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霊基グラフ

分類: クラス・霊基 / 別名・関連表記: 霊基データ

この用語は何か

霊基グラフとは、マスターがこれまで契約してきた英霊霊基情報——ダ・ヴィンチの言い方では「縁」——を複製・記録した装置である。トランク一つに収まる大きさで、相応の霊脈と電力さえあれば、これとマシュの盾——円卓を加工した召喚触媒——だけで英霊召喚を再開できる。カルデアという組織から基地もカルデアス召喚システムも剥ぎ取ったあとに残る、最後の一点がこれにあたる。

用途は三つある。第一に召喚元。登録済みの英霊なら、異聞帯の英霊の座に手が届かない場所でも呼び出せる。第二に退去先。現界を解かれたサーヴァントはここへ返され、次に呼ぶまで待機する。第三に照合表。目の前のサーヴァントが本当に知っているあの一騎なのかを、霊基パターンの一致で判定できる。異常があればそれは登録側の異常でもあり、霊基グラフはカルデアにとって計器でもある

サーヴァント側にとっては、あまり馴染みのない管理概念でもある。奏章Ⅱでナイチンゲールは、仲間が消えた理由をこの語で説明されて「オカルトですか?」と返している。

基本データ

項目内容
正体契約済み英霊の霊基情報(=結んだ縁)を複製した記録媒体
形状持ち運べるトランク。第二部ではシャドウ・ボーダー/ストーム・ボーダーに積載
起動条件相応の霊脈と電力。加えて召喚武装(マシュの円卓の盾)
状態基底状態/励起状態。召喚にはエネルギー投入による励起が要る
退去との関係退去=霊基グラフへの返還。霊基消滅=グラフ側のデータ喪失を伴いうる
作中での初出序/2017年 12月26日(カルデア襲撃時に持ち出される)

論点別解説

「キミたちの旅の証明」— 序/2017年 12月26日

霊基グラフが初めて画面に出るのは、カルデアが陥落する当日である。それ以前からホームズダ・ヴィンチは、査問会の裏で霊基グラフの隠匿とサーヴァントたちの退去を並行して進めていた。魔術協会に対しては、召喚された英霊の中にシャーロック・ホームズなど存在しない、という体裁まで作っている。見えない敵を想定した保険として、記録そのものが先に匿われていたわけである。

  • 〔序/2017年 12月26日〕ホームズ —「魔術協会の動向の調査、霊基グラフの隠匿、 各サーヴァントたちの退去―――」 (この場面を読む

襲撃当日、格納庫へ逃げる途中でダ・ヴィンチが取りに戻ったのがこのトランクだった。彼女はその中身を「今までキミが契約した英霊の霊基情報(パターン)」、ありていに言えば**“縁”が記録されたグラフの複製**だと説明する。マシュとこれさえあれば英霊召喚は再開できる。ただし起動には相応の霊脈と電力が要り、停止したカルデアでは動かない——第二部が「動かせる霊脈と電源を探す旅」になる理由が、この一言で用意される。

  • 〔序/2017年 12月31日〕ダ・ヴィンチ —「これには今までキミが契約した英霊の霊基情報(パターン)―――」「ありていに言って、“縁”が 記録されたグラフを複製してある。」「これとマシュさえいれば再び英霊召喚が可能になる。 もっとも、起動するには相応の霊脈と電力が必要だ。」「連中が探しているのはこの霊基グラフだろう。」 (この場面を読む

胸を貫かれたダ・ヴィンチが最後に押しつけたのも、このトランクである。彼女はそれを便利だから持てとは言わなかった。旅の証明(れきし)であり、もういない人物の誇りでもあるから、消すのは嫌だった——霊基グラフが単なるデータではなく、カルデアが積み上げてきた関係そのものであると位置づけられる場面である。

  • 〔人類未踏の旅へ〕ダ・ヴィンチ —「それを持って、早く! その霊基グラフをやつらに渡してはいけない!」「なにも便利だからってワケじゃないぜ? その霊基グラフは、キミたちの旅の証明(れきし)だ。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 序/2017年 12月26日

起動条件と、名簿としての機能 — Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア

敵側もこれが要だと知っている。ロシア異聞帯の章の冒頭、キリシュタリアは自分のサーヴァントの予言として「霊基グラフ」と「召喚武装(ラウンドサークル)」の出現を告げ、前者はカルデアのもの、後者はマシュの円卓だろうと即座に言い当てる。この二つが揃うこと=カルデアの再浮上という等式が、クリプター側の共通認識として最初に提示される。

  • 〔intro.1〕キリシュタリア —「1時間ほど前、私のサーヴァントの一騎が 『霊基グラフ』と『召喚武装(ラウンドサークル)』の出現を予言した。」「霊基グラフはカルデアのもの。 召喚サークルはマシュ・キリエライトが持つ円卓だろう。」 (この場面を読む

出発前、ムニエルが主人公に手渡すのもこのトランクである。彼は最低限のエネルギーを送り込めばサーヴァント一騎分の召喚は可能だと言い、電力は現地で工面するか自然現象で賄うしかないと告げる——実際、一騎目は吹雪の雷を凧で拾って呼ぶことになる。強いサーヴァントは無理でも一騎は呼べるという下限が、ここで決まる。

