 件。上記のほか 18 件)
Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス
- ホームズ — 「神霊、否―――」
- マシュ — 「神霊級の出力です!」「魔力性質は……巨人種のものとは異なっています!」
- ホームズ — 「神霊サーヴァントが二騎、そして神が三柱。」「更には神造の青銅巨人とは。」
(この章の該当発話は計 76 件。上記のほか 73 件)
地獄界曼荼羅 平安京
- 段蔵 — 「別側面、或いは、異なる可能性を具(そな)えた」「英霊・神霊としての存在が予測されたモノですが……」
- 段蔵 — 「神霊・伊吹童子の背後より奇襲攻撃―――」「結界を砕き、酒呑童子の爪牙(そ う が)が体躯(たいく)を貫いています!」
(この章の該当発話は計 19 件。上記のほか 17 件)
Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
- 千子村正 — 「相手が神霊、あるいは神霊が幅を利かせている世界。」「そういう世界(ところ)で役に立つ使徒だったんだよ、儂(オレ)は。」
- マシュ — 「神核……神霊の魂、ですか?」「ですが、ケルヌンノスは既に死亡して―――」
(この章の該当発話は計 11 件。上記のほか 9 件)
死想顕現界域 トラオム
- カドック — 「(見せて貰ったデータから察するに、」「リンボや村正と同じく神霊の力を得ているはず)」
- カドック — 「(村正も、リンボも、何かしらの神霊と組み合わさった」「ハイ・サーヴァントだったはずだ)」
(この章の該当発話は計 8 件。上記のほか 6 件)
Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン
- シオン — 「シャーロック・ホームズと言えど、」「その記憶容量は神霊レベルではありません。」
- シオン — 「よほど強い神霊の住みか……」「いえ、それだけでは説明できない妨害です。」
- ダ・ヴィンチ — 「虚数空間でも使用できる霊子魚雷、」「それも対神霊仕様の特注品の直撃だ。」
(この章の該当発話は計 34 件。上記のほか 31 件)
奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン
- ドゥリーヨダナ — 「うーむ、サーヴァントとはいえさすがの神霊か。」「好き勝手に姿を変えられるとは羨ましい。」
- シオン — 「『切り離された』という性質から、空いた部分を」「神霊サーヴァントなどの重みをもった存在で」
- オシリスの塵 — 「同じ神霊であろうが、基本性能(ス ペ ッ ク)の差は歴然。」「匹敵できる道理は存在しない。」
(この章の該当発話は計 6 件。上記のほか 3 件)
奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド
- ジャンヌ・オルタ — 「ニトクリスの……オルタの方って……。」「確か神霊級じゃなかった!?」
- サリエリ — 「まだ、これだけの数を召喚できるのか。」「神霊級サーヴァントの底力、ここまでとは!」
- (地の文・システム表示) — 「かつての自然と概念の具現、神霊!」「その加護ある魂を既にあなた/わたしは知っている。」
(この章の該当発話は計 12 件。上記のほか 9 件)
奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション
- BBコスモ — 「貴女は神霊エレシュキガルではない。」「クラスがビーストなのがその証です。」
- シエル — 「それが一般に」「『神霊』『精霊』と呼ばれるモノたちです。」
(この章の該当発話は計 8 件。上記のほか 6 件)
奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス
- カドック — 「メタトロンとは古代において、神の代行者、」「天界の書記を務めたという神霊だ。」
- 【怠惰】 — 「……それでは、ただの神霊もどきでしかなく。」「より人間に近い要素が必要だった。」
(この章の該当発話は計 9 件。上記のほか 7 件)
???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア
- Dr.ロマン — 「神霊などがランクダウンしてサーヴァントとして」「召喚される際に、そういう事例がままある、と。」
- マシュ — 「もちろん神霊である限り、」「ランクダウンした召喚かと思いますが……。」
(この章の該当発話は計 13 件。上記のほか 11 件)
幕間の物語
- ディオスクロイ・カストロ — 「神霊のサーヴァント召喚からして、」「そも、人間の技術が到達し得ることではないのだ。」
- エミヤ — 「(『ジャガーの戦士という神霊』が、」「ただ野性だけを理由として選んだ器―――か)」
- ゴルドルフ — 「とは、些(いささ)か違うかもだが似たようなモノだ。」「神霊カイニス。貴様が言っているのは、恐らく、」
(この章の該当発話は計 54 件。上記のほか 51 件)
復刻:月の女神はお団子の夢を見るか? ライト版
- ダ・ヴィンチちゃん — 「(この犯人、自分でレイシフトしちゃうぐらいの」「神霊級のサーヴァントなワケだけど………)」
リヨイベ
- ジェロニモ — 「それほどの精霊は、神霊だ。」「通常の手段で召喚できるはずがない。」
(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)
クリスマス2018
- ダ・ヴィンチ — 「まあ、ケツァル・コアトルほどの神霊が」「他の宗教観に染まる事はないから、」
カルデアゲート
- ダ・ヴィンチ — 「つまりは疑似サーヴァントの神霊のように」「発揮できる力は本来のほんの一部分なんだろうけど、」
バレンタイン2021
- アムール — 「裏表のない可憐でか弱い神霊です。」「どうぞ、お見知りおきのほどを♡」
- マシュ — 「そ、そうですね……確かに、堂々としたお姿は」「なんとなく神霊っぽいかと……。」
- ダ・ヴィンチ — 「本来、表に出てこない筈の神霊が、」「自ら言葉を発している……のか。」
(この章の該当発話は計 7 件。上記のほか 4 件)
秋葉原塔イベント
- アルテミス — 「そりゃ神霊の切れ端が宿るくらいの因果は」「繋がっちゃったりするかー。」
バレンタイン2022
- ??? — 「まさか、あなたのような神霊まで、」「カルデアの召喚に応じているとは……」
- ??? — 「ただの人間、バゼットを依り代に、」「神霊マナナンの力を身に宿す者……」
(この章の該当発話は計 16 件。上記のほか 14 件)
カルデア妖精騎士杯 ~二代目の凱旋~
- エルメロイⅡ世 — 「バーゲストとメリュジーヌについては、」「英霊三騎と神霊一騎でぎりぎり何とか抑えて……」
- エルメロイⅡ世 — 「……神霊サーヴァントでさえ止めきれないか。」「想定以上の存在だな。」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
CBC2023 カルデア重工物語 ~君と僕のBtoB~
- 高杉晋作 — 「僕の奇神は神霊の霊基を炉心に取り込むことによって」「本来の力を発揮する。」
(この章の該当発話は計 4 件。上記のほか 3 件)
ポホヨラのクリスマス・イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形
- ネモサンタ — 「神霊・大黒天本人でも“打ち出の小槌(こづち)”そのものでもなく」「よく似た匂い、なのか。」
- エルメロイⅡ世 — 「……全能の神霊の目をもってしても、」「存在せぬものは見えない、ということか。」
(この章の該当発話は計 4 件。上記のほか 2 件)
小野小町古今抄 ~雪消月のキラキラ蓮華~
- マシュ — 「小町さんの魔力、急激に上昇しています!」「計測値―――神霊級!?」
(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)
落涙の翼
- ダ・ヴィンチ — 「だとしても、神霊サーヴァント級だ。」「恐るべき相手には違いない。」
- サバージオス — 「俺の真名や逸話まで考慮しての結界は見事。」「神霊の戦いすら経験済みということだろう。」
(この章の該当発話は計 15 件。上記のほか 13 件)
カルデアン・フロラリア あなたの花が咲く頃に