  • 〔獣たちの帝国〕ムニエル —「この霊基グラフに最低限のエネルギーを送り込めば、 サーヴァント一騎分の召喚は可能になる。」 (この場面を読む

そうして呼ばれたアヴィケブロンは、自分の工房を確立すれば召喚ラインが強化され、トランクに記録されたサーヴァントを影として呼び出せるようになると説明する。ただし戦闘時だけの、極めて限定的な力の貸し借りである——以後の異聞帯で「戦いのあいだだけ助っ人が現れる」形の召喚が続くのは、この工房が確立されたためである。同時にホームズは、アヴィケブロン自身が霊基グラフに無い=主人公が縁を結んでいない英霊だと気づき、土地が求める悲鳴のほうが主人公との縁より強い、と判定する。

  • 〔ヤガ〕アヴィケブロン —「そうすることで、召喚ラインも強化される。 君の持つ霊基グラフも活用できるだろう。」「このトランクに記録されたサーヴァントを、 影としていつでも呼び出せる、ということだ。」 / ホームズ —「霊基グラフにない、ミスターマスターの 知らないサーヴァントか。」 (この場面を読む

照合表としての使い方が初めて効くのもこの章である。ヤガの土地に現れたビリー・ザ・キッドはカルデアを知らなかった。マシュは霊基グラフを引いて「一致しません」と告げ、同じ真名でも、第五特異点で縁を結んだあのビリーではないと結論する。異聞帯のサーヴァントは汎人類史の同名者と別個体だという原則が、この一回の照合で成立する。

  • 〔ヤガの生誕〕マシュ —「……マスター。 霊基グラフ、一致しません。」「この方は北米大陸で縁を結んだ、 あのビリーさんではないようです……。」 (この場面を読む

→ 章別解説: Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア

反応しない霊基グラフ — Lostbelt No.3 人智統合真国 シン

霊基グラフがもっとも物語に食い込むのは中国異聞帯である。この章のカルデアは、現地の霊脈からこの異聞帯の英霊の座へ繋ごうとして何の反応も得られない。ダ・ヴィンチはやむなくカルデアの霊基グラフからの召喚に切り替え、哪吒を助っ人第一号として呼び出す。だが「解消はできたが解決とはいえない」と本人が言う通り、原因は分からないまま残る。

  • 〔第三の異聞帯〕ダ・ヴィンチ —「ま、なのでそっちの召喚はあっさり諦めて、 カルデアの霊基グラフからの召喚に切り替えました。」「英霊の座とのパスも、つまるところは縁(えん)だしね。 この異聞帯の土着の霊脈だと、それがない。」 (この場面を読む

ホームズが立てた仮説はこうである。英霊とは人類無意識アラヤの一側面であり、召喚は手段こそ多様でも「祈りに応じる」という一点だけは例外がない。ならば何かを祈るほどの情念を持つ人間が一人もいない世界なら、英霊の座との交信そのものが成立しない。実際この異聞帯の民は下賜薬で幸福を規定されており、荊軻は「そもそもこの世界に英霊は存在しない」と引き取る。霊基グラフが動くかどうかが、その世界に祈りがあるかどうかの試験紙になっている。

  • 〔泰平の大地〕ホームズ —「なぜこの異聞帯の霊脈で、 霊基グラフが作動しなかったのか、だ。」「サーヴァントの召喚とは、手段や条件は多岐に渡るが、 こと『祈りに応じる』という大原則において例外はない。」 (この場面を読む

秦良玉の裏切りでシャドウ・ボーダーが奪われたとき、ホームズが真っ先にやったのはトランクを哪吒に託して脱出させることだった。彼は敵が霊基グラフの重要性に気づいていないことを幸運と数え、マシュは逆に「霊基グラフだけあってもこの異聞帯では使えません」と現実を突きつける。要ではあるが、それ単体では起動しないという装置の性格が、この分断で鮮明になる。

  • 〔叛逆の暁星〕マシュ —「ですが、霊基グラフだけあっても この異聞帯では使えません。」 / ホームズ —「幸い、彼らは霊基グラフの重要性には」 (この場面を読む

そして転機は、スパルタクスの死を見た村の少年が「ぼくが誰かのスパルタクスになる」と誓った直後に訪れる。哪吒が抱えたトランクが熱を持つ。壊れたのかと問うモードレッドに荊軻は、霊脈に反応しているのだ、この世界に祈りが生じ、人の心に願望が湧き、それが英霊の座への経路(パス)になったのだ、と答える。直後、はぐれサーヴァントとして陳宮が現れる。霊基グラフの異常が、そのまま世界の変化の検出になった——本編でこの装置が果たした最大の仕事である。

  • 〔叛逆の暁星〕哪吒 —「霊基グラフが、変だ。すごく熱い。」 / 荊軻 —「いや違う。こいつは……霊脈に反応してるんだ。」「…そうか。この世界に祈りが生じた。人の心に願望が湧いた。 それが英霊の座に繋がる経路(パス)になったんだ。」 (この場面を読む

→ 章別解説: Lostbelt No.3 人智統合真国 シン

召喚が制限される異聞帯 — オリュンポス/アヴァロン・ル・フェ

異聞帯の性質によって、霊基グラフの使い勝手は段階的に落ちる。オリュンポスではホームズが、この地での召喚は霊基グラフからの即時召喚——それも戦闘時のみの一時召喚に限られる、と作戦上の制限を宣言する。同じ章の終盤、機械神カオスの封印に当たったサーヴァント——宮本武蔵の反応が消失したとき、ネモは艦に設置した霊基グラフからもその記録が「無かった事」になっていると報告する。剪定事象からの来訪者が世界から消えた、という事実が、まずデータの欠落として現れる場面である。

  • 〔星間都市山脈オリュンポス〕ホームズ —「召喚に関しては、霊基グラフからの即時召喚――― 戦闘時のみの一時的召喚に限られる。」 (この場面を読む
  • 〔神を撃ち落とす日〕ネモ —「当艦に設置されたカルデアの霊基グラフからも、 その記録は『無かった事』となっている。」 (この場面を読む

妖精國ブリテンでは制限がさらに厳しくなり、ボーダーへ移した霊基グラフはすべて停止状態に落ちる。この章のカルデアが手持ちのサーヴァントを呼べないのはそのためである。

  • 〔はじまり〕ダ・ヴィンチ —「さきほど確認したが、ボーダーに移した霊基グラフは すべて停止状態に落ちている。」 (この場面を読む

→ 章別解説: Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポスLostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ

強制返還 — 非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ

ツングースカ特殊領域に突入した瞬間、待機中のカルデア英霊たちの魔力反応が次々に消える。ダ・ヴィンチはそれを消滅ではなく強制的な霊基グラフへの返還だと読み、ホームズはこの領域が人類史そのものを否定する場になっていると結論する。ブリテンの経験から召喚システムには多重のセーフティを施していたが、それを上回った——退去と消滅が別物であることを、最も直接に示す場面である。

  • 〔第1節 Beyond the walls of the world〕ダ・ヴィンチ —「現界を維持できずに退去していってる…… 強制的に、霊基グラフへと返還されているんだ!」 / ハベトロット —「戻るのは霊基グラフじゃなくて、 ブラックバレルに設定して休眠モードに入るんだわ!」 (この場面を読む

章の終わり、ビーストⅣの反応が消えたことで霊基グラフは正常に戻る。そして脱出時、ホームズはトランクを自ら抱えて運ぶ——序でダ・ヴィンチが託したものを、今度は彼が持って出るという対応になっている。

  • 〔旅立ち〕ネモ・プロフェッサー —「ビーストⅣの反応が消えた事で、 霊基グラフも正常に戻ってます~。」 / ホームズ —「霊基グラフは私が所持している。 急いで脱出しよう。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ

一斉励起と、失われるデータ — Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

南米では、霊基グラフの三つの用途がすべて使われる。召喚元としては、呼ばれたニトクリスが第六特異点の記憶を持っていた理由を、カルデアが記録した霊基グラフからの召喚だから「経験の引き継ぎ」が起こると自ら説明する。照合表としては、冥界の女神ニンキガルを前にしたマシュが霊基パターンの一致を確認し、それが第七特異点を経たエレシュキガル本人だと断定する。応用としては、シオンがグラフからケツァル・コアトル権能を再現して対神霊弾頭にコーティングしてみせる。

  • 〔死の国へ〕ニトクリス —「そのようですね。カルデアが記録した 霊基グラフからの召喚であれば、」「このような『経験の引き継ぎ』も 起こりえるのでしょう。」 (この場面を読む
  • 〔第三冥界ソソアウワキ〕マシュ —「この威圧、本物です! 霊基パターンも、カルデアの霊基グラフと一致しています!」 (この場面を読む

新規登録の手順が語られる数少ない場面もここにある。ニトクリス・オルタが都市の化身の真名を看破した直後、マシュはシバによる霊基観測が安定したので霊基グラフに登録できそうだと報告する。観測装置が霊基を測り、その結果がグラフに書き込まれる、という関係である。

  • 〔水の都〕マシュ —「あの……シバによる霊基観測、安定しました。 霊基グラフ、ばっちり登録できそうです。」 (この場面を読む

その直後に、逆の事態が起きる。異霊(オルタ)化して戦い抜いたニトクリスが、倒したテノチティトランにとどめを刺さず言葉を残して消えたとき、マシュは霊基消滅を確認し、ボーダーで保管されている霊基グラフも、おそらく——と言いかけて言葉を切る。返還で済む退去と違い、消滅は記録ごと失われる。第二部でサーヴァントの死が重く扱われる理由が、この一行に集約されている。

  • 〔水の都〕マシュ —「……ニトクリスさんの霊基消滅を確認しました。 ボーダーで保管されている霊基グラフも、おそらく……」 (この場面を読む

対ORT戦では、この装置の最大出力が使われる。四つの冥界線が汎人類史の英霊を許容する「召喚自由区間」であることと、主人公が結んできた縁を掛け合わせ、シオンは今までカルデアに登録された全英霊の霊基グラフを、基底状態から励起状態へ一斉にセットアップする。史上初の英霊部隊による総力戦であり、基底/励起という二状態がはっきり述べられるのもこの場面である。

  • 〔ORT〕シオン —「今までカルデアに登録された全ての英霊―――」「全サーヴァントの霊基グラフを 基底状態から励起状態にセットアップ。」 (この場面を読む

→ 章別解説: Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

登録と現界の境目 — 奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

奏章Ⅱの発端は、誰も操作していないのに英霊召喚システムが独りでに稼働した事件である。ダ・ヴィンチは霊基グラフに登録されているのではなく、ボーダー内にしっかり現界していると区別して報告し、カドックは現状ですらグラフにある英霊の維持だけで相当のコストを払い続けている筈だと指摘する。登録された状態は待機であって現界ではない、というこの線引きは以後も一貫する。