- オルガマリー — 「何にしても、神霊エレシュキガルなら」「戦力としては充分計算できるし。」
(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)
アフタータイム・バレンタイン2026 ~お母さんチョコの謎~
- マシュ — 「神霊の召喚です!」「異聞帯で遭遇した姿とは、違いますが……」「誤差0.2パーセントで霊基数値が一致!」「あそこにいるのは、神霊デメテルです!」
- マシュ — 「―――なんと言いますか、その、」「カルデアには古き神々の残滓(ざんし)たる神霊のみならず、」
(この章の該当発話は計 20 件。上記のほか 17 件)
克螺旋境界式 オガワハイム
- Dr.ロマン — 「いやあ凄いぞ、あんなのは神霊クラスだ!」「相手を視(み)るだけで殺すなんて、破格にも程がある!」
Apocrypha/Inheritance of Glory
- ジーク — 「神霊が現界することもあるのか。」「なるほど。人理の危機ともなれば当然か。」
週末北方遊園 ONI♡LAND
- ダ・ヴィンチ — 「なるほど、神霊級の魔術が目にできるという訳だ。」「これはデータ収集がはかどるね!」
(この章の該当発話は計 7 件。上記のほか 6 件)
深山温泉大社・大割烹閻魔亭
- ゴルドルフ — 「どう見ても神霊への供物と、」「この建物の心臓部と言える聖遺物……ッ!」
- ゴルドルフ — 「ふははは、実に気前がいいではないか!」「しみったれた東洋の神霊にしては、だがね!」
(この章の該当発話は計 6 件。上記のほか 4 件)
徳川廻天迷宮 大奥
- シオン — 「神霊が故(ゆえ)の抵抗力か、それとも他に理由が」「あるのか……」
- シオン — 「神霊サーヴァント特有のものか、」「それとも依代(よりしろ)と召喚場所の配合によるものなのか、」
- シオン — 「そうですね。高次な神霊であればあるほど、」「それは避けられない問題かと。」
(この章の該当発話は計 7 件。上記のほか 4 件)
幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン
- Dr.ロマン — 「マスター君、会話はもういい!」「獅子王の精神構造は完全に神霊化している!」
- マシュ — 「アストライア……まさかここにきて、」「神霊の疑似サーヴァントが立ちふさがるなんて。」
(この章の該当発話は計 10 件。上記のほか 8 件)
蒼輝銀河番組 セイバーウォーズ4.8
- 優雅な紳士 — 「神霊系サーヴァント、というのも、」「とりあえずでっちあげた偽証にすぎない。」
- トキオミ教授 — 「神霊サーヴァント、ではない。」「紛れもない、『女神の半身』なのだ……」
(この章の該当発話は計 6 件。上記のほか 4 件)
星屑盤上冥路 アステロ・アキハバラ
- エミヤ・オルタ — 「だいたい、もしそんな大層な取物の本物(オリジナル)を」「持つとしたら高位の神霊サーヴァントという事になる。」
納涼夢幻冥峰 パラダイスレイク
- (地の文・システム表示) — 「人間、英雄、そして神霊、」「あの方はどの分類(カテゴリ)にも当てはまらない。」
- 執筆中の作家 — 「人間の夢を司(つかさど)るとなると、」「神霊クラスの存在が多いからね。」
(この章の該当発話は計 3 件。上記のほか 1 件)
いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~
- マシュ — 「魔力の桁が増えています!」「神霊級―――英霊の枠におさまりません!」
(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)
カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~
- 煉獄 — 「経緯は不明だが、いわゆる神霊における力の分割……。」「分霊に近い存在という訳だ。」
- ゴルドルフ — 「ところで神霊カイニスはどこに行ったのか……」「まあ、何も言わなければキャンプと私を守るはず!」
(この章の該当発話は計 27 件。上記のほか 25 件)
非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ
- ゴルドルフ — 「英霊、か。」「英霊というか神霊サーヴァントだな。」
- ゴルドルフ — 「記憶に難ありというのはともかく、」「神霊サーヴァントを確保できた意味は大きい。」
- ダ・ヴィンチ — 「神霊よりも神々そのもの―――」「つまり北欧のスカディやオリュンポスの十二神のように、」
(この章の該当発話は計 12 件。上記のほか 9 件)
幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン
- Dr.ロマン — 「マスター君、会話はもういい!」「獅子王の精神構造は完全に神霊化している!」
- マシュ — 「アストライア……まさかここにきて、」「神霊の疑似サーヴァントが立ちふさがるなんて。」
(この章の該当発話は計 10 件。上記のほか 8 件)
所在不明水域タートルアイランド
- エレシュキガル — 「(シュメルの神霊を代表して、」「有能な女神である事を示すのだわ!)」
- エレシュキガル — 「人理が不安定な今とはいえ、」「神霊がそのまま顕現できることはほとんどない。」
- ダ・ヴィンチ — 「実際の太歳そのものが触媒になるんなら、」「こういうイレギュラーな神霊召喚もアリなのか……?」
(この章の該当発話は計 6 件。上記のほか 3 件)
北極魔園観光アークティック・サマーワールド
- ゴルドルフ — 「そもそも人の身では不可能だがな!」「これだから神霊とかいうモノは!」
- ダ・ヴィンチ — 「流石は神代の神秘!」「神霊が行使すれば、こうも不可能を可能にする!」
(この章の該当発話は計 15 件。上記のほか 13 件)
螺旋証明世界 リリムハーロット
- ダ・ヴィンチ — 「ティアマト―――第七特異点において、」「ビーストとして顕現した神霊だ!」
超絶鎖国御領 ナガサキ
- 海幸彦 — 「いいぞ、それでこそ神霊よ!」「戦というものは、こうでなくてはならん!」
- エルメロイⅡ世 — 「それが、とても人間に従うとは思えない神霊が、」「あえて召喚に応じた理由……いや、なんとも言えんな。」
(この章の該当発話は計 15 件。上記のほか 13 件)
極大霊障建築A.C.L.
- ダ・ヴィンチ — 「神霊イシュタルが関与してて、しかも逃げたか~。」「ん~一気に不穏になってきたなあ……」
(この章の該当発話は計 5 件。上記のほか 4 件)
蛇竜這行大地ランドサーペント
- ダ・ヴィンチ — 「八岐大蛇(やまたのおろち)といえば災害竜にして神霊、」「その分霊だから当然といえば当然か。」
(この章の該当発話は計 2 件。上記のほか 1 件)
第六特異点?
- ダ・ヴィンチ — 「フランチェスカ・プレラーティと名乗っていた個体に……」「嘘だろ、擬似的な神霊レベルだって!?」
- マシュ — 「神霊であるパールヴァティーさんの適性が」「無かった事は残念でしたが……。」
(この章の該当発話は計 27 件。上記のほか 25 件)
春の終わりに君を待つ
- オルガマリー — 「神霊サーヴァントは伝承の習合や分霊の概念が濃いから、」「互いの情報や存在が混じりがちだもの。」
- ダ・ヴィンチ — 「神ならぬ神霊なら、記憶に欠けはあるだろう。」「それでも、物語の中核を失っては成立しない。」
- フローラ — 「特別な繋がりがあったからこそ、ではありますけど……」「一応神霊なんだから、これぐらいのことは。」
(この章の該当発話は計 14 件。上記のほか 11 件)
カルデアゲート
- ダ・ヴィンチちゃん — 「(この犯人、自分でレイシフトしちゃうぐらいの」「神霊級のサーヴァントなワケだけど………)」
- マシュ — 「人間の少女の精神が、神霊であるパールヴァティーさんを、」「その、受け止めたというか、負けなかったというか、」
- ダ・ヴィンチ — 「ふむ。神霊、という時点で依代の存在は考慮していたが、」「ウルクの女神と似て非なる状態のようだね。」
(この章の該当発話は計 18 件。上記のほか 15 件)
メモリアル・チョコフレーム
- ケツァル・コアトル — 「知っての通り、私は神霊。それもとびきり古い類(たぐい)。」「あれこれあって霊基は最古のソレではないけれど、」
- ??? — 「そんなに慌てて何処に行くのです。」「もしや、他に契約している神霊が?」
(この章の該当発話は計 6 件。上記のほか 4 件)