  • 〔東京/責務の呼び声 caseⅡ〕ダ・ヴィンチ —「霊基グラフに登録されてた、とかじゃなくて ボーダー内にしっかり現界してるんだ。」 / カドック —「現状、霊基グラフにある英霊たちの維持だけでも 相当のコストを支払い続けている筈だ。」 (この場面を読む

章が進むにつれ、サーヴァントたちが次々に姿を消していく。ジャンヌ・オルタはニトクリス・オルタとディオスクロイの行方を「多分、霊基グラフに戻ってる」と説明し、終盤に復讐者たちの気配が消えたときには、ナイチンゲールがその不在だけを感知して説明語のほうを知らない。この語はカルデアの管制側の用語であって、サーヴァントに共有されてはいない。

  • 〔もしも、きみを失ったとしたら〕ジャンヌ・オルタ —「ディオスクロイも同じ。 多分、霊基グラフに戻ってる。」 (この場面を読む
  • 〔帰還〕ナイチンゲール —「霊基グラフとは何です。 オカルトですか?」 (この場面を読む

そして巌窟王は、去るにあたって霊基の影を霊基グラフに残すと申し出る。十全の性能ではないが力にはなる、という置き土産であり、登録データが「本人不在でも使える控え」として扱われた数少ない例である。

  • 〔決戦/最終使徒カリオストロ〕巌窟王 —「ならば、我らの影を霊基グラフに残す。 霊基の影だ。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

誰の側のサーヴァントか — 奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション

ムーン・ドバイでは、霊基グラフが所属を示す名簿として使われる。ジナコは、自分もコヤンスカヤもカルデアの霊基グラフから呼ばれたサーヴァントだが、後者はカルデア側ではないと整理する。登録されていることと味方であることは別だ、という区別である。逆にパッションリップは、自分の手が怪物の手である自覚は霊基グラフに登録されている自分と変わらないと述べ、登録データが人格の同一性の基準として引かれる

  • 〔インヴェイダー・バニー〕ジナコ —「アイツはカルデアの霊基グラフのサーヴァントだけど、 カルデア側じゃないっス。」 (この場面を読む
  • 〔電気狐は甘やかしの夢を見るか?〕パッションリップ —「そこはカルデアの霊基グラフに登録されている パッションリップと変わりません。」 (この場面を読む

この章では、霊基グラフを把握されること自体が弱点になるという新しい危険も出てくる。BBドバイに一度捕まった徐福たちは、相手がその気になれば二十秒保たずに強制退去させられると自己申告する。データを握られた側は、戦う前に消される。

  • 〔流れよ我が涙、とAIは言った。〕徐福 —「とくに私とXX・オルタ、ニキチ&テノチはヤバい。 一度捕まって霊基グラフを把握されてるからさ。」 (この場面を読む

一方で救いも同じ理屈で説明される。BBコスモは、消滅の際に霊核が無事なら霊基グラフも無事なのでカルデアに戻ると保証し、終盤にはBBドバイの撃破数がゼロ——リップは消滅ではなく退去させられただけだった——と判明する。マシュが確認する「消滅による霊基グラフの損失もなく?」は、ミクトランでの喪失と対になる問いである。

  • 〔七人のラスボス〕BBコスモ —「消滅の際、霊核が無事なら霊基グラフも無事なので カルデアに戻るでしょう。」 (この場面を読む
  • 〔Wonderer〕マシュ —「ではリップさんもカルデアに、もう? 消滅による霊基グラフの損失もなく?」 (この場面を読む

→ 章別解説: 奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション

並列励起と、巻き戻る記録 — 終章

最終決戦に向けて、召喚システムはソロモン王の手で作り直される。彼はそれを「霊基グラフを並列励起させての迎撃術式」と呼んで無駄が多いと難じつつ、ほぼ一人でメンテナンスをやり遂げた。ミクトランでは主人公の運命力と生命力を呼び水にするしかなかった一斉召喚が、終章ではストーム・ボーダーの電力だけで全登録サーヴァントの同時出撃が狙えるところまで来ている。

  • 〔南極〕ダ・ヴィンチ —「霊基グラフを並列励起させての迎撃術式か。」「今回はストーム・ボーダーの電力だけで補(おぎな)える。 今まで記録された全サーヴァントの同時出撃も夢じゃない。」 (この場面を読む

ところがカルデアス内核へ突入した直後、システムは沈黙する。霊基グラフが基底状態のまま反応しない——励起できないという形で、この領域の異常が最初に検出される。

  • 〔虚空には神ありき〕ネモ・マリーンD —「サーヴァント並列召喚システムも同じく…… ぜんぜんダメ、霊基グラフが基底状態で反応しなーい!」 (この場面を読む

そして旅の終わり、ダ・ヴィンチは時間が逆行していることの帰結として、今まで取得した霊基グラフも最新のものから順に消えていくと告げる。マシュがデミ・サーヴァント以前へ戻るのと同じ現象であり、「カルデアがなくなる」とはそういうことだ、と説明される。序で最初に持ち出されたものが、最後に順序を逆にたどって失われていく構図になっている。

  • 〔旅の終わり〕ダ・ヴィンチ —「今まで取得した霊基グラフもなくなっている筈だ。 最新のものから順番にね。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 終章

計器としての霊基グラフ — 異常検知の実例

イベント群では、霊基グラフはもっぱら異常を最初に知らせる計器として登場する。幸福累計都市 ドバイの発端は、自動スキャンが弾いた「霊基グラフの情報異常を検知」という一行だった。最初に引っかかったのはガネーシャ一騎だったが、調べると**ムーンキャンサーというクラスに属する全員の霊基グラフが「測定不能」になっている**。誰の仕業かは分からないまま、カルデアはドバイへ向かうことになる。

  • 〔プロローグ〕ダ・ヴィンチ —「ええと、なになに…… 『霊基グラフの情報異常を検知』……?」「彼女だけじゃなくて全ての ムーンキャンサーの霊基グラフに異常が見られる。」 (この場面を読む

ぐだぐだ新選組では、登録が改竄され、別人にすり替わっていたことが検知される。ダ・ヴィンチが霊基記録を洗い直すと、そこに記されていたのは目の前の少女ではなく織田信長だった。全員が信長を忘れていたのは、記録のあやふやさを突いた認識阻害の細工によるものである。坂本龍馬は、一時的にでもカルデアの霊基グラフに干渉できたのなら聖杯の力だけでは説明がつかない、と事の重さを測る。

  • 〔第三話「神に選ばれしモノ」〕ダ・ヴィンチ —「なんてことだ…… 霊基グラフに異常反応が出ていたなんて。」「このサーヴァントの霊基記録が改ざんされている。 本来ここに記されていたのはさっきの彼女じゃない……、」 / 坂本龍馬 —「それにしたって、一時的にでもカルデアの霊基グラフに 干渉したとなると聖杯の力だけでは……。」 (この場面を読む

春の終わりに君を待つでも、まずカルデアのデメテルのデータが観測不能になることで異常が露見する。オルガマリーはこれを、特異点側のデメテルと情報が混ざっているのだと診断する——神霊は習合と分霊の概念が濃いため、互いの存在が混じりやすい。同じ章では、グレイ生きたままサーヴァント化して霊基グラフに登録された例外であることも明かされる。

  • 〔第1節『カルデニアへようこそ!』〕マシュ —「今確認しましたが、霊基グラフのデメテルさんの データが観測不能になっています!」 (この場面を読む
  • 〔第5節『豊穣の女神』〕オルガマリー —「グレイはそのひとり。生きたままサーヴァント化して カルデアの霊基グラフに登録された例。」 (この場面を読む

そして事件の種明かしで、この装置の位置づけが端的に言語化される。ダ・ヴィンチが霊基グラフに介入されていたと明かすと、エルメロイⅡ世は**「カルデアの要」「最も大切な核心」**と呼び、外部から介入できるものではないと驚く。実際、それが可能だったのは、科学と魔術の双方でほぼ頂点にいる機神が、カルデアのデメテルという専用のバックドアを持っていたからだった。

  • 〔エピローグ〕ダ・ヴィンチ —「あー、それなんだけど…… どうやら、霊基グラフに介入されていたらしいんだ。」 / エルメロイⅡ世 —「霊基グラフは、カルデアの要だろう。 最も大切な核心と言っていい。」 (この場面を読む

→ 章別解説: 幸福累計都市 ドバイ幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO春の終わりに君を待つ

読み取れる設定

  • 確定: 霊基グラフはカルデアが取得したサーヴァント霊基の記録媒体であり、旅の履歴そのもの(ダ・ヴィンチ、序)。
  • 確定: 最低限のエネルギー投入で一騎分の召喚が可能(ムニエル、Lostbelt No.1)。
  • 確定: 基底状態/励起状態の二状態を持つ(シオン、ミクトラン/ネモ・マリーンD、終章)。
  • 確定: 退去したサーヴァントは霊基グラフへ返還される(ダ・ヴィンチ、ツングースカ)。
  • 確定: 霊基消滅は霊基グラフ側のデータ喪失を伴いうる(マシュ、ミクトラン)。
  • 確定: 霊基グラフ経由の召喚は戦闘時のみの一時召喚に限られる場合がある。ホームズ「召喚に関しては、霊基グラフからの即時召喚―――」「戦闘時のみの一時的召喚に限られる。」(オリュンポス)。
  • 確定: 並列励起による迎撃術式が構築できる(終章、ダ・ヴィンチが読み上げる敵側の評「『ふん。霊基グラフを並列励起させての迎撃術式か。」)。
  • 確定: 霊基グラフは外部から介入されうる。ダ・ヴィンチ「どうやら、霊基グラフに介入されていたらしいんだ。」(春の終わりに君を待つ)。
  • 確定: クラス単位で異常が発生しうる。ダ・ヴィンチ「彼女だけじゃなくて全ての」「ムーンキャンサーの霊基グラフに異常が見られる。」(ドバイ)。
  • 確定: 未登録の英霊は「未知の英霊」と判定される。マシュ「はい。カルデアの霊基グラフには」「登録されていない、未知の英霊かと。」(ホワイトデー2020)。
  • 確定: 霊基グラフには真名が登録される。ダ・ヴィンチ「霊基グラフに登録された真名は、うん。」(小野小町古今抄)。
  • 確定: 記録されているのは「縁」である。ダ・ヴィンチ「ありていに言って、“縁”が 記録されたグラフを複製してある。」(序)。→ 触媒が召喚時に作る縁を、記録として持ち歩けるようにしたものにあたる。
  • 確定: 起動には霊脈と電力が要り、単体では機能しない。マシュ「ですが、霊基グラフだけあっても この異聞帯では使えません。」(Lostbelt No.3)。
  • 確定: 霊基グラフ経由の召喚では、以前の特異点での経験が引き継がれることがある。ニトクリス「このような『経験の引き継ぎ』も 起こりえるのでしょう。」(ミクトラン)。
  • 確定: 同じ真名でも、霊基グラフと一致しなければ別個体と判定される。マシュ「霊基グラフ、一致しません。」(Lostbelt No.1)。異聞帯の同名サーヴァントを汎人類史の既知の一騎と区別する根拠になる。
  • 確定: 新規登録には霊基観測が要る。マシュ「あの……シバによる霊基観測、安定しました。 霊基グラフ、ばっちり登録できそうです。」(ミクトラン)。→ シバ
  • 確定: 登録データを敵に把握されると強制退去の的になる。徐福「一度捕まって霊基グラフを把握されてるからさ。」(奏章Ⅲ)。
  • 確定: 退去に際して「霊基の影」を残すことができる。巌窟王「ならば、我らの影を霊基グラフに残す。 霊基の影だ。」(奏章Ⅱ)。
  • 確定: 生存中の人物が登録された例外がある。オルガマリー「グレイはそのひとり。生きたままサーヴァント化して カルデアの霊基グラフに登録された例。」(春の終わりに君を待つ)。

揺れ・矛盾

  • 霊基グラフ内在と現界の区別: 奏章Ⅱでダ・ヴィンチは「霊基グラフに登録されてた、とかじゃなくて」「ボーダー内にしっかり現界してるんだ。」と、登録と現界を明確に区別する。一方ジャンヌ・オルタは「多分、霊基グラフに戻ってる。」と、退去先としての霊基グラフを語る。データ保管と実体現界の境界は概ね一貫しているが、「戻る」と「返還される」で能動性の表現が揺れる。
  • 別名「霊基データ」の実態: 登録別名「霊基データ」の用例は全1件のみ(落涙の翼、ライネス「霊基データのみ、エフェメロスの保有している」)。しかもカルデアの霊基グラフではなく敵側の保持形態を指しており、同義語として扱うのは不適切。
  • 認知度: 奏章Ⅱでナイチンゲールが「霊基グラフとは何です。」「オカルトですか?」と述べるように、サーヴァント側には共有されていない管理概念である。

関連

引用元の人物

言及の多い章

引用と検証について

分類: クラス・霊基 / 別名・表記ゆれ: 霊基データ

FGO全シナリオ(151章・110万行)を全文走査した結果、この語(および別名)を含む台詞は 185件(同一章内の重複台詞を除いた実数 99件)、33章にわたる。 本ページには 全件 を掲載する。

付録: 原文引用アーカイブ

原文引用アーカイブ(機械収集・96 本)— 本文で扱わなかった言及もここに残してある

章の並び順は war ID 順(メインストーリー → 幕間 → イベント → バレンタイン)。引用は演出タグ除去後の表示テキストそのままで、原文の改行位置ごとに鉤括弧で区切っている。

序/2017年 12月26日

  • ホームズ —「魔術協会の動向の調査、霊基グラフの隠匿、」「各サーヴァントたちの退去―――」
  • ダ・ヴィンチ —「連中が探しているのはこの霊基グラフだろう。」
  • ダ・ヴィンチ —「それを持って、早く!」「その霊基グラフをやつらに渡してはいけない!」
  • ダ・ヴィンチ —「なにも便利だからってワケじゃないぜ?」「その霊基グラフは、キミたちの旅の証明(れきし)だ。」

Lostbelt No.1 永久凍土帝国 アナスタシア

  • キリシュタリア —「1時間ほど前、私のサーヴァントの一騎が」「『霊基グラフ』と『召喚武装(ラウンドサークル)』の出現を予言した。」「霊基グラフはカルデアのもの。」「召喚サークルはマシュ・キリエライトが持つ円卓だろう。」
  • ムニエル —「この霊基グラフに最低限のエネルギーを送り込めば、」「サーヴァント一騎分の召喚は可能になる。」
  • ホームズ —「(汎人類史の霊基グラフを持つ我々が現れた事で」「 連鎖召喚されたのか、あるいは―――)」
  • アヴィケブロン —「そうすることで、召喚ラインも強化される。」「君の持つ霊基グラフも活用できるだろう。」
  • ホームズ —「霊基グラフにない、ミスターマスターの」「知らないサーヴァントか。」
  • マシュ —「……マスター。」「霊基グラフ、一致しません。」

Lostbelt No.3 人智統合真国 シン

  • シオン —「おや。ではカルデアの霊基グラフを使った」「サーヴァント召喚はその後ね。」
  • ダ・ヴィンチ —「カルデアの霊基グラフから再召喚した、」「記念すべき助っ人第1号―――」
  • ホームズ —「ところでダ・ヴィンチ。」「先程の霊基グラフのトラブルというのは?」
  • ダ・ヴィンチ —「ま、なのでそっちの召喚はあっさり諦めて、」「カルデアの霊基グラフからの召喚に切り替えました。」
  • ホームズ —「なぜこの異聞帯の霊脈で、」「霊基グラフが作動しなかったのか、だ。」
  • 荊軻 —「霊基グラフ!?」「じゃあ本当にボーダーは……」
  • 荊軻 —「だがホームズはマスターの」「手元に霊基グラフを届けるのを優先した。」
  • マシュ —「ですが、霊基グラフだけあっても」「この異聞帯では使えません。」
  • ホームズ —「(幸い、彼らは霊基グラフの重要性には」「 まるで気付いていないようだからね)」
  • 哪吒 —「……ッ? 霊基グラフが、変だ。すごく熱い。」
  • 荊軻 —「その可能性は高い。霊基グラフがあんな反応を」「示した直後だ。偶然とは思えない。」

Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ

  • ダ・ヴィンチ —「カルデアの霊基グラフから、最有力候補として」「ラーマ、カルナ、アルジュナ、パールヴァティーの四騎を」

Lostbelt No.5 星間都市山脈 オリュンポス

  • ホームズ —「召喚に関しては、霊基グラフからの即時召喚―――」「戦闘時のみの一時的召喚に限られる。」
  • ネモ —「当艦に設置されたカルデアの霊基グラフからも、」「その記録は『無かった事』となっている。」

Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ

  • ダ・ヴィンチ —「さきほど確認したが、ボーダーに移した霊基グラフは」「すべて停止状態に落ちている。」
  • ダ・ヴィンチ —「なんか霊基グラフが光り出して、」「にゃーにゃー声が聞こえてきてるんだ!」

非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ

  • ネモ・プロフェッサー —「ビーストⅣの反応が消えた事で、」「霊基グラフも正常に戻ってます~。」
  • シオン —「ホームズ氏。」「霊基グラフの輸送、よろしくお願いします。」
  • ホームズ —「―――!」「では、霊基グラフを輸送するというのは……!」
  • ホームズ —「霊基グラフは私が所持している。」「急いで脱出しよう。」
  • ハベトロット —「戻るのは霊基グラフじゃなくて、」「ブラックバレルに設定して休眠モードに入るんだわ!」
  • ダ・ヴィンチ —「現界を維持できずに退去していってる……」「強制的に、霊基グラフへと返還されているんだ!」
  • ダ・ヴィンチ —「伝説の人物はこれまでも相当、」「霊基グラフに登録されてるけどね、うん!」

死想顕現界域 トラオム

  • ヴラド三世 —「マスターの魔力負担も考えると、」「カルデアの霊基グラフに退去した方がよさそうだ。」

Lostbelt No.7 黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン

  • ニトクリス —「そのようですね。カルデアが記録した」「霊基グラフからの召喚であれば、」
  • マシュ —「この威圧、本物です!」「霊基パターンも、カルデアの霊基グラフと一致しています!」
  • シオン —「カルデアの霊基グラフから、ケツァル・コアトルの」「権能を再現、コーティングしています。」
  • マシュ —「あの……シバによる霊基観測、安定しました。」「霊基グラフ、ばっちり登録できそうです。」
  • マシュ —「……ニトクリスさんの霊基消滅を確認しました。」「ボーダーで保管されている霊基グラフも、おそらく……」
  • シオン —「全サーヴァントの霊基グラフを」「基底状態から励起状態にセットアップ。」

オーディール・コール

  • ネモ —「サーヴァントたちの召喚を解除し、」「霊基グラフに退去させて!」

奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド

  • ダ・ヴィンチ —「霊基グラフに登録されてた、とかじゃなくて」「ボーダー内にしっかり現界してるんだ。」
  • カドック —「現状、霊基グラフにある英霊たちの維持だけでも」「相当のコストを支払い続けている筈だ。」
  • ジャンヌ・オルタ —「ディオスクロイも同じ。」「多分、霊基グラフに戻ってる。」
  • (地の文) —「みんな、霊基グラフから―――」
  • ナイチンゲール —「霊基グラフとは何です。」「オカルトですか?」
  • 巌窟王 —「ならば、我らの影を霊基グラフに残す。」「霊基の影だ。」

奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション

  • BBコスモ —「消滅の際、霊核が無事なら霊基グラフも無事なので」「カルデアに戻るでしょう。」
  • ジナコ —「リップは彫像状態で固まってた。」「霊基グラフの状態、と言えばわかる?」
  • パッションリップ —「そこはカルデアの霊基グラフに登録されている」「パッションリップと変わりません。」
  • ジナコ —「でもカルデアの霊基グラフから喚(よ)ばれた」「サーヴァントだから、半分はカルデア側かなー。」
  • ジナコ —「アイツはカルデアの霊基グラフのサーヴァントだけど、」「カルデア側じゃないっス。」
  • 徐福 —「とくに私とXX・オルタ、ニキチ&テノチはヤバい。」「一度捕まって霊基グラフを把握されてるからさ。」
  • マシュ —「ではリップさんもカルデアに、もう?」「消滅による霊基グラフの損失もなく?」

終章

  • ネモ —「サーヴァントたちの召喚を解除し、」「霊基グラフに退去させて!」
  • ダ・ヴィンチ —「『ふん。霊基グラフを並列励起させての迎撃術式か。」「 貴様らの思い上がりも極まったな』」
  • ダ・ヴィンチ —「シオンは電算室!」「霊基グラフ、AからEグループまで召喚準備!」
  • ネモ・マリーンD —「サーヴァント並列召喚システムも同じく……」「ぜんぜんダメ、霊基グラフが基底状態で反応しなーい!」
  • ダ・ヴィンチ —「今まで取得した霊基グラフもなくなっている筈だ。」「最新のものから順番にね。」

???編 郷愁永巡刻盤 パスト・カルデア

  • トマリン —「サーヴァントが霊基グラフに戻ったのも、」「確認できました。終了です!」

幕間の物語

  • ダ・ヴィンチ —「実働スタッフが減った事で確認が遅れてしまった。」「霊基グラフのチェックは常時しているんだが。」
  • ダ・ヴィンチ —「カルデアの霊基グラフにはない英霊だが、」「なぜこんなところに?」

ホワイトデー2020

  • マシュ —「はい。カルデアの霊基グラフには」「登録されていない、未知の英霊かと。」

15人の理知的なメガネたち

  • アルジュナ・オルタ —「カルデアの霊基グラフに登録してある、」「誰かが召喚されるのでしょうね。」

小野小町古今抄 ~雪消月のキラキラ蓮華~

  • ダ・ヴィンチ —「霊基グラフに登録された真名は、うん。」「小野小町で間違いないね。」

落涙の翼

  • ライネス —「霊基データのみ、エフェメロスの保有している」「虚数空間に保持、ということだ。」

インドラの大試練 ~巡るブロークン・スカイ~

  • ダ・ヴィンチ —「霊基反応が微妙に曖昧になって追えなくなってる」「霊基グラフがあるような、ないような、みたいな……。」「ビーマの霊基グラフも同じく不安定なんだ。」「だから候補には含まれなかった。」
  • ラーマ —「そう言えばダ・ヴィンチが」「『ビーマの霊基グラフが不安定』と言っていたか。」

アフタータイム・バレンタイン2026 ~お母さんチョコの謎~

  • オルガマリー —「サーヴァントも精神を有する知性体だから、」「霊体化や霊基グラフでは負荷(ストレス)が掛かってしまう。」

徳川廻天迷宮 大奥

  • シオン —「霊基グラフは稼働していても、」「召喚できるサーヴァントはゼロ。」

幻想蒐集領域 パッチワーク・ロンドン

  • マシュ —「ダメ……通信が確立……できない……」「とにかく……せめて……霊基グラフの……トランクを……」
  • ライネス —「霊基グラフ?」
  • ライネス —「ああ、最初の霊基グラフのことを言ってた通信。」「あれだけが本物だったのか。」

凹型虚数怪理 イマジナリ・トレンチ

  • ネモ —「いわば、ここはカルデアの出張所みたいなものだ。」「故に、霊基グラフを利用した召喚が可能となる。」
  • ネモ・プロフェッサー —「……。どうやら人選ロジックが適性検索の過程で」「エラーを吐き、最適な霊基グラフの特定に失敗、」
  • シオン —「ゴルドルフ氏や他スタッフも休息中……」「霊基グラフも全て正常、か……」
  • スカサハ=スカディ —「一応、教授とともに霊基グラフを検証したのだが、」「どうやらスキルに対し不正改竄(かいざん)があった模様だ。」

北極魔園観光アークティック・サマーワールド

  • クー・フーリン —「魔力が尽きて、霊基どころか霊核が消滅する。」「そうすりゃカルデアの霊基グラフから完全退去だ。」

螺旋証明世界 リリムハーロット

  • ダ・ヴィンチ —「霊基グラフに該当あり!」「これは……!」

夢幻泡影盈月

  • ダ・ヴィンチ —「霊基グラフに、該当サーヴァントは無し。」「でもこの霊基パターンは……」

五月連休温泉 隈乃

  • マシュ —「―――霊基グラフ獲得。」「―――霊基出力開始。」

幸福累計都市 ドバイ

  • ダ・ヴィンチ —「ええと、なになに……」「『霊基グラフの情報異常を検知』……?」「ホントだ、ガネーシャの霊基グラフがおかしくなってる。」「元々少しおかしいけど、これは明確に変だ。」
  • ダ・ヴィンチ —「キミを含め、特定のクラスのサーヴァントたちの」「霊基グラフが全て、」
  • ダ・ヴィンチ —「彼女だけじゃなくて全ての」「ムーンキャンサーの霊基グラフに異常が見られる。」
  • ダ・ヴィンチ —「あ、ちょっと待った! 別の話だけど、」「この霊基グラフの異常に心当たりは―――」

幕末チャンバラ神話 ぐだぐだ新選組・ジ・エンド REVENGE OF MAKOTO

  • ダ・ヴィンチ —「なんてことだ……」「霊基グラフに異常反応が出ていたなんて。」
  • ダ・ヴィンチ —「もともと、彼女は霊基グラフの記録自体があやふやでね。」
  • 坂本龍馬 —「それにしたって、一時的にでもカルデアの霊基グラフに」「干渉したとなると聖杯の力だけでは……。」
  • 魔王信長 —「おまえのう、わしの霊基グラフとやら、ちゃんと確認したか?」
  • 魔王信長 —「じゃから、敵を知り己を何とか、っていうじゃろ、」「もっと霊基グラフの前の方見んかったの、貴様。」

完結南瓜惑星ハロウィンプラネット

  • メカエリチャンⅡ号機 —「霊体化して隠れているわけでもないし、」「霊基グラフに戻った訳でもない。」

春の終わりに君を待つ

  • マシュ —「今確認しましたが、霊基グラフのデメテルさんの」「データが観測不能になっています!」
  • オルガマリー —「グレイはそのひとり。生きたままサーヴァント化して」「カルデアの霊基グラフに登録された例。」
  • ダ・ヴィンチ —「あー、それなんだけど……」「どうやら、霊基グラフに介入されていたらしいんだ。」
  • エルメロイⅡ世 —「何? 霊基グラフは、カルデアの要だろう。」「最も大切な核心と言っていい。」

NFFエクストラ

  • コヤンスカヤ —「そこはそれ、霊基グラフの奇跡、という事で。